JPH02115075A - ツートン塗装方法 - Google Patents

ツートン塗装方法

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JPH02115075A
JPH02115075A JP26587688A JP26587688A JPH02115075A JP H02115075 A JPH02115075 A JP H02115075A JP 26587688 A JP26587688 A JP 26587688A JP 26587688 A JP26587688 A JP 26587688A JP H02115075 A JPH02115075 A JP H02115075A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tape
primer
coating
masking
metal fitting
Prior art date
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Pending
Application number
JP26587688A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hayashi
啓 林
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Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
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Publication of JPH02115075A publication Critical patent/JPH02115075A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車体等のツートン塗装方法に関するものであ
る。
(従来の技術) 車体の一部にラインを入れる等のツートン塗装を施した
車体が普及しており、このようなツートン塗装の方法と
しては特開昭80−118266号公報に示されている
ような方法がある。例えば第4図に示すように黒色の樹
脂により形成されたバンパー用樹脂成形品1を白色に塗
装し、この白色塗布部2の中央の所定部位3に未塗装部
分を残すことにより黒色ラインを形成する等のように、
樹脂成形品にツートン塗装を施す際には、マスキングテ
ープ等のマスキング材を利用して塗装を行う。すなわち
所定部位3をマスキングテープ(図示せず)により覆い
白色塗布部2を露出させ塗料を塗布し塗膜5を形成した
後、このテープを剥すことにより所定部位3にラインを
形成する。しかし、第5図に示すように所定部位3上の
テープ4の見切り部4aの貼着を完全にするためテープ
見切り部4aの押え工程が必要である。このため第6図
に示すようにSUS製のヘラ6等を用いてテープ4の見
切り部4aを貼着面側へ押圧し見切り部4aを貼着面2
に密着させる工程が設けられている。またさらに樹脂製
の成形品1への前記塗料の密着性を良くするため、成形
品1の表面にプライマ塗装あるいはプラズマ処理を施す
工程が設けられている。この工程は一般的には前記見切
り部押圧工程の後に行われる。以下このようなツートン
塗装の工程を簡単に説明する。例えば表面処理としてプ
ライマ塗装を施す場合には、成形品1を蒸気洗浄しマス
キングテープ4を所定部位3に貼着し、このマスキング
テープ4の見切り部4aを前述したような方法で押さえ
てテープ4を所定部位3に確実に密着させた後、プライ
マ塗装を施し、上塗塗装を行い焼付けを行った後前記テ
ープ4を剥す方法がとられる。
また表面処理としてプラズマ処理を施す場合には成形品
1の所定部位3にテープ4を貼着し、前述したような方
法でテープ4の見切り部4aを押圧した後、一般的な方
法を用いてプラズマ処理を施し、上塗塗装および焼付け
をしてテープ4を剥しライン形成を行う方法がとられる
(発明が解決しようとする課題) しかし、前記マスキングテープは非常に薄いためヘラに
より見切り部を押える場合、成形品表面にヘラが当接し
、成形品側の見切り部分が荒らされてしまうという不都
合が生ずる。このように傷つき等の発生した成形品の見
切り部の表面上にプライマ塗布またはプラズマ処理工程
を施すことは塗料密着性の向上というこれらの工程が目
的とする効果の面から好ましくない。
また実質的に前述したような方法によると塗膜形成後の
テープ剥し時、テープと共に塗膜の界面が剥れるという
不都合が特に表面処理としてプラズマ処理を行った場合
に多く生ずる。このためツートン塗装の外観が低下する
本発明はこれらの課題に鑑み、塗料のニジミ出し及び剥
離を防止でき外観のよいツートン塗装を行うことができ
るツートン塗装方法の提供を目的とする。
(課題を解決するための手段) 樹脂製の被塗装物にマスキング材を利用してツートン塗
装を行う方法において、前記被塗装物に表面処理として
プライマ塗布もしくはプラズマ処理を施す一方、この被
塗装物の所定部位にマスキング材を位置決めして接着し
、このマスキング材の見切り部をプライマ材料が付着せ
しめられた部材により押圧し、しかる後塗装を行うこと
を特徴とする。
尚、前記プライマ材料は前記表面処理としてプライマ塗
布を行う際にプライマとして使用しうるものであればど
の様なものでもよい。また前記表面処理としてプライマ
塗布が行われる場合、そのプライマ塗布に使用されるプ
ライマと前記プライマ材料とは同一であってもよいし異
ってもよい。
(作  用) 本発明は前述したような部材によりマスキング材の見切
り部の抑圧を行うため、見切り部が被塗装物の所定部位
に確実に密着せしめられさらにこれと同時にこの見切り
部付近にプライマ材料が塗布される。
(実 施 例) 以下、図面を用いて本発明のツートン塗装方法を説明す
る。本実施例も第4図に示したように車体のバンバ用樹
脂成形品1の所定部位3にテープ状のマスキング材であ
るマスキングテープを位置決めして接着し、露出部分に
所定の色の塗料の塗布を行い塗膜を形成するもので、塗
料の密着をよくするため従来と略同様の方法でプライマ
の塗布やプラズマ処理工程が設けられている。
前記マスキングテープの位置決め接着後、このテープの
見切り部4aと所定部位3とを密着させるため第1図に
示す部材10で見切り部4aに押圧を加える。この部材
10は液体状のプライマ材料11(以下、プライマ液と
いう)が収容されたガラスビン12の開口部にシール部
材13およびキャップ14が配設され、フェルト製の押
圧部15が開口部から突出せしめられてなる。この押圧
部15はガラスビン12の開口部より内方へ嵌入され、
ビン12内の端部に金具16が配設されている。抑圧部
15の未押圧時にはビン12内のプライマ液11が押圧
部15側へ流れ出ないようこの金具IBがシール部材1
3と当接する閉鎖位置にスプリング17により支持され
ているが押圧部15により押圧が行われるとスプリング
17が収縮し金具1Bが前述したシール部材13との当
接位置からビン12内方へ入り込み、金具16とシール
部材13との隙間よりプライマ液11が抑圧部15に湿
潤する機能を有する。このため押圧部15の押圧時には
押圧部15からプライマ液11がしみ出し被押圧面にプ
ライマ液が塗布される。
なお、前記プライマ液11としては、大気中の水分を吸
って固まる特性を有する吸湿硬化型プライマが適当であ
る。したがってこの部材10によりテープ4の見切り部
4aに押圧を加えると前記プライマ液11がテープ4の
見切り部4aの界面に塗布される。実際にはこの部材1
0による押圧の際テープ4の見切り部4a付近全体にプ
ライマ液11が塗布されるため第2図に示すようにテー
プ4の見切り部4a付近にプライマ層11aが形成され
る。この成形品1は次工程として前述したような表面処
理であるプライマ塗布またはプラズマ処理が施され、そ
の後非マスキング部位への塗料の塗布が行われ塗膜5が
形成される。前記プライマ層11a上の塗膜5は高い密
着度で塗布面に密着されている。したがって第3図に示
すようにマスキングテープ4を剥離した際、不要塗布部
5aのみがテープ4と共に取除かれ、テープ4と境界面
の塗膜5の一部がこのテープ4と共に引き剥されること
が防止できる。
また、前記表面処理は、前記部材10によるテープ見切
り部4aへの押圧工程を施す前に行ってもよい。その際
には所定部位3にマスキングテープ4を接着した後、一
般的な方法と略同様な方法によりプライマの塗布または
プラズマ処理を施す。この後、前記部材10により、テ
ープ4の見切り部4aに押圧を加え、プライマ層11a
を形成しその上に塗料塗布を行い塗膜5を形成する。こ
の場合も前述したテープ4の引き剥し時と全く同様にテ
ープ4との境界部の塗膜5を引き剥すことなくテープ4
を取り除くことができる。
以下実施例を用いて説明する。
樹脂成形品のバンバ(三井石油化学(株)製ミラストマ
)の所定位置にマスキングテープを貼着しプラズマ処理
(02+N2ガス、10秒)を施した後、前述したよう
なフェルト製の抑圧部15を有する器具10を用いてマ
スキングテープの見切り部に抑圧を加えた。この器具1
0のガラスビン内にはプライマ材料として吸湿硬化型塩
素化ポリオレフィンプライマ(3M(株)製、k500
プライマ)が入っており、押圧部15による押圧に伴っ
てプライマ液11が抑圧部15に湿潤し、押圧されたマ
スキングテープの見切り部付近にプライマ層11aが形
成された。その後、非マスキング部分およびこのプライ
マ層11上に塗料(日本ビーケミカル(株)製、R−2
71ウレタン塗料)を塗布し、焼付け(90℃Xao 
l1in)を行った後、前記マスキングテープの引き剥
しを行ってツートン塗装のバンパを形成した。
このようにしてツートン塗装が施されたパンパのツート
ン塗装境界部は、いわゆるマスキングテープ引き剥し時
の塗膜の引剥れは全く見られなかった。また本実施例に
おける塗膜性能は次のようであった。
これに対し、前記テープ見切り部への抑圧を従来の一般
的な方法のようにプライマ液が湿潤することないSUS
製のヘラで行い、他は前記実施例と略同様の方法でツー
トン塗装を施したバンパを従来例として同様の面性能を
調べた。
前記の結果かられかるように実施例においては従来例に
比べ180°ピ一リング強度も高く、耐温水試験共に良
好な結果が得られた。
また、実施例において表面処理としてプラズマ処理のか
わりにプライマ塗装を施した場合も同様の効果が得られ
ることは言うまでもない。
(発明の効果) 本発明のツートン塗装方法はマスキングテープの見切り
部をプライマ材料が付着せしめられた部材により抑圧を
加えるため、見切り部分が被貼着面に確実に密着せしめ
られると同時に見切り部分付近にプライマ材料が付着せ
しめられる。このため塗料塗布後見切り部のマスキング
テープ下方に塗料が浸透することなく塗料が精密に塗布
されると同時に付着せしめられた前記プライマ材料によ
り塗料の塗布面への密着が確実となり、マスキングテー
プ剥離時もテープ見切り部との境界部付近の塗料がテー
プと共に剥離され、塗膜が破壊されるのを防止できる。
このように合理的方法により外観のよいツートン塗装を
行うことができる点で本発明のツートン塗装方法は大変
効果的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のツートン塗装方法の一実施例に用いる
器具を示す断面図、 第2図は前記実施例のマスキングテープ剥離前の断面略
図、 第3図は第2図に示す実施例のマスキングテープ剥離後
の断面略図、 第4図は樹脂製の被塗装物の一例を示す断面図、第5図
は従来の方法によるツートン塗装方法の一例を示す断面
略図、 第6図は、従来のツートン塗装方法における抑圧方法を
示す側面略図である。 1・・・被塗装物(バンパ用樹脂成形品)3・・・所定
部位 4・・・マスキング材(テープ)・ 4a・・・見切り 部 11・・・プライマ材料 第1図 筆4図 第5図 第2図 第6図 第3図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 樹脂製の被塗装物にマスキング材を利用してツートン塗
    装を行う方法において、前記被塗装物に表面処理として
    プライマ塗布もしくはプラズマ処理を施す一方、この被
    塗装物の所定部位にマスキング材を位置決めして接着し
    、このマスキング材の見切り部をプライマ材料が付着せ
    しめられた部材により押圧し、しかる後塗装を行うこと
    を特徴とするツートン塗装方法。
JP26587688A 1988-10-21 1988-10-21 ツートン塗装方法 Pending JPH02115075A (ja)

Priority Applications (1)

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JP26587688A JPH02115075A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 ツートン塗装方法

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JP26587688A JPH02115075A (ja) 1988-10-21 1988-10-21 ツートン塗装方法

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JP (1) JPH02115075A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04200775A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Toyota Auto Body Co Ltd 塗装見切り用マスキングテープの圧着方法
JPH081082A (ja) * 1994-06-20 1996-01-09 Kanto Auto Works Ltd 樹脂バンパの塗装方法
JP2005138080A (ja) * 2003-11-10 2005-06-02 Shimano Inc 管状体の周面の塗装方法

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