JPS6336303B2 - - Google Patents
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- JPS6336303B2 JPS6336303B2 JP5153582A JP5153582A JPS6336303B2 JP S6336303 B2 JPS6336303 B2 JP S6336303B2 JP 5153582 A JP5153582 A JP 5153582A JP 5153582 A JP5153582 A JP 5153582A JP S6336303 B2 JPS6336303 B2 JP S6336303B2
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Landscapes
- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はツウ・トーン塗装における新規なマス
キング方法に関する。
キング方法に関する。
自動車ボデなどの塗装においては、美観の向上
のための1つの手段としてボデを2色またはそれ
以上の色に塗り分ける、いわゆるツウ・トーン塗
装が行なわれている。
のための1つの手段としてボデを2色またはそれ
以上の色に塗り分ける、いわゆるツウ・トーン塗
装が行なわれている。
このツウ・トーン塗装は通常第1図の断面図に
示されるごとく、ボデ1(電着塗装、中塗り塗装
などが施されている)のうえに第1色目の塗装2
を施し、この第1色目の塗装2のうえに重ねて部
分的に第2色目の塗装3を施すことによつて行な
われるが、第1色目の塗装2と第2色目の塗装3
の境界の形成にはマスキングテープが使用され
る。すなわち第2図に示されるごとく、第1色目
の塗装2の第2色目の塗装3との境界部となるべ
き部分にマスキングテープ4を貼着し、そのうえ
に耐熱性粘着テープ6が貼着されているマスキン
グ紙5の縁部を部分的に重ねて固着し、しかるの
ち第2色目の塗装3を施し、ついでマスキングテ
ープ4をマスキング紙5および耐熱性粘着テープ
6とともに剥離することによつて第1色目の塗装
2と第2色目の塗装3との境界を明確に形成して
いる。
示されるごとく、ボデ1(電着塗装、中塗り塗装
などが施されている)のうえに第1色目の塗装2
を施し、この第1色目の塗装2のうえに重ねて部
分的に第2色目の塗装3を施すことによつて行な
われるが、第1色目の塗装2と第2色目の塗装3
の境界の形成にはマスキングテープが使用され
る。すなわち第2図に示されるごとく、第1色目
の塗装2の第2色目の塗装3との境界部となるべ
き部分にマスキングテープ4を貼着し、そのうえ
に耐熱性粘着テープ6が貼着されているマスキン
グ紙5の縁部を部分的に重ねて固着し、しかるの
ち第2色目の塗装3を施し、ついでマスキングテ
ープ4をマスキング紙5および耐熱性粘着テープ
6とともに剥離することによつて第1色目の塗装
2と第2色目の塗装3との境界を明確に形成して
いる。
従来法においては、前記マスキングテープ4と
して第3図に示されるごときテープ基材4aの片
面の全面に粘着剤層4bを形成したものが使用さ
れているが、かかるマスキングテープを第1色目
の塗装2のうえに圧着すると、第4図に示される
ごとくマスキングテープ4の両側部に粘着剤がは
み出し、そのままの状態で第2色目の塗装3を施
し、マスキングテープ4を剥離すると、第5図に
示されるごとくはみ出した部分の粘着剤がマスキ
ングテープ4とともに一緒にとれずに残留し、ス
ジ目7として残り、外観不良となる。第1色目の
塗装2の塗色が黒などのばあいはとくにこのスジ
目7が目立ちやすい。このため従来法において
は、マスキングテープ4を剥離したのちさらにス
ジ目7を除去する作業が必要となり、仕上げ工数
がふえるという問題がある。なお、従来のマスキ
ングテープ4を使用するばあいは第4図に示され
るごとく第1色目の塗装2と第2色目の塗装3の
境界の方にもはみ出すが、こちらの方は両塗装の
境界なので目立たず、また大部分は第2色目の塗
装3で被覆されるため、とくに問題とならない。
して第3図に示されるごときテープ基材4aの片
面の全面に粘着剤層4bを形成したものが使用さ
れているが、かかるマスキングテープを第1色目
の塗装2のうえに圧着すると、第4図に示される
ごとくマスキングテープ4の両側部に粘着剤がは
み出し、そのままの状態で第2色目の塗装3を施
し、マスキングテープ4を剥離すると、第5図に
示されるごとくはみ出した部分の粘着剤がマスキ
ングテープ4とともに一緒にとれずに残留し、ス
ジ目7として残り、外観不良となる。第1色目の
塗装2の塗色が黒などのばあいはとくにこのスジ
目7が目立ちやすい。このため従来法において
は、マスキングテープ4を剥離したのちさらにス
ジ目7を除去する作業が必要となり、仕上げ工数
がふえるという問題がある。なお、従来のマスキ
ングテープ4を使用するばあいは第4図に示され
るごとく第1色目の塗装2と第2色目の塗装3の
境界の方にもはみ出すが、こちらの方は両塗装の
境界なので目立たず、また大部分は第2色目の塗
装3で被覆されるため、とくに問題とならない。
なおツウ・トーン塗装法としては第6図に示さ
れるごとく、ボデ1の部分的に第1色目の塗装8
を施し、これと部分的に重なり合うように第2色
目の塗装9をボデ1の残りの部分に施す方法があ
るが、この方法においても従来のマスキングテー
プ4を使用するかぎりスジ目発生の問題がある。
れるごとく、ボデ1の部分的に第1色目の塗装8
を施し、これと部分的に重なり合うように第2色
目の塗装9をボデ1の残りの部分に施す方法があ
るが、この方法においても従来のマスキングテー
プ4を使用するかぎりスジ目発生の問題がある。
しかるに本発明者らは従来の全面に粘着剤を塗
布したマスキングテープを使用するばあいのスジ
目発生の問題を解消しうるマスキング方法を開発
すべく鋭意検討した結果、本発明の新規なマスキ
ング方法に到達した。
布したマスキングテープを使用するばあいのスジ
目発生の問題を解消しうるマスキング方法を開発
すべく鋭意検討した結果、本発明の新規なマスキ
ング方法に到達した。
すなわち本発明は、ツウ・トーン塗装に際して
異なる塗色の塗装の境界の形成に用いられるマス
キングテープとして、両塗装の境界線に対応する
端縁の反対側の端部に粘着剤層を有さないマスキ
ングテープを用いることを特徴とするツウ・トー
ン塗装におけるマスキング方法に関する。
異なる塗色の塗装の境界の形成に用いられるマス
キングテープとして、両塗装の境界線に対応する
端縁の反対側の端部に粘着剤層を有さないマスキ
ングテープを用いることを特徴とするツウ・トー
ン塗装におけるマスキング方法に関する。
つぎに図面を参照して本発明の方法を説明す
る。
る。
第7図は本発明に用いるマスキングテープの一
実施例を示す断面図であり、該マスキングテープ
11はテープ基材11aに粘着剤層11bをテー
プの長手方向における1方の端部を残して部分的
に形成したものである。
実施例を示す断面図であり、該マスキングテープ
11はテープ基材11aに粘着剤層11bをテー
プの長手方向における1方の端部を残して部分的
に形成したものである。
第8図は前記マスキングテープ11を用いるマ
スキング方法の一実施例を示す断面図であり、ボ
デ1(電着塗装、中塗り塗装などが施されてい
る)に第1色目の塗装2を施し、そのうえにマス
キングテープ11を粘着剤層11bを有する側の
端部が第1色目の塗装2とそのうえに施される第
2色目の塗装との境界に一致するように圧着す
る。その際、マスキングテープ11の該境界に対
応する端縁の反対側の端部には粘着剤層11bが
存在しないから、圧着によつても粘着剤がマスキ
ングテープ11の側部にはみ出す惧れがない。か
くのごとくマスキングテープ11を貼着したの
ち、そのうえに耐熱性粘着テープ6が貼着された
マスキング紙5の縁部を部分的に重ねて固着し、
しかるのち第2色目の塗装3を施し、ついでマス
キングテープ11をマスキング紙5および耐熱性
粘着テープ6とともに剥離すると第1色目の塗装
2と第2色目の塗装3との間に明確な境界が形成
されるが、マスキングテープ11の該境界の反対
側の側部には粘着剤がはみ出していないからマス
キングテープ11を剥離したのちに粘着剤が残る
惧れがなく、第5図に示されるごときスジ目は残
らない。なおマスキングテープ11を使用しても
第1色目の塗装2と第2色目の塗装3との境界の
方には粘着剤がはみ出す惧れはあるが、前述のご
とく目立たないため問題とならない。なお境界線
に対応する端部にも粘着剤層を有さないマスキン
グテープを用いると、位置決めができない(曲線
部に貼着するばあい粘着剤層の存在しない端部に
寄りジワが発生し、そのため境界線に対応する端
縁をあらかじめ設定された境界線に正確に合致さ
せるように貼着できない)および、境界線が明確
にでない(粘着剤層の存在しない端部と第1色目
の塗装2との間の隙間に第2色目の塗装3の塗料
が侵入するが、その侵入度合は不規則であるた
め、境界線が蛇行する)などの不具合がある。
スキング方法の一実施例を示す断面図であり、ボ
デ1(電着塗装、中塗り塗装などが施されてい
る)に第1色目の塗装2を施し、そのうえにマス
キングテープ11を粘着剤層11bを有する側の
端部が第1色目の塗装2とそのうえに施される第
2色目の塗装との境界に一致するように圧着す
る。その際、マスキングテープ11の該境界に対
応する端縁の反対側の端部には粘着剤層11bが
存在しないから、圧着によつても粘着剤がマスキ
ングテープ11の側部にはみ出す惧れがない。か
くのごとくマスキングテープ11を貼着したの
ち、そのうえに耐熱性粘着テープ6が貼着された
マスキング紙5の縁部を部分的に重ねて固着し、
しかるのち第2色目の塗装3を施し、ついでマス
キングテープ11をマスキング紙5および耐熱性
粘着テープ6とともに剥離すると第1色目の塗装
2と第2色目の塗装3との間に明確な境界が形成
されるが、マスキングテープ11の該境界の反対
側の側部には粘着剤がはみ出していないからマス
キングテープ11を剥離したのちに粘着剤が残る
惧れがなく、第5図に示されるごときスジ目は残
らない。なおマスキングテープ11を使用しても
第1色目の塗装2と第2色目の塗装3との境界の
方には粘着剤がはみ出す惧れはあるが、前述のご
とく目立たないため問題とならない。なお境界線
に対応する端部にも粘着剤層を有さないマスキン
グテープを用いると、位置決めができない(曲線
部に貼着するばあい粘着剤層の存在しない端部に
寄りジワが発生し、そのため境界線に対応する端
縁をあらかじめ設定された境界線に正確に合致さ
せるように貼着できない)および、境界線が明確
にでない(粘着剤層の存在しない端部と第1色目
の塗装2との間の隙間に第2色目の塗装3の塗料
が侵入するが、その侵入度合は不規則であるた
め、境界線が蛇行する)などの不具合がある。
このように本発明のマスキング方法によるとき
は、粘着剤の残留によるスジ目の発生が起らない
から、第1色目の塗装2と第2色目の塗装3との
境界部の外観が良好に仕上り、従来のマスキング
方法におけるごときスジ目を除くための余分の仕
上げ工程が不要である。
は、粘着剤の残留によるスジ目の発生が起らない
から、第1色目の塗装2と第2色目の塗装3との
境界部の外観が良好に仕上り、従来のマスキング
方法におけるごときスジ目を除くための余分の仕
上げ工程が不要である。
なお本発明のマスキング方法は、第6図に示さ
れるごときボデ1の部分的に第1色目の塗装8を
施し、これと部分的に重なり合うように第2色目
の塗装9をボデ1の残りの部分に施すツウ・トー
ン塗装法にも同様に適用しうるものである。
れるごときボデ1の部分的に第1色目の塗装8を
施し、これと部分的に重なり合うように第2色目
の塗装9をボデ1の残りの部分に施すツウ・トー
ン塗装法にも同様に適用しうるものである。
本発明に用いるマスキングテープ11はテープ
基材11aに粘着剤層11bを一方の端部に存在
しないように部分的に設けるという点を除いては
とくに制限されるものではなく、通常のテープ基
材および粘着剤がいずれも用いられる。たとえば
テープ基材としてはポリエステル、クラフト紙、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、セロハン、ク
レープ紙などが、粘着剤としてはアクリル樹脂、
合成ゴム、天然ゴムなどが用いられる。マスキン
グテープ11の一端部の粘着剤層11bを設けな
い部分の巾は、マスキングテープ11を第1色目
の塗装のうえに圧着したばあいに粘着剤が側部に
はみ出さないように適宜決めればよい。
基材11aに粘着剤層11bを一方の端部に存在
しないように部分的に設けるという点を除いては
とくに制限されるものではなく、通常のテープ基
材および粘着剤がいずれも用いられる。たとえば
テープ基材としてはポリエステル、クラフト紙、
ポリプロピレン、ポリ塩化ビニル、セロハン、ク
レープ紙などが、粘着剤としてはアクリル樹脂、
合成ゴム、天然ゴムなどが用いられる。マスキン
グテープ11の一端部の粘着剤層11bを設けな
い部分の巾は、マスキングテープ11を第1色目
の塗装のうえに圧着したばあいに粘着剤が側部に
はみ出さないように適宜決めればよい。
マスキング紙5および耐熱性粘着テープ6とし
ては通常のものがいずれも用いられる。
ては通常のものがいずれも用いられる。
第1色目の塗装および第2色目の塗装には通常
のソリツドカラー塗装およびメタリツクカラー塗
装がいずれも採用でき、それらはワン・コートで
あつても、ベースコートをクリヤーコートからな
るツウ・コートであつてもよい。
のソリツドカラー塗装およびメタリツクカラー塗
装がいずれも採用でき、それらはワン・コートで
あつても、ベースコートをクリヤーコートからな
るツウ・コートであつてもよい。
前記においては本発明の方法を2色のツウ・ト
ーン塗装に適用するばあいについて説明したが、
本発明の方法は3色以上の塗装にも適用できるも
のであることはもちろんである。
ーン塗装に適用するばあいについて説明したが、
本発明の方法は3色以上の塗装にも適用できるも
のであることはもちろんである。
また本発明の方法は自動車ボデのツウ・トーン
塗装のみならず、電気製品、二輪車、コンテナ、
鉄道車輌などのツウ・トーン塗装にも好適に適用
できる。
塗装のみならず、電気製品、二輪車、コンテナ、
鉄道車輌などのツウ・トーン塗装にも好適に適用
できる。
つぎに実施例および比較例をあげて本発明の方
法を説明する。
法を説明する。
実施例
第9図に示されるごときワゴンタイプの自動車
のボデにツウ・トーン塗装を施した。フロントパ
ネル12は第1図に示されるごときツウ・トーン
塗装とし、側面13は第6図に示されるごときツ
ウ・トーン塗装とした。
のボデにツウ・トーン塗装を施した。フロントパ
ネル12は第1図に示されるごときツウ・トーン
塗装とし、側面13は第6図に示されるごときツ
ウ・トーン塗装とした。
リン酸亜鉛化成処理を施したホワイトボデにポ
リブタジエン系電着塗料を乾燥膜厚約20μとなる
ように電着塗装し、ついで170℃で18分間焼付け
た。そのうえに自動車用中塗りサーフエーサーを
乾燥膜厚約20μとなるように塗装し、えられた塗
膜を乾燥させないままボデのフロントパネル全面
にベースコート用黒色ソリツドカラー塗料を乾燥
膜厚が20μとなるように塗布し、140℃で18分間
焼付けて、黒色の第1色塗膜14をえた。
リブタジエン系電着塗料を乾燥膜厚約20μとなる
ように電着塗装し、ついで170℃で18分間焼付け
た。そのうえに自動車用中塗りサーフエーサーを
乾燥膜厚約20μとなるように塗装し、えられた塗
膜を乾燥させないままボデのフロントパネル全面
にベースコート用黒色ソリツドカラー塗料を乾燥
膜厚が20μとなるように塗布し、140℃で18分間
焼付けて、黒色の第1色塗膜14をえた。
一方ボデの側面下部にアルミ粉、黒色顔料を含
有するベースコート用シルバーメタリツク色塗料
を乾燥膜厚15μとなるように塗装し、えられた塗
膜が乾燥しない状態のままでクリヤー塗料を乾燥
膜厚25μとなるように塗装し、140℃で18分間焼
付けてシルバーメタリツク色の第1色塗膜15を
えた。
有するベースコート用シルバーメタリツク色塗料
を乾燥膜厚15μとなるように塗装し、えられた塗
膜が乾燥しない状態のままでクリヤー塗料を乾燥
膜厚25μとなるように塗装し、140℃で18分間焼
付けてシルバーメタリツク色の第1色塗膜15を
えた。
つぎに巾15mmのポリエステルフイルムに合成ゴ
ム系粘着剤を一方の端部に3〜4mmの巾を残して
塗布して厚さ10〜20μの粘着剤層を形成してなる
マスキングテープをフロントパネルの第1色塗膜
14のうえに、テープの粘着剤層を有する方の端
縁が第1色塗膜とそのうえに設けられる第2色塗
膜との境界と一致するように圧着した。その際テ
ープの粘着剤層を有さない側の端部には粘着剤が
はみ出さなかつた。マスキングテープのうえに耐
熱性粘着テープが貼着されたマスキング紙の縁部
を部分的に重ね、圧着してマスキングを施した。
ム系粘着剤を一方の端部に3〜4mmの巾を残して
塗布して厚さ10〜20μの粘着剤層を形成してなる
マスキングテープをフロントパネルの第1色塗膜
14のうえに、テープの粘着剤層を有する方の端
縁が第1色塗膜とそのうえに設けられる第2色塗
膜との境界と一致するように圧着した。その際テ
ープの粘着剤層を有さない側の端部には粘着剤が
はみ出さなかつた。マスキングテープのうえに耐
熱性粘着テープが貼着されたマスキング紙の縁部
を部分的に重ね、圧着してマスキングを施した。
同様にボデの側部のシルバーメタリツク色の第
1色塗膜15上にもマスキングを施した。
1色塗膜15上にもマスキングを施した。
前記のごとくマスキングを施したボデに、赤色
顔料、アルミ粉を含有する第2色のベースコート
用レツドメタリツク色塗料を乾燥膜厚15μとなる
ように塗装し、えられた塗膜が乾燥しない状態の
ままでクリヤー塗料を乾燥膜厚25μとなるように
塗装し、140℃で18分間焼付けてレツドメタリツ
ク色の第2色塗膜16をえた。
顔料、アルミ粉を含有する第2色のベースコート
用レツドメタリツク色塗料を乾燥膜厚15μとなる
ように塗装し、えられた塗膜が乾燥しない状態の
ままでクリヤー塗料を乾燥膜厚25μとなるように
塗装し、140℃で18分間焼付けてレツドメタリツ
ク色の第2色塗膜16をえた。
ついでマスキングテープをマスキング紙および
耐熱性粘着テープとともに剥離した。
耐熱性粘着テープとともに剥離した。
えられたツウ・トーン塗装においては、フロン
トパネルの黒色の第1色塗膜14および側部下部
のシルバーメタリツク色の第1色塗膜15のうえ
には粘着剤の残留によるスジ目は認められなかつ
た。
トパネルの黒色の第1色塗膜14および側部下部
のシルバーメタリツク色の第1色塗膜15のうえ
には粘着剤の残留によるスジ目は認められなかつ
た。
比較例
マスキングテープとして実施例で用いたマスキ
ングテープの粘着剤層を全面に設けたものを使用
したほかは実施例と同様にしてツウ・トーン塗装
を施した。
ングテープの粘着剤層を全面に設けたものを使用
したほかは実施例と同様にしてツウ・トーン塗装
を施した。
えられたツウ・トーン塗装においては、フロン
トパネルの黒色の第1色塗膜14および側面下部
のシルバーメタリツク色の第1色塗膜15のうえ
に粘着剤の残留によるスジ目が認められた。
トパネルの黒色の第1色塗膜14および側面下部
のシルバーメタリツク色の第1色塗膜15のうえ
に粘着剤の残留によるスジ目が認められた。
第1図はツウ・トーン塗装の一態様を示す断面
図、第2図は第1図に示されるツウ・トーン塗装
におけるマスキング方法を示す断面図、第3図は
従来のマスキングテープの断面図、第4図は従来
のマスキングテープを第1色目の塗装のうえに圧
着したばあいに粘着剤が側部にはみ出す状態を示
す断面図、第5図は従来のマスキングテープを用
いてツウ・トーン塗装した際に発生するスジ目の
状態を示す見取図、第6図はツウ・トーン塗装の
他の態様を示す断面図、第7図は本発明に用いる
マスキングテープの一実施態様を示す断面図、第
8図は本発明のマスキング方法の一実施態様を示
す断面図、第9図は実施例においてツウ・トーン
塗装が施されたワゴンタイプの自動車のボデを示
す見取図である。 (図面の主要符号)、1:ボデ、2,8:第1
色目の塗装、3,9:第2色目の塗装、11:マ
スキングテープ、11a:テープ基材、11b:
粘着剤層。
図、第2図は第1図に示されるツウ・トーン塗装
におけるマスキング方法を示す断面図、第3図は
従来のマスキングテープの断面図、第4図は従来
のマスキングテープを第1色目の塗装のうえに圧
着したばあいに粘着剤が側部にはみ出す状態を示
す断面図、第5図は従来のマスキングテープを用
いてツウ・トーン塗装した際に発生するスジ目の
状態を示す見取図、第6図はツウ・トーン塗装の
他の態様を示す断面図、第7図は本発明に用いる
マスキングテープの一実施態様を示す断面図、第
8図は本発明のマスキング方法の一実施態様を示
す断面図、第9図は実施例においてツウ・トーン
塗装が施されたワゴンタイプの自動車のボデを示
す見取図である。 (図面の主要符号)、1:ボデ、2,8:第1
色目の塗装、3,9:第2色目の塗装、11:マ
スキングテープ、11a:テープ基材、11b:
粘着剤層。
Claims (1)
- 1 ツウ・トーン塗装に際して異なる塗色の塗装
の境界の形成に用いられるマスキングテープとし
て、両塗装の境界線に対応する端縁の反対側の端
部に粘着剤層を有さないマスキングテープを用い
ることを特徴とするツウ・トーン塗装におけるマ
スキング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5153582A JPS58166960A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ツウ・ト−ン塗装におけるマスキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5153582A JPS58166960A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ツウ・ト−ン塗装におけるマスキング方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58166960A JPS58166960A (ja) | 1983-10-03 |
JPS6336303B2 true JPS6336303B2 (ja) | 1988-07-19 |
Family
ID=12889712
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5153582A Granted JPS58166960A (ja) | 1982-03-29 | 1982-03-29 | ツウ・ト−ン塗装におけるマスキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58166960A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0631501U (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-26 | 一人 飯田 | 草履用鼻緒 |
-
1982
- 1982-03-29 JP JP5153582A patent/JPS58166960A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0631501U (ja) * | 1992-10-05 | 1994-04-26 | 一人 飯田 | 草履用鼻緒 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58166960A (ja) | 1983-10-03 |
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