JPH0211235Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0211235Y2 JPH0211235Y2 JP1983099868U JP9986883U JPH0211235Y2 JP H0211235 Y2 JPH0211235 Y2 JP H0211235Y2 JP 1983099868 U JP1983099868 U JP 1983099868U JP 9986883 U JP9986883 U JP 9986883U JP H0211235 Y2 JPH0211235 Y2 JP H0211235Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover
- oil pan
- engine
- sound insulation
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000009413 insulation Methods 0.000 claims description 16
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000001771 impaired effect Effects 0.000 description 1
- 239000011148 porous material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、自動車用遮音カバーの改良に関す
る。
る。
(従来技術)
第1図に示す如く、トラツク1などにおいて
は、エンジン2やトランスミツシヨン3などの騒
音が外部に漏れるのを防止するために、エンジン
2やトランスミツシヨン3などの下方を覆う遮音
カバー4,5,6が設けられている(実開昭53−
15232号公報参照)。
は、エンジン2やトランスミツシヨン3などの騒
音が外部に漏れるのを防止するために、エンジン
2やトランスミツシヨン3などの下方を覆う遮音
カバー4,5,6が設けられている(実開昭53−
15232号公報参照)。
ところで、エンジン2のオイル交換をする場
合、上記のような遮音カバー構造であれば、エン
ジン2のオイルパンに取付けられたドレンコツク
に対向する遮音カバー4を取外す必要があるが、
多数本のボルトでフレームなどに取付けているも
のであるから、遮音カバーの取外し作業が煩わし
いものであつた。
合、上記のような遮音カバー構造であれば、エン
ジン2のオイルパンに取付けられたドレンコツク
に対向する遮音カバー4を取外す必要があるが、
多数本のボルトでフレームなどに取付けているも
のであるから、遮音カバーの取外し作業が煩わし
いものであつた。
(考案の目的)
本考案は、遮音カバーを取外すことなくドレン
コツクを迅速に操作できるようにして、作業性の
向上を図ることを基本的な目的とするものであ
る。
コツクを迅速に操作できるようにして、作業性の
向上を図ることを基本的な目的とするものであ
る。
(考案の構成)
このため本考案は、エンジンの下方を覆う断面
略U字状の遮音カバーが設けられていて、エンジ
ンのオイルパンに取付けられたドレンコツクに対
向する遮音カバーの底壁には開口孔が形成され、
該開口孔の縁部には、設定幅を有しオイルパンの
底部に接して、該開口孔とオイルパンの底部との
隙間を覆うラバー部材が取付けられていることを
特徴とするものである。
略U字状の遮音カバーが設けられていて、エンジ
ンのオイルパンに取付けられたドレンコツクに対
向する遮音カバーの底壁には開口孔が形成され、
該開口孔の縁部には、設定幅を有しオイルパンの
底部に接して、該開口孔とオイルパンの底部との
隙間を覆うラバー部材が取付けられていることを
特徴とするものである。
(考案の効果)
本考案によれば、ドレンコツクは開口孔から遮
音カバーの外部に露出するので、遮音カバーを取
外すことなくオイル交換作業をすることができ、
作業性(サービス性)が格段に向上するようにな
る。
音カバーの外部に露出するので、遮音カバーを取
外すことなくオイル交換作業をすることができ、
作業性(サービス性)が格段に向上するようにな
る。
また、開口孔の縁部に、オイルパンの底部に接
して、遮音カバーの開口孔とオイルパンの底部と
の隙間を覆うラバー部材を取付けたから、隙間か
ら騒音が漏れず、遮音性が損なわれることもな
い。
して、遮音カバーの開口孔とオイルパンの底部と
の隙間を覆うラバー部材を取付けたから、隙間か
ら騒音が漏れず、遮音性が損なわれることもな
い。
(実施例)
第3図に示すように、車体前部において、左右
のフレーム10,11の間に、第4図及び第5図
に示すように、エンジン12、クラツチ13、ト
ランスミツシヨン14が塔載され、エンジン12
の下部にはオイルパン15が付設されていて、該
オイルパン15の底部にはドレンコツク16が設
けられている。
のフレーム10,11の間に、第4図及び第5図
に示すように、エンジン12、クラツチ13、ト
ランスミツシヨン14が塔載され、エンジン12
の下部にはオイルパン15が付設されていて、該
オイルパン15の底部にはドレンコツク16が設
けられている。
一方、遮音カバー17は、エンジン12とクラ
ツチ13の前半分の下方を覆う前カバー18と、
クラツチ13の後半分とトランスミツシヨン14
の下方を覆う後カバー19とに前後に2分割して
構成する。該後カバー19は、左右フレーム1
0,11にフランジ部19a,19aをボルト2
0,……,20で締結して固定する。
ツチ13の前半分の下方を覆う前カバー18と、
クラツチ13の後半分とトランスミツシヨン14
の下方を覆う後カバー19とに前後に2分割して
構成する。該後カバー19は、左右フレーム1
0,11にフランジ部19a,19aをボルト2
0,……,20で締結して固定する。
また、前カバー18は、エンジン12のシリン
ダブロツクや左右フレーム10,11のブラケツ
トなどに側壁18a,18aをボルト21,…
…,21で締結して固定する。
ダブロツクや左右フレーム10,11のブラケツ
トなどに側壁18a,18aをボルト21,…
…,21で締結して固定する。
上記後カバー19の前部は前カバー18の後部
内側に重ね合わされていて、第6図に詳細に示す
ように前カバー18の側壁18a,18aの後部
側部分18b,18bに内方に打ち出して形成し
た係止片18c,18cを、後カバー19の前部
側縁19b,19bに噛み合わせて位置決めする
と共に、後カバー19の前部底壁19cに取付け
たウエルドナツト22,22に前カバー18の後
部底壁18dからボルト23,23を締結して、
前、後カバー18,19を着脱可能に連結する。
内側に重ね合わされていて、第6図に詳細に示す
ように前カバー18の側壁18a,18aの後部
側部分18b,18bに内方に打ち出して形成し
た係止片18c,18cを、後カバー19の前部
側縁19b,19bに噛み合わせて位置決めする
と共に、後カバー19の前部底壁19cに取付け
たウエルドナツト22,22に前カバー18の後
部底壁18dからボルト23,23を締結して、
前、後カバー18,19を着脱可能に連結する。
なお、前、後カバー18,19は一体に溶接し
てもよく、また、2分割でなく最初から一体のも
のでもよい。
てもよく、また、2分割でなく最初から一体のも
のでもよい。
上記前カバー18の前部底篇18eには、エン
ジン12のオイルパン15の外周にほぼ沿つた開
口孔(切欠き)24を形成する。
ジン12のオイルパン15の外周にほぼ沿つた開
口孔(切欠き)24を形成する。
そして、この開口孔24の縁部上面には、オイ
ルパン15の底部15aに接して三内縁が下方へ
撓み可能な設定幅を有する略コ字状のラバー部材
25を取付ける。
ルパン15の底部15aに接して三内縁が下方へ
撓み可能な設定幅を有する略コ字状のラバー部材
25を取付ける。
上記のように遮音カバー17を構成すれば、エ
ンジン12のオイルパン15のドレンコツク16
は、前カバー18の開口孔24から外部に露出し
ているので、前カバー18を取外さなくともオイ
ル交換作業ができるようになる。また、前カバー
18の開口孔24とオイルパン15の底部15a
との隙間はラバー部材25で覆われているから、
この隙間からエンジン12等の騒音が漏れること
がなく、遮音効果も維持されるようになる。
ンジン12のオイルパン15のドレンコツク16
は、前カバー18の開口孔24から外部に露出し
ているので、前カバー18を取外さなくともオイ
ル交換作業ができるようになる。また、前カバー
18の開口孔24とオイルパン15の底部15a
との隙間はラバー部材25で覆われているから、
この隙間からエンジン12等の騒音が漏れること
がなく、遮音効果も維持されるようになる。
第1図は従来の遮音カバーを取付けた自動車の
側面図、第2図は第1図の要部正面断面図、第3
図は本考案に係る遮音カバーの平面図、第4図は
第3図の側面図、第5図は第3図の正面図、第6
図は前カバーと後カバーの噛み合わせ構造を示す
斜視図である。 2……エンジン、15……オイルパン、15a
……底部、16……ドレンコツク、17……遮音
カバー、18……前カバー、19……後カバー、
24……開口孔、25……ラバー部材。
側面図、第2図は第1図の要部正面断面図、第3
図は本考案に係る遮音カバーの平面図、第4図は
第3図の側面図、第5図は第3図の正面図、第6
図は前カバーと後カバーの噛み合わせ構造を示す
斜視図である。 2……エンジン、15……オイルパン、15a
……底部、16……ドレンコツク、17……遮音
カバー、18……前カバー、19……後カバー、
24……開口孔、25……ラバー部材。
Claims (1)
- エンジンの下方を覆う断面略U字状の遮音カバ
ーが設けられていて、エンジンのオイルパンに取
付けられたドレンコツクに対向する遮音カバーの
底壁には開口孔が形成され、該開口孔の縁部に
は、設定幅を有しオイルパンの底部に接して、該
開口孔とオイルパンの底部との隙間を覆うラバー
部材が取付けられていることを特徴とする自動車
用遮音カバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9986883U JPS605954U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 自動車用遮音カバ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9986883U JPS605954U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 自動車用遮音カバ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605954U JPS605954U (ja) | 1985-01-17 |
JPH0211235Y2 true JPH0211235Y2 (ja) | 1990-03-20 |
Family
ID=30236488
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9986883U Granted JPS605954U (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 自動車用遮音カバ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605954U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2018030478A (ja) * | 2016-08-25 | 2018-03-01 | 日野自動車株式会社 | 車外騒音低減構造 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS57125635U (ja) * | 1981-01-30 | 1982-08-05 |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP9986883U patent/JPS605954U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS605954U (ja) | 1985-01-17 |
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