JPH02104847A - 屋根構造 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、家屋本体部に連なる家屋付属部を覆う付属７
１！根パネルを、前記家屋付属部の壁体上に便宜に固定
可能とする屋根構造に関する。

〔従来の技術〕

工場等で生産した部材を組み立てることによって家屋を
形成する、いわゆるプレハブ工法の家屋が多用されてい
る。又このようなプレハブ工法の家屋においても、居住
者の好みに応じて、居住面積を変化し又見映えを多様化
することが望まれている。他方、プレハブ工法の家屋に
は、住宅のコストダウンと、品質の向上とを主とした目
的として、通産省、建設省が以前に、ナシッナルプロジ
ェクトとして推進した規格化住宅がある。しかしながら
、このような規格化住宅は、例えば第１３図に示すごと
く、例えば総二階の家屋とすることによって、コストダ
ウン等を図っており、その結果、外観の変化に乏しいも
のとなりがちであり、近年の、居住者の嗜好の多様化に
は充分には対応しきれない場合がある。

従って、このような規格化住宅においても、外観等の多
様化が望まれており、又多様化に際しても、規格化住宅
の有する特性を可能な限り残存させることが重要となる
。

又この多様化のために、例えは第１３図に示すごとく、
総二階の家屋本体部Ａに、−点ｔｌ線で示すような、家
屋本体部Ａに一体に連なる家屋付属部Ｂを設けることに
よって、外観の多様性を増すとともに、居住空間を広げ
ることを案出した。

なお、従来の建築思想においては、このような家屋付属
部Ｂを設けることによってＭＩＩ形状が変化した家屋は
、その都度その形状に合わせた屋根組を用いて屋根葺さ
れる。

〔発明が解決しようとする課題〕

しかしながら、このように、その都炭、家屋付属部の位
置に応じて屋根組を行うものでは、前記家屋付属部の突
出位置が多岐に亘るものである以上、設計、製作、保管
等に手間を要し、又屋根組の構成の変化は、家屋本体部
自体の各部の構造変更をもたらすなど、規格化住宅とし
ての特性を損ないがちとなる。

家屋本体部を本体屋根により覆いかつ家屋付属部を別の
付属屋根を用いて屋根施工することにより、家屋本体部
の屋根構造の仕様の変更を減じ、規格化住宅としての特
性を発揮しつつ、家屋付属部の屋根構成を容易とするこ
とを案出した。しかしこのような構成では、付属屋根は
、本体屋根とは別個に取付けることとなるため、屋根施
工の能率を向上するためには、付属屋根を形成する付属
屋根パネルの取付能率を向上することが必要となる。

前記付属屋根パネルの取付に関して出願人は、実願昭６
３−６３５８１号によって、家屋付属部の壁体上に固定
した屋根受金具を用いて、付属屋根パネルをボルト結合
する構造を提案した。

しかし前記提案の構造では、第１４図に示すごとく屋根
受金具ａは、家屋付属部の壁体Ｗに取付く受梁金具すと
、付属屋根パネルをボルト結合する屋根受金具Ｃとは、
別体として製作され、施工現地において組付けるよう構
成されていた。しかも受梁金具すは上弦材ｄ、下弦材ｅ
を有する梁状に形成されており、従って受梁金具すを壁
体Ｗに固定するには、上、下弦材ｄ、ｅ間の隙間からボ
ルト締め作業を行わねばならず、施工に手間を要してい
た。

本発明は、受梁の上面に屋根受金具を一体に固定すると
ともに、受梁と上弦材にボルト締め用の作業孔を設ける
ことを基本として、付属屋根パネルの取付を容易とし、
屋根施工の工数を低減でき、前記要請に適合しうる屋根
構造の提供を目的としている。

〔課題を解決するための手段〕

本発明は、本体屋根パネルを用いて家屋本体部を覆う本
体Ｗ根を形成するとともに、家屋本体部の前記本体屋根
の軒先側から突出しかつ該家屋本体部に連なる家屋付属
部を、前記家屋本体部から外方にのびる張出し部を有し
かつ付ｉａｍパネルを用いて形成した付属屋根の前記張
出し部により覆うとともに、前記家屋付属部の壁体上に
ボルトを用いて固定されかつ上弦材、下弦材を存する梁
状の受梁の上面に前記付属屋根と固定される斜めの受片
を有する屋根受金具を一体に固定した受梁金具の前記受
梁の上弦材に前記ボルトを締める作業孔を設けてなるＷ
ｔｌ構造である。

〔作用〕

家屋本体部は、本体屋根パネルを用いた本体屋根により
覆われる。従って家屋本体部はその屋根を、家屋付属部
を設けない場合とほぼ同様に形成でき、例えば家屋本体
部が規格化住宅であるときにも、その特性を残存させう
る。又家屋本体部には家屋付属部を突設しており、従っ
て家屋に変化を与えて多様性を増し、又居住面積を増大
できる。

しかも家屋付属部は、付属屋根パネルを用いて形成する
付属屋根を用いて覆っている。従って本体屋根の取付後
に付属屋根が形成でき、施工を便宜とする他、家屋付属
部を設けたことによる家屋本体部の構造変化を減じるこ
とができ、家屋全体の組立、構成の簡易化に役立つ、さ
らに、家屋付属部の壁体上に固定する屋根受金具によっ
て前記付ｒｌｔＭ根パネルをボルト止めすることにより
結合する。しかも屋根受金具は、付属屋根パネル取付用
の屋根受金具を、家屋付属部の壁体に固定される受梁に
一体として固定されしかも受梁と上弦材にボルト締め用
の作業孔を設けているため、付属屋根パネルの取付が容
易となり、屋根施工を能率化でき、父上棟時においても
、付属屋根パネルの取付を完了することも可能となる。

その結果、屋根施工の能率化を向上できる。

〔実施例〕

以下本考案の一実施例を図面に基づき説明する。

図において１、屋根構造は２、本体屋根パネルＰを用い
て家屋本体部Ａを覆う本体屋根Ｃを形成し、又該家屋本
体部Ａに連なる家屋付属部Ｂを、付属屋根パネルＱを用
いた付属屋根Ｃにより覆うとともに、該付属屋根パネル
Ｑを、家屋付属部Ｂの壁体ｖｂ上に固定した屋根受金具
１７にボルト止めすることによって、該付属屋根パネル
Ｑを固定している。

家屋本体部Ａは、壁パネルを用いて、コーナＣ１を挟む
長辺、即ら折倒の壁体Ｗａ、短辺、即ちｔ側の壁体ｗｂ
を存する平面矩形の周囲壁を、適宜の柱Ｇ（第１．２図
に示す）を介在させて形成している。

前記家屋付属部Ｂは、一方の側の壁体Ｖａを前記コー・
すＣ１に位置させる。又他方の側の壁体Ｖ１）は、前記
折倒に配した柱Ｇに一端が連なるとともに濃側の壁体Ｖ
ａ、Ｖｂの外端を、前記折倒の壁体Ｗ　ａと平行な外の
壁体Ｖｅによって連結される。なお壁体Ｖ　ａ　％　Ｖ
　ｃはともに壁パネルを用いて形成する。

又家屋本体部Ａの壁体は前記側の壁体ｖａ、Ｖｂ間にお
いて除去されることによって、家屋付属部Ｂは家屋本体
部Ａとその内部が連なり一体化する。

さらに前記柱Ｇと、コ・−す部Ｃ１との間には、前記壁
体Ｗａに沿い同一直線上に梁材Ｈが架は渡される。なお
梁材Ｉ（は、その一端に設ける端板２２Ａにより前記柱
Ｇに固定し、又他端の端板２２Ｂは軒受金具２３に固着
される。

前記本体部ｉｃは、第５図に示すように、本例では、桁
、妻側に夫々軒先端を有する傾斜本体屋根Ｃ１、Ｃ２、
Ｃ３、Ｃ４を含む寄せ礫状をなすことにより、その間に
棟ｉｘｔ、下り棟線Ｘ２、Ｘ３、Ｘ４、Ｘ５が形成され
る。家屋イ］属部Ｂが連設される傾斜本体屋根Ｃ１は、
第１図、第３図に示すように、前記コーナＣ１にのびる
下り棟線Ｘ２に一方の端縁ａ１を位置するとともに他方
の端縁ａ２が、前記型材Ｈのほぼ中間に位置して棟方向
にのびる三角状の本体屋根パネルＰ１と、前記端縁ａ２
とは小間隙ｇを隔てて向き合う一方の端１．Ｉａ３と、
前記側の壁体ｖｂの内面付近から探測にのびる他方の端
縁ａ４を有する矩形の本体屋根パネルＰ２と、前記端縁
ａ４と小間隙ｇを隔てる一方の端縁ａ５を有しかつ該端
縁ａ５と平行な他方の端縁ａ６を有する中挟の本体屋根
パネルＰ３と、前記端縁ａ６と小間隙ｇを隔てる端縁ａ
７を有する他の本体屋根パネルＰ４−・・を含んでいる
。

又前記コーナＣ１を挟んで直交する傾斜本体屋根Ｃ２を
構成する本体屋根パネルＰ５は、前記端縁ａ１と間隙ｇ
を挟んで向き合う端縁ａ８を有する三角形状をなす。

又本体屋根パネルＰは、第６図に略示するごとく、溝型
鋼からなる枠材２４を周囲に配した枠組の上面に野地板
２５を設ける鋼製枠のパネル体を用いている。

又前記家屋付属部Ｂに向く本体屋根パネルＰ１、Ｐ２及
び側の壁体ｖｂ外方の本体屋根パネルＰ３は、その軒先
端ｄが前記梁材Ｈの外面上方近傍の位置で途切れており
、又前記本体屋根パネルＰ４は、前記壁体Ｗａから、前
記軒先端ｄをこえて外方に張出し、家屋本体部Ａの軒先
端ｅを形成できる。従って傾斜本体屋根Ｃ１には、家屋
付属部Ｂが突出する部分において、外の壁体Ｗａ上方部
分位置で途切れる切欠部１工が形成される。

なお前記本体Ｍ根パネルＰ１では、前記一方の端縁ａ１
下端部に、前記側の壁体Ｖａの内面に向かって傾斜方向
に欠切した切除部２７が設けられる。

又このような本体屋根パネルＰは、第１．２図に示す継
ぎ梁１２とともに、第２図にその一部を示す取付金具２
９．３０などを用いて、下端部が夫々固定される。なお
取付金Ｊ１３０は、前記柱Ｇの上端にボルト止めする基
板３１に、前記本体屋根パネルＰ２、Ｐ３の間隙ｇに挿
入されかつ固定される支持片３２．３２を立上げている
。又取付金具２９は、軽費金具２３上で固定する基板３
３に、本体屋根パネルＰ固定用の突片を設けた長尺の支
持枠３５を連設している。

前記継ぎ梁１２は、第６図に示すごとく、溝部を上向き
とした溝型鋼からなる長尺の基体３７の一端下面に、平
板状の取付板３９を突設しており、又基体３７の他端に
は、固定金具４０が溶着され、又固定金具４０は、前記
梁材Ｈに固定される底片の両側に支持片４４．４４を具
え、又支持片４４．４４の各外向き面間の長さは、前記
本体屋根パネルＰ１．２２間の前記間隙ｇを等しく設定
されることによって本体屋根パネルＰ１、Ｐ２の側の枠
材２４をボルト止めし、固定している。

又付属屋根パネルＱを用い前記家屋付属部Ｂを覆う付属
型ｆｌＤは、前記棟線ＸＩと直角な棟線７１両側の傾斜
付属屋根Ｄ１、Ｄ２と、咳棟線Ｙ１の先端で、前記側の
壁体Ｖａ、Ｖｂと外の壁体ＶＣとが交わるコーナＣ２、
Ｃ３に向かって下に傾斜する下り棟線Ｙ２．７３間の傾
斜付属屋根Ｄ３トｙｔｒ−含ｈ、前記棟＆１ＩＹ１、下
り棟［Ｙ２、Ｙ３ｒ折曲る折曲げ部が形成される。

又前記傾斜付属屋根Ｄ１は、下方の端縁ａ９が、前記端
縁ａ８と向き合うとともに、該傾斜付属屋根ＤＩの傾斜
は本体屋根パネルＰ５と−敗ししかも上面が整一する一
方、その下の軒先端ｆ１は、本体屋根パネルＰ５の軒先
端と整一する。

又傾斜付馬屋ｌＩＤ２は、傾斜本体層ｍｃ上に接しての
びる端縁ａｌＯを具えるとともにその下端は、前記本体
屋根パネルＰ３下端の前記切欠部１１にのびかつ前記軒
先端ｅと直角に交わる軒先端ｆ２が形成される。

傾斜付属屋根ＤＩ、Ｄ２は、棟部側を形成する三角形の
付属屋根パネルＱ１と、その下方で、前記軒先ｒ１、ｆ
２を形成する５角形かつ同一形状の付属屋根パネルＱ２
、Ｑ２とからなり、又傾斜付属屋根Ｄ３はその中央で分
割された三角形状の同形の付属屋根パネルＱ３、Ｑ３を
含んでいる。

前記付属屋根パネルＱは、第６．７図に示すごとく木質
の枠材４６を周囲に配した枠＆ｆ１４６Ａの上面に野地
板を形成する面材４７を、又下面に下の面材４９を取付
けるとともに内部に枠材４６を適宜架は渡した木質のい
わゆるフランジエバネル体からなる。

又このような付属屋根パネルＱは、棟線Ｙ１、下り棟線
Ｙ２、Ｙ３などの付属屋根りの折曲げ部は、第４図に示
す、上の連結片１４、下の連結片１５を用いて結合され
る。

又前記付属屋根パネルＱ３、Ｑ３は、その中間位置を、
第６図に示すように、東金具１６を用いて支持させる。

さらに付属屋根パネルＱ２、Ｑ２、Ｑ３、Ｑ３は、第１
．２図、第６．７図などに示す、本発明に係る屋根受金
具１７を用いて下方部分を支持する。

又端縁ａ８側の付属屋根パネルＱ２が、本体屋根パネル
Ｐ１の前記切除部３７にはみ出す端縁ａ９の部分りにお
いては、図示しない下地金具を用いてパネル間を連結す
ることにより補強され、風の吹上げに対する軒先部の耐
力を高める。

又前記本体屋根パネルＰ３下方の前記切欠部１工には、
第１．２図に示すごとく軒梁材１９を用いて軒先パネル
２０を取付ける。

前記束金具１６は、第１図、第６図に示すごとく、束材
５１の上端に受板５２を、又下端には固定板５３を設け
ている。又固定板５３はパネルＰＩＰ２の軒先面ｄにボ
ルト等を用いて固定することにより取付けられ、パネル
Ｐ１、Ｐ２を強固に連結しうる。又受板５２は、付属屋
根パネルＱ３、Ｑ３を支持することにより、所定の傾き
で正しく支持し位置決めするとともに、仮置きが可能と
なり、施工性を高める。

付属屋根パネルＱ２、Ｑ３は、その下方部において枠材
４６を挿通しかつ下端が枠材４６下方にのびるボルト８
１により屋根受金具１７にボルト止めされる。

ボルト８１は、下端にネジ部８２ａを具える基杆８２の
上端に四角な平板状の頭部８３を設けてなり、又枠材４
６には、前記ポル）８１が間隙を有して遊嵌しうるボル
ト孔８４の位置に該枠材４６の上面を欠切することによ
りボルト８１の前記頭部８３を没入させうる凹部８５が
形成される。

凹部８５は、オ実施例では矩形に即ち非円形に欠切する
ことにより、枠材４６の探測、軒先側に夫々凹部８５の
側縁８５ａ、ｓｓａを形成する。前記ボルト８１は、頭
部８３の一端縁８３ａが凹部８５の側１８５ａと当接す
ることにより廻り止めされる。

枠組４６の上面に、前記ボルト８１を挿入し、ネジ部８
２ａを突出した状態において面材４７を取付けることに
より、ボルト８１の抜は落ちを防ぎうるとともに、面材
４７の表面にはボルト頭が露出することな（又面材４７
の表面は平坦にかつ凹みが生じることなく形成すること
ができる。

屋根受金具１７は、家屋付属部Ｂの側の壁体Ｖａ、Ｖｂ
と外の壁体Ｖｅ上に配される屋根受金具１７Ａ、１７Ｂ
、１７Ｃを含み、又各屋根受金具１７は、前記壁体Ｖａ
−Ｖｃ上に配した受梁６１Ａ、６１Ｂ、６１Ｃ上にかつ
一体に固定され受梁金具１８Ａ、１８Ｂ、１８Ｃを形成
する。各受梁６１Ａ〜６１Ｇは、溝部を向き合わせた溝
型爛からなる上弦材９１、下弦材９２間に、両端を含ん
で継ぎ材を架は渡したハシゴ梁状をなす。受梁６１Ａ、
６１Ｂ、６１Ｃの下弦材は第８．９図に示すごとく前記
壁体Ｖａ〜Ｖｃの上面に螺入されるボルト９３が遣る複
数個のボルト孔９４・・・が下弦材９２の長手方向に沿
って穿設される。

屋根受金具１７は、第１．２図、第６．７．８図に示す
ように、前記受梁６１Ａ〜・６１Ｃ上に固定される底片
６５の内縁に立上げ片６６を介して、支持すべき付属屋
根パネルＱ２、Ｑ３の各傾斜に合わせて内方上に斜めに
傾く受片６７を設けた折曲げ体であって、又屋根受金具
１７Ａ〜１７Ｃは、各受梁６１Ａ〜６１Ｃとほぼ同長さ
に形成される。

受梁金具１８Ａ、１８Ｂ、１８Ｃは、第８図に示すごと
く下弦材９２に設けた前記ボルト孔９４の上方にボルト
９３を締めつける締付は工具９６が押通しつる作業孔９
７を受梁６１の上弦材９１に屋根受金具１７の底片６５
どともに穿設する。

従って、ボルト９３は作業孔９７を通る締付は工具９６
の操作により締付けでき、ボルト締めの作業が容易とな
る６又受梁６１Ａ、６１１３の外端及び受梁６１Ｃの両
端は、前記壁体Ｖ　ａ　ｙ　Ｖ　ｃのコーナＣ２、Ｃ３
に位置する継ぎ金具６２の立片にボルト止めし固定され
るやなお壁体Ｖａ〜Ｖｅは、ぞのコーナＣ２、Ｃ３を接
続台ＩＡ６３．６３を用いて結合し７ている。なお受ｆ
ｆ１６１Ａ、６１Ｂの内情は、第２図に示す前記取付金
具の取付は片６４．６４に固定される。

又受片６７に孔部９５・−を隅股するとともに、第６．
７図に例示するごとく、付［１！！パネルＱの枠材に係
止された前記ボルト８１のネジ部８２ａを前記孔部９５
に挿入しかつナツト化めすることによって、屋根受金具
１７は付Ｓ屋根パネルＱを固定できる。

さらに、付属屋根パネルＱ３、Ｑ３の取付に際しては、
前記東金具１６を、本体屋根パネルＰ１、Ｐ２上に予め
固定しておくことによって、付属屋根パネルＱ３、Ｑ３
の上端部を支持させつつ屋根受金具１７に固定でき、Ｗ
ｊＢ施工が便宜となる。

このような付属屋根パネルＱｌ−Ｑ３の取付けにより、
前記付［屋根りを形成でき、又第３図に示すように、家
屋本体部Ａから外方に家屋付属部Ｂ上にのびる張出し部
Ｅと、該張出し部Ｅから探測にのび前記本体Ｍ根Ｃに重
なる重なり部Ｆとが形成され、前記張出し部已によって
家屋付属部Ｂを覆っている。

第ｉ　ｏ−ｉ　３図は、家屋付属部Ｂを家屋本体部Ａの
短辺即ち妻側に設けた場合を例示している。

前記家屋本体部Ａは、本実施例でも、桁、妻側に傾斜本
体屋根０１〜Ｃ４を設けた寄せ棹状本体屋根Ｃを有し、
又家屋本体部Ｂが連設される傾斜本体部ｍＣ１は、三角
状の本体屋根パネルＰ６、Ｐ７を用いて形成される。又
家屋付属部Ｂ＝ｔ−ｖｔける側に位置する前記本体屋根
パネルＰ６は、軒先端は途切れるとともに、又本体屋根
パネルＰ７は、家屋付属部Ｂが交わる部分においてその
軒先部を欠落させた除去部２８を設けることにより、傾
斜本体屋根ＣＩは、家屋付属部Ｂの部分において前記切
欠部１１が設けられる。

又壁体ｗｂに沿って梁材Ｈが架は渡される。又該梁材Ｈ
と、家屋付属部Ｂの外の壁体Ｖｃの上端には、継ぎＩｊ
ｌ　２Ａを架は渡す。

継ぎ梁１２Ａは、基体３７Ａの一端に取付板３９Ａを固
定し、又本実施例では、他端には、支持片４４Ａを有す
る固定金具４０Ａをボルト止めにより一体に取付けてい
る。

又付属屋根りは、棟線７１両側の傾斜付属屋根Ｄ１、Ｄ
２と、下り棟線Ｙ２．７３間の傾斜付属屋根Ｄ３とを含
み、又前記傾斜付属屋根Ｄ１、Ｄ２は、付属屋根パネル
Ｑ４、Ｃ４を用いて形成され、又傾斜付属屋根Ｄ５は、
付属屋根パネルＱ５、Ｃ５を用いている。又付属屋根り
は、前記実施例と同様に家屋付属部Ａから外方に突出部
張出し部Ｅと、内方にのび、傾斜本体屋根Ｃとからなる
重なり部Ｆとを有し、該張出し部已によって家屋付属部
Ｂを覆っている。

又屋根取付金具１７は、本実施例では側の壁体Ｖａ、Ｖ
ｂの上端に取付く屋根取付金具１７０．１７Ｅと、外の
壁体Ｖｃ上に配される屋根受金具１７Ｆとを含む。

屋根受金具１７Ｄ、１７０は、第１３図に示すごとく、
壁体Ｖａ、Ｖｂ上に直接固定され、同様な受片６７によ
って、付属屋根パネルＱ４、Ｃ４の下端部を固定する。

又屋根受金具１７Ｆは、受梁６１０上に固定され、付属
屋根パネルＣ５下端部を支持する。又受梁６１０は、外
の壁体Ｖｃ上面に沿ってのびる下弦材上方に、該屋根受
金具６１Ｆと同長さの上弦材を設けており、同様に受片
６７によって付属屋根パネルＱ５、Ｃ５を固定できる。

〔考寡の効果〕

家屋本体部は、本体屋根パネルを用いてその本体屋根を
形成している。従って家屋本体部はその屋根を、家屋付
属部を設けない場合とほぼ同様に形成でき、例えば家屋
本体部が規格化住宅であるときには、その特性を残存さ
せうる。又家屋本体部には家屋付属部を突設しており、
従って家屋に変化を与えて多様性を増し、又居住面積を
増大できる。しかも家屋付属部は、付属屋根パネルを用
いて形成する付属屋根を用いて覆っている。従って傾斜
本体屋根の取付後に付属屋根が形成でき、施工を便宜と
する他、家屋付属部を設けたことによる家屋本体部の構
造変化を減じることができ、家屋全体の組立、構成の簡
易化に役立つ。

さらに、家屋付属部の壁体上に屋根受金具と受梁とが一
体化されかつ受梁に作業孔を有する受梁金具によって前
記付属屋根パネルをボルト止めすることにより結合する
。従って付１１７１ｍパネルの取付が容易となり、屋根
施工を能率化でき、父上棟時においても、付属屋根パネ
ルの取付を完了することも可能となる。その結果、屋根
施工の能率化を向上できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す斜視図、第２図はその
分解斜視図、第３図は第１図の平面図、第４図は本体屋
根と付属屋根とを例示する斜視図、第５図は屋根全体を
例示する平面図、第６図は取付状態を示す断面図、第７
図は付属屋根パネルの取付状態を示す分解斜視図、第８
図は取付状態を示す分解斜視図、第９図は他の実施例を
示す斜視図、第１０図はその分解斜視図、第１１図、第
１２図は取付状態を示す断面図、第１３図は従来の家屋
を例示する斜視図、第１４図は従来の取付けを例示する
分解斜視図である。 １７．１７Ａ、１７Ｂ、１７Ｃ，１７Ｄ、１７Ｅ、１７
Ｆ−・・屋根受金具、 １８．１８Ａ、１８Ｂ、１８Ｃ１１８Ｆ−・受梁金具、
６７−・−受片、　　９１−上弦材、　９２−・下弦材
、９７・−・作業孔、　Ａ・−・家屋本体部、Ｂ−・−
家屋付属部、Ｃ−・−・本体屋根、 ＣＩ、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４・−傾斜本体Ｗ根、Ｄ・・−・
・付属屋根、 Ｄｌ、Ｄ２、Ｄ３、Ｄ４、Ｄ５・−傾斜付属屋根、Ｅ・
・−張出し部、　　　Ｆ　−・重なり部、Ｐ、Ｐｌ、Ｐ
２、Ｐ３、Ｐ４、Ｐ５、Ｐ６、Ｐｌ、Ｐ８、Ｐ９−本体
屋根パネル、 Ｑ、Ｑｌ、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ４、Ｃ５−・−・付属屋根パ
ネル、 ＼′ｌ　棟線、　　Ｙ２、Ｙ３−下り棟線７特許出願込
　　　　ナシ−Ｉノ〜ル住宅産業株式会社代理人　弁理
士　　敲　　村　　　　　正第３Ｒ １ｇ、、Ｉｆ ζ）８閃

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １　本体屋根パネルを用いて家屋本体部を覆う本体屋根
   を形成するとともに、家屋本体部の前記本体屋根の軒先
   側から突出しかつ該家屋本体部に連なる家屋付属部を、
   前記家屋本体部から外方にのびる張出し部を有しかつ付
   属屋根パネルを用いて形成した付属屋根の前記張出し部
   により覆うとともに、前記家屋付属部の壁体上にボルト
   を用いて固定されかつ上弦材、下弦材を有する梁状の受
   梁の上面に前記付属屋根と固定される斜めの受片を有す
   る屋根受金具を一体に固定した受梁金具の前記受梁の上
   弦材に、前記ボルトを締める作業孔を設けてなる屋根構
   造。