JPH019275Y2 - - Google Patents

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JPH019275Y2
JPH019275Y2 JP6427981U JP6427981U JPH019275Y2 JP H019275 Y2 JPH019275 Y2 JP H019275Y2 JP 6427981 U JP6427981 U JP 6427981U JP 6427981 U JP6427981 U JP 6427981U JP H019275 Y2 JPH019275 Y2 JP H019275Y2
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JP
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voltage
power supply
transistor
turned
inverter device
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JP6427981U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は直流電圧を高周波電圧に変換するイ
ンバータ装置に関する。
この種インバータ装置はたとえば放電灯を非常
時に高周波点灯する場合に使用されるもので、商
用電源が断たれたとき予め用意されている電池の
ような直流電源を用いてインバータ装置により高
周波を発生させ、この高周波出力により放電灯を
点灯させる。
通常この種インバータ装置は第1図に示すよう
な構成が一般に使用されている。同図において1
は電池のような直流電源、2,3は対をなすトラ
ンジスタ、4は発振トランス、5,6はバイアス
抵抗、7は帰還コイルである。直流電源1は両ト
ランジスタ2,3のエミツタの結合点と発振トラ
ンス4の1次コイル8の中間タツプ9との間に接
続されてあり、又各バイアス抵抗5,6は直流電
源1と各トランジスタ2,3のベースとの間に接
続されてある。
ところでこのような構成におけるインバータ装
置においては、トランジスタに供給するバイアス
用の電流IBはバイアス抵抗5,6の抵抗をRb、
直流電源1の電圧をVBとすればおおよそ IB≒VB/RB となる。したがつてバイアス抵抗で消費される電
力WBは WB=VB・IB となる。ここでインバータ装置の出力を同じ値と
し、したがつてトランジスタのコレクタ電流を一
定として、電源電圧が高まつてV′Bになつたとす
るとバイアス抵抗で消費さる電力W′Bは W′B=V′B・IB となり、バイアス抵抗におけるロスは電源電圧に
比例することがわかる。このようにバイアス抵抗
におけるロスが増大することは、直流電源の消費
がそれだけ大きくなることを意味し、したがつて
前述の例のようにインバータ装置の出力によつて
放電灯を点灯させるとき、その点灯可能な時間が
それだけ短かくなつてしまうことになる。
この考案は直流電源の電圧がどのような値をと
るときでも、バイアス抵抗のロスを最小にするこ
を目的とする。
この考案はインバータ装置を構成するトランジ
スタのベース回路にスイツチング型定電圧回路を
挿入し、この回路によつて直流電圧の如何を問わ
ず、常にバイアス抵抗に加わる電圧を一定に保つ
ようにしたことを特徴とする。
もつともバイアス抵抗に加わる電圧を一定に保
つようにするには、簡単な例としてツエナダイオ
ードを使用し、その両端の電圧をバイアス抵抗に
加ねるようにすればよい。しかしツエナダイオー
ドはそこに電圧降下を生じるので、これをバイア
ス回路にそのまま挿入するだけでは、そのロスが
大きくなり、直流電源の消耗の低減には有効でな
い。その点スイツチング型定電圧回路は効率が90
〜95%といつた高い値を示すので、ロスの発生は
極めて小さく極めて有効である。
この考案の実施例を第2図によつて説明する。
なお第1図と同じ符号を附した部分は同一又は対
応する部分を指す。この考案にしたがい、直流電
源1とバイアス抵抗5,6との間にスイツチング
型定電圧回路11を挿入する。同回路11は制御
用スイツチングのためのトランジスタ12のオ
ン、オフの繰返しによつて入力電圧をチヨツプし
て出力電圧の平均値を一定にするようにしたもの
で、13は比較器、14はツエナダイオード、1
5,16は分圧用の抵抗、17はトランジスタ、
18,19は平滑フイルタ用のチヨークコイル及
びコンデンサ、20はダイオードである。
以上の構成において、前記回路11の出力電圧
V0が高くなつて抵抗15,16の接続点Aの電
位が、ツエナダイオード14の接続点Bの電位よ
りも高くなると、比較器13の出力電圧はほぼ零
となり、そのためトランジスタ17はオフとされ
る。これによりトランジスタ12のベース電流が
断たれるので、トランジスタ12もオフとなる。
そしてそれまでチヨークコイル18に蓄えられて
いたエネルギーがダイオード20を通して負荷す
なわちバイアス抵抗5,6に供給される。出力電
圧V0が低下すると、接続点Aの電位が接続点B
の電位より低下するので、比較器13の出力電圧
は高くなり、これによりトランジスタ17がオ
ン、トランジスタ12もオンとなるからコンデン
サ19が充電され、又チヨークコイル18にもエ
ネルギーが蓄えられる。これによつて出力電圧
V0は次第に増大する。以下これを繰返す。以上
によつて定電圧の出力が得られるようになる。
なおトランジスタ12は並列に抵抗21を接続
しているが、これは回路11の起動当初ではトラ
ンジスタ12はオフ状態にあるため、ベース回路
並びに比較器13の入力端に何ら電圧が加わらな
いので、これらの起動のために設けたものであ
る。したがつて充分高い抵抗値をもつ抵抗を設置
しておけば、起動は可能となる。
上記の構成におけるトランジスタ12のオン時
にはそのコレクタ電流は飽和状態にあり、そのロ
スは極めて小さい。したがつて回路11は極めて
高い効率となる。なおこの構成において、バイア
ス抵抗5,6に印加される電圧は直流電源1の電
圧にかかわらず一定となるが、この一定値の設定
は、ツエナダイオード14としてツエナ電圧の異
なるものを使用すれば、任意の一定電圧が得られ
ることになる。
以上詳述したようにこの考案によれば、直流電
源の電圧の如何にかかわらず、バイアス抵抗に印
加される電圧を一定に保つことができるようにな
り、したがつてバイアス抵抗によるロスは一定で
あり、しかもその電圧を適当に設定することによ
りこのロスを最小にすることができるようになる
し又定電圧を得るためにスイツチング型定電圧回
路を使用しているので、定電圧発生のために極め
てロスの小さいもので構成でき、したがつて直流
電源の消耗を軽減することができるといつた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例の回路図、第2図はこの考案の
実施例を示す回路図である。 1……直流電源、2,3……トランジスタ、4
……発振トランス、5,6……バイアス抵抗、1
1……スイツチング型定電圧回路、12……スイ
ツチング用のトランジスタ、14……ツエナダイ
オード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 発振トランス、一対のトランジスタ、前記発振
    トランスの中間点と、前記両トランジスタのエミ
    ツタ結合点との間に接続された直流電源および前
    記直流電源と前記各トランジスタのベースとの間
    に接続されたバイアス抵抗とからなるインバータ
    装置において、前記直流電源と前記両バイアス抵
    抗との間に接続されてあつて、オン時にはコレク
    タ電流が飽和状態にあるスイツチング用のトラン
    ジスタと、基準電圧と前記直流電源の電圧とを比
    較し、前記基準電圧より前記直流電源の電圧が大
    きくなつたときに出力を出す比較器と、前記スイ
    ツチング用のトランジスタのベース回路に接続さ
    れてあつて、前記比較器より出た前記出力によつ
    てオフとされ、前記スイツチング用のトランジス
    タをオフとするトランジスタとを備えたスイツチ
    ング型定電圧回路を設けてなるインバータ装置。
JP6427981U 1981-04-30 1981-04-30 Expired JPH019275Y2 (ja)

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JPS57177387U JPS57177387U (ja) 1982-11-10
JPH019275Y2 true JPH019275Y2 (ja) 1989-03-14

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