JPH039278Y2 - - Google Patents

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JPH039278Y2
JPH039278Y2 JP13007483U JP13007483U JPH039278Y2 JP H039278 Y2 JPH039278 Y2 JP H039278Y2 JP 13007483 U JP13007483 U JP 13007483U JP 13007483 U JP13007483 U JP 13007483U JP H039278 Y2 JPH039278 Y2 JP H039278Y2
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JP
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voltage
transistors
discharge lamp
frequency
primary coil
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JP13007483U
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  • Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は高周波放電灯点灯装置に関する。
直流電圧を高周波インバータによつて高周波に
変換し、この高周波電圧をもつて放電灯を点灯す
るようにした高周波点灯装置はよく知られてい
る。ところでこのような高周波点灯装置におい
て、放電灯の点滅、ランプ電流の一定化その他の
ために制御回路が使用されるが、近時この種制御
回路にアナログ又はロジツク用のIC(集積回路)
が広く使用されるようになつてきていた。しかし
アナログICについては3V以上の電圧が電源電圧
として必要なものが多く、又ロジツクICについ
てはスレツシヨルド電圧が2〜3Vであり、した
がつて高周波インバータ用の電源として使用する
電池の電圧が2〜5V程度に低いとき、或いは電
圧変動の大きいときは、これを前記したICの電
源電圧として用いることができなかつた。
そのため従来では高周波インバータの発振トラ
ンスに別に2次コイルを巻回し、この2次コイル
に誘起する交流電圧を平滑して直流電圧を得、こ
れをICの電源に使用するようにしている。しか
しこれによれば、別個に2次コイルを用意しなけ
ればならず、そのために発振トランスが大型化す
ることは避けられない。
この考案は制御回路用のICのための電源電圧
を、高周波インバータ用の電源電圧が低くかつた
り、或いは不安定であつても、発振トランスに別
の2次コイルを用意することなく、確実に発生さ
せるようにすることを目的とする。
この考案の実施例を図によつて説明する。図に
おいて、1は高周波インバータ、2はその直流電
源たとえば電池、3は放電灯である。高周波イン
バータ1は一対のトランジスタ4,5及び発振ト
ランス6とから主として構成されている。すなわ
ち両トランジスタ4,5の両エミツタは点bで結
合され電池2の負極に接続され、又各コレクタは
発振トランス6の1次コイル7の各端部に接続さ
れている。そして1次コイル7の中間タツプ8が
電池2の正極に接続されている。発振トランス6
の2次コイル9の両端に放電灯3が接続されてい
る。発振トランス6には帰環コイル10が設けら
れ、その各端部がトランジスタ4,5のベースに
接続されてある。
このような構成の高周波インバータはよく知ら
れており、両トランジスタ4,5が交互にオン.
オフを繰返すことによつて、発振トランス6の2
次コイル9に高周波高電圧が発生し、これによつ
て放電灯3は高周波点灯するようになる。すなわ
ち、トランジスタ4がオン.トランジスタ5がオ
フとされるときは、電池2から、1次コイル7の
上半部及びトランジスタ4を経て、又トランジス
タ5がオン、トランジスタ4がオフとされるとき
は、電池2から1次コイル7の下半部及びトラン
ジスタ5を経て電流が流れ、この電流の1次コイ
ル7における方向が周期的に反転することによつ
て2次コイル9に高周波高電圧が発生するように
なるのである。
これらの説明から理解されるように、各トラン
ジスタ4,5は周期的にオン.オフを繰返すた
め、その各コレクターエミツタ電圧(VCE)は
第2図に示すような電池2の電圧より高い(たと
えば約3倍)ピーク値をもつた半波整流電圧波形
を呈する。そのため両トランジスタ4,5の各コ
レクタをカソードを互いにつき合わしたダイオー
ド11,12を介して結合したとき、この結合点
をaとし、この結合点aと結合点bとの間の電圧
は両VCEが加わつた合波整流電圧波形となる。
したがつて両結合点a,b間に半滑用のコンデン
サ13を接続すれば第3図に示すように、全波整
流電圧波形を平滑したような電圧が得られること
になる。この電圧波形のピーク値は、電池2の電
圧より充分高い値となることは明らかである。こ
の平滑電圧は、必要により定電圧回路14により
定電圧化されてのち、各ICからなる制御回路1
5の電源電圧として用いられる。又コンデンサ1
3はトランジスタ4,5のコレクタ.エミツタ間
のサージ電圧を吸収することも可能である。
以上詳述したようにこの考案によれば、制御回
路に用いるICの電源のために、高周波インバー
タの直流電源を用いて、これより充分高い直流電
圧を発生させて、これを用いるようにしているの
で、高周波インバータの直流電圧が低い場合で
も、2次コイルを別に用意することを必要とせず
安定した高い直流電圧をもつて制御回路を動作さ
せることができるし、更にトランジスタのコレク
タ.エミツタ間に発生するサージ電圧をコンデン
サが吸収することも可能であるといつた効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す回路図、第2
図、第3図は動作説明用の波形図である。 1……高周波インバータ、2……直流電源、3
……放電灯、4,5……トランジスタ、6……発
振トランス、7……1次コイル、8……中間タツ
プ、11,12……ダイオード、13……コンデ
ンサ、15……制御回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 交互に周期的にオン.オフされる一対のトラン
    ジスタのコレクタを発振トランスの1次コイルの
    各端部に接続し、前記両トランジスタのエミッタ
    の結合点と前記1次コイルの中間点との間に直流
    電源を接続してなる高周波インバータの発振出力
    をもつて放電灯を点灯する高周波放電灯点灯装置
    において、前記両トランジスタの両コレクタ間
    に、互いにカソードが向かい合うようにダイオー
    ドを接続し、前記両ダイオードのカソードの結合
    点と前記トランジスタのエミツタの結合点との間
    に平滑用のコンデンサを接続してなり、前記コン
    デンサの端子電圧をもつて制御回路用のICの電
    源電圧としてなる高周波放電灯点灯装置。
JP13007483U 1983-08-22 1983-08-22 高周波放電灯点灯装置 Granted JPS6037200U (ja)

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JP13007483U JPS6037200U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 高周波放電灯点灯装置

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JP13007483U JPS6037200U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 高周波放電灯点灯装置

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JPS6037200U JPS6037200U (ja) 1985-03-14
JPH039278Y2 true JPH039278Y2 (ja) 1991-03-07

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JP13007483U Granted JPS6037200U (ja) 1983-08-22 1983-08-22 高周波放電灯点灯装置

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JPH0452516Y2 (ja) * 1987-07-16 1992-12-10

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JPS6037200U (ja) 1985-03-14

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