JPH0192452A - 無杼織機の緯糸処理装置 - Google Patents

無杼織機の緯糸処理装置

Info

Publication number
JPH0192452A
JPH0192452A JP62248805A JP24880587A JPH0192452A JP H0192452 A JPH0192452 A JP H0192452A JP 62248805 A JP62248805 A JP 62248805A JP 24880587 A JP24880587 A JP 24880587A JP H0192452 A JPH0192452 A JP H0192452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
yarn
weft
nozzle
suction
suction port
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62248805A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2711100B2 (ja
Inventor
Masayuki Koriyama
郡山 正幸
Keizo Sei
恵三 静
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP62248805A priority Critical patent/JP2711100B2/ja
Publication of JPH0192452A publication Critical patent/JPH0192452A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2711100B2 publication Critical patent/JP2711100B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
    • Y02E60/50Fuel cells

Landscapes

  • Looms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は無杼織機において給糸体から緯入れ手段へ緯糸
を引き通すための緯糸処理装置に関する。
従来の技術 この種の緯糸処理装置の中には、例えば特開昭61−1
19746号公報に示されたものがある。
これは、2つの給糸体間に2つのクランパと切断装置と
備え、緯糸貯留装置、緯入れノズルを含む緯入れ手段に
緯糸が引き串されている方の給糸体の糸路端部に他方の
給糸体の糸始端部を結ぶ所謂ピクテール結びを2つの給
糸体間で行い、このピクテール結び部分の両側を2つの
クランパに保持させておく。そして、例えば緯糸貯留装
置と給糸体との間、あるいは緯糸貯留装置と緯入れノズ
ルとの間というように、緯入れ手段と給糸体との間で糸
切れを生じた場合、織機の停止後に、2つのクランパ間
に在る緯糸を切断装置で切断するとともに、緯糸貯留装
置の給糸体側に連通している吸引パイプを2つの給糸体
間に移動し、今まで緯入れに使用していない方の給糸体
の糸始端部を吸引パイプで緯糸貯留装置側に引き通す構
造になっている。
発明が解決しようとする問題点 給糸体と緯入れ手段との間で糸切れを生じた場合、予め
連続給糸のためにピクテール結びをしておいた部分を切
断して緯糸を引き通す構造であるので、作業者は糸切れ
を生じて緯糸が引き通された後ごとに、ビクテール結び
作業と、その緯糸のピクテール結び部分両側を2つのク
ランパに保持させる作業とを行わなければならず、作業
が面倒である。
そこで、本発明は給糸体と緯入れ手段との間で糸切れを
生じた場合であっても、緯入れ手段へ自動的に緯糸を引
き通すことができる無杼織機の緯糸処理装置を提供する
ものである。
問題点を解決するための手段 緯糸貯留装置、緯入れノズルを含む緯入れ手段と、糸切
れ検出信号による給糸体と吸引口との相対回転によって
給糸体の糸層表面から糸始端部を捕捉する緯糸吸引保持
手段と、この緯糸吸引保持手段で捕捉された糸始端部を
前記緯入れ手段側に引き渡す緯糸受は渡し手段とを備え
ている。
実施例 以下、本発明の実施例を図面にもとづいて詳述する。
第1〜8図に示すように、この処理装置は、大まかには
、無杼織機の図外のコントローラで駆動制御される緯入
れ手段A、緯糸吸引保持手段B。
緯糸受は渡し手段C1第1緯糸送り手段り、第2緯糸送
り手段E、第1リリーフガイド手段F、第2リリーフガ
イド手段G、第1緯糸除去手段H1第2緯糸除去手段■
、給糸体取り付は手段Jを備えている。
ここで、緯入れ手段Aは緯糸貯留装置1と緯入れノズル
2とを備えており、無杼織機の正常運転時には、緯糸貯
留装置lにおけるドラム3周りを相対回転する巻き付は
ガイド4により、給糸体取り付は手段Jに装着した複数
の給糸体Wのうちの何れか1つの給糸体Wlから引き出
した緯糸Wをドラム3に緯入れlピッ2分以上巻き付け
て貯留する点、ドラム3の緯入れノズル側端部に配置し
た係止体5をアクチュエータ6で駆動して、所定のタイ
ミングでドラム3から抜き出し、緯入れノズル2の流体
噴射によって緯糸Wをドラム3から緯入れさせるととも
に、これとは逆に係止体5をドラム3に突入させ、これ
に緯糸Wを係留してIピックの緯入れを終了する点等の
基本的な構造は公知の構造と同一である。
一方、緯糸吸引保持手段Bは糸切れ検出信号による給糸
体W、と吸引口9aとの相対回転によって給糸体Wlの
糸層表面から糸始端部waを捕捉する構造になっている
。この給糸体WIと吸引口9aとの相対回転は、この実
施例では給糸体W。
を解舒する方向に回転させることで具現化している。緯
糸吸引保持手段Bは、具体的には、装置本体(第5〜8
図参照)7の緯入れ手段Aと給糸体取り付は手段Jとの
間の部分に取り付けたアクチュエータを構成するパルス
モータ8の出力軸8aに固定した保持アーム9を備えて
いる。この保持アーム9は、パルスモータ8の回転駆動
によって第1図に実線で示す待避位置と、−点鎖線で示
す糸取り位置と、仮想線で示す糸渡し位置とに移動する
構造になっている。このパルスモータ8は保持アーム9
を、前述のコントローラからの糸切れ検出信号で待避位
置−系取り位置−系渡し位置へ順次移動するとともに、
緯糸受は渡し手段CのセンサS、の緯糸有り検出信号で
保持アーム9を糸渡し位置→待避位置へ復帰移動するよ
うに駆動制御されている。なお前記保持アーム9の糸取
り位置から糸渡し位置への移動は、保持アーム9に設け
たセンサS、の緯糸有り検出信号で開始されるようにし
である。保持アーム9の自由端部には前述の吸引口9a
が形成されている。この吸引口9λは給糸体W、の糸層
表面における軸方向長さと略同じ長手幅を有するスリッ
トになっており、保持アーム9が糸取り位置に停止した
とき、第1図に示すように給糸体W+の糸層表面に対し
て軸方向に向けて細長となるように対向配置されるとと
もに、第2図に示すように吸引口9aにおける給糸体W
、の解舒回転方向(矢印X方向)後方に位置する部分と
糸層表面との間に、空気吸い込みのための間隙dを形成
し得るようになっている。この吸引口9aは、保持アー
ム9内に形成した通路9bとこれに接続した可撓性のパ
イプIOとを介して、サクシジンポンプIIに連通され
ている。
このサクションポンプ2は、前述のコントローラによっ
て保持アーム9の糸取り位置から緯糸受は渡し手段Cの
センサS、の緯糸有り検出信号までの間、吸引駆動する
ようになっている。通路9bの吸引口側部分にはカッタ
I2を配設してあり、通路9hのカッタI2からパイプ
!0の部分には緯糸W、の有無を検出するセンサSlを
配設しである。このカッタ12は前述のコントローラで
緯糸受は渡し手段Cにおける吸引ノズル15の吸引作動
開始後に、図外のアクチュエータを介して切断、待避作
動するようになっている。
緯糸受は渡し手段Cは、緯糸吸引保持手段Bで捕捉され
た給糸体W、の糸始端部waを、緯糸吸引保持手段Bの
糸渡し位置で受は取って緯入れ手段A側に引き渡す構造
になっている。具体的には、装置本体7の緯入れ手段A
と給糸体取り付は手段Jとの間の部分に取り付けたアク
チュエータを構成するシリンダ(第5〜8図参照)+4
の作動ロッド端に装着した吸引ノズル15と鋏式のカッ
タ16七を備えている。これら吸引ノズル】5とカッタ
I6とはシリンダI4の伸縮駆動によって第1図に実線
で示す糸受は取り位置と、仮想線で示す糸渡し位置とに
往復作動する構造になっている。
この糸受は取り位置は緯糸吸引保持手段Bの糸渡し位置
と対応するように設定されているが、糸受は取り位置で
の緯糸受は渡し手段Cと糸渡し位置での緯糸吸引保持手
段Bとは干渉しないようになっている。シリンダ14は
前述のコントローラで、吸引ノズル!5の吸引口周縁に
設けられて緯糸Wのを無を検出するセンサS、の緯糸有
り検出信号発生から所定の時間遅れをもって吸引ノズル
I5とカッタ■2とを糸受は取り位置−系渡し位置へ往
動するとともに、第1緯糸送り手段りのセンサS、の緯
糸有り検出信号で吸引ノズルI5とカッタ16とを糸渡
し位置−糸受は取りへ復帰作動するように制御されてい
る。吸引ノズル15は可撓性のパイプ17を介してサク
ションポンプ18に連通されている。このサクションポ
ンプ18は前述のコントローラで給糸体Wlの解舒停止
後に吸引駆動するとともに、前記センサS、の緯糸有り
検出信号で吸引停止するように制御されている。
第1緯糸送り手段りは緯糸受は渡し手段Cと緯糸貯留装
置1との間で緯糸Wを流体噴射よって緯糸貯留装置1側
に移送するものであって、装置本体7に取り付けた糸送
りノズル20を備えている。
この糸送りノズル20はその緯糸受は渡し手段Cと緯糸
貯留装置lとに向けて貫通する導糸孔を巻き付はガイド
4の導糸孔入り口と同軸に整合するように配設されてい
る。糸送りノズル20の給気ボートには、開弁ポジショ
ンと閉弁ポジションとを有する電磁駆動型の方向制御弁
21と調圧器22とを介して圧力空気源としてのエアポ
ンプ23を接続しである。この実施例では前述のコント
ローラからの織機正常作動信号および織機停止後のセン
サSつの緯糸有り検出信号によって方向制御弁21が開
弁ポジションに設定されて、糸送りノズル20に緯糸移
送用気流を発生する一方、これとは逆にコントローラか
らの糸切れ検出信号によって方向制御弁21が閉弁ポジ
ションに設定されて、前記緯糸移送用気流を停止するよ
うになっている。また糸送りノズル20の入り口側には
前述した緯糸Wの有無を検出するセンサs3を配設して
あり、出口側にも緯糸Wの有無を検出するセンサS4を
配設しである。
第2緯糸送り手段Eは緯糸貯留装置1と第2リリーフガ
イド手段Gとの間で緯糸Wを流体噴射によって緯入れノ
ズル2側に移送するものであって、装置本体7に取り付
けられた糸送りノズル24を備えている。この糸送りノ
ズル24はその緯糸貯留装置Iと緯入れノズル2とに向
けて貫通する導糸孔を緯入れノズル2の導糸孔入り口と
同軸に整合するように配設されている。糸送りノズル2
4の給気ボートには開弁ポジションと閉弁ポジションと
を有する電磁駆動型の方向制御弁25、および調圧器2
6とを介して圧力空気源としてのエアポンプ27を接続
しである。この実施例ではコントローラからの織機正常
作動信号および織機停止後のセンサS、の緯糸有り検出
信号によって方向制御弁25が開弁ポジションに設定さ
れて、糸送りノズル24に緯糸移送用気流を発生する一
方、これとは逆にコントローラからの糸切れ検出信号に
よって方向制御弁25が閉弁ポジションに設定されて、
前記緯糸移送用気流を停止するようになっている。糸送
りノズル24の出口側には緯糸Wの有無を検出するセン
サS、を配設しである。
第1リリーフガイド手段Fは巻き付はガイド4から第2
緯糸送り手段Eに緯糸Wを誘導するものであって、装置
本体7に取り付けられたアクチュエータを構成するシリ
ンダ30の作動ロッド端に装着した誘導パイプ31を備
えている。この誘導パイプ3Iはシリンダ30の伸縮駆
動によって第1図に実線で示す待避位置と、仮想線で示
す誘導位置とに移動する構造になっている。シリンダ3
0は前述のコントローラからの糸切れ検出信号で誘導パ
イプ31を待避位置−誘導位置へ移動するとともに、コ
ントローラからの緯糸有り検出信号で誘導位置−待避位
置へ復帰作動するように制御されている。この誘導位置
においては誘導パイプ31の両端開口が巻き付はガイド
4の出口と第2緯糸送り手段Eにおける糸送りノズル2
4の入り口とに対向配置されるのである。誘導パイプ3
Iの両端開口部には緯糸Wの有無を検出するセンサSs
、Ssを配設しである。この誘導パイプ3Iにおける周
壁のドラム3側の部分には第3図に示すように糸逃がし
川口32を切欠形成しである。
第2リリーフガイド手段Gは第2緯糸送り手段Eから緯
入れノズル2に緯糸Wを誘導するものであって、装置本
体7に取り付けたアクチュエータとしてのシリンダ35
の作動ロッド端に装着した誘導パイプ36を備えている
。この誘導パイプ36はシリンダ35の伸縮駆動によっ
て第1図に実線で示す待避位置と、仮想線で示す誘導位
置とに移動する構造になっている。この誘導位置におい
ては誘導パイプ36の両端開口が第2緯糸送り手段Eに
おける糸送りノズル24の出口と緯入れノズル2の入り
口とに対向配置されるのである。シリンダ35は誘導パ
イプ36を、前述のコントローラからの糸切れ検出信号
で待避位置−誘導位置へ移動するとともに、コントロー
ラからの緯糸有り検出信号で誘導位置−待避位置へ復帰
作動するように制御されている。誘導パイプ36の周壁
には前記第1リリーフガイド手段Fにおける誘導パイプ
31と同揉に糸逃がし川口37を切欠形成しである。こ
の誘導パイプ36と緯入れノズル2との間には緯糸Wの
有無を検出するセンサ。を設けである。また緯入れノズ
ル2の緯入れ側にもセンサS、を設けである。
第1緯糸除去手段Hは第1IQ糸送り手段りの部分で糸
切れした緯糸Wに横方向より空気流を作用させて取り除
く構造になっている。これは具体的には糸送りノズル2
0の周壁出口側部分に直径方向に相対峙して配設した圧
力空気ノズル40と導気バイブ41とを備えている。圧
力空気ノズル40は開弁ポジションと閉弁ポジションと
を有する電磁駆動型の方向制御弁42、および調圧器4
3とを介して圧力空気源を構成するエアポンプ44に接
続されており、方向制御弁42の開弁動作によって圧力
空気を糸送りノズル20内の緯糸Wに横方向より吹き付
けるようになっている。エアポンプ44は前述のコント
ローラからの糸切れ検出信号で駆動されるとともに、セ
ンサS10の緯糸有り検出信号で停止するように制御さ
れている。導気バイブ41は圧力空気ノズル40から緯
糸Wに吹き付けられた圧力空気を受は取るものであって
、これには集糸装置45を接続しであるとともに、その
中間部分に形成した開口にはカッタ46とセンサS1゜
を配設しである。このカッタ46はセンサS 1Gの緯
糸有り検出信号で切断、復帰作動されるようになってい
る。
第2緯糸除去手段■は糸切れしたときにドラム3に巻き
付けられている緯糸Wを切断して取り除く構造になって
いる。具体的には、切断装置50と吸引装置5Iとで構
成されている。切断装置50は装置本体7に取り付けら
れたアクチュエータとしてのシリンダ52の作動ロッド
端に装着したカッタ53を備えている。シリンダ52は
前述のコントローラからの糸切れ検出信号でカッタ53
を第1図に実線で示す待避位置と、第4図に仮想線で示
す糸切り位置とに移動するように伸縮駆動制御されてい
る。糸切り位置におけるカッタ53は第4図に示すよう
にドラム3の巻き付は周面に形成した複数のカッタ取り
込み用溝3aのうちのいずれか1つに挿入配置されたと
き、前述したコントローラで図外のアクチュエータを介
して緯糸Wを切断しかつ復帰作動する構造になっている
複数のカッタ取り込み用溝3aはドラム3の周方向に離
間配置されて、ドラム3の軸方向に沿って略直線状に延
設されている。吸引装置51は切断装置50で切断した
緯糸Wをドラム3から除去する吸引パイプ54を備えて
いる。この吸引パイプ54は装置本体7に取り付けられ
ており、その吸引口は前述した糸切り位置での切断装置
50に干渉しないようにしてドラム3の巻き付は周面に
遊離した状態で対向配置されている。この吸引パイプ5
4はフィルタ55を介してサクションポンプ56に接続
されている。サクションポンプ56は切断装置50で切
断された緯糸Wを吸引するのに必要かつ十分な時間だけ
前述のコントローラからの糸切れ検出信号で吸引駆動さ
れるようになっている。
給糸体取り付は手段Jは装置本体7に取り付けたパルス
モータ60の出力軸60aに固定した複数のアームを有
する例えば十字形の可動フレーム61を備えている。こ
の可動フレーム61はパルスモータ60の回転駆動によ
って複数アームの数等分の回転角度、この実施例では9
0度の回転角度をもって回転作動されるように構成され
ている。
このパルスモータ60は、例えばピックテール結びして
ないで給糸体Wlの糸が緯入れ可能下限量になったとき
、あるいはピックテール結びをしてあって新しい給糸体
Wの糸が緯入れに使用され始めるとき、前述のコントロ
ーラで前記所要の回転角度をもって駆動、停止制御され
るようになっている。可動フレーム61の各アーム先端
それぞれには前述とは別のパルスモータ62を取り付け
である。これらパルスモータ62の出力軸62aそれぞ
れには支持棒63を取り付けである。これらの支持棒6
3それぞれには給糸体Wがそのパイプ状の巻芯を脱着自
在に外嵌して装着されるのである。給糸体W、の装着さ
れているパルスモータ62は、前述した図外のコントロ
ーラで、緯糸吸引保持手段Bの糸取り位置における吸引
作動開始から糸渡し位置でのセンサS、による緯糸有り
検出までの間、給糸体W、を解舒回転方向に回転駆動す
るように制御されている。
以上の実施例構造によれば、正常運転している無杼織機
が停止すると、図外のコントローラからの指示でセンサ
S3〜S7によって緯糸Wの有無が検出される。ここで
例えばセンサS7が緯糸Wの無いことを検出したと仮定
すると、 先ず、第1緯糸除去手段H1第2緯糸除去手段Iそれぞ
れの作動によって糸送りノズル20から糸送りノズル2
4にわたって存在する緯糸Wを除去する。つまり、コン
トローラからの糸切れ検出信号によって、パルスモータ
62が停止して、給糸体W1の解舒回転は規制されてい
る状態であり、(イ)エアポンプ42.サクションポン
プ56゜シリンダ52が駆動する。
(ロ)カッタ53が待避位置→切断位置に移動してドラ
ム3に巻き付けられている緯糸Wを切断する。
(ハ)切断された緯糸Wとドラム3から糸送りノズル2
4側に在る緯糸Wとが吸引バイブ54で吸引除去される
とともに、ドラム3から糸送りノズル20内に在る緯糸
Wが圧力空気ノズル40から噴射される圧力空気によっ
て導気パイプ41内に吸引される。
(ニ)センサSIGが導気パイプ41内に緯糸Wの在る
ことを検出する(センサS 10が緯糸有り検出信号を
コントローラに出力する)。
(ホ)カッタ46が導気パイプ4■内の緯糸Wを切断す
る。
(へ)導気パイプ41からドラム3側に延びる緯糸Wが
集糸体45に捕集される。
(ト)第5図に示すように給糸体W、から導気パイプ4
1にかけて緯糸Wが展張された状態となり、導気パイプ
4Iから糸送りノズル24までの緯糸Wが除去された状
態となる。このとき、緯入れノズル2の緯糸Wは緯入れ
ノズル2の緯入れ側に設けられた図外の緯糸除去手段で
取り除かれているものとする。
次に、センサS、。の緯糸有り検出信号によるコントロ
ーラからの糸切れ検出信号によって、緯糸吸引保持手段
B、緯糸重畳渡し手段C1第1緯糸送り手段り、第2緯
糸送り手段E、第!リリーフガイド手段F、第2リリー
フガイド手段G、給糸体取り付は手段Jそれぞれの作動
によって、緯糸Wが給糸体WIから緯入れノズル2に引
き通される。つまり、 (イ)パルスモータ8.サクションポンプ11゜18、
エアポンプ23.27およびシリンダ30゜35が駆動
する。
(ロ)保持アーム9が待避位置→県歌り位置に移動、停
止するとともに、誘導パイプ31.36が待避位置−誘
導位置に移動、停止する。
(ハ)パルスモータ62が給糸体W1を解舒する矢印X
方向に回転駆動する。
(ニ)第6図に示すように給糸体W1と吸引口9aとの
相対回転によって、給糸体W、の糸層表面の緯糸Wの糸
始端部wa(給糸体W、から糸送りノズル20に展張さ
れていた部分を含む)が吸引口9a内に吸引、捕捉され
る。
(ホ)センサSIが保持パイプ9内に緯糸Wの在ること
を検出する(センサSIが緯糸有り検出信号をコントロ
ーラに出力する)。
(へ)第7図(A)、(B)に示すようにパルスモータ
8が再び駆動して保持アーム9が糸取り位置−系渡し位
置に移動、停止する。
(ト)センサS、が吸引口9aから吸引ノズル15、カ
ッタ16を経由して給糸体W、にかけて緯糸Wの在るこ
とを検出する。
(チ)パルスモータ62が停止して給糸体W。
の解舒方向への回転が停止されるとともに、カッタ12
が吸引口9a付近で緯糸Wを切断し、この緯糸Wの吸引
口9aから吸引ノズル15にかかる部分が吸引ノズル1
5に吸引、捕捉され、さらに保持アーム9が糸渡し位置
−待避位置に復帰する。
(ワ)第8図に示すように吸引ノズル15とカッタ16
とが一緒に型費は取り位置→糸渡し位置に移動、停止す
る。
(ヌ)カッタI6が緯糸Wを切断し、この緯糸Wの糸始
端部waが糸送りノズル20に吸引、捕捉される。
(ル)センサS、が糸送りノズル20内に緯糸Wの在る
ことを検出する(センサS3が緯糸有り検出信号をコン
トローラに出力する)。
(オ)吸引ノズル!5.カッタ16が糸渡し位置→重畳
は取り位置に復帰するとともに、糸送りノズル20の流
体噴射によって給糸体W、の糸が糸送りノズル20から
巻き付はガイド4.誘導パイプ31を経由して糸送りノ
ズル24に到達する。
(ワ)すると、上記(オ)に加えて糸送りノズル24の
流体噴射が緯糸Wに作用し、緯糸Wが糸送りノズル24
からさらに誘導パイプ36を経て緯入れノズル2に到達
する。つまり緯糸Wが給糸体W、から緯入れノズル2に
引き通され、センサS、〜s、、s、、Ssが緯糸有り
検出信号をコントローラに出力する。
(力)センサS、〜S7.S@ 、Ssによるコントロ
ーラの緯糸有り検出信号によってシリンダ30.35が
駆動して、誘導パイプ31.36が誘導位置−待避位置
に復帰する。このとき緯糸Wの中間部分は糸送がし川口
32.34を通って誘導パイプ31.36から外れる。
(ヨ)センサS8.S9が緯糸無し検出信号をコントロ
ーラに出力し、コントローラによって無杼織機が正常運
転される。
給糸体W、と緯入れ手段Aとの間で糸切れを生じた場合
に、重連した一連の動作によって給糸体WIから緯入れ
手段Aへ緯糸Wが自動的に引き通されるのである。
一方、第1図に仮想線で示すように、給糸体Wの糸始端
部waを給糸体Wlの糸路端部wbにビックテール結び
をしておけば、給糸体WIの糸が無くなるのに続いて給
糸体Wの糸が自動的に緯入れできることは明らかであろ
う。
なお本発明は前記実施例に限定されるものではなく、図
示は省略するが、例えば、下記(a)〜(e)に示す構
造にすることも可能である。
(a)センサS、〜S7のうちのいずれか1つの緯糸無
し検出信号がコントローラに出力されることによって、
コントローラが無杼織機を停止させたり、 (b)ビックテール結びを行わないで、給糸体W、の糸
が無くなって、無杼織機が停止し、パルスモータ60が
回転駆動して、給糸体Wが給糸体W1の位置に移動、停
止した後、前記実施例の一連の動作によって緯糸Wを給
糸体Wから緯入れ手段Aに自動的に引き通したり、 (c)保持アーム9の通路9b内にエジェクタ部を設け
、このエジェクタ部から圧力空気を通路9bにおける吸
引口9aと逆の方の出口側に向けて噴射することによっ
て生じるエジェクタ作用で糸始端部waを吸引、捕捉し
たり、 (d)給糸体W1を静止させ、保持アーム9を給糸体W
Iの周りに回転することによって、給糸体W、と吸引口
9aとの相対回転を構成したり、(a)新たな給糸体を
給糸体W、以外の部分での支持棒63に自動あるいは手
動で補給する。
発明の効果 以上のように本発明によれば、給糸体と緯入れ手段との
間で糸切れを生じた場合であっても、従来のような糸切
れごとのビックテール結び作業とクランパへの保持作業
とを有する構造に比べて、給糸体から緯入れ手段へ緯糸
を自動的に引き通すことができるので、作業性を向上す
ることができる新規な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す概略構成図、第2図は
同実施例の給糸体と吸引口との相対位置を示す側面図、
第3図は同実施例の誘導パイプの側面図、第4図は同実
施例のドラムの側面図、第5〜8図は同実施例の作用説
明図である。 1・・・緯糸貯留装置、2・・・緯入れノズル、9a・
・・吸引口、A・・・緯入れ手段、B・・・緯糸吸引保
持手段、C・・・緯重畳は渡し手段、W 、 W I・
・・給糸体、W・・・緯糸、wa・・・糸始端部。 第2図 第3図 第4図 a 第5図 第6図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 緯糸貯留装置、緯入れノズルを含む緯入れ手段と、糸切
    れ検出信号による給糸体と吸引口との相対回転によって
    給糸体の糸層表面から糸始端部を捕捉する緯糸吸引保持
    手段と、この緯糸吸引保持手段で捕捉された糸始端部を
    前記緯入れ手段側に引き渡す緯糸受け渡し手段とを備え
    たことを特徴とする無杼織機の緯糸処理装置。
JP62248805A 1987-10-01 1987-10-01 無杼織機の緯糸処理装置 Expired - Lifetime JP2711100B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62248805A JP2711100B2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01 無杼織機の緯糸処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62248805A JP2711100B2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01 無杼織機の緯糸処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0192452A true JPH0192452A (ja) 1989-04-11
JP2711100B2 JP2711100B2 (ja) 1998-02-10

Family

ID=17183668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62248805A Expired - Lifetime JP2711100B2 (ja) 1987-10-01 1987-10-01 無杼織機の緯糸処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2711100B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01201551A (ja) * 1988-02-04 1989-08-14 Toyota Autom Loom Works Ltd 無杼織機における給糸ミス処理装置
EP0448914A1 (de) * 1990-03-29 1991-10-02 Sulzer RàœTi Ag Vorrichtung für Webmaschinen, die Schussfadenspeicher, Fadenvorrat und Fadenübergabeorgan umfasst

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63264949A (ja) * 1987-04-15 1988-11-01 津田駒工業株式会社 無杼織機における給系案内装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63264949A (ja) * 1987-04-15 1988-11-01 津田駒工業株式会社 無杼織機における給系案内装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01201551A (ja) * 1988-02-04 1989-08-14 Toyota Autom Loom Works Ltd 無杼織機における給糸ミス処理装置
EP0448914A1 (de) * 1990-03-29 1991-10-02 Sulzer RàœTi Ag Vorrichtung für Webmaschinen, die Schussfadenspeicher, Fadenvorrat und Fadenübergabeorgan umfasst

Also Published As

Publication number Publication date
JP2711100B2 (ja) 1998-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR860002101B1 (ko) 젯트직기에 있어서 위사처리방법 및 그 장치
JPH0192452A (ja) 無杼織機の緯糸処理装置
JP5002133B2 (ja) 流体噴射式織機の貯留ドラムの緯糸解舒装置
JP2791806B2 (ja) よこ糸通し装置
JP3353350B2 (ja) パッケージの糸端処理方法
JP2517241Y2 (ja) 無杼織機の緯糸処理装置
JP2582602B2 (ja) 無杼織機の緯糸切れ処理方法
JP3036025B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JP2922681B2 (ja) よこ糸切断方法
JPS63264949A (ja) 無杼織機における給系案内装置
JP2504126Y2 (ja) 糸端処理装置
JP2584991Y2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
KR920003181Y1 (ko) 젯트 직기에 있어서의 급사 처리장치
JP3572655B2 (ja) 巻糸体の糸端処理装置
JP3180066B2 (ja) 流体噴射式織機の給糸緯糸継ぎ目の排除方法
EP0556775A1 (en) Method of discharging a weft yarn wound around a drum
JP2715591B2 (ja) ジェットルームにおける給糸処理装置
JP3056691B2 (ja) 糸排出装置
JPH0718774Y2 (ja) 流体噴射式織機の緯糸処理装置
JP3377598B2 (ja) よこ糸処理方法
JPH01118644A (ja) 流体噴射式織機の緯糸処理方法
JP2893111B2 (ja) 織機の緯糸除去方法
JP2623683B2 (ja) 無杼織機における緯糸準備装置
JPS6164673A (ja) よこ糸の自動予備巻き方法およびその装置
JPH03113050A (ja) ジェットルームにおける給糸案内装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050118

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050322

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20050328

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050524

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050712

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050829

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080916

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 4

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090916

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100916

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110916

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 7

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120916

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130916

Year of fee payment: 8

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees