JPH0718774Y2 - 流体噴射式織機の緯糸処理装置 - Google Patents

流体噴射式織機の緯糸処理装置

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JPH0718774Y2
JPH0718774Y2 JP1987157912U JP15791287U JPH0718774Y2 JP H0718774 Y2 JPH0718774 Y2 JP H0718774Y2 JP 1987157912 U JP1987157912 U JP 1987157912U JP 15791287 U JP15791287 U JP 15791287U JP H0718774 Y2 JPH0718774 Y2 JP H0718774Y2
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JP
Japan
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weft
yarn
sensor
winding arm
feeders
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JP1987157912U
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JPH0162377U (ja
Inventor
公正 大西
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日産テクシス株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、流体噴射式織機において、給糸体と主ノズル
との間で緯糸が切断した場合、自動的に修復するように
した緯糸処理装置に関する。
〔従来技術〕
この種の技術としては特開昭60-2749号に開示のものが
知られており、給糸体から引出した緯糸を静止状態に保
持された貯留ドラムにそのドラム周囲を旋転する巻付腕
により巻付け貯留するものである。
このような装置において、給糸体と貯留ドラムとの間で
緯糸が切断した場合、緯糸は作業者によってもとの状態
に修復していた。
〔解決しようとする問題点〕
このように作業者が修復していたのでは近年の省力化及
び生産性向上指向に対する対応には限界がある。
本考案はこのような実情に鑑みてなされたものであっ
て、自動的に修復できるようにすると共に、コストパフ
ォーマンスに優れた構造で達成することを目的とすを目
的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
このため本考案にあっては、給糸体から引き出した緯糸
を旋転する巻付腕により静止状態に保持された貯留ドラ
ムに巻付けて貯留して後主ノズルに挿通してなる流体噴
射式織機において、ピックテール結びした対の給糸体
と、これら給糸体に並設した予備給糸体と、この予備給
糸体の糸端を保持するニッパと、前記対の給糸体と主ノ
ズルとの間の緯糸を検知するセンサと、このセンサから
の緯糸無し信号にもとづいて前記巻付腕内に緯糸通し用
の気流を生成する気流生成器と、前記センサからの緯糸
無し信号にもとづいて予備給糸体の糸端を保持した前記
ニッパを巻付腕の入口部にもたらす緯糸供給装置とによ
り構成したものである。
〔作用〕
この構成によれば、給糸体と主ノズルとの間の緯糸切断
をセンサが検知すると、緯糸供給装置により予備給糸体
から引出した緯糸端部を巻付腕の入口部にもたらし、巻
付腕内に生じている引通し気流によって、緯糸を給糸体
から巻付腕まで、自動的に引き通す。
〔実施例〕
以下、図面にしたがって、実施例を説明する。
1A,1Bは給糸体であり、1Aの終端と1Bに始端とを結ん
で、ピックテール結がしてある。1は給糸体1A,1Bと並
設した予備給糸体である。2は、回転軸3の端部に回転
自在に設けた貯留ドラムであり図示しない手段により、
静止状態に保持してある。回転軸3には、ドラム2の周
囲を旋転する巻付腕4を突設してあり、これにより、ド
ラム2に緯糸Wを巻付るようにしてある。5は、電磁ア
クチュエータであり、係止体6をドラム2の周囲に所定
のタイミングで出し入れすることにより緯入れをコント
ロールする。7はガイド、8は主ノズルである。10は給
糸体1Aあるいは1Bと、貯留ドラム3との間の緯糸経路に
相対して配設した例えば光電式の緯糸センサである。12
は緯糸供給装置であり、予備給糸体1Cから引出した緯糸
W2の端部を先端部のニッパ13にて保持し進出した位置に
おいて、その緯糸W2を解決するようにしてある。この進
出はエアーアクチュエータ14にて行なう。15は電磁弁、
16は調圧器である。17は、緯糸引き通し用の気流を生成
する気流生成器であり、軸心部に導糸孔18を有するノズ
ル19よりなっている。このノズル19の先端部にはノズル
19の緯糸通路を横断する気流を生じる噴出口20と、それ
からの気流を受ける導気筒21とよりなる緯糸引出し装置
22が設けてある。導気筒21は、集糸体23に接続してあ
る。緯糸引出し装置22の先端の誘導筒24は回転軸3の導
糸口入口に向けて開口している。前記ノズル19に対して
は、電磁弁25、調圧器26を介して圧力空気源に、噴出口
20は電磁弁27、調圧器26を介して圧力空気源に接続して
ある。30は光電式等のセンサである。31はカッタであ
り、筒体21の切除部32において鋏切り運動を行ない、も
って緯糸を巻付腕4は図示しないモータにより回転駆動
され、ドラム2に緯糸Wを巻付ける。これにより、緯入
れ直前には1ピック分の緯糸が貯留されるようにしてあ
る。緯入れ時には係止体6がドラム2から抜け出て主ノ
ズル8からの流体噴射により、緯入れがなされる。そし
て、ドラム2から所定巻の緯糸が引き出されると係止体
6がドラム2面に突入して緯糸Wの解舒を停止し、もっ
て緯入れを終了する。織機作動中に異常が生じると、例
えば給糸体1Aと、ノズル19との間で緯糸が切断した場合
はドラム上の緯糸がすべて緯入れされてしまうと、緯入
れミスを生じて織機は停止する。この停止後、センサ1
0,30は緯糸Wを検知しないので給糸体から主ノズル8ま
での緯糸経路に緯糸が存在しないと判断する。
この判断にもとづいて、電磁弁15を所定時間開弁してニ
ッパ13を進出位置としての導糸孔18に入口部に移動させ
て後、緯糸W2を解放する。これに先立って電磁弁25を、
開弁してノズル19から回転軸3の入口部に向かう気流を
生成する。これにより、ノズル19から巻付腕4の出口開
口まで一連の緯糸挿通気流が生成される。この緯糸W2
解放によって、前記挿通気流によって巻付腕4まで引き
通す。前記所定時間後、電磁弁15が閉じて内蔵のスプリ
ングにより、ニッパ13を退避位置としての実線示位置ま
で退避させ、また、電磁弁25を閉弁してノズル19からの
噴射を停止する。この後、作業者がガイド7、ノズル8
に緯糸を引き通せば良い。そして始動準備を行なうとド
ラム2上の緯糸センサが緯糸なしを検知して、そのセン
サが糸有りを検知するまで緯糸を巻付ける。
別のケースとしてセンサ30では緯糸を検知したが、セン
サ10では検知しなかった場合には電磁弁27を開弁して噴
射口20から圧力空気を噴射して筒21へ吹き込み、カッタ
31にて余分な緯糸を切断して後、電磁弁27を閉弁し、つ
ぎに電磁弁25を開弁してノズル19から空気を噴射して前
述のように緯糸Wを巻付腕4へ吹き込めばよい。この後
弁25を閉じる。
なお、ノズル19は回転軸3の入口部に一体的に設けても
よい。
また、センサを設ける位置では図のものに限定されず目
的を達成できる範囲で適宜設定できる。
〔考案の効果〕
このように、ピックテール結びしてある対の給糸体とは
別に予備給糸体を設けておき、予備給糸体の糸端を巻付
腕まで自動的に持ち来たし、自動的に引き通すので、生
産性が向上すると共に省力化が図れる。
さらに、糸を保持しておくニッパは一つでよい。さら
に、そのニッパを巻付腕の入口部にもたらす緯糸供給装
置も一つでよく、その動きは退避位置と進出位置との2
位置のみ定めておけばよいので、作動制御も容易であ
る。
すなわち、本考案はこれにより、装置を対で設ける必要
がないので安価にできると共に、緯糸供給装置の制御も
極めて簡単な2位置制御で出来るため、コストパフォー
マンスに優れているという利点がある。
【図面の簡単な説明】 第1図は本案の全体図である。 給糸体1A,1B,1C、貯留ドラム2、巻付腕4、主ノズル
8、センサ10、緯糸供給装置12、気流生成器17、緯糸
W。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】給糸体から引き出した緯糸を旋転する巻付
    腕により静止状態に保持された貯留ドラムに巻付けて貯
    留して後主ノズルに挿通してなる流体噴射式織機におい
    て、ピックテール結びした対の給糸体と、これら給糸体
    に並設した予備給糸体と、この予備給糸体の糸端を保持
    するニッパと、前記対の給糸体と主ノズルとの間の緯糸
    を検知するセンサと、このセンサからの緯糸無し信号に
    もとづいて前記巻付腕内に緯糸引通し用の気流を生成す
    る気流生成器と、前記センサからの緯糸無し信号にもと
    づいて予備給糸体の糸端を保持した前記ニッパを巻付腕
    の入口部にもたらす緯糸供給装置とよりなることを特徴
    とする緯糸処理装置。
JP1987157912U 1987-10-15 1987-10-15 流体噴射式織機の緯糸処理装置 Expired - Lifetime JPH0718774Y2 (ja)

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JPH0162377U JPH0162377U (ja) 1989-04-20
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0733613B2 (ja) * 1985-09-06 1995-04-12 津田駒工業株式会社 給糸切れ自動補修方法およびその装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0162377U (ja) 1989-04-20

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