JPH018129Y2 - - Google Patents

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JPH018129Y2
JPH018129Y2 JP13431185U JP13431185U JPH018129Y2 JP H018129 Y2 JPH018129 Y2 JP H018129Y2 JP 13431185 U JP13431185 U JP 13431185U JP 13431185 U JP13431185 U JP 13431185U JP H018129 Y2 JPH018129 Y2 JP H018129Y2
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panel
panels
mesh material
ceiling panel
door
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、野犬などの動物を保護するための動
物保護器に関する。
〔従来の技術とその問題点〕
従来のこの種の動物保護器は、構造が簡単でな
く、重量が大きくて持ち運びも容易でなく、取扱
いが不便であるという問題点があつた。
本考案は、上記問題点が解決された動物保護器
を提供することを目的としている。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上下スライド扉と該上下スライド扉
が取付けられた扉枠とからなる前後面パネルが、
天井パネルの前後端縁の近傍に直接或いはブラケ
ツトを介し、それぞれ回動自在に連結され、かつ
上記前後面パネルの扉枠の下辺部が床面パネルに
係脱自在に取付けられていると共に、左右側面パ
ネルが上下方向の略中央部及び上下端縁でそれぞ
れ内側方向へ折り畳み可能に構成されたものであ
る。
〔作用〕
折り畳まれた状態から組み立てるには、最初に
前後面パネルをそれぞれ反対方向に約180度回転
させて展開する。次に天井パネルを引き上げなが
ら、上下方向の略中央部及び上下端縁で内側方向
へ折り畳まれている左右側面パネルをそれぞれま
つすぐに伸ばす。このとき上記両パネルは約90度
さらに回転する。床面パネルに設けられた組立金
具によつて前後面パネルの扉枠の下辺部を床面パ
ネルにそれぞれ連結固定すればよい。反対に組立
状態から折り畳むには上記と逆の順序で行なうこ
とにより可能である。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面に基づいて詳説する。
第1図乃至第4図において、1は天井パネル、
2は床面パネルであり、3,3は、該床面パネル
2の左右両側に立設された左右側面パネルであ
る。4,5は前後面パネルであり該前後面パネル
4,5の扉枠6,7に設けられた凹溝6a,7a
にはそれぞれ上下スライド扉8,9が摺動自在に
取付けられている。該扉枠6,7は上記天井パネ
ル1の前後端縁10,11に固着されたブラケツ
ト12,13にそれぞれ回動自在に連結されてい
る。12a,13aは枢結ピンである。一方の枢
結ピン12aの天井パネル1上平面からの高さ
H2は、第12図のように集合状に折り畳まれた
状態において、前面パネル4と後面パネル5の各
厚さBを合わせたものとほぼ等しくなるように設
定する。同様に後面パネル5側の枢結ピン13a
の高さH1を後面パネル5の厚さBとほぼ同一に
定める。なお、各ブラケツト12,13は天井パ
ネル1の周囲枠14と一体に形成されたものであ
つても差支えない。
前後面パネル4,5の各扉枠6,7の下辺部は
フツク等の組立金具15,15によつて床面パネ
ル2の前後端縁にそれぞれ係脱自在に取付けられ
る。第1図と第4図に示すように、前面パネル4
の上下スライド扉8の内面には、その左右中央系
統方向に、帯板27が固着されている。
左右側面パネル3,3はその上下方向の略中央
部16及び上下端縁17,18でそれぞれ内側方
向へ折り畳み可能に構成されている。この折り畳
み構造について説明すると、左右側面パネル3,
3の各周囲枠19,19内部には、後述する網目
状材料20が取付けられている。
第8図は左右側面パネル3,3の各上端縁17
の一部を示し、周囲枠19に固着された押さえ金
具21の一端には上記網目状材料20の上端部側
の厚肉部20aが挿通されており、また周囲枠1
9も同一高さの部分で上下に分断されていて当該
部位は折り曲げ自在である。左右側面パネル3,
3の下端縁18についても上記同様に構成され折
り曲げ自在である。
第9図は左右側面パネル3,3の上下方向の略
中央部16を示し、網目状材料20及び周囲枠1
9,19は図中仮想線Lで示す中央線上において
それぞれ上下に分断されている。また、上記仮想
線L上に配設された各押さえ金具21,21…に
は網目状材料20の上記分断部分の厚肉部20a
がそれぞれ挿通されており、仮想線Lにおいて内
側方向へそれぞれ折り曲げ自在である。
天井パネル1の周囲枠14の一部である縦枠1
4aは、前記左右側面パネル3,3の周囲枠19
の一部である縦枠19aと共通であり、天井パネ
ルの周囲枠14内部にも前記網目状材料20が全
体に張設されている。また網目状材料20の外周
部は、周囲枠14にネジによつて固定され、或い
は、鋸刃状部によつて挟着されている。
上記網目状材料20は、所定巾の厚肉部20a
と薄肉部20bが交互に平行状に配列されてなる
アルミ合金製等の形材の上記薄肉部20bに千鳥
状の打抜きを入れ、これを幅方向に引張つて立体
的な亀甲模様を形成せしめたものである。(第2
図及び第7〜9図参照)したがつて一般の金網と
異なり軽量であつても剛性が大きく構造材として
も使用し得るものである。
第5図乃至第7図において、22は天井パネル
1の下方適当位置に垂設された餌付プレートであ
り、天井パネル1の上側に長手方向に配された作
動杆23に連動する如く、網目状材料20に取付
けられている。24は網目状材料20に固定され
た支持軸であり、餌付プレート22は該支持軸2
4を中心に前後方向に揺動可能に枢着されてい
る。餌付プレート22の上記支持軸24近傍部に
は蝶番25が設けられ、90度折り曲げて水平状と
することができる。また餌付プレート22の上端
部は第6図と第7図に示す如く天井パネル1の網
目状材料20の亀甲型の空隙部に挿通されている
が、同様に前記第12図における折り畳み状態に
おいても、後面パネル5の網目状材料20の空隙
部に挿通された状態となるよう配置される。作動
杆23の一端は上記餌付プレート22の上端部に
枢結され、他端23aは前面パネル4の上下スラ
イド扉8が下降時にあつては、第4図のように網
目状材料20の上側部分の空隙内に挿通されてい
る。26は作動杆23の円滑作動のための滑車を
備えた案内具であり、作動杆23の上方向への屈
曲部前方に配され、天井パネル1に取付けられて
いる。なお滑車の代わりに固定案内具とするも好
ましい。
餌付けを行なうには、第10図に示すように後
面パネル5の上下スライド扉9を持ち上げ、一定
高さのところで係止具(図示せず)で保持し開口
状態として行なう。なお、この後扉9は、誤つて
飼犬が入つたときの取出口ととななる。次に、前
面パネル4の上下スライド扉8を上方に引き上げ
野犬等が内部へ入れるように開口状態とするに
は、作動杆23を第4図の矢印Aの方向に適当量
だけ押し、作動杆23の先端23aを、網目状材
料20の内側に上下方向に張り付けた帯板27に
当接させ、摺接させながらスライド扉8を引き上
げる。作動杆23の先端23aは上記帯板27の
下端部の下方であつて網目状材料20の空隙部C
に挿通される。このとき、上下スライド扉8の重
量は該先端23aによつて支持されている。野犬
等が餌付プレート22を動かすことにより作動杆
23の先端23aが抜け出し、スライド扉8は落
下するが、一旦抜け出した作動杆23は上記帯板
27に阻止されて、落下途中で再度網目状材料2
0の他の空隙部に挿通されることはない。
第11図は折り畳み方法を示し、前後面パネル
4,5が外側に若干開かれて左右側面パネル3,
3が内側方向に折り曲げられた図示の状態から、
さらに前後面パネル4,5を図中矢符方向に開き
ながら左右側面パネル3,3を折り曲げてゆき、
天井パネル1と床面パネル2の間に左右側面パネ
ル3,3をそれぞれ二つ折り状態にした後、天井
パネル1の上に先ず後面パネル5を、さらその上
から前面パネル4をそれぞれ重ねる。このように
して第12図の折り畳み状態が得られる。
材料については、各パネルの周囲枠及び作動杆
23等の仕掛けは何れもアルミ材料を使用し、床
面パネル2の床板28には合成樹脂板等を用い
る。また、他の小物部品にはステンレス等を用い
る。
本考案においては、前面パネル4の上下スライ
ド扉8内側に帯板27を取付けたことにより、ス
ライド扉8の引き上げ動作中、作動杆23をずつ
と持つている必要はなく、しかも、餌付プレート
22が揺動すればスライド扉は確実に下迄落下
し、途中で停止することがない。
左右側面パネル3,3に軽量かつ剛性の大きい
網目状材料20を張設し、この網目状材料20を
折り曲げ構造の一部として構成とすると共に、第
2図に示すような押さえ金具21によつてヒンジ
部としたから、折り曲げ部の構造を極めて簡素で
耐久性のある構造にすることができた。また餌付
プレート22の取付部についても、網目状材料2
0自体に支持させることとしたので、作動杆23
を前後方向に動かせるための餌付プレート22の
揺動機構が非常に簡単なものとなつた。
上記のように、主要部をアルミ製とし、コンパ
クトな形状に折り畳むように構成したことより全
体が軽量で取扱やすく、一人で容易に持ち運ぶこ
とが可能である。
また、全体をいずれも錆に強い材料で構成した
ことにより犬の臭いを消すために繰り返しの水洗
いにも充分耐えることができる。さらに、全体の
構成材をブロンズ仕上げ等とすれば、光の反射が
生じないで、野犬が入り易い利点がある。
〔考案の効果〕
このように本考案においては、組み立て、折り
畳みを迅速に行なうことができ、折り畳まれた形
状が非常にコンパクトであるから一人でも容易に
取扱うことが可能であつて、一人でも簡単に持ち
運ぶことができるなどの効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はその半部断面とした正面図、第3図は半部断
面として平面図、第4図は縦断面図、第5図は餌
付プレート及びその取付部を示す正面図、第6図
はその平面図、第7図は同じくその側面図、第8
図は左右側面プレートの上端縁の詳細図、第9図
は左右側面プレートの上下方向の略中央部を示す
詳細図、第10図は前後面パネルのそれぞれ上下
スライド扉の上下方向作動を示す斜視図、第11
図は折り畳み方法を示す概念図、第12図は折り
畳まれた状態を示す斜視図である。 1……天井パネル、2……床面パネル、3……
左右側面パネル、4……前面パネル、5……後面
パネル、6……扉枠、7……扉枠、8……上下ス
ライド扉、9……上下スライド扉、10……前端
縁、11……後端縁、12……前面パネル側ブラ
ケツト、13……後面パネル側ブラケツト、16
……上下方向の略中央部、17……同上端縁、1
8……同下端縁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 上下スライド扉8,9と該上下スライド扉8,
    9が取付けられた扉枠6,7とからなる前後面パ
    ネル4,5が、天井パネル1の前後端縁10,1
    1の近傍に直接或いはブラケツト12,13を介
    し、それぞれ回動自在に連結され、かつ上記前後
    面パネル4,5の扉枠6,7の下辺部が床面パネ
    ル2に係脱自在に取付けられていると共に、左右
    側面パネル3,3が上下方向の略中央部16及び
    上下端縁17,18でそれぞれ内側方向へ折り畳
    み可能に構成されていることを特徴とする動物保
    護器。
JP13431185U 1985-09-02 1985-09-02 Expired JPH018129Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13431185U JPH018129Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP13431185U JPH018129Y2 (ja) 1985-09-02 1985-09-02

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Publication Number Publication Date
JPS6242779U JPS6242779U (ja) 1987-03-14
JPH018129Y2 true JPH018129Y2 (ja) 1989-03-03

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