JPH0335094Y2 - - Google Patents

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JPH0335094Y2
JPH0335094Y2 JP1984022096U JP2209684U JPH0335094Y2 JP H0335094 Y2 JPH0335094 Y2 JP H0335094Y2 JP 1984022096 U JP1984022096 U JP 1984022096U JP 2209684 U JP2209684 U JP 2209684U JP H0335094 Y2 JPH0335094 Y2 JP H0335094Y2
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cage
window
folded
short side
side wall
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JP1984022096U
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  • Housing For Livestock And Birds (AREA)
  • Packging For Living Organisms, Food Or Medicinal Products That Are Sensitive To Environmental Conditiond (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、例えば、犬や猫等のペツトを収容
して持運ぶ合成樹脂製の折畳み式動物携帯用檻に
関する。
(従来技術) 従来、上述例の折畳み式動物携帯用檻として
は、実開昭49−104385号公報および実開昭54−
73279号公報に記載のように檻の周囲側壁を内向
きに折畳めるようにしたものがある。
しかし、前者の実開昭49−104385号公報に記載
の檻は、前板に透明な扉体を開閉可能に設けたも
のにすぎず、給餌用の小扉がない構造であるか
ら、給餌時に上述の扉体を開放すると、檻内の動
物が檻外へ逃げ出る問題点があり、加えて檻内の
動物の様子を正面および背面の双方の高位置から
良好に確認することができない問題点があつた。
また、後者の実開昭54−73279号公報に記載の
檻は、前壁枠に出入用扉を着脱自在に設け、この
出入用扉の下部位置に給餌用の小扉を設けた構造
であるから、給餌時に上述の小扉を開放すると、
檻内の動物、特に小動物が下方位置の小扉開放部
から檻外へ逃げ出す問題点があり、加えて檻内の
動物の様子を正面および背面の双方高位置から良
好に確認することができない問題点があつた。
さらに、上述の前者および後者の何れの従来檻
においても、同檻を単に折畳む構造にすぎず、檻
を折畳んだ状態に係止保持することが不可能であ
るから、折畳んだ状態の檻の可搬性に劣る欠点を
有していた。
(考案の目的) この考案は、給餌時に檻内の動物が逃走しよう
とするのを確実に防止することができると共に、
檻内の動物の姿勢の如何にかかわらず上面、正面
および背面の高位置から動物の様子を良好に確認
することができ、また檻を折畳んだ時に、この折
畳み状態を係止保持することで、折畳んだ状態の
檻の可搬性を確保することができ、さらに檻全体
の加工工数、組立工数の低減を図つて、檻のコス
トダウンを図ることができる折畳み式動物携帯用
檻の提供を目的とする。
(考案の構成) この考案は、天板上面に把手を有し、一方の相
対向する一対の側面を中折り可能な長辺側壁に、
他方の相対向する一対の側面を起伏可能な短辺側
壁に形成し、下面に受皿を有する箱体に構成した
合成樹脂製の折畳み式動物携帯用檻であつて、上
記天板上面の把手配設部を除く略全体に檻内を監
視できる格子状の通気孔兼監視窓を形成し、上記
各一対の長辺側壁および短辺側壁を折畳んだ時、
上記天板と受皿とを係合する突起およびフツクを
一体形成する一方、上記檻の一側の短辺側壁に扉
を設け、この扉の上部位置に給餌口を兼ねる透明
板製の透視窓を、該窓の下端縁を支点として開閉
可能に構成し、他側の短辺側壁の上部位置には透
明板製の固定透視窓を取付けた折畳み式動物携帯
用檻であることを特徴とする。
(考案の効果) この考案によれば、檻は合成樹脂製で軽く、天
板の把手により携帯が便利であり、さらに正面側
の上部位置に設けた開閉可能な透視窓と、背面側
の上部位置に設けた固定透視窓とにより、檻内に
収容された動物の様子を同檻内の動物の姿勢の如
何にかかわらず、正面および背面の双方高位置か
ら良好に確認することができ、しかも、上述の天
板上面にはその把手配設部を除く略全体に檻内を
監視できる格子状の通気孔兼監視窓を形成したの
で、携帯用檻を手に下げた状態であつても、檻内
部の動物の状態を監視することができ、加えて、
上述の正面側の透視窓は給餌口を兼ねるので、給
餌口、給餌口開閉板および透視窓を何等別々に形
成する必要がなく、扉に対する加工工数、組立工
数および部品点数の削減を図ることができ、この
給餌口を兼ねる上述の透視窓を該窓の下端縁を支
点として開口して、給餌を行なうので、透視窓が
上部の高い位置にあることと、給餌時に上述の透
視窓を開放した時、この開放された窓により檻内
部の監視視界がさえぎられることなく、給餌の際
に小動物が逃走しようとしても、この状態を逸早
く察知して、小動物の動作を抑止することとの両
者により、その逃走を確実に防止することがで
き、また、透視窓が上部であるから餌の差し入れ
を容易に行なうことができる。
さらに、上述の各一対の長辺側壁および短辺側
壁を折畳んだ時、上述の天板と受皿とを係合する
突起およびフツクを一体形成したので、突起とフ
ツクとの係合により、檻を折畳んだ時に、この折
畳み状態を係止保持することができて、折畳んだ
状態の檻の可搬性を確保することができる効果が
ある。
(実施例) 図面はこの考案の一実施例を示し、第1図にお
いて、この動物携帯用檻1は、上面中央に把手2
を備えた天板3と、側面長手方向を中折畳み自在
に設けた相対向する一対の長辺側壁4,5と、側
面幅方向を起伏可能に設けた相対向する一対の短
辺側壁6,7と、これら各側壁4〜7の下端を支
持する受皿8とから構成される。
上述の天板3は、上面中央に持運び用の起立傾
倒自在な把手2を設け、長辺側壁4,5側の垂下
壁3a,3aにはそれぞれ2箇所、突起9,9を
一体的に突設し、折畳んだ状態で受皿8と連結す
る係合手段を構成している。
しかも、この天板3上面の把手2配設部を除く
略全体には、檻1内の動物を外方から監視できる
格子状の通気孔兼監視窓23を形成し、携帯用檻
1を手に下げた状態であつても檻1内部の動物の
状態を監視することができるように構成してい
る。
受皿8の起立壁8a,8a上縁部の上述の突起
9,9と対向する位置には、これらの各突起9,
9と係合して天板3と受皿8を連結保持する係合
手段としてのフツク11,11が樹脂成形により
一体的に設けられている。
上述の長辺側壁4,5は、第2図に示すよう
に、これら各々の側壁4,5を上下に2分して内
向きに中折畳みするための横方向の折目13,1
4,12を、上端部、下端部および中間部にそれ
ぞれ薄肉形成して設け、中間部の折目12を外側
より押圧することにより上下端部の折目13,1
4を支点に中折折りされるものであつて、中間部
の折目12は通常その周囲に形成される補強用の
厚肉部15によつて容易に中折れしないように保
持されている。
上述の内方への傾倒が可能な短辺側壁6,7
は、一方例えば正面側の枢支点を高く、他方例え
ば背面側の枢支点を低く設定して、上下に折畳む
時の側壁6,7の厚さを考慮した段差枢支構造に
構成し、例えば背面側の短辺側壁7の上部に正面
側の短辺側壁6が効率よく折重なるようにしてい
る。
上述の短辺側壁6,7上部と対応する天板3の
所定位置には、それぞれ短辺側壁6,7のロツク
を解除するため、押下部材(図示省略)を挿入す
る解除孔16,16が設けられ、そして正面側の
短辺側壁6には動物出入り用の扉17が形成され
ている。
この扉17の上部には透明な合成樹脂板からな
る透視窓18を設け、この透視窓18の下端は扉
17と蝶番19,19で連結されている。すなわ
ち、この透視窓18は該窓18の下端縁を支点と
して開閉可能に構成されたものである。そして上
端寄り外面には、第4図に示す如く、開閉を可能
にする引手部20を、上端内面にはフツク21,
21をそれぞれ設け、これらのフツク21,21
と相対する位置の扉17の内周面には上述のフツ
ク21,21を嵌合する凹部22,22が設けら
れ、引手部20の操作により嵌脱できるようにな
つている。
引手部20を手前に引くとフツク21,21は
外れ、透視窓18が開き、引手部20を押すと、
フツク21,21が上述の凹部22に嵌合し簡単
に閉じる。
この透視窓18により檻1内に収容した動物の
様子を正面側高位置から確認することが容易とな
り、また、餌等の差し入れも動物の逃走を心配す
ることなく行うことができる。
また第1図、第2図に示す如く背面側の短辺側
壁7における上部位置には透明合成樹脂板製の固
定透視窓18aを設けている。
このように構成された折畳み式動物携帯用檻1
を折畳む際は、一方の低段に枢支された短辺側壁
7の上面を解除孔16を介して外部より押せば、
係止作用が解かれて、短辺側壁7は下端の枢支部
を支点として内方に傾倒して受皿8の底面上に折
畳まれる。
次いで、他方の高段に枢支された短辺側壁6の
上面を同様に解除孔16を介して外部より押せ
ば、係止作用が解かれて、短辺側壁6は下端の枢
支部を支点として内方に傾倒し、先に傾倒した短
辺側壁7上に折重なつて折畳まれる。
次に、両側の長辺側壁4,5を折畳むべく、こ
れら中間部の折目12,12を両側外方より同時
に押せば、第2図に仮想線で示すように、その中
間部の折目12,12部分を中心に中折りされ、
長辺側壁4,5は短辺側壁6上に折重なつて第3
図に示すようになり、フツク11,11をそれぞ
れ対応する突起9,9に係合して天板3と受皿8
とを連結保持する。
このように、上述の各一対の短辺側壁6,7お
よび長辺側壁4,5を折畳んだ時、上述の天板3
と受皿8とを突起9,9およびフツク11,11
で係合するので、檻1を折畳んだ時に、この折畳
み状態を係止保持することができて、折畳んだ状
態の檻1の可搬性を確保することができる効果が
ある。
また上述の折畳んだ檻1を組立てる際は、フツ
ク11を突起9から外し、把手2を持つて上方に
引き上げ、次いで上側に折畳まれた短辺側壁6を
元の起立状態に外方回動して戻し、その上部を天
板3に係合固定し、次いで下側に折畳まれた短辺
側壁7を元の起立状態に同じく外方回動して戻
し、その上部を天板3に係合固定すれば組立ては
完了する。
そして、動物を檻1に収容し、携帯移動の際
は、把手2により持運びが便利となり、正面側の
透視窓18および背面側の固定透視窓18aの形
成により不特定多数の乗客と一緒の狭い電車内等
でも、上述の透視窓18,18aより動物の様子
の確認が容易である。
このように、上述の構成によれば、檻1は合成
樹脂製で軽く、天板3の把手2により携帯が至便
なことは勿論、正面側の上部位置に設けた開柄可
能な透視窓18と、背面側の上部位置に設けた固
定透視窓18aとの両者により、檻1内に収容さ
れた動物の様子を同檻1内の動物の姿勢の如何に
かかわらず、正面および背面の双方高位置から良
好に確認することができる効果がある。
しかも、上述の天板3上面にはその把手2配設
部を除く略全体に檻1内を監視できる格子状の通
気孔兼監視窓23を形成したので、携帯用檻1を
手に下げた状態であつても、檻1内部の動物の状
態を監視することがでる効果がある。
さらに、上述の正面側の透視窓18は給餌口を
兼ねるので、扉17に対する加工工数、組立工数
および部品点数の削減を図ることができ、檻それ
自体のコストダウンを図ることができるうえ、こ
の給餌口を兼ねる上述の透視窓18を該窓18の
下端縁を支点として開口して、給餌を行なうの
で、該透視窓18が上部の高い位置にあること
と、給餌時に小動物が逃走しようとしても、この
状態を逸早く察知して、小動物の動作を抑止する
こととの両者により、その逃走を確実に防止する
ことができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は折
畳み式動物携帯用檻の斜視図、第2図は第1図の
A−A線矢視断面図、第3図は檻を折畳んだ状態
で示す斜視図、第4図は透視窓遊端部分の拡大断
面図である。 1……檻、2……把手、3……天板、4,5…
…長辺側壁、6,7……短編側壁、8……受皿、
9……突起、11……フツク、17……扉、18
……透視窓、18a……固定透視窓、23……通
気孔兼監視窓。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 天板上面に把手を有し、一方の相対向する一対
    の側面を中折り可能な長辺側壁に、他方の相対向
    する一対の側面を起伏可能な短辺側壁に形成し、
    下面に受皿を有する箱体に構成した合成樹脂製の
    折畳み式動物携帯用檻であつて、 上記天板上面の把手配設部を除く略全体に檻内
    を監視できる格子状の通気孔兼監視窓を形成し、 上記各一対の長辺側壁および短辺側壁を折畳ん
    だ時、上記天板と受皿とを係合する突起およびフ
    ツクを一体形成する一方、 上記檻の一側の短辺側壁に扉を設け、 この扉の上部位置に給餌口を兼ねる透明板製の
    透視窓を、該窓の下端縁を支点として開閉可能に
    構成し、 他側の短辺側壁の上部位置には透明板製の固定
    透視窓を取付けた 折畳み式動物携帯用檻。
JP2209684U 1984-02-17 1984-02-17 折畳み式動物携帯用檻 Granted JPS60133778U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2209684U JPS60133778U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 折畳み式動物携帯用檻

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JP2209684U JPS60133778U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 折畳み式動物携帯用檻

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Publication Number Publication Date
JPS60133778U JPS60133778U (ja) 1985-09-06
JPH0335094Y2 true JPH0335094Y2 (ja) 1991-07-25

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ID=30514083

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2209684U Granted JPS60133778U (ja) 1984-02-17 1984-02-17 折畳み式動物携帯用檻

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4771347B2 (ja) * 2000-11-27 2011-09-14 アイリスオーヤマ株式会社 折畳式ペットキャリーボックス
JP5665563B2 (ja) * 2011-01-21 2015-02-04 株式会社リッチェル ペットキャリー

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49104385U (ja) * 1972-12-19 1974-09-06
JPS5473279U (ja) * 1977-11-01 1979-05-24
JPS58100556U (ja) * 1981-12-28 1983-07-08 有限会社末広工業 折りたたみ式ペツトボツクス

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JPS60133778U (ja) 1985-09-06

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