JP2003081264A - 折畳式収納箱 - Google Patents

折畳式収納箱

Info

Publication number
JP2003081264A
JP2003081264A JP2001271473A JP2001271473A JP2003081264A JP 2003081264 A JP2003081264 A JP 2003081264A JP 2001271473 A JP2001271473 A JP 2001271473A JP 2001271473 A JP2001271473 A JP 2001271473A JP 2003081264 A JP2003081264 A JP 2003081264A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
lid
wall
storage box
base
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001271473A
Other languages
English (en)
Inventor
Junji Maeda
純司 前田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yodogawa Steel Works Ltd
Original Assignee
Yodogawa Steel Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yodogawa Steel Works Ltd filed Critical Yodogawa Steel Works Ltd
Priority to JP2001271473A priority Critical patent/JP2003081264A/ja
Publication of JP2003081264A publication Critical patent/JP2003081264A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handcart (AREA)
  • Refuse Receptacles (AREA)
  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 箱形状に展開した状態において、ぐらつきや
すい折畳式の収納箱において、その構造強度を向上して
確実に箱形状を保持できるようにする。 【解決手段】 箱基部1と、箱基部1に対して折り畳み
収納される展開部2と、展開部2の上面を塞ぐ蓋体3
と、展開部2の底面を塞ぐ底面壁4とからなる。展開状
態での展開部2の上面を蓋体3で塞いだ状態において、
蓋体3の蓋周枠29を展開部2の上端に係合させて、蓋
体3で展開部2の箱形状を確実に保持できるようにす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、不使用時に折り
畳み収納することができる収納箱に関する。この収納箱
は、屋外に設置してごみ集積用に使用したり、あるいは
バレーボールやバスケットボールなどの嵩張りやすいス
ポーツ用具等をまとめて収納するために使用できる。
【0002】
【従来の技術】この種の収納箱は、例えば特開平10−
53301号公報に公知である。そこでは、箱体の前面
板と背面板とを左右一対の側面板で連結し、両側面板の
それぞれを箱体の内方へ折り畳み可能としている。展開
状態において箱体の底面を覆う底面板は、背面板に沿っ
て起立収納でき、箱体の上面を覆う上面板も背面板の前
面側へ被せ付けることができる。展開操作や折り畳み収
納操作を容易化するために、前面板の下端にはキャスタ
ーが装着してある。かかる収納箱によれば、箱全体を前
後厚みが小さな薄箱状に折り畳むことができ、不使用時
の占有スペースを小さくできる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この種の収納箱におい
ては、前面板と側面板を展開した後、背面板に起立収納
していた底面板を倒し込んで箱形状を保持するが、四周
壁が邪魔になるため、底面板を起伏操作するのに多くに
手間が掛かる。このような手間を省くために先の収納箱
では、箱体の外面にハンドルを設け、ハンドルを起伏操
作することによって、底面板を箱体の外面から起伏操作
できるようにしているが、この種のハンドルはいたずら
を受けて動作不良に陥りやすい。ごみ袋を投入する際に
は、上面板の全体を開放状態に保持しておかねばなら
ず、高齢者や身体障害のある人にとって負担が大きい。
折り畳み可能に構成した側面板は、前面板と背面板との
それぞれに蝶番を介して連結するので、全体を展開した
状態において箱体がぐらつきやすいうえ、箱形状を確実
に保形できない。箱内に投入されたごみ袋をごみ収集車
に載せ変える際には、上面板を全開放したうえで、箱内
に身を乗り出してごみ袋を取り出さねばならないので取
り出し難く、ごみ袋の乗せ変えに時間が掛かる。また、
上面板を全開放した状態では、折り畳み可能に構成した
側面板が内折れ状にぐらつくので、例えば前面板にもた
れ掛かってごみ袋を取り出すような場合に、側面板が急
に内側へ折れて体のバランスを崩すことがある。
【0004】この発明の目的は、展開状態における収納
箱のぐらつきを解消して確実に箱形状を保形し構造強度
が向上した折畳式の収納箱を提供することにある。この
発明の目的は、起伏機構を設ける必要もなく底面板を起
伏操作でき、収納対象物の出し入れ、とくに収納対象物
の取り出しが迅速に行える収納箱を提供することにあ
る。この発明の目的は、収納箱の展開操作や折り畳み操
作が簡単にしかも安全に行え、折り畳んだ状態で軽快に
移動操作できる収納箱を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の収納箱は、箱
の後面壁を構成する箱基部1と、収納箱の前面壁および
左右壁を構成し、箱基部1に対して折り畳み収納される
展開部2と、展開部2の上面を塞ぐ蓋体3と、展開部2
の底面を塞ぐ底面壁4とを備えている。展開部2は、展
開状態において箱基部1と対向する前面壁体5と、箱基
部1と前面壁体5とを連結する内折れ可能な左右一対の
側面壁体6とを有する。蓋体3で展開部2の上面を塞い
だ状態において、蓋体3の蓋周枠29が展開部2の上端
に係合して展開部2を箱形状に保形して保持しているこ
とを特徴とする。
【0006】具体的には、前面壁体5が、前枠16と、
前枠16に開閉可能に支持してある前扉17とで構成さ
れており、前扉17側からも収納対象物を出し入れでき
る。
【0007】箱基部1は、左右一対の基部ポスト8と、
両基部ポスト8の背面を塞ぐ背壁9とを含み、箱基部1
の前面側に格納部13が設けられている。底面壁4は、
箱基部1に起伏揺動可能に支持されて、背壁9に設けた
保持具14で起立姿勢に保持できる。そして、格納部1
3に折り畳み収納した底面壁4と展開部2と蓋体3と
は、箱基部1の側面外郭線内に収まるようにする。
【0008】前面壁体5と箱基部1との少なくとも一方
の下端には、車輪18を設けることができる。箱内空間
を複数の区画に区分し、蓋体3は、基部ポスト8で上下
に揺動開閉可能に支持される蓋周枠29と、開閉可能な
複数個の上扉31とで構成することができる。
【0009】展開部2の少なくとも側面壁体6は網材で
形成して、箱体の内部を視認できるようにすることがで
きる。
【0010】
【発明の作用効果】この発明では、箱基部1と、箱基部
1に対して折り畳み収納される展開部2と、展開部2の
上面および底面を塞ぐ蓋体3および底面壁4とで収納箱
を構成し、展開状態での展開部2の上面を蓋体3で塞い
だ状態において、蓋周枠29が展開部2の上端と係合す
ることにより、蓋体3で展開部2を箱形状に保形保持で
きるようにしたので、展開した状態においてぐらつきや
すい折畳式の収納箱の構造強度を向上して、確実に箱形
状を保持し続けることができる。従って、収納箱に外力
が作用するような場合にも、周壁の一部が変形して収納
箱の外観がいびつに歪むのを防止できるし、周壁にもた
れ掛かってごみ袋を取り出すような場合にも、側面壁体
6が急に内側へ屈曲して体のバランスを崩したり、転倒
したりするなどの事故を無くせる。
【0011】前枠16と、開閉可能な前扉17とで前面
壁体6を構成し、前扉17側からも収納対象物の出し入
れを行えるようにした収納箱によれば、蓋体3あるいは
前扉17を開放して、箱体の上方、あるいは前面側から
収納対象物を出し入れすることができるので、収納対象
物の出し入れが個人の体力に見合った側や、作業しやす
い側から行え、高齢者や身体に障害のある人でも収納対
象物の出し入れを簡便に行える。例えば、収納箱をごみ
集積用に使用する場合には、箱内に投入されたごみ袋の
取り出しを前面側からでも簡単に行えるので、ごみ袋の
ごみ収集車への載せ変え作業を短時間で迅速に行える。
また、バスケットボールなどを収納箱に収納する場合に
は、前扉17を開放するだけで一群のボールの殆どを箱
外に放出することができる。
【0012】左右一対の基部ポスト8と背壁9とを含ん
で箱基部1を構成し、その前面側に設けた格納部13
に、折り畳んだ展開部2と蓋体3とを収容し、さらに底
面壁4を背壁9に沿って起立保持できるようにした収納
箱によれば、箱基部1これ以外の箱構成部材全てが箱基
部1の側面外郭線内に収まるので、折り畳み状態におけ
る収納箱のコンパクト化を図れ、収納された箱構成部材
を箱基部1で保護することができる。
【0013】前面壁体5の下端に車輪18を設けてある
と、展開部2を箱基部1から展開操作したり、展開状態
の展開部2を折り畳み収納する場合に、前面壁体5の移
動が円滑に行えるので、収納箱の組み上げや折り畳み操
作が簡単にしかも安全に行える。前面壁体5と箱基部1
の下端のそれぞれに車輪18を設けてあると、折り畳ん
だ状態の収納箱の保管場所への出し入れがより簡便に行
える。
【0014】箱内空間を複数の区画に区分しておくと、
異なる収納対象物を分別した状態で整理収納できる。そ
の際に、蓋体3に複数個の上扉31を設けておくと、各
区画ごとに上扉31を開閉して収納対象物を出し入れ操
作できる。
【0015】展開部2の少なくとも側面壁体6を網材で
形成して、箱体の内部を視認できるようにした収納箱に
よれば、箱内の収納対象物を遠くからでも見分けること
ができるので、複数の収納箱が保管してある場合にも、
目的とする収納対象物の選択を速やかに行える。例えば
収納箱をごみ集積用に使用する場合には、指定された時
間以外にごみ袋が投入してあることを確認できる。
【0016】
【実施例】図1ないし図9は、この発明に係る折畳式収
納箱の実施例を示す。図1および図2において収納箱
は、その後面壁を構成する箱基部1と、箱基部1に対し
て折り畳み収納される展開部2と、展開部2の上面を塞
ぐ蓋体3と、展開部2の底面を塞ぐ底面壁4とで角箱状
に構成される。収納箱の前面壁および左右壁を構成する
展開部2は、展開状態において箱基部1と対向する前面
壁体5と、箱基部1と前面壁体5とを連結する左右一対
の側面壁体6とで構成する。
【0017】図2ないし図4において箱基部1は、左右
一対の基部ポスト8と、両基部ポスト8の背面を塞ぐ背
壁9と、これら三者の上面を塞ぐ上蓋10と、両基部ポ
スト8の下端間に固定される下枠11、および背壁9の
上下中途部に固定される補強枠12などで構成されてお
り、その内面に前面側へ向かって開口する格納部13が
形成されている。図4および図9に示すように、基部ポ
スト8および下枠11は、それぞれ階段断面状の枠体で
形成してある。補強枠12の左右中央には、図9に示す
ごとく底面壁4を起立姿勢に保持するためのクリップ
(保持具)14が固定してある。
【0018】図1において展開部2の前面壁体5は、逆
門形の前枠16と、前枠16に開閉自在に支持した左右
一対の前扉17と、前枠16の左右両側端の下部に配置
したキャスター(車輪)18とで構成する。前扉17の
左右側端の上下は、図5に示すように、前枠16に固定
した軸受ブラケット19と、ブラケット19に固定した
扉軸20とで前後揺動自在に軸支してあり、左右の前扉
17は個別に開閉操作できる。前枠16の左右の縦枠部
と下枠部とはそれぞれ階段断面状の枠体で形成してあっ
て、前扉17を閉じた状態において、前枠16と前扉1
7の前面とは面一状になる。符号21は前扉17に設け
た杷手である。
【0019】図2および図8において左右の側面壁体6
は、前後に隣接する網壁23どうしを上下一対のヒンジ
24で連結して内折れ可能に構成してあり、前側の網壁
23の上下を前面壁体5の前枠16にヒンジ25で連結
し、後側の網壁23の上下を基部ポスト8にヒンジ26
で連結する。これにより、展開部2の全体は、側面壁体
6が内折れ状に折り畳まれて、図9に示すように箱基部
1の格納部13に納まる収納姿勢と、図3に示すように
両側面壁体6が面一状に展開して箱形状を保持する展開
姿勢とに変位できる。各網壁23は、図2に示すごと
く、鋼線を素材とする交差線材23aとその周囲を囲む
網枠23bとで構成され、網枠23bの上縁は前面壁体
5へ向かって僅かに下り傾斜させてある。
【0020】図2において蓋体3は、左右の基部ポスト
8の上端に設けた蓋軸28まわりに前端側が上下方向に
揺動開閉可能に支持される蓋周枠29と、蓋周枠29に
設けたヒンジ30を介して前端側が上下方向に揺動開閉
可能に支持した上扉31とで構成してある。蓋体3は、
展開部2の上面を塞ぐ状態と、この状態から蓋周枠29
が120度前後上開き揺動した状態との間にわたって揺
動でき、全開放した状態においては、箱基部1の上蓋1
0の前縁に形成したコ字状の受け凹部32(図2参照)
で蓋周枠29の上面壁が受け止め支持される。上扉31
は反転開放できる。符号33は上扉31に設けた杷手で
ある。
【0021】展開部2の上面を蓋体3で塞いだ状態にお
いて、前後の網壁23が箱内方へ屈折するのを防ぐとと
もに、前枠16が前後に遊動するのを防いで、展開部2
を箱形状に保形して保持するために、蓋周枠29で前後
の網壁23と前枠16とを係合保持している。詳しく
は、図6に示すように、蓋周枠29の左右枠が下向きに
開口するコ字枠で形成されており、その下向きの係合溝
34が前後の網壁23の上端に係合する。さらに、蓋周
枠29の前枠に下向きに開口する係合溝35を設け、こ
の係合溝35が前枠16の左右の縦枠に係合する(図5
参照)。蓋周枠29の左右枠および前枠の内側面には、
それぞれ上扉31を受け止める扉受壁36が内向きに張
り出し形成してある。
【0022】底面壁4は、鋼線を素材とする交差線材で
形成した網パネルからなり、図4に示すように、その後
端両側に設けた水平の軸部37が下枠11に揺動可能に
軸支してある。底面壁4は、展開部2の底面を塞ぐ展開
姿勢と、箱基部1の背壁9に沿って起立する収納姿勢と
に変位できる。起立収納した状態の底面壁4が前後にが
たついたり、前方へ倒れ込むのを防ぐために、図9に示
すように底面壁4の横向きの鋼線4aがクリップ14で
係合捕捉される。クリップ14は、上下一対の弾性爪3
8を供えたプラスチック成形品からなり、弾性爪38の
弾性に抗して鋼線4aを係脱できる。展開姿勢に倒し込
んだ底面壁4は、図5に示すように前縁中央と左右側縁
とが、前枠16および側面壁体6の下端内面に設けた底
受片39、および底受壁40とで受け止められている。
この状態では、展開部2の下面側は底面壁4に拘束され
るので、前後および左右に動くことはできない。
【0023】収納箱の使用法を説明すると、不使用時の
収納箱は図7に示すように、前後が薄い角箱状に折り畳
まれている。この状態から蓋体3を上方へ開放揺動し
て、格納部13の前面を開放する。次に、図8に示すよ
うに前面壁体5を格納部13から前方へ引き出して、展
開部2を展開操作する。このとき、前枠16がキャスタ
ー18で支持してあるので、展開部2は抵抗なく円滑に
前方へ引き出すことができる。前扉17のいずれか一方
を開放した後、底面壁4をクリップ14から外して倒し
込む。このとき、前扉17の開放面側から底面壁4の前
縁を手で支えることができるので、底面壁4の展開操作
を支障なく確実に行える。最後に、図2に示すように蓋
体3を展開部2の上端に係合して、展開部2を箱形状に
保形する。このように収納箱は、規定の手順に従って展
開操作するだけで、誰もが確実にしかも安全に組むこと
ができる。
【0024】収納箱をダストピットとして使用する場合
には、上扉31を開放してごみ袋を箱内に投入する。高
齢者や身体に障害のある人は、前扉16を開放してごみ
袋を箱内に投入してもよい。箱内に投入されたごみ袋を
ごみ収集車に載せ変える際には、上扉31を全開放し
て、あるいは上扉31と前扉17のそれぞれを全開放し
てごみ袋を取り出す。とくに、収納箱の底付近に残って
いるごみ袋は、前扉17を開放して取り出せるので、箱
内に身を乗り出す必要もなく楽に取り出すことができ
る。もちろん、上扉31側からごみ袋を取り出す場合
に、蓋周枠29や側面壁体6にもたれ掛かることがあ
る。こうした場合には、作業者の体重を蓋周枠29と側
面壁体6、あるいは前枠16とが協働して支持するの
で、側面壁体6が内折れ状に屈曲することはなく、従っ
て身体のバランスを崩して転倒するなどの事故を防止で
きる。
【0025】ごみ袋の載せ変えを終えた後の収納箱は、
水洗い洗浄したのち折り畳み収納する。まず、蓋体3を
開放操作して、蓋周枠29と展開部2との係合を解除す
る。次に、前扉17の解放面側から底面壁4を操作し
て、背壁9に沿って起立させクリップ14で保持する。
前枠16を箱基部1へ向かって移動させ、図8に示すよ
うに側面壁体6を屈曲させる。このときの前枠16の移
動は、キャスター18が転動することで抵抗なくスムー
ズに行える。前枠16を展開部2の全体を格納部13に
収めた状態で、蓋体3を展開部2の前面に被せ付け、蓋
体3も格納部13に収納する。このように全体を折り畳
み収納した状態においては、展開部2と蓋体3と底面壁
4との全てが格納部13に納まり、箱基部1の側面外郭
線内に収まっている。収納箱の展開操作および折り畳み
収納操作は、それぞれ一人ででも行えるが、作業の安全
性を考慮するならば二人で行うのが好ましい。
【0026】上記の実施例以外に、箱基部1の下端にキ
ャスター18を設けておけば、折り畳んだ状態の収納箱
の移動を簡便に行える。キャスター18は、転動できる
車輪であればよい。箱内空間を複数の区画に区分してお
いて、ごみの種類に応じて分別収納することができる。
この場合には、各収納区画ごとに上扉31を設けて、投
入するごみ区画の上扉31のみを開放できるようにして
もよい。上扉31は、上下あるいは左右へ揺動開閉でき
るようにし、必要があれば左右にスライド開閉できるよ
うにしてもよい。箱基部1と蓋周枠29との間にガスダ
ンパーを設けて、開放した蓋体3の重量をガスダンパー
で支持してもよく、その場合には収納箱の展開操作およ
び折り畳み収納操作が一人でも安全に行えることにな
る。
【0027】前扉16および上扉31は、それぞれ側面
壁体6の網壁23と同様の鋼線を素材とする交差線材で
形成でき、パンチングメタルやエキスパンドメタル等の
多孔板材で形成してもよい。逆に、網壁23や底面壁4
は、金属パネルや先の多孔板材で形成してもよい。箱内
に収容した収納対象の重みで前扉17が開くのを防ぐた
めに、左右の前扉17の間、あるいは前扉17と前枠1
6との間にロック機構を設けることができる。網壁23
や背壁9にも扉を設けることができる。前枠16は逆門
形とする以外に四角枠状に構成できる。蓋体3と側面壁
体6とは、網壁23の屈折部においてのみ互いに係合す
れば足り、係合時の凹凸関係は逆の関係にあってもよ
い。底面壁4は、前面壁体5の内面に起立姿勢で収納し
てもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】扉を開放した状態での斜視図
【図2】縦断側面図
【図3】図2におけるA−A線断面図
【図4】図3におけるC部の拡大図
【図5】図3におけるB−B線断面図
【図6】蓋体と側面壁体との係合構造を示す一部破断斜
視図
【図7】収納箱を折り畳み収納した状態での斜視図
【図8】折り畳み途中状態での概略断面図
【図9】折り畳み収納した状態での縦断側面図
【符号の説明】
1 箱基部 2 展開部 3 蓋体 4 底面壁 5 前面壁体 6 側面壁体 8 基部ポスト 9 背壁 13 格納部 14 保持具 16 前枠 17 前扉 18 車輪 29 蓋周枠 31 上扉

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 収納箱の後面壁を構成する箱基部1と、
    収納箱の前面壁および左右壁を構成し、箱基部1に対し
    て折り畳み収納される展開部2と、展開部2の上面を塞
    ぐ蓋体3と、展開部2の底面を塞ぐ底面壁4とを備えて
    おり、 展開部2は、展開状態において箱基部1に対向する前面
    壁体5と、箱基部1と前面壁体5とを連結する内折れ可
    能な左右一対の側面壁体6とを有し、 蓋体3で展開部2の上面を塞いだ状態において、蓋体3
    の蓋周枠29が展開部2の上端に係合して展開部2を箱
    形状に保形して保持していることを特徴とする折畳式収
    納箱。
  2. 【請求項2】 前面壁体5が、前枠16と、前枠16に
    開閉可能に支持される前扉17とで構成されている請求
    項1記載の折畳式収納箱。
  3. 【請求項3】 箱基部1が、左右一対の基部ポスト8
    と、両基部ポスト8の背面を塞ぐ背壁9とを含み、箱基
    部1の前面側に格納部13が設けられており、 底面壁4が、箱基部1に起伏揺動可能に支持されて、背
    壁9に設けた保持具14で起立姿勢に保持されており、 格納部13に折り畳み収納した底面壁4と展開部2と蓋
    体3とが、箱基部1の側面外郭線内に収まっている請求
    項1記載の折畳式収納箱。
  4. 【請求項4】 前面壁体5と箱基部1との少なくとも一
    方の下端に、車輪18が設けてある請求項1記載の折畳
    式収納箱。
  5. 【請求項5】 蓋体3が、基部ポスト8に上下方向に揺
    動開閉可能に支持される蓋周枠29と、開閉可能な複数
    個の上扉31とで構成されている請求項3または4記載
    の折畳式収納箱。
  6. 【請求項6】 展開部2の少なくとも側面壁体6を網材
    で形成して、箱体の内部を視認できる請求項1〜5のい
    ずれかに記載の折畳式収納箱。
JP2001271473A 2001-09-07 2001-09-07 折畳式収納箱 Pending JP2003081264A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271473A JP2003081264A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 折畳式収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001271473A JP2003081264A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 折畳式収納箱

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003081264A true JP2003081264A (ja) 2003-03-19

Family

ID=19096974

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001271473A Pending JP2003081264A (ja) 2001-09-07 2001-09-07 折畳式収納箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003081264A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195135A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Kawakami Sangyo Co Ltd かご車
JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ
JP2018177501A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 株式会社カイスイマレン ゴミ収納庫
CN109305485A (zh) * 2018-10-26 2019-02-05 中车齐齐哈尔车辆有限公司 集运器具
JP2019142572A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車
CN110789885A (zh) * 2019-12-23 2020-02-14 河海大学常州校区 一种便捷家用分类垃圾桶
CN110963144A (zh) * 2019-12-09 2020-04-07 傅庆 全折叠式板式折叠箱
JP2021112147A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 落合刃物工業株式会社 摘採機

Cited By (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010195135A (ja) * 2009-02-24 2010-09-09 Kawakami Sangyo Co Ltd かご車
JP2015213550A (ja) * 2014-05-08 2015-12-03 陳登癸 伸縮機能付きボール収容バッグ
JP2018177501A (ja) * 2017-04-19 2018-11-15 株式会社カイスイマレン ゴミ収納庫
JP2019142572A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車
JP7069818B2 (ja) 2018-02-23 2022-05-18 大日本印刷株式会社 パネル容器および運搬用台車
CN109305485A (zh) * 2018-10-26 2019-02-05 中车齐齐哈尔车辆有限公司 集运器具
CN110963144A (zh) * 2019-12-09 2020-04-07 傅庆 全折叠式板式折叠箱
CN110963144B (zh) * 2019-12-09 2024-06-07 傅庆 全折叠式板式折叠箱
CN110789885A (zh) * 2019-12-23 2020-02-14 河海大学常州校区 一种便捷家用分类垃圾桶
CN110789885B (zh) * 2019-12-23 2022-03-11 河海大学常州校区 一种便捷家用分类垃圾桶
JP2021112147A (ja) * 2020-01-17 2021-08-05 落合刃物工業株式会社 摘採機
JP7344555B2 (ja) 2020-01-17 2023-09-14 落合刃物工業株式会社 摘採機

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6227339B1 (en) Upright standing duffle bag
US6349962B1 (en) Collapsible domestic cart
US20020084666A1 (en) Glove compartment for an automobile
JP2003081264A (ja) 折畳式収納箱
US10821912B1 (en) Foldable toolbox for a pickup truck bed
US10793087B2 (en) Truck bed container
JPH08182604A (ja) 荷物受け用ボックス
US7240942B2 (en) Sliding tray trunk for a vehicle
JP2005022808A (ja) 折り畳み自在な箱体
JP3390141B2 (ja) 展示ケース付保管庫
US20100301626A1 (en) Cargo cage for an automobile
KR100286702B1 (ko) 쇼핑카트
AU2006100393A4 (en) Toolbox
JP4367928B2 (ja) 簡易ごみ収納庫
JPH09263301A (ja) ごみ箱
JP2016216092A (ja) 脱着式万能型シャッターコンテナ
JP6897901B2 (ja) ゴミ収納庫
JP3216396U (ja) ゴミ集積用具及びパネルストッパー
JPS6320769Y2 (ja)
JP3007485U (ja) 自動車用キャンピング装置
JPH0343853Y2 (ja)
JPH11301339A (ja) 車体構造
JP3467064B2 (ja) 傘立て装置
US20110084104A1 (en) Vehicle roof top cargo carrier with door which detaches and transforms into a stepping stool and/or bench
JPH068089Y2 (ja) ゴミ収納容器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060306

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20061104

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20070324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080828

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20081001

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090304