JPH059897Y2 - - Google Patents

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JPH059897Y2
JPH059897Y2 JP10171086U JP10171086U JPH059897Y2 JP H059897 Y2 JPH059897 Y2 JP H059897Y2 JP 10171086 U JP10171086 U JP 10171086U JP 10171086 U JP10171086 U JP 10171086U JP H059897 Y2 JPH059897 Y2 JP H059897Y2
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runner
curtain
string
curtain rail
opening
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  • Curtains And Furnishings For Windows Or Doors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、例えば、部屋のコーナ部両側壁の
窓枠上部に、このコーナ部を介して吊設したり、
ベツドの間仕切りに吊設するようなカーテン用の
先導ランナーに関する。
(ロ) 考案の背景 上述例のベツドの間仕切りにカーテンを吊設す
る場合、天井部より離間した位置に、ベツドを囲
繞する長さのカーテンレールを湾曲させて固定
し、この後、このカーテンレールに挿入したラン
ナーにカーテンを吊設する。
しかし、上述のカーテンレールにカーテンを吊
設する場合、カーテンの吊設に使用する先導ラン
ナーには、例えば、第5図(実公昭59−20136号
公報参照)に示すような先導ランナー17がある
が、この先導ランナー17は、板形状を有するラ
ンナー本体18の上部中央に紐掛止部18aを形
成して、この紐掛止部18aにカーテン3の開閉
操作紐6を掛止しているので、第6図に示すよう
に、先導ランナー17がカーテンレール2の湾曲
部分を通過するとき、紐掛止部18aがカーテン
レール2下面の内側のレール部2aに接触し、ま
た、湾曲部分の曲率半径が小さいと、ランナー本
体18の先端部と後端部が外側のレール部2aに
接触するので、ランナー本体18に接触抵抗が作
用して、先導ランナー17の円滑な摺動を妨げ、
カーテンの開閉が困難となる問題を有している。
なお、上述の先導ランナー17には、ランナー
本体18上部の前後位置にガイドローラ19…を
枢着し、一方、下部側面にカーテン3の上縁先端
部を吊り掛ける支持杆20を固定している。
(ハ) 考案の目的 この考案は、ランナー本体の前部と後部に、ス
ライダを回動変位可能に枢着することで、ランナ
ー本体がカーテンレールの湾曲部分を抵抗なく円
滑に摺動し、カーテンをスムーズに開閉すること
ができる先導ランナーの提供を目的とする。
(ニ) 考案の要約 この考案は、ランナー本体の前部と後部に、カ
ーテンレールを摺動するスライダを個々に枢着
し、該一方のスライダの上部に、カーテンの開閉
操作紐を掛止する紐掛止部を一体に形成すると共
に、上記スライダをランナー本体に対し回動変位
可能に枢着した先導ランナーであることを特徴と
する。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、先導ランナーがカーテンレ
ールの湾曲部分を通過するとき、ランナー本体に
枢着したスライダがカーテンレールの摺動抵抗を
受けて、摺動抵抗の最も少ない姿勢、つまり、カ
ーテンレールの湾曲方向へ回動変位するので、摺
動抵抗がカーテンレールの直線部分を摺動すると
きの抵抗と等しくなり、このため、湾曲部分でス
ライダがこじれたりせず、ランナー本体がカーテ
ンレールの湾曲部分を円滑に摺動し、カーテンを
スムーズに開閉することができる。
しかも、スライダの紐掛止部に開閉操作紐を掛
止しているので、カーテンレールの湾曲部分で開
閉操作紐が屈曲されるとき、掛止部を支点にした
開閉操作紐の回動で、スライダの姿勢がカーテン
レールの湾曲方向へ強制的に回動変位され、スラ
イダの確実な回動変位が得られる。
加えて、カーテンレールの湾曲部分の曲率半径
を小さくしても、先導ランナーが容易に摺動でき
るので、カーテンの吊設をベツド等の角張つた形
状のレイアウトが容易となる。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は紐開閉式カーテン用の先導ランナーを示
し、第4図において、紐開閉式カーテン1を、例
えばベツドの間仕切り用に吊設する場合、ベツド
半周分の長さに形成したカーテンレール2を、天
井部(図示省略)より離間した位置に湾曲させて
固定し、そして、このカーテンレール2の内部
に、左右二枚のカーテン3,3を吊設する支持ラ
ンナー4…を複数個挿入すると共に、中央部に両
カーテン3,3の上縁先端部を吊り掛ける2個の
先導ランナー5,5を対向させて挿通し、さら
に、カーテンレール2の内部にカーテン3の開閉
操作紐6を環状に張架して、この開閉操作紐6の
両端を両先導ランナー5,5に個々に係止した
後、各支持ランナー4…及び両先導ランナー5,
5に、左右両カーテン3,3の上縁部を吊り掛け
ている。
上述の先導ランナー5は、第1図に示すよう
に、金属製のランナー本体7の前部位置と後部位
置に、合成樹脂で形成した2個のスライダ8,8
を回動変位可能に枢着すると共に、前部のスライ
ダ8には、上部にカーテン3の開閉操作紐6を係
止する紐掛止部9を一体に形成し、さらに、ラン
ナー本体7の側部には、カーテン3の上縁先端部
を吊り掛ける支持杆10を固定して構成してい
る。
上述のランナー本体7は、第1図に示すよう
に、長方形に形成した垂直片7aの上部一側に、
この垂直片7aの前部と後部より延出して水平片
7b,7bを形成し、そして、各水平片7b,7
bの上面に各スライダ8,8を個々に枢着してい
る。
上述の各スライダ8,8は、共に同取付け手段
でランナー本体7に枢着しており、第2図に示す
ように、個々のスライダ8の中心部に挿通孔8a
を形成し、そして、この挿通孔8aに水平片7b
の下面側より枢支ピン11を挿通した後、枢支ピ
ン11の先端部をおし潰して回動可能に枢着して
いる。
また、スライダ8の両側部には、カーテンレー
ル2(想像線で示す)下面のレール部2a,2a
と嵌合するガイド溝8b,8bを形成しており、
このガイド溝8b,8bは、内部径をレール部2
a,2aの摺動を許容する大きさに形成し、外側
の対向縁部の間隔をレール部2a,2aより若干
狭くして凹状に湾曲形成している。
前述の紐掛止部9には、第1図及び第3図に示
すように、前部スライダ8を枢着した水平片7b
の縁部を下方に折曲げ、そして、ランナー本体7
の長さ方向に縁部中央を切り欠いて係止溝7cを
形成すると共に、この係止溝7cに開閉操作紐6
を係止して、この後、前部スライダ8の前後両面
に形成した溝部8cに係合させて、開閉操作紐6
の両端を紐掛止部9の背面側に折り返し、次に、
この開閉操作紐6の両端を、紐掛止部9の上面中
央部に形成した紐挿通溝9aに挿通後、その両端
をカーテンレール2の長さ方向へそれぞれ張架し
て掛止している。
前述の支持杆10は、第1図及び第2図に示す
ように、ランナー本体7の垂直片7aに、支持杆
10の基端部をビス12とナツト13で固定し、
一方、先端部を基端部と反対側に折曲げて、ラン
ナー本体7に対し偏心した側部位置で前方に突出
し、さらに、基端部と先端部と、両端部の中間位
置に吊掛け部10a…を形成して、この吊掛け部
10a…に、カーテン3(想像線で示す)の上縁
先端部に掛止したフツク14…(想像線で示す)
を吊り掛けている。
このように構成した紐開閉式カーテン1をベツ
ドの間仕切りに吊設する場合、 第4図に示すように、天井部より離間した位置
に、カーテンレール2を湾曲させて固定し、そし
て、このカーテンレール2に挿入した各支持ラン
ナー4…及び両先導ランナー5,5に、二枚のカ
ーテン3,3をカーテンレール2の左右に分けて
吊設する。
次に、この両カーテン3,3を閉じる場合、カ
ーテンレール2端部に垂下した開閉操作紐6の一
端側を引き下げると、開閉操作紐6の両端が互い
に反対方向へ移動して、図中想像線で示すよう
に、両先導ランナー5,5をカーテンレール2の
湾曲部分を通過した、両先導ランナー5,5が当
接する位置まで摺動させ、同時に、カーテン3の
生地の張力によつて順次支持ランナー4…を摺動
する。
そして、先導ランナー5がカーテンレール2の
湾曲部分を通過するとき、ランナー本体7に枢着
した各スライダ8,8が、カーテンレール2下面
のレール部2a,2aの摺動抵抗を受けることに
よつて、摺動抵抗の最も少なくなる姿勢、すなわ
ち、カーテンレール2の湾曲方向へ回動変位し
て、レール部2a,2aの湾曲形状に沿つて摺動
するので、摺動抵抗が直線部分を摺動するときの
抵抗と等しくなる。
このため、湾曲部分で各スライダ8,8がこじ
れたりせず、ランナー本体7が円滑に摺動し、両
カーテン3,3の閉動作がスムーズに行える。
同時に、前部スライダ8の紐掛止部9に開閉操
作紐6を掛止しているので、カーテンレール2の
湾曲部分で開閉操作紐6が屈曲すると同時に、紐
掛止部9の先導側端部を湾曲方向へ回動して、前
部スライダ8の確実な回動変位が得られる。
この後、両先導ランナー5,5が湾曲部分を通
過した位置で当接すると、両支持杆10,10の
先端部の偏心により、両カーテン3,3の先端側
縁部を重合させることができる。
そして、先導ランナー5がカーテンレール2の
直線部分を摺動する場合、レール部2a,2aの
摺動抵抗により各スライダ8,8が回動初期の位
置に復帰し、先導ランナー5を円滑に摺動させる
ことができる。
なお、上述の実施例では開閉操作紐6を手動で
操作してカーテン3,3を開閉するが、例えば、
開閉操作紐6をモータ等の駆動力で正逆転させて
自動的に開閉するもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は先
導ランナーの斜視図、第2図は第1図の−線
矢視断面図、第3図は第1図の−線矢視断面
図、第4図は紐開閉式カーテンの全体斜視図、第
5図は先導ランナーの従来例を示すカーテンレー
ルの縦断側面図、第6図はカーテンレールの横断
面図である。 1……紐開閉式カーテン、2……カーテンレー
ル、3……カーテン、5……先導ランナー、6…
…開閉操作紐、7……ランナー本体、8……スラ
イダ、9……紐掛止部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ランナー本体の前部と後部に、カーテンレール
    を摺動するスライダを個々に枢着し、該一方のス
    ライダの上部に、カーテンの開閉操作紐を掛止す
    る紐掛止部を一体に形成すると共に、 上記スライダをランナー本体に対し回動変位可
    能に枢着した 先導ランナー。
JP10171086U 1986-07-01 1986-07-01 Expired - Lifetime JPH059897Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10171086U JPH059897Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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JP10171086U JPH059897Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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Publication Number Publication Date
JPS639973U JPS639973U (ja) 1988-01-22
JPH059897Y2 true JPH059897Y2 (ja) 1993-03-11

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ID=30972689

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JP10171086U Expired - Lifetime JPH059897Y2 (ja) 1986-07-01 1986-07-01

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS61104949U (ja) * 1984-12-17 1986-07-03
JPH0710630Y2 (ja) * 1988-02-24 1995-03-15 エスエム工業株式会社 先導ランナの開閉操作紐取付け構造

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JPS639973U (ja) 1988-01-22

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