JPH059895Y2 - - Google Patents

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JPH059895Y2
JPH059895Y2 JP8821386U JP8821386U JPH059895Y2 JP H059895 Y2 JPH059895 Y2 JP H059895Y2 JP 8821386 U JP8821386 U JP 8821386U JP 8821386 U JP8821386 U JP 8821386U JP H059895 Y2 JPH059895 Y2 JP H059895Y2
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JP
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runner
curtain
support rod
leading
curtains
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の分野 この考案は、窓枠上部に固定したカーテンレー
ルにランナーを摺動可能に挿入し、このランナー
に二枚のカーテンを左右にそれぞれ吊設して、該
カーテンを左右に開閉する手動式カーテン用の先
導ランナーに関する。
(ロ) 考案の背景 上述の左右に吊設したカーテンは、窓枠中央部
で両カーテンの先端側縁部を重合させるべく、両
カーテンの上縁先端部を、第5図(実開昭55−
62286号公報参照)に示すように、カーテンレー
ル3に挿入した先導ランナー15に吊設してい
る。
上述の先導ランナー15は、ランナー本体16
の上部と下部にガイドローラ17…を枢着して、
一方、下部側面に支持杆18を固定し、この支持
杆18の斜め前方に突出した先端部18aに、カ
ーテン4の上縁先端部を吊り掛けて、他方の先導
ランナー15に固定した支持杆18との重合によ
り、両カーテン4の先端側縁部を重合させている
が、カーテン4を開ける場合に、カーテン4の先
端部側の中間部又は裾を手で持つて開方向に引つ
張るので、ランナー本体16の支持杆18は、第
5図の想像線で示すように、先端部18aが下方
へ若干引き下げられ、反対に、支持杆18の中間
部を支点にしてテコの作用で、各ガイドローラ1
7…がカーテンレール3のレール部3aに強く押
し付けられるため、この各ガイドローラ17…と
レール部3aとの接触面に摩擦抵抗が作用して、
先導ランナー15が円滑に摺動しなくなり、カー
テン4の開閉が困難となる。
さらに、支持杆18の先端部18aのみに引下
げ方向の加重が付与されるので、先端部18aが
捩じれたり、下方に折り曲げられて破損するとい
う問題を有している。
(ロ) 考案の目的 この考案は、ランナー本体の側部に形成した保
持部に、カーテン吊設用の支持杆を摺動自在に保
持することで、カーテンの開動作時に、支持杆が
折り曲げられたり破損するのを防止でき、しか
も、カーテンをスムーズに開閉できる先導ランナ
ーの提供を目的とする。
(ニ) 考案の要約 この考案は、カーテンレールに挿入したランナ
ー本体の側部に保持部を形成し、該保持部に、支
持杆をカーテンの開閉方向へ所定範囲を摺動自在
に保持すると共に、上記支持杆の摺動範囲内の先
導側近傍に、カーテンの上縁先端部を吊り掛ける
吊掛け部を形成した先導ランナーであることを特
徴とする。
(ホ) 考案の効果 この考案によれば、カーテンを開ける場合、カ
ーテンの裾を持つて開方向に引つ張ると、ランナ
ー本体に保持した支持杆が摺動して、支持杆の吊
掛け部が保持部の近傍に位置するので、カーテン
の開動作時に、この支持杆の先導側端部に下向き
の加重が加えられても、近傍の保持部で加重を受
けることができ、この結果、支持杆が折り曲げら
れたり破損するのを防止することができる。
しかも、支持杆の先導側端部に掛かる加重をラ
ンナー本体で直接支持するので、先導側端部がラ
ンナー本体の遠方に位置する場合のように、テコ
の作用によるランナー本体のこじれけがなくな
り、同時に、ランナー本体がカーテンレールに押
し付けられる下向きの加重の作用が少なくなるこ
とで、カーテンをスムーズに開閉することができ
る。
(ヘ) 考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述
する。
図面は手動式カーテンに使用した先導ランナー
を示し、第4図において、手動式カーテン1は、
窓枠2上部に固定したカーテンレール3に、左右
二枚のカーテン4,4を吊設する複数個の支持ラ
ンナー5…を挿入すると共に、左右の両カーテン
4,4の上縁先端部を吊設する2個の先導ランナ
ー6,6を対向させて挿通して、この振り分けた
各支持ランナー5…及び両先導ランナー6,6
に、カーテン4,4の上縁部に係止した複数個の
フツク7…を吊り掛けて、窓枠2の左右へ開閉自
在に吊設している。
上述の先導ランナー6は、第1図に示すよう
に、合成樹脂で形成した2個のスライダ8,8
を、長方形に形成した金属製のランナー本体9に
対し、このランナー本体9上面の前後位置に枢着
すると共に、さらに、このランナー本体9の側部
に、カーテン4吊設用の金属製の支持杆11を、
後述する保持部9a,9aでカーテン4の開閉方
向へ摺動自在に保持している。
上述のスライダ8,8は、第2図にも示すよう
に、ランナー本体9の上面の全部と後部に位置
し、各スライダ8,8の中心部に形成した挿通孔
8a,8aに、ランナー本体9の下面側より枢支
ピン12,12をそれぞれ挿通した後、この挿通
した枢支ピン12,12の先端部をおし潰して枢
着している。
また、各スライダ8,8の両側部には、カーテ
ンレール3下面のレール部3a,3aと嵌合する
ガイド溝8b,8bを形成しており、 このガイド溝8b,8bは、内径をレール部3
a,3aより若干大きく、外側の対向縁部の間隔
をレール部3a,3aより若干狭くして凹状に湾
曲形成している。
なお、上述のレール部3a,3aは、カーテン
レール3下面の開放側内端を内側に折り返して、
カーテンレール3の長手方向に形成している。
前述の保持部9a,9aは、ランナー本体9の
前後両側部に折返し片9b,9bを延出し、そし
て、この各折返し片9b,9bを、ランナー本体
9の側部位置で下方に折り返して筒状の保持部9
a,9aを形成すると共に、この保持部9a,9
aに、ランナー本体9の倍の長さを有する支持杆
11を摺動可能に挿通している。
上述の支持杆11には、先導側端部と基端側端
部及びこの両端部の中間位置に、カーテン4の上
縁先端部に係止したフツク7…の吊掛け部11a
…を形成しており、 また、両端部の吊掛け部11a,11aの間の
内側位置には、前述の保持部9a,9aの外側と
当接する突起11b,11bを個々に形成してい
る。
この各突起11b,11bは、第3図に示すよ
うに、両カーテン4,4の開閉時に、ランナー本
体9の前部と後部の保持部9a,9aに当接し
て、支持杆11の摺動長さをランナー本体9の前
後同じ長さに規制する。
なお、上述の突起11b,11bの代わりに、
吊掛け部11a…に吊り掛けたフツク7…を保持
部9a,9aに当接させて、支持杆11の摺動範
囲を規制するもよい。
このように構成した先導ランナー6を手動式カ
ーテン1の吊設に使用する場合、 第4図に示すように、窓枠2上部に固定したカ
ーテンレール3の左右に、両カーテン4,4を開
閉自在に吊設する。
まず、両カーテン4,4を開ける場合、両カー
テン4,4の裾を手で持つて開方向、すなわち窓
枠2の側部方向へそれぞれ引つ張ると、第3図に
示すように、この初期動作時において、ランナー
本体9に保持した支持杆11のみが開方向(図
中、想像線で示す)へ摺動し、次に、この支持杆
11の先導側端部の突起11bが保持部9aに当
接して、ランナー本体9も開方向に摺動し、さら
にランナー本体9が順次支持ランナー5…に当接
してカーテン4,4を左右に開けることができ
る。
この開動作時の初期において、前述のように支
持杆11が摺動することで、支持杆11の先導側
端部の吊掛け部11aが保持部9aの近傍に位置
するので、カーテン4,4の開動作時に、下向き
の加重が支持杆11に作用しても、この加重を近
傍の保持部9aで支持して、支持杆11が折り曲
げられたり破損するのを防止できる。
しかも、支持杆11の先導側をランナー本体9
で直接支持するので、引き下げ方向に働く加重の
作用が少なくなり、カーテン4をスムースに開閉
することができる。
次に、両カーテン4,4を閉じる場合、両カー
テン4,4の裾を持つて窓枠2の中央部方向へ引
つ張ると、最初に先導ランナー6の支持杆11が
中央方向へ摺動し、その後、支持杆11の基端部
側の突起11bが保持部9aに当接して、ランナ
ー本体9も窓枠2の中央部へ摺動すると共に、順
次支持ランナー5…もカーテン4の張力で窓枠2
の中央部へ摺動し、そして、両先導ランナー6,
6が窓枠2の中央部で当接すると同時に、相互の
支持杆11,11は、カーテンレール3の中心に
対して偏心した側部位置に保持しているので、こ
の支持杆11,11の位置ずれにより両カーテン
4,4の先端側縁部を重合することができる。
なお、上述の実施例ではランナー本体9の摺動
をスライダ8,8でガイドしているが、従来使用
しているガイドローラや、ボール等で摺動をガイ
ドするもよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、第1図は先
導ランナーの斜視図、第2図は先導ランナーの取
付け状態を示すカーテンレールの縦断面図、第3
図は先導ランナーの使用状態を示すカーテンレー
ルの縦断側面図、第4図は手動式カーテンの吊設
状態を示す正面図、第5図は先導ランナーの従来
例を示すカーテンレールの縦断側面図である。 3……カーテンレール、4……カーテン、6…
…先導ランナー、8……スライダ、9……ランナ
ー本体、9a……保持部、11……支持杆、11
a……吊掛け部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 カーテンレールに挿入したランナー本体の側部
    に保持部を形成し、該保持部に、支持杆をカーテ
    ンの開閉方向へ所定範囲を摺動自在に保持すると
    共に、 上記支持杆の摺動範囲内の先導側近傍に、カー
    テンの上縁先端部を吊り掛ける吊掛け部を形成し
    た 先導ランナー。
JP8821386U 1986-06-10 1986-06-10 Expired - Lifetime JPH059895Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8821386U JPH059895Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8821386U JPH059895Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62200985U JPS62200985U (ja) 1987-12-21
JPH059895Y2 true JPH059895Y2 (ja) 1993-03-11

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ID=30946122

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JP8821386U Expired - Lifetime JPH059895Y2 (ja) 1986-06-10 1986-06-10

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0710628Y2 (ja) * 1988-10-14 1995-03-15 株式会社城南製作所 カーテン支持装置

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Publication number Publication date
JPS62200985U (ja) 1987-12-21

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