JPH0710629Y2 - 先導ランナー - Google Patents

先導ランナー

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JPH0710629Y2
JPH0710629Y2 JP1988013216U JP1321688U JPH0710629Y2 JP H0710629 Y2 JPH0710629 Y2 JP H0710629Y2 JP 1988013216 U JP1988013216 U JP 1988013216U JP 1321688 U JP1321688 U JP 1321688U JP H0710629 Y2 JPH0710629 Y2 JP H0710629Y2
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JP
Japan
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curtain
runner
leading
rail
hinge
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JP1988013216U
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JPH01117276U (ja
Inventor
清 植田
Original Assignee
エスエム工業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 この考案は、例えば、L字形のカーテンレールやS字形
のカーテンレール等に吊設されるカーテン用の先導ラン
ナーに関する。
(ロ)従来の技術 従来、上述のL字形カーテンレールに用いられるランナ
ーには、第5図に示すように、本出願人が既に開発した
先導ランナー14(実願昭61−88214号公報参照)があ
る。
この先導ランナー14は、ランナー本体15の上部前後にカ
ーテンレール3下面の各軌条3a,3aと係合する各スライ
ダ16,16を夫々軸支し、このランナー本体15の側部に
は、カーテン(図示省略)を吊掛ける長尺のカーテン吊
掛杆17を固定して構成している。
また、第6図に示すカーテンランナー18(実公昭58−51
828号公報参照)は、合成樹脂で形成したランナー本体1
9の上部前後に各車輪20,20を夫々軸支すると共に、この
ランナー本体19の中央部縦方向に左右へ折曲可能な縦溝
19aを形成して構成している。
(ハ)考案が解決しようとする課題 従来技術で述べた前者の先導ランナー14は、ランナー本
体15に真っ直ぐなカーテン吊掛杆17を固定しているの
で、第3図及び第5図に示すように、カーテンレール3
の湾曲部分の曲りが急であると、カーテン吊掛杆17の先
端部がカーテンレール3より突出して窓枠や壁面等に当
接し、また、前後各スライダ16,16の軸中心を結ぶ直線
方向に引張り力が作用するので、湾曲部分の通過時にカ
ーテンレール3の軌条3aに後部スライダ16が押付けられ
て接触抵抗が作用するため、先導ランナー14の摺動が妨
げられるという問題点を有している。
また、後者のカーテンランナー18は、第3図に示すよう
なカーテンレール3の湾曲部分を通過する度に、ランナ
ー本体19が縦溝19aで折曲し、さらに引張り力が付加さ
れるので、材料疲労により縦溝19aの部分に亀裂や割れ
等が生じ易く、また、ランナー本体19に吊掛けたカーテ
ン4の自重により縦溝19aが破断されるという問題点を
有している。
この考案は、ランナー本体の中央部をヒンジによって折
曲させることで、上述の問題点を解決するものでありな
がら、さらに、先導ランナーのヒンジ部分に付加される
負荷を分散させて、該ヒンジ部分を低負荷で円滑に折曲
させることができて、十分な強度と耐久性を得ることが
できる先導ランナーの提供を目的とする。
(ニ)課題を解決するための手段 この考案の先導ランナーは、カーテン開閉操作紐を掛止
するランナー本体にカーテン吊掛杆の基端部を固定し、
上記ランナー本体の上部前後にカーテンレールの軌条に
沿って摺動するスライダを夫々軸支し、該スライダ間の
ランナー本体中央部をピンによるヒンジで折曲可能に連
結した先導ランナーであって、上記ヒンジの上部にカー
テンレールの軌条に沿って摺動するスライダを軸支した
構成である。
(ホ)作用 この考案は、カーテンレールの湾曲部分を先導ランナー
が通過するとき、カーテンレールの軌条に沿って各スラ
イダが摺動することで、ランナー本体の中央部がヒンジ
によりく字形に折曲されると共に、ヒンジに付加される
負荷は上部のスライダに分散されつつカーテンレールの
湾曲部分に沿って先導ランナーが摺動する。
(ヘ)考案の効果 この考案によれば、先導ランナーを構成するランナー本
体中央部をピンによるヒンジで折曲可能に連結し、その
上部にスライダを配設しているので、ヒンジに加わる負
荷は上部のスライダにも分散され、ヒンジに集中荷重が
加わるのを防止することができて、低負荷で円滑な折曲
ができ、その結果、先導ランナーはカーテンの開閉に十
分な強度と十分な耐久性とが得られる。
さらに、カーテンレールの湾曲部分に沿って先導ランナ
ーがく字形に低負荷で折曲するので、先導ランナーが湾
曲側へ折曲すると、各スライダの軸中心を結ぶ軸線が湾
曲部分の軌条曲線により近くなり、湾曲部分に沿った引
張り力が作用し、カーテンレールの湾曲部分を先導ラン
ナーが円滑に摺動して、吊設したカーテンをスムーズに
開閉操作することができる。
(ト)考案の実施例 この考案の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は左右開閉式カーテンに用いられる先導ランナーを
示し、第3図に於いて、この先導ランナー1を用いる左
右開閉式カーテン2は、例えば天井部(図示省略)に架
設したL字形のカーテンレール3に、カーテン4を吊設
する複数個の各吊掛ランナ5…を摺動可能に挿入し、こ
の各吊掛ランナ5…を左右に分割する中間部に2個の各
先導ランナー1,1を対向させて摺動可能に挿入し、さら
に、この各先導ランナー1,1に取付けた各紐掛止部6,6
に、カーテンレール3内に張架したカーテン開閉操作紐
7を夫々掛止すると共に、各先導ランナー1,1には各フ
ック8…を介して左右各カーテン4,4の対向縁上端部を
吊掛け、各吊掛ランナ5…には左右各カーテン4,4の上
縁部を吊掛けている。
上述の先導ランナー1は、第1図及び第2図にも示すよ
うに、長尺に形成したカーテン吊掛杆9の基端部前後に
L字形の各取付け板10,10を夫々固定してランナー本体1
1を構成し、さらに、カーテンレール3の下面に形成し
た各軌条3a,3aと摺動可能に係合する合成樹脂製の各ス
ライダ12,12を各取付け板10,10の上面中央部に夫々軸支
すると共に、この前部取付け板10上に合成樹脂製の紐掛
止部6を幅方向へ摺動変位可能に取付けている。
上述のカーテン吊掛杆9は、このカーテン吊掛杆9の基
端部側に軸支した前後各スライダ12,12の中間部であっ
て、この前後各スライダ12,12の軸中心を結ぶ軸線上に
ランナー本体11の基端部中央部を偏心して各円筒部9a…
を形成し、この連通させた各円筒部9a…にピン13aを挿
通して構成するヒンジ13によりランナー本体11を幅方向
へ折曲可能に連結し、このヒンジ13に挿通したピン13a
の軸上端部にはスライダ12を軸支している。
一方、カーテン吊掛杆9の先端部を基端部と反対側に折
曲して、ランナー本体11に対し偏心した側部位置で前方
へ所定長さ突出すると共に、このカーテン吊掛杆9の先
端部と、中間部の折曲部と、基端部とにフック8を吊掛
ける各吊掛孔9b…を形成している。
前述の紐掛止部6は、ランナー本体11の前部取付け板10
の上面幅方向にガイド溝10aを形成し、このガイド溝10a
に紐掛止部6を幅方向へ摺動変位可能にビス等で取付け
ると共に、カーテンレール3内に張架したカーテン開閉
操作紐7の中間部を、紐掛止部6の基部平面に形成した
紐掛止突起6aに掛止し、紐両端を基部両側より裏面側へ
折返して上部の鉤状掛止部6bに掛止した後、このカーテ
ン開閉操作紐7の両端をカーテンレール3の両端部へ夫
々張架している。
図示実施例は上記の如く構成するものにして以下作用動
作を説明する。
第3図に示すように、カーテンレール3の各先導ランナ
ー1,1及び各吊掛ランナ5…に左右各カーテン4,4を夫々
吊掛ける。
この左右各カーテン4,4を閉じる場合、カーテンレール
3の端部に垂下したカーテン開閉操作紐7の一端側を引
下げ操作すると、カーテン開閉操作紐7を掛止した各先
導ランナー1,1が対向方向へ摺動し、同時にカーテン4
の生地張力により各吊掛ランナー5…も同方向へ摺動す
る。
すると、カーテンレール3の湾曲部分を先導ランナー1
が通過する際、カーテンレール3の湾曲部分の各軌条3
a,3aに沿って各スライダ12…が摺動すると、第4図に示
すように、ランナー本体11に軸支した前後各スライダ1
2,12間のヒンジ13により、ランナー本体11が湾曲部分に
沿ってく字形に折曲し、カーテン吊掛杆9の先端部がカ
ーテンレール3の下面側へ折曲された状態で、カーテン
レール3の湾曲部分に沿って先導ランナー1が摺動す
る。
そして、上述の各先導ランナー1,1を当接するまで摺動
させると、各カーテン吊掛杆9,9の先端部の偏心によ
り、左右各カーテン4,4の対向側縁部を確実に重合する
ことができる。
このようにカーテンレール3の湾曲部分に沿って先導ラ
ンナー1がく字形に折曲するので、湾曲部通過時にカー
テン吊掛杆9の先端部がカーテンレール3の下面側へ折
曲して先導ランナー1の摺動を妨げない。
しかも、上述の先導ランナー1がカーテンレール3の湾
曲側へ折曲すると、各スライダ12…の軸中心を結ぶ軸線
がカーテンレール3の湾曲部分の軌条曲線により近くな
るので、湾曲部分に沿った引張り力が作用してカーテン
レール3の湾曲部分を先導ランナー1が円滑に摺動し、
吊設した左右各カーテン4,4をスムーズに開閉操作する
ことができる。
さらに、上述の先導ランナー1を構成するランナー本体
11の中央部をピン13aによるヒンジ13で折曲可能に連結
し、その上部にスライダ12を配設しているので、ヒンジ
13に加わる負荷は上部のスライダ12にも分散され、ヒン
ジ13に集中荷重が加わるのを防止することができ、左右
各カーテン4,4の開閉に十分な強度と耐久性とが得られ
る。
なお、この考案は、上述の実施例の構成のみに限定され
るものではない。
例えば、上述の先導ランナー1を構成するランナー本体
11の基端部中央部を蝶番等により折曲可能に連結するも
よい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の一実施例を示し、 第1図は先導ランナーの斜視図、 第2図はヒンジ部を示す拡大側面図、 第3図は先導ランナーを用いた左右開閉式カーテンの斜
視図、 第4図は第3図に示す先導ランナーの底面図、 第5図は先導ランナーの従来例を示す側面図、 第6図は他の従来例を示す先導ランナーの底面図であ
る。 1……先導ランナー、3……カーテンレール 3a……軌条、4……カーテン 9……カーテン吊掛杆、11……ランナー本体 12……スライダ、13……ヒンジ 13a……ピン

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】カーテン開閉操作紐を掛止するランナー本
    体にカーテン吊掛杆の基端部を固定し、上記ランナー本
    体の上部前後にカーテンレールの軌条に沿って摺動する
    スライダを夫々軸支し、該スライダ間のランナー本体中
    央部をピンによるヒンジで折曲可能に連結した先導ラン
    ナーであって、 上記ヒンジの上部にカーテンレールの軌条に沿って摺動
    するスライダを軸支した 先導ランナー。
JP1988013216U 1988-02-02 1988-02-02 先導ランナー Expired - Lifetime JPH0710629Y2 (ja)

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JP1988013216U JPH0710629Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02 先導ランナー

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JP1988013216U JPH0710629Y2 (ja) 1988-02-02 1988-02-02 先導ランナー

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JPH01117276U JPH01117276U (ja) 1989-08-08
JPH0710629Y2 true JPH0710629Y2 (ja) 1995-03-15

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6034419Y2 (ja) * 1981-09-30 1985-10-14 株式会社日立製作所 波形板の成形装置

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JPH01117276U (ja) 1989-08-08

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