JP2771412B2 - 縦型ブラインドのランナー - Google Patents
縦型ブラインドのランナーInfo
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- JP2771412B2 JP2771412B2 JP34073492A JP34073492A JP2771412B2 JP 2771412 B2 JP2771412 B2 JP 2771412B2 JP 34073492 A JP34073492 A JP 34073492A JP 34073492 A JP34073492 A JP 34073492A JP 2771412 B2 JP2771412 B2 JP 2771412B2
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- runner
- rail
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は縦型ブラインドのスラ
ットをハンガーレールに沿って移送するためのランナー
に関するものである。
ットをハンガーレールに沿って移送するためのランナー
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、縦型ブラインドの一種類として、
次に示すようなものがある。すなわち、実公昭62−3
3919号公報に記載された縦型ブラインドでは、多数
のランナーがハンガーレール(支持レール)に沿って移
動可能に支持され、各ランナーからスラットが吊下支持
される。
次に示すようなものがある。すなわち、実公昭62−3
3919号公報に記載された縦型ブラインドでは、多数
のランナーがハンガーレール(支持レール)に沿って移
動可能に支持され、各ランナーからスラットが吊下支持
される。
【0003】前記ハンガーレール内にはチルトシャフト
(回転軸)が回転可能に支持され、そのチルトシャフト
が前記ランナーに挿通されている。また、各ランナーの
先頭に位置するリードランナーには前記ハンガーレール
内に張設される操作コード(紐)が取着され、その操作
コードは各ランナーに設けられた挿通孔に挿通されてハ
ンガーレール内を案内されるとともに、ハンガーレール
一端から垂下されている。
(回転軸)が回転可能に支持され、そのチルトシャフト
が前記ランナーに挿通されている。また、各ランナーの
先頭に位置するリードランナーには前記ハンガーレール
内に張設される操作コード(紐)が取着され、その操作
コードは各ランナーに設けられた挿通孔に挿通されてハ
ンガーレール内を案内されるとともに、ハンガーレール
一端から垂下されている。
【0004】そして、その操作コードを操作して前記リ
ードランナーを移動させることによりスラットの引き出
し及び畳み込みが行われる。また、同じくハンガーレー
ル一端から垂下される操作紐を操作してチルトシャフト
を回転させると、同チルトシャフトの回転が各ランナー
内に配設されたウォームギヤを介してスラット吊下軸に
伝達され、そのスラット吊下軸の回転に基づいて各スラ
ットの角度調節が行われる。
ードランナーを移動させることによりスラットの引き出
し及び畳み込みが行われる。また、同じくハンガーレー
ル一端から垂下される操作紐を操作してチルトシャフト
を回転させると、同チルトシャフトの回転が各ランナー
内に配設されたウォームギヤを介してスラット吊下軸に
伝達され、そのスラット吊下軸の回転に基づいて各スラ
ットの角度調節が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な縦型ブラインドでは、スラットの引き出し及び畳み込
み操作を行うための操作コードが各ランナーの挿通孔に
挿通されている。従って、その組立時に操作コードを多
数のランナーの各挿通孔に挿通する必要があり、その作
業が甚だ煩雑であった。
な縦型ブラインドでは、スラットの引き出し及び畳み込
み操作を行うための操作コードが各ランナーの挿通孔に
挿通されている。従って、その組立時に操作コードを多
数のランナーの各挿通孔に挿通する必要があり、その作
業が甚だ煩雑であった。
【0006】この発明の目的は、スラットの引き出し及
び畳み込み操作を行うための操作コードを容易に挿通し
得る縦型ブラインドのランナーを提供することにある。
び畳み込み操作を行うための操作コードを容易に挿通し
得る縦型ブラインドのランナーを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、ハンガーレール内に移動可能に支持され
た多数のランナーからそれぞれスラットを回動可能に吊
下支持し、前記ハンガーレール内に張設される操作コー
ドにより先頭ランナーを移送することによりスラットを
ハンガーレールに沿って移送する縦型ブラインドにおい
て、前記ランナーには前記操作コードを移動可能に支持
する枠状のガイド部を設け、前記ガイド部には前記操作
コードを同ガイド部内に挿入するための開口部を設けて
いる。
成するために、ハンガーレール内に移動可能に支持され
た多数のランナーからそれぞれスラットを回動可能に吊
下支持し、前記ハンガーレール内に張設される操作コー
ドにより先頭ランナーを移送することによりスラットを
ハンガーレールに沿って移送する縦型ブラインドにおい
て、前記ランナーには前記操作コードを移動可能に支持
する枠状のガイド部を設け、前記ガイド部には前記操作
コードを同ガイド部内に挿入するための開口部を設けて
いる。
【0008】
【作用】上記手段により、操作コードはガイド部内で移
動可能に支持され、組み立て時には操作コードを開口部
からガイド部内へ容易に挿入可能となる。
動可能に支持され、組み立て時には操作コードを開口部
からガイド部内へ容易に挿入可能となる。
【0009】
【実施例】図1及び図2は本発明を具体化した縦型ブラ
インドの一実施例を示す。図1に示すように、窓上部の
壁面等に取着されるハンガーレール1内には多数のラン
ナー2が移動可能に支持され、各ランナー2からそれぞ
れスラット3が吊下支持されている。
インドの一実施例を示す。図1に示すように、窓上部の
壁面等に取着されるハンガーレール1内には多数のラン
ナー2が移動可能に支持され、各ランナー2からそれぞ
れスラット3が吊下支持されている。
【0010】前記ハンガーレール1の一端には操作ケー
ス4が取着され、その操作ケース4から無端状の操作コ
ード5が垂下され、その操作コード5を操作することに
より、前記各スラット3をハンガーレール1に沿って引
き出し及び畳み込み可能となっている。なお、操作コー
ド5の下部には滑車を介して重り6が吊下支持されて、
同操作コード5を下方へ緊張した状態で垂下させるよう
になっている。
ス4が取着され、その操作ケース4から無端状の操作コ
ード5が垂下され、その操作コード5を操作することに
より、前記各スラット3をハンガーレール1に沿って引
き出し及び畳み込み可能となっている。なお、操作コー
ド5の下部には滑車を介して重り6が吊下支持されて、
同操作コード5を下方へ緊張した状態で垂下させるよう
になっている。
【0011】また、前記操作コード5の近傍には操作棒
7が垂下され、その操作棒7を回転させると前記ハンガ
ーレール1内に配設されるチルトレール8が同ハンガー
レール1の長手方向に往復動され、そのチルトレール8
の動作にともなって前記各スラット3が回動されるよう
になっている。
7が垂下され、その操作棒7を回転させると前記ハンガ
ーレール1内に配設されるチルトレール8が同ハンガー
レール1の長手方向に往復動され、そのチルトレール8
の動作にともなって前記各スラット3が回動されるよう
になっている。
【0012】次に、前記スラット3の引き出し及び畳み
込み操作と角度調節操作を行うための操作機構を詳細に
説明する。図2に示すように、前記操作ケース4には第
一のチルトギヤ9が水平方向に回転可能に支持されてい
る。すなわち、第一のチルトギヤ9は軸部10の基端に
その軸部10より径の大きい歯車11が一体に形成され
ている。前記操作ケース4の上下方向中間部には水平方
向に仕切り板12が形成され、その仕切り板12には円
形の凹部がギヤ収容部13として形成されている。
込み操作と角度調節操作を行うための操作機構を詳細に
説明する。図2に示すように、前記操作ケース4には第
一のチルトギヤ9が水平方向に回転可能に支持されてい
る。すなわち、第一のチルトギヤ9は軸部10の基端に
その軸部10より径の大きい歯車11が一体に形成され
ている。前記操作ケース4の上下方向中間部には水平方
向に仕切り板12が形成され、その仕切り板12には円
形の凹部がギヤ収容部13として形成されている。
【0013】前記ギヤ収容部13の端部近傍には前記第
一のチルトギヤ9の軸部10を貫通可能とした貫通孔1
4が形成され、その貫通孔14に軸部10が上方から貫
通されている。従って、第一のチルトギヤ9はギヤ収容
部13上に歯車11が露出する状態で貫通孔14に回転
可能に支持されている。
一のチルトギヤ9の軸部10を貫通可能とした貫通孔1
4が形成され、その貫通孔14に軸部10が上方から貫
通されている。従って、第一のチルトギヤ9はギヤ収容
部13上に歯車11が露出する状態で貫通孔14に回転
可能に支持されている。
【0014】前記第一のチルトギヤ9の軸部10下端に
は前記操作棒7が取着されている。そして、操作棒7を
回転操作することにより、第一のチルトギヤ9を回転さ
せることが可能となっている。
は前記操作棒7が取着されている。そして、操作棒7を
回転操作することにより、第一のチルトギヤ9を回転さ
せることが可能となっている。
【0015】前記ギヤ収容部13には第二のチルトギヤ
15が回転可能に支持されている。すなわち、第二のチ
ルトギヤ15は薄い有蓋円筒状に形成され、その円筒部
の内周面に内歯歯車16が形成されている。また、蓋部
裏面の中心部から下方に支持管17が突出され、その支
持管17が前記ギヤ収容部13の底面から上方に向かっ
て突出される支軸18に回転可能に支持されている。
15が回転可能に支持されている。すなわち、第二のチ
ルトギヤ15は薄い有蓋円筒状に形成され、その円筒部
の内周面に内歯歯車16が形成されている。また、蓋部
裏面の中心部から下方に支持管17が突出され、その支
持管17が前記ギヤ収容部13の底面から上方に向かっ
て突出される支軸18に回転可能に支持されている。
【0016】そして、支持管17が支軸18に支持され
ている状態では、前記内歯歯車16が前記第一のチルト
ギヤ9の歯車11に噛み合うようになっている。前記第
二のチルトギヤ15の蓋部上面の周縁近傍には上方に突
出する突起19が形成されている。そして、前記第一の
チルトギヤ9が回転されると第二のチルトギヤ15が支
軸18を支点として回転され、その回転にともなって前
記突起19が支軸18を中心とする円軌跡上を回動す
る。
ている状態では、前記内歯歯車16が前記第一のチルト
ギヤ9の歯車11に噛み合うようになっている。前記第
二のチルトギヤ15の蓋部上面の周縁近傍には上方に突
出する突起19が形成されている。そして、前記第一の
チルトギヤ9が回転されると第二のチルトギヤ15が支
軸18を支点として回転され、その回転にともなって前
記突起19が支軸18を中心とする円軌跡上を回動す
る。
【0017】前記第二のチルトギヤ15の蓋部上には、
前記第二のチルトギヤ15の突起19の回動運動を往復
運動に変換するための変換部材20が配設されている。
すなわち、変換部材20の基端部下面には前記突起19
を挿入可能とするように下方へ開口する長円状の凹部2
1がハンガーレール1の長手方向に直交する方向に形成
され、その凹部21内に前記突起19が挿入されてい
る。
前記第二のチルトギヤ15の突起19の回動運動を往復
運動に変換するための変換部材20が配設されている。
すなわち、変換部材20の基端部下面には前記突起19
を挿入可能とするように下方へ開口する長円状の凹部2
1がハンガーレール1の長手方向に直交する方向に形成
され、その凹部21内に前記突起19が挿入されてい
る。
【0018】前記変換部材20の中央部は前記第二のチ
ルトギヤ15の蓋部上面から上方へ若干離れて位置し、
その中央部には前記凹部21と平行に長孔22が形成さ
れている。
ルトギヤ15の蓋部上面から上方へ若干離れて位置し、
その中央部には前記凹部21と平行に長孔22が形成さ
れている。
【0019】前記変換部材20の先端部には一対の案内
片23が形成され、その案内片23の先端部上縁には外
側へ屈曲する係止部24が形成されている。そして、前
記係止部24がハンガーレール1の内周面上部に設けら
れるリブ25に対し、同ハンガーレール1の長手方向に
移動可能に支持されている。
片23が形成され、その案内片23の先端部上縁には外
側へ屈曲する係止部24が形成されている。そして、前
記係止部24がハンガーレール1の内周面上部に設けら
れるリブ25に対し、同ハンガーレール1の長手方向に
移動可能に支持されている。
【0020】従って、前記第二のチルトギヤ9が回転さ
れて、同第二のチルトギヤ9に形成された突起19が回
動されると、図3及び図4に示すように同突起19は変
換部材20の凹部21内を移動しながら回動され、同変
換部材20は突起19の回動にともなってハンガーレー
ル1長手方向に往復動される。
れて、同第二のチルトギヤ9に形成された突起19が回
動されると、図3及び図4に示すように同突起19は変
換部材20の凹部21内を移動しながら回動され、同変
換部材20は突起19の回動にともなってハンガーレー
ル1長手方向に往復動される。
【0021】前記変換部材20と前記第二のチルトギヤ
15の蓋部間には、連結部材26が配設されている。そ
の連結部材26は基端部上面に突起27が形成され、そ
の突起27が前記変換部材20に設けられた長孔22内
に挿通され、同突起27は同長孔22内を移動可能とな
っている。
15の蓋部間には、連結部材26が配設されている。そ
の連結部材26は基端部上面に突起27が形成され、そ
の突起27が前記変換部材20に設けられた長孔22内
に挿通され、同突起27は同長孔22内を移動可能とな
っている。
【0022】前記連結部材26の下面には先端部方向へ
鉤型に突出する舌片28が形成され、その舌片28と連
結部材26下面との間に前記チルトレール8の基端が嵌
合され、そのチルトレール8と連結部材26とを貫通す
るビス30で同チルトレール8と連結部材26とが連結
されている。
鉤型に突出する舌片28が形成され、その舌片28と連
結部材26下面との間に前記チルトレール8の基端が嵌
合され、そのチルトレール8と連結部材26とを貫通す
るビス30で同チルトレール8と連結部材26とが連結
されている。
【0023】従って、前記変換部材20が往復動される
と連結部材26を介してチルトレール8がハンガーレー
ル1長手方向に往復動される。なお、図5に示すように
前記チルトレール29は四角筒の下面中央部をその長手
方向全長にわたって開口した溝型に形成されている。
と連結部材26を介してチルトレール8がハンガーレー
ル1長手方向に往復動される。なお、図5に示すように
前記チルトレール29は四角筒の下面中央部をその長手
方向全長にわたって開口した溝型に形成されている。
【0024】図1に示すように、前記チルトレール8は
ハンガーレール1内で同ハンガーレール1全長にわたっ
て延設され、ハンガーレール1の両端部近傍の2か所に
おいて同ハンガーレール1内に取着される2個のチルト
ガイド31に支持されている。
ハンガーレール1内で同ハンガーレール1全長にわたっ
て延設され、ハンガーレール1の両端部近傍の2か所に
おいて同ハンガーレール1内に取着される2個のチルト
ガイド31に支持されている。
【0025】すなわち、図5〜図7に示すように前記チ
ルトガイド31はほぼ直方体状に形成され、その上面に
形成された係止部32によりハンガーレール1に形成さ
れた前記リブ25に取着されている。
ルトガイド31はほぼ直方体状に形成され、その上面に
形成された係止部32によりハンガーレール1に形成さ
れた前記リブ25に取着されている。
【0026】前記チルトガイド31には案内溝33が形
成されている。図7に示すように、その案内溝33はチ
ルトガイド31の一端、すなわち前記操作ケース4側か
ら他端に向かって、まずハンガーレール1の中心線に沿
って延び、次いでハンガーレール1の前側に向かって斜
めに延びている。そして、その案内溝33の下部はその
上部より幅狭となっている。
成されている。図7に示すように、その案内溝33はチ
ルトガイド31の一端、すなわち前記操作ケース4側か
ら他端に向かって、まずハンガーレール1の中心線に沿
って延び、次いでハンガーレール1の前側に向かって斜
めに延びている。そして、その案内溝33の下部はその
上部より幅狭となっている。
【0027】前記案内溝33にはチルトピン34が同案
内溝33に沿って移動可能に支持されている。すなわ
ち、図5及び図6に示すようにチルトピン34は円い板
状の頭部35の下方に首部36が形成され、その頭部3
5が案内溝33内に移動可能に支持され、その首部36
が案内溝33の幅狭部を貫通している。
内溝33に沿って移動可能に支持されている。すなわ
ち、図5及び図6に示すようにチルトピン34は円い板
状の頭部35の下方に首部36が形成され、その頭部3
5が案内溝33内に移動可能に支持され、その首部36
が案内溝33の幅狭部を貫通している。
【0028】前記首部36の下端には前記チルトレール
8に嵌合する吊下部37が形成されている。その吊下部
37はその両側部が前記チルトレール8の上面両側に突
出される突条29aに嵌合し得る鉤型に形成され、中央
部下面に設けられる突起37aがチルトレール8に設け
られた透孔29bに嵌合されて、同チルトレール8に嵌
合固定されている。
8に嵌合する吊下部37が形成されている。その吊下部
37はその両側部が前記チルトレール8の上面両側に突
出される突条29aに嵌合し得る鉤型に形成され、中央
部下面に設けられる突起37aがチルトレール8に設け
られた透孔29bに嵌合されて、同チルトレール8に嵌
合固定されている。
【0029】従って、前記変換部材20の往復動にとも
なって前記チルトレール8が往復動されると、チルトレ
ール8の両端部に嵌合固定された前記チルトピン34が
チルトガイド31の案内溝33に案内されて、ハンガー
レール1内を前後方向に移動するようになっている。
なって前記チルトレール8が往復動されると、チルトレ
ール8の両端部に嵌合固定された前記チルトピン34が
チルトガイド31の案内溝33に案内されて、ハンガー
レール1内を前後方向に移動するようになっている。
【0030】図5に示すように、前記チルトレール8の
溝内には前記ランナー2に取着されるターンアーム38
の先端が回動可能に、かつ移動可能に支持されている。
図8に示すように、前記ターンアーム38の基端はター
ンピニオン39の上端に固定されている。
溝内には前記ランナー2に取着されるターンアーム38
の先端が回動可能に、かつ移動可能に支持されている。
図8に示すように、前記ターンアーム38の基端はター
ンピニオン39の上端に固定されている。
【0031】前記ターンピニオン39はその軸心を垂直
方向としてランナーケース40に回転可能に支持されて
いる。前記ランナーケース40にはハンガーフック41
が同じくその軸心を垂直方向として回転可能に支持さ
れ、その上端には歯車42が設けられ、前記ターンピニ
オン39の歯車43と噛み合っている。従って、前記チ
ルトレール8がハンガーレール1内で前後方向に移動さ
れると、ターンアーム38を介してターンピニオン39
が回転され、そのターンピニオン39の回転にともなっ
てハンガーフック41が回転される。
方向としてランナーケース40に回転可能に支持されて
いる。前記ランナーケース40にはハンガーフック41
が同じくその軸心を垂直方向として回転可能に支持さ
れ、その上端には歯車42が設けられ、前記ターンピニ
オン39の歯車43と噛み合っている。従って、前記チ
ルトレール8がハンガーレール1内で前後方向に移動さ
れると、ターンアーム38を介してターンピニオン39
が回転され、そのターンピニオン39の回転にともなっ
てハンガーフック41が回転される。
【0032】また、前記ハンガーフック41に設けられ
た歯車42の歯数はターンピニオン39の歯車43の歯
数の1/2に設定され、図9に示すように前記ターンア
ーム38は前記チルトレール8の移動によりほぼ90度
の範囲で回動される。従って、ターンピニオン39が9
0度回転されると、ハンガーフック41は180度回転
されるようになっている。
た歯車42の歯数はターンピニオン39の歯車43の歯
数の1/2に設定され、図9に示すように前記ターンア
ーム38は前記チルトレール8の移動によりほぼ90度
の範囲で回動される。従って、ターンピニオン39が9
0度回転されると、ハンガーフック41は180度回転
されるようになっている。
【0033】前記ハンガーフック41の下端には前記ス
ラット3が吊下支持され、同ハンガーフック41が回転
されると、スラット3が回動される。前記ランナー2の
ターンアーム38側方には環状のガイド部44が形成さ
れ、そのガイド部44の一側には開口部44aが形成さ
れている。そして、開口部44aからガイド部44内に
前記操作コード5を挿通可能となっている。その操作コ
ード5は無端状であって、前記ハンガーレール1他端に
設けられる滑車(図示しない)に掛装されるとともに、
図1に示す先頭ランナー2aに連結され、各ランナー2
のガイド部44を経て、図3に示すように前記操作ケー
ス4に回転可能に支持された滑車45から同操作ケース
4下方へ垂下されている。
ラット3が吊下支持され、同ハンガーフック41が回転
されると、スラット3が回動される。前記ランナー2の
ターンアーム38側方には環状のガイド部44が形成さ
れ、そのガイド部44の一側には開口部44aが形成さ
れている。そして、開口部44aからガイド部44内に
前記操作コード5を挿通可能となっている。その操作コ
ード5は無端状であって、前記ハンガーレール1他端に
設けられる滑車(図示しない)に掛装されるとともに、
図1に示す先頭ランナー2aに連結され、各ランナー2
のガイド部44を経て、図3に示すように前記操作ケー
ス4に回転可能に支持された滑車45から同操作ケース
4下方へ垂下されている。
【0034】そして、操作コード5を操作して先頭ラン
ナー2aを引き出せば、図8及び図9に示すように各ラ
ンナー2,2aに設けられた公知のスペーサ46により
後続のランナー2が一定間隔で順次引き出されることに
より、各スラット3が引き出される。
ナー2aを引き出せば、図8及び図9に示すように各ラ
ンナー2,2aに設けられた公知のスペーサ46により
後続のランナー2が一定間隔で順次引き出されることに
より、各スラット3が引き出される。
【0035】また、操作コード5を操作して先頭ランナ
ー2aを前記操作ケース4方向へ後退させれば、同先頭
ランナー2aにより後続のランナー2が順次押し戻され
て、各スラット3が畳み込まれるようになっている。
ー2aを前記操作ケース4方向へ後退させれば、同先頭
ランナー2aにより後続のランナー2が順次押し戻され
て、各スラット3が畳み込まれるようになっている。
【0036】さて、上記のような縦型ブラインドでは、
スラット3の引き出し及び畳み込みは、上記のように操
作コード5を操作して先頭ランナー2aを引き出せば後
続のランナー2が順次引き出されてスラット3が引き出
され、先頭ランナー2aを後退させれば、スラット3が
順次畳み込まれる。
スラット3の引き出し及び畳み込みは、上記のように操
作コード5を操作して先頭ランナー2aを引き出せば後
続のランナー2が順次引き出されてスラット3が引き出
され、先頭ランナー2aを後退させれば、スラット3が
順次畳み込まれる。
【0037】一方、各スラット3を角度調節する場合に
は操作棒7を回転させて第一のチルトギヤ9を回転させ
ると、第二のチルトギヤ15が回転され、図3及び図4
に示すように同第二のチルトギヤ15に設けられている
突起19が回動される。
は操作棒7を回転させて第一のチルトギヤ9を回転させ
ると、第二のチルトギヤ15が回転され、図3及び図4
に示すように同第二のチルトギヤ15に設けられている
突起19が回動される。
【0038】すると、突起19の回動に基づいて変換部
材20が往復動され、同変換部材20の往復動が連結部
材26を介してチルトレール8に伝達され、同チルトレ
ール8が往復動される。
材20が往復動され、同変換部材20の往復動が連結部
材26を介してチルトレール8に伝達され、同チルトレ
ール8が往復動される。
【0039】前記チルトレール8が往復動されると、同
チルトレール8に取着されたチルトピン34がチルトガ
イド31の案内溝33に沿って移動するため、同チルト
レール8がハンガーレール1内で前後方向に移動され
る。
チルトレール8に取着されたチルトピン34がチルトガ
イド31の案内溝33に沿って移動するため、同チルト
レール8がハンガーレール1内で前後方向に移動され
る。
【0040】すると、ターンアーム38を介してターン
ピニオン39が回動され、同ターンピニオン39の回動
にともなってハンガーフック41が回動され、スラット
3が回動される。従って、操作棒7の回転操作によりス
ラット3の角度調節が可能となる。
ピニオン39が回動され、同ターンピニオン39の回動
にともなってハンガーフック41が回動され、スラット
3が回動される。従って、操作棒7の回転操作によりス
ラット3の角度調節が可能となる。
【0041】上記各ランナー2において、操作コード5
を案内するガイド部44には、開口部44aが設けられ
ている。従って、各ランナー2のガイド部44に操作コ
ード5を挿通する際には、開口部44aから同ガイド部
44内に容易に挿通することができるので、その組立作
業を容易に行うことができる。
を案内するガイド部44には、開口部44aが設けられ
ている。従って、各ランナー2のガイド部44に操作コ
ード5を挿通する際には、開口部44aから同ガイド部
44内に容易に挿通することができるので、その組立作
業を容易に行うことができる。
【0042】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明はスラッ
トの引き出し及び畳み込み操作を行うための操作コード
を容易に挿通し得る縦型ブラインドのランナーを提供す
ることができる優れた効果を発揮する。
トの引き出し及び畳み込み操作を行うための操作コード
を容易に挿通し得る縦型ブラインドのランナーを提供す
ることができる優れた効果を発揮する。
【図1】一実施例の縦型ブラインドを示す正面図であ
る。
る。
【図2】操作ケース部分の正断面図である。
【図3】操作ケース部分の平面図である。
【図4】操作ケース部分の平面図である。
【図5】ハンガーレール内を示す断面図である。
【図6】ハンガーレール内を示す断面図である。
【図7】ハンガーレール内を示す断面図である。
【図8】ランナーの正断面図である。
【図9】ランナーの平面図である。
1 ハンガーレール 2 ランナー 2a 先頭ランナー 3 スラット 5 操作コード 44 ガイド部 44a 開口部
Claims (1)
- 【請求項1】 ハンガーレール(1)内に移動可能に支
持された多数のランナー(2)からそれぞれスラット
(3)を回動可能に吊下支持し、前記ハンガーレール
(1)内に張設される操作コード(5)により先頭ラン
ナー(2a)を移送することによりスラット(3)をハ
ンガーレール(1)に沿って移送する縦型ブラインドに
おいて、 前記ランナー(2)には前記操作コード(5)を移動可
能に支持する枠状のガイド部(44)を設け、前記ガイ
ド部(44)には前記操作コード(5)を同ガイド部
(44)内に挿入するための開口部(44a)を設けた
ことを特徴とする縦型ブラインドのランナー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34073492A JP2771412B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 縦型ブラインドのランナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34073492A JP2771412B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 縦型ブラインドのランナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06185274A JPH06185274A (ja) | 1994-07-05 |
JP2771412B2 true JP2771412B2 (ja) | 1998-07-02 |
Family
ID=18339804
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34073492A Expired - Fee Related JP2771412B2 (ja) | 1992-12-21 | 1992-12-21 | 縦型ブラインドのランナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2771412B2 (ja) |
-
1992
- 1992-12-21 JP JP34073492A patent/JP2771412B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06185274A (ja) | 1994-07-05 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
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R250 | Receipt of annual fees |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
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FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
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R350 | Written notification of registration of transfer |
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