JP6168075B2 - 壁構造 - Google Patents

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Description

本発明は、開口を有する壁構造本体と、開口に嵌め込まれた状態で前記壁構造本体に取り付けられた開閉構造体とを有する壁構造に関するものである。
従来から、開口を有する枠体と、開口を開閉可能な状態で枠体に取り付けられた折り戸とを含む開閉構造体を備えた折り畳み自動ドア装置が知られている(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載の自動ドア装置は、開口を電動で開閉するように構成されている。
具体的に、自動ドア装置は、枠体上に固定された無目と、無目内に設けられた駆動モータと、折り戸から無目内に延びる回転軸と、無目内に設けられて駆動モータと回転軸とを接続するリンク機構とを備えている。
駆動モータからの動力がリンク機構を介して回転軸に伝達されることにより、折り戸は、枠体内の開口部を開放する開状態と、開口部を閉じる閉状態との間で作動する。
特開平9−144425号公報
特許文献1に記載の自動ドア装置は、開口を有する壁構造本体に対し、開口にはめ込まれた状態で取り付けられる。
しかしながら、前記自動ドア装置においては、枠体上に無目が固定されているため、自動ドア装置の高さ寸法が大きくなり、当該自動ドア装置を取り付けるために壁構造本体に要求される開口の高さが大きくなる。
したがって、床から天井までの高さが比較的低い建物(例えば、住宅)に特許文献1に記載の自動ドア装置を採用することは困難である。
本発明の目的は、駆動機構によって駆動される扉を有する開閉構造体を、床から天井までの高さが比較的低い建物に対しても取り付けることができる壁構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、壁構造であって、第1開口を有する枠体と前記第1開口を開閉可能な状態で前記枠体内に取り付けられた開閉扉とを有する開閉構造体と、第2開口を有し、前記開閉構造体が前記第2開口に嵌り込んだ状態で当該開閉構造体を保持する壁構造本体と、を備え、前記壁構造本体は、前記開閉構造体を支持する構造体支持部材と、前記第2開口を有するとともに前記構造体支持部材の外側に設けられた外壁と、前記構造体支持部材の内側に設けられ、前記開閉構造体を内側に開放するための第3開口を有する内壁と、下方から見る視点において前記開閉構造体の上縁と前記内壁との間の隙間を覆うように当該開閉構造体の上縁に沿って延びる横額縁と、前記開閉扉の開閉方向に沿って駆動する駆動部を有し、前記開閉構造体の内側に設けられた駆動機構と、前記駆動機構の駆動部と前記開閉扉とを接続する接続部材と、を備え、前記駆動機構は、前記横額縁の下に配置された下配置部を有し、前記壁構造本体は、前記駆動機構の下配置部を内側及び下方から覆うカバーをさらに備え、前記壁構造本体は、前記カバーの着脱可能な取り付けを許容する取付機構を有し、前記取付機構は、前記横額縁に取り付けられた係合部材と、前記カバーに設けられた被係合部とを備え、前記係合部材及び前記被係合部は、互いに着脱可能に係合し、前記係合部材は、前記横額縁の上に設けられ、前記内壁の第3開口は、前記係合部材を内側に開放する形状を有し、前記カバーは、前記第3開口のうち前記横額縁の上の部分を内側から覆う上被覆部を有し、前記被係合部は、前記カバーの上被覆部の外側面に取り付けられている、壁構造を提供する。
本発明によれば、駆動機構を開閉構造体から分離してこの駆動機構を開閉構造体の内側に配置しているため、壁構造本体の第2開口の高さを、開閉構造体を嵌め込むことができる高さに抑えることができる。
したがって、開閉構造体の上に駆動機構が設けられている場合と比較して第2開口の高さを低くすることができる。
ここで、駆動機構の下配置部は、横額縁の下に配置されているが、当該下配置部はカバーによって内側及び下方から覆われている。そのため、例えば、下配置部が横額縁の下で露出されている場合と比較して、壁構造の見栄えを向上することもできる。
したがって、本発明によれば、駆動機構によって駆動される開閉扉を有する開閉構造体を、床から天井までの高さが比較的低い建物に対しても見栄えよく取り付けることができる。
ここで、駆動機構は、カバーによって覆われているため、カバーが駆動機構に固定されていると、駆動機構のメンテナンスが困難となる。
そこで、本発明において、前記壁構造本体は、前記カバーの着脱可能な取り付けを許容する取付機構を有している。
本発明によれば、カバーを取り外すことにより駆動機構を内側及び下方に開放することができるため、駆動機構を内側及び下方からメンテナンスすることができる。
具体的に、前記取付機構は、前記横額縁に取り付けられた係合部材と、前記カバーに設けられた被係合部とを備え、前記係合部材及び前記被係合部は、互いに着脱可能に係合している。
そのため、横額縁に対してカバーを着脱可能に係合することができる。
ここで、係合部材を横額縁の下に設けることもできるが、この場合には、駆動機構(下配置部)を配置するためのスペースが制約される。
そこで、前記係合部材は、前記横額縁の上に設けられ、前記内壁の第3開口は、前記係合部材を内側に開放する形状を有し、前記カバーは、前記第3開口のうち前記横額縁の上の部分を内側から覆う上被覆部を有し、前記被係合部は、前記カバーの上被覆部の外側面に取り付けられている。
これにより、横額縁の上のスペースを係合部材と被係合部との係合スペースとして利用することができるため、駆動機構を配置するためのスペースを制約することなく係合スペースを確保することができる。
ここで、駆動機構を支持するための部材を構造体支持部材とは別に設けてもよいが、この場合には壁構造のコストが増加する。
そこで、前記壁構造において、前記構造体支持部材は、前記枠体の上縁に沿って延びるとともに当該枠体の上縁に固定された上縁固定部を含み、前記横額縁は、前記上縁固定部に支持され、前記駆動機構は、前記横額縁に取り付けられていることが好ましい。
この態様によれば、構造体支持部材を、横額縁及び駆動機構を支持するためにも用いることができるため、壁構造のコストの増加を抑制しつつ駆動機構を確実に支持することができる。
前記壁構造において、前記カバーは、前記上被覆部から外側に突出するとともに前記被係合部と前記係合部材とが互いに係合した状態で前記横額縁上に載置された突出部を備えていることが好ましい。
この態様によれば、内壁の第3開口を通じて内側に開放された横額縁の上面に突出部を載置することにより、カバーの重量を横額縁に預けることができる。
ここで、突出部は、係合部材に被係合部が係合した状態でのみ横額縁上に載置される長さを有していてもよいが、この場合、カバーを横額縁に取り付けようとする者は、係合部材に被係合部が係合されるまでの間、継続してカバーを持ち上げていなければならず、その労力は大きい。
そこで、前記係合部材及び前記被係合部は、前記係合部材に対する前記被係合部の内側から外側への移動によって互いに係合可能であり、前記突出部は、前記被係合部が前記係合部材から内側に離れた状態で前記横額縁上に載置可能な長さを有することが好ましい。
この態様によれば、係合部材に対して被係合部が係合する前の段階で、カバーの重量を横額縁に預けることができるので、カバーを取り付けるための労力を低減することができる。
また、本発明は、壁構造であって、第1開口を有する枠体と前記第1開口を開閉可能な状態で前記枠体内に取り付けられた開閉扉とを有する開閉構造体と、第2開口を有し、前記開閉構造体が前記第2開口に嵌り込んだ状態で当該開閉構造体を保持する壁構造本体と、を備え、前記壁構造本体は、前記開閉構造体を支持する構造体支持部材と、前記第2開口を有するとともに前記構造体支持部材の外側に設けられた外壁と、前記構造体支持部材の内側に設けられ、前記開閉構造体を内側に開放するための第3開口を有する内壁と、下方から見る視点において前記開閉構造体の上縁と前記内壁との間の隙間を覆うように当該開閉構造体の上縁に沿って延びる横額縁と、前記開閉扉の開閉方向に沿って駆動する駆動部を有し、前記開閉構造体の内側に設けられた駆動機構と、前記駆動機構の駆動部と前記開閉扉とを接続する接続部材と、を備え、前記駆動機構は、前記横額縁の下に配置された下配置部を有し、前記壁構造本体は、前記駆動機構の下配置部を内側及び下方から覆うカバーをさらに備え、前記壁構造本体は、側面視において前記開閉構造体の側縁と前記内壁との間の隙間を覆うように当該開閉構造体の側縁に沿って延びる縦額縁をさらに備え、前記横額縁は、前記縦額縁の側面から前記開閉構造体の上縁に沿って延び、前記縦額縁の前記下配置部の側方に配置された部分には、当該縦額縁を貫通する貫通部が形成され、前記駆動機構は、前記貫通部を通じて前記縦額縁の前記横額縁と反対側に配置された壁内配置部をさらに備えている、壁構造を提供する。
本発明によれば、駆動機構を開閉構造体から分離してこの駆動機構を開閉構造体の内側に配置しているため、壁構造本体の第2開口の高さを、開閉構造体を嵌め込むことができる高さに抑えることができる。
したがって、開閉構造体の上に駆動機構が設けられている場合と比較して第2開口の高さを低くすることができる。
ここで、駆動機構の下配置部は、横額縁の下に配置されているが、当該下配置部はカバーによって内側及び下方から覆われている。そのため、例えば、下配置部が横額縁の下で露出されている場合と比較して、壁構造の見栄えを向上することもできる。
したがって、本発明によれば、駆動機構によって駆動される開閉扉を有する開閉構造体を、床から天井までの高さが比較的低い建物に対しても見栄えよく取り付けることができる。
ここで、前記壁構造本体が側面視において前記開閉構造体の側縁と前記内壁との間の隙間を覆うように当該開閉構造体の側縁に沿って延びる縦額縁をさらに備え、前記横額縁が前記縦額縁の側面から前記開閉構造体の上縁に沿って延びている場合、縦額縁によって駆動機構を側方からも覆うことができる。
しかし、駆動機構が横額縁とカバーと縦額縁との間のスペースに納まり切らない部分を有する場合、当該部分の配置によっては壁構造の見栄えが悪くなる。
そこで前記縦額縁の前記下配置部の側方に配置された部分には、当該縦額縁を貫通する貫通部が形成され、前記駆動機構は、前記貫通部を通じて前記縦額縁の前記横額縁と反対側に配置された壁内配置部をさらに備えている
本発明では、横額縁とカバーと縦額縁との間のスペースに納まり切らない壁内配置部が貫通部を通じて縦額縁の横額縁と反対側、つまり、外壁(又は開閉構造体)と内壁との間のスペースに配置されている。
したがって、本発明によれば、壁内配置部が外壁(又は開閉構造体)と内壁と縦額縁とによって覆われたスペースに配置されているため、壁内配置部を見栄えよく配置することができる。
ここで、駆動機構は、カバーによって覆われているため、カバーが駆動機構に固定されていると、駆動機構のメンテナンスが困難となる。
そこで、前記壁構造において、前記壁構造本体は、前記カバーの着脱可能な取り付けを許容する取付機構を有することが好ましい。
この態様によれば、カバーを取り外すことにより駆動機構を内側及び下方に開放することができるため、駆動機構を内側及び下方からメンテナンスすることができる。
具体的に、前記取付機構は、前記横額縁に取り付けられた係合部材と、前記カバーに設けられた被係合部とを備え、前記係合部材及び前記被係合部は、互いに着脱可能に係合している構成とすることができる。
この態様によれば、横額縁に対してカバーを着脱可能に係合することができる。
ここで、係合部材を横額縁の下に設けることもできるが、この場合には、駆動機構(下配置部)を配置するためのスペースが制約される。
そこで、前記係合部材は、前記横額縁の上に設けられ、前記内壁の第3開口は、前記係合部材を内側に開放する形状を有し、前記カバーは、前記第3開口のうち前記横額縁の上の部分を内側から覆う上被覆部を有し、前記被係合部は、前記カバーの上被覆部の外側面に取り付けられていることが好ましい。
この態様によれば、横額縁の上のスペースを係合部材と被係合部との係合スペースとして利用することができるため、駆動機構を配置するためのスペースを制約することなく係合スペースを確保することができる。
本発明によれば、駆動機構によって駆動される扉を有する開閉構造体を、床から天井までの高さが比較的低い建物に対しても取り付けることができる。
本発明の実施形態に係る壁構造の全体構成を示す斜視図であり、縦額縁、横額縁、駆動ユニット、及びカバー等を省略したものである。 図1に示す壁構造の側面断面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図3のIV−IV線断面図である。 図3のV−V線断面図である。 図3の一部を拡大して示すものである。 図2のVII−VII線断面図である。 図2の側面断面図においてカバーを取り外した状態を示すものである。
以下添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の実施の形態は、本発明を具体化した例であって、本発明の技術的範囲を限定する性格のものではない。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る壁構造1の基本的構成について説明する。なお、図1では、後述する縦額縁10、横額縁11、駆動ユニット12、第1接続部材13、第2接続部材14、及びカバー15等が省略されている。
壁構造1は、第1開口Oを有する略矩形の枠体16と第1開口Oを開閉可能な状態で枠体16に取り付けられた一対の折り戸(開閉扉)17A、17Bとを有する開閉構造体3と、第2開口5aを有し、開閉構造体3が第2開口5aに嵌まり込んだ状態で当該開閉構造体3を保持する壁構造本体(符号省略)と、を備えている。なお、以下の説明では、開閉構造体3を基準として室外側を外側とし、室内側を内側とする。
開閉構造体3の枠体16は、上下方向に延びるとともに互いに平行する一対の縦枠16a、16bと、縦枠16a、16bの上端部同士の間で横方向に延びる横枠16cと、縦枠16a、16bの下端部同士の間で横方向に延びる横枠16dとを備えている。
以下、図1及び図3を参照して、折り戸17A、17Bについて説明する。なお、折り戸17A、17Bは、互いに横方向に対称の構成を有しているため、一方の折り戸17A(図1で左側に示される折り戸17A)について説明する。
折り戸17Aは、縦枠16bに対して縦軸A1を中心として回転可能に取り付けられた基端部を有する吊元扉30と、吊元扉30の先端部に対して縦軸A2を中心として回転可能に取り付けられた基端部を有する連結部材31と、連結部材31の先端部に対して縦軸A3を中心として回転可能に取り付けられた基端部を有する戸先扉32と、戸先扉32の先端部に対して縦軸A4を中心として回転可能に取り付けられたスライド部材33とを備えている。
吊元扉30は、縦枠16bと連結部材31との間に設けられた吊元扉本体30aと、吊元扉本体30aに取り付けられたレール30bと、を備えている。吊元扉本体30aは、図3の実線で示す閉位置と、閉位置から外側に回転した図3の二点鎖線で示す開位置との間で縦軸A1を中心として縦枠16bに対して回転可能である。レール30bは、吊元扉本体30aが閉位置に回転した状態で、当該吊元扉本体30aの内側面に取り付けられているとともに横方向に延びている。また、レール30bは、下向きに開く形状を有する。
スライド部材33は、スライド部材本体33aと、スライド部材本体33a上に設けられた図2に示す一対のローラ33bとを備えている。枠体16の横枠16cには、横方向に延びるレール16eが設けられており、ローラ33bは、レール16eに転がり接触可能な状態で横枠16cに取り付けられている。つまり、スライド部材33は、レール16eに沿って横方向に移動可能な状態で横枠16cに取り付けられている。
吊元扉30が図3の実線で示す閉位置から図3の二点鎖線で示す開位置に回転する場合、連結部材31が縦軸A2を中心として吊元扉30に対して回転するとともに、当該連結部材31に対して戸先扉32が縦軸A3を中心として回転して図3の二点鎖線で示す位置に移動する。ここで、スライド部材33は、戸先扉32の移動に伴い縦軸A4を中心として戸先扉32に対して回転しつつレール16eに沿って横方向に移動する。
一方、吊元扉30が図3の実線で示す閉位置に移動する場合、連結部材31が縦軸A2を中心として吊元扉30に対して回転するとともに、当該連結部材31に対して戸先扉32が縦軸A3を中心として回転して図3の実線で示す位置に移動する。ここで、スライド部材33は、戸先扉32の移動に伴い縦軸A4を中心として戸先扉32に対して回転しつつレール16eに沿って横方向に移動する。
このように折り戸17A、17Bによって、第1開口Oを開閉することができる。
図1を参照して、上述した開閉構造体3を保持する壁構造本体(符号省略)について説明する。
壁構造本体は、横方向に延びるとともに互いに平行する上下一対の梁2と、梁2同士の間に設けられて開閉構造体3を支持する構造体支持部材4と、第2開口5aを有するとともに構造体支持部材4の外側に設けられた外壁5と、構造体支持部材4の内側に設けられた内壁6と、内壁6の外側に設けられて内壁6を支持する内壁支持部材7と、下の梁2上に支持された床材8と、上の梁2から吊り下げられた天井材9と、を備えている。
構造体支持部材4は、枠体16の一方の側縁(縦枠16a)に沿って延びる側縁固定部4aと、枠体16の他方の側縁(縦枠16b)に沿って延びる側縁固定部4bと、枠体16の上縁(横枠16c)に沿って延びる上縁固定部4cと、を備えている。
両側縁固定部4a、4bは、上の梁2に固定された上端部と、下の梁2に固定された下端部とを有する。上縁固定部4cは、両側縁固定部4a、4b同士の間に設けられており、両側縁固定部4a、4bにそれぞれ固定された一対の端部を有している。
また、側縁固定部4bは、ボルトB1(図3参照)によって縦枠16bに固定され、図示は省略するが、側縁固定部4aもボルトによって縦枠16aに固定されている。上縁固定部4cは、ボルトB2(図2参照)によって横枠16c(枠体16の上縁)に固定されている。
内壁6は、開閉構造体3を内側に開放するための第3開口6aを有する。
内壁支持部材7は、第3開口6aの一方の側縁(内壁6の側縁)に沿って延びる縦材7aと、第3開口6aの他方の側縁(内壁6の側縁)に沿って延びる縦材7bと、第3開口6aの上縁(内壁6の下縁)に沿って延びる横材7cと、を備えている。
両縦材7a、7bは、床材8と天井材9との間に設けられ、床材8に固定された下端部と、天井材9に固定された上端部とを有する。横材7cは、両縦材7a、7b同士の間に設けられており、両縦材7a、7bにそれぞれ固定された一対の端部を有している。
縦材7a、7b及び横材7cには、図外のビスによって内壁6が取り付けられている。
さらに、壁構造本体(符号省略)は、図3に示すように、側面視において開閉構造体3の側縁(縦枠16a、16b)と内壁6との間の隙間を覆うように当該開閉構造体3の側縁(縦枠16a、16b)に沿って延びる一対の縦額縁10(図3では1枚のみ示す)を備えている。また、壁構造本体(符号省略)は、図2に示すように、下方から見る視点において開閉構造体3の上縁(横枠16c)と内壁6との間の隙間を覆うように当該開閉構造体3の上縁(横枠16c)に沿って延びる横額縁11をさらに備えている。
横額縁11は、一方の縦額縁10から開閉構造体3の上縁(横枠16c)に沿って他方の縦額縁10まで延びている(図7参照)。また、図2に示すように、横額縁11は、構造体支持部材4によって支持されている。具体的に、横額縁11は、アングル19を介してビスB3によって上縁固定部4cに固定されている。アングル19は、横額縁11の上面に固定された固定部と、固定部から上に延びる被取付部とを有し、被取付部が上縁固定部4cの内側面に固定されている。また、横額縁11は、ビスB4によって枠体16の横枠16cに取り付けられている。
図3を参照して、前記開閉構造体3は、横額縁11の下面に取り付けられた駆動ユニット12、第1接続部材13、及び第2接続部材14を用いて折り戸17A、17Bを電動で開閉するように構成されている。なお、両折り戸17A、17Bをそれぞれ駆動するための構成は、横方向に対称に配置されている点を除き同一であるため、一方の折り戸17Aを駆動するための構成について説明する。
壁構造本体は、駆動ユニット12と、駆動ユニット12と折り戸17Aとを接続する第1接続部材13及び第2接続部材14と、を備えている。
駆動ユニット12は、吊元扉30を回転駆動する第1駆動機構23と、スライド部材33を横方向に駆動する第2駆動機構24と、両駆動機構23、24の一部を取り囲む囲み部材25とを備えている。なお、囲み部材25の少なくとも一部は、枠体16の横枠16c及び横額縁11の少なくとも一方に対して着脱可能に取り付けられている。
第1駆動機構23は、第1モータ34と、第1モータ34に接続された増力機35と、第1モータ34及び増力機35を支持する第1支持板36とを備えている。増力機35は、第1モータ34の回転トルクを増加する機能を有し、縦方向の軸を中心として回転可能な回転軸35aを有する。回転軸35aには、後述する第1接続部材13が接続されている。
図2は、図3のII−II線断面図であり、図4は、図3のIV−IV線断面図である。図2〜図4に示すように、第1支持板36は、横額縁11の下面に取り付けられているとともに横方向に延びている。第1支持板36の外側面には、第1モータ34及び増力機35が取り付けられている。このように第1駆動機構23は、横額縁11に取り付けられている。
図3を参照して、第2駆動機構24は、第2モータ37と、第2モータ37の駆動により回転する駆動プーリ38と、従動プーリ39と、両プーリ38、39間に掛け渡されたベルト40と、第2モータ37を支持する支持ブラケット41と、従動プーリ39を支持する第2支持板42と、横方向に延びるとともに下向きに開くレール43と、を備えている。
両プーリ38、39は、内側から外側に向かう方向に沿った軸を中心として回転可能である。
図5は、図3のV−V線断面図であり、図6は、図3の一部を拡大して示すものである。図6に示すように、支持ブラケット41は、第1支持板36の端面から横方向に延びるように当該第1支持板36に取り付けられ、第2モータ37及び駆動プーリ38は、支持ブラケット41の内側面に取り付けられている。一方、図5に示すように、第2支持板42は、横額縁11の下面に取り付けられているとともに横方向に延びており、従動プーリ39は、第2支持板42の内側面に取り付けられている。さらに、図5及び図6に示すように、レール43は、第1支持板36及び第2支持板42の内側面に取り付けられている。このように第2駆動機構24は、横額縁11に取り付けられている。
図3及び図4を参照して、第1接続部材13は、増力機35の回転軸35aに固定された基端部を有するアーム13aと、アーム13aの先端部に取り付けられたローラ13bと、を備えている。ローラ13bは、縦方向に沿った軸を中心として回転可能にアーム13aに取り付けられているとともに、折り戸17Aの吊元扉30のレール16e内に転がり接触可能に設けられている。これにより、アーム13aの回転に応じてレール16e内でのローラ13bの移動を伴いながら吊元扉30を縦軸A1を中心として回転させることができる。なお、アーム13aは、囲み部材25に設けられた貫通孔(符号省略)を通して増力機35から内側に延びている。
図3及び図5を参照して、第2接続部材14は、第2駆動機構24のベルト40を保持する保持部14aと、折り戸17Aのスライド部材33に取り付けられた取付部14bと、保持部14aから取付部14bまで延びる延設部14cと、延設部14cに取り付けられたローラ14dと、を備えている。ローラ14dは、縦方向に沿った軸を中心として回転可能に延設部14cに取り付けられているとともに、第2駆動機構24のレール43内に転がり接触可能に設けられている。これにより、ベルト40の横方向への移動に応じてレール43内でのローラ14dの移動を伴いながらスライド部材33を横方向に移動させることができる。なお、延設部14cは、囲み部材25に設けられた貫通孔(符号省略)を通して保持部14aから内側に延びている。
以下、図3を参照して、駆動ユニット12、第1接続部材13、及び第2接続部材14による吊り戸17Aの開閉動作について説明する。
第1モータ34の駆動によりアーム13aが矢印Y1に示すように回転すると、吊元扉30は、図3の実線で示す閉位置から二点鎖線で示す開位置に回転する。また、第1モータ34に同期して第2モータ37も駆動しており、この駆動により第2接続部材14が矢印Y2に示すように横方向に移動すると、スライド部材33の移動に伴い、戸先扉32は、スライド部材33及び連結部材31に対する回転を伴いながら、図3の実線で示す位置から二点鎖線で示す位置まで移動する。
一方、アーム13aが矢印Y1と反対向きに回転するとともに第2接続部材14が矢印Y2と反対向きに移動することにより、吊元扉30及び戸先扉32は、図3の二点鎖線で示す位置から実線で示す位置に移動する。
このように、駆動ユニット12、第1接続部材13、及び第2接続部材14により折り戸17A、17Bを駆動することにより第1開口Oを開閉することができる。
なお、第1駆動機構23の回転軸35aは、折り戸17A、17Bの吊元扉30の開閉方向に沿って駆動する駆動部に相当し、第2駆動機構24のベルト40は、折り戸17A、17Bのスライド部材33の開閉方向に沿って駆動する駆動部に相当する。
次に、図2及び図3を参照して、駆動ユニット12の配置について説明する。
駆動ユニット12は、開閉構造体3の内側に設けられている。また、第1駆動機構23の全体及び第2駆動機構24の一部は、横額縁11の下に配置された下配置部P1を構成する。一方、第2駆動機構24は、図6に示すように、縦額縁10を横方向に貫通する貫通部10aを通じて縦額縁10の横額縁11と反対側に配置された壁内配置部P2を有する。具体的に、壁内配置部P2は、第2モータ37の一部、駆動プーリ38の一部、ベルト40の一部、及び支持ブラケット41の一部によって構成されている。なお、図7に示すように、縦額縁10の貫通部10aは、当該縦額縁10の上端部において上に開く切欠きによって構成されており、横額縁11の長手方向の両端部には、貫通部10aに連続する切欠部11aが形成されている。図示は省略するが、第2モータ37の一部は、貫通部10a及び切欠部11aを通じて横額縁11の上で外壁5と内壁6との間に配置されている。
壁内配置部P2は、外壁5、内壁6、及び縦額縁10により囲まれるスペース内に配置されているため、当該壁内配置部P2により壁構造1の外観が損なわれることはない。
一方、下配置部P1は、横額縁11の下で露出されているため、そのままでは、壁構造1の外観が損なわれる。
そこで、図2及び図3に示すように、壁構造本体は、駆動機構23、24の下配置部P1を内側及び下方から覆うカバー15と、カバー15に係合する係合部材20と、係合部材20を支持する支持材21、22と、をさらに備えている。
図7は、図2のVII−VII線断面図である。図2及び図7を参照して、4本の支持材21は、横方向に間隔を空けた状態で横額縁11上に立設されている。支持材22は、互いに隣接する2本の支持材21同士の間にそれぞれ設けられ、当該2本の支持材21に固定されている。
係合部材20は、2本の支持材21の内側面にそれぞれ取り付けられている。これにより、係合部材20は、横額縁11の上で当該横額縁11に対し両支持材21、22を介して取り付けられている。また、係合部材20は、カバー15に設けられた後述する被係合部28の内側から外側への移動によって当該被係合部28に着脱可能に係合するキャッチにより構成されている。
一方、図2、図4及び図7を参照して、カバー15は、下配置部P1を内側から覆う内側被覆板26と、下配置部P1を下から覆う下被覆板27と、内側被覆板26に設けられた被係合部28及び突出部(図4参照)29と、を備えている。
下被覆板27は、内側被覆板26の下端部から外側に延びている。
内側被覆板26は、内壁6の第3開口6aの上部に嵌まり込むことができる形状を有する。ここで、第3開口6aは、係合部材20を内側に開放する形状を有し、内側被覆板26は、第3開口6aのうち横額縁11の上の部分を内側から覆う上被覆部26aを有する。被係合部28及び突出部29は、上被覆部26aの外側面に設けられている。
被係合部28は、係合部材20に対して内側から着脱可能に係合する突起を有し、係合部材20の内側位置に設けられている。
突出部29は、上被覆部26aから外側に突出するとともに被係合部28と係合部材20とが互いに係合した状態で横額縁11上に載置されている。また、突出部29は、被係合部28が係合部材20から内側に離れた状態で横額縁11上に載置可能な長さを有している。つまり、突出部29は、被係合部28の突起よりも長い(図8参照)。さらに、図7に示すように、2つの係合部材20(2つの支持材21)同士の間の位置で横額縁11の上面に載置されるように3つの突出部29が設けられている。
このように突出部29が設けられているため、図8に示すように、カバー15が取り外された状態において、まず、突出部29を横額縁11上に載置することによりカバー15の重量を横額縁11に預けることができる。この状態で、横額縁11に対して突出部29を滑らせつつカバー15を内側から外側に向けて押し込むことにより、図2に示すように係合部材20に対して被係合部28を係合させることができる。
以上説明したように、両駆動機構23、24を開閉構造体3から分離してこれらの駆動機構23、24を開閉構造体3の内側に配置しているため、壁構造本体の第2開口5aの高さを、開閉構造体3を嵌め込むことができる高さに抑えることができる。
したがって、開閉構造体3の上に両駆動機構23、24が設けられている場合と比較して第2開口5aの高さを低くすることができる。
ここで、両駆動機構23、24の下配置部P1は、横額縁11の下に配置されているが、当該下配置部P1はカバー15によって内側及び下方から覆われている。そのため、例えば、下配置部P1が横額縁11の下で露出されている場合と比較して、壁構造1の見栄えを向上することもできる。
したがって、両駆動機構23、24によって駆動される折り戸17A、17Bを有する開閉構造体3を、床から天井までの高さが比較的低い建物に対しても見栄えよく取り付けることができる。
また、前記実施形態によれば、以下の効果を奏することもできる。
構造体支持部材4を、横額縁11及び両駆動機構23、24を支持するためにも用いることができるため、壁構造1のコストの増加を抑制しつつ両駆動機構23、24を確実に支持することができる。
カバー15を取り外すことにより両駆動機構23、24を内側及び下方に開放することができるため、両駆動機構23、24を内側及び下方からメンテナンスすることができる。
横額縁11の上のスペースを係合部材20と被係合部28との係合スペースとして利用することができるため、両駆動機構23、24を配置するためのスペースを制約することなく係合スペースを確保することができる。
内壁6の第3開口6aを通じて内側に開放された横額縁11の上面に突出部29を載置することにより、カバー15の重量を横額縁11に預けることができる。
係合部材20に対して被係合部28が係合する前の段階で、カバー15の重量を横額縁11に預けることができるので、カバー15を取り付けるための労力を低減することができる。
横額縁11とカバー15と縦額縁10との間のスペースに納まり切らない壁内配置部P2が貫通部10aを通じて縦額縁10の横額縁11と反対側、つまり、外壁5(又は開閉構造体3)と内壁6との間のスペースに配置されている。
したがって、壁内配置部P2が外壁5(又は開閉構造体3)と内壁6と縦額縁10とによって覆われたスペースに配置されているため、壁内配置部P2を見栄えよく配置することができる。
なお、本発明は、前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、以下の態様を採用することもできる。
両駆動機構23、24を支持するための部材を構造体支持部材4とは別に設けてもよい。
カバー15は、壁構造1において固定されていてもよい。
係合部材20及び被係合部28は、横額縁11の内側又は下に設けられていてもよい。
突出部29は、係合部材20に被係合部28が係合した状態でのみ横額縁11上に載置される長さを有していてもよい。
両駆動機構23、24の全体が横額縁11の下に配置されていてもよい。
開閉扉は折り戸に限定されない。例えば、開閉扉として引き違い窓を採用することもできる。この場合、開閉扉の開閉方向に沿って駆動する駆動部を有する駆動機構を適宜採用することができる。
O 第1開口
P1 下配置部
P2 壁内配置部
1 壁構造
3 開閉構造体
4 構造体支持部材
4c 上縁固定部
5 外壁
5a 第2開口
6 内壁
6a 第3開口
10 縦額縁
10a 貫通部
11 横額縁
13 第1接続部材
14 第2接続部材
15 カバー
16 枠体
17A、17B 折り戸(開閉扉の一例)
20 係合部材
23 第1駆動機構
24 第2駆動機構
26a 上被覆部
28 被係合部
29 突出部
35a 回転軸(駆動部の一例)
40 ベルト(駆動部の一例)

Claims (8)

  1. 壁構造であって、
    第1開口を有する枠体と前記第1開口を開閉可能な状態で前記枠体内に取り付けられた開閉扉とを有する開閉構造体と、
    第2開口を有し、前記開閉構造体が前記第2開口に嵌り込んだ状態で当該開閉構造体を保持する壁構造本体と、を備え、
    前記壁構造本体は、
    前記開閉構造体を支持する構造体支持部材と、
    前記第2開口を有するとともに前記構造体支持部材の外側に設けられた外壁と、
    前記構造体支持部材の内側に設けられ、前記開閉構造体を内側に開放するための第3開口を有する内壁と、
    下方から見る視点において前記開閉構造体の上縁と前記内壁との間の隙間を覆うように当該開閉構造体の上縁に沿って延びる横額縁と、
    前記開閉扉の開閉方向に沿って駆動する駆動部を有し、前記開閉構造体の内側に設けられた駆動機構と、
    前記駆動機構の駆動部と前記開閉扉とを接続する接続部材と、を備え、
    前記駆動機構は、前記横額縁の下に配置された下配置部を有し、
    前記壁構造本体は、前記駆動機構の下配置部を内側及び下方から覆うカバーをさらに備え
    前記壁構造本体は、前記カバーの着脱可能な取り付けを許容する取付機構を有し、
    前記取付機構は、前記横額縁に取り付けられた係合部材と、前記カバーに設けられた被係合部とを備え、
    前記係合部材及び前記被係合部は、互いに着脱可能に係合し、
    前記係合部材は、前記横額縁の上に設けられ、
    前記内壁の第3開口は、前記係合部材を内側に開放する形状を有し、
    前記カバーは、前記第3開口のうち前記横額縁の上の部分を内側から覆う上被覆部を有し、
    前記被係合部は、前記カバーの上被覆部の外側面に取り付けられている、壁構造。
  2. 前記構造体支持部材は、前記枠体の上縁に沿って延びるとともに当該枠体の上縁に固定された上縁固定部を含み、
    前記横額縁は、前記上縁固定部に支持され、
    前記駆動機構は、前記横額縁に取り付けられている、請求項1に記載の壁構造。
  3. 前記カバーは、前記上被覆部から外側に突出するとともに前記被係合部と前記係合部材とが互いに係合した状態で前記横額縁上に載置された突出部を備えている、請求項1又は2に記載の壁構造。
  4. 前記係合部材及び前記被係合部は、前記係合部材に対する前記被係合部の内側から外側への移動によって互いに係合可能であり、
    前記突出部は、前記被係合部が前記係合部材から内側に離れた状態で前記横額縁上に載置可能な長さを有する、請求項に記載の壁構造。
  5. 壁構造であって、
    第1開口を有する枠体と前記第1開口を開閉可能な状態で前記枠体内に取り付けられた開閉扉とを有する開閉構造体と、
    第2開口を有し、前記開閉構造体が前記第2開口に嵌り込んだ状態で当該開閉構造体を保持する壁構造本体と、を備え、
    前記壁構造本体は、
    前記開閉構造体を支持する構造体支持部材と、
    前記第2開口を有するとともに前記構造体支持部材の外側に設けられた外壁と、
    前記構造体支持部材の内側に設けられ、前記開閉構造体を内側に開放するための第3開口を有する内壁と、
    下方から見る視点において前記開閉構造体の上縁と前記内壁との間の隙間を覆うように当該開閉構造体の上縁に沿って延びる横額縁と、
    前記開閉扉の開閉方向に沿って駆動する駆動部を有し、前記開閉構造体の内側に設けられた駆動機構と、
    前記駆動機構の駆動部と前記開閉扉とを接続する接続部材と、を備え、
    前記駆動機構は、前記横額縁の下に配置された下配置部を有し、
    前記壁構造本体は、前記駆動機構の下配置部を内側及び下方から覆うカバーをさらに備え、
    前記壁構造本体は、側面視において前記開閉構造体の側縁と前記内壁との間の隙間を覆うように当該開閉構造体の側縁に沿って延びる縦額縁をさらに備え、
    前記横額縁は、前記縦額縁の側面から前記開閉構造体の上縁に沿って延び、
    前記縦額縁の前記下配置部の側方に配置された部分には、当該縦額縁を貫通する貫通部が形成され、
    前記駆動機構は、前記貫通部を通じて前記縦額縁の前記横額縁と反対側に配置された壁内配置部をさらに備えている壁構造。
  6. 前記壁構造本体は、前記カバーの着脱可能な取り付けを許容する取付機構を有する、請求項5に記載の壁構造。
  7. 前記取付機構は、前記横額縁に取り付けられた係合部材と、前記カバーに設けられた被係合部とを備え、
    前記係合部材及び前記被係合部は、互いに着脱可能に係合している、請求項6に記載の壁構造。
  8. 前記係合部材は、前記横額縁の上に設けられ、
    前記内壁の第3開口は、前記係合部材を内側に開放する形状を有し、
    前記カバーは、前記第3開口のうち前記横額縁の上の部分を内側から覆う上被覆部を有し、
    前記被係合部は、前記カバーの上被覆部の外側面に取り付けられている、請求項7に記載の壁構造。
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