JPH11311059A - 窓の開閉自動化構造 - Google Patents

窓の開閉自動化構造

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JPH11311059A
JPH11311059A JP11045897A JP4589799A JPH11311059A JP H11311059 A JPH11311059 A JP H11311059A JP 11045897 A JP11045897 A JP 11045897A JP 4589799 A JP4589799 A JP 4589799A JP H11311059 A JPH11311059 A JP H11311059A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
window
sash
wall
drive unit
interior wall
Prior art date
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Pending
Application number
JP11045897A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomotaka Hirohata
友隆 廣畑
Asami Yokoe
麻実 横江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daiwa House Industry Co Ltd
Original Assignee
Daiwa House Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daiwa House Industry Co Ltd filed Critical Daiwa House Industry Co Ltd
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Publication of JPH11311059A publication Critical patent/JPH11311059A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サッシ窓の開閉自動化を、大掛かりなディテ
ール変更を要さず、容易にかつコスト的に有利に実現す
ることができる窓の開閉自動化構造の提供。 【解決手段】 サッシ窓1の上方の外壁3の、該外壁3
を挟む室内側に、ベルト式の窓駆動ユニット2が据え付
けられ、この駆動ユニット2における駆動走行体9がサ
ッシ窓1の上縁の側面部に連結されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の窓の自動
化構造に関する。
【0002】
【従来の技術及び課題】例えば、下端が床に達し、上端
が人の身長を越えるような、高さの高い引違い開閉方式
の住宅用サッシ窓は、スムーズな動きをするような構造
になってはいるものの、それ自体の重量がかなり大き
く、そのため、開閉操作に大きな力を必要とし、開閉操
作が、日常生活上の負担に感じられることが多い。とり
わけ、高齢者や身障者、車椅子使用者などにとっては、
サッシ窓の開閉操作は日常生活上の非常に大きな負担で
ある。
【0003】そこで、窓の開閉も、いわゆる自動ドアの
ように自動化すれば上記のような負担も解消される。
【0004】しかし、窓の場合、窓が窓枠に嵌められて
保持され、この窓枠内で開閉動作される構造となってい
ることや、窓枠のすぐ上方には建物の壁が存在している
ことから、自動ドアのように、窓の直上に開閉自動化機
構を備えさせる構造とするには、窓枠に対しても、ま
た、壁に対しても、大掛かりなディテール変更が必要と
なり、工事も大掛かりなものとなって、新築時であるか
改造時であるかを問わず、コストが非常に高くつく。と
りわけ、窓の上方の壁が建物の外壁である場合には、デ
ィテールの変更は非常の厄介である。
【0005】本発明は、上記のような問題点に鑑み、窓
の開閉自動化を、大掛かりなディテール変更を要さず、
容易にかつコスト的に有利に実現することができる窓の
開閉自動化構造を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題は、窓の上方の
壁の、該壁を挟むいずれか一方の側に、窓駆動ユニット
が据え付けられ、該駆動ユニットにおける駆動走行体が
窓に連結されてなることを特徴とする窓の開閉自動化構
造によって解決される。
【0007】即ち、窓駆動ユニットが、窓の上方の壁
の、該壁を挟むいずれか一方の側に据え付けられた構造
であることにより、窓の上方の壁そのものに対する大掛
かりなディテールの変更が不要となり、また、ディテー
ルの変更が必要であるとしてもわずかな変更だけです
む。窓の上方の壁の構造としてこれまでの通常の壁構造
を採用できる。
【0008】しかも、この駆動ユニットにおける駆動走
行体が窓の上縁の側面部に連結されているものとする場
合は、駆動走行体と窓とが、窓の上方の壁や窓枠に影響
を及ぼすことなく、それらの存在を回避し、簡素な構造
にして施工容易に連結される。
【0009】従って、窓の開閉自動化が、大掛かりなデ
ィテール変更を要さず、容易にかつコスト的に有利に実
現される。
【0010】また、上記窓が引き戸形式である場合は、
窓駆動ユニットは、窓を直線方向に往復移動させるもの
であればよく、駆動ユニットの構造がスリムでコンパク
トかつ構造簡素なものとなり、据え付けられた駆動ユニ
ットが建物と調和して違和感を生じさせることがない。
【0011】上記構造において、窓駆動ユニットは窓の
上方の垂直壁を挟む室内側に突出するように据え付けら
れ、この窓駆動ユニットが、カーテンレールを内部に備
えたカーテンヘッドカバーの内部に隠蔽されている構成
となされているのが好ましい。
【0012】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。
【0013】図1及び図2に示す、窓の開閉自動化構造
において、1は窓、2は窓駆動ユニットである。
【0014】窓1は、その下端が床に達し、上端が人の
身長を越えるような、高さの高い、掃き出し可能な引違
い方式の引き戸形式の住宅用アルミサッシによるもの
で、建物の外壁3に嵌め込まれて固定されたサッシ枠4
に保持され、開閉動作されるものとなされている。
【0015】窓駆動ユニット2は、駆動機構5と、この
駆動機構5を隠蔽する、左右方向に長尺で、内面側開放
のボックスカバー6とからなる。駆動機構5は、図2に
示すように、左右一対のベルト車7,7に架けわたされ
た無端ベルト8の中間の平行な2つのベルト部分のいず
れか一方の長手方向の所定位置に、駆動走行体9を固着
状態に取り付け、かつ、一方のベルト車7に電動モータ
ー10を減速歯車等を介して接続して構成されたもの
で、スイッチ等の操作で、電動モーター10を正転、逆
転させることによって、駆動走行体9が左右方向に直線
状に往復走行されるようになされており、この駆動走行
体9にサッシ1が連結されることで、サッシ1の開閉が
自動化される。また、ボックスカバー6の下壁には、駆
動走行体9の走行経路に沿うように開口部11が形成さ
れている。
【0016】この窓駆動ユニット2は、サッシ1の上方
の外壁3を挟む室内側に、次のような構成態様において
据え付けられている。即ち、サッシ1の上方の外壁3の
構造は、図1に示すように、桟木3a,3aを挟んで室
外側に外壁パネル3bが備えられると共に、室内側に石
膏ボード等による内装壁3cが備えられたもので、内装
壁3cはサッシ枠4から所定高さ上方に後退されて桟木
3aが室内側に露出されている。この露出された桟木3
a,3aに、室内側から、駆動ユニット2における電動
モーター10やベルト車7,7等が固定して取り付けら
れている。そして、ボックスカバー6も、駆動機構5や
桟木3a…等を隠蔽する態様において、サッシ枠4や内
装壁3c等に固着して取り付けられている。
【0017】また、窓駆動ユニット2の駆動走行体9と
サッシ1とは、Z字状のプレート金具12を用い、その
一端を駆動走行体9に、他端をサッシ1の上縁の室内側
の側面部に、それぞれボルト、ビス等の締結部材13に
て強固に結合させることによって、ボックスカバー6の
下面開口部11を通じて連結一体化されている。
【0018】このように、上記の据付け構造では、サッ
シ1の上方の外壁3の構造は、内装壁3cの取付け態様
の若干の変更を伴うだけでよく、外壁3の大掛かりなデ
ィテールの変更は不要であり、また、サッシ枠4のディ
テールの変更も不要である。従って、サッシ1の開閉自
動化が、大掛かりなディテール変更を要さず、容易にか
つコスト的に非常に有利に実現される。
【0019】上記の窓駆動ユニット2は、新築時に当初
から住宅に装備されてもよいし、新築後、必要に応じて
後付けにて据え付けられてもよい。後付けの場合であっ
ても、内装壁3cに若干の変更を加えるだけでよく、大
掛かりなディテール変更を要さない。
【0020】本実施形態では更に、図1に示すように、
壁3には、窓駆動ユニット2を隠蔽するように、カーテ
ンレール17を内部に備えた下向きL字状のカーテンヘ
ッドカバー16が取り付けられている。これにより、窓
駆動ユニット2を備えながらしかもその窓にカーテンを
つけることができる。のみならず、カーテンレール17
やカーテンのヘッド部を隠すことができると同時に、窓
駆動ユニット2も目立たないよう隠すことができる。な
お、駆動ユニット2は既設のカーテンヘッドカバー16
を利用して据え付けられるものとなされていてもよい
し、窓駆動ユニット2の据付けに際して新たにカーテン
ヘッドカバー16を取り付けるようにしてもよい。
【0021】以上に、本発明の一実施形態を示したが、
本発明はこれに限定されるものではなく、発明思想を逸
脱しない範囲で各種変更が可能である。例えば、上記の
実施形態では、窓駆動ユニット2が、サッシ1の上方の
壁3を挟む室内側に据え付けられている例を示している
が、室外側に据え付けられたものであってもよい。ま
た、サッシ1の上方の壁3の高さが低いような場合など
には、この壁3とつながる天井面等に据え付けられても
よい。また、上記実施形態では、窓駆動ユニット2に採
用される駆動機構として、ベルト式のものが用いられて
いるが、その他、チェーン式やラック式、アーム式等の
各種駆動機構が用いられてもよい。また、上記実施形態
では、下端が床に達し、上端が人の身長を越えるよう
な、高さの高い、掃き出し可能な引違い方式の引き戸形
式のアルミサッシ窓を対象としているが、下端が床に達
するが高さの低い、いわゆる本来の掃き出し窓や、下端
が床よりも所定高さ上方に位置する窓であってもよい。
これらの窓も日常生活のおいてその開閉操作に負担を感
じることもある。とりわけ高齢者や身体障害者にとって
は負担であることが多い。また、引違い方式のもののほ
か、片引き方式、引込み方式、バイパス方式等の各種引
き戸形式の窓に適用されてもよいし、開き戸形式の窓に
適用されてもよいし、ハンガー式の窓などに適用されて
もよい。また、アルミサッシ窓のほか、スチールサッシ
窓など、各種金属製等のサッシ、窓に適用されてよい。
また、本発明は、住宅用としてのほか、病院や療養所、
老人ホーム等の各種施設の窓に適用されてもよい。ま
た、上記の実施形態では、内装壁3cに一部、変更を加
えて、窓駆動ユニット2を取り付ける構造としている
が、図3に示すように、内装壁3cに変更を加えること
なく、この内装壁3cの室内側の面に対して窓駆動ユニ
ット2を取り付ける構造としてもよいことはいうまでも
ない。
【0022】
【発明の効果】上述の次第で、本発明の窓の開閉自動化
構造は、窓の上方の壁の、該壁を挟むいずれか一方の側
に、窓駆動ユニットが据え付けられ、該駆動ユニットに
おける駆動走行体が窓に連結されたものであるから、窓
の上方の壁や窓枠の大掛かりなディテールの変更が不要
となり、窓の開閉自動化を容易にかつコスト的に有利に
実現することができる。特に、この駆動ユニットにおけ
る駆動走行体が窓の上縁の側面部に連結される構成の場
合は、駆動走行体と窓とが、窓の上方の壁や窓枠に影響
を及ぼすことなく、それらの存在を回避し、駆動走行体
と窓とを簡素な構造にして施工容易に連結することがで
きる。
【0023】また、上記の窓が引き戸形式のものである
場合は、駆動ユニットの構造をスリムでコンパクトかつ
構造簡素なものにすることができ、駆動ユニットを建物
と調和して違和感を生じさせない態様で据え付けること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓の開閉自動化構造の一実施形態を示す断面図
である。
【図2】同正面図であり、図1のカーテンヘッドカバー
は図面上省略されている。
【図3】窓の開閉自動化構造の変更例を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1…サッシ(窓) 2…窓駆動ユニット 3…外壁(壁) 4…サッシ枠(窓枠) 9…駆動走行体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 窓の上方の壁の、該壁を挟むいずれか一
    方の側に、窓駆動ユニットが据え付けられ、該駆動ユニ
    ットにおける駆動走行体が窓に連結されてなることを特
    徴とする窓の開閉自動化構造。
  2. 【請求項2】 前記駆動ユニットにおける駆動走行体が
    窓の上縁の側面部に連結されている請求項1に記載の窓
    の開閉自動化構造。
  3. 【請求項3】 窓が引き戸形式である請求項1又は2に
    記載の窓の開閉自動化構造。
JP11045897A 1998-02-27 1999-02-24 窓の開閉自動化構造 Pending JPH11311059A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11045897A JPH11311059A (ja) 1998-02-27 1999-02-24 窓の開閉自動化構造

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-64222 1998-02-27
JP6422298 1998-02-27
JP11045897A JPH11311059A (ja) 1998-02-27 1999-02-24 窓の開閉自動化構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11311059A true JPH11311059A (ja) 1999-11-09

Family

ID=26385993

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JP11045897A Pending JPH11311059A (ja) 1998-02-27 1999-02-24 窓の開閉自動化構造

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JP (1) JPH11311059A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002349136A (ja) * 2001-05-22 2002-12-04 Lumitter Ind Corp Ltd サッシ自動開閉用ユニット
JP2016138365A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 積水ハウス株式会社 壁構造
JP2016138366A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 積水ハウス株式会社 壁構造

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JP2016138365A (ja) * 2015-01-26 2016-08-04 積水ハウス株式会社 壁構造
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