JPH11280336A - 引戸式ドアの自動開閉装置 - Google Patents
引戸式ドアの自動開閉装置Info
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- JPH11280336A JPH11280336A JP10099889A JP9988998A JPH11280336A JP H11280336 A JPH11280336 A JP H11280336A JP 10099889 A JP10099889 A JP 10099889A JP 9988998 A JP9988998 A JP 9988998A JP H11280336 A JPH11280336 A JP H11280336A
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Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05F—DEVICES FOR MOVING WINGS INTO OPEN OR CLOSED POSITION; CHECKS FOR WINGS; WING FITTINGS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, CONCERNED WITH THE FUNCTIONING OF THE WING
- E05F15/00—Power-operated mechanisms for wings
- E05F15/60—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators
- E05F15/603—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors
- E05F15/632—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings
- E05F15/635—Power-operated mechanisms for wings using electrical actuators using rotary electromotors for horizontally-sliding wings operated by push-pull mechanisms, e.g. flexible or rigid rack-and-pinion arrangements
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E05—LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
- E05Y—INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
- E05Y2201/00—Constructional elements; Accessories therefor
- E05Y2201/60—Suspension or transmission members; Accessories therefor
- E05Y2201/622—Suspension or transmission members elements
- E05Y2201/71—Toothed gearing
- E05Y2201/722—Racks
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 構造が可及的簡潔かつコンパクトであり、製
作コストが安価であると共に、最小設置スペ−スにも簡
易に設置できる引戸式ドアの自動開閉装置を提供する。 【解決手段】 建物躯体における部屋の出入口の上部に
取付けられるサッシの上部横枠20に、左右方向に伸び
るレ−ル21が構成され、このレ−ル21にドア18の
吊り車19が走行自在に支持され、上部横枠20に取付
けられた電動モ−タによってドア18が部屋の出入口を
開閉移動する引戸式ドアの自動開閉装置において、モ−
タ軸にピニオン23を取付け、ドア18に前記ピニオン
23と噛合するラック24をドア移動方向に伸長して設
けた構成を特徴とする。
作コストが安価であると共に、最小設置スペ−スにも簡
易に設置できる引戸式ドアの自動開閉装置を提供する。 【解決手段】 建物躯体における部屋の出入口の上部に
取付けられるサッシの上部横枠20に、左右方向に伸び
るレ−ル21が構成され、このレ−ル21にドア18の
吊り車19が走行自在に支持され、上部横枠20に取付
けられた電動モ−タによってドア18が部屋の出入口を
開閉移動する引戸式ドアの自動開閉装置において、モ−
タ軸にピニオン23を取付け、ドア18に前記ピニオン
23と噛合するラック24をドア移動方向に伸長して設
けた構成を特徴とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院の診察
室、病室などの引戸式ドアに適した引戸式ドアの自動開
閉装置に関する。
室、病室などの引戸式ドアに適した引戸式ドアの自動開
閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の建物では、多くの人が出入する出
入口のドアは自動開閉構造になっていることが多い。ド
アの自動開閉装置には種々の構造があるが、その一例を
図7によって説明する。同図はドア駆動機構を正面から
みた説明図で、建物躯体の部屋の出入口の上部に設けら
れたサッシの上部横枠1の一端部2にモータユニット3
が設けられ、このモータユニット3に設けられた駆動プ
ーリ4と、上部横枠1の他端部5に設けられた従動プー
リ6との間に歯付きベルト7が張設されていて、上部横
枠1に設けたレール8にガイドされて走行する吊り車
(図では吊り車枠10を示す)によってドア11が支持
され、このドア11が、前記歯付きベルト7に取付けら
れた固定金具12を介して取付けられており、モータの
駆動による歯付きベルト7の正逆移動によってドア11
が左右に移動して部屋の出入口を開閉する。上部横枠1
にはドアの開閉,スピード,障害物等を感知制御する制
御器13、標準端子盤14などが設けられ、レール8の
両端には開放ストッパー15と閉鎖ストッパー16が設
けられている。
入口のドアは自動開閉構造になっていることが多い。ド
アの自動開閉装置には種々の構造があるが、その一例を
図7によって説明する。同図はドア駆動機構を正面から
みた説明図で、建物躯体の部屋の出入口の上部に設けら
れたサッシの上部横枠1の一端部2にモータユニット3
が設けられ、このモータユニット3に設けられた駆動プ
ーリ4と、上部横枠1の他端部5に設けられた従動プー
リ6との間に歯付きベルト7が張設されていて、上部横
枠1に設けたレール8にガイドされて走行する吊り車
(図では吊り車枠10を示す)によってドア11が支持
され、このドア11が、前記歯付きベルト7に取付けら
れた固定金具12を介して取付けられており、モータの
駆動による歯付きベルト7の正逆移動によってドア11
が左右に移動して部屋の出入口を開閉する。上部横枠1
にはドアの開閉,スピード,障害物等を感知制御する制
御器13、標準端子盤14などが設けられ、レール8の
両端には開放ストッパー15と閉鎖ストッパー16が設
けられている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自動ドア開
閉装置は、ドアが比較的大きく、重量があり、その開閉
に大きな力を必要とするような自動開閉装置としては適
しているが、構造が複雑で、設置スペースも大きく、さ
らに製作コストが高価となる。そのうえ、故障が生じや
すく、きめ細かなメンテナンスを必要とし、維持管理費
も嵩むなどの欠点がある。
閉装置は、ドアが比較的大きく、重量があり、その開閉
に大きな力を必要とするような自動開閉装置としては適
しているが、構造が複雑で、設置スペースも大きく、さ
らに製作コストが高価となる。そのうえ、故障が生じや
すく、きめ細かなメンテナンスを必要とし、維持管理費
も嵩むなどの欠点がある。
【0004】ところで、自動開閉が望まれるドアは、必
ずしも人の出入りが頻繁なビルの玄関や商店の出入口な
どの大型のドアに限るものではなく、例えば病院の診察
室、病室、老人ホームなど車椅子などで移動する人の多
い部屋のドアなど、従来は人の手で開閉しているドアな
ども簡易に自動開閉化できれば、それは極めて望ましい
ことである。つまり、前述のドアは軽い力で開閉はでき
るが、どんなに軽いタッチで開閉できるドアでも必ず少
しの力は必要とされ、例えば身体が不自由で車椅子など
に乗っていて、自分でドアに手をかけることができない
人、あるいは看護の人で両手に物を持っていて手が使え
ない人にとっては、手動のドアを例え軽いタッチでも開
閉することはできない。
ずしも人の出入りが頻繁なビルの玄関や商店の出入口な
どの大型のドアに限るものではなく、例えば病院の診察
室、病室、老人ホームなど車椅子などで移動する人の多
い部屋のドアなど、従来は人の手で開閉しているドアな
ども簡易に自動開閉化できれば、それは極めて望ましい
ことである。つまり、前述のドアは軽い力で開閉はでき
るが、どんなに軽いタッチで開閉できるドアでも必ず少
しの力は必要とされ、例えば身体が不自由で車椅子など
に乗っていて、自分でドアに手をかけることができない
人、あるいは看護の人で両手に物を持っていて手が使え
ない人にとっては、手動のドアを例え軽いタッチでも開
閉することはできない。
【0005】このことから、前述の病院などの部屋のド
アも自動開閉化が望まれていたが、従来の自動ドア開閉
装置は、構造が複雑で大型化すると共に製作コストも高
く、前述の用途での実用性が殆どなかった。
アも自動開閉化が望まれていたが、従来の自動ドア開閉
装置は、構造が複雑で大型化すると共に製作コストも高
く、前述の用途での実用性が殆どなかった。
【0006】本発明は前記の欠点を改良したもので、構
造の簡潔化とコンパクト化、設置スペースの縮小化,製
作コストの低減化,メンテナンスに要する人権費の縮小
化等を極限まで追及した結果、長年望まれていたいわゆ
る引戸式の簡易ドアの自動開閉の実現化を可能としたも
のである。
造の簡潔化とコンパクト化、設置スペースの縮小化,製
作コストの低減化,メンテナンスに要する人権費の縮小
化等を極限まで追及した結果、長年望まれていたいわゆ
る引戸式の簡易ドアの自動開閉の実現化を可能としたも
のである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
め、本発明は、建物躯体における部屋の出入口の上部に
取付けられる上部横枠に、左右方向に伸びるレールが構
成され、このレールにドアの吊り車が走行自在に支持さ
れ、前記上部横枠に取付けられた電動モータによって前
記ドアが前記開口部を開閉移動する引戸式ドアの自動開
閉装置において、前記モータ軸に出力回転体を設け、前
記ドアに、前記出力回転体と係合し、その回転を直線移
動に変換する入力係合部を当該ドア移動方向に伸長して
設けた構成を特徴とする。本発明において、前記出力回
転体がピニオンで構成し、前記入力係合部を前記ピニオ
ンが噛合するラックで構成するとよい。また、本発明に
おいて、前記出力回転体を回転ロールで構成し、前記入
力用係合部を前記回転ロールと係合する摩擦係合面を有
する部材で構成するとよい。
め、本発明は、建物躯体における部屋の出入口の上部に
取付けられる上部横枠に、左右方向に伸びるレールが構
成され、このレールにドアの吊り車が走行自在に支持さ
れ、前記上部横枠に取付けられた電動モータによって前
記ドアが前記開口部を開閉移動する引戸式ドアの自動開
閉装置において、前記モータ軸に出力回転体を設け、前
記ドアに、前記出力回転体と係合し、その回転を直線移
動に変換する入力係合部を当該ドア移動方向に伸長して
設けた構成を特徴とする。本発明において、前記出力回
転体がピニオンで構成し、前記入力係合部を前記ピニオ
ンが噛合するラックで構成するとよい。また、本発明に
おいて、前記出力回転体を回転ロールで構成し、前記入
力用係合部を前記回転ロールと係合する摩擦係合面を有
する部材で構成するとよい。
【0008】本発明によると、電動モータのモータ軸に
直結して設けられたピニオン、回転ロール等の出力回転
体が、ドアの移動方向に伸長して設けられたラック,摩
擦係合面を有する部材などの入力係合部と係合して回転
することで、ドアが確実に自動開閉され、その構造は可
及的簡潔かつコンパクトな構造とされていて、設置スペ
ース的にも最小スペースのところに設置できる。
直結して設けられたピニオン、回転ロール等の出力回転
体が、ドアの移動方向に伸長して設けられたラック,摩
擦係合面を有する部材などの入力係合部と係合して回転
することで、ドアが確実に自動開閉され、その構造は可
及的簡潔かつコンパクトな構造とされていて、設置スペ
ース的にも最小スペースのところに設置できる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施形態を図を参照
して説明する。図1(A)は引戸式ドア自動開閉装置1
7を部屋の開口部に設置する前の組立途中の状態の正面
図、図1(B)は部屋の開口部に設置して状態の正面図
である。図1(A)によってドア自動開閉装置17の概
要を説明すると、ドア18の上部に吊り車19が設けら
れていて、この吊り車19がサッシの上部横枠20に設
けられたレール21に走行自在に載置され、ドア18は
吊り車19を介して上部横枠20に移動自在に吊り支持
される。また、上部横枠20の長手方向ほぼ中間部には
電動モータ22が下向きに配設されており、そのモータ
軸に直結した駆動ピニオン23が、ドア18の上部側面
に設けられたラック24と噛合している。このラック2
4は当該ドアの移動方向に、かつ、ドアの幅と同じ寸法
に亘って設けられる。ドア18の下端面にはガイド溝2
5が設けられていて、このガイド溝25が床26に設け
たガイド車27に遊嵌して移動する。
して説明する。図1(A)は引戸式ドア自動開閉装置1
7を部屋の開口部に設置する前の組立途中の状態の正面
図、図1(B)は部屋の開口部に設置して状態の正面図
である。図1(A)によってドア自動開閉装置17の概
要を説明すると、ドア18の上部に吊り車19が設けら
れていて、この吊り車19がサッシの上部横枠20に設
けられたレール21に走行自在に載置され、ドア18は
吊り車19を介して上部横枠20に移動自在に吊り支持
される。また、上部横枠20の長手方向ほぼ中間部には
電動モータ22が下向きに配設されており、そのモータ
軸に直結した駆動ピニオン23が、ドア18の上部側面
に設けられたラック24と噛合している。このラック2
4は当該ドアの移動方向に、かつ、ドアの幅と同じ寸法
に亘って設けられる。ドア18の下端面にはガイド溝2
5が設けられていて、このガイド溝25が床26に設け
たガイド車27に遊嵌して移動する。
【0010】したがって、図1(A)に示すように、上
部横枠20の端部に設けた、一方の縦枠28側にドア1
8が移動している位置において、電動モータ22を駆動
し、ラック24と噛合したピニオン23を正回転させる
ことで、このラック24を介してドア18を矢印方向
(つまり、開方向)に移動させる。また、ピニオン23
を逆回転させることにより、矢印と反対方向(つまり、
閉方向)にドア18を移動させることができる。
部横枠20の端部に設けた、一方の縦枠28側にドア1
8が移動している位置において、電動モータ22を駆動
し、ラック24と噛合したピニオン23を正回転させる
ことで、このラック24を介してドア18を矢印方向
(つまり、開方向)に移動させる。また、ピニオン23
を逆回転させることにより、矢印と反対方向(つまり、
閉方向)にドア18を移動させることができる。
【0011】図2〜図6によってドア18の支持構造と
駆動機構を詳細に説明する。図2に示すように、ドア1
8の内側(つまり、部屋29側)上端から起立枠30が
立上がっていて、この起立枠30の前面に吊り車19が
図1,図4に示すような配置に設けられていて、この吊
り車19はサッシの上部横枠20の下部に設けられたレ
ール21に走行自在に載置されている。なお、吊り車1
9は図示例では4個設けられているが、これに限らず2
個でもよい。
駆動機構を詳細に説明する。図2に示すように、ドア1
8の内側(つまり、部屋29側)上端から起立枠30が
立上がっていて、この起立枠30の前面に吊り車19が
図1,図4に示すような配置に設けられていて、この吊
り車19はサッシの上部横枠20の下部に設けられたレ
ール21に走行自在に載置されている。なお、吊り車1
9は図示例では4個設けられているが、これに限らず2
個でもよい。
【0012】起立枠30の上端から内側(つまり、部屋
29側)に向けた水平部31が形成され、この水平部3
1と、これから立上る鉤形起立枠32とで、前面と両端
とが開いた断面C字形ラック抱持枠33が設けられ、こ
のC字形ラック抱持枠33に、前面にラック24が形成
された帯状単一部材であるラック部材35がきつく挿入
固定されていて、ラック24はC字形ラック抱持枠33
の前面開口から若干突出している。
29側)に向けた水平部31が形成され、この水平部3
1と、これから立上る鉤形起立枠32とで、前面と両端
とが開いた断面C字形ラック抱持枠33が設けられ、こ
のC字形ラック抱持枠33に、前面にラック24が形成
された帯状単一部材であるラック部材35がきつく挿入
固定されていて、ラック24はC字形ラック抱持枠33
の前面開口から若干突出している。
【0013】サッシの上部横枠20は任意の断面形状で
よいが、図示例の場合、上部横枠20に内外方向に所定
の厚みを持たせ、さらに電動モータ22を設置する第1
空間34と、ピニオン23,ラック24,吊り車19,
レール21等を配置する第2空間36を形成するため以
下の構造としている。上部横枠20において、前部垂直
枠37と後部垂直枠38の間に上部水平連結枠39が設
けてあり、その下方において、前後の各垂直枠37,3
8の内側に対向して係合突部40,41が設けてあり、
その間は開口部42とされている。
よいが、図示例の場合、上部横枠20に内外方向に所定
の厚みを持たせ、さらに電動モータ22を設置する第1
空間34と、ピニオン23,ラック24,吊り車19,
レール21等を配置する第2空間36を形成するため以
下の構造としている。上部横枠20において、前部垂直
枠37と後部垂直枠38の間に上部水平連結枠39が設
けてあり、その下方において、前後の各垂直枠37,3
8の内側に対向して係合突部40,41が設けてあり、
その間は開口部42とされている。
【0014】電動モータ22は、モータ軸43とピニオ
ン23が下になるよう垂直下向きに設けられる。その支
持手段として、電動モータ22の肩部に支持プレート4
4が小ねじ45によって予め取付けられていて、電動モ
ータ22を上部横枠20内の第1空間34に設置し、前
記支持プレート44の一側部(図2の右側)に設けた凹
溝係合部46を前部垂直枠37の係合突部40に係止さ
せ、支持プレート44の他側部(図2の左側)を後部垂
直枠38の係合突部41の下側に当て両部材間を小ねじ
47により着脱可能に係合させる。この支持プレート4
4は、電動モータ22を支持すると共に、上部水平連結
枠39と相俟って前後の垂直枠37,38の間隔を保持
するスペーサの役目もする。
ン23が下になるよう垂直下向きに設けられる。その支
持手段として、電動モータ22の肩部に支持プレート4
4が小ねじ45によって予め取付けられていて、電動モ
ータ22を上部横枠20内の第1空間34に設置し、前
記支持プレート44の一側部(図2の右側)に設けた凹
溝係合部46を前部垂直枠37の係合突部40に係止さ
せ、支持プレート44の他側部(図2の左側)を後部垂
直枠38の係合突部41の下側に当て両部材間を小ねじ
47により着脱可能に係合させる。この支持プレート4
4は、電動モータ22を支持すると共に、上部水平連結
枠39と相俟って前後の垂直枠37,38の間隔を保持
するスペーサの役目もする。
【0015】前記のようにして支持プレート44を介し
て電動モータ22を第1空間34に垂直下向きに設置し
たとき、ピニオン23は上部横枠20の第2空間36に
位置し、かつドア18の上部に設けられたラック24と
噛合し、ピニオン23の正逆回転で、これと噛合するラ
ック24を介して、ドア18は自動開閉移動する。
て電動モータ22を第1空間34に垂直下向きに設置し
たとき、ピニオン23は上部横枠20の第2空間36に
位置し、かつドア18の上部に設けられたラック24と
噛合し、ピニオン23の正逆回転で、これと噛合するラ
ック24を介して、ドア18は自動開閉移動する。
【0016】水平ガイド車48が、ドア18の上端に設
けた水平部31の下面に配置され、起立枠30の背面に
固着された支持ブラケット49に垂直支持軸を取付ける
ことで水平に支持されている。この水平ガイド車48
は、ドア18が移動するとき、内部垂直枠38の内側面
と接しながら回転することで、ドア18の前後方向の揺
れを制止し、ピニオン23とラック24の噛合いを確実
に保持してドアのスムーズな開閉移動を可能とする。
けた水平部31の下面に配置され、起立枠30の背面に
固着された支持ブラケット49に垂直支持軸を取付ける
ことで水平に支持されている。この水平ガイド車48
は、ドア18が移動するとき、内部垂直枠38の内側面
と接しながら回転することで、ドア18の前後方向の揺
れを制止し、ピニオン23とラック24の噛合いを確実
に保持してドアのスムーズな開閉移動を可能とする。
【0017】図2に示すように、レール21は、レール
溝50が形成された水平フランジ51を有し、この水平
フランジ51の側端部が、前部垂直枠37の内側に設け
られた支持突部52の上面に係合され、両部材が結合さ
れている。
溝50が形成された水平フランジ51を有し、この水平
フランジ51の側端部が、前部垂直枠37の内側に設け
られた支持突部52の上面に係合され、両部材が結合さ
れている。
【0018】図4に示すように、本発明のドア自動開閉
装置17は、例えば病院の診察室、病室など間仕切り壁
65で仕切られた部屋29の開口出入口66に設置さ
れ、その開口出入口66を自動開閉するために使用され
る。ドア18は開口出入口66と、開口出入口66に隣
接し、L字形の壁67で構成された待避凹部68との間
を移動することで、部屋29の開口出入口66を開閉す
る。
装置17は、例えば病院の診察室、病室など間仕切り壁
65で仕切られた部屋29の開口出入口66に設置さ
れ、その開口出入口66を自動開閉するために使用され
る。ドア18は開口出入口66と、開口出入口66に隣
接し、L字形の壁67で構成された待避凹部68との間
を移動することで、部屋29の開口出入口66を開閉す
る。
【0019】ドア18の自動開閉は、タッチセンサー,
光電式リモコンセンサー,その他従来型の制御器69
(図1に示す)からの信号で電動モータ22を駆動する
ことで行われ、ピニオン23の正逆回転により、これと
噛合するラック24と一体にドア18が開閉移動する。
その際ドア18は、レール21に沿って走行する吊り車
19によって吊り下げられ、かつ下部のガイド溝25が
ガイド車27にガイドされて円滑に開閉移動できる。
光電式リモコンセンサー,その他従来型の制御器69
(図1に示す)からの信号で電動モータ22を駆動する
ことで行われ、ピニオン23の正逆回転により、これと
噛合するラック24と一体にドア18が開閉移動する。
その際ドア18は、レール21に沿って走行する吊り車
19によって吊り下げられ、かつ下部のガイド溝25が
ガイド車27にガイドされて円滑に開閉移動できる。
【0020】本発明において、電動モータ22の回転動
力をドア18に直線移動として伝達する手段として、図
5の金属又は樹脂,硬質ゴム製のピニオン23とラック
24の噛合いに代え、図6のように、モータ軸43に金
属製回転ローラ70を取付け、これに対応してドア18
側に摩擦係合面71を有するゴム製係合部材72を取付
けてもよい。また、回転ローラ70,係合部材72とも
にゴム製でもよく、この場合は、摩擦係数の大きいもの
でかつ耐久性に優れているもの、例えば強化繊維入りゴ
ムを使用するのがよい。なお、これら以外の回転、直線
運動変換手段を使用しても構わない。
力をドア18に直線移動として伝達する手段として、図
5の金属又は樹脂,硬質ゴム製のピニオン23とラック
24の噛合いに代え、図6のように、モータ軸43に金
属製回転ローラ70を取付け、これに対応してドア18
側に摩擦係合面71を有するゴム製係合部材72を取付
けてもよい。また、回転ローラ70,係合部材72とも
にゴム製でもよく、この場合は、摩擦係数の大きいもの
でかつ耐久性に優れているもの、例えば強化繊維入りゴ
ムを使用するのがよい。なお、これら以外の回転、直線
運動変換手段を使用しても構わない。
【0021】
【発明の効果】本発明に係る引戸式ドアの自動開閉装置
は、従来の電動ドアと異なり、電動モータのモータ軸に
直結されたピニオン、回転ロール等の出力回転体が、ド
アに設けられたラック、摩擦係合面などの入力係合部と
係合して回転することで、ドアが確実に自動開閉され、
その構造は可及的簡潔であって、しかも軽量,コンパク
トで最小スペースのところに設置でき、コスト的にも安
価に製作できる。したがって、病院の診察室や病室の入
口などの自動ドアとして簡単に取付けることができ、患
者,医師,看護婦さんの出入や、これらの人が車椅子や
移動ベット等を伴って出入りする時、ドアに直接手を触
れなくてもドアを自動開閉させることを実現できるとい
う実用上優れた効果がある。
は、従来の電動ドアと異なり、電動モータのモータ軸に
直結されたピニオン、回転ロール等の出力回転体が、ド
アに設けられたラック、摩擦係合面などの入力係合部と
係合して回転することで、ドアが確実に自動開閉され、
その構造は可及的簡潔であって、しかも軽量,コンパク
トで最小スペースのところに設置でき、コスト的にも安
価に製作できる。したがって、病院の診察室や病室の入
口などの自動ドアとして簡単に取付けることができ、患
者,医師,看護婦さんの出入や、これらの人が車椅子や
移動ベット等を伴って出入りする時、ドアに直接手を触
れなくてもドアを自動開閉させることを実現できるとい
う実用上優れた効果がある。
【図1】図(A)は本発明に係るドアの自動開閉装置の
部屋の出入口に設置する前の組立途中の状態の正面図、
図(B)は部屋の出入口に設置した状態の正面図であ
る。
部屋の出入口に設置する前の組立途中の状態の正面図、
図(B)は部屋の出入口に設置した状態の正面図であ
る。
【図2】図1のC−C断面図である。
【図3】図2と異なる位置での縦断面図で、駆動機構と
支持機構等を取り除いたドアと上部横枠を構成するサッ
シ枠のみを略図的に示す図である。
支持機構等を取り除いたドアと上部横枠を構成するサッ
シ枠のみを略図的に示す図である。
【図4】本発明に係るドアの自動開閉装置の設置状態を
示す破断斜視図である。
示す破断斜視図である。
【図5】ピニオンとラックの噛合関係を示す拡大横断面
図である。
図である。
【図6】金属製回転ロ−ルと摩擦係合部材との係合関係
を示す拡大横断面図である。
を示す拡大横断面図である。
【図7】従来の自動ドア開閉装置における駆動機構の正
面説明図である。
面説明図である。
17 ドア自動開閉装置 18 ドア 19 吊り車 20 上部横枠 21 レ−ル 22 電動モ−タ 23 ピニオン 24 ラック 25 ガイド溝 26 床 27 ガイド車
Claims (3)
- 【請求項1】 建物躯体における部屋の出入口の上部に
取付けられる上部横枠に、左右方向に伸びるレールが構
成され、このレールにドアの吊り車が走行自在に支持さ
れ、前記上部横枠に取付けられた電動モータによって前
記ドアが前記出入口を自動開閉する引戸式ドアの自動開
閉装置において、前記モータ軸に出力回転体を設け、前
記ドアに、前記出力回転体と係合し、その回転を直線移
動に変換する入力係合部を当該ドア移動方向に伸長して
設けた構成を特徴とする引戸式ドアの自動開閉装置。 - 【請求項2】 前記出力回転体がピニオンであり、前記
入力係合部が前記ピニオンに噛合するラックである請求
項1に記載の引戸式ドアの自動開閉装置。 - 【請求項3】 前記出力回転体が回転ロールであり、前
記入力用係合部が摩擦係合面を有する部材である請求項
1に記載の引戸式ドアの自動開閉装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099889A JPH11280336A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 引戸式ドアの自動開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10099889A JPH11280336A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 引戸式ドアの自動開閉装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11280336A true JPH11280336A (ja) | 1999-10-12 |
Family
ID=14259354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10099889A Pending JPH11280336A (ja) | 1998-03-30 | 1998-03-30 | 引戸式ドアの自動開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11280336A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030084372A (ko) * | 2002-04-26 | 2003-11-01 | 주식회사 유니온서포트 | 자동도어 조립체 |
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JP2014015790A (ja) * | 2012-07-10 | 2014-01-30 | Daito Electron Co Ltd | 医療施設における部屋ドアの開閉システム |
KR20160023033A (ko) * | 2014-08-21 | 2016-03-03 | 예종락 | 자동 방폭문 |
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WO2019049222A1 (ja) | 2017-09-06 | 2019-03-14 | 株式会社Tok | 手動式シャッター装置の開閉方向規制機構及び吊引戸装置の開閉方向規制機構 |
CN110778239A (zh) * | 2019-11-14 | 2020-02-11 | 青岛理工大学 | 一种可以遥控开窗关窗的电动窗户 |
-
1998
- 1998-03-30 JP JP10099889A patent/JPH11280336A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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