JP2008019612A - 電動式開閉戸 - Google Patents

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勲 増田
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Abstract

【課題】ドアパネルが框戸タイプであっても採用できる小型で簡便な駆動機構を備える電動式開閉戸を提供する。
【解決手段】建物の開口部を形成する枠体に、板厚方向の中心点を通る中心軸上に回転中心を有する開閉用のドアパネルを備えた電動式開閉戸において、上記枠体の縦枠裏側に、回転軸が縦方向になるよう固設されたモータと、前記モータの前記回転軸の回転を減速して上記縦枠表側に位置する出力軸に伝達する減速機構とを備え、上記出力軸は上記ドアパネルの上記回転中心に結合されて、上記モータの駆動力をドアパネルに伝達し電動にて開閉可能とさせた。
【選択図】 図7

Description

本発明は、開き戸や折り戸等の開閉戸の開閉を電動により行う電動式開閉戸に関する。
従来、複数枚のパネル体と、このパネル体同士を蛇腹状に開閉自在に連結する蝶番ユニットとを備え、この蝶番ユニットは、前記パネル体の各々の互いに対向する縦方向の側面に各別に取り付けられる2本の支柱体と、この2本の支柱体の軸方向の上端面および下端面の少なくとも一方の前記パネル体の厚さの中心軸上のそれぞれの位置に互いに噛合可能に各別に取り付けられた2つの歯車を対とする歯車列と、この歯車列を形成する前記の2つの歯車同士を互いに回動可能に連結する連結体とを備えたドアシステムにおいて、吊元側のパネル体の壁面側下端角部を四角形状に切除して切欠き部を形成し、この切欠き部の位置に交流タイプのトルクモータが縦置き状態で固設された電動式の折り戸が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
この電動式折り戸の駆動機構は小型、簡便なものであることから、一般家屋でも採用することができ、車椅子で移動する者にとっても好都合であるという優れた効果を有する。
特開平9−273350号公報(第5頁、図8)
しかしながら、上述した電動式折り戸では、トルクモータを設置するために、パネル体の壁面側下端角部を四角形状に切除して切欠き部を形成しなければならないので、露出した四周の枠内にガラス等のパネルをはめ込む形式の框戸にこれを採用しようとすると、框部分を切除する必要が生じ、パネル体の枠を形成できないという、フラッシュ戸では起こり得ない問題が生じてしまう。
本発明は、上述した事情を考慮してなされたもので、ドアパネルが框戸タイプであっても採用できる小型で簡便な駆動機構を備える電動式開閉戸を提供することを目的とするものである。
本発明に係る電動式開閉戸は、上述した課題を解決するために、請求項1に記載したように、建物の開口部を形成する枠体に、板厚方向の中心点を通る中心軸上に回転中心を有する開閉用のドアパネルを備えた電動式開閉戸において、上記枠体の縦枠裏側に、回転軸が縦方向になるよう固設されたモータと、前記モータの前記回転軸の回転を減速して上記縦枠表側に位置する出力軸に伝達する減速機構とを備え、上記出力軸は上記ドアパネルの上記回転中心に結合されて、上記モータの駆動力をドアパネルに伝達し電動にて開閉可能とさせたものである。
本発明に係る電動式開閉戸によれば、小型で簡便な駆動機構を備えるので、ドアパネルが框戸タイプであっても電動式開閉戸とすることができる。
本発明に係る電動式開閉戸の実施の形態について、添付図面を参照して説明する。図1及び図2には、この実施形態に係る電動式の折戸1の外観を示す。
図1に示すように、3方枠体11および床面12により部屋の出入り口を成す開口部OPが画成される。3方枠体11は、上枠11uと、その両側の縦枠11s,11sとが一体に形成されて成る。3方枠体11の内側に、本実施形態に係る電動式開閉戸1が取付けられる。
この電動式開閉戸1は、2枚のドアパネル10a,10bと、このドアパネル10a,10b間に装備された蝶番ユニット19とを備える。ドアパネル10a,10bの各々は、四周の枠を構成する框25内にガラス26等の単板がはめ込まれた框戸に形成されている。これらの内、ドアパネル10bの吊元側は、図3に示すように、横断面が円弧状に形成されその円弧の中心を回転中心43として回転する。
蝶番ユニット19は、図4及び図5に示すように、2本の支柱体20a,20bを備える。この支柱体20a,20bは各々、ここではアルミ製の材料を断面略半円状の棒状に形成したもので、その長さを前記ドアパネル10a,10bの高さにほぼ合致させるとともに、その最大径をドアパネル10a,10bの厚さに合致させている。
この支柱体20a,20bの上下の端面には、図5に示すように、固定軸21a,21bを介して平歯車22a,22bが各々固着されている。この平歯車22a,22bの各々は例えば樹脂製で、軸方向の厚さが例えば1cm程度と薄いものが使われている。また、この平歯車22a,22bの各々のその歯は図6に示すように、全周には設けられておらず、その半周(180°)と若干の余裕分α°の「180°+2α°」の範囲にだけ設けられている。ドアパネルを互いに平行に折り畳む形式の折戸の場合、この平歯車22a,22bの歯の範囲は原理的にはその円周の90°分で間に合う。しかし、本実施形態では、折戸の開閉方向を内開き、外開きの何れに設定しても同一の平歯車22a,22bを使用でき、その汎用性が得られるように「90°+90°」の180°分の歯を形成している。また、余裕分のα°の歯は例えば10°程度の最低限に抑えられ、ドアパネル10a,10bの回転に伴う噛合状態の確実性を保証している。
両平歯車22a,22bは互いに噛合状態のまま、薄板状の連結板23によってその上端(または下端)側が互いに連結されている。この連結板23の両端部は、平歯車22a,22bに対して回動自在にボルト止めされている。このため、平歯車22a,22b同士は噛合状態のまま連結され、かつ互いに自由に回動(回転)できるようになっている。平歯車22a,22bが回動すると、これに固設している支柱体20a,20bも一体に、その縦方向の中心軸の周りに回動する。なお、平歯車22a,22b(すなわち支柱体20a,20b)は、縦方向には互いにずれないようになっている。
2枚のドアパネル10a,10bの内、吊元側(図1における右側のドアパネル10b)の上端面には、回転軸32が固設されている。この上端部の回転軸32は回転軸アーム33に結合され、この回転軸アーム33が電動式開閉戸1の上枠11u下に設けられたスライドレール34内に固設されている。
一方、吊元側のドアパネル10bに対向する縦枠11sの裏側足下には、駆動部40が固設される。駆動部40は、モータケース41内収納された図示しない交流タイプのトルクモータが、その回転軸41aを垂直下方を指向する縦置き状態で固設されている。
また、駆動部40は、内部に図示しない減速機構42を有している。この減速機構42は、モータの回転軸に外嵌された歯車とこれに連続して歯合する複数の歯車からなり、モータの駆動力を減速するとともに、最終の歯車から延出する出力軸42aにその駆動力を伝達するものである。
この出力軸42aはドアパネル10bの回転中心43に結合している。このため、モータ本体の回転が回転中心43を介してドアパネル10bに伝えられ、ドアパネル10bが出力軸42a及びドアパネル上端面の回転軸32とを同一回転軸として、この回転軸周りに回転可能になっている。
また、図1における左側のドアパネル10aの上端面には別の回転軸35が固着されている。この回転軸35は、上記スライドレール34に収容され且つ摺動自在な6輪吊り車36に回転自在に支持されている。
本実施形態に係る電動式開閉戸1は以上のように構成され、機能する。このため、図7に示すように、モータがドアパネル10bの折戸開方向に相当する所定方向に回転すると、ドアパネル10bがその方向に回転するので、これに付勢されて相手のドアパネル10aが蝶番ユニット19を介して引き寄せられながら回転し、電動式開閉戸1が開となる。モータがそれとは反対方向に回転すると、ドアパネル10bがそれまでとは反対方向に回転し、これに対応して相手のドアパネル10aが押されながら反対方向に回転し、これにより電動式開閉戸は閉まる。
また駆動部40の回転を制御するため、ドア入口の上部壁面や側面には、光センサ44や手動押釦スイッチ45が設けられている。これらのセンサ信号及び/又はスイッチ信号はコントローラ46に与えられる。コントローラ46は例えばCPUシステムやシーケンス回路により構成され、入力するセンサ信号やスイッチ信号に応答してモータを正転または逆転させる回転駆動信号を与える。これにより、モータの回転方向が制御される。なお、電動式開閉戸1を取り付ける場所に応じて開閉制御のセンサやスイッチの位置、数は任意に設定できる。
このように歯車式の蝶番ユニット19を用いた電動式開閉戸1を自動又は/及び半自動でスムーズに開閉することができる。
特に、ドアパネル10aは、減速機構42の縦枠表側へ突出する部分のみを切除すれば足りるので、框25が切断されることはなく、したがって、本駆動部は框戸にも採用することが可能となる。
図8に、本実施形態の変形例を示す。この変形例は、例えばショールームのように、連続するガラスのショーウインドウの一角に出入口を設ける場合に、本発明に係る電動式開閉戸を採用したものである。
本変形例の電動式開閉戸は、同図に示すように、フィクスされたショーウインドウに隣接する縦枠内に駆動部40を納めた点で、上述した実施形態におけるものと基本的に相違し、他の構成は同実施形態と実質的に同じであり、同じ符号を付して説明を省略する。
以上に説明した実施態様は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものによって置換した実施態様を採用することが可能であるが、これらの実施態様も本発明の範囲に含まれる。
例えば、本実施形態では、駆動部を吊元側縦枠の下部に設けたが、これを上部に設け、本実施形態の回転軸32を出力軸32aに結合させてもよい。
また、本実施形態では、電動式開閉戸としてドアパネル2枚の折り戸を例にとって説明したが、開閉戸はこれに限らず、3枚以上の折り戸に用いることもできるし、片開き戸や両開き戸にも採用することができる。
本発明に係る実施形態の電動式開閉戸の一例を示す正面図。 図1中のII−II線に沿った平面図。 吊元側ドアパネルの足下付近の断面図。 蝶番ユニットの正面図。 蝶番ユニットの歯車部分の部分拡大図。 図4の歯車部分の平面図。 折戸の開閉動作を説明する斜視図。 本実施形態の電動式開閉戸の変形例の吊元側ドアパネルの足下付近の断面図。
符号の説明
1 電動式開閉戸
10a,10b ドアパネル
11 3方枠体
11s 縦枠
11u 上枠
12 床面
17 6輪吊り車
19 蝶番ユニット
20a,20b 支柱体
21a,21b 固定軸
22a,22b 平歯車(歯車)
23 連結板(連結体)
25 框
26 ガラス
32,35 回転軸
33 回転軸アーム
34 スライドレール
36 6輪吊り車
40 駆動機構
41 モータケース
41a 回転軸
42 減速機構
42a 出力軸
43 回転中心
44 光センサ
45 手動押釦スイッチ
46 コントローラ
OP 開口

Claims (1)

  1. 建物の開口部を形成する枠体に、板厚方向の中心点を通る中心軸上に回転中心を有する開閉用のドアパネルを備えた電動式開閉戸において、上記枠体の縦枠裏側に、回転軸が縦方向になるよう固設されたモータと、前記モータの前記回転軸の回転を減速して上記縦枠表側に位置する出力軸に伝達する減速機構とを備え、上記出力軸は上記ドアパネルの上記回転中心に結合されて、上記モータの駆動力をドアパネルに伝達し電動にて開閉可能とさせたことを特徴とする電動式開閉戸。
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