JP6583685B2 - ドア開閉装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両本体の側面にヒンジを介して支持させたサイドドアを開閉するためのドア開閉装置に関するものである。
車両には、駆動ユニットによってドアの開閉補助を行うように構成したものが既に提供されている。この種の車両に搭載される駆動ユニットとしては、モータの駆動によって出力アームを回転させるように構成されたものが一般的である。駆動ユニットは、ユニット本体が車両本体に取り付けられ、出力アームがドアに接続されている。駆動ユニットのモータが駆動すると、出力アームが回転することによって、車両本体に対してドアを開き方向もしくは閉じる方向に移動することができる。例えば、ストライカとラッチとの噛合が解除された状態で駆動ユニットが動作すれば、途中まで開けたドアの開放が補助されることになり、小さい操作力でドアを開くことが可能となる。また、ドアが開いた状態で先とは逆方向に駆動ユニットが動作すれば、手を触れることなくドアを閉じることも可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−320784号公報
ここで、特許文献1のように、車両のバックドアについては、車両本体に駆動ユニットを取り付けるためのスペースを確保することは容易である。しかしながら、車両のサイドドアは、人が車両に出入りするための開口に設けられたものである。従って、人の乗降性や居住性を考慮した場合、車両の天井部分や床部分に駆動ユニットを取り付けるためのスペースを確保することは困難である。しかも、特許文献1に記載された駆動ユニットでは、出力アームの軸部材(駆動ユニットの最終出力軸)がモータの出力軸に対して直角となる方向に沿って配置されたものであるため、設置に比較的大きな占有スペースが必要となり、サイドドアの内部に収容することも困難である。
本発明は、上記実情に鑑みて、乗降性や居住性を損なうことなくサイドドアの開閉補助を行うことのできるドア開閉装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るドア開閉装置は、車両本体の側面にヒンジを介して支持させたサイドドアを開閉するためのドア開閉装置であって、前記サイドドアの内部空間に配設した駆動ユニットと、前記駆動ユニットの出力軸から前記車両本体までの間を連結するリンク機構とを備え、前記リンク機構は、前記駆動ユニットの出力軸から径方向に延在する駆動アームと、前記車両本体に回転可能に連結した従動アームとを備え、前記駆動ユニットが駆動した場合に前記駆動アーム及び前記従動アームを介して前記サイドドアを前記車両本体に対して開閉するものであり、前記従動アームと前記駆動アームとの間は、相対回転軸芯から前記出力軸の軸芯までの距離が変化できる状態で相互に連結したことを特徴とする。
また本発明は、上述したドア開閉装置において、前記駆動アームは、前記出力軸から径方向に沿って延在する状態で前記出力軸に固定した第1アーム要素と、前記第1アーム要素に対して前記出力軸の径方向に沿ってスライド可能に配設した第2アーム要素とを備え、前記第2アーム要素の一端部に前記従動アームを回転可能に連結したことを特徴とする。
また本発明は、上述したドア開閉装置において、前記第2アーム要素に前記出力軸の径方向に沿って溝を形成し、前記溝を介して前記出力軸を前記第1アーム要素に固定したことを特徴とする。
また本発明は、上述したドア開閉装置において、前記第2アーム要素に位置規定ピンを突設し、かつ前記位置規定ピンを覆う状態で前記駆動ユニットにガイドプレートを配設するとともに、前記ガイドプレートにスライド溝を形成し、前記位置規定ピンの突出端部を前記スライド溝に挿入することにより、前記駆動アームの回転角度に応じて前記第1アーム要素に対する前記第2アーム要素のスライド位置を規定したことを特徴とする。
また本発明に係るドア開閉装置は、車両本体の側面にヒンジを介して支持させたサイドドアを開閉するためのドア開閉装置であって、前記サイドドアの内部空間に配設した駆動ユニットと、前記駆動ユニットの出力軸から前記車両本体までの間を連結するリンク機構とを備え、前記リンク機構は、前記駆動ユニットの出力軸から径方向に延在する駆動アームと、前記駆動アームの先端部に回転可能に連結した中間アームと、前記車両本体に回転可能に連結した従動アームとを備え、前記駆動ユニットが駆動した場合に前記駆動アーム、前記中間アーム及び前記従動アームを介して前記サイドドアを前記車両本体に対して開閉するものであり、前記中間アームと前記駆動アームとの間は、相対回転軸芯から前記出力軸の軸芯までの距離が変化できる状態で相互に連結したことを特徴とする。
また本発明は、上述したドア開閉装置において、前記駆動アームに径方向に沿った溝を形成し、前記駆動アームと前記中間アームとを連結する連結ピンを前記溝にスライド可能に配設したことを特徴とする。
また本発明は、上述したドア開閉装置において、前記連結ピンを覆う状態で前記駆動ユニットにガイドプレートを配設するとともに、前記ガイドプレートにスライド溝を形成し、前記連結ピンを前記スライド溝に配置することにより、前記駆動アームの回転角度に応じて前記溝に対する前記連結ピンの配置位置を規定したことを特徴とする。
また本発明は、上述したドア開閉装置において、前記中間アームに前記駆動アームの延在方向に沿って溝を形成し、前記駆動アームと前記中間アームとを連結する連結ピンを前記溝にスライド可能に配設したことを特徴とする。
また本発明は、上述したドア開閉装置において、前記中間アームに位置規定ピンを突設し、かつ前記位置規定ピンを覆う状態で前記駆動ユニットにガイドプレートを配設するとともに、前記ガイドプレートにスライド溝を形成し、前記位置規定ピンの突出端部を前記スライド溝に挿入することにより、前記駆動アームの回転角度に応じて前記溝に対する前記連結ピンの配置位置を規定したことを特徴とする。
本発明によれば、サイドドアの内部空間に駆動ユニットを配設しているため、乗降性や居住性を何ら損なうことなくサイドドアの開閉を補助することが可能となる。しかも、駆動ユニットの出力軸から径方向に延在する駆動アームと車両本体に回転可能に連結した従動アームとの間を、相対回転軸芯から出力軸の軸芯までの距離が変化できる状態で相互に連結しているため、従動アームが車両本体の内外方向に大きく移動することなく大きなストロークを得ることができるようになり、サイドドアや車両本体に従動アームの移動領域を確保する切欠等の逃げの寸法を小さく設定することができる。
また、本発明によれば、サイドドアの内部空間に駆動ユニットを配設しているため、乗降性や居住性を何ら損なうことなくサイドドアの開閉を補助することが可能となる。しかも、駆動ユニットの出力軸から径方向に延在する駆動アームと、駆動アームの先端部に回転可能に連結した中間アームとの間を、相対回転軸芯から出力軸の軸芯までの距離が変化できる状態で相互に連結しているため、従動アームが車両本体の内外方向に大きく移動することなく大きなストロークを得ることができるようになり、サイドドアや車両本体に従動アームの移動領域を確保する切欠等の逃げの寸法を小さく設定することができる。
図1は、本発明の実施の形態1であるドア開閉装置を適用した車両を概念的に示す側面図である。 図2は、図1に示した車両のサイドドアと車両本体との接続部分を概念的に示す拡大平面図である。 図3は、図1に示した車両に適用するドア開閉装置を車両外側の斜め下方から見た外観斜視図である。 図4は、図1に示した車両に適用するドア開閉装置を車両内側の斜め下方から見た外観斜視図である。 図5は、図1に示した車両に適用するドア開閉装置を斜め上方から見た外観斜視図である。 図6は、図1に示した車両に適用するドア開閉装置の出力軸及びリンク機構を側方から見た外観斜視図である。 図7は、図1に示した車両に適用するドア開閉装置のリンク機構を斜め上方から見た外観斜視図である。 図8は、図1に示した車両のサイドドアと車両本体との接続部分を概念的に示すもので、(a)はサイドドアが閉じた状態の拡大平面図、(b)はサイドドアが半開き状態の拡大平面図、(c)はサイドドアが開放した状態の拡大平面図である。 図9は、本発明の実施の形態2である車両のサイドドアと車両本体との接続部分を概念的に示す拡大平面図である。 図10は、図9に示した車両に適用するドア開閉装置を斜め下方から見た外観斜視図である。 図11は、図9に示した車両に適用するドア開閉装置を側方から見た外観斜視図である。 図12は、図9に示した車両に適用するドア開閉装置のリンク機構を斜め下方から見た外観斜視図である。 図13は、図9に示した車両に適用するドア開閉装置のリンク機構を斜め上方から見た外観斜視図である。 図14は、図9に示した車両に適用するドア開閉装置のリンク機構を別の斜め上方から見た外観斜視図である。 図15は、図9に示した車両のサイドドアと車両本体との接続部分を概念的に示すもので、(a)はサイドドアが閉じた状態の拡大平面図、(b)はサイドドアが半開き状態の拡大平面図、(c)はサイドドアが開放した状態の拡大平面図である。 図16は、本発明の実施の形態3である車両のサイドドアと車両本体との接続部分を概念的に示す拡大平面図である。 図17は、図16に示した車両に適用するドア開閉装置を斜め下方から見た外観斜視図である。 図18は、図16に示した車両に適用するドア開閉装置のリンク機構を斜め下方から見た外観斜視図である。 図19は、図16に示した車両に適用するドア開閉装置のリンク機構を別の斜め下方から見た外観斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るドア開閉装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1であるドア開閉装置を適用した車両を示したものである。ここで例示する車両は、車両本体Bの両側面にそれぞれ前サイドドアD及び後サイドドアDが設けられた4ドアタイプの四輪自動車である。前サイドドアD及び後サイドドアDは、それぞれ中空状に構成したドア本体DMと、ドア本体DMの上部に枠状に設けたサッシュDSとを備えて構成したものである。個々のサイドドアDは、ドア本体DMの前面DMFに設けた上方ヒンジH及び下方ヒンジHによって車両本体Bに連結してあり、上下方向に沿ったヒンジ軸HSを中心に回転し、車両本体Bの乗降用開口BOを開閉することが可能である。
サイドドアDのサッシュDSには、図1に示すように、ウインドウガラスWGが配設してある。ウインドウガラスWGは、ドア本体DMの内部に配設した図示せぬ昇降機構により昇降ガイドGGに沿って上下方向に移動可能に配設してあり、上方に移動した場合にサッシュDSの開口を閉じることが可能である。ウインドウガラスWGが下方に移動した場合には、ウインドウガラスWGがドア本体DMの内部に収容され、サッシュDSの開口を開放することができる。
また、それぞれのサイドドアDには、ドア本体DMの内部に駆動ユニット10が設けてある。駆動ユニット10は、車両本体Bに対するサイドドアDの開閉を補助するためのものである。本実施の形態1では、図3〜図5に示すように、駆動源となる電動モータ11と、減速機12及び出力軸13を備えて駆動ユニット10が構成してある。図には明示していないが、減速機12としては、遊星歯車機構等のように複数の歯車によって構成したものを適用すれば良い。また、電動モータ11から出力軸13までの間には、サイドドアDが手動操作された場合に電動モータ11からの動力伝達を断つようにクラッチ機構を介在させるようにしても構わない。
上述の車両に対しては、図1に示すように、電動モータ11が上方に位置し、かつ出力軸13がほぼ鉛直下方に向けて延在する状態で、それぞれのサイドドアDの内部に駆動ユニット10が取り付けてある。駆動ユニット10を取り付ける位置は、ドア本体DMの内部においてヒンジHが取り付けられた前面DMFと昇降ガイドGGとの間の内部空間Aである。より具体的には、図2に示すように、サイドドアDが閉じられた状態においてサイドドアDのヒンジ軸HSよりも車両内側、かつ車両後方側となる位置に出力軸13が位置する状態でサイドドアDの内部に駆動ユニット10が取り付けてある。駆動ユニット10の出力軸13は、リンク機構20を介して車両本体Bに連結してある。
リンク機構20は、電動モータ11の駆動によって出力軸13が回転した場合に車両本体Bの乗降用開口BOに対してサイドドアDを開閉させるためのものである。本実施の形態1では、出力軸13に固定した駆動アーム21と、車両本体BにおいてサイドドアDの前面DMFに対向する部位、例えばピラーBPと駆動アーム21との間を連結する従動アーム22とを備えてリンク機構20が構成してある。
駆動アーム21は、図3〜図7に示すように、長手方向に沿って相対的にスライド可能に連結した第1アーム要素21A及び第2アーム要素21Bを備えて構成したものである。具体的には、第2アーム要素21Bの基端部両側にそれぞれガイド突起21B1が設けてあり、これらガイド突起21B1の間に第1アーム要素21Aが長手方向に沿ってスライド可能、かつ相対回転ができない状態で配設してある。また第2アーム要素21Bの先端部には、長手方向に沿って溝21B2が形成してある。この駆動アーム21には、第2アーム要素21Bの溝21B2を介して第1アーム要素21Aの基端部に出力軸13が固定してある。図には明示していないが、第1アーム要素21Aと出力軸13との間は、スプライン結合してあり、出力軸13の軸芯13C回りに相対回転することはない。第2アーム要素21Bは、第1アーム要素21Aと出力軸13に固定したワッシャ14との間に挟持された状態にある。従って、第1アーム要素21A及び第2アーム要素21Bは、出力軸13に対して径方向に沿ってのみ相対的に移動し、出力軸13の軸芯13Cに沿って相対移動することはない。
本実施の形態1では、図2に示すように、先端が車両内側に向けて後方側にほぼ40°傾斜した状態が駆動アーム21の待機状態となる。この状態から電動モータ11が駆動した場合に、駆動アーム21の先端が出力軸13よりも車両内側を通過し、先端が車両内側に向いて前方へほぼ25°となる位置まで回転することが可能である。
従動アーム22は、リンクブラケットLBを介して基端部が車両本体BのピラーBPに回転可能に連結してある。従動アーム22の先端部は、サイドドアDの前面DMFに設けた切欠LFを介してサイドドアDの内部空間Aに進入し、駆動アーム21における第2アーム要素21Bの基端部に回転可能に連結してある。従動アーム22とリンクブラケットLBとの回転軸芯C1及び従動アーム22と第2アーム要素21Bとの回転軸芯C2は、それぞれ出力軸13の軸芯13Cに対してほぼ平行となるように設定してある。図からも明らかなように、サイドドアDが閉じた状態において駆動アーム21が待機状態にある場合、従動アーム22は、車両の前後に沿って延在するようにその長さが設定してある。
図2〜図7に示すように、駆動アーム21の第2アーム要素21Bには、その先端部側の上面に位置規定ピン21Cが突設してある。位置規定ピン21Cは、第2アーム要素21Bからほぼ鉛直上方に向けて延在した円柱状部材であり、延在端部がガイドプレート15のスライド溝15aに挿入してある。ガイドプレート15は、駆動ユニット10の下方部に固定した厚板状部材であり、出力軸13に対してほぼ直交するように延在している。スライド溝15aは、図2に示すように、出力軸13よりも車両内側となる位置に車両の前後に沿うように設けたもので、車両外側に向けてわずかに凸となる湾曲状に形成してある。すなわち、ガイドプレート15に設けたスライド溝15aは、駆動アーム21が待機状態から前方に向けて回転し、出力軸13から車両内側に向けてほぼ直角となる位置までの間においては、駆動ユニット10の出力軸13に対して漸次近接するように位置規定ピン21Cを案内する。その後、車両の前後に対してほぼ直角となる位置から前方に向けて回転する間においてスライド溝15aは、駆動ユニット10の出力軸13に対して漸次離隔するように位置規定ピン21Cを案内するように形成してある。
上記のように構成したドア開閉装置では、図8の(a)に示すように、サイドドアDが閉じた状態で待機状態にある駆動ユニット10の電動モータ11を駆動すると、出力軸13の回転が駆動アーム21を介して従動アーム22に伝達され、従動アーム22が前方に押し出されるようになる。従って、例えば、車両本体Bに設けた図示せぬストライカと、サイドドアDに設けたラッチ装置との噛合が解除された状態で駆動ユニット10を動作させれば、図8の(b)及び図8の(c)に示すように、サイドドアDの前面DMFから従動アーム22が前方に向けて順次外部に突出し、車両本体Bに対してサイドドアDがヒンジ軸HSを中心に開放されることになる。
一方、サイドドアDが開放した状態から駆動ユニット10の電動モータ11を逆転させれば、図8の(c)に示す状態から図8の(b)に示すように、従動アーム22がサイドドアDの内部空間Aに収容されるように後方に向けて移動し、図8の(a)に示すように、車両本体Bに対してサイドドアDを閉めることができるようになる。
これらの動作の間、上記駆動ユニット10によれば、駆動アーム21と従動アーム22との相対回転軸芯C2から出力軸13の軸芯13Cまでの距離が変化できるように構成してある。しかも、駆動アーム21の第2アーム要素21Bは、位置規定ピン21Cがガイドプレート15のスライド溝15a内を移動し、駆動アーム21と従動アーム22との相対回転軸芯C2がガイドプレート15に設けたスライド溝15aに沿って案内される。
従って、サイドドアDの開度を大きく設定すべく駆動アーム21を大きく回転させた場合にも、従動アーム22が車両本体Bの内外方向に大きく移動することがない。これにより、上述のドア開閉装置を適用する車両にあっては、サイドドアDの前面DMFに設ける切欠LFの寸法を大きく設定したり、対向する車両本体BのピラーBPに逃げを設けたりする必要がなく、サイドドアDを大きな回転角度で開閉することが可能となる。さらに、サイドドアDに収容した駆動ユニット10は、サイドドアDの前面DMFから従動アーム22が外部に露出するだけであり、車両の居住スペースに何ら影響を与えることが無く、乗降性や居住性を損なうこともない。
(実施の形態2)
図9は、本発明の実施の形態2であるドア開閉装置を適用した車両の要部を示したものである。ここで例示する車両は、実施の形態1と同様、車両本体Bの両側面にそれぞれ前サイドドアD及び後サイドドアDが設けられた4ドアタイプの四輪自動車であり、サイドドアDの内部空間Aに駆動ユニット110を備えている。駆動ユニット110は、図10及び図11に示すように、駆動源となる電動モータ11、減速機12及び出力軸13を備えて構成したもので、実施の形態1とは、出力軸13と車両本体Bとの間に介在するリンク機構120の詳細構成が異なっている。以下、リンク機構120の構成について詳述し、実施の形態1と同様の構成については同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
すなわち、本実施の形態2では、出力軸13に固定した駆動アーム121と、駆動アーム121の先端部に連結した中間アーム123と、車両本体BにおいてサイドドアDの前面DMFに対向するピラーBPと中間アーム123との間を連結する従動アーム122とを備えてリンク機構120が構成してある。
駆動アーム121は、出力軸13から径方向に沿って延在したものである。駆動アーム121の先端部には、延在方向に沿って溝121aが形成してある。本実施の形態2では、図9に示すように、先端が車両後方に向けて延在した状態が駆動アーム121の待機状態となる。この状態から電動モータ11が駆動した場合に、駆動アーム121の先端が出力軸13よりも車両内側を通過し、先端が車両内側に向いた状態になるまで回転することが可能である。中間アーム123は、基端部が連結ピン(位置規定ピン)124を介して駆動アーム121の先端部に回転可能に連結してある。連結ピン124は、駆動アーム121の溝121aに沿って移動可能に配設してある。本実施の形態2で適用する中間アーム123は、図11〜図14に示すように、駆動アーム121に沿って延在する基端部の一端から出力軸13に沿って上方に延在した後、先端部が屈曲して水平方向に延在したものである。従動アーム122は、リンクブラケットLBを介して基端部が車両本体BのピラーBPに回転可能に連結してある。従動アーム122の先端部は、連結ピン125を介して中間アーム123の先端部に回転可能に連結してある。駆動アーム121と中間アーム123との間の連結ピン124、中間アーム123と従動アーム122との連結ピン125及び従動アーム122とリンクブラケットLBとの回転軸芯C1は、いずれも出力軸13の軸芯13Cに対してほぼ平行となるように設定してある。図からも明らかなように、サイドドアDが閉じた状態において駆動アーム121が待機状態にある場合、従動アーム122は、車両の前後に沿って延在するようにその長さが設定してある。同様に、サイドドアDが閉じた状態において駆動アーム121が待機状態にある場合、中間アーム123は、駆動アーム121の先端部から車両内側に向けて前方に傾斜延在するようにその長さが設定してある。
駆動アーム121と中間アーム123との間を連結する連結ピン124は、上方に向けて突出しており、突出端部がガイドプレート115のスライド溝115aに挿入してある。ガイドプレート115は、駆動ユニット110の下方部に固定した厚板状部材であり、出力軸13に対してほぼ直交するように延在している。スライド溝115aは、図9に示すように、駆動アーム121が待機状態にある場合の駆動アーム121の先端に位置し、そこから出力軸13よりも車両内側となる部分に向けて車両の前方に延在している。より具体的には、車両の前方に向かうに従って漸次出力軸13に近接するように車両内側に向けてわずかに凸となる湾曲状にスライド溝115aが形成してある。
上記のように構成したドア開閉装置では、図15の(a)に示すように、サイドドアDが閉じた状態で待機状態にある駆動ユニット110の電動モータ11を駆動すると、出力軸13の回転が駆動アーム121及び中間アーム123を介して従動アーム122に伝達され、従動アーム122が前方に押し出されるようになる。従って、例えば、車両本体Bに設けた図示せぬストライカと、サイドドアDに設けたラッチ装置との噛合が解除された状態で駆動ユニット110を動作させれば、図15の(b)及び図15の(c)に示すように、サイドドアDの前面DMFから従動アーム122が前方に向けて順次外部に突出し、車両本体Bに対してサイドドアDがヒンジ軸HSを中心に開放されることになる。
一方、サイドドアDが開放した状態から駆動ユニット110の電動モータ11を逆転させれば、図15の(c)に示す状態から図15の(b)に示すように、従動アーム122がサイドドアDの内部空間Aに収容されるように後方に向けて移動し、図15の(a)に示すように、車両本体Bに対してサイドドアDを閉めることができるようになる。
これらの動作の間、上記駆動ユニット110によれば、駆動アーム121と中間アーム123との相対回転軸芯となる連結ピン124から出力軸13の軸芯13Cまでの距離が変化できるように構成してあり、しかも、連結ピン124がガイドプレート115に設けたスライド溝115aに沿って案内される。従って、サイドドアDの開度を大きく設定すべく駆動アーム121を大きく回転させた場合にも、従動アーム122が車両本体Bの内外方向に大きく移動することがない。これにより、上述のドア開閉装置を適用する車両にあっては、サイドドアDの前面DMFに設ける切欠LFの寸法を大きく設定したり、対向する車両本体BのピラーBPに逃げを設けたりする必要がなく、サイドドアDを大きな回転角度で開閉することが可能となる。さらに、サイドドアDに収容した駆動ユニット10は、サイドドアDの前面DMFから従動アーム22が外部に露出するだけであり、車両の居住スペースに何ら影響を与えることが無く、乗降性や居住性を損なうこともない。
(実施の形態3)
上述した実施の形態2では、駆動アーム121に溝121aを設け、中間アーム123との連結ピン124を溝121aに沿って移動可能に配設しているが、以下に示す実施の形態3のように、溝121aは中間アーム123に設けるように構成することも可能である。
図16は、本発明の実施の形態3であるドア開閉装置を適用した車両の要部を示したものである。ここで例示する車両は、実施の形態2と同様、車両本体Bの両側面にそれぞれ前サイドドアD及び後サイドドアDが設けられた4ドアタイプの四輪自動車であり、実施の形態2とは駆動ユニット110と車両本体Bとの間に設けるリンク機構220の構成のみが異なっている。以下、リンク機構220の構成について詳述し、実施の形態2と同様の構成については同一の符号を付してそれぞれの詳細説明を省略する。
本実施の形態3のリンク機構220は、出力軸13に固定した駆動アーム221と、駆動アーム221の先端部に連結した中間アーム223と、車両本体BにおいてサイドドアDの前面DMFに対向するピラーBPと中間アーム223との間を連結する従動アーム222とを備えている。
駆動アーム221は、出力軸13から径方向に沿って延在したものである。本実施の形態3では、実施の形態2と同様、先端が車両後方に向けて延在した状態が駆動アーム221の待機状態となる。この状態から電動モータ11が駆動した場合に、駆動アーム221の先端が出力軸13よりも車両内側を通過し、先端が車両内側に向いた状態になるまで回転することが可能である。中間アーム223は、基端部に溝223aを有したもので、連結ピン224を介して駆動アーム221の先端部に回転可能に連結してある。連結ピン224は、中間アーム223の溝223aに沿って移動可能に配設してある。本実施の形態3で適用する中間アーム223は、図17〜図19に示すように、駆動アーム221に沿って延在する基端部の一端から出力軸13に沿って上方に延在した後、先端部が屈曲して水平方向に延在したものである。従動アーム222は、リンクブラケットLBを介して基端部が車両本体BのピラーBPに回転可能に連結してある。従動アーム222の先端部は、連結ピン225を介して中間アーム223の先端部に回転可能に連結してある。駆動アーム221と中間アーム223との間の連結ピン224、中間アーム223と従動アーム222との連結ピン225及び従動アーム222とリンクブラケットLBとの回転軸芯C1は、いずれも出力軸13の軸芯13Cに対してほぼ平行となるように設定してある。図16からも明らかなように、サイドドアDが閉じた状態において駆動アーム221が待機状態にあり、かつ溝223aを駆動アーム221の延在方向に沿って配置した場合、中間アーム223は、駆動アーム221の先端部から車両内側に向けて前方に傾斜するように構成してある。同様に、サイドドアDが閉じた状態において駆動アーム221が待機状態にあり、かつ中間アーム223の溝223aを駆動アーム221の延在方向に沿って配置した場合、従動アーム222は、車両の前後に沿って延在するようにその長さが設定してある。
図17に示すように、中間アーム223の基端部には、位置規定ピン226が設けてある。位置規定ピン226は、中間アーム223からほぼ鉛直上方に向けて延在した円柱状部材であり、延在端部がガイドプレート215のスライド溝215aに挿入してある。ガイドプレート215は、駆動ユニット10の下方部に固定した厚板状部材であり、出力軸13に対してほぼ直交するように延在している。スライド溝215aは、図16に示すように、駆動アーム221が待機状態にある場合、駆動アーム221の先端に位置し、そこから出力軸13よりも車両内側となる部分に向けて車両の前方に延在している。より具体的には、車両の前方に向かうに従って漸次出力軸13に近接するように車両後方内側に向けて凸となる湾曲状にスライド溝215aが形成してある。
図には明示していないが、上記のように構成したドア開閉装置においても、サイドドアDが閉じた状態で待機状態にある駆動ユニット110の電動モータ11を駆動すると、出力軸13の回転が駆動アーム221及び中間アーム223を介して従動アーム222に伝達され、従動アーム222が前方に押し出されるようになる。従って、例えば、車両本体Bに設けたストライカと、サイドドアDに設けたラッチ装置との噛合が解除された状態で駆動ユニット110を動作させれば、サイドドアDの前面DMFから従動アーム222が前方に向けて順次外部に突出し、車両本体Bに対してサイドドアDがヒンジ軸HSを中心に開放されることになる。
一方、サイドドアDが開放した状態から駆動ユニット110の電動モータ11を逆転させれば、従動アーム222がサイドドアDの内部空間Aに収容されるように後方に向けて移動し、車両本体Bに対してサイドドアDを閉めることができるようになる。
これらの動作の間、上記駆動ユニット110によれば、駆動アーム221と中間アーム223との相対回転軸芯となる連結ピン224が連結される溝223aから出力軸13の軸芯13Cまでの距離が変化できるように構成してあり、しかも、連結ピン224がガイドプレート215に設けたスライド溝215aに沿って案内される。従って、サイドドアDの開度を大きく設定すべく駆動アーム221を大きく回転させた場合にも、従動アーム222が車両本体Bの内外方向に大きく移動することがない。これにより、上述のドア開閉装置を適用する車両にあっては、サイドドアDの前面DMFに大きな切欠LFを設けたり、対向する車両本体BのピラーBPに大きな逃げを設ける必要なく、サイドドアDを大きな回転角度で開閉することが可能となる。さらに、サイドドアDに収容した駆動ユニット110は、サイドドアDの前面DMFから従動アーム222が外部に露出するだけであり、車両の居住スペースに何ら影響を与えることが無く、乗降性や居住性を損なうこともない。
なお、上述した実施の形態1〜実施の形態3では、いずれも4枚のサイドドアDを備えた車両を例示しているが、サイドドアDの数は4枚である必要はない。また、ヒンジHの位置はサイドドアDの前面DMFである必要はなく、サイドドアDの後面と車両本体Bとの間に設けるようにしても良い。なお、ヒンジHの数も2つに限らない。
10,110 駆動ユニット
13 出力軸
13C 軸芯
15,115,215 ガイドプレート
15a,115a,215a スライド溝
20,120,220 リンク機構
21,121,221 駆動アーム
21A 第1アーム要素
21B 第2アーム要素
21B2,121a,223a 溝
21C,226 位置規定ピン
22,122,222 従動アーム
123,223 中間アーム
124,125,224,225 連結ピン
A 内部空間
B 車両本体
C2 回転軸芯
D サイドドア
DMF 前面
GG 昇降ガイド
H ヒンジ
HS ヒンジ軸
LF 切欠

Claims (8)

  1. 車両本体の側面にヒンジを介して支持させたサイドドアを開閉するためのドア開閉装置であって、
    前記サイドドアの内部空間に配設した駆動ユニットと、前記駆動ユニットの出力軸から前記車両本体までの間を連結するリンク機構とを備え、
    前記リンク機構は、前記駆動ユニットの出力軸から径方向に延在する駆動アームと、前記車両本体に回転可能に連結した従動アームとを備え、前記駆動ユニットが駆動した場合に前記駆動アーム及び前記従動アームを介して前記サイドドアを前記車両本体に対して開閉するものであり、
    前記駆動アームは、前記出力軸から径方向に沿って延在する状態で前記出力軸に固定した第1アーム要素と、
    前記第1アーム要素に対して前記出力軸の径方向に沿ってスライド可能に配設した第2アーム要素とを備え、
    前記第2アーム要素の一端部に前記従動アームを回転可能に連結したことを特徴とするドア開閉装置。
  2. 前記第2アーム要素に前記出力軸の径方向に沿って溝を形成し、前記溝を介して前記出力軸を前記第1アーム要素に固定したことを特徴とする請求項1に記載のドア開閉装置。
  3. 前記第2アーム要素に位置規定ピンを突設し、かつ前記位置規定ピンを覆う状態で前記駆動ユニットにガイドプレートを配設するとともに、前記ガイドプレートにスライド溝を形成し、前記位置規定ピンの突出端部を前記スライド溝に挿入することにより、前記駆動アームの回転角度に応じて前記第1アーム要素に対する前記第2アーム要素のスライド位置を規定したことを特徴とする請求項1に記載のドア開閉装置。
  4. 車両本体の側面にヒンジを介して支持させたサイドドアを開閉するためのドア開閉装置であって、
    前記サイドドアの内部空間に配設した駆動ユニットと、前記駆動ユニットの出力軸から前記車両本体までの間を連結するリンク機構とを備え、
    前記リンク機構は、前記駆動ユニットの出力軸から径方向に延在する駆動アームと、前記駆動アームの先端部に回転可能に連結した中間アームと、前記車両本体に回転可能に連結した従動アームとを備え、前記駆動ユニットが駆動した場合に前記駆動アーム、前記中間アーム及び前記従動アームを介して前記サイドドアを前記車両本体に対して開閉するものであり、
    前記中間アームと前記駆動アームとの間は、相対回転軸芯から前記出力軸の軸芯までの距離が変化できる状態で相互に連結したことを特徴とするドア開閉装置。
  5. 前記駆動アームに径方向に沿った溝を形成し、前記駆動アームと前記中間アームとを連結する連結ピンを前記溝にスライド可能に配設したことを特徴とする請求項4に記載のドア開閉装置。
  6. 前記連結ピンを覆う状態で前記駆動ユニットにガイドプレートを配設するとともに、前記ガイドプレートにスライド溝を形成し、前記連結ピンを前記スライド溝に配置することにより、前記駆動アームの回転角度に応じて前記溝に対する前記連結ピンの配置位置を規定したことを特徴とする請求項5に記載のドア開閉装置。
  7. 車両本体の側面にヒンジを介して支持させたサイドドアを開閉するためのドア開閉装置であって、
    前記サイドドアの内部空間に配設した駆動ユニットと、前記駆動ユニットの出力軸から前記車両本体までの間を連結するリンク機構とを備え、
    前記リンク機構は、前記駆動ユニットの出力軸から径方向に延在する駆動アームと、前記駆動アームの先端部に回転可能に連結した中間アームと、前記車両本体に回転可能に連結した従動アームとを備え、前記駆動ユニットが駆動した場合に前記駆動アーム、前記中間アーム及び前記従動アームを介して前記サイドドアを前記車両本体に対して開閉するものであり、
    前記中間アームに前記駆動アームの延在方向に沿って溝を形成し、前記駆動アームと前記中間アームとを連結する連結ピンを前記溝にスライド可能に配設したことを特徴とするドア開閉装置。
  8. 前記中間アームに位置規定ピンを突設し、かつ前記位置規定ピンを覆う状態で前記駆動ユニットにガイドプレートを配設するとともに、前記ガイドプレートにスライド溝を形成し、前記位置規定ピンの突出端部を前記スライド溝に挿入することにより、前記駆動アームの回転角度に応じて前記溝に対する前記連結ピンの配置位置を規定したことを特徴とする請求項7に記載のドア開閉装置。
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