JP2007177587A - スイングスライドドア - Google Patents

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透 荒尾
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Abstract

【課題】スイングスライドドアのドア閉鎖時の締め切り操作が容易に行えるスイングスライドドアを提供する。
【解決手段】 車体側ブラケット15に一端が枢支され回動端がレール受けブラケット24に回動自在に枢支されてなる前アーム31及び後アーム32を有した平行リンク16と、後乗降口3に取り付けられるドア4に結合されたレール22をレール受けブラケット24に対して摺動自在に支持するドア摺動機構17と、ドアをモータ45の回転力で移動する開閉駆動手段19と、モータ45の回転をトルク増させて平行リンク16を介してドアに伝えるトルク増大機構20と、ドア4を閉鎖位置D1と突出位置D2と全開位置D3との間で移動する開閉操作域E1と、後乗降口3の周壁部とドア4の周壁部とが圧接状態で締め切り保持される締め切り操作域E2とでモータ45を駆動する制御手段30とを備えた。
【選択図】図3

Description

本発明は、車両の側壁に設けられる乗降口を開閉するスイングスライドドア、特に、スイングスライドドアが閉鎖位置において、ドア開口の周壁部とドアの周壁部とのいずれか一方に設けたラッチと他方に設けたストライカとを噛み合わせてドアの締め切りを行うようにしたスイングスライドドアに関する。
車両、例えば、ハッチバックタイプの自動車やワゴン車に設置されているスライドドアは車体側壁に設けられる乗降口の上下開口縁近傍に設けられる上下レールと乗降口後方の車体外壁に設けられるセンターレールとに3点支持された状態で車体前後に摺動して乗降口を開閉する。特に、ドアが乗降口を閉鎖する状態より外側に突出るように搖動され、その上で後方にスライドして乗降口を開閉するスイングスライドドアが知られており、その一例が実公平4−21703号公報(特許文献1)に開示される。
ここで、図9(a)に示すように、車両本体側の取付ブラケット210に平行リンク200の基端が軸着され、一方、先端が保持部材300に軸着され、一方のリンク板230Aに駆動モータ260が備えられ、その回転力はピニオン250に伝達される。
スライドレール100aはその延出部がスライドドアSに固定され、ガイドレール120を突設し、そのガイドレール120内にはラック130が配設され、ラック130の後端部131は本体部150内へ大きな角度でわん曲している。
この歯形132とピニオン250が噛合し、ピニオン250の回転によって、ラック130と一体になっているスライドレール100aおよびスライドドアSが基本的にラック130の直線部に沿って直線的に前後方向に移動し、しかも、わん曲している後端部131に沿ってピニオン250が回転する際にスライドドアSが車幅方向に移動して閉鎖位置に達する。
一方、特開平7−76224号公報(特許文献2)に開示のオートスライドドアは、図9(b)に示すように、車両本体に固定されるブラケット100bに、平行リンクであるスイングアーム200、210の基端がブラケット100bに軸着され、その先端はスライドレールガイド400に軸着され、スイング駆動手段110Aによりスイングアーム200、210を搖動し、スライド駆動手段140Aによりドア側のスライドレール180を前後方向に摺動するようにしている。ここでスイング駆動手段110Aはその駆動源であるスイング用モータ110の回転力をボールねじ機構を介してスイングアーム200、210に搖動運動に変換して伝えており、スライド駆動手段140Aはその駆動源であるスライド用モータ140の回転力をドア側のスライドレール180に圧接するローラ190に伝えてドア側を前後方向に摺動作動する。ここでスイング機構とスライド機構の切換え作動時において、オーバーラップ期間を設けるようにして両機構の連続的な滑らかな作動を可能としている。
実公平4−21703号公報 特開平7−76224号公報
このように、特許文献1に開示されるスイングスライドドアの場合、1つの駆動手段を用い、スライドドアの内外方向及び前後方向の移動を行なっている。しかし、スライドドアを閉鎖位置に締め切るには、ピニオン250、即ち、駆動モータ260の回転トルクが大きなものを用いる必要上、ピニオンギヤを減速させなければならず、この結果、スライドドアの前後方向の摺動速度の低下を招くという問題が生じる。
更に、特許文献2のオートスライドドアの場合、スイング駆動手段110とスライド駆動手段140Aとがそれぞれ駆動源であるモータを必要とするし、ドアを締め切るためのトルクを発生させるため、ラック&ピニオンやボールねじ機構であるそれそれ独立の駆動用アクチュエータを必要とし、コスト高である上に大きなスペースを必要とする。
なお、ドアを締め切るため、スイング駆動手段等とは別途にパワーラッチをドア側に取り付け、その駆動源としてのモータによってラッチを駆動させ、ドアのロック、アンロックの切換えを行うようにした装置が知られている。
この場合、パワーラッチをドアの比較的狭い内部空間に取り付けるとした場合、そのモータ等の駆動部がドアの内部空間を比較的大きく占めて、他の機能部品との干渉を排除すべく考慮する必要があり、レイアウト性が低下し、しかも、ドア重量が増し、これに付随してスイング駆動手段等の駆動力の増加の必要性が高くなり、ドア耐久性が低下しやすくなるという問題が生じてくる。
本発明は以上のような課題に基づきなされたもので、目的とするところは、スイングスライドドアのドア閉鎖時の締め切り操作が、装置の大型化や重量増やコスト増を招くことなく、容易に行えるスイングスライドドアを提供することにある。
この発明の請求項1に係る発明は、車体側に一端が枢支される前アーム及び後アームと同前後アームの回動端に水平に回動自在に枢支されてなるレール受けブラケットとからなる平行リンクと、上記車体に形成されたドア開口に設けられるドアの内壁に取り付けられたレールと同レールを上記レール受けブラケットに摺動自在に支持するドア摺動機構と、上記ドアをモータの回転力で移動する開閉駆動手段と、上記モータの回転をトルク増させて上記平行リンクを介して上記ドアに伝えるトルク増大手段と、上記ドア開口の周壁部と上記ドアの周壁部とが圧接状態で締め切り保持される閉鎖位置と同閉鎖位置より車体側外方に突出た突出位置と同突出位置より車体前後方向での端部の全開位置との間の開閉操作域で上記ドアが移動するよう上記開閉駆動手段を制御する開閉制御手段と、上記ドアを上記閉鎖位置に接近した閉直前位置と上記閉鎖位置との間の締め切り操作域で上記ドアを移動するよう上記トルク増大手段を制御する締め切り制御手段と、を備えたことを特徴とする。
この発明の請求項2に係る発明は、請求項1に記載のスイングスライドドアにおいて、上記モータはそのモータ回転力をドア移動力として第1クラッチを介し上記ドアに伝達する第1出力軸と、モータ回転力をトルク増大手段でトルク増して締め切り移動力として上記平行リンクに第2クラッチを介し伝達する第2出力軸とを備え、上記開閉制御手段は上記開閉操作域で上記第1クラッチを接合させ上記第2クラッチを切断し、上記締め切り制御手段は上記締め切り操作域で上記ラッチとストライカとが噛み合うまで上記第1クラッチを切断させ上記第2クラッチを接合することを特徴とする。
この発明の請求項3に係る発明は、請求項1または2に記載のスイングスライドドアにおいて、上記締め切り制御手段は上記トルク増大手段を介して上記ドアを押圧し上記ドア開口の周壁部と上記ドアの周壁部とのいずれか一方に設けたラッチと他方に設けたストライカとを噛み合わせることで上記ドアを上記閉鎖位置に締め切り保持することを特徴とするスイングスライドドア。
この発明の請求項4に係る発明は、請求項1、2または3記載のスイングスライドドアにおいて、上記車体側に基端が縦ピンを介して枢支される第1支持アームと、同第1支持アームの回動端に縦ピンを介して枢支される第2支持アームの他端が上記ドアの重心位置近傍を縦ピンを介して枢支してなるドア荷重支持アームを備えたことを特徴とする。
請求項1の発明は、開閉制御手段がドア開口の周壁部とドアの周壁部とが圧接状態で締め切り保持される閉鎖位置と突出位置と全開位置との間の開閉操作域でドアが移動するよう開閉駆動手段を制御し、締め切り制御手段がドアを閉鎖位置に接近した閉直前位置と閉鎖位置との間の締め切り操作域で移動するようトルク増大手段を制御し、そのような開閉操作域と締め切り操作域とで同一のモータを駆動し、即ち、一つのモータの回転力をドアの開閉移動用と締め切り移動用として共用でき、部品数低減とこれによるコスト低減を図れる。
請求項2の発明は、開閉操作域ではモータ回転力を第1出力軸より開閉駆動手段を介しドア移動力としてドアに伝達し、締め切り操作域ではモータ回転力を第2出力軸よりトルク増大手段及び平行リンクを介して締め切り操作力として伝達するので、一つのモータの回転力をドアの開閉移動用と締め切り移動用として容易に切換え利用でき、ドアの開閉操作と締め切り移動操作とが確実に安定して成され、部品数低減とこれによるコスト低減を図れる。
請求項3の発明は、ドアが閉鎖位置に接近した際にドア開口の周壁部とドアの周壁部とのいずれか一方に設けたラッチと他方に設けたストライカとを噛み合わせることでドアを圧接状態でロック保持することが確実になされ、コスト低減を図れる。
請求項4の発明は、ドア荷重支持アームによりドアのスライド位置に関係なくドアの傾きを抑制でき、ドアを閉鎖位置に締め切り移動する際の誤作動を防止でき、ドア開閉変位位置精度が高まりドアとドア開口とのシール性が向上する。
図1にはこの発明の一実施形態としてのスイングスライドドアを示した。このスイングスライドドア(以後単にリアドアと記す)は4ドアのハッチバックタイプの自動車(以後単に車両と記す)Bの後ドアとして採用されている。
ここでの車両Bは左右の各前乗降口1を開閉するフロントドア2を備え、各フロントドア2は前端上下2箇所h1、h2がヒンジ結合され、回動端がセンタピラ5の上下中ほどの後ロック部Jfに不図示のラッチとストライカを用いて離脱可能にロックされる。
一方、左右の各後乗降口3を開閉するリアドア4は後述のスイングスライドユニットUに支持され、後乗降口3を閉鎖するドア閉鎖位置D1と、そのドア閉鎖位置D1より車外に突出た突出位置(搖動位置)D2と、突出位置D2より後方に移動した開位置(全開位置)D3とに移動可能に支持される。ドア閉鎖位置D1においてリアドア4はその前端上下ロック部J1,J2がマニュアル操作可能なラッチ6とストライカ7を用いてセンタピラ5に2点位置で離脱可能にロックされ、後端上下中ほどの後端ロック部J3を成すマニュアル解除可能なラッチ8とストライカ9(図3参照)を用いてリアピラ102に離脱可能にロックされる。
リアドア4の前端縦壁部11には上下に長く内外1対の不図示のウエザーストリップが取り付けられ、このウエザーストリップによりリアドア4がドア閉鎖位置D1に保持された際に、前方のセンタピラ5の後端縦壁部13に対して密に圧接でき、シール性を十分に確保できるようにしている。
図2に示すように、リアドア4を支持するスイングスライドユニットUは車体の後乗降口3(図1参照)の近傍の車内側の取り付け基部F1に固着されたベース部材15を備え、ベース部材15に平行リンク16とドア摺動機構17とドア荷重支持アーム18と開閉駆動機構19と、トルク増大機構20と、制御手段としてのコントローラ30とを装着している。
ベース部材15は上、中、下フランジ151,152,153と、中、下フランジ152,153間の枢支台42と、これらを連結する側壁状の縦板部154と、中フランジ152の上下の収容空間eu,edとを備える。
平行リンク16は移動軌跡に沿って搖動するリアドア4の各位置を位置決めする機能を備える。図5(a)〜(c)に示すように、平行リンク16はリアドア4のインナパネル21に固着される後述のドア支持レール22に複数のローラ23、23’(図2、3、7参照)を介して摺動可能に嵌着されるレール受けブラケット24と、枢支台42及び下フランジ153(図4(a)参照)間であって前後2箇所に位置する縦ピン26r,26fを介して一端が水平に回動自在に枢支される前アーム31及び後アーム32とを供える。前アーム31及び後アーム32は各搖動端がレール受けブラケット24の前後2箇所に縦ピン26r,26fを介して枢支される。
ドア摺動機構17は平行リンク16に支持されたレール受けブラケット24とこの上に枢支された複数のローラ23,23’(図6、7参照)とによりリアドア4と一体のドア支持レール22を摺動自在に支持する。ここでドア支持レール22は下向きレール溝33を形成する断面形状をなし、リアドア4の前後方向Xに長く配備される。図2に示すように、ドア支持レール22は一側端がインナパネル21に取り付けブラケット35を介し一体結合される。なお、この取り付けブラケット35はインナパネル21の内壁の中央主要部を覆うような形状の屈曲板材で、ドア重心位置近傍に後述のドア枢支ピン36を取り付けたドア側枢支部37を形成している。
図2,3に示すように、レール受けブラケット24はその上面より縦向きローラピン38と横向きローラピン39を突設し、縦向きローラピン38には水平方向に回転できるローラ23が、横向きローラピン39には縦方向に回動できるローラ23’が夫々枢支される。なお、各ローラ23、23’はドア支持レール22の下向きレール溝33に回転可能にガタが規制された状態で嵌合している。
平行リンク16の上側近傍にはドア荷重支持アーム18が配設される。図4に示すように、ドア荷重支持アーム18はベース部材15の上、中フランジ151、152に支持された縦ピン43(ここでは枢支台42側に枢支された縦ピン26rと同一縦中心線上に配備される)を備え、同縦ピン43に基端のボス部が枢支される第1支持アーム44とその回動端に縦ピン62を介して枢支される第2支持アーム61とその他端に配備され、リアドア4の重心位置近傍のドア側枢支部37を縦ピン36を介して枢支する揺動端611とを有する。
ここで、ドア荷重支持アーム18は車体側に固定されるベース部材15に縦ピン43を介して枢支され、揺動端611は縦ピン36を介してリアドア4を枢支し、第1支持アーム44と第2支持アーム61とは上下方向の剛性を十分に保持して形成されており、リアドア4の重心の荷重を常にベース部材15の上、中フランジ151、152に伝達でき、リアドア4が移動する何れの位置においてもドア荷重を確実に支持し、リアドア4の傾きを規制するように機能できる。
図4、図5に示すように、開閉駆動機構19はリアドア4をモータ45の回転力で移動する開閉駆動手段としての機能を備える。しかも、この開閉駆動機構19にはモータ45の回転をトルク増させて平行リンク16を介してリアドア4に締め切り操作力を伝えるトルク増大機構20が併設されている。即ち、開閉駆動機構19はベース部材15の中下フランジ152、153間の下収容空間edの後端側に配備されるモータ45と、下収容空間edの中央の枢支台42に支持されると共にモータ45側からの回転を上下に分岐して第1、第2電磁クラッチ72,73に伝達するウオーム減速機71と、枢支台42に支持されると共に第1電磁クラッチ72からの第1出力軸70に連結された巻き取りドラム46と、巻き取りドラム46に引き出し自在に巻き取られる開作動ケーブル49及び閉作動ケーブル51と、開作動ケーブル49を巻きがける一対の固定プーリp1と、アーム側プーリp2と、ドア側プーリp3及び前ケーブル止め47と、延出固定ブラケット42’に枢支され閉作動ケーブル51を巻きがける固定プーリp1’と、アーム側プーリp2、ドア側プーリp3及び後ケーブル止め48とを備える。なお、開閉駆動機構19のモータ45の第1出力軸70に駆動される巻き取りドラム46はコントローラ30に接続される。
ここで一対の固定プーリp1はベース部材15の中フランジ152及び枢支台42の前端側に、固定プーリp1’は中フランジ152より延びる延出固定ブラケット42’に、アーム側プーリp2は前アーム31に、ドア側プーリp3はレール受けブラケット24にそれぞれ枢支される。
図5(a)〜(c)に太い実線で示すように、前ケーブル止め47には開作動ケーブル49の先端が結合され、この開作動ケーブル49がドア側プーリp3、アーム側プーリp2、一対の固定プーリp1を経て巻き取りドラム46の開き巻き取り部(図4(a)の2点差線で示す部位の上半部)に達することで、ドア開操作力を伝達できる。
図5(a)〜(c)に太い実線で示すように、後ケーブル止め48には閉作動ケーブル51の先端が結合され、この閉作動ケーブル51がドア側プーリp3、アーム側プーリp2、固定プーリp1’を経て巻き取りドラム46の閉じ巻き取り部(図4(a)の2点差線で示す部位の下半部)に達することで、ドア閉操作力を伝達できる。ここで、ベース部材15に支持されたモータ45はウオーム減速機71で減速した上でそのモータ回転力を第1電磁クラッチ72を介し巻き取りドラム46に伝える。
更に、モータ回転力は第2電磁クラッチ73を介し第2出力軸75よりトルク増大機構20に伝達され、トルク増して締め切り移動力として平行リンク16に伝達される。トルク増大機構20はラック&ピニオン機構を成し、モータ45の回転をトルク増させてから平行リンク16に伝達し、リアドア4にドア締め切り用の閉鎖力として伝える機能を備える。即ち、図4(a)、(b)に示すように、枢支台42及び下フランジ153間に枢着されると共に前アーム31の基端が一体結合された前アーム軸78と、前アーム軸78と同一軸線上に配備される状態で下フランジ153に枢支された上でラック74のボス部741と一体結合されたラック軸81と、縦板部154に支持されると共にラック軸81と前アーム軸である縦ピン26fを断続可能に接続する第3電磁クラッチ79とを備える。
図4(b)に示すように、トルク増大機構20はピニオン77の半径r1に対してラック74の半径r2が十分に大きく設定され、これによりモータトルクTmをα(=r2/r1)倍してラック軸81に伝達可能に形成される。ここで、円弧状のラック74の歯部は所定の回転角の範囲で形成される。即ち、リアドア4が後述のドア閉直前位置D1’に達した際に円弧状のラック74の一端とピニオン77とが噛合い(図4(b)に符号Q1で示す)、ドアが更に締め切り作動してラッチ8とストライカ9が噛合いを完了する時点(図4(b)に符号Q2で示す)でも、ラック74とピニオン77とが噛合い状態を保持しトルク増大作動することが必要があり、そのような回転角の範囲をカバーできるようにラック74の歯部が円弧状に形成される。
第3電磁クラッチ79はオフ時に前アーム軸78とラック軸81とを分断し、前アーム軸である縦ピン26f及び前アーム31側であるドア側の自由な移動を許容する。一方、オン時には縦ピン26fとラック軸81とを結合してα倍されたモータトルクTmを前アーム31側に伝達し、リアドア4にα倍されたモータトルクTmを閉操作力として加え、前端上下ロック部J1,J2のラッチ6とストライカ7(図3参照)及び後端ロック部J3のラッチ8とストライカ9とがそれぞれに噛合いを完了し、リアドア4を確実に締め切り操作することができる。
ここで、図4(a)に示すように、第1、第2及び第3電磁クラッチ72,73、79はそれぞれ不図示の駆動回路を介して制御手段としてのコントローラ30に接続され、適時に断続制御される。コントローラ30にはリアドア4がドア閉鎖位置D1に接近して直前のドア閉直前位置D1’に達すると、その状態を検出するドア閉直前センサ84が接続される。なお、図3、6に示すように、ドア閉直前センサ84はセンタピラ5の後端縦壁部13に配設される。更に、コントローラ30には、上下ロック部J1,J2における各ラッチ6が各ストライカ7に噛合うことで、噛合い信号を出力する前上下ラッチセンサ81,82と、後端ロック部J3におけるラッチ8がストライカ9に噛合うことで、噛合い信号を出力する後ラッチセンサ83が接続されている。
コントローラ30はリアドア4を閉鎖位置D1と同閉鎖位置より車体側外方に突出た突出位置D2(搖動位置)との間で旋回移動すると共に同突出位置D2と全開位置D3との間で前後方向に摺動移動させる開閉操作域E1での開閉制御と、リアドア4の閉制御において、リアドア4が閉鎖位置D1に接近したドア閉直前位置D1’に達すると後乗降口3の周壁部とリアドア4の周壁部とのいずれか一方に設けたラッチ6、8と他方に設けたストライカ7、9とを噛み合わせる締め切り操作域E2での締め切り制御と、を行うべくモータ45を駆動するモータ駆動手段としての機能を備える。
更に、コントローラ30はクラッチ切換え制御手段としての機能を備える。ここで、開閉操作域E1(図3参照)での閉制御において、モータ45をドア閉方向に駆動させ、その上で、第1電磁クラッチ72を接合させ第2電磁クラッチ73を切断し、締め切り操作域E2に達すると第1電磁クラッチ72を切断し、第2電磁クラッチ73を接合し、その上で、前端上下ロック部J1,J2のラッチ6とストライカ7、及び後端ロック部J3のラッチ8とストライカ9とがそれぞれ噛合いを完了するまで第1電磁クラッチ72を切断、第2電磁クラッチ73を接合状態を維持し、噛合いが完了すると第2電磁クラッチ73及びモータ45をオフする。
更に、開閉操作域E1での開制御においては、モータ45をドア開方向に駆動させ、その上で、第1電磁クラッチ72を接合させ第2、第3電磁クラッチ73,79を切断し、締め切り操作域E2(図3参照)に達すると第1電磁クラッチ72を切断し、第2電磁クラッチ73を接合し、この場合、トルク増大機構20が空作動状態とする。
次に、スイングスライドユニットUを備えるリアドア4の開閉作動を説明する。
リアドアが閉鎖状態で締め切り操作域E2(図3参照)にある場合に、運転者等によって車外及び車内に装着された不図示のドア解除ハンドルの一方が開操作されるとする。この場合、このドア解除ハンドルの解除作動力が不図示のリンク系を介してマニュアル解除可能な上下ロック部J1,J2及び後端ロック部J3における各ラッチ6、8に伝達され、各ストライカ7、9との係合が解除される。これと同時に、ドアスイッチ操作等がオンしてドア開指令がコントローラ30に入力される。
コントローラ30は開閉操作域E1での開制御に入り、第1電磁クラッチ72を接合(オン)し、モータ45を開放に駆動し、モータの駆動に伴い巻き取りドラム46が太い実線で示す開作動ケーブル49を巻き取り、太い2点鎖線で示す閉作動ケーブル51の放出をおこなう。
この際、トルク増大手段20側は不図示の戻しばねの弾性力で開方向に空作動し、図4(b)に示すドア閉直前位置D1’に戻される。図5(a)〜(c)に示すように、リアドア4と一体のドア支持レール22は前ケーブル止め47が開作動ケーブル49により後方に引き寄せられ、この際、前後アーム31、32が前後一対の車内側回動中心である縦ピン26r,26fを中心に車外側回動中心である縦ピン28r,28f側を外側に搖動し、図5(b)に示すドア突出位置D2(ドア支持レール22はレール中位置P2にある)に保持する。更に前ケーブル止め47が開作動ケーブル49により後方に引き寄せられることで、レール受けブラケット24に対してドア支持レール22及びリアドア4が後方に摺動し、後乗降口3が開放され、図5(c)に示すドア開位置D3(ドア支持レール22はレール後位置P3にある)に保持され、全開センサ86のオン信号でモータ45が停止される。この開作動の間、巻き取りドラム46は太い2点鎖線で示す閉作動ケーブル51を巻き取ることとなる。このような図5(c)に示すドア開位置D3にリアドア4が保持されることで、後乗降口3での乗り降りが成される。
次に、運転者等によって車外及び車内に装着された不図示のドア解除ハンドルの一方が開操作され、ドア閉指令が入力されると、コントローラ30は第1電磁クラッチ72を接合(オン)し、第2,3電磁クラッチ72、73をオフし、モータ45を開放に駆動する。これにより、モータ45を閉方後に回転させ、巻き取りドラム46を駆動して太い2点鎖線で示す閉作動ケーブル51を巻き取り、太い実線で示す開作動ケーブル49の放出を行う。
この際、図5(c)に示すドア開位置D3のリアドア4と一体のドア支持レール22は、後ケーブル止め48が閉作動ケーブル51により前方に引き寄せられ、この際、レール受けブラケット24に対してドア支持レール22及びリアドア4が前方に摺動し、図5(b)に示すドア突出位置D2に達する。更に前ケーブル止め47が閉作動ケーブル51を前方に引き寄せ作動することで、前後アーム31、32が前後一対の車内側回動中心である縦ピン26r,26fを中心に車外側回動中心である縦ピン28r,28fを車内側に搖動し、図5(a)に示すドア閉直前位置D1’に達してその状態がドア閉直前センサ84に検知される。
コントローラ30はリアドア4がドア閉直前位置D1’に達したことを検知すると、締め切り操作域E2に達したと判断し、第1電磁クラッチ72をオフし、第2、第3電磁クラッチ73、79をオンして、トルク増大機構20を駆動し、平行リンク16を介しリアドア4を締め切り操作させる。トルク増大機構20はα倍されたモータトルクTmを前アーム31側に伝達し、リアドア4にモータトルクTmを閉操作力として加え、前端上下ロック部J1,J2のラッチ6とストライカ7、及び後端ロック部J3のラッチ8とストライカ9とをそれぞれが噛合いを完了させるまで、ドア閉鎖力を付与し続ける。この際、不図示の戻しばねの付勢力に抗して前アーム31は閉鎖方向に搖動されることとなる。
噛合い完了は前上下ラッチセンサ81,82及び後ラッチセンサ83が検出し、検出信号が全てコントローラ30に入力されると、コントローラ30はリアドア4が閉鎖位置D1に達したと判断し、後乗降口3のロックを確認し、第2、第3電磁クラッチ73、79をオフして切断処理し、締め切り操作域E2の制御を終了させ、リアドア4はドアロック状態に保持されることとなる。
このように、開閉操作域E1ではモータ45の回転力を巻き取りドラム46に伝えてリアドア4の開閉移動用として用い、締め切り操作域E2ではトルク増大手段20を用いてモータ45のモータトルクTm(回転力)をα倍して前アーム31側よりリアドア4に伝え、リアドア4を閉鎖位置D1に確実に締め切り保持することができる。特に、一つのモータ45の回転力を開閉操作域E1ではリアドア4の開閉移動用として、締め切り操作域E2では締め切り移動用として選択的に共用でき、部品数低減とこれによるコスト低減を図れる。
しかも、不図示のドア解除ハンドルの一方が開操作され、ドア閉指令が入力されることでマニュアル解除可能なラッチ6、8を用い、モータ出力で噛合うパワーラッチ(付図示)を別途必要としないので、狭いリアドア4内に装備される各種機能部品のレイアウト性の向上を図ることができる。
特に、開閉操作域E1ではモータ回転力を第1出力軸70より巻き取りドラム46(開閉駆動手段)を介しドア移動力としてリアドア4に伝達し、締め切り操作域E2ではモータ回転力を第2出力軸75よりトルク増大機構20(トルク増大手段)及び平行リンク16を介して締め切り操作力として伝達するので、一つのモータ45の回転力をリアドア4の開閉移動用と締め切り移動用として容易に切換え利用でき、ドアの開閉操作と締め切り移動操作とが確実に安定して成され、部品数低減とこれによるコスト低減を図れる。
更に、マニュアル解除操作可能なラッチ6、8と他方に設けたストライカ7,9とを噛み合わせることでリアドア4を圧接状態で締め切りロック保持し、解除時にのみマニュアル解除操作でロックを開示するようにしたので、特に、リアドア4のロック保持が確実になされ、パワーラッチを別途必要としないのでコスト低減を図れる。
更に、ドア荷重支持アーム18によりリアドア4のスライド位置に関係なくドアの傾きを抑制でき、ドアを閉直前位置D1’より閉鎖位置D1に締め切り移動する際の誤作動を防止でき、ドア開閉変位位置精度が高まりドアと後乗降口(ドア開口)3とのシール性が向上する。
なお、図1のリアドア4では、前端上下ロック部J1,J2と後端ロック部J3が、マニュアル解除操作可能なラッチ6、8と他方に設けたストライカ7,9とを噛み合わせることで、後乗降口(ドア開口)3の周壁部とドアの周壁部とを圧接状態で締め切り保持している。このようなラッチとストライカによりリアドア4を閉鎖位置D1に閉め切り保持するのに代えて、前端上下ロック部J1(J2同等の構造のため略す)と後端ロック部J3が、図8(a),(b)に示すように、後乗降口(ドア開口)3の周壁部13aに凹状受け部材91を、リアドア4の周壁部11aに凸状片部材92を取り付け、ドア開口の周壁部11aとドアの周壁部13aとを圧接状態で締め切り保持した際に、図8(c)に示すように、凹状受け部材91に凸状片部材92が嵌合することで、閉鎖位置D1のリアドア4のがたを防止するようにしてもよい。この場合も、図1のリアドア4と同様の効果が得られ、特に、装置の簡素化を図れる。
上述のところにおいて、図1のスイングスライドドアはリアドア4として説明したが、フロントドアに同様に適用でき、その場合も図1に説明したリアドア4とほぼ同様の作用効果が得られる。また、スイングスライドドアをフロントドアに適用し、車両前方にスライド可能としても図1に説明したリアドア4とほぼ同様の作用効果が得られる。更にフロントドア及びリアドアの両方ともスイングスライドドアとし、フロントドアは車両前方に、リアドアは車両後方にスライド可能としても同様の効果が得られる。
更に、図1に説明したリアドア4は4ドアのハッチバックタイプの自動車であるが、セダンタイプや2ドアタイプ、また、トラックのキャブ用のドアとして採用することもでき、その場合も図1に説明したリアドア4とほぼ同様の作用効果が得られる。
本発明の一実施形態としてのリアドアを装備する車両の概略側面図である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニットの概略側面切欠図である。 図1のリアドアの平面視での全体構成図である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニット及びトルク増大手段の拡大図で、(a)は側面切欠図、(b)は平面切欠である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニットの機能説明図で、(a)はドア閉鎖位置を、(b)は搖動位置を、(c)は開位置を示す平面図である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニットの平行リンクがドア閉鎖位置に達した場合の概略平面図である。 図1のリアドアに用いられるスイングスライドユニットの平行リンクが全開位置に達した場合の概略平面図である。 本発明の他の実施形態としてのリアドアをラッチとストライカにより閉鎖位置に閉め切り保持するのに用いる凹状受け部材及び凸状片部材を示し、(a)、(b)がJ3とJ1の各嵌合状態の断面図であり、(c)がJ3の嵌合説明図である。 従来のスイングスライドドアに用いられるスイングスライドユニットを示し、(a)が第1の従来構造を、(b)が第2の従来構造を示す。
符号の説明
3 後乗降口(ドア開口)
4 リアドア
6、8 ラッチ
7、9 ストライカ
11 後端縦壁
13 後端縦壁部
15 ベース部材
16 平行リンク
17 ドア摺動機構
18 ドア荷重支持アーム
19 開閉駆動機構(開閉駆動手段)
20 トルク増大機構
22 ドア支持レール
24 レール受けブラケット
30 コントローラ
31 前アーム
32 後アーム
45 モータ
B 自動車(車体)
D1 ドア閉鎖位置
D1' ドア閉直前位置
D2 突出位置(搖動位置)
D3 ドア開位置
E1 開閉操作域
E2 締め切り操作域
F1 取り付け基部
U スイングスライドユニット
X 前後方向

Claims (4)

  1. 車体側に一端が枢支される前アーム及び後アームと同前後アームの回動端に水平に回動自在に枢支されてなるレール受けブラケットとからなる平行リンクと、上記車体に形成されたドア開口に設けられるドアの内壁に取り付けられたレールと同レールを上記レール受けブラケットに摺動自在に支持するドア摺動機構と、上記ドアをモータの回転力で移動する開閉駆動手段と、上記モータの回転をトルク増させて上記平行リンクを介して上記ドアに伝えるトルク増大手段と、上記ドア開口の周壁部と上記ドアの周壁部とが圧接状態で締め切り保持される閉鎖位置と同閉鎖位置より車体側外方に突出た突出位置と同突出位置より車体前後方向での端部の全開位置との間の開閉操作域で上記ドアが移動するよう上記開閉駆動手段を制御する開閉制御手段と、上記ドアを上記閉鎖位置に接近した閉直前位置と上記閉鎖位置との間の締め切り操作域で上記ドアを移動するよう上記トルク増大手段を制御する締め切り制御手段と、を備えたことを特徴とするスイングスライドドア。
  2. 請求項1に記載のスイングスライドドアにおいて、
    上記モータはそのモータ回転力をドア移動力として第1クラッチを介し上記ドアに伝達する第1出力軸と、モータ回転力をトルク増大手段でトルク増して締め切り移動力として上記平行リンクに第2クラッチを介し伝達する第2出力軸とを備え、上記開閉制御手段は上記開閉操作域で上記第1クラッチを接合させ上記第2クラッチを切断し、上記締め切り制御手段は上記締め切り操作域で上記ラッチとストライカとが噛み合うまで上記第1クラッチを切断させ上記第2クラッチを接合することを特徴とするスイングスライドドア。
  3. 請求項1または2に記載のスイングスライドドアにおいて、
    上記締め切り制御手段は上記トルク増大手段を介して上記ドアを押圧し上記ドア開口の周壁部と上記ドアの周壁部とのいずれか一方に設けたラッチと他方に設けたストライカとを噛み合わせることで上記ドアを上記閉鎖位置に締め切り保持することを特徴とするスイングスライドドア。
  4. 請求項1、2または3記載のスイングスライドドアにおいて、
    上記車体側に基端が縦ピンを介して枢支される第1支持アームと、同第1支持アームの回動端に縦ピンを介して枢支される第2支持アームの他端が上記ドアの重心位置近傍を縦ピンを介して枢支してなるドア荷重支持アームを備えたことを特徴とするスイングスライドドア。
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