JP4009272B2 - ドア開閉装置 - Google Patents

ドア開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4009272B2
JP4009272B2 JP2004140256A JP2004140256A JP4009272B2 JP 4009272 B2 JP4009272 B2 JP 4009272B2 JP 2004140256 A JP2004140256 A JP 2004140256A JP 2004140256 A JP2004140256 A JP 2004140256A JP 4009272 B2 JP4009272 B2 JP 4009272B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
support bracket
motor
bracket
door opening
shaft
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004140256A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005320784A (ja
Inventor
寛文 渡辺
卓也 覚前
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2004140256A priority Critical patent/JP4009272B2/ja
Priority to US11/119,855 priority patent/US7429073B2/en
Priority to GB0509293A priority patent/GB2414038B/en
Priority to GB0612940A priority patent/GB2427903B/en
Priority to GB0612943A priority patent/GB2427894B/en
Priority to GB0612941A priority patent/GB2427893B/en
Priority to DE102005063428A priority patent/DE102005063428B4/de
Priority to KR1020050038475A priority patent/KR100632420B1/ko
Priority to DE102005021289A priority patent/DE102005021289B4/de
Publication of JP2005320784A publication Critical patent/JP2005320784A/ja
Priority to KR1020060065200A priority patent/KR100675395B1/ko
Priority to KR1020060065198A priority patent/KR100675397B1/ko
Priority to KR1020060065202A priority patent/KR100675394B1/ko
Priority to US11/782,904 priority patent/US20070294948A1/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4009272B2 publication Critical patent/JP4009272B2/ja
Priority to US12/389,208 priority patent/US8007027B2/en
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
    • E05Y2201/20Brakes; Disengaging means; Holders; Stops; Valves; Accessories therefor
    • E05Y2201/214Disengaging means
    • E05Y2201/216Clutches
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
    • E05Y2201/20Brakes; Disengaging means; Holders; Stops; Valves; Accessories therefor
    • E05Y2201/23Actuation thereof
    • E05Y2201/246Actuation thereof by auxiliary motors, magnets, springs or weights
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E05LOCKS; KEYS; WINDOW OR DOOR FITTINGS; SAFES
    • E05YINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASSES E05D AND E05F, RELATING TO CONSTRUCTION ELEMENTS, ELECTRIC CONTROL, POWER SUPPLY, POWER SIGNAL OR TRANSMISSION, USER INTERFACES, MOUNTING OR COUPLING, DETAILS, ACCESSORIES, AUXILIARY OPERATIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, APPLICATION THEREOF
    • E05Y2201/00Constructional elements; Accessories therefor
    • E05Y2201/40Motors; Magnets; Springs; Weights; Accessories therefor
    • E05Y2201/46Magnets
    • E05Y2201/462Electromagnets

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Description

本発明は、車両本体に対して開閉可能に配設されたドアを開閉するためのドア開閉装置に関するものである。
車両本体に対してドアを開閉するためのドア開閉装置としては、駆動モータとドア開閉機構との間の出力軸にクラッチ手段を構成し、クラッチ手段をONした状態で駆動モータを駆動した場合にドア開閉機構に駆動力を与えてドアを開閉移動させる一方、クラッチ手段をOFFした場合に手動でドアを開閉移動できるように構成してあるのが一般的である。クラッチ手段は、クラッチ駆動部である電磁コイル体のコイルに給電した場合にONとなる電磁式のものであり、駆動モータの駆動軸に連係したアーマチュアと、ドア開閉機構に連係したロータとを電磁吸着力によって相互に接合させ、駆動モータの駆動力をドア開閉機構に伝達するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−74255号公報
上記のようにクラッチ手段を備えたドア開閉装置では、ドア開閉機構を安定動作させる場合、出力軸の回転を支持するクラッチ駆動部を如何に強固に保持できるかが重要となる。すなわち、アーマチュアとロータとを確実に接合し、両者の間に回転力を伝達してドア開閉機構を動作させるためには、これらアーマチュア及びロータの回転軸となる出力軸を所定の軸心に沿って確実に保持させる必要があり、出力軸の軸受体となるクラッチ駆動部を可及的に強固に保持させる必要がある。
このため従来では、駆動モータの出力軸を覆うモータブラケットに対して、クラッチ駆動部の一端面および外周面を覆うクラッチハウジングを設け、このクラッチハウジングの一端面にクラッチ駆動部を固定させるようにしている。こうしたドア開閉装置によれば、モータブラケット及びクラッチハウジングによって高強度の構造体を構成することができるため、クラッチ駆動部を強固に保持することができ、ドア開閉機構を安定動作させることが可能となる。
しかしながら、モータブラケットに加えてクラッチハウジングを設けたドア開閉装置にあっては、重量的にきわめて不利となり、取り付け場所に著しい制限が加えられることになる等の問題を招来する虞れがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、重量が著しく増大する事態を招来することなくドア開閉機構を安定動作させることのできるドア開閉装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るドア開閉装置は、クラッチ手段を介して駆動モータの駆動力を支持ブラケットに構成したドア開閉機構に伝達し、このドア開閉機構の動作によりアーム部材を揺動させることで車両本体に対してドアを開閉移動させるドア開閉装置であって、駆動モータの駆動軸を覆い、かつ駆動モータを支持ブラケットに保持させるためのモータブラケットと、モータブラケットから駆動軸の延在方向に交差する態様で支持ブラケットに向けて配設した出力軸と駆動モータの駆動軸に連係した第1の回転要素を出力軸に配設するとともに、ドア開閉機構に連係した第2の回転要素を出力軸において第1の回転要素と支持ブラケットとの間に配設し、さらに出力軸の回転を支持するクラッチ駆動部を支持ブラケットに保持させることによって構成したクラッチ手段と、モータブラケットと支持ブラケットとの間に位置する構成要素を覆う態様で設けた樹脂製のカバー部材とを備え、前記モータブラケットは、支持ブラケットに向けて突設し、該支持ブラケットとの間に前記カバー部材を介在させた状態で支持ブラケットに連結する柱状部材を備えたものであり、前記アーム部材は、連結ロッドを介してドアに連係し、かつドアが車両本体に対して全閉状態にある場合に支持ブラケットの外表面投影域内において重合する態様で配設したものであり、前記駆動モータは支持ブラケットの表面投影域内に保持させたものであり、前記クラッチ駆動部の駆動によって第1の回転要素及び第2の回転要素を互いに接合させた場合に駆動モータの駆動によってドア開閉機構を動作させることを特徴とする。
本発明によれば、クラッチ駆動部をドア開閉機構の支持ブラケットに保持させるようにしているため、個別に保持させるための構成要素を別途設けずともクラッチ駆動部を強固に保持させることができる。従って、重量が著しく増大する事態を招来することなくドア開閉機構を安定動作させることが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドア開閉装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1〜図9は、本発明の実施の形態であるドア開閉装置を示したものである。ここで例示するドア開閉装置は、図10に示すように、四輪自動車等の車両において車両本体Bの後端開口に設けた上方ヒンジのバックドアBDを開閉移動するためのもので、支持ブラケット1及び駆動モータ10を備えている。
支持ブラケット1は、図1〜図9に示すように、ドア開閉装置のベースとなるプレート状部材であり、鋼板等、十分に剛性を有した部材によって構成してある。この支持ブラケット1には、カバープレート2との間に画成した収容空間3にアーム軸20及びアイドル軸21が互いに平行となる態様で設けてある。
アーム軸20は、支持ブラケット1の一端部側においてカバープレート2との間に回転可能に配設したもで、セクタギア22及びアーム部材23を備えている。セクタギア22は、円弧面に歯を有した扇形状を成すもので、収容空間3の内部においてアーム軸20と一体に回転するように取り付けてある。アーム部材23は、アーム軸20においてカバープレート2から突出する端部に取り付けてあり、アーム軸20が回転した場合にアーム軸20を中心として揺動するものである。このアーム部材23の先端部には、バックドアBDとの間を連係する連結ロッドCRが揺動可能に支持させてある。
アイドル軸21は、支持ブラケット1の中間部に取り付けたもので、第1アイドルギア24及び第2アイドルギア25を備えている。第1アイドルギア24は、比較的小径の平歯車であり、セクタギア22に歯合している。第2アイドルギア25は、第1アイドルギア24よりも大径の平歯車であり、中心軸が互いに合致する態様で第1アイドルギア24と一体に成形してある。これら第1アイドルギア24及び第2アイドルギア25は、アイドル軸21に対して回転可能に配設してある。
駆動モータ10は、駆動軸11にウォームギア12を備えた電動モータであり、モータブラケット30及びカバー部材40を介して支持ブラケット1の他端部側に取り付けてある。
モータブラケット30は、軸収容部31と、ギア収容部32と、ボルト挿通部33と、柱状部材34とを有したもので、アルミニウム等の比較的剛性を有した金属を材料とするダイカスト成形によって一体に構成してある。軸収容部31は、駆動モータ10のモータハウジング13から突出した駆動軸11及びウォームギア12を覆う部分であり、駆動モータ10のモータハウジング13に取り付けてある。ギア収容部32は、後述するウォームホイール50を収容するためのもので、軸収容部31の側方において有底の筒状に形成してある。ボルト挿通部33は、ギア収容部32の外周部に設けた円筒状部分であり、ギア収容部32と同じ高さを有するように形成してある。このボルト挿通部33には、その中心部にボルト挿通孔33aが設けてある。柱状部材34は、ギア収容部32の外周域となる部位から駆動モータ10の駆動軸11に直交する方向に沿って延設してあり、それぞれの先端面がギア収容部32の端面から同一の長さだけ突出している。それぞれの柱状部材34には、軸心部分にボルト装着孔34aが形成してある。
カバー部材40は、筒状部41及びボルト貫通部42を有したもので、PBT樹脂(ポリブチレンテレフタレート:Polybutylene terephthalate)等、硬質の合成樹脂によって一体に成形してある。筒状部41は、モータブラケット30のギア収容部32と同等の中心孔41aを有し、かつ一端の外周部に外向きのフランジ41bを有した筒状を成すものである。ボルト貫通部42は、筒状部41の外周部に設けた円筒状部分であり、モータブラケット30のボルト挿通部33に対応する部位に設けてある。このボルト貫通部42には、その中心部にボルト貫通孔42aが設けてある。
上述した駆動モータ10は、モータブラケット30と支持ブラケット1との間にカバー部材40を介在させた状態でモータブラケット30のボルト挿通部33に設けたボルト挿通孔33aからカバー部材40のボルト貫通部42に設けたボルト貫通孔42aに締結ボルトFBを挿通させ、さらにモータブラケット30の柱状部材34に設けたボルト装着孔34aに締結ボルトFBを挿通させ、それぞれを締結させることにより、駆動軸11の軸心を支持ブラケット1の延在方向に沿って配置し、かつモータハウジング13を支持ブラケット1の外表面投影域内に配置させる態様で支持ブラケット1に取り付けてある。
一方、上記ドア開閉装置には、モータブラケット30のギア収容部32及びカバー部材40の筒状部41によって覆われる部位に出力軸51が設けてある一方、支持ブラケット1の外表面において出力軸51の周囲となる部位にステータ52が設けてある。
出力軸51は、モータブラケット30から駆動軸11の延在方向に直交し、かつアーム軸20及びアイドル軸21と平行となる態様で支持ブラケット1に向けて配設したもので、一端部がモータブラケット30におけるギア収容部32の底壁に回転可能に支持してある一方、他端部が支持ブラケット1に回転可能に支持してある。
この出力軸51は、ウォームホイール50、ロータ53及びドライブピニオン54を備えている。ウォームホイール50は、出力軸51に回転可能に挿通してあり、モータブラケット30のギア収容部32において駆動モータ10の駆動軸11に設けたウォームギア12に歯合している。このウォームホイール50には、支持ブラケット1に対向する端面にアーマチュア55が設けてある。アーマチュア55は、磁性体によって形成した円板状部材であり、出力軸51に回転可能に挿通する一方、ウォームギア12から突設した突起に係合しており、ウォームギア12とともに出力軸51に対して回転することが可能である。ロータ53は、円筒状を成す軸部53aの一端部外周にフランジ状の円盤部53bを有したもので、磁性体によって一体に成形してある。このロータ53は、円盤部53bがアーマチュア55とほぼ同一の外径を有した円板状を成しており、円盤部53bをアーマチュア55に近接させた状態で軸部53aの中心孔を介して出力軸51の中間部に固着してある。円盤部53bの外周縁部には、軸部53aの延在方向に沿って円筒状のオーバーラップ部53cが突設してある。ドライブピニオン54は、出力軸51において支持ブラケット1から突出した部分に固着したもので、上述した収容空間3において第2アイドルギア25に歯合している。
また、出力軸51の一端部には、回転センサ60が構成してある。回転センサ60は、センサギア61、マグネット円板62及びホール素子63によって構成したもので、モータブラケット30に装着した樹脂製のセンサケース64によって覆ってある。センサギア61は、互いの軸心を合致させる態様で出力軸51の端部に設けた合成樹脂製の歯車である。マグネット円板62は、センサギア61の回転によって回転駆動される円板であり、一端部の外周縁部に磁性帯62aを備えている。磁性帯62aは、周方向に沿ってN極とS極とを順次並設した環状の永久磁石である。ホール素子63は、マグネット円板62の磁性帯62aに対向する部位に配設してあり、磁極の変化に基づき、マグネット円板62を通じて出力軸51の回転方向や回転数等の回転状態を検出するものである。
ステータ52は、環状を成す底板52aの内周部に内筒部52bを有するとともに、底板52aの外周部に外筒部52cを有し、これら内筒部52bと外筒部52cとの間に電磁コイル56を収容したもので、底板52aを介して支持ブラケット1に固定してある。ステータ52の内筒部52bは、ロータ53の軸部53aとほぼ同等の長さを有し、かつ軸部53aを摺動可能に嵌合する内径を有している。ステータ52の外筒部52cは、ロータ53に設けたオーバーラップ部53cの内壁面に摺動可能に嵌合する外径に形成してある。
上記のように構成したドア開閉装置では、ウォームホイール50を第1の回転要素とするとともに、ロータ53を第2の回転要素とし、さらに電磁コイル56を備えたステータ52をクラッチ駆動部とした電磁クラッチ手段が構成されることになる。つまり、通常状態においては、ウォームホイール50とロータ53とは相対的に回転可能であり、両者の間に動力を伝達することができない。一方、電磁コイル56へ通電を行うと、磁力の作用によってアーマチュア55がステータ52に吸着されるため、ウォームホイール50のアーマチュア55とロータ53とが摩擦力によって相互に接合状態となり、両者の間に動力を伝達することが可能となる。
いま、上述したドア開閉装置を図1及び図3に示す縮退状態、つまり支持ブラケット1の外表面投影域内にアーム部材23を配置させた状態に保持させ、図10中の実線で示すように、アーム部材23を室内側に配置する一方、支持ブラケット1及び駆動モータ10をそれぞれピラーPの内部に収容し、アーム軸20が上方となる態様で支持ブラケット1を介してドア開閉装置をピラーPに固定設置する。室内側に配置したアーム部材23には、連結ロッドCRを介してバックドアBDを連係させる。
上述した状態から電磁コイル56へ通電を行うとともに、駆動モータ10を一方方向に向けて回転駆動すると、駆動軸11の回転がウォームギア12を通じてウォームホイール50に伝達され、さらにウォームホイール50とともに回転するアーマチュア55の回転がロータ53を通じて出力軸51に伝達されることになる。出力軸51の回転は、ドライブピニオン54を介してドア開閉機構へ伝達され、つまり第2アイドルギア25、第1アイドルギア24、セクタギア22、アーム軸20に順次伝達され、図10中の二点鎖線で示すように、アーム軸20に固着したアーム部材23を車両後方に向けて揺動させることになる。この結果、ラッチ(図示せず)を解除したバックドアBDは、連結ロッドCRを介して車両後方に向けて揺動し、車両本体Bの後端開口が開成されることになる。
この状態から電磁コイル56へ通電を行うとともに、駆動モータ10を他方方向に向けて回転駆動すると、駆動軸11の回転がウォームギア12、ウォームホイール50、アーマチュア55、ロータ53、出力軸51、ドライブピニオン54、第2アイドルギア25、第1アイドルギア24、セクタギア22、アーム軸20に順次伝達され、図10中の実線で示すように、アーム軸20に固着したアーム部材23が車両前方に向けて揺動することになる。この結果、バックドアBDは、連結ロッドCRを介して車両前方に向けて揺動し、車両本体Bの後端開口が閉成されることになる。
この間、出力軸51の回転に伴うマグネット円板62の回転によりホール素子63を通じてバックドアBDの開閉状態を検出することが可能であり、この検出結果に基づいて駆動モータ10の駆動が適宜制御されることになる。
バックドアBDが全開状態、もしくは全閉状態にある場合には、電磁コイル56への通電が停止されており、アーマチュア55とロータ53との間の動力伝達が断たれている。このため、連結ロッドCRを介してアーム部材23に伝達される揺動力が駆動モータ10へ伝達されることはなく、比較的軽い操作によってバックドアBDを手動により開閉操作することが可能となる。
ここで、上記のようにロータ53の軸部53aを介して出力軸51の回転を支持するステータ52を支持ブラケット1に保持させるようにしたドア開閉装置によれば、出力軸51が軸心回りに確実に回転することになり、電磁コイル56に通電した場合にアーマチュア55とロータ53とを確実に接合させることが可能となる。この結果、ドア開閉機構を安定動作させることが可能となり、バックドアBDを確実に開閉移動させることができるようになる。
この場合、上記ドア開閉装置では、ステータ52を保持するための構成要素を別途設けることなく、ドア開閉機構のベースとなる支持ブラケット1にステータ52を保持させるようにしているため、重量が著しく増大することもない。しかも、モータブラケット30と支持ブラケット1との間に位置するステータ52やロータ53の外周部を合成樹脂製のカバー部材40によって覆うようにしているため、さらには出力軸51の軸方向端部にその回転状態を検出するための回転センサ60を構成してモータブラケット30やカバー部材40の大径化を招来することがないため、軽量化を図ることすら可能である。また、ドア開閉機構を構成した支持ブラケット1に対して駆動モータ10をその外表面投影域内に配置するようにしているため、支持ブラケット1に沿った長さ方向の大型化を招来することもない。これらの結果、ドア開閉装置の小型軽量化を具現化することが可能となり、車両本体Bに取り付ける際の制限もきわめて小さいものとなる。
尚、上述した実施の形態では、車両本体Bの後端開口に設けた上方ヒンジのバックドアBDを開閉移動するためのドア開閉装置を例示しているが、その他の態様で開閉するドアにももちろん適用することが可能である。
また、モータブラケット30に設けた柱状部材34によって支持ブラケット1との間に間隙を確保するようにしているが、必ずしもモータブラケット30に柱状部材34を設ける必要はなく、支持ブラケット1に柱状部材34を設けても良いし、別体に設けた柱状部材34をモータブラケット30と支持ブラケット1との間に介在させるようにしても構わない。
本発明の実施の形態であるドア開閉装置を室内側から見た図である。 図1における矢視 II 図である。 図2における矢視 III 図である。 図3における IV−IV 線断面図である。 図4の要部を拡大して示した断面図である。 図1における VI−VI 線断面図である。 図1における VII−VII 線断面図である。 図3における VIII−VIII 線断面図である。 図1における IX−IX 線断面図である。 図1に示したドア開閉装置を適用した車両の概念図である。
符号の説明
1 支持ブラケット
2 カバープレート
3 収容空間
10 駆動モータ
11 駆動軸
12 ウォームギア
13 モータハウジング
20 アーム軸
21 アイドル軸
22 セクタギア
23 アーム部材
24 第1アイドルギア
25 第2アイドルギア
30 モータブラケット
31 軸収容部
32 ギア収容部
33 ボルト挿通部
33a ボルト挿通孔
34 柱状部材
34a ボルト装着孔
40 カバー部材
41 筒状部
41a 中心孔
41b フランジ
42 ボルト貫通部
42a ボルト貫通孔
50 ウォームホイール
51 出力軸
52 ステータ
52a 底板
52b 内筒部
52c 外筒部
53 ロータ
53a 軸部
53b 円盤部
53c オーバーラップ部
54 ドライブピニオン
55 アーマチュア
56 電磁コイル
60 回転センサ
61 センサギア
62 マグネット円板
62a 磁性帯
63 ホール素子
64 センサケース
B 車両本体
BD バックドア
CR 連結ロッド
FB 締結ボルト
P ピラー

Claims (1)

  1. クラッチ手段を介して駆動モータの駆動力を支持ブラケットに構成したドア開閉機構に伝達し、このドア開閉機構の動作によりアーム部材を揺動させることで車両本体に対してドアを開閉移動させるドア開閉装置であって、
    駆動モータの駆動軸を覆い、かつ駆動モータを支持ブラケットに保持させるためのモータブラケットと、
    モータブラケットから駆動軸の延在方向に交差する態様で支持ブラケットに向けて配設した出力軸と
    駆動モータの駆動軸に連係した第1の回転要素を出力軸に配設するとともに、ドア開閉機構に連係した第2の回転要素を出力軸において第1の回転要素と支持ブラケットとの間に配設し、さらに出力軸の回転を支持するクラッチ駆動部を支持ブラケットに保持させることによって構成したクラッチ手段と、
    モータブラケットと支持ブラケットとの間に位置する構成要素を覆う態様で設けた樹脂製のカバー部材と
    を備え、
    前記モータブラケットは、支持ブラケットに向けて突設し、該支持ブラケットとの間に前記カバー部材を介在させた状態で支持ブラケットに連結する柱状部材を備えたものであり、
    前記アーム部材は、連結ロッドを介してドアに連係し、かつドアが車両本体に対して全閉状態にある場合に支持ブラケットの外表面投影域内において重合する態様で配設したものであり、
    前記駆動モータは支持ブラケットの表面投影域内に保持させたものであり、
    前記クラッチ駆動部の駆動によって第1の回転要素及び第2の回転要素を互いに接合させた場合に駆動モータの駆動によってドア開閉機構を動作させる
    ことを特徴とするドア開閉装置。
JP2004140256A 2004-05-10 2004-05-10 ドア開閉装置 Expired - Fee Related JP4009272B2 (ja)

Priority Applications (14)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140256A JP4009272B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 ドア開閉装置
US11/119,855 US7429073B2 (en) 2004-05-10 2005-05-03 Door operating apparatus, electromagnetic clutch, and coupling mechanism
GB0612940A GB2427903B (en) 2004-05-10 2005-05-06 Electromagnetic clutch comprising a cover member integrally formed with transmission gear and magnetic member
GB0612943A GB2427894B (en) 2004-05-10 2005-05-06 Door operator comprising electromagnetic clutch and Hall element
GB0612941A GB2427893B (en) 2004-05-10 2005-05-06 Coupling member comprising ball and socket and resilient spacer
GB0509293A GB2414038B (en) 2004-05-10 2005-05-06 Door operating apparatus, electromagnetic clutch, and coupling mechanism
KR1020050038475A KR100632420B1 (ko) 2004-05-10 2005-05-09 도어 개폐장치 및 전자 클러치 및 연결구조
DE102005021289A DE102005021289B4 (de) 2004-05-10 2005-05-09 Tür-Betätigungsvorrichtung
DE102005063428A DE102005063428B4 (de) 2004-05-10 2005-05-09 Tür-Betätigungsvorrichtung mit elektromagnetischer Kupplung
KR1020060065200A KR100675395B1 (ko) 2004-05-10 2006-07-12 도어 개폐장치 및 전자 클러치 및 연결구조
KR1020060065198A KR100675397B1 (ko) 2004-05-10 2006-07-12 도어 개폐장치 및 전자 클러치 및 연결구조
KR1020060065202A KR100675394B1 (ko) 2004-05-10 2006-07-12 도어 개폐장치 및 전자 클러치 및 연결구조
US11/782,904 US20070294948A1 (en) 2004-05-10 2007-07-25 Door operating apparatus, electromagnetic clutch, and coupling mechanism
US12/389,208 US8007027B2 (en) 2004-05-10 2009-02-19 Door operating apparatus, electromagnetic clutch, and coupling mechanism

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004140256A JP4009272B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 ドア開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005320784A JP2005320784A (ja) 2005-11-17
JP4009272B2 true JP4009272B2 (ja) 2007-11-14

Family

ID=35468249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004140256A Expired - Fee Related JP4009272B2 (ja) 2004-05-10 2004-05-10 ドア開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4009272B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6583685B2 (ja) 2016-01-21 2019-10-02 三井金属アクト株式会社 ドア開閉装置
WO2018116382A1 (ja) 2016-12-20 2018-06-28 三井金属アクト株式会社 車両エントリーシステム及び車載装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005320784A (ja) 2005-11-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7429073B2 (en) Door operating apparatus, electromagnetic clutch, and coupling mechanism
US10392849B2 (en) Assembly and method to slow down and gently close door
JP2007070883A (ja) 車両用電動開閉装置
JP2006194023A (ja) 車両用ドアの駆動装置
JP2010124621A (ja) 減速機構付モータ
JP2004324171A (ja) 開閉体の開閉装置
JP2011114887A (ja) ギヤードモータ及びギヤードモータの製造方法
JP4178418B2 (ja) ドア開閉装置
JP4009272B2 (ja) ドア開閉装置
JP2005082019A (ja) 開閉体の駆動装置
JP4195665B2 (ja) 開閉体の駆動装置
JP2009275455A (ja) 車両用自動開閉装置
JP4310201B2 (ja) 電磁クラッチ付モータ
JP2009131047A (ja) パワーウインド用モータ
JP4533657B2 (ja) ドア開閉装置
JP6357703B2 (ja) ドア開閉装置
JP4310200B2 (ja) 電磁クラッチ付モータ
JP2005321053A (ja) 電磁クラッチ
JPH024745B2 (ja)
JP2009185583A (ja) 車両用自動開閉装置
JP5297478B2 (ja) 開閉体の駆動装置
JPH0355636B2 (ja)
JP4950644B2 (ja) 開閉体の駆動装置
JP2002096635A (ja) パワーウインドモータ
JPH024743B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051125

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070511

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070515

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070711

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070821

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070831

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4009272

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100907

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110907

Year of fee payment: 4

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120907

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130907

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140907

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees