JPH024745B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH024745B2 JPH024745B2 JP57063860A JP6386082A JPH024745B2 JP H024745 B2 JPH024745 B2 JP H024745B2 JP 57063860 A JP57063860 A JP 57063860A JP 6386082 A JP6386082 A JP 6386082A JP H024745 B2 JPH024745 B2 JP H024745B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- excitation coil
- opening
- closing
- electromagnetic clutch
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims description 30
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 1
- 239000010985 leather Substances 0.000 description 1
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、自動によるドア開閉に際して、慣性
力によるドアのオーバーランを防止するための自
動ドア開閉装置におけるドア保持機構に関する。
力によるドアのオーバーランを防止するための自
動ドア開閉装置におけるドア保持機構に関する。
この種の自動ドア開閉装置においては、自動開
閉のためだけでなく、手動による開閉操作も容易
とするため、駆動源としてのモータと、ドア開閉
手段との間に、クラツチ機構を介在させることが
多い。このような従来技術として、たとえば特公
昭39−22314号公報がある。
閉のためだけでなく、手動による開閉操作も容易
とするため、駆動源としてのモータと、ドア開閉
手段との間に、クラツチ機構を介在させることが
多い。このような従来技術として、たとえば特公
昭39−22314号公報がある。
しかしながら、このような装置では、ドアの開
閉操作中にドアを所望の位置で停止させようとし
て、スイツチを切つたとしても、モータの回転は
停止するが、その場合、クラツチが切離してドア
は所望の位置で停止することなく、慣性力によ
り、更に若干の距離だけオーバーランするために
ドアに手等を挾んだりして非常に危険であり、開
閉作動が安全に行えないという不具合が生ずる。
閉操作中にドアを所望の位置で停止させようとし
て、スイツチを切つたとしても、モータの回転は
停止するが、その場合、クラツチが切離してドア
は所望の位置で停止することなく、慣性力によ
り、更に若干の距離だけオーバーランするために
ドアに手等を挾んだりして非常に危険であり、開
閉作動が安全に行えないという不具合が生ずる。
本発明は、上述の欠点に鑑みてなされたもの
で、その目的とするところは、ドアのオーバーラ
ンを防止し得るようなブレーキ作用を設けて安全
性及び操作性を向上させるようにした自動ドア開
閉装置におけるドア保持機構を提供することにあ
る。
で、その目的とするところは、ドアのオーバーラ
ンを防止し得るようなブレーキ作用を設けて安全
性及び操作性を向上させるようにした自動ドア開
閉装置におけるドア保持機構を提供することにあ
る。
本発明は、上記目的を達成するため、適宜の駆
動源とドアと車体とを連結するドア開閉手段との
間に、電磁クラツチを介在させて、ドアを開閉さ
せるようにした自動ドア開閉装置において、 前記電磁クラツチの励磁コイルが少なくても第
1励磁コイルと第2励磁コイルとの2以上に分割
されており、手動によるドアの開閉時には、スイ
ツチを介して上記第1励磁コイルのみを励磁させ
て、ドアの開閉作動に所要の抵抗力を付与するよ
うにするとともに、自動によるドアの開閉時に
は、前記第1励磁コイルと第2励磁コイルとの両
方を励磁させて、駆動源とドア開閉手段とを連係
するように構成されている。
動源とドアと車体とを連結するドア開閉手段との
間に、電磁クラツチを介在させて、ドアを開閉さ
せるようにした自動ドア開閉装置において、 前記電磁クラツチの励磁コイルが少なくても第
1励磁コイルと第2励磁コイルとの2以上に分割
されており、手動によるドアの開閉時には、スイ
ツチを介して上記第1励磁コイルのみを励磁させ
て、ドアの開閉作動に所要の抵抗力を付与するよ
うにするとともに、自動によるドアの開閉時に
は、前記第1励磁コイルと第2励磁コイルとの両
方を励磁させて、駆動源とドア開閉手段とを連係
するように構成されている。
以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
1は自動車車体のセンターピラーで、このセン
ターピラー1の後部外面に、上下方向の枢軸2を
備える上下1対のドアヒンジ3をもつて、後部の
ドア4が開閉自在に取付けられている。
ターピラー1の後部外面に、上下方向の枢軸2を
備える上下1対のドアヒンジ3をもつて、後部の
ドア4が開閉自在に取付けられている。
ドア4を構成するアウターパネル4aと、イン
ナーパネル4bと、前端板4cとによつて形成さ
れた部屋5内に、本発明の開閉装置が収納されて
いる。
ナーパネル4bと、前端板4cとによつて形成さ
れた部屋5内に、本発明の開閉装置が収納されて
いる。
6はインナーパネル4bに固着された基板で、
この基板6には、電磁クラツチ7が取付けられて
いる。この電磁クラツチ7には、後で説明するよ
うに減速機構およびドア保持機構が内蔵されてい
る。
この基板6には、電磁クラツチ7が取付けられて
いる。この電磁クラツチ7には、後で説明するよ
うに減速機構およびドア保持機構が内蔵されてい
る。
電磁クラツチ7の一側には、駆動手段となるモ
ータ8が連結され、また電磁クラツチ7の出力軸
9の遊端には、ピニオン9aが固着されている。
ータ8が連結され、また電磁クラツチ7の出力軸
9の遊端には、ピニオン9aが固着されている。
10は、ドア4と車体とを連結するドア開閉手
段で、下記の如く、アーム11と押動杆11とに
よつて構成されている。
段で、下記の如く、アーム11と押動杆11とに
よつて構成されている。
アーム11は、側方から見て「く」の字形をな
し、その中位部を、基板6にドア4の内外方向を
向く水平な軸12をもつて枢着されている。
し、その中位部を、基板6にドア4の内外方向を
向く水平な軸12をもつて枢着されている。
アーム11の下方には、扇形をなすセクターギ
ア11aば連設され、このセクターギア11aの
歯11bは、前記ピニオン9aと噛合している。
ア11aば連設され、このセクターギア11aの
歯11bは、前記ピニオン9aと噛合している。
アーム11の上端部には、前後方向をなす水平
な押動杆13が、ドア4の内外方向を向く水平な
ピン14をもつて枢着されている。
な押動杆13が、ドア4の内外方向を向く水平な
ピン14をもつて枢着されている。
押動杆13の前端部は、ドア4の前端板4cに
穿設された窓15を貫通してドア外に突出し、車
体側のセンターピラー1に取付けられたブラケツ
ト16に、上下方向をなす軸17をもつて枢着さ
れている。
穿設された窓15を貫通してドア外に突出し、車
体側のセンターピラー1に取付けられたブラケツ
ト16に、上下方向をなす軸17をもつて枢着さ
れている。
次に、電磁クラツチ7の構造を、第2図に基づ
いて説明する。
いて説明する。
18はケースで、このケース18は車内側に開
口する有底円筒状のケース本体19と、このケー
ス本体19の開口を覆う蓋20とからなり、内部
に部屋21が形成されるとともに、その鍔部は、
ねじ22をもつて基板6に止着されている。
口する有底円筒状のケース本体19と、このケー
ス本体19の開口を覆う蓋20とからなり、内部
に部屋21が形成されるとともに、その鍔部は、
ねじ22をもつて基板6に止着されている。
ケース本体19の底壁19aの中心部には、部
屋21内へ突出するボス19bが連設されてい
る。このボス19bに、前記出力軸9の中間部が
軸支されている。この出力軸9のケース18内端
部には、電磁性軟鉄からなり、かつ円板状をなす
アーマチユア23の側面の中心部が固着されてい
る。
屋21内へ突出するボス19bが連設されてい
る。このボス19bに、前記出力軸9の中間部が
軸支されている。この出力軸9のケース18内端
部には、電磁性軟鉄からなり、かつ円板状をなす
アーマチユア23の側面の中心部が固着されてい
る。
24は、環状をなす励磁用コイルで、同心状に
配設された2個のコイル、すなわち電磁クラツチ
が半クラツチ状態となる第1励磁コイル24a、
および本来の、電磁クラツチとして作動する第2
励磁コイル24bとからなり、ケース本体19の
底壁19aの内側に、ボス19bに嵌挿された状
態で固着されてい。
配設された2個のコイル、すなわち電磁クラツチ
が半クラツチ状態となる第1励磁コイル24a、
および本来の、電磁クラツチとして作動する第2
励磁コイル24bとからなり、ケース本体19の
底壁19aの内側に、ボス19bに嵌挿された状
態で固着されてい。
この励磁用コイル24a,24bと、前記モー
タ8とが形成するドア開扉用の電気回路について
は、後で説明する。
タ8とが形成するドア開扉用の電気回路について
は、後で説明する。
25は、電磁性軟鉄からなり、ほぼ円板状をな
すロータで、このロータ25は、前記アーマチユ
ア23と、励磁用コイル24との間に、通電時に
フイールドを形成するように、極くわずかの間〓
を形成するように配設され、かつその側面中心部
に水平に貫設された内孔は、前記ボス19bの外
周面に嵌挿され、回転自在に軸支されている。
すロータで、このロータ25は、前記アーマチユ
ア23と、励磁用コイル24との間に、通電時に
フイールドを形成するように、極くわずかの間〓
を形成するように配設され、かつその側面中心部
に水平に貫設された内孔は、前記ボス19bの外
周面に嵌挿され、回転自在に軸支されている。
上記アーマチユア23と、ロータ25と、コイ
ル24とによつて、電磁クラツチが構成されてい
る。
ル24とによつて、電磁クラツチが構成されてい
る。
すなわち、励磁コイル24への通電によつてフ
イールドが励磁されたとき、ロータ25がアーマ
チユア23を吸着し、コイル24への給電が断た
れた場合には、ロータ25の吸着力は解消するよ
うになつている。
イールドが励磁されたとき、ロータ25がアーマ
チユア23を吸着し、コイル24への給電が断た
れた場合には、ロータ25の吸着力は解消するよ
うになつている。
ロータ25の外周面には、非磁性体からなる環
状のウオームホイール26が外嵌固着されてい
る。このウオームホイール26は、その下端部に
おいて、ケース本体19に回転自在に枢支された
ウオーム27に非可逆的に噛合して、減速機構を
構成している。なおウオーム27は、図示しない
前記モータ8の出力軸に連結されている。
状のウオームホイール26が外嵌固着されてい
る。このウオームホイール26は、その下端部に
おいて、ケース本体19に回転自在に枢支された
ウオーム27に非可逆的に噛合して、減速機構を
構成している。なおウオーム27は、図示しない
前記モータ8の出力軸に連結されている。
28は、皮あるいは合成樹脂等からなり、摩擦
力を高めるためのライニングで、このライニング
28は、アーマチユア23の側面と対向するロー
タ25の環状溝25a内に固着されている。
力を高めるためのライニングで、このライニング
28は、アーマチユア23の側面と対向するロー
タ25の環状溝25a内に固着されている。
次に、第3図に基づいて、ドア開扉用の電気回
路について説明する。
路について説明する。
自動車に載置されたバツテリー等の直流の電源
Eには、運転席等に設けたドア開扉用のスイツチ
S1を介して、モータ8が接続され、このモータ8
の両端には、第2励磁用コイル24bが並列に接
続されている。
Eには、運転席等に設けたドア開扉用のスイツチ
S1を介して、モータ8が接続され、このモータ8
の両端には、第2励磁用コイル24bが並列に接
続されている。
また、電源Eには、スイツチS1と連動して開閉
するスイツチS2を介して、第1励磁用コイル24
aが接続され、このスイツチS2の両端子間に、並
列にスイツチS3が接続されている。
するスイツチS2を介して、第1励磁用コイル24
aが接続され、このスイツチS2の両端子間に、並
列にスイツチS3が接続されている。
このスイツチS3は、ドアが全閉状態のとき開に
なり、わずかでもドアが開くと閉になるリミツト
スイツチである。
なり、わずかでもドアが開くと閉になるリミツト
スイツチである。
すなわち、ドア開扉用のスイツチS1,S2を閉じ
た場合には、バツテリEから電源がモータ8に給
電され、かつ第1および第2の励磁コイル24
a,24bに通電されるので、電磁クラツチ機構
が作動し、ロータ25にアーマチユア23が磁着
されて、モータ8の回転が出力軸9に伝達され
る。
た場合には、バツテリEから電源がモータ8に給
電され、かつ第1および第2の励磁コイル24
a,24bに通電されるので、電磁クラツチ機構
が作動し、ロータ25にアーマチユア23が磁着
されて、モータ8の回転が出力軸9に伝達され
る。
ドア開扉時には、スイツチS3が閉の状態とな
り、第1励磁コイル24aのみに通電されて、ロ
ータ25側にアーマチユア23が吸着される。し
かし、第1励磁コイル24aの単独での吸着力で
は、アーマチユア23とロータ25は、半クラツ
チ状態となり、ドア開閉手段10側からの回転力
が、出力軸9を介してアーマチユア23に伝えら
れた場合には、所要の抵抗力を付与しながら、ア
ーマチユア23の回転を許すようになつている。
り、第1励磁コイル24aのみに通電されて、ロ
ータ25側にアーマチユア23が吸着される。し
かし、第1励磁コイル24aの単独での吸着力で
は、アーマチユア23とロータ25は、半クラツ
チ状態となり、ドア開閉手段10側からの回転力
が、出力軸9を介してアーマチユア23に伝えら
れた場合には、所要の抵抗力を付与しながら、ア
ーマチユア23の回転を許すようになつている。
次に以上のように構成された本発明における装
置の作動について説明する。
置の作動について説明する。
ドア開扉用のスイツチS1,S2を入れると、バツ
テリEの電源より、モータ8及び第1、第2励磁
コイル24a,24bに給電される。電磁クラツ
チ機構が接続されて、出力軸9が回転すると、ア
ーム11は、第1図反時計方向に回動して、押動
杆13を前方へ押動する。
テリEの電源より、モータ8及び第1、第2励磁
コイル24a,24bに給電される。電磁クラツ
チ機構が接続されて、出力軸9が回転すると、ア
ーム11は、第1図反時計方向に回動して、押動
杆13を前方へ押動する。
そのため、ドア4は相対的に開かれ、半開位置
でドア開扉用のスイツチS1,S2を切るか、または
ドア4の全開位置を検知する図示しないスイツチ
によつて、モータ8への給電は停止される。
でドア開扉用のスイツチS1,S2を切るか、または
ドア4の全開位置を検知する図示しないスイツチ
によつて、モータ8への給電は停止される。
また、ドアを閉じる場合には、図示しない閉扉
用の電気回路において、運転席等に設けたドア閉
扉用のスイツチを入れる。すると、モータ8は逆
転し、上述の作動とは逆に、アーム11は第1図
時計方向に回動し、押動杆13は牽引されて、ド
ア4が閉じられ、半開位置でドア開扉用のスイツ
チを切るか、またはドア4の全閉位置を検知する
リミツトスイツチS3が開いて、モータ8への給電
は停止される。
用の電気回路において、運転席等に設けたドア閉
扉用のスイツチを入れる。すると、モータ8は逆
転し、上述の作動とは逆に、アーム11は第1図
時計方向に回動し、押動杆13は牽引されて、ド
ア4が閉じられ、半開位置でドア開扉用のスイツ
チを切るか、またはドア4の全閉位置を検知する
リミツトスイツチS3が開いて、モータ8への給電
は停止される。
上述のように、ドア4の開閉操作時において、
ータ8への給電が停止されるとともに、電磁クラ
ツチ機構の切離作動に伴つて、ドア4の慣性力が
働き、そのまま、ドア開閉手段10及び出力軸9
を介して、アーマチユア23を続けて回転させよ
うとする。
ータ8への給電が停止されるとともに、電磁クラ
ツチ機構の切離作動に伴つて、ドア4の慣性力が
働き、そのまま、ドア開閉手段10及び出力軸9
を介して、アーマチユア23を続けて回転させよ
うとする。
しかし、前述したように、ドアが開いた状態で
は、リミツトスイツチS3が閉じているので、第1
励磁コイル24aが常に励磁され、アーマチユア
23を所要の抵抗力を付与しながら回転させるよ
うな半クラツチ状態となる。
は、リミツトスイツチS3が閉じているので、第1
励磁コイル24aが常に励磁され、アーマチユア
23を所要の抵抗力を付与しながら回転させるよ
うな半クラツチ状態となる。
そのため、アーマチユア23とライニング28
の摩擦力によるブレーキ作用で、ドアの動きは止
まり、ドアは、安全かつ円滑な動きで開扉あるい
は閉扉されることとなる。
の摩擦力によるブレーキ作用で、ドアの動きは止
まり、ドアは、安全かつ円滑な動きで開扉あるい
は閉扉されることとなる。
なお、上述の第1励磁コイル24aによるブレ
ーキ作用は、自動によるドアの開閉に際し、ドア
が半開状態で途中で停止された場合や、あるいは
手動によつてドアを開閉する場合にも作動して、
所望のドアの開度を保持するという効果を有して
いる。
ーキ作用は、自動によるドアの開閉に際し、ドア
が半開状態で途中で停止された場合や、あるいは
手動によつてドアを開閉する場合にも作動して、
所望のドアの開度を保持するという効果を有して
いる。
前記実施例では、スウイング式の自動ドア開閉
装置に適用したものについて説明したが、本発明
は、これに限定されるものではない。例えば、自
動車の車体に沿つて前後方向に開閉可能なスライ
ド式の自動ドア開閉装置にも、適用可能であるこ
とは言うまでもない。
装置に適用したものについて説明したが、本発明
は、これに限定されるものではない。例えば、自
動車の車体に沿つて前後方向に開閉可能なスライ
ド式の自動ドア開閉装置にも、適用可能であるこ
とは言うまでもない。
以上詳細に説明したように、本発明は、自動ド
ア開閉装置における電磁クラツチの励磁コイルを
分割して、クラツチ作用と半クラツチ作用の両方
の作用を行わせるように構成している。
ア開閉装置における電磁クラツチの励磁コイルを
分割して、クラツチ作用と半クラツチ作用の両方
の作用を行わせるように構成している。
したがつて、ドア開閉操作時において、ドアを
所望の位置で確実に停止させることが出来るの
で、安全性及び操作性が向上する効果を有する。
所望の位置で確実に停止させることが出来るの
で、安全性及び操作性が向上する効果を有する。
また、ドアを全開する場合に、ストツパ等に大
きな衝撃を与えることなく、ドアを円滑に自動で
開閉できる利点がある。
きな衝撃を与えることなく、ドアを円滑に自動で
開閉できる利点がある。
さらに、ドアを手動で開く場合にも、適宜のド
ア保持力が働き、安全である等の利点がある。
ア保持力が働き、安全である等の利点がある。
第1図は、本発明の一実施例を備える自動車ド
アを、一部切欠して示す正面図、第2図は、第1
図のX−X線に沿う縦断面図、第3図は、第2図
に示す電磁クラツチの開扉用電気回路図である。 4……ドア、7……電磁クラツチ、9……出力
軸、10……ドア開閉手段、18……ケース、2
3……アーマチユア、24……励磁コイル、24
a……第1励磁コイル、24b……第2励磁コイ
ル、25……ロータ、26……ウオームホイー
ル、27……ウオーム、28……ライニング。
アを、一部切欠して示す正面図、第2図は、第1
図のX−X線に沿う縦断面図、第3図は、第2図
に示す電磁クラツチの開扉用電気回路図である。 4……ドア、7……電磁クラツチ、9……出力
軸、10……ドア開閉手段、18……ケース、2
3……アーマチユア、24……励磁コイル、24
a……第1励磁コイル、24b……第2励磁コイ
ル、25……ロータ、26……ウオームホイー
ル、27……ウオーム、28……ライニング。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 適宜の駆動源と、ドアと車体とを連結するド
ア開閉手段との間に、電磁クラツチを介在させ
て、ドアを開閉させるようにした自動ドア開閉装
置において、 前記電磁クラツチの励磁コイルが、少なくとも
第1励磁コイルと第2励磁コイルとの2以上に分
割されており、手動によるドアの開閉時には、ス
イツチを介して上記第1励磁コイルのみを励磁さ
せて、ドアの開閉作動に所要の抵抗力を付与する
ようにするとともに、自動によるドアの開閉時に
は、前記第1励磁コイルと第2励磁コイルとの両
方を励磁させて、駆動源とドア開閉手段とを連係
するようにしたことを特徴とする自動ドア開閉装
置におけるドア保持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57063860A JPS58181982A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 自動ドア開閉装置におけるドア保持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57063860A JPS58181982A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 自動ドア開閉装置におけるドア保持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58181982A JPS58181982A (ja) | 1983-10-24 |
JPH024745B2 true JPH024745B2 (ja) | 1990-01-30 |
Family
ID=13241501
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57063860A Granted JPS58181982A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | 自動ドア開閉装置におけるドア保持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58181982A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10584188B2 (en) | 2015-01-05 | 2020-03-10 | Igm Malta Limited | LED-curable low migration photoinitiators |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6091779U (ja) * | 1983-11-30 | 1985-06-22 | 三菱レイヨン株式会社 | 開閉型採光用天窓装置 |
JP5452261B2 (ja) * | 2010-02-02 | 2014-03-26 | 株式会社Nttファシリティーズ | 開扉アシスト装置 |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP57063860A patent/JPS58181982A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10584188B2 (en) | 2015-01-05 | 2020-03-10 | Igm Malta Limited | LED-curable low migration photoinitiators |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58181982A (ja) | 1983-10-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US10392849B2 (en) | Assembly and method to slow down and gently close door | |
JP2505445Y2 (ja) | ドアロックのハ―フラッチ及びフルラッチ検知装置 | |
JP4013818B2 (ja) | 開閉体の開閉装置 | |
JP2000160935A (ja) | ドア制御装置 | |
JPH0747585Y2 (ja) | 自動ドア開扉装置 | |
JP7183986B2 (ja) | 車両のサイドドア開閉装置 | |
JPH024745B2 (ja) | ||
JP3857459B2 (ja) | ドア開閉装置 | |
JPH0355636B2 (ja) | ||
JP4504042B2 (ja) | 車両用開閉体開閉装置 | |
JPH01314620A (ja) | 車両用バックドアの自動開閉装置 | |
JP2005226296A (ja) | 車両用ドア開閉装置 | |
JPH024743B2 (ja) | ||
JPS5876671A (ja) | 自動車等における自動ドア開閉装置 | |
JP2001129381A (ja) | 攪拌機 | |
JP2566732Y2 (ja) | 自動車の自動ドア開閉装置 | |
JP4009272B2 (ja) | ドア開閉装置 | |
JPH0244985B2 (ja) | ||
JPH0542657Y2 (ja) | ||
JP2604444Y2 (ja) | 車両ドアと回転シートとの連動機構 | |
JP2585549Y2 (ja) | トランクロック装置 | |
JPH066680U (ja) | 車両用ドアの自動開閉装置 | |
JPH024753B2 (ja) | ||
JPS58110777A (ja) | 自動ドア開閉装置における連結部構造 | |
JPH024746B2 (ja) |