JPH0446061Y2 - - Google Patents

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JPH0446061Y2
JPH0446061Y2 JP1985039128U JP3912885U JPH0446061Y2 JP H0446061 Y2 JPH0446061 Y2 JP H0446061Y2 JP 1985039128 U JP1985039128 U JP 1985039128U JP 3912885 U JP3912885 U JP 3912885U JP H0446061 Y2 JPH0446061 Y2 JP H0446061Y2
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JP
Japan
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sliding door
floor
attached
sleeve body
sliding
Prior art date
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JP1985039128U
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JPS61155593U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は床付き襖に係る。
近年、団地やマンシヨンなどでは限られた空間
のために床付きの和室を省略せざるを得ないもの
となつており、和室としての落付いた雰囲気に欠
ける不満が出ている。
本考案は如上の問題点を解決せんとするもので
あつて、即ち和室に使用される襖の1つの片面側
に一定の巾寸法と高さを有する一対の袖体を、凡
そ左右両桟位置附近で開閉状態に取付けしめ、内
面部には床壁紙を貼着すると共に、袖体前面部に
は飾柱を取付け、且つ飾柱下端部には位置固定用
の調整螺杆を取付けて簡便な置床が形成されるよ
うになすのである。
以下、本考案実施の一例を図面にもとづいて説
明する。
第1図は本考案に係る床付き襖の閉じられてい
る状態の斜視図、第2図は開放して置床が形成さ
れている状態の斜視図である。
1は上下に鴨居や敷居などの溝に嵌入して摺動
される横桟1a,1b及び左右両側方向には柱や
隣接する襖と接触する縦桟1c,1dを有する襖
本体であつて、その基本的構成及び寸法関係など
は従来のものと変わりない。
本考案では上記襖本体1の片面側(図示例では
前面側1a)に床2を開閉する折畳み状に形成す
るのであつて、即ち凡そ左右両側の縦桟1c,1
dの位置で袖体2a,2bを襖本体1の前面側A
へ突出可能に、またその内方面へ向け折畳み可能
に設けしめるのであつて、これには一般に紙蝶番
を介して取付けられる。
このさい各袖体2a,2bの巾寸法Sは凡そ20
cm〜40cmであり、これに対し高さ寸法hはその上
辺が襖本体1aの上部横桟1aから凡そ1cm〜2
cm程度低くなるが、下辺は下部横桟1bから凡そ
4cm〜7cm程度高くなる寸法となされる。
しかして、各袖体2a,2bの前端縁部には袖
体の高さhより上下方向へ少し突出する長さ寸法
lとなされる竹などの飾柱3a,3bを取付ける
ようになすのであり、該柱の下面部には適宜回動
させて畳面に押圧接触するための調整螺杆4a,
4bが取付けてある。
他方、襖本体1の前面側1a及び左右両袖体2
a,2bの対向面は共に床壁材を模した同一の襖
紙が貼られるのであり、且つ袖体2a,2b内部
には適宜抜窓を作成して明り障子5a,5bを設
けたりするのであり、また飾り柱3a,3bの中
央位置などはコ字状に切欠して変化を持たせたり
するようになすのである。なお、6は上部横桟1
aに取付けた掛け軸用吊下げ金具である。
本考案では襖本体1の前面側Aを以上の如く構
成してなるか、裏面側Bは従来通りに構成される
のであり、即ち裏面側の襖紙は隣室に於ける襖に
使用されるものと同一のものが貼られ、且つ引手
金具なども同様に取付けられてなる。但し、袖体
1c,1dの裏面側は内面側と同様の床壁紙が貼
られるのである。
次に使用状態について説明すると、上記構成の
襖は一般の間仕切り用として、或は押入れなどの
襖として鴨居と敷居間に嵌められているのであ
り、今置床を作成せんとする場合には第2図に示
す如く左右袖体1c,1dを直角に開放し、各袖
体1c,1d下面部に於ける調整螺杆4a,4b
を適宜回動させてこれを畳面に押圧することによ
り固定状態となさしめ、且つ内部へ別に用意した
床台板7を置くのであり、これにより簡単に掛軸
8や生花9を飾れる和室用の置床が作成されるも
のとなる。
本考案で置床を形成した襖本体1は上記の如く
固定された状態となるが、隣接する襖の開け、締
めには何ら支障がないのであつて、室内の使用上
に特別な不便はない。従つて室機能を低下させた
りすることはない。ところで、収納せんとする場
合には床台板7を取除き且つ共に各軸体1c,1
dの調整螺杆4a,4bを回動させて、これと畳
面との押圧を解除すると共に各軸体1c,1dを
襖本体1の前面部Aへ折り畳み、飾柱3a,3b
の突出した上下端部にゴム輪10などを係止する
だけで良いのであり、簡単に行えると共に収納の
ための場所を必要としないものである。なお、斯
くして収納された襖本体1の開け、締めも日常何
ら支障なく行うことのできるものである。
本考案は以上の如く構成せしめるものであつ
て、室内の間仕切り用襖或は押入れなどの襖の1
つに採用しておくことにより、来客や元日などの
必要時は勿論、その他の適当時に簡便な置床に作
成して和室としての落付いた雰囲気を醸し出すこ
とのできるものとなるのである。なお、不使用時
の収納も簡便に行われ、別に場所を必要としない
取扱い容易なものである。本考案で折畳まれた袖
体は別に見苦しいものとはならないが、適宜前面
側にタペストリーなどを取付けたりするようにし
て不使用時は別の雰囲気が醸し出されるようにす
る変化を持たせることもできる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る床付き襖の閉じられてい
る状態の斜視図、第2図は開放して置床が形成さ
れている状態の斜視図である。 1……襖本体、1a,1b……横桟、1c,1
d……縦桟、2……床、2a,2b……袖体、3
a,3b……飾柱、4a,4b……調整螺杆、5
a,5b……明り障子、7……床台板、8……掛
軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 間仕切り用或は押入れなどの襖の1つの片側面
    側に一定の巾寸法と高さを有する一対の袖体を、
    凡そ左右両側位置附近で開閉状態に取付けしめ、
    内面部には床壁紙を貼着すると共に袖体前面部に
    は飾柱を取付け、且つ飾柱下端部には位置固定用
    の調整螺杆を取付けた構成を特徴とする床付き
    襖。
JP1985039128U 1985-03-18 1985-03-18 Expired JPH0446061Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985039128U JPH0446061Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1985039128U JPH0446061Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61155593U JPS61155593U (ja) 1986-09-26
JPH0446061Y2 true JPH0446061Y2 (ja) 1992-10-29

Family

ID=30546787

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JP1985039128U Expired JPH0446061Y2 (ja) 1985-03-18 1985-03-18

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JP (1) JPH0446061Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5998099U (ja) * 1982-12-22 1984-07-03 三浦 幸男 移動可能な家具

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61155593U (ja) 1986-09-26

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