JPH04123139U - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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JPH04123139U
JPH04123139U JP2810491U JP2810491U JPH04123139U JP H04123139 U JPH04123139 U JP H04123139U JP 2810491 U JP2810491 U JP 2810491U JP 2810491 U JP2810491 U JP 2810491U JP H04123139 U JPH04123139 U JP H04123139U
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wiring
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storage furniture
wiring panel
panel
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一 中村
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松下電工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現場にて外観の見栄えを損なうことなく配線
施工が容易に行え、量産性にも優れた収納家具を提供す
る。 【構成】 本体2を、扉3の側端が本体2の側面より所
定寸法突出する大きさとする。この所定寸法より大きい
厚みの配線パネル6を本体2の側面に貼着する。 【効果】 収納家具1は本体2に別体の配線パネル6を
貼着して製造するため、配線施工が必要な場所に配置す
る場合には側面に電線類を挿通させることができる。し
かも、配線施工が不必要な側面には配線パネルの代わり
に配線パネルと同じ厚みの化粧板等を貼着することで、
その全幅を配線施工を行った場合とそうでない場合につ
いて一定とすことができる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、キッチンユニット等の収納家具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図4に示す従来例の収納家具101は、前面に開口102aを設けた箱体であ る本体102と、スライドヒンジ104を介して開口102aに取り付けた扉1 03を備えたものである。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
収納家具101は一体構造の本体102を備えるため、現場で本体102の側 面部に配線施工が必要となったとき、内部に配線が可能な中空の配線パネル等( 図示せず)を本体102の側面に別に取付けなければならなった。このため収納 家具101の全幅が増加するので、これを複数個連ねて使用する場合には各々隣 合う収納家具101同士の間隔が、配線パネルを取付けた箇所と取付けない箇所 とで異なるといったことになり、仕上がりの見栄えが良くない。また、別の仕様 として収納家具101の側面に配線施工が可能な構造のものを生産すると、多品 種化により量産性を妨げる。
【0004】 この考案の目的は、外観の見栄えを損なうことなく配線施工が容易に行え、量 産性にも優れた収納家具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この考案の収納家具は、本体を、扉の側端が本体の側面より所定寸法突出する 大きさとする。この所定寸法より大きい厚みの配線パネルを本体の側面に貼着し たものである。
【0006】
【作用】 この考案の収納家具は、側面に配線パネルを貼着することにより現場にて配線 施工が容易に行える。
【0007】
【実施例】
この考案の一実施例を図1および図3に基づいて説明する。収納家具1は、前 面に開口2aを設け両側面に配線パネル6を貼着した本体2と、開口2aに縦軸 回りに回動開閉する扉3を設けたものである。 本体2は、扉3の側端が本体2の側面より所定寸法tだけ突出る大きさ(図1 )であり、T>tとなり得る厚みTを有する配線パネル6を側面に貼着したもの である。これは配線パネル6を両側面に貼着するため従来例と比較して全幅が長 くなることを防ぐとともに、収納家具1を連ねて使用する場合に隣合う扉3の端 部同士が衝突して破損することを避けるためである。扉3は表面の右下端の把手 3aにより開閉されるもので、スライドヒンジ4を介して本体2に取付けられて いる。スライドヒンジ4は、扉3の裏面側の左端部と本体2の内壁に跨がり、固 定部に対して可動部が回動自在でかつ奥行き方向に摺動自在であり、扉3および 配線パネル6の各々の端部が干渉することなく扉3が開閉できるようにするもの である。内部を密閉することで衛生を保つため防虫パッキン8を開口2aの周囲 に貼着している。配線パネル6の貼着手段については、側板5の裏面より木ねじ 7により固定するため、配線パネル6が破損したり新たな箇所に追加するときで も、簡単に取外し交換あるいは増設が可能である。
【0008】 収納家具1は本体2に別体の配線パネル6を貼着して製造するので、配線施工 が必要な場所に配置する場合には側面に電線類を挿通させることができ、反対に 側面が外部に露出する場合であったり配線施工が不必要な場合は配線パネルの代 わりに化粧板等(図示せず)を貼着することができる。しかも、収納家具1を複 数個連ねて使用する際には、配線施工が不必要な収納家具1の側面に配線パネル 6の代わりにこれと同じ厚みの化粧板等を貼着することで、各々隣合う収納家具 同士の間隔を、配線施工を行った箇所とそうでない箇所にかかわらず一定にすこ とができる。よって、仕上がったときの外観の見栄えが良くなる。
【0009】 配線パネル6は下面に開口60を設け、内部に仕切り61を備える中空状の箱 部6bと、開口60を塞ぐ着脱自在な蓋6aよりなる。箱部6bの下端には仕切 り61を挟んだ位置に孔62と、箱部6bの片側のコーナ部に略三角形の穴63 を各々設けている。孔62および穴63に対応する位置関係にて蓋6aの内面側 に突設した略三角形の突部64および円柱状の突部63を、それぞれ孔62およ び穴63に嵌挿させて蓋6aを箱部6bに固定する。
【0010】 配線パネル6の内部を仕切り61により縦長の部屋に区画することによって、 配線パネル6自体の剛性を高めるとともに、配線施工の際に屈曲し易い電線類を 真っ直ぐ挿通することができる。また、配線施工については蓋6aを取り外して 行うため、内部での電線類のもつれや引っ掛かり等を視覚上確認しながら挿通作 業ができる。
【0011】
【考案の効果】
この考案の収納家具は本体に別体の配線パネルを貼着して製造するため、配線 施工が必要な場所に配置する場合には側面に電線類を挿通させることができ、反 対に側面が外部に露出する場合であったり配線施工が不必要な場合は配線パネル の代わりに化粧板等を貼着することもできる。しかも、配線施工が不必要な側面 には配線パネルの代わりに配線パネルと同じ厚みの化粧板等を貼着することで、 その全幅を配線施工を行った場合とそうでない場合について一定とすことができ る。このように、一種類の本体を用いて多様な使い方に応じることができるため 、収納家具の品種を減少して量産性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】A部を拡大した断面図。
【図2】(a)は配線パネルの分解斜視図、(b)は箱
部を下方より見た図、(c)は配線パネルの縦断面図。
【図3】(a)はこの考案の一実施例の収納家具に配線
施工を行った状態の斜視図、(b)は配線施工を行った
状態の配線パネル。
【図4】従来例の収納家具の前面のコーナ部の断面図。
【符号の説明】
2 本体 2a 開口 3 扉 6 配線パネル

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面が開口した箱体からなる本体の開口
    に、縦軸回りに回動開閉する扉を設けた収納家具におい
    て、前記本体を、前記扉の側端が前記本体の側面より所
    定寸法突出する大きさとし、この所定寸法より大きい厚
    みの配線パネルを前記本体の側面に貼着したことを特徴
    とする収納家具。
JP1991028104U 1991-04-23 1991-04-23 収納家具 Expired - Fee Related JP2531950Y2 (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175368A (ja) * 1983-03-24 1984-10-04 Shinko Electric Co Ltd 二重カツプ形モ−タ
JPS6095914A (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 松下電器産業株式会社 積層セラミツクコンデンサ

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59175368A (ja) * 1983-03-24 1984-10-04 Shinko Electric Co Ltd 二重カツプ形モ−タ
JPS6095914A (ja) * 1983-10-31 1985-05-29 松下電器産業株式会社 積層セラミツクコンデンサ

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