JPH0160825B2 - - Google Patents
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- JPH0160825B2 JPH0160825B2 JP17894081A JP17894081A JPH0160825B2 JP H0160825 B2 JPH0160825 B2 JP H0160825B2 JP 17894081 A JP17894081 A JP 17894081A JP 17894081 A JP17894081 A JP 17894081A JP H0160825 B2 JPH0160825 B2 JP H0160825B2
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G03—PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
- G03G—ELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
- G03G13/00—Electrographic processes using a charge pattern
- G03G13/26—Electrographic processes using a charge pattern for the production of printing plates for non-xerographic printing processes
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- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Printing Plates And Materials Therefor (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、印刷原版のリンス装置に関する。詳
しくは、光導電性感光層を有する印刷原版を使用
し、電子写真方式によつてトナー像の顕像を得る
ようにした平版印刷版の製造装置における余剰ト
ナーを洗浄するリンス工程に用いて適切なリンス
装置に関する。
しくは、光導電性感光層を有する印刷原版を使用
し、電子写真方式によつてトナー像の顕像を得る
ようにした平版印刷版の製造装置における余剰ト
ナーを洗浄するリンス工程に用いて適切なリンス
装置に関する。
本発明者らは、先きに特願昭56―124128号(特
開昭58―27152号公報)、同56―124129(特開昭58
―25477号公報)号として、ネガフイルムが不用
であつて、製版時間の短縮化、製版コストの低減
化が可能である平版印刷版の製造方法等について
提案した。かかる先提案技術は、アルミニウム板
の如き導電性金属板を支持体とし、該支持体上
に、例えば光導電性有機顔料をフエノール樹脂等
の樹脂中に分散した光導電性感光層、特に銅フタ
ロシアニンをノボラツク樹脂中に分散した光導電
性感光層を塗設してなる印刷原版を用い、電子写
真方式によつて帯電、露光工程を終了して感光層
上に静電潜像を形成させ、これを液体現像剤を用
いる現像工程を通過させてトナー顕像を得、次い
で、該現像によつて前記光導電性感光層上の非画
像部に付着した余剰トナーをリンス液(一般には
前記液体現像剤の溶媒、例えば炭化水素系溶媒が
用いられる。)を用いて洗浄するリンス工程を経
て、次工程である乾燥工程或いは熱定着による定
着工程へ搬送するようにした技術である。本発明
は、かかるリンス工程に用いて適切なリンス装置
に関する。
開昭58―27152号公報)、同56―124129(特開昭58
―25477号公報)号として、ネガフイルムが不用
であつて、製版時間の短縮化、製版コストの低減
化が可能である平版印刷版の製造方法等について
提案した。かかる先提案技術は、アルミニウム板
の如き導電性金属板を支持体とし、該支持体上
に、例えば光導電性有機顔料をフエノール樹脂等
の樹脂中に分散した光導電性感光層、特に銅フタ
ロシアニンをノボラツク樹脂中に分散した光導電
性感光層を塗設してなる印刷原版を用い、電子写
真方式によつて帯電、露光工程を終了して感光層
上に静電潜像を形成させ、これを液体現像剤を用
いる現像工程を通過させてトナー顕像を得、次い
で、該現像によつて前記光導電性感光層上の非画
像部に付着した余剰トナーをリンス液(一般には
前記液体現像剤の溶媒、例えば炭化水素系溶媒が
用いられる。)を用いて洗浄するリンス工程を経
て、次工程である乾燥工程或いは熱定着による定
着工程へ搬送するようにした技術である。本発明
は、かかるリンス工程に用いて適切なリンス装置
に関する。
電子写真方式による液体現像およびその後のリ
ンス装置については、従来、記録紙等の支持体が
紙である場合がほとんどであり、本発明者らが知
る限りでは、支持体にアルミウム板の如き導電性
金属板を用いた場合の液体現像後のリンス装置が
実用化された例はない。従つて、その実用化に伴
う問題点が山積しているのが現状である。
ンス装置については、従来、記録紙等の支持体が
紙である場合がほとんどであり、本発明者らが知
る限りでは、支持体にアルミウム板の如き導電性
金属板を用いた場合の液体現像後のリンス装置が
実用化された例はない。従つて、その実用化に伴
う問題点が山積しているのが現状である。
例えば、リンス液をシヤワー状に散布させて洗
浄する場合、その流速が速く且つ印刷原版の感光
層面すなわちトナー像面に直接散布されると、そ
の衝撃によつてトナー像部が極部的に破壊される
ことがある。このようなことは印刷性能を悪化さ
せるので絶対的に回避しなければならない。ま
た、近時における公害回避および省資源の要請の
下、使用済リンス液も又、再使用乃至循環使用す
る必要があるが、長期に亘つて使用するとトナー
粒子の含有量が多くなり、洗浄効果の低減を引き
起こす場合がある。さらに、印刷原版の搬送およ
びリンス処理並びにリンス液のスクイズのいずれ
の場合にも、原版の感光層面側におけるトナー顕
像面側は、一切の傷付きが許されない。また、リ
ンス液は原版に対して均一様に接触し、洗浄ムラ
の発生がないように配慮されることが重要であ
る。さらには、リンス液が充分にスクイズされ、
次工程(例えば該リンス液の乾燥工程又は熱定着
などの定着工程)へ持込まれるのを防止する必要
がある等々の問題点が挙げられる。
浄する場合、その流速が速く且つ印刷原版の感光
層面すなわちトナー像面に直接散布されると、そ
の衝撃によつてトナー像部が極部的に破壊される
ことがある。このようなことは印刷性能を悪化さ
せるので絶対的に回避しなければならない。ま
た、近時における公害回避および省資源の要請の
下、使用済リンス液も又、再使用乃至循環使用す
る必要があるが、長期に亘つて使用するとトナー
粒子の含有量が多くなり、洗浄効果の低減を引き
起こす場合がある。さらに、印刷原版の搬送およ
びリンス処理並びにリンス液のスクイズのいずれ
の場合にも、原版の感光層面側におけるトナー顕
像面側は、一切の傷付きが許されない。また、リ
ンス液は原版に対して均一様に接触し、洗浄ムラ
の発生がないように配慮されることが重要であ
る。さらには、リンス液が充分にスクイズされ、
次工程(例えば該リンス液の乾燥工程又は熱定着
などの定着工程)へ持込まれるのを防止する必要
がある等々の問題点が挙げられる。
そこで、本発明の目的は、リンス液による余剰
トナーの洗浄の際にトナー像部が極部的に破壊さ
れる虞れがなく、且つ洗浄ムラの発生がないよう
にした印刷原版のリンス装置を提供するにある。
そして、本発明のその他の目的は、本明細書の以
下の記述によつて明らかにされる。
トナーの洗浄の際にトナー像部が極部的に破壊さ
れる虞れがなく、且つ洗浄ムラの発生がないよう
にした印刷原版のリンス装置を提供するにある。
そして、本発明のその他の目的は、本明細書の以
下の記述によつて明らかにされる。
以下、本発明の詳細を図示の実施例に基き説明
する。第1図および第2図は本発明の代表的一実
施例を示す概略側面図および平面図、第3図は
―線拡大断面図である。
する。第1図および第2図は本発明の代表的一実
施例を示す概略側面図および平面図、第3図は
―線拡大断面図である。
各図において、アルミニウム板の如き支持体上
に光導電性感光層を塗設してなる印刷原版1は、
そのトナー像面を上向きにして、本発明に係るリ
ンス装置に案内搬送され、リンス液溜り洗浄部2
によつて余剰トナー粒子を洗浄された後、次工程
に案内搬送されていく。即ち、第1図および第2
図において、左側から本発明に係るリンス装置に
入り、右側から送り出されていく構造である。そ
こで、本明細書において、原版1の搬送経路乃至
軌跡を基準にして各部材についての前・後、左・
右および上・下の語句を用いるものとする。
に光導電性感光層を塗設してなる印刷原版1は、
そのトナー像面を上向きにして、本発明に係るリ
ンス装置に案内搬送され、リンス液溜り洗浄部2
によつて余剰トナー粒子を洗浄された後、次工程
に案内搬送されていく。即ち、第1図および第2
図において、左側から本発明に係るリンス装置に
入り、右側から送り出されていく構造である。そ
こで、本明細書において、原版1の搬送経路乃至
軌跡を基準にして各部材についての前・後、左・
右および上・下の語句を用いるものとする。
本発明のリンス液溜り洗浄部2は例えば次のよ
うに形成される。
うに形成される。
印刷原版1の搬送路に設けられた液溜板3は、
略水平方向へ配設された平面状のガイド兼用板で
ある。そして、この液溜板3上にリンス液Rをシ
ヤワー状に散布するリンス液供給管4は、中空管
の下端に沿つて多数の小孔5を穿設して構成され
ている。該供給管4の各小孔5から上記液溜板3
上に散布されたリンス液Rは、版搬送方向の前後
において、エアー吹出方向が対向する如く配置さ
れた前・後エアー吹付部6A,6Bから吹出され
る加圧空気によるエアーナイフによつて所謂盛上
り状のリンス液溜り洗浄部2を形成する。前記供
給管4および前・後エアー吹付部6A,6Bはそ
れぞれ、版搬送方向と直交する方向に向けて配置
されて、リンス液溜り洗浄部2を立方体状に形成
することが望ましい。また、この洗浄部2の高さ
も、原版1の肉厚よりも大きく形成することが望
ましい。さらに、前記供給管4の小孔5からのシ
ヤワー状リンス液の散布流速も、余り遅くない方
がよい。前記液溜板3の左・右両側端部上には、
前記洗浄部2の高さを保持するための液仕切り
(図示せず)を設けてもよい。
略水平方向へ配設された平面状のガイド兼用板で
ある。そして、この液溜板3上にリンス液Rをシ
ヤワー状に散布するリンス液供給管4は、中空管
の下端に沿つて多数の小孔5を穿設して構成され
ている。該供給管4の各小孔5から上記液溜板3
上に散布されたリンス液Rは、版搬送方向の前後
において、エアー吹出方向が対向する如く配置さ
れた前・後エアー吹付部6A,6Bから吹出され
る加圧空気によるエアーナイフによつて所謂盛上
り状のリンス液溜り洗浄部2を形成する。前記供
給管4および前・後エアー吹付部6A,6Bはそ
れぞれ、版搬送方向と直交する方向に向けて配置
されて、リンス液溜り洗浄部2を立方体状に形成
することが望ましい。また、この洗浄部2の高さ
も、原版1の肉厚よりも大きく形成することが望
ましい。さらに、前記供給管4の小孔5からのシ
ヤワー状リンス液の散布流速も、余り遅くない方
がよい。前記液溜板3の左・右両側端部上には、
前記洗浄部2の高さを保持するための液仕切り
(図示せず)を設けてもよい。
前記リンス液溜り洗浄部2の入口2Aおよび出
口2B側には原版1の搬送を行なう上側搬送ロー
ル7Aと下側搬送ロール7Bからなる複数対の搬
送ロールが配置されており、下側搬送ロール7B
はそれぞれゴム等によつて構成された全面部搬送
ロールであるが、上側搬送ロール7Aはそれぞ
れ、版1の左・右両側端部のみに接触し搬送する
構成の端縁部搬送ロールであつて、同じくゴム等
によつて作製されている。なお、図中の8は、洗
浄部2の出口2B側に配置されて、版1の支持体
側(即ち下面側)を支持して滑動させるガイド部
材であつて、版下面側のトナー汚れを防止するた
め、版搬送方向と平行な複数個の突条部9を有し
ている。
口2B側には原版1の搬送を行なう上側搬送ロー
ル7Aと下側搬送ロール7Bからなる複数対の搬
送ロールが配置されており、下側搬送ロール7B
はそれぞれゴム等によつて構成された全面部搬送
ロールであるが、上側搬送ロール7Aはそれぞ
れ、版1の左・右両側端部のみに接触し搬送する
構成の端縁部搬送ロールであつて、同じくゴム等
によつて作製されている。なお、図中の8は、洗
浄部2の出口2B側に配置されて、版1の支持体
側(即ち下面側)を支持して滑動させるガイド部
材であつて、版下面側のトナー汚れを防止するた
め、版搬送方向と平行な複数個の突条部9を有し
ている。
本発明におけるリンス液のスクイズは例えば次
のように行なわれる。即ち、リンス液溜り洗浄部
を通過して原版1上に残溜しているリンス液は、
洗浄部2の方向へ加圧空気を吹出すエアースクイ
ズ部材10によつてエアースクイズされる。
のように行なわれる。即ち、リンス液溜り洗浄部
を通過して原版1上に残溜しているリンス液は、
洗浄部2の方向へ加圧空気を吹出すエアースクイ
ズ部材10によつてエアースクイズされる。
本発明のリンス液溜り洗浄部2をつくるリンス
液Rは、循環再生使用される。すなわち、該リン
ス液の循環経路に、複数個の正および/又は負に
帯電された複数個の電極板11を並設した再生器
12を設け、この電極板11間を通過させること
によつて、回収リンス液R中に分散するトナー粒
子を付着させて再生する。再生されたリンス液R
はオーバーフローによつて貯溜部13に入り、ポ
ンプPの作動によつてリンス液供給管4に導入さ
れる。なお、図中において14は使用済リンス液
Rを再生器12へ導くための戻し槽、そしてBは
ブロワーを示す。
液Rは、循環再生使用される。すなわち、該リン
ス液の循環経路に、複数個の正および/又は負に
帯電された複数個の電極板11を並設した再生器
12を設け、この電極板11間を通過させること
によつて、回収リンス液R中に分散するトナー粒
子を付着させて再生する。再生されたリンス液R
はオーバーフローによつて貯溜部13に入り、ポ
ンプPの作動によつてリンス液供給管4に導入さ
れる。なお、図中において14は使用済リンス液
Rを再生器12へ導くための戻し槽、そしてBは
ブロワーを示す。
以上、本発明の代表的実施例の構成について説
明したが、本発明は上記に限定されず、他の実施
態様を有してもよいことは勿論である。例えば、
リンス液溜り洗浄部2を二段構成とすること、具
体的には、洗浄部2と搬送ロール7A,7Bを1
組として、装置の入口から出口へ向けて、2組以
上を並設することにより充分なリンス時間を確保
すること、或いは液溜板3を水平配置することな
く、入口2A又は出口2Bのいずれかが下降する
ように多少だけ傾斜させて配置すると共に、該下
降位置側から加圧空気の吹付けを行なうことによ
り、洗浄部2中のリンス液溜りがその供給量以上
に洩れるのを防止して、洗浄部2中には常時リン
ス液が貯つているようにすること等の構成を採用
してもよい。
明したが、本発明は上記に限定されず、他の実施
態様を有してもよいことは勿論である。例えば、
リンス液溜り洗浄部2を二段構成とすること、具
体的には、洗浄部2と搬送ロール7A,7Bを1
組として、装置の入口から出口へ向けて、2組以
上を並設することにより充分なリンス時間を確保
すること、或いは液溜板3を水平配置することな
く、入口2A又は出口2Bのいずれかが下降する
ように多少だけ傾斜させて配置すると共に、該下
降位置側から加圧空気の吹付けを行なうことによ
り、洗浄部2中のリンス液溜りがその供給量以上
に洩れるのを防止して、洗浄部2中には常時リン
ス液が貯つているようにすること等の構成を採用
してもよい。
前記構成を有する本発明の作用は次の通りであ
る。
る。
現像されてトナー像を形成された原版1はロー
ル7A,7Bによつて搬送されて、入口2Aか
ら、リンス液Rによつて形成されている洗浄部2
中に入り、搬送案内されながらリンス液と接触・
リンスせられ、出口2Bから出て、次いでロール
7A,7Bおよびガイド8に案内され、エアース
クイズされたのち次工程(例えば乾燥・定着工
程、図示せず)に送り出されることとなる。
ル7A,7Bによつて搬送されて、入口2Aか
ら、リンス液Rによつて形成されている洗浄部2
中に入り、搬送案内されながらリンス液と接触・
リンスせられ、出口2Bから出て、次いでロール
7A,7Bおよびガイド8に案内され、エアース
クイズされたのち次工程(例えば乾燥・定着工
程、図示せず)に送り出されることとなる。
本発明は前記構成および作用を有するので、頭
初に述べた本発明の目的を達成することができ
る。とくに、リンス液溜りの形成によるリンスで
あるので、感光層の非画像部に付着した余剰トナ
ーを充分に洗浄することができるばかりでなく、
散布されるリンス液によつてトナー像面が極部的
に破壊される虞れもない等の効果を発揮し、また
本発明において前記した端縁部ロールによる搬送
手段を併用すれば次のような付加的効果も得られ
る。即ち、本発明によつて処理される印刷原版は
その物性上、極めて傷付き易いが、本発明によれ
ば、原版のトナー像面に傷付くことなく、印刷性
能に悪影響を与えることがない。詳述するなら
ば、印刷原版は、自動製版機等による印刷時に、
印刷機版胴に取付けられるが、この際、版の両側
端部を版挿着部に挿着して取付けるのが一般的で
あり、この版挿着部に挿着される原版の両側端部
は、版胴の印刷面とは無関係な位置にある。従つ
て、本発明によれば、端縁部搬送ロールによつて
傷付けられても印刷性能等に影響を与えることが
ない。さらに本発明によれば、リンス液の再生循
環使用手段を併用することが容易である。
初に述べた本発明の目的を達成することができ
る。とくに、リンス液溜りの形成によるリンスで
あるので、感光層の非画像部に付着した余剰トナ
ーを充分に洗浄することができるばかりでなく、
散布されるリンス液によつてトナー像面が極部的
に破壊される虞れもない等の効果を発揮し、また
本発明において前記した端縁部ロールによる搬送
手段を併用すれば次のような付加的効果も得られ
る。即ち、本発明によつて処理される印刷原版は
その物性上、極めて傷付き易いが、本発明によれ
ば、原版のトナー像面に傷付くことなく、印刷性
能に悪影響を与えることがない。詳述するなら
ば、印刷原版は、自動製版機等による印刷時に、
印刷機版胴に取付けられるが、この際、版の両側
端部を版挿着部に挿着して取付けるのが一般的で
あり、この版挿着部に挿着される原版の両側端部
は、版胴の印刷面とは無関係な位置にある。従つ
て、本発明によれば、端縁部搬送ロールによつて
傷付けられても印刷性能等に影響を与えることが
ない。さらに本発明によれば、リンス液の再生循
環使用手段を併用することが容易である。
第1図および第2図は本発明の代表的一実施例
を示す概略側面図および平面図、第3図は―
線拡大断面図である。 図中、1は印刷原版、2はリンス液溜り洗浄
部、3は液溜板、4はリンス液供給管、6A,6
Bは前・後エアー吹付部、Rはリンス液を示す。
を示す概略側面図および平面図、第3図は―
線拡大断面図である。 図中、1は印刷原版、2はリンス液溜り洗浄
部、3は液溜板、4はリンス液供給管、6A,6
Bは前・後エアー吹付部、Rはリンス液を示す。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 支持体上に光導電性感光層を塗設してなる印
刷原版を、帯電,露光して得られた静電潜像を現
像剤によつて現像して形成されたトナー像の顕像
面を上向きにして搬送しながら、現像によつて前
記光導電性感光層上の非画像部に付着した余剰ト
ナーをリンス液で洗浄する印刷原版のリンス装置
において、印刷原版の搬送路に設けられた液溜板
と、この液溜板上にリンス液を供給するリンス液
供給管とを有すると共に、該液溜板上に供給され
たリンス液に加圧空気を吹付けてリンス液溜り洗
浄部を形成させるエアー吹付部を有することを特
徴とする印刷原版のリンス装置。 2 液溜板が、略水平方向へ配設された平面状の
ガイド兼用板であり、且つエアー吹付部が、版搬
送方向の前・後において、エアー吹出方向が対向
する如く配置されていることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の印刷原版のリンス装置。 3 リンス液供給管およびエアー吹付部がそれぞ
れ、版搬送方向と直交する方向に向けて配置され
ていることを特徴とする特許請求の範囲第1項又
は第2項記載の印刷原版のリンス装置。 4 リンス液供給管が、多数の小孔を穿設した中
空管によつて構成されており、該小孔を通してリ
ンス液がシヤワー状に供給されることを特徴とす
る特許請求の範囲第1項〜第3項のいずれかに記
載の印刷原版のリンス装置。 5 印刷原版の搬送が、リンス液溜り洗浄部の入
口側および出口側に配置された搬送ロールによつ
て行なわれ、該ロールが、版のトナー像面は版の
左・右両側端部のみに接触搬送する構成の端縁部
搬送ロールであることを特徴とする特許請求の範
囲第1項〜第4項のいずれかに記載の印刷原版の
リンス装置。 6 印刷原版の搬送が、その支持体側は、リンス
液溜り洗浄部の出口側に配置され、且つ版搬送方
向と平行な複数個の突条部を有するガイド部材上
を滑動させて行なわれることを特徴とする特許請
求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載の印刷
原版のリンス装置。 7 リンス液溜り洗浄部を通過した印刷原版上に
残溜しているリンス液が、加圧空気の吹付けによ
つてエアースクイズされることを特徴とする特許
請求の範囲第1項〜第6項のいずれかに記載の印
刷原版のリンス装置。 8 リンス液溜り洗浄部をつくるリンス液が循環
使用され、該リンス液の循環系路に、複数個の正
又は負に帯電された電極板間を通過させることに
より回収リンス液中に分散するトナー粒子を付着
させる再生器が設けられていることを特徴とする
特許請求の範囲第1項〜第7項のいずれかに記載
の印刷原版のリンス装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17894081A JPS5880659A (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 印刷原版のリンス装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17894081A JPS5880659A (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 印刷原版のリンス装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5880659A JPS5880659A (ja) | 1983-05-14 |
JPH0160825B2 true JPH0160825B2 (ja) | 1989-12-26 |
Family
ID=16057297
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17894081A Granted JPS5880659A (ja) | 1981-11-10 | 1981-11-10 | 印刷原版のリンス装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5880659A (ja) |
-
1981
- 1981-11-10 JP JP17894081A patent/JPS5880659A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5880659A (ja) | 1983-05-14 |
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