JPH01503528A - インク付け区域で定められた高光反射区域からなるパターンで織物を装飾する方法及び転写体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 インク付は区域で定められた高光反射区域からなるパターンで織物を装飾する方 法及び転写体 本発明は、インク付は区域で定められた高度光反射区域を包含するパターンで織 物又は他の、好ましくは屈曲性の、材料を装飾する方法に関する。また９本発明 は熱を適用して織物又は他の、好ましくは屈曲性の、材料を装飾するための組合 せプラスチゾル反射転写体に関する。

例えばシルクスクリーン法のような適当なプリント法によって多様な色彩のパタ ーンをプリントすることによる織物の装飾は知られている。これらのパターンが 使用に際して堅牢性があり、かつ洗濯を繰返しても良好な固定性を有するには。

プリントに用いるインクが良好な接着性を有し、剥がれたり摘み取ったりできな いこと１弾性的であって基体の膨張及び収縮に応じることができること、及び割 れたり剥がれ落ちないことが重要である。　いわゆるプラスチゾルインクは、こ の目的で開発され、エラストマー性樹脂を基礎とし、しばしばポリ塩化ビニル（ ＰＶＣ）で変性され、高沸点有機溶媒に溶解されている。これらのプラスチゾル インクは、ゴムプリントインクとも呼ばれ、顔料化によってすべての色調を可能 にする。

これらのプラスチゾルインクによって、即ち適当な基体。

好ましくはシリコーン又はワックス処理紙に鏡反転態様で所定のパターンをプリ ントして、いわゆる転写体［ｔｒａｎｓｆ’ｅｒ］を製造することも知られてい る。このパターンは次いで利用者によって９例えば織物工場で、熱を適用して該 転写体から織物に転写できる。即ち、転写体はインク側を織物に対して置き、１ ３０〜２００℃、一般には１６０〜１８０℃で。

１００〜８００ｋＰａ、一般には約５００ｋＰｓの圧力下。

１０〜３０秒、一般には１５〜２０秒間加熱する。用いる温度、圧力及び処理時 間は、当然に織物材料の型及び性質、及び適用するプラスチゾルの型に左右され るが、一般に上昇温度では処理時間は短くなり、その逆もそうである。

また、第一に安全の理由から９例えば織物上に適用して極めて高い光反射能力を 有するいわゆる逆反射膜製造することも知られている。これらの逆反射膜又は反 射膜には２つの大きな型がある。一方は、基礎シートに反射基体で埋め込んだ高 屈折率の極めて多数の微細ガラスピーズ［ガラスピーズ型］であり、他方はシー ト中に多数のプリズムが形成されるものである０両者の型は２表面に露出したガ ラスピーズ又はプリズムで形成される［開放型］か、又は透明層に包まれる［半 開放型］か、又は場合によってインク付は層で被覆される［密閉型］か、又は捕 捉空気で密閉空所に最終的にカプセル化される［カプセル型コかであり得る６反 射膜は例えば織物への熱適用を意図して熱活性接着剤を有する反射転写膜として 形成できる。ガラスピーズ型の反射転写膜は極めて弾性的な材料で製造すること ができ、これは屈曲性材料に適用するのに特に適するようにする。

反射膜が高反射性であり、従って警告及び注意喚起価値があることと２社名、商 標、ロゴ、スローガン、及び装飾イメ−ジをプラスチゾルインクで織物にプリン トされることによって達成しようとする装飾及び広告目的とが結合できれば極め て有利である。

然しながら、これまではプラスチゾルインクのプリントを反射膜に組合せ適用す ることは不可能であると考えられていた。インクが反射膜に接着せず、使用に当 た７て剥げたりすぐに落ちたからである。従４て１文字等のパターンを反射膜に 適用しようとする場合、これらを転写膜から切り抜いたり又は切り落としたりし た後１個々の片を別個に適用することがＺ要であった。これは極めて繁雑である 。

この問題は本発明によって解決された。プラスチゾルインクを反射膜及び織物の 両者に強固に接着させ、インク付は区域で定められる高度光反射区域を包含する 堅牢なパターンを製造することができたことは驚くべきことである。更に１本発 明によれば、上記の型のパターンが１工程で熱の適用によって織物等に転写でき る結合プラスチゾル反射転写体を提供することが可能であることが見出だされた 。

本発明の方法において、第１に、プラスチゾル転写体が所望のパターンを鏡反転 態様でプラスチゾルインクを適当な基体、好ましくはシリコーン又はワックス処 理紙に適当なプリント法、好ましくはシルクスクリーンプリント法でプリントし て製造できる。この方法の特徴では、該プラスチゾル転写体がプラスチゾルイン ク及び反射転写膜の表面層に親和性のある型のエラストマー粒［ｇｒａｎｕ！ａ ｔｅｌで被覆され、数粒は熱によってプラスチゾルプリント中に融合され２次い でパターンの輪郭に切り落とされた反射転写膜を反射側を内側にしてエラストマ ー処理プラスチゾルプリントに対しておき、極めて僅かの圧力下で短時間加熱し て接着させて結合プラスチゾル反射転写体を形成する。これは織物等に通常の熱 の適用で最終的に転写される。又は切断反射転写膜をまず織物等に反射側を外側 にして通常の熱活性で適用し、がつエラストマー処理プラスチゾルプリントを次 いで反射膜の上に通常の熱の適用で適用する。

本発明の結合プラスチゾル反射転写体の特徴は、基体、好ましくはシリコーン又 はワックス処理紙からなることであり。

これはプラスチゾルインクの鏡反転態様でプリントされた所望のパターン、及び プラスチゾルインクに対して反射側を内側にしたパターンの輪郭を切落とし、プ ラスチゾルインクと反射転写膜の表面層との両者に親和性のある型の融合エラス トマーによって固定されたオーバーレイ反射転写体膜を有する。

本発明の目的において、有利に用いられるのは高沸点有機溶媒に溶解した変性Ｐ ｖＣから主としてなるプラスチゾルインクである９例えば「チフスインク（Ｔｅ ｘ−Ｉｎｋ　）　Ｊの名称でブロル社［Ｆａｒｂｅｎｆａｂｒｉｋ　Ｐｒｏｗｌ 　ＧｍｂＨ＆　Ｃｏ、　］から販売されているもの、又はセリコル　グループ［ ５ｅｒｉｃｏｌ　Ｇｒｏｕｐ　Ｌｔｄ、］社から「テクソバクＯＰ　（Ｔｅｘｏ ｐａｑｕｅ　ＯＰ）　Ｊの名称で販売されているもの、又はジョンＴキープ社［ Ｊｏｈｎ　Ｔ、Ｋｅｅｐ　＆　５ｏｎｓ　Ｌｔｄ、　］のライセンスでユニオン 　インクから「ウルトラソフト（Ｕｌｔｒａｓｏｆｏｔ）プラス１０００」の名 称で販売されているものがある。

使用するのに便利なのは、ポリアクリルアミドを基礎とし、場合によってＰｖＣ を配合したエラストマー粒である０例えば、ＣＲＴグループ社［Ｇｒｏｕｐ　ｏ ｆ　Ｃｏｍｐａｎｉｅｓｌの「ツビトランスエラストメルト（Ｔｕｂｉｔｒａｎ ｓ　Ｅｌａｓｔｍｅｌｔ　）　Ｊの名称で販売されているもの、又はキセルウル ツ社（ＫＩＳＳＥＬ　＋　ＷＯＬＦ昨ｂＨ）の「キボメルト（Ｋｉｗｏｍｅｌｔ ）　Ｊの名称で販売されているものである。

本発明の目的のための反射膜として、マイクロ　ガラスピーズのフィルム及びマ イクロ　プリズム　のフィルムの両者、及び開放、半開放、密閉及びカプセル型 のいずれのものも用い得る。好ましくは熱活性化接着剤を有する反射転写膜とし てである。ガラスピーズ型の反射転写膜は屈曲性織物との関連で特に有用である 。有用な反射転写膜の特定の例には。

ユニチカスパークライト社［Ｕｎｉｔｉｋａ　５ｐａｒｋｌｉｔｅ　Ｌｔｄ、］ のｒＭＲ’３５０１Ｊの名称で販売されているもの、３Ｍ社の「スコッチライト （Ｓｅｏｔｃｂｌｉｔｅ）　Ｊ　８７００シリーズの名称のもの、及びレフレッ クサイト社［Ｒｅｆｌｅｘｉｔｅ　Ｃｏｒｐ、　］のｒＡＰ１０００ＨＡＪ及び ｒＩＲＥ　ＨＡＪの名称で販売されているものがある。

本発明方法によるエラストマー粒プラスチゾルプリント中への融合［ｆｕｓｉｎ ｇ］は通常は加熱炉の中１例えば数粒が１３０〜２００℃、好ましくは約１８０ ℃に加熱される赤外線加熱炉で行われる。

本発明の１の態様において２反射転写膜をエラストマー処理プラスチゾルプリン トに接着するのは２重ねた層を１３０〜１８０℃、好ましくは約１６０℃、該層 を一緒に保つだけの極めて僅かの圧力下で、２〜１０秒、好ましくは約５秒間加 熱する。該加熱は例えば通常の加熱プレスで行なって熱板の自己重量の圧力下で プラスチゾル転写体を織物に転写する。

反射転写膜はパターンの輪郭を切断する間及びエラストマー処理プラスチゾル転 写体に適用する間に特に取扱いに便利である。該反射転写膜は１通常の場合とは 異なり、接着剤側にシリコーン又はワックス処理紙の担体が設けられている。

その利点は、生成するプラスチゾル反射転写体は、織物等に熱を適用する前に剥 ぎ取られるシリコーン又はワックス処理紙の保護被膜が設けられていることであ る。

本発明を次の例で説明する。

例１ 所望のパターンをシリコーン紙に鏡反転態様でシルク　スクリーン　プリント機 械によりブロル社の市販する”Ｔｅｘ−ＩＮＫｏのブランドのプラスチゾルイン クでプリントする。プリントはパターンのインクの数に対応する回数を行なう。

インク層が乾く前に、数紙をＣＲＴグループ社の販売する９５Ｓの微細度の”Ｔ ｕｂｉｔｒａｎｓ　Ｅｌａｓｔｏｍｅｌｔ”のブランドのエラストマー粒の容器 の中を走行させてインクを粒で被覆する。

次いで数紙を振って過剰の粉末を除く。

粒を適用したプラスチゾル転写体は次いでコンベヤ　ベルト上で赤外線加熱炉の 中を走行させる。放射要素の距離は約１０ｃｍであり、温度は３４０〜３５０℃ で粒に約１８０℃の温度を与える。滞留時間は約２０秒間である。

次いで、ユニチカスパークライト社の市販する”Ｕｎｉｔｉｋａ　ＭＲ３５０１ ’のブランドの反射転写膜をプラスチゾルパターンの輪郭に対応するか又はより 若干小さい適当な様式に切断する。エラストマー処理プラスチゾル転写体をイン ク側を上にして熱プレスに挿入し、該切断反射転写膜を反射側を下にしてプラス チゾルプリントに対して適用する。高光沢ワックス紙を組合せ体の上においた後 、約１６０℃の熱板を自己の重量に対応する圧力下で約５秒間紙に適用する９次 いで高光沢紙付きの転写体を除き、極めて短い間冷部させ。

次いで高光沢紙を除く。

こうして本発明によるプラスチゾル反射転写体が提供される。

これを織物に熱プレスで１６〇二１８０℃の温度で約５００ｋＰａの圧力で１５ 〜２０秒間転写すると９強固に接着しインク区域で定められた高光反射区域を包 含する堅牢パターンの織物が得られる。

例２ 例１の方法を繰返したが、ユニチカ）ＩＩＲ３５０１フィルムの代りに３Ｍ社の 販売するスコッチライト８７１０のブランドの反射転写膜を用いた。

このプラスチゾル反射転写体を例１に記載したように織物に転写すると９強固に 接着しドライクリーニングにも良好な抵抗性がある堅牢なパターンを有する織物 を得る。

国際調査報告 ｍケリｌ１ＩＬＩ＋１＾ｐｓ＋−１１啼色−・ｐ−／ｈシ＋ＱＲノ＾ｎす７八

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　インク区域で定められた高度光反射区域を包含するパターンで織物又は他の ，好ましくは屈曲性の，材料を装飾する法であって，適当な基体上，好ましくは シリコーン又はワックス処理紙上に，適当なプリント法，好ましくはシルクスク リーンプリント法で，プラスチゾルインクで所望のパターンを鏡反転態様にプリ ントすることによって先ずプラスチゾル転写体を製造する方法において，該プラ スチゾル転写体が該プラスチゾルインク及び該プラスチゾル転写体の表面層と親 和性のある型のエラストマー粒で被覆し，該粒を加熱によってプラスチゾルプリ ント中に融合し，続いてパターンの輪郭に切断した反射転写膜を反射側を内側に してエラストマー処理プラスチゾルプリントに対して配置し，極めて僅かの圧力 下で短時間加熱して接着して結合プラスチゾル反射転写体を形成し，それを通常 の熱の適用で織物等に最終的に転写するか，又は切断反射転写膜を先ず織物等に 反射側を外側にして通常の熱活性化によってまず適用し，エラストマー処理プラ スチゾルプリントを次いで通常の熱適用で反射膜の上に適用することを特徴とす る方法。 ２　高沸点有機溶媒に溶解した変性ポリ塩化ビニルから主としてなるプラスチゾ ルインクを用いる請求項１に記載の方法。 ３　テクスインクの名称でプロル社から販売されているもの，又はセリコルグル ープ社からテクソパクＯＰの名称で販売されているもの，及びジョンＴキープ社 のライセンスでユニオンインクからウルトラソフトプラス１０００の名称で販売 されているものからなる群から選ばれるプラスチゾルインクを用いる請求項１又 は２に記載の方法。 ４　ポリアクリルアミドを基礎とし，場合によりポリ塩化ビニルを配合したエラ ストマー粒を用いる上記請求項のいずれかに記載の方法。 ５　ＣＨＴグループの会社のツビトランスエラストメルトの名称で販売されてい るもの，及びキセルウルフ社のキボメルトの名称で販売されているものからなる 群から選ばれるエラストマー粒を用いる請求項４に記載の方法。 ６　熱活性化接着剤を有するガラスビーズ型又はプリズム［キニーブーコーナー ］型の反射転写膜を用いる上記請求項のいずれかに記載の方法。 ７　ユニチカスパークライト社のＭＲ３５０１の名称で販売されているもの，３ Ｍ社のスコッチライト８７００シリーズの名称のもの，及びレフレックサイト社 のＡＰ１０００ＨＡ及びＩＲＥＨＡの名称で販売されているものからなる群から 選ばれる反射転写膜を用いる請求項６に記載の方法。 ８　該エラストマー粒を１３０〜２００℃，好ましくは約１８０℃ヘの加熱によ ってプラスチゾルプリントに融合する上記請求項のいずれかに記載の方法。 ９　該反射転写膜を，該層を一緒に保つに役立つ極めて僅かの圧力下２〜１０秒 ，好ましくは約５秒間，重ねた層を１３０〜１８０℃，好ましくは約１６０℃に 加熱することによってエラストマー処理プラスチゾルプリントに接着させる上記 請求項のいずれかに記載の方法。 １０　エラストマー処理プラスチゾルプリントに適用するために，該反射転写膜 に接着剤側にシリコーン又はワックス処理紙の担体を有しており，該紙は織物ヘ 適用する前に生成プラスチゾル反射転写体を剥ぎ取られる上記請求項のいずれか に記載の方法。 １１　基体，好ましくはシリコーン又はワックス処理紙からなり，プラスチゾル インクで鏡反転態様にプリントされた所望のパターン及びプラスチゾルプリント に対して該反射側を内側にしてパターンの輪郭を切断され，かつ該プラスチゾル インク及び該反射転写膜の表面層の両者に親和性のある型の融合エラストマーに よって結合されたオーバーレイ反射転写膜を有する，熱の適用による織物又は他 の，好ましくは屈曲性の，材料の装飾の為の結合プラスチゾル反射転写体。 １２　用いるプラスチゾルインクが高沸点有機溶媒に溶解した変性ポリ塩化ビニ ルから主としてなる請求項１に記載の転写体。 １３　該プラスチゾルインクがテクスインクの名称でプロル社から販売されてい るもの，又はセリコルグループ社からテクソパクＯＰの名称で販売されているも の，及びジョンＴキープ社のライセンスでユニオンインクからウルトラソフトプ ラス１０００の名称で販売されているものからなる群から選ばれる請求項１１又 は１２に記載の転写体。 １４　結合エラストマーが主としてポリアクリルアミドからなり，場合によりポ リ塩化ビニルが配合された請求項の１１〜１３　のいずれかに記載の転写体。 １５　結合エラストマーがＣＨＴグループの会社のツビトランスエラストメルト の名称で販売されているもの，及びキセルウルフ社のキボメルトの名称で販売さ れているものからなる群から選ばれる請求項１４に記載の転写体。 １６　該反射転写膜が熱活性化接着剤を有するガラスビーズ型又はプリズム［キ ューブーコーナー］型である請求項１１〜１５のいずれかに記載の転写体。 １７　転写膜がユニチカスパークライト社のＭＲ３５０１の名称で販売されてい るもの，３Ｍ社のスコッチライト８７００シリーズの名称のもの，及びレフレッ クサイト社のＡＰ１０００ＨＡ及びＩＲＥＨＡの名称で販売されているものから なる群から選ばれる請求項１６に記載の転写体。 １８　該反射転写膜の上に面した接着剤の側に，織物等に熱適用する前にはぎと るシリコーン又はワックス処理紙の被覆を設ける請求項１１〜１７に記載の転写 体。