JP3075057B2 - 被加飾物のホットスタンピング印刷方法およびホットスタンピング印刷が施された被加飾物 - Google Patents
被加飾物のホットスタンピング印刷方法およびホットスタンピング印刷が施された被加飾物Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、金属缶等被加飾物の表
面に金属光沢のある印刷を行うためのホットスタンピン
グ印刷方法に関し、またこのホットスタンピング印刷が
施された金属缶等の被加飾物に関する。
面に金属光沢のある印刷を行うためのホットスタンピン
グ印刷方法に関し、またこのホットスタンピング印刷が
施された金属缶等の被加飾物に関する。
【０００２】
【従来の技術】近年化学メッキに替わり、金属蒸着箔の
転写によりプラスチック成形品、ガラス、金属製品等の
被加飾物に金属光沢のある印刷を行うホットスタンピン
グが広く利用されるようになって来ている。ホットスタ
ンピングの通常の方法であるいわゆる押し型方式（凸版
式）において用いられる公知の金属蒸着箔は、一般に図
２に示すようにポリエステルフィルム等からなるベース
フィルム１に離型層２、着色層３、金属蒸着層４、接着
層５を順次形成したものであり、必要に応じ離型層２と
着色層３との間に保護層（図示せず）を設けることもあ
る。この公知の金属蒸着箔１０の接着層５としては熱可
塑性アクリル−スチレン−塩ビ酢ビ系接着剤等の熱可塑
性樹脂からなる接着剤が使用されている。この金属蒸着
箔１０を被転写物に沿わせた後ホットスタンプ機で加熱
加圧すると、接着層５が軟化し被転写物と一体化する。
次に加熱加圧を解除すると金属蒸着箔は被転写物ととも
に冷却し、接着層５が硬化して接着力が増す。離型層２
とベースフィルム１との接着力よりも被転写物と接着層
５との接着力が強くなった後金属蒸着箔１０をはがすと
ベースフィルム１と離型層２の間で剥離する。この時離
型層２と接着層５の間にある着色層３と金属蒸着層４は
被転写物側に残り、所望の金属光沢を有する印刷が得ら
れる。
転写によりプラスチック成形品、ガラス、金属製品等の
被加飾物に金属光沢のある印刷を行うホットスタンピン
グが広く利用されるようになって来ている。ホットスタ
ンピングの通常の方法であるいわゆる押し型方式（凸版
式）において用いられる公知の金属蒸着箔は、一般に図
２に示すようにポリエステルフィルム等からなるベース
フィルム１に離型層２、着色層３、金属蒸着層４、接着
層５を順次形成したものであり、必要に応じ離型層２と
着色層３との間に保護層（図示せず）を設けることもあ
る。この公知の金属蒸着箔１０の接着層５としては熱可
塑性アクリル−スチレン−塩ビ酢ビ系接着剤等の熱可塑
性樹脂からなる接着剤が使用されている。この金属蒸着
箔１０を被転写物に沿わせた後ホットスタンプ機で加熱
加圧すると、接着層５が軟化し被転写物と一体化する。
次に加熱加圧を解除すると金属蒸着箔は被転写物ととも
に冷却し、接着層５が硬化して接着力が増す。離型層２
とベースフィルム１との接着力よりも被転写物と接着層
５との接着力が強くなった後金属蒸着箔１０をはがすと
ベースフィルム１と離型層２の間で剥離する。この時離
型層２と接着層５の間にある着色層３と金属蒸着層４は
被転写物側に残り、所望の金属光沢を有する印刷が得ら
れる。
【０００３】上記押し型方式とは別のホットスタンピン
グ技術として特公昭５５−６５１４号公報記載の技術が
ある。この方式は金属製品の表面に通常の印刷手段によ
って任意の文字、模様などの下地印刷を行ない、次いで
その上に熱硬化性樹脂のトップコーティングを設け、加
熱して該樹脂を完全に硬化せしめたのち、前記下地印刷
のうち所望の部分のみの印刷を熱硬化性樹脂で行ない、
加熱して該インクの樹脂が完全硬化する直前に、金属蒸
着箔を前記熱硬化性樹脂による印刷面に圧着させ、金属
蒸着箔の金属蒸着層をスタンピングしたのち加熱して完
全硬化せしめるものである（以下説明の便宜上この方式
を、バインダー方式と呼ぶ）。
グ技術として特公昭５５−６５１４号公報記載の技術が
ある。この方式は金属製品の表面に通常の印刷手段によ
って任意の文字、模様などの下地印刷を行ない、次いで
その上に熱硬化性樹脂のトップコーティングを設け、加
熱して該樹脂を完全に硬化せしめたのち、前記下地印刷
のうち所望の部分のみの印刷を熱硬化性樹脂で行ない、
加熱して該インクの樹脂が完全硬化する直前に、金属蒸
着箔を前記熱硬化性樹脂による印刷面に圧着させ、金属
蒸着箔の金属蒸着層をスタンピングしたのち加熱して完
全硬化せしめるものである（以下説明の便宜上この方式
を、バインダー方式と呼ぶ）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記押し型方式による
ホットスタンピング方法によれば、簡単な工程で金属缶
等の被加飾物に金属光沢のある印刷を行うことができる
が、でき上った金属光沢部分は立体感に乏しく充分な装
飾効果が得られないという欠点がある。
ホットスタンピング方法によれば、簡単な工程で金属缶
等の被加飾物に金属光沢のある印刷を行うことができる
が、でき上った金属光沢部分は立体感に乏しく充分な装
飾効果が得られないという欠点がある。
【０００５】また上記バインダー方式によるホットスタ
ンピング方法によれば、トップコーティング上に印刷し
た熱硬化性樹脂からなるインキが隆起部分を形成するの
で、押し型方式に比べて立体感のある印刷を行うことが
できるが、この熱硬化性樹脂を完全硬化する直前までオ
ーブンで加熱する工程および金属箔転写後の熱硬化性樹
脂の完全硬化のために再度オーブンで加熱する工程が余
分に必要となり、このため押し型方式に比べてホットス
タンピング工程が著しく複雑となる上に、オーブンが２
台必要となるので設備が大規模となり印刷コストが嵩む
という欠点がある。
ンピング方法によれば、トップコーティング上に印刷し
た熱硬化性樹脂からなるインキが隆起部分を形成するの
で、押し型方式に比べて立体感のある印刷を行うことが
できるが、この熱硬化性樹脂を完全硬化する直前までオ
ーブンで加熱する工程および金属箔転写後の熱硬化性樹
脂の完全硬化のために再度オーブンで加熱する工程が余
分に必要となり、このため押し型方式に比べてホットス
タンピング工程が著しく複雑となる上に、オーブンが２
台必要となるので設備が大規模となり印刷コストが嵩む
という欠点がある。
【０００６】また上記バインダー方式によるホットスタ
ンピング方式によれば、熱硬化性樹脂からなるインキを
完全硬化する直前に金属蒸着層を転写するので、このイ
ンキ中にはまだ若干の溶剤が残存しており、この溶剤が
その後の後加熱によるインキの完全硬化の際に揮発する
ため、でき上った金属光沢を有する印刷部分にしばしば
クラックやくもりを生じるという欠点があった。
ンピング方式によれば、熱硬化性樹脂からなるインキを
完全硬化する直前に金属蒸着層を転写するので、このイ
ンキ中にはまだ若干の溶剤が残存しており、この溶剤が
その後の後加熱によるインキの完全硬化の際に揮発する
ため、でき上った金属光沢を有する印刷部分にしばしば
クラックやくもりを生じるという欠点があった。
【０００７】本発明は上記従来の金属缶等被加飾物のホ
ットスタンピング印刷方法の問題点を解決するためにな
されたものであって、立体感に優れた印刷を施すことが
できる上に、複雑な工程と大規模な装置を必要とせず、
しかもでき上った印刷部分にクラックやくもりを生じる
おそれのない被加飾物のホットスタンピング印刷方法お
よびこのホットスタンピング印刷方法が施された被加飾
物を提供しようとするものである。
ットスタンピング印刷方法の問題点を解決するためにな
されたものであって、立体感に優れた印刷を施すことが
できる上に、複雑な工程と大規模な装置を必要とせず、
しかもでき上った印刷部分にクラックやくもりを生じる
おそれのない被加飾物のホットスタンピング印刷方法お
よびこのホットスタンピング印刷方法が施された被加飾
物を提供しようとするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段および作用】上記目的を達
成する本発明の被加飾物のホットスタンピング印刷方法
は、被加飾物の表面に必要によりホワイトコートおよび
下地印刷の少くとも一方を行った後、熱硬化性樹脂また
は紫外線硬化性樹脂の仕上ワニスを施して硬化させるこ
とにより仕上ワニス層を形成し、次いで下地印刷のうち
金属光沢を付与したい所望の部分にのみ紫外線硬化性樹
脂のインキにより印刷を行い、該紫外線硬化性のインキ
が該仕上ワニス層に強固に接着するまで紫外線照射を行
った後被加飾物表面に金属蒸着箔または金属箔を加熱圧
接させることにより、該紫外線硬化性インキによる印刷
部分にのみ該金属蒸着箔または金属箔の金属蒸着層また
は金属箔層を転写させることを特徴とする。
成する本発明の被加飾物のホットスタンピング印刷方法
は、被加飾物の表面に必要によりホワイトコートおよび
下地印刷の少くとも一方を行った後、熱硬化性樹脂また
は紫外線硬化性樹脂の仕上ワニスを施して硬化させるこ
とにより仕上ワニス層を形成し、次いで下地印刷のうち
金属光沢を付与したい所望の部分にのみ紫外線硬化性樹
脂のインキにより印刷を行い、該紫外線硬化性のインキ
が該仕上ワニス層に強固に接着するまで紫外線照射を行
った後被加飾物表面に金属蒸着箔または金属箔を加熱圧
接させることにより、該紫外線硬化性インキによる印刷
部分にのみ該金属蒸着箔または金属箔の金属蒸着層また
は金属箔層を転写させることを特徴とする。
【０００９】また上記目的を達成する本発明にかかる被
加飾物は、被加飾物表面に必要により施されたホワイト
コートおよび下地印刷の少くとも一つの層と、この下地
印刷の上に形成された熱硬化性樹脂または紫外線硬化性
樹脂の仕上ワニス層と、この仕上ワニス層の上の所望の
部分に印刷された紫外線硬化性樹脂のインキによる印刷
部分と、この紫外線硬化性樹脂のインキによる印刷部分
の上に形成された金属光沢を有する金属蒸着層または金
属箔層とを有することを特徴とする。
加飾物は、被加飾物表面に必要により施されたホワイト
コートおよび下地印刷の少くとも一つの層と、この下地
印刷の上に形成された熱硬化性樹脂または紫外線硬化性
樹脂の仕上ワニス層と、この仕上ワニス層の上の所望の
部分に印刷された紫外線硬化性樹脂のインキによる印刷
部分と、この紫外線硬化性樹脂のインキによる印刷部分
の上に形成された金属光沢を有する金属蒸着層または金
属箔層とを有することを特徴とする。
【００１０】本発明の印刷方法によれば、下地印刷のう
ち金属光沢を付与したい所望の部分にのみ紫外線硬化性
樹脂のインキにより印刷を行うので、該紫外線硬化性イ
ンキによる印刷部分は仕上ワニス層の表面に隆起した部
分として形成され、この部分に金属蒸着箔または金属箔
の金属蒸着層または金属箔層を転写することにより立体
感に優れた金属光沢を有する印刷を実現することができ
る。
ち金属光沢を付与したい所望の部分にのみ紫外線硬化性
樹脂のインキにより印刷を行うので、該紫外線硬化性イ
ンキによる印刷部分は仕上ワニス層の表面に隆起した部
分として形成され、この部分に金属蒸着箔または金属箔
の金属蒸着層または金属箔層を転写することにより立体
感に優れた金属光沢を有する印刷を実現することができ
る。
【００１１】紫外線硬化性樹脂のインキは一回の紫外線
照射によって硬化するので、前後２回の加熱を必要とす
る熱硬化性樹脂のインキを使用する従来の方法に比べて
工程が短縮され、加熱用の２台のオーブンも必要としな
いので装置の規模も小さくてすむ。
照射によって硬化するので、前後２回の加熱を必要とす
る熱硬化性樹脂のインキを使用する従来の方法に比べて
工程が短縮され、加熱用の２台のオーブンも必要としな
いので装置の規模も小さくてすむ。
【００１２】また金属蒸着層または金属箔層のバインダ
ーとして溶剤を含まない紫外線硬化性樹脂のインキを使
用するので、金属蒸着層または金属箔層の転写後の印刷
部分にクラックやくもりを生じるおそれがまったくな
い。
ーとして溶剤を含まない紫外線硬化性樹脂のインキを使
用するので、金属蒸着層または金属箔層の転写後の印刷
部分にクラックやくもりを生じるおそれがまったくな
い。
【００１３】本発明の対象となる被加飾物としては、金
属缶その他の金属製品、ガラス容器その他のガラス製
品、セラミックス製品、陶磁器、硬質プラスチック製
品、木製家具、皮革製品等を挙げることができるが、特
に限定はない。
属缶その他の金属製品、ガラス容器その他のガラス製
品、セラミックス製品、陶磁器、硬質プラスチック製
品、木製家具、皮革製品等を挙げることができるが、特
に限定はない。
【００１４】次に本発明の印刷方法を金属缶に適用した
場合を例にとり、図１を参照して詳細に説明する。
場合を例にとり、図１を参照して詳細に説明する。
【００１５】本発明の印刷方法によりアルミインパクト
缶等の被加飾物に印刷を施する場合は、通常缶１１の表
面にホワイトコートまたはサイズコート１２を施し、そ
の上に熱硬化性樹脂または紫外線硬化性樹脂からなる色
インキ１３を使用してスクリーン印刷、オフセット印刷
等公知の印刷方法により文字、模様等の下地印刷を行
う。下地印刷のインキ１３を硬化させた後あるいは下地
印刷のインキ１３がウエット状態の間に熱硬化性樹脂ま
たは紫外線硬化性樹脂の透明ワニス等の仕上ワニスを塗
装して加熱乾燥または紫外線乾燥させることにより仕上
ワニス層１４を形成する。
缶等の被加飾物に印刷を施する場合は、通常缶１１の表
面にホワイトコートまたはサイズコート１２を施し、そ
の上に熱硬化性樹脂または紫外線硬化性樹脂からなる色
インキ１３を使用してスクリーン印刷、オフセット印刷
等公知の印刷方法により文字、模様等の下地印刷を行
う。下地印刷のインキ１３を硬化させた後あるいは下地
印刷のインキ１３がウエット状態の間に熱硬化性樹脂ま
たは紫外線硬化性樹脂の透明ワニス等の仕上ワニスを塗
装して加熱乾燥または紫外線乾燥させることにより仕上
ワニス層１４を形成する。
【００１６】本発明の方法においては、仕上ワニス層１
４を形成する樹脂として、紫外線硬化性樹脂のインキと
の接着性の良い樹脂を選択することが重要であり、実験
の結果この目的を達成するために特に好適な樹脂はポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アミノア
ルキッド樹脂および尿素樹脂であることが判った。
４を形成する樹脂として、紫外線硬化性樹脂のインキと
の接着性の良い樹脂を選択することが重要であり、実験
の結果この目的を達成するために特に好適な樹脂はポリ
エステル樹脂、エポキシ樹脂、アクリル樹脂、アミノア
ルキッド樹脂および尿素樹脂であることが判った。
【００１７】仕上ワニス層１４を形成した後、下地印刷
のうち金属光沢を付与したい所望の部分にのみ紫外線硬
化性樹脂のインキ１５を使用してシルクスクリーン印刷
を施す。インキ１５としての紫外線硬化性樹脂として
は、たとえばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂等をアクリル酸でエステル化したプレポリマーと
アクリルモノマーの混合物が好適である。
のうち金属光沢を付与したい所望の部分にのみ紫外線硬
化性樹脂のインキ１５を使用してシルクスクリーン印刷
を施す。インキ１５としての紫外線硬化性樹脂として
は、たとえばエポキシ樹脂、ウレタン樹脂、ポリエステ
ル樹脂等をアクリル酸でエステル化したプレポリマーと
アクリルモノマーの混合物が好適である。
【００１８】上記紫外線硬化性樹脂のインキによりシル
クスクリーン印刷を施す前および／または後に缶を加熱
して缶温を３５℃〜８０℃に上昇させておくと、インキ
が仕上ワニス表面に十分に濡れ広がり紫外線硬化性樹脂
のインキ１５と仕上ワニス層１４との間の密着性が向上
することが判明した。この傾向は特に仕上ワニス層１４
としてポリエステル樹脂を使用する場合に顕著に現れ、
この場合は缶温が３５℃未満の状態で紫外線硬化性樹脂
のインキによる印刷を行うと、後述のセロテープ剥離テ
ストで金属蒸着層およびインキ層が仕上ワニス層から剥
離する場合が生じ、充分な密着性が得られない。一方缶
温が８０℃以上になると、印刷した紫外線硬化性樹脂の
インキ１５が流動して印刷不良が生じるので好ましくな
い。仕上ワニス層樹脂１４としてエポキシ樹脂を使用す
る場合は缶温が室温でも実用上充分な程度の密着性が得
られるが、缶温が上記温度範囲内にあれば一層良好な密
着性を得ることができる。
クスクリーン印刷を施す前および／または後に缶を加熱
して缶温を３５℃〜８０℃に上昇させておくと、インキ
が仕上ワニス表面に十分に濡れ広がり紫外線硬化性樹脂
のインキ１５と仕上ワニス層１４との間の密着性が向上
することが判明した。この傾向は特に仕上ワニス層１４
としてポリエステル樹脂を使用する場合に顕著に現れ、
この場合は缶温が３５℃未満の状態で紫外線硬化性樹脂
のインキによる印刷を行うと、後述のセロテープ剥離テ
ストで金属蒸着層およびインキ層が仕上ワニス層から剥
離する場合が生じ、充分な密着性が得られない。一方缶
温が８０℃以上になると、印刷した紫外線硬化性樹脂の
インキ１５が流動して印刷不良が生じるので好ましくな
い。仕上ワニス層樹脂１４としてエポキシ樹脂を使用す
る場合は缶温が室温でも実用上充分な程度の密着性が得
られるが、缶温が上記温度範囲内にあれば一層良好な密
着性を得ることができる。
【００１９】上記のようにシルクスクリーン印刷の前お
よび／または後に缶を加温する場合は、そのための加熱
装置が必要となるが、この加熱装置としては比較的小型
のヒーターで充分であり、従来の熱硬化性樹脂を使用す
るバインダー方式のように２台のオーブンを使う必要は
ないので、装置の大規模化を生じる不便はない。
よび／または後に缶を加温する場合は、そのための加熱
装置が必要となるが、この加熱装置としては比較的小型
のヒーターで充分であり、従来の熱硬化性樹脂を使用す
るバインダー方式のように２台のオーブンを使う必要は
ないので、装置の大規模化を生じる不便はない。
【００２０】本発明においては、紫外線硬化性樹脂のイ
ンキ１５の紫外線照射による硬化は、後段のホットスタ
ンピング工程において缶表面に加熱圧接させた金属蒸着
箔を取去る際に紫外線硬化性樹脂のインキ１５が金属蒸
着箔側に接着したままの状態で仕上ワニス層１４から剥
離しないように仕上ワニス層１４に強固に接着する段階
まで行う。すなわち紫外線硬化性樹脂のインキ１５が完
全硬化に近い状態まで紫外線照射を行うことが必要であ
る。このため好ましい紫外線照射量は６０〜１６０ワッ
トｃｍ２灯で１０〜２０ｍ／分のスピードで缶が通過す
る時の照射量またはこれに相当する量である。
ンキ１５の紫外線照射による硬化は、後段のホットスタ
ンピング工程において缶表面に加熱圧接させた金属蒸着
箔を取去る際に紫外線硬化性樹脂のインキ１５が金属蒸
着箔側に接着したままの状態で仕上ワニス層１４から剥
離しないように仕上ワニス層１４に強固に接着する段階
まで行う。すなわち紫外線硬化性樹脂のインキ１５が完
全硬化に近い状態まで紫外線照射を行うことが必要であ
る。このため好ましい紫外線照射量は６０〜１６０ワッ
トｃｍ２灯で１０〜２０ｍ／分のスピードで缶が通過す
る時の照射量またはこれに相当する量である。
【００２１】上記の条件で紫外線照射を行うことにより
インキ１５を硬化させた後缶表面に金属蒸着箔または金
属箔を加熱圧接させるホットスタンピングを行う。
インキ１５を硬化させた後缶表面に金属蒸着箔または金
属箔を加熱圧接させるホットスタンピングを行う。
【００２２】金属蒸着箔の製造は公知の方法により行う
ことができる。一例を挙げればポリエステルフィルム等
からなるベースフィルム上にグラビア方式等によりＰＭ
ＭＡ等からなる離型層および所望の金属色（たとえば金
色）を付与するための染料を含有する樹脂からなる着色
層を塗布形成し、この着色層の上に巻取式金属蒸着装置
等によりアルミニウム等の金属蒸着層を蒸着形成する。
この金属蒸着層の上にグラビア方式またはリバース方式
により熱可塑性アクリル−スチレン−塩ビ酢ビ系接着剤
等の熱可塑性樹脂からなる接着剤を塗布することにより
接着層を形成する。なお接着剤としては、紫外線硬化性
樹脂のインキ１５との接着力が良好でしかも仕上ワニス
層１４とは接着しない物性のものを選択する。また公知
の金属箔の製造方法の一例を挙げれば、ベースフイルム
の上に剥離層を形成し、その上に保護層、接着剤層、金
属箔部分および接着剤層を順次塗布することにより金属
箔を形成する。これら各層のうちベースフイルムおよび
剥離層を除く部分が金属箔層として被加飾物の印刷部分
に転写される。なお保護層は設けない場合もある。
ことができる。一例を挙げればポリエステルフィルム等
からなるベースフィルム上にグラビア方式等によりＰＭ
ＭＡ等からなる離型層および所望の金属色（たとえば金
色）を付与するための染料を含有する樹脂からなる着色
層を塗布形成し、この着色層の上に巻取式金属蒸着装置
等によりアルミニウム等の金属蒸着層を蒸着形成する。
この金属蒸着層の上にグラビア方式またはリバース方式
により熱可塑性アクリル−スチレン−塩ビ酢ビ系接着剤
等の熱可塑性樹脂からなる接着剤を塗布することにより
接着層を形成する。なお接着剤としては、紫外線硬化性
樹脂のインキ１５との接着力が良好でしかも仕上ワニス
層１４とは接着しない物性のものを選択する。また公知
の金属箔の製造方法の一例を挙げれば、ベースフイルム
の上に剥離層を形成し、その上に保護層、接着剤層、金
属箔部分および接着剤層を順次塗布することにより金属
箔を形成する。これら各層のうちベースフイルムおよび
剥離層を除く部分が金属箔層として被加飾物の印刷部分
に転写される。なお保護層は設けない場合もある。
【００２３】ホットスタンピングは公知の円筒用ロール
式ホットスタンプ機または円筒用往復動式ホットスタン
プ機により行うことができる。ホットスタンピングの際
の缶温は室温〜１２０℃、スタンピング温度は１７０℃
〜２８０℃でホットスタンピングを行うことにより金属
蒸着箔または金属箔中の接着層１６が紫外線硬化性樹脂
のインキ１５に熱融着し、加熱加圧を解除すると金属蒸
着箔または金属箔は缶とともに冷却し、接着層１６が硬
化して接着力が増す。次いで金属蒸着箔または金属箔を
はがすと金属蒸着層または金属箔層１７は缶側に残り、
所望の金属光沢を有する印刷が得られる。
式ホットスタンプ機または円筒用往復動式ホットスタン
プ機により行うことができる。ホットスタンピングの際
の缶温は室温〜１２０℃、スタンピング温度は１７０℃
〜２８０℃でホットスタンピングを行うことにより金属
蒸着箔または金属箔中の接着層１６が紫外線硬化性樹脂
のインキ１５に熱融着し、加熱加圧を解除すると金属蒸
着箔または金属箔は缶とともに冷却し、接着層１６が硬
化して接着力が増す。次いで金属蒸着箔または金属箔を
はがすと金属蒸着層または金属箔層１７は缶側に残り、
所望の金属光沢を有する印刷が得られる。
【００２４】なお、接着力を増加するために必要であれ
ば紫外線硬化性樹脂を主成分とするインキに適当量の熱
硬化性樹脂を混合しておき、紫外線照射により紫外線硬
化性樹脂成分を硬化させた後ホットスタンピングを行
い、次いで缶を後加熱して熱硬化性樹脂を硬化させるこ
とも可能である。
ば紫外線硬化性樹脂を主成分とするインキに適当量の熱
硬化性樹脂を混合しておき、紫外線照射により紫外線硬
化性樹脂成分を硬化させた後ホットスタンピングを行
い、次いで缶を後加熱して熱硬化性樹脂を硬化させるこ
とも可能である。
【００２５】
実施例１ ホワイトコーティングしたアルミニウム缶に熱硬化型イ
ンキで矩形の下地印刷を施し、この下地印刷のインキが
ウエット状態の間にエポキシ樹脂からなる仕上を塗装し
て加熱乾燥させた。次にこの缶の表面に、エポキシ樹脂
をアクリル酸でエステル化したプレポリマーとアクリル
モノマーの混合物からなる紫外線硬化性樹脂を主成分と
する印刷インキで、下地印刷した缶の絵柄に位置合せし
て円形の絵柄をシルクスクリーン印刷した。このシルク
スクリーン印刷した缶の絵柄に対して８０Ｗ／cm×２
灯、１０ｍ／分の条件下で紫外線を照射した後、円筒用
ロール式ホットスタンプ機を用いて缶表面に市販の金属
蒸着箔を缶温７０℃、スタンピング温度２５０℃で加
熱、圧着し、シルク印刷を施した部分に選択的に金属蒸
着層を転写させた。
ンキで矩形の下地印刷を施し、この下地印刷のインキが
ウエット状態の間にエポキシ樹脂からなる仕上を塗装し
て加熱乾燥させた。次にこの缶の表面に、エポキシ樹脂
をアクリル酸でエステル化したプレポリマーとアクリル
モノマーの混合物からなる紫外線硬化性樹脂を主成分と
する印刷インキで、下地印刷した缶の絵柄に位置合せし
て円形の絵柄をシルクスクリーン印刷した。このシルク
スクリーン印刷した缶の絵柄に対して８０Ｗ／cm×２
灯、１０ｍ／分の条件下で紫外線を照射した後、円筒用
ロール式ホットスタンプ機を用いて缶表面に市販の金属
蒸着箔を缶温７０℃、スタンピング温度２５０℃で加
熱、圧着し、シルク印刷を施した部分に選択的に金属蒸
着層を転写させた。
【００２６】以上の工程により得られたアルミニウム缶
の箔転写部にナイフでクロスカットを行ったもの、およ
びクロスカットを行わないもの双方について、セロテー
プを接着させて引きはがすテストを行ったところ、いず
れの場合も金属蒸着層がセロテープに付着して缶から剥
離することはまったくなかった。
の箔転写部にナイフでクロスカットを行ったもの、およ
びクロスカットを行わないもの双方について、セロテー
プを接着させて引きはがすテストを行ったところ、いず
れの場合も金属蒸着層がセロテープに付着して缶から剥
離することはまったくなかった。
【００２７】また缶を６５℃の温水に１５分間浸漬した
後３０往復の指圧摩擦を行ったところ、金属蒸着層の剥
離はまったく認められなかった。
後３０往復の指圧摩擦を行ったところ、金属蒸着層の剥
離はまったく認められなかった。
【００２８】こうして得られたアルミニウム缶の金属蒸
着層転写部は良好な耐摩耗性および密着性を示すととも
に、充分な立体感を有する優れた装飾効果を有してい
た。
着層転写部は良好な耐摩耗性および密着性を示すととも
に、充分な立体感を有する優れた装飾効果を有してい
た。
【００２９】実施例２ ホワイトコーティングしたアルミニウム缶に熱硬化型イ
ンキで矩形の下地印刷を施し、加熱乾燥させた。この上
にポリエステル樹脂からなる仕上を塗装して加熱乾燥さ
せた。次にこの缶を３５℃に加温した後実施例１記載の
工程と同一の工程で紫外線硬化性樹脂のインキによるシ
ルクスクリーン印刷、紫外線照射、金属蒸着箔のホット
スタンピングを行い金属蒸着層を転写させた。
ンキで矩形の下地印刷を施し、加熱乾燥させた。この上
にポリエステル樹脂からなる仕上を塗装して加熱乾燥さ
せた。次にこの缶を３５℃に加温した後実施例１記載の
工程と同一の工程で紫外線硬化性樹脂のインキによるシ
ルクスクリーン印刷、紫外線照射、金属蒸着箔のホット
スタンピングを行い金属蒸着層を転写させた。
【００３０】得られたアルミニウム缶の金属蒸着層転写
部について実施例１と同様のテストを行ったところ、こ
の金属蒸着層転写部も良好な耐摩耗性および密着性を示
した。
部について実施例１と同様のテストを行ったところ、こ
の金属蒸着層転写部も良好な耐摩耗性および密着性を示
した。
【００３１】実施例３ 缶の加温をシルクスクリーン印刷の前ではなくシルクス
クリーン印刷を終了した後紫外線照射を行う前に行いか
つ缶温を６０℃に設定した以外は実施例２と同一材料を
用い実施例２と同一工程により金属蒸着層の転写を行っ
た。得られたアルミニウム缶の金属蒸着層転写部は実施
例１，２と同様の良好な耐摩耗性および密着性を示し
た。
クリーン印刷を終了した後紫外線照射を行う前に行いか
つ缶温を６０℃に設定した以外は実施例２と同一材料を
用い実施例２と同一工程により金属蒸着層の転写を行っ
た。得られたアルミニウム缶の金属蒸着層転写部は実施
例１，２と同様の良好な耐摩耗性および密着性を示し
た。
【００３２】実施例４ アクリル系ＵＶ塗料を円筒型のガラス容器の外周に１０
〜１５ミクロンの厚みで塗装後、赤外線にて７０℃で３
〜５分加温し、引き続いて塗装面に１２０Ｗａｔｔ／ｃ
ｍ×２灯、２ｍ／分の条件で紫外線を照射する。次にこ
の塗装面に紫外線硬化性樹脂を主成分とする印刷インキ
で、円周に帯状の絵柄をシルクスクリーン印刷した。こ
のシルクスクリーン印刷した帯状の絵柄に対し８０Ｗａ
ｔｔ／ｃｍ×２灯、１０ｍ／分の条件下で紫外線を照射
した後、円筒用ロールホットスタンプ機を用いてガラス
容器外周に市販の金属蒸着箔を７０℃、スタンピング温
度２５０℃で加熱、圧着し、シルク印刷を施した部分に
選択的に金属蒸着層を転写させた。
〜１５ミクロンの厚みで塗装後、赤外線にて７０℃で３
〜５分加温し、引き続いて塗装面に１２０Ｗａｔｔ／ｃ
ｍ×２灯、２ｍ／分の条件で紫外線を照射する。次にこ
の塗装面に紫外線硬化性樹脂を主成分とする印刷インキ
で、円周に帯状の絵柄をシルクスクリーン印刷した。こ
のシルクスクリーン印刷した帯状の絵柄に対し８０Ｗａ
ｔｔ／ｃｍ×２灯、１０ｍ／分の条件下で紫外線を照射
した後、円筒用ロールホットスタンプ機を用いてガラス
容器外周に市販の金属蒸着箔を７０℃、スタンピング温
度２５０℃で加熱、圧着し、シルク印刷を施した部分に
選択的に金属蒸着層を転写させた。
【００３３】以上の工程により得られたガラス容器の蒸
着層転写部にナイフでクロスカットを行ったもの、及び
クロスカットを行わないものの双方について、セロテー
プを接着させて引き剥がすテストを行ったところ、いず
れの場合も金属蒸着層がセロテープに付着してガラス容
器から剥離することはまったくなかった。
着層転写部にナイフでクロスカットを行ったもの、及び
クロスカットを行わないものの双方について、セロテー
プを接着させて引き剥がすテストを行ったところ、いず
れの場合も金属蒸着層がセロテープに付着してガラス容
器から剥離することはまったくなかった。
【００３４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の印刷方法
によれば、下地印刷のうち金属光沢を付与したい所望の
部分にのみ紫外線硬化性樹脂のインキにより印刷を行う
ので、該紫外線硬化性インキによる印刷部分は仕上ワニ
ス層の表面に隆起した部分として形成され、この部分に
金属蒸着箔または金属箔の金属蒸着層または金属箔層を
転写することにより立体感に優れた金属光沢を有する印
刷を実現することができる。
によれば、下地印刷のうち金属光沢を付与したい所望の
部分にのみ紫外線硬化性樹脂のインキにより印刷を行う
ので、該紫外線硬化性インキによる印刷部分は仕上ワニ
ス層の表面に隆起した部分として形成され、この部分に
金属蒸着箔または金属箔の金属蒸着層または金属箔層を
転写することにより立体感に優れた金属光沢を有する印
刷を実現することができる。
【００３５】また、本発明の方法によれば、紫外線硬化
性樹脂のインキは一回の紫外線照射によって硬化するの
で、前後２回の加熱を必要とする熱硬化性樹脂のインキ
を使用する従来の方法に比べて工程が短縮され、加熱用
の２台のオーブンも必要としないので装置の規模も小さ
くてすみ印刷コストを低減することができる。
性樹脂のインキは一回の紫外線照射によって硬化するの
で、前後２回の加熱を必要とする熱硬化性樹脂のインキ
を使用する従来の方法に比べて工程が短縮され、加熱用
の２台のオーブンも必要としないので装置の規模も小さ
くてすみ印刷コストを低減することができる。
【００３６】さらに、金属蒸着層または金属箔層のバイ
ンダーとして溶剤を含まない紫外線硬化性樹脂のインキ
を使用するので、金属蒸着層または金属箔層の転写後の
印刷部分にクラックやくもりを生じることがまったくな
く、印刷不良品を生じるおそれがない。
ンダーとして溶剤を含まない紫外線硬化性樹脂のインキ
を使用するので、金属蒸着層または金属箔層の転写後の
印刷部分にクラックやくもりを生じることがまったくな
く、印刷不良品を生じるおそれがない。
【図１】本発明の方法により金属蒸着層を転写した後の
アルミニウム缶の一例を示す断面図である。
アルミニウム缶の一例を示す断面図である。
【図２】従来の金属蒸着箔の構成を示す断面図である。
１１ 缶 １２ ホワイトコートまたはサイズコート １３ 下地印刷インキ １４ 仕上ワニス １５ 紫外線硬化性樹脂のインキ １６ 金属蒸着箔の接着層 １７ 金属蒸着層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−265000（ＪＰ，Ａ) 特開 昭54−51678（ＪＰ，Ａ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B41M 1/00 - 3/06
Claims (6)
- 【請求項１】 被加飾物の表面に必要によりホワイトコ
ートおよび下地印刷の少くとも一方を行った後、熱硬化
性樹脂または紫外線硬化性樹脂の仕上ワニスを施して硬
化させることにより仕上ワニス層を形成し、次いでイン
キによる印刷を施す前および／または後に被加飾物を加
熱して被加飾物の温度を３５℃〜８０℃に上昇させ、金
属光沢を付与したい所望の部分にのみ紫外線硬化性樹脂
のインキにより印刷を行い、該紫外線硬化性のインキが
該仕上ワニス層に強固に接着するまで１回の紫外線照射
により該インキをほぼ完全に硬化させた後被加飾物表面
に金属蒸着箔または金属箔を加熱圧接させることによ
り、該紫外線硬化性インキによる印刷部分にのみ該金属
蒸着箔または金属箔の金属蒸着層または金属箔層を転写
させることを特徴とする被加飾物のホットスタッピング
印刷方法。 - 【請求項２】 該被加飾物は金属缶であることを特徴と
する請求項１記載のホットスタンピング印刷方法。 - 【請求項３】 該被加飾物はガラス製被加飾物であるこ
とを特徴とする請求項１記載のホットスタンピング印刷
方法。 - 【請求項４】 被加飾物の表面に必要により施されたホ
ワイトコートおよび下地印刷の少くとも一つの層と、そ
の上に形成された熱硬化性樹脂または紫外線硬化性樹脂
の仕上ワニス層と、インキによる印刷を施す前および／
または後に加熱されることにより温度が３５℃〜８０℃
に上昇した被加飾物の前記仕上ワニス層の上の所望の部
分に印刷され１回の紫外線照射によりほぼ完全に硬化さ
れた紫外線硬化性のインキによる印刷部分と、この紫外
線硬化性樹脂のインキによる印刷部分の上に形成された
金属光沢を有する金属蒸着層または金属箔層とを有する
ことを特徴とする被加飾物。 - 【請求項５】 該被加飾物は金属缶であることを特徴と
する請求項４記載の被加飾物。 - 【請求項６】 該被加飾物はガラス製被加飾物であるこ
とを特徴とする請求項４記載の被加飾物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP05323266A JP3075057B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-11-29 | 被加飾物のホットスタンピング印刷方法およびホットスタンピング印刷が施された被加飾物 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8256293 | 1993-03-17 | ||
| JP5-82562 | 1993-03-17 | ||
| JP05323266A JP3075057B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-11-29 | 被加飾物のホットスタンピング印刷方法およびホットスタンピング印刷が施された被加飾物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06320854A JPH06320854A (ja) | 1994-11-22 |
| JP3075057B2 true JP3075057B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=26423586
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP05323266A Expired - Fee Related JP3075057B2 (ja) | 1993-03-17 | 1993-11-29 | 被加飾物のホットスタンピング印刷方法およびホットスタンピング印刷が施された被加飾物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3075057B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3385444B2 (ja) * | 1994-12-09 | 2003-03-10 | 武内プレス工業株式会社 | 転写印刷金属容器の製造方法 |
| JPH09164781A (ja) * | 1995-12-19 | 1997-06-24 | Takeuchi Press Ind Co Ltd | グラデーション蒸着箔を転写した金属容器の製造方法 |
| JP2008056358A (ja) * | 2001-12-28 | 2008-03-13 | Universal Seikan Kk | 金属製ボトル缶 |
| CN105398243A (zh) * | 2015-12-04 | 2016-03-16 | 至远彩色印刷工业（惠州）有限公司 | 一种替代金属铭牌的烫金表面丝印工艺 |
| KR101884732B1 (ko) * | 2016-12-26 | 2018-08-30 | 김동철 | Uv잉크 인쇄유닛을 이용한 박 인쇄방법 |
| CN107336551A (zh) * | 2017-08-22 | 2017-11-10 | 郑晓波 | 一种定位和非定位热凸烫金的转移方法及装置 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP05323266A patent/JP3075057B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06320854A (ja) | 1994-11-22 |
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