JPH0490400A - 屋外使用品の模様作成方法 - Google Patents

屋外使用品の模様作成方法

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JPH0490400A
JPH0490400A JP20720390A JP20720390A JPH0490400A JP H0490400 A JPH0490400 A JP H0490400A JP 20720390 A JP20720390 A JP 20720390A JP 20720390 A JP20720390 A JP 20720390A JP H0490400 A JPH0490400 A JP H0490400A
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JP
Japan
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pattern
pattern layer
water
sheet
styrene paper
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Pending
Application number
JP20720390A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Sato
弘志 佐藤
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NISHIYODO MARK SEISAKUSHO KK
Original Assignee
NISHIYODO MARK SEISAKUSHO KK
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、屋外使用品や屋外設置物の表面に形成した文
字や図柄などの微細模様の耐水性が優れている模様作成
方法に関する。
(従来の技術) ヘルメット、オートバイ、自動車などの屋外使用品、又
は表札や看板などの屋外設置物に文字や図柄などの模様
を形成するには、従来、職人が絵筆で描いていたけれど
も、職人不足による経費上昇と作業能率の促進のために
、近年では転写マークを使用することが多い。この転写
マークは、離型紙の上に感圧接着剤を介して貼着したプ
ラスチックフィルム上に所定の模様を印刷し、次に半抜
き加工によって非印刷部分を除去して、印刷模様フィル
ム部分だけを離型紙上に形成することにより、これを屋
外使用品である被着物に転写できる。
別の転写マークでは、水溶性樹脂を塗布した剥離シート
を用い、該シート上に模様を印刷した後にニス塗りして
印刷模様部を設け、次に前記樹脂を水で溶解して印刷部
分だけを残し、該印刷部を被着物に転写している。また
、他の模様作成方法としては、Rを紙の上に所定パター
ンの接着剤層を設けてから、該接着剤層と実質的に同一
パターンの模様層及びオーバーコート層を設け、この模
様層を被着物に転写している。
(発明が解決しようとする課題) これらの模様作成方法では、転写マーク自体にイタリッ
ク文字などの複雑な模様の印刷が技術的に困難であり、
しかも耐水性が乏しいので屋外使用品に適用できないと
いう欠陥が存在する。また、最後の模様作成方法では、
粘着剤層の塗布・乾燥後に模様層及び保護層を硬化・乾
燥するために、この時に後加熱される粘着剤層に模様層
の溶剤が浸透しやすく、印刷済みの粘着剤が後加熱で変
性したり、その乾燥が必要以上に進んで接着性が低下す
ることが多い。
本発明は、前記の問題点を改善するために提案されたも
のであり、屋外使用品や屋外設置物に雨水などが掛って
も、その表面に形成した文字や図柄などの微細模様を半
永久的に保持できる屋外使用品の模様作成方法を提供す
ることを目的とじている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明に係る屋外使用品の
模様作成方法では、第1図に示すように、支持シート1
を使用し、該シート上に耐水性接着剤2を介して薄いス
チレンペーパ3を貼着する。
支持シート1は、例えば、表面にシリコンなどで剥離処
理を施した紙又はプラスチックシートなどである。接着
剤2は、一般に感圧型又は感熱型であり、水に難溶又は
不溶であっても特定の有機溶剤に溶け、支持シート1の
全面に塗布している。
スチレンペーパ3は、ポリスチレンにブタン2ペンタン
、ヘキサンなどの発泡剤を配合し、これをそのまま又は
予備発泡させてから押出機にかけて、約12〜60μm
のシート状に成形したものであり、一般に水に難溶又は
不溶であっても特定の有機溶剤には可溶である。次にス
クリーン、凸版又は凹版印刷法などによって、模様層4
を印刷して第2図に示す模様シート素材5を得、該模様
層は単一であっても下地層を含む複数層であってもよい
。印刷模様層4には、例えば、有機溶剤に不溶又は難溶
であるエポキシ又はポリウレタン系インクを用いる。所
望に応じて、模様層4を印刷する前に、スチレンペーパ
30表面を微細研磨して物理的に処理したり、又はその
表面にインク接着促進剤を塗布して化学的に処理すると
好ましい。スチレンペーパ上の印刷模様層4は、加熱処
理又は紫外線照射などで硬化・乾燥し、加熱処理の場合
、熱風、遠赤外線、バッチ炉などの加熱装置を用い、紫
外線照射で高速処理できるならば、紫外線発生装置とし
て水銀アーク燈が例示でき、そのほかに電子線照射装置
として電子ビームを発生する加速器なども存在する。
次に、印刷模様層4を形成したシート素材5において、
アセトン、シンナなどの有機溶剤によって非印刷部分6
の耐水性接着剤及びスチレンペーパを溶解・除去し、支
持シート1の上に印刷模様層4だけを残して、第3図に
示す所望の模様シート7を得る。シート素材5の非印刷
部分6を溶解・除去するには、模様シート素材5に有機
溶剤をスプレーガンやノズルによって吹き付け、溶剤槽
へ直接浸漬することは、印刷模様層4の膨潤などを起こ
しやすいので好ましくない。更に、模様シート7は、印
刷模様層4の全体を公知の保護フィルム8で覆い、該フ
ィルムは接着剤を介してシート7に貼着しても、又は自
己粘着フィルムをそのまま貼着してもよく、印刷模様槽
4が透視てきるように透明又は半透明であると望ましい
。模様作成時には、模様シート7から支持シート1を剥
がし、屋外使用品の表面の所望の位置に押圧接着し、必
要な場合には加熱すればよい。
(作用) 本発明方法では、有機溶剤によって非印刷部分6におけ
る耐水性接着剤2a及びスチレンペーパ3aを溶解・除
去するから、細かい文字や図柄などの印刷模様層4を形
成できる。模様作成時には、模様シート7から支持シー
ト1を剥がし、ヘルメット9(第4図)などの屋外使用
品又は屋外設置物に強く押し付け、該屋外使用品の表面
に印刷模様層4を転写すればよい。転写された微細模様
10において、接着剤2b、スチレンペーパ3b及び印
刷模様層4のいずれもが水に難溶又は不溶であり、雨水
などの水分が介在しても殆ど膨潤・剥離せず、文字や図
柄などの微細模様10を半永久的に保持できる。
(実施例) 本発明方法を図面に基づいて説明すると、第1図には、
本発明方法で使用する支持シート1を示し、該支持シー
トはシリコンで表面処理した離型紙であって、ロール状
に巻いたテープであるから連続加工が可能である。支持
シート1の全面に、感圧型である接着剤2を約10〜1
5μm塗布してから、厚さ約25μmのスチレンペーパ
3を貼着する。耐水性接着剤2は、水に難溶又は不溶で
あってもアセトンやシンカに可溶であり、及びスチレン
ペーパ3は、水に不溶であってもアセトンやシンカには
可溶である。また、スチレンペーパ3の表面には、イン
ク接着促進剤11を約15μmi布し、これによってス
チレンペーパ3の表面を化学的に処理して接着力を増大
させる。次に第1図に例示するように、スクリーン紗を
張設した枠12内でスキージ(図示しない)を作動させ
て所望の模様層4を連続印刷し、第2図に示す模様シー
ト素材5を得る。印刷模様層4は、アセトンやシンカに
不溶又は難溶であるポリウレタン系インクからなり、下
地層を含む複数層で構成する。
模様層4を印刷したシート素材5は、熱風や遠赤外線な
どの加熱装置を通して連続的に硬化・乾燥処理する。
印刷模様層4を有するシート素材5は、更に連続的に走
行させながら、その表面にアセトン又はシンカをノズル
によって吹き付け、非印刷部分6の耐水性接着剤及びス
チレンペーパを溶解・除去し、支持シート1の上に印刷
模様層4だけを残す。
この結果、有機溶剤によって非印刷部分6における耐水
性接着剤2a及びスチレンペーパ3aを溶解・除去する
から、文字や図柄などの印刷模様層4を形成することが
できる。得た模様シート7の全面には、印刷模様槽4が
透視できる自己粘着性の保護フィルム8を貼着し、この
接着力は接着剤2のそれよりも弱くなるように設定する
屋外使用品例えばヘルメット9における模様作成個所は
、その表面を予めメタノールなどで拭いておくことが望
ましい。次に模様シート7から支持シート1を剥がし、
ヘルメット9の所望の個所に強く押し付け、印刷模様層
4を転写すればよい。
転写された微細模様10では、接着剤2b、スチレンペ
ーパ3b及び印刷模様層4のいずれもが水に難溶又は不
溶であるから、雨水などでヘルメット9が濡れても、微
細模様10は殆ど膨潤・剥離しない。
(発明の効果) 本発明方法では、有機溶剤によって非印刷部分における
耐水性接着剤及びスチレンペーパを溶解・除去するから
、文字や図柄などの印刷模様層を作成でき、連続的に処
理すると作業能率も高い。
従って、絵描職人でなくてもイタリック文字などの複雑
な模様の作成が容易であり、ヘルメット。
オートバイ、自動車などの屋外使用品、又は表札や看板
などの屋外設置物に文字や図柄などの微細模様を迅速且
つ容易に作成できる。本発明方法によって作成された模
様は、耐水性接着剤、スチレンペーパ及び印刷模様層の
いずれもが水に難溶又は不溶であり、雨水などの水分が
介在しても殆ど膨潤・剥離せずに耐水性が優れているの
で、屋外使用品や屋外設置物に適用すると鮮明な微細模
様を長期間保持することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明方法で用いる支持シートの概略断面図、
第2図は支持シート上に模様槽を形成した模様シール素
材を示す概略断面図、第3図は本発明方法で製造した模
様シールを示す概略断面図、第4図は本発明方法で作成
した模様の一例を示すヘルメットの側面図である。 1・・・支持シート、2・・・耐水性接着剤、3・・・
スチレンペーパ、4・・・印刷模様層、5・・・模様シ
ート素材、6・・・非印刷部分、7・・・模様シート、
8・・・保護フィルム、9・・・ヘルメット、10・・
・微細模様。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、剥離性を有する支持シート上に耐水性接着剤を介し
    て薄いスチレンペーパを貼着し、次に耐溶剤性インクに
    よって単一又は複数の模様層を印刷してから、有機溶剤
    で非印刷部分の耐水性接着剤及びスチレンペーパを溶解
    ・除去して支持シート上に印刷模様層だけを残し、更に
    印刷模様層の全体を透明又は半透明の保護フィルムで覆
    っており、模様作成時には支持シートを剥がして屋外使
    用品の表面に印刷模様層を押圧接着することにより、雨
    水などの水分が介在しても屋外使用品の表面模様が殆ど
    膨潤・剥離しない模様作成方法。2、耐溶剤性インクに
    よって単一又は複数の模様層を印刷する前に、スチレン
    ペーパの表面にインク接着促進剤を塗布する請求項1記
    載の方法。
JP20720390A 1990-08-03 1990-08-03 屋外使用品の模様作成方法 Pending JPH0490400A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07181817A (ja) * 1993-10-29 1995-07-21 Satoshi Yokoo 複写物の加工方法および装置
JP2000168297A (ja) * 1998-12-07 2000-06-20 Fuji Shashin Kogei:Kk 転写シートとその製造法
CN107024833A (zh) * 2017-06-16 2017-08-08 京东方科技集团股份有限公司 一种精细图案的制作方法及显示装置

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