JPH04122675A - ゴルフボール用転写箔 - Google Patents

ゴルフボール用転写箔

Info

Publication number
JPH04122675A
JPH04122675A JP2244991A JP24499190A JPH04122675A JP H04122675 A JPH04122675 A JP H04122675A JP 2244991 A JP2244991 A JP 2244991A JP 24499190 A JP24499190 A JP 24499190A JP H04122675 A JPH04122675 A JP H04122675A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
layer
ink
chlorinated polyolefin
binder
adherence
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2244991A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigetomo Sakakibara
茂知 榊原
Kenjiro Kuroda
健二郎 黒田
Yoichi Kitamura
洋一 北村
Yoshiaki Shiina
義明 椎名
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
Priority to JP2244991A priority Critical patent/JPH04122675A/ja
Publication of JPH04122675A publication Critical patent/JPH04122675A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はゴルフボール用の転写箔に関するものである。
(従来の技術) 従来ゴルフボール用転写箔としては、未処理のポリプロ
ピレンフィルム上にNCにトロセルロース)/アルキッ
ド系インキを用いて所望の文字を設ける方法があった。
しかしこの方法ではNC/アルキンド系インキのポリプ
ロピレンフィルムからの剥離強度と、NC/アルキッド
系インキのゴルフボールに対する接着強度とに余り差異
がなく、転写時に絵柄の一部に欠けを生しるなどの欠点
を有していた。また、離型性を向上させるため未処理の
ポリプロピレンフィルムを使用するため、インキのフィ
ルムに対する密着強度が弱く、印刷時や、印刷後巻き取
ったロールを所望長さ及び所望幅に切断する時に、イン
キ塗膜の欠落の問題が生していた。またNC/アルキッ
ド系のインキ自体アイオノマーに対する密着性もそれほ
ど強固でないという基本的な問題も有していた。また転
写後の後工程に於けるトップコート時に於いてもトップ
コートの溶剤にて転写塗膜が再熔解され、画像が崩れる
という問題も有していた。
(発明の解決しようとする課題) 本発明は以上のような従来技術の欠点を解消しようとす
るものであって、転写時に絵柄の一部に欠けを生じるこ
と等なく、印刷時や、印刷後巻き取ったロールを所望長
さ及び所望幅に切断する時に、インキ塗膜の欠落の問題
が生しず、アイオ。
マーに対する基本的な密着性も強固で、かつ、モ工程に
於けるトップコート時に於いても画像がhれるという間
駐もないゴルフボール用転写箔をも供するものである。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記課題を解決しようとするもの1あって、
ポリエチレンテレフタレートフィルムlら成る基材層表
面に、セルロース誘導体から成イ透明剥離層、塩素化ポ
リオレフィンをバインダーとするインキによる文字・絵
柄層、塩素化ポリオレフィンから成る接着層が順次設け
られていることを特徴とするる。
本発明を具体的に説明する。第1図に示すように、基材
層(1)は、ポリエチレンテレフタレートフィルムから
成るものである。厚さは12〜25μが好ましい。ポリ
エチレンテレフタレートフィルムはポリプロピレンフィ
ルムと比較して耐気性が高いため乾燥温度を高く設定出
来、引っ張り強度が高いため見当精度も良い。またその
ため、薄いフィルムが使用可能なため、ゴルフボール表
面の凹部(以下デインプル)への転写性も優れている。
またポリプロピレンはど離型性はないため印刷時や、印
刷後巻き取ったロールを所望長さ及び所望幅に切断する
時に、インキ塗膜の欠落の問題が生しない。
基材層(1)の上には透明剥離層(2)を設ける。透明
剥離層(2)はセルロース誘導体から成る。これは後述
する文字・絵柄層(3)を形成するインキ、特にインキ
のバインダーとして用いられる塩素化ポリオレフィンが
、ポリエチレンテレフタレートフィルムに対する密着強
度が比較的強く、従ってバインダーが基材層(1)に直
接接触していると転写不良を生じてしまう可能性があり
、これを防ぐバリヤー層としての役目を持たせる。セル
ロース誘導体は、ポリエチレンテレフタレトフィルムに
対する剥離強度が軽いため、箔の転写性を向上させるこ
とができる。また、転写後の後工程に於けるトップコー
ト時に於いて、文字や絵柄を保護するバリヤー層の役目
を持っているとの理由により設けられるものである6具
体的にはアセチルセルロース、エチルセルロース、ニト
ロセルロースなどが用いられる。特に、ポリエチレンテ
レフタレートフィルムに対する剥離強度が軽いアセチル
セルロースが使いやすい。透明剥離層(2)の形成方法
としては、グラビア印刷、シルクスクリーン、ロールコ
ータ−、フレキソ等により形成される。厚さは、0.3
〜2μが好適である。
透明剥離層(2)の上には文字・絵柄層(3)を設ける
0文字・絵柄層(3)を形成するインキはアイオノマー
に対する密着性が良く、具体的には塩素化ポリオレフィ
ンをバインダーとするインキが用いられる。
文字・絵柄層(3)の上には接着層(4)を設けるが、
文字・絵柄層(3)との密着性を向上させるために文字
・絵柄層(3)と同等の樹脂である塩素化ポリオレフィ
ンを用いることにより、剥離強度が軽く密着性、耐溶剤
性に優れるゴルフボール用転写箔が得られる。
転写方法は、第2図に示す様な装置を用いてアップダウ
ン法により行う。この転写装置は、上下動可能な可動盤
(lO)下部に加熱機構を有する刻印部(11)が設け
られている加熱圧着部(I2)と、該加熱圧着部(12
)の下方に送りリル(13)及び巻取リリール(14)
により保持されている本発明の転写箔(15)を介して
、設けられておりゴルフボール(17)を支持する支持
テーブル(16)から成るものである。転写は、ゴルフ
ボール(17)を支持テーブル(16)の略中央に配置
し、刻印部(11)を110〜150゛Cに加熱しつつ
、加熱圧着部(12)を齢下させ、転写Pi(15)を
ゴルフボール(エフ)に0.5〜3秒間圧着することに
より行う。
(発明の作用) 本発明では、剥離性と画像と密着性をそれぞれ別々の層
或はインキで分担させることによりこのことを可能にし
た。
すなわち接着層として塩素化ポリオレフィンの樹脂を用
いることにより、密着力を上げることができ、同様にイ
ンキも塩素化ポリオレフィンインキを用いることで接着
層との密着力を向上させることが可能となった。また、
剥離層はセルロース誘導体の使用により、インキ層の基
材層であるポリエチレンテレフタレートフィルムに対す
る軽剥離化可能と、転写後の後工程に於けるトップコー
ト時に於ける文字や絵柄を保護するバリヤー層としても
作用している。
(実施例) 厚さ16μのポリエチレンテレフタレートフィルムの表
面に、アセチルセルロースをバインターとした透明剥離
層を1g7m”塗工した後、塩素化ポリプロピレンイン
キでゴルフボールの品名とマークを印刷し、最後に塩素
化ポリプロピレン接着層を3g/m”塗工し転写箔とし
た。
これを第2図に示した装置を用い、130”C11秒の
転写条件でアンプダウン法により転写したところ剥離強
度も軽く、デインプルの細部まで転写されたゴルフボー
ルが得られた。またこれにウレタンのトップコートを掛
けたところ、文字や絵柄画像の崩れることのない良好な
ゴルフボールが得られた。
(発明の効果) 本発明のゴルフボール用転写箔は下記の効果を奏する。
■基材層として用いるポリエチレンテレフタレトは耐熱
性が高いため、乾燥温度を高く設定でき、また引っ張り
強度が高いため見当精度も良い。
■基材層の引っ張り強度が高いことにより、薄いフィル
ムの使用が可能となり、ゴルフボール表面の凹部(デイ
ンプル)への転写性が優れている。
■基材層として用いるポリエチレンテレフタレトはポリ
プロピレンはど離型性はないため、印刷時や、印刷後巻
き取ったロールを所望長さ及び所望幅に切断する時に、
インキ塗膜の欠落の問題がない。
■透明剥離層としてセルロース誘導体を用いているため
、剥離強度が軽く接着強度が高いため転写性に優れる。
■セルロース誘導体から成る透明剥離層が、耐溶剤性に
優れるため転写後の後工程に於けるトップコート時に於
いても、トップコートの溶剤にて転写塗膜が再熔解され
、画像が崩れることがない。
【図面の簡単な説明】
第1区は本発明の転写箔の断面図、第2図は転写装置の
概略図である。 (1)・・・基材層 (2)・・・透明剥離層 (3)・・・印刷・絵柄層 (4)・・・接着層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  ポリエチレンテレフタレートフィルムから成る基材層
    表面に、セルロース誘導体から成る透明剥離層、塩素化
    ポリオレフィンをバインダーとするインキによる文字・
    絵柄層、塩素化ポリオレフィンから成る接着層が順次設
    けられていることを特徴とするゴルフボール用転写箔。
JP2244991A 1990-09-13 1990-09-13 ゴルフボール用転写箔 Pending JPH04122675A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2244991A JPH04122675A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 ゴルフボール用転写箔

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2244991A JPH04122675A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 ゴルフボール用転写箔

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04122675A true JPH04122675A (ja) 1992-04-23

Family

ID=17126956

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2244991A Pending JPH04122675A (ja) 1990-09-13 1990-09-13 ゴルフボール用転写箔

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04122675A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5770325A (en) * 1995-09-18 1998-06-23 Lisco, Inc. UV curable ink for game ball and method of printing
US20140166196A1 (en) * 2012-12-15 2014-06-19 Michael Flynn Golf ball alignment device
CN110053380A (zh) * 2019-04-22 2019-07-26 湖北中烟工业有限责任公司 一种烟用磨砂金效果的印刷工艺

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5770325A (en) * 1995-09-18 1998-06-23 Lisco, Inc. UV curable ink for game ball and method of printing
US20140166196A1 (en) * 2012-12-15 2014-06-19 Michael Flynn Golf ball alignment device
CN110053380A (zh) * 2019-04-22 2019-07-26 湖北中烟工业有限责任公司 一种烟用磨砂金效果的印刷工艺

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1196845A (en) Method of applying decorative foil to materials
US20120061014A1 (en) Self-Adhesive Material With A Water Soluble Protective Layer
US2746877A (en) Dry release transfer and method of making the same
WO2018235301A1 (ja) 接着剤インクを用いた転写方法、転写物、及び転写装置
JPS6037800B2 (ja) 乾式転写システム
EP0188051B1 (en) Transfer sheet
JPH04122675A (ja) ゴルフボール用転写箔
JPS642520B2 (ja)
GB2084931A (en) Heat transfer printing
JP3232405B2 (ja) 金属光沢を有する印刷物及び該製造方法
JPS6411480B2 (ja)
JPS6328794B2 (ja)
JPS6033029Y2 (ja) 転写紙
JP3263151B2 (ja) 箔シートの製造方法
JPS6114476Y2 (ja)
JP2001030691A (ja) 転写印刷法
KR200305633Y1 (ko) 표면슬립 코팅제층을 형성한 전사지 필름
JPH0490400A (ja) 屋外使用品の模様作成方法
JPS6033028Y2 (ja) 柄抜き用転写紙
JP2001134188A (ja) 感熱ラベル
JPH0422434B2 (ja)
JPH0569696A (ja) 軟質素材用転写箔及びそれを用いた転写方法
JPS59115848A (ja) 両面印刷物の製造方法
JPH0525918Y2 (ja)
JPH0719838Y2 (ja) 発泡ポリスチレン用感熱転写シート