JPS6057390B2 - 化粧板の製造方法 - Google Patents
化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS6057390B2 JPS6057390B2 JP11686277A JP11686277A JPS6057390B2 JP S6057390 B2 JPS6057390 B2 JP S6057390B2 JP 11686277 A JP11686277 A JP 11686277A JP 11686277 A JP11686277 A JP 11686277A JP S6057390 B2 JPS6057390 B2 JP S6057390B2
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- Japan
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- pattern
- dye
- transparent
- undercoat
- paint
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- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は化粧板の製造方法に関するものである。
建材用の化粧板において染料を用いて着色する化粧面を
形成する方法としては特公昭５２−９９２号に示すよう
に素材の表面に油溶性染料によつて模様印刷を行つた後
、その上に着色塗料を表面全面に塗布して着色染料の中
間部分まで前記染料を浮き上らせるという方法が考えら
れている。
形成する方法としては特公昭５２−９９２号に示すよう
に素材の表面に油溶性染料によつて模様印刷を行つた後
、その上に着色塗料を表面全面に塗布して着色染料の中
間部分まで前記染料を浮き上らせるという方法が考えら
れている。
しカルこのような方法では５、模様が全体的にぼけてし
まう。５染料と着色塗料との間だけの色調の変化のみで
あり、変化惑に乏しい。
まう。５染料と着色塗料との間だけの色調の変化のみで
あり、変化惑に乏しい。
６、着色塗料の厚さが中間部分まで均一に染Ｐを浮き上
らせることが難しいなどの問題点を有する。
らせることが難しいなどの問題点を有する。
本発明はこのような染料を用いた化粧板の従来の課題を
解決することを目的とするものである。すなわち本発明
は後述するように染料または顔料を添加した下地塗膜層
２上に反発剤を添加した印刷インキで柄模様３を印刷し
た直後、前記染料を溶解できる透明または半透明着色塗
料を全面に塗布して該透明ないし半透明着色塗料ににじ
み模様を形成するものである。本発明はこのような構成
をとることにより、輪かくのはつきりした多彩かつ均一
な化粧模様を得ようとするものである。以下図面に基づ
いて本発明方法の構成について説明する。１ 必要に応
じ下地処理された基板１表面に油溶性あるいは溶剤分散
型の染料を添加した下塗々料を塗布し、乾燥硬化して下
塗々膜層２を形成する。
解決することを目的とするものである。すなわち本発明
は後述するように染料または顔料を添加した下地塗膜層
２上に反発剤を添加した印刷インキで柄模様３を印刷し
た直後、前記染料を溶解できる透明または半透明着色塗
料を全面に塗布して該透明ないし半透明着色塗料ににじ
み模様を形成するものである。本発明はこのような構成
をとることにより、輪かくのはつきりした多彩かつ均一
な化粧模様を得ようとするものである。以下図面に基づ
いて本発明方法の構成について説明する。１ 必要に応
じ下地処理された基板１表面に油溶性あるいは溶剤分散
型の染料を添加した下塗々料を塗布し、乾燥硬化して下
塗々膜層２を形成する。
（第１図４）前記染料は顔料に置き換えてもよい。基板
１は合板、繊維板、石膏板、金属板など有機質あるいは
無機質からなる板状体フ を用いる。基板１の表面に紙
、布、ビニールシートなどシート状物を貼着したもので
もよい。下地処理としては目止、サンデイング、シーラ
塗などを行い、基板１の表面平滑性を良好にする。５２
つぎに下塗々膜層２上に反発剤を添加した印刷インキを
用いる通常のグラビア印刷機、グラビアオフセット印刷
機を用いて柄模様３を印刷する。
１は合板、繊維板、石膏板、金属板など有機質あるいは
無機質からなる板状体フ を用いる。基板１の表面に紙
、布、ビニールシートなどシート状物を貼着したもので
もよい。下地処理としては目止、サンデイング、シーラ
塗などを行い、基板１の表面平滑性を良好にする。５２
つぎに下塗々膜層２上に反発剤を添加した印刷インキを
用いる通常のグラビア印刷機、グラビアオフセット印刷
機を用いて柄模様３を印刷する。
（第１図＠）反発剤としてはシリコン、ワックスなどの
普通のものでよい。３つぎに前記柄模様３の印刷インキ
が乾燥硬化する前に前記染料を溶解し得る物質を添加し
た透明あるいは半透明着色塗料を基板１全面に塗布する
。
普通のものでよい。３つぎに前記柄模様３の印刷インキ
が乾燥硬化する前に前記染料を溶解し得る物質を添加し
た透明あるいは半透明着色塗料を基板１全面に塗布する
。
（第１図θ）印刷インキの乾燥硬化の前とば湿潤状態゛
をいう。゜゜染料または顔料を溶解する物質゛は通常の
溶剤であるから結局透明ないし半透明着色塗料は溶剤型
の塗料を用いればよいことになる。
をいう。゜゜染料または顔料を溶解する物質゛は通常の
溶剤であるから結局透明ないし半透明着色塗料は溶剤型
の塗料を用いればよいことになる。
下塗々膜層２中の反発剤の作用によつて透明ないし半透
明塗料は部分的にはじかれて柄模様３および下塗々膜層
２を部分的に露見し、かつ柄模様３および下塗々膜層２
上に凸部４，４″を形成した凹凸模様となる。そして下
塗々膜層２上の凸部４″には下塗々膜層２に添加された
染料か透明ないし半透明塗料中の“゜染料を溶解，し得
る物質゛の作用で溶解し透明ないし半透明塗料による凸
部４゛に溶出し、凸部４″に前記染料のにじみ模様を現
出する。また柄模様３上の凸部４には下塗々膜層２に添
加された染料は溶出してこないが柄模様３の２色調に変
化を与えて意匠性の向上に役立つものである。
明塗料は部分的にはじかれて柄模様３および下塗々膜層
２を部分的に露見し、かつ柄模様３および下塗々膜層２
上に凸部４，４″を形成した凹凸模様となる。そして下
塗々膜層２上の凸部４″には下塗々膜層２に添加された
染料か透明ないし半透明塗料中の“゜染料を溶解，し得
る物質゛の作用で溶解し透明ないし半透明塗料による凸
部４゛に溶出し、凸部４″に前記染料のにじみ模様を現
出する。また柄模様３上の凸部４には下塗々膜層２に添
加された染料は溶出してこないが柄模様３の２色調に変
化を与えて意匠性の向上に役立つものである。
４つぎに必要に応じて第２図に示すように透明塗料で表
面保護層５を形成してもよい。
面保護層５を形成してもよい。
５また（第２図）シート状物の上に前記と同様２の方法
により、下地塗膜層２および透明ないし半透明塗料によ
る凸部４，４″を形成した後、基板１に該シートを接着
してもよい。
により、下地塗膜層２および透明ないし半透明塗料によ
る凸部４，４″を形成した後、基板１に該シートを接着
してもよい。
本発明方法は以上のような構成を有するものでその作用
効果を要約すれば次の通りである。
効果を要約すれば次の通りである。
３ｒ５現出される凹凸模様のうち下塗々膜層２上の凸部
４″ににじみ模様が表現され、立体感のある多彩な化粧
模様となり、従来のものに比べ著るしく意匠性が向上で
きる。
４″ににじみ模様が表現され、立体感のある多彩な化粧
模様となり、従来のものに比べ著るしく意匠性が向上で
きる。
５製造工程も従来の工程と大きな差異がなく製造装置が
簡単ですむ。
簡単ですむ。
実施例
硬質繊維板を基板１として表面にシーラー塗装を施こし
下地処理を行なう。
下地処理を行なう。
つぎにその全表面に油溶性染料を添加したアクリル樹脂
塗料を５０−８０ｙ／イ塗布した後、熱風乾燥機を用い
５０−１２０℃、４分間乾燥し、下塗々膜層２を形成す
る。
塗料を５０−８０ｙ／イ塗布した後、熱風乾燥機を用い
５０−１２０℃、４分間乾燥し、下塗々膜層２を形成す
る。
下塗々膜層２の表面にシリコンを添加したプリント用イ
ンキを用いてグラビアオフセット印刷機により柄模様３
を印刷する。
ンキを用いてグラビアオフセット印刷機により柄模様３
を印刷する。
該柄模様３の印刷が指触乾燥程度に硬化した時点で全表
面に半透明着色のウレタン樹脂塗料を５０−８０ｆ／イ
塗布する。
面に半透明着色のウレタン樹脂塗料を５０−８０ｆ／イ
塗布する。
該塗料は柄模様３の印刷インキに添加されたシリコンの
作用で、はじかれた部分的に凸部を形成する。
作用で、はじかれた部分的に凸部を形成する。
そして下塗々膜層２上に形成された凸部４においてはそ
の塗料中の溶剤によつて下塗々料中の染料が時間の経過
とともに溶出し、にじみ模様を形成する。一方柄模様３
上に形成された凸部４″はそれ自身の着色により、凸部
４と共働して多彩な化粧模様を形成する。
の塗料中の溶剤によつて下塗々料中の染料が時間の経過
とともに溶出し、にじみ模様を形成する。一方柄模様３
上に形成された凸部４″はそれ自身の着色により、凸部
４と共働して多彩な化粧模様を形成する。
最後に熱風乾燥機によつて５０−１２００Ｃ５分間乾燥
する。
する。
第１図：イーハニ本発明方法の工程を示す断面図、第２
図：表面保護層を設けた本発明による化述板の断面図、
第３図：化粧板の平面図。 １：基板、２：下塗々膜層、３：柄模様、４″：下塗々
膜上の凸部、４：柄模様上の凸部、５：表面保護層。
図：表面保護層を設けた本発明による化述板の断面図、
第３図：化粧板の平面図。 １：基板、２：下塗々膜層、３：柄模様、４″：下塗々
膜上の凸部、４：柄模様上の凸部、５：表面保護層。
Claims (1)
- １ 必要に応じ適宜下地処理された基板１の表面に油溶
性あるいは溶剤分散型の染料または顔料を添加した下塗
々料を塗布して下塗々膜層２を形成した後、反発剤を添
加した印刷インキを用いて柄模様３を印刷し、該柄模様
３の印刷インキが乾燥硬化する前に前記染料を溶解し得
る物質を添加した透明または半透明着色塗料を全面に塗
布して、これら印刷インキ、透明または半透明着色塗料
を乾燥することによつて、印刷インキが透明または半透
明着色塗料をはじいて凹凸柄模様を現出するとともに、
柄模様３以外の部分で下塗々膜層２上面に塗布された透
明ないし半透明塗料による凸部４′に下塗々料中の染料
が溶出してにじみ模様を形成する、ことを特徴とする化
粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11686277A JPS6057390B2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11686277A JPS6057390B2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 化粧板の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5450538A JPS5450538A (en) | 1979-04-20 |
| JPS6057390B2 true JPS6057390B2 (ja) | 1985-12-14 |
Family
ID=14697459
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11686277A Expired JPS6057390B2 (ja) | 1977-09-30 | 1977-09-30 | 化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6057390B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63179990U (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-21 | ||
| JPH0987U (ja) * | 1991-08-22 | 1997-02-14 | 巌 寺田 | 防災用貯水槽の水量計及び貯水槽の給水排水空気の吸入排出可能な蛇口 |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS567666A (en) * | 1979-06-30 | 1981-01-26 | Eidai Co Ltd | Preparation of decorative material |
| JP2691165B2 (ja) * | 1988-03-31 | 1997-12-17 | 神島化学工業株式会社 | 建築板の化粧方法 |
-
1977
- 1977-09-30 JP JP11686277A patent/JPS6057390B2/ja not_active Expired
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63179990U (ja) * | 1987-05-14 | 1988-11-21 | ||
| JPH0987U (ja) * | 1991-08-22 | 1997-02-14 | 巌 寺田 | 防災用貯水槽の水量計及び貯水槽の給水排水空気の吸入排出可能な蛇口 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5450538A (en) | 1979-04-20 |
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