JPS5842452A - 突板化粧板の製造方法 - Google Patents
突板化粧板の製造方法Info
- Publication number
- JPS5842452A JPS5842452A JP14136981A JP14136981A JPS5842452A JP S5842452 A JPS5842452 A JP S5842452A JP 14136981 A JP14136981 A JP 14136981A JP 14136981 A JP14136981 A JP 14136981A JP S5842452 A JPS5842452 A JP S5842452A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- veneer
- board
- ink
- pattern
- decorative
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は矢板化粧板の製造方法に関するものであって、
詳しくは、比較的安価な矢板の表面に高級な木材のある
いはその他の模様を施すことＫよって、高級な突板化粧
板を得ることを目的とするものである。
詳しくは、比較的安価な矢板の表面に高級な木材のある
いはその他の模様を施すことＫよって、高級な突板化粧
板を得ることを目的とするものである。
天然木をスライスした所謂突板を用いた突板化粧板は、
最近の資源不足から良材の人手が困難となり、天然木を
使用しても高級な化粧板を得ることができなくなってき
ている。
最近の資源不足から良材の人手が困難となり、天然木を
使用しても高級な化粧板を得ることができなくなってき
ている。
そこで、比較的低級で安価な矢板を使用し、その上に透
明塗料や透明インキを用いて高級な木材の模様を施す方
法が考えられたが、この方法では矢板表面の天然の木目
模様とインキ等による人工の木目模様とが単に重なって
形成されているだけであり、例えば突板表面の内の春材
部と秋材部とではその組織の緻密さの相違に起因する色
調の差が存在するのにもかかわらず、上から施された人
工の木目模様は突板表面をその組織０緻密さに関係なく
着色してしまい、本来白っぽい組織であるべき部分が黒
っぽく着色されてしまったり、導管溝が白く浮き出して
いなければならないのにインキや塗料で着色されてしま
うといった問題があった。これを解決するては、被印刷
体であるその突板を原稿とした版を作製して、その模様
を完全に同調させて形成する必要がある。しかし、矢板
は天然のものであるから１枚１枚その模様が異なり、従
って、印刷による模様をその矢板の模様に同調させるに
は突板の枚数と同数の版が必要となり、この方法は実用
には供し得ない。
明塗料や透明インキを用いて高級な木材の模様を施す方
法が考えられたが、この方法では矢板表面の天然の木目
模様とインキ等による人工の木目模様とが単に重なって
形成されているだけであり、例えば突板表面の内の春材
部と秋材部とではその組織の緻密さの相違に起因する色
調の差が存在するのにもかかわらず、上から施された人
工の木目模様は突板表面をその組織０緻密さに関係なく
着色してしまい、本来白っぽい組織であるべき部分が黒
っぽく着色されてしまったり、導管溝が白く浮き出して
いなければならないのにインキや塗料で着色されてしま
うといった問題があった。これを解決するては、被印刷
体であるその突板を原稿とした版を作製して、その模様
を完全に同調させて形成する必要がある。しかし、矢板
は天然のものであるから１枚１枚その模様が異なり、従
って、印刷による模様をその矢板の模様に同調させるに
は突板の枚数と同数の版が必要となり、この方法は実用
には供し得ない。
本発明は以上σ）ような欠点を解消すべくなされたもの
であって、突板の表面に任意の模様を施し、その表面を
サンディングする等して模様を構成するインキ等の一部
を除去することによって、矢板表面に矢板の組織の緻密
さ等眞応じた高級な木目模様あるいはその他の模様を形
成する方法を提供するものである。
であって、突板の表面に任意の模様を施し、その表面を
サンディングする等して模様を構成するインキ等の一部
を除去することによって、矢板表面に矢板の組織の緻密
さ等眞応じた高級な木目模様あるいはその他の模様を形
成する方法を提供するものである。
以下本発明を図面て従って詳細に説明する。
まず、第１図に示すように突板（１）の表面匠任意とイ
ンキφ望１輸（６）とが形成される。
ンキφ望１輸（６）とが形成される。
これは導管部の場合も同様であって、第４図に示すよう
に導管溝（７）の上に施されたインキは、導管溝の内部
には浸入せずにその上に跨がった状態で被膜になってお
り、この表面を研磨することによって第５図に示すよう
に導管溝を露出させるこｑａ’ｈ＜ｙ−ｒ、、、秦一部
分と、導管溝部分とは着色されずに突板本来の色調を有
した突板化粧板が得られる。
に導管溝（７）の上に施されたインキは、導管溝の内部
には浸入せずにその上に跨がった状態で被膜になってお
り、この表面を研磨することによって第５図に示すよう
に導管溝を露出させるこｑａ’ｈ＜ｙ−ｒ、、、秦一部
分と、導管溝部分とは着色されずに突板本来の色調を有
した突板化粧板が得られる。
インキは突板の組織に浸透しているので化粧板表面の耐
摩耗性は良好であるが、高度な表面性能を要求される場
合や、表面を塗装する必要のある場合には、この後頁に
透明樹脂や着色透明樹脂を塗布することもできる。
摩耗性は良好であるが、高度な表面性能を要求される場
合や、表面を塗装する必要のある場合には、この後頁に
透明樹脂や着色透明樹脂を塗布することもできる。
被印刷体である突板は、突板単体でも良いし、第１図に
示すように各種基材（８）Ｋ積層したものでも良いし、
又、表面層に突板を用いた合板でも良い。
示すように各種基材（８）Ｋ積層したものでも良いし、
又、表面層に突板を用いた合板でも良い。
任意の模様は使用する突板と同種の材の木目模様が最も
良いが、異種の材、あるいは抽象柄模様等の木目以外の
模様を用いることも可能である。
良いが、異種の材、あるいは抽象柄模様等の木目以外の
模様を用いることも可能である。
突板賃書１＝＝５．ｉ＋＋３．ンキ等を除去する方法は
、インキが乾燥しているか否かによって異なり、インキ
が乾燥していない状態で除去する場合には、吸水紙を静
かに重ねてインキを吸い取る等の他の部分が汚れないよ
うな方法を選ぶ。又、乾燥した後に除去する場合には、
サンディングの他にドクターやバフロール等で掻き取る
等の方法を用いることができる。もちろん、矢板表面を
損傷しないようにインキを除去することは言うまでもな
い。
、インキが乾燥しているか否かによって異なり、インキ
が乾燥していない状態で除去する場合には、吸水紙を静
かに重ねてインキを吸い取る等の他の部分が汚れないよ
うな方法を選ぶ。又、乾燥した後に除去する場合には、
サンディングの他にドクターやバフロール等で掻き取る
等の方法を用いることができる。もちろん、矢板表面を
損傷しないようにインキを除去することは言うまでもな
い。
又、インキに使用したのと同一の又は類似の溶剤を吹き
付けたり、その溶剤を含ませたシートを接触させる等し
て、インキ皮膜を溶解除去することもできる。
・ 任意の模様を施す方法としては、グラビアオフセット印
Ｉ１１、スクリーン印刷、転写印刷、その他公知の方法
が使用可能であるが、各れの場合においても突板の表面
にインキが付着する際には、ウェットの状態すなわち突
板へ浸透可能な状態で施されることが要件である。
付けたり、その溶剤を含ませたシートを接触させる等し
て、インキ皮膜を溶解除去することもできる。
・ 任意の模様を施す方法としては、グラビアオフセット印
Ｉ１１、スクリーン印刷、転写印刷、その他公知の方法
が使用可能であるが、各れの場合においても突板の表面
にインキが付着する際には、ウェットの状態すなわち突
板へ浸透可能な状態で施されることが要件である。
インキは、着色透明、着色透明樹脂
能であって、用途に応じて使い分ける。
本発明において、任意の模様を施す前に、矢板表面に着
色透明な樹脂を塗布することも可能である。
色透明な樹脂を塗布することも可能である。
このように着色透明な樹脂を塗布することによって、突
板の色違いによる不良を防止することができる。もちろ
んその樹脂は、後から施されるインキの突板への浸透を
妨げない程度の量にする必要がある。
板の色違いによる不良を防止することができる。もちろ
んその樹脂は、後から施されるインキの突板への浸透を
妨げない程度の量にする必要がある。
以上の様な構成からなる本発明方法は次のような効果を
有する。
有する。
■模様形成とその模様を構成するインキの一部をサンデ
ィング等で除去するという極めて有り触れた工程のみで
、特殊な薬剤を用いることもな（高級な突板化粧板を得
ることができる。
ィング等で除去するという極めて有り触れた工程のみで
、特殊な薬剤を用いることもな（高級な突板化粧板を得
ることができる。
■インキは突板の組織中に浸透しているので、化粧板表
面の耐摩耗性は良好である。
面の耐摩耗性は良好である。
最上層に 二二分矢板を用いた牟寺−：薯場合板の表面
に、 木 目 模様をグラビアオフセット印刷方法で
−一≠≠着色 インキで管溝部分に付着したイ
ンキのみを除去して高級突ゝ板化粧板を得た。
に、 木 目 模様をグラビアオフセット印刷方法で
−一≠≠着色 インキで管溝部分に付着したイ
ンキのみを除去して高級突ゝ板化粧板を得た。
図面は本発明の実施例を示すものであって、第１図は矢
板の表面に模様を施した直後、第２図と第４図は時間の
経過と共にインキが部分的に突板の組織へ浸透した状態
、第３図と第５図は浸透しなかったインキを除去した後
の矢板化粧板の各々断面図を示す。 ７− 第３図
板の表面に模様を施した直後、第２図と第４図は時間の
経過と共にインキが部分的に突板の組織へ浸透した状態
、第３図と第５図は浸透しなかったインキを除去した後
の矢板化粧板の各々断面図を示す。 ７− 第３図
Claims (2)
- （１）突板の表面にあるいは突板な表面材として用いた
化粧板の矢板の表面に任意の模様を施した後に、該模様
を構成するインキ等の一部を除去することを特徴とする
突板化粧板の製造方法。 - （２）突板の表面て着色透明な樹脂を塗布した後に任意
の模様を施すことを特徴とする特許請求の範囲第（１１
項記載の突板化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14136981A JPS5842452A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 突板化粧板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14136981A JPS5842452A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 突板化粧板の製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5842452A true JPS5842452A (ja) | 1983-03-11 |
Family
ID=15290377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14136981A Pending JPS5842452A (ja) | 1981-09-08 | 1981-09-08 | 突板化粧板の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5842452A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006015326A (ja) * | 2004-06-04 | 2006-01-19 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 模様付け材、模様付け具、模様付け方法及び柾目模様材 |
| JP2006142124A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 模様付け材、模様付け具及び模様付け方法 |
-
1981
- 1981-09-08 JP JP14136981A patent/JPS5842452A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006015326A (ja) * | 2004-06-04 | 2006-01-19 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 模様付け材、模様付け具、模様付け方法及び柾目模様材 |
| JP4494228B2 (ja) * | 2004-06-04 | 2010-06-30 | 菊水化学工業株式会社 | 模様付け材、模様付け具及び模様付け方法 |
| JP2006142124A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Kikusui Chemical Industries Co Ltd | 模様付け材、模様付け具及び模様付け方法 |
| JP4499534B2 (ja) * | 2004-11-16 | 2010-07-07 | 菊水化学工業株式会社 | 模様付け材、模様付け具及び模様付け方法 |
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