JPH01500421A - フレキシブル容器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 フレキシブル容器 本発明は充填口および排出口が配設されている塊状物、好ましくは媒質または軍 用物資、ガス、液体、弾薬、バラ荷の輸送および貯蔵のためのプラスチックまた はゴム製のフレキシブル容器に関する。

さらに詳しくは、本発明はコンテナおよび水槽のようなものの内部に配設されて いるフレキシブル容器に関する。

たとえばコンテナで液体を輸送すること、およびこの目的のためにコンテナには 充分に気密性を有するフレキシブルなプラスチック材でできている内部容器が設 けられていることが知られている。充填された状態でこの内部容器は実質上コン テナの内部空間を形成する。内部容器に充填された液体が輸送中に好ましくない 運動（ローリングまたははね飛び運動）をするのを防ぐために、ネットまたは固 定バンド°が、プラスチック製容器の上方への膨出および移動可能性をなくする ように、該プラスチック製容器を覆って配設されている。

通常のコンテナはその寸法（前面は一辺が数メートルであるのに対し、長さが約 １０メートルである）のために、液体輸送に適する容器の製作に問題を生ずる。

通常液体を収納するための容器はコンテナの形状を有しているため細長い容器を 製作する必要があるからである。プラスチック製容器には、輸送中に液体の運動 により発生する相当大きな力が作用するという事実も考慮する必要がある。たと えば、コンテナが貨車で輸送されれば、該貨車は順番に切離され、坂を下りそし て停止ブロックに緩衝材なしに衝突するということを記憶すべきである。このば あい、液体による慣性力は非常に大きいので、プラスチック製容器およびコンテ ナは破壊されるかもしれない。

本発明はコンテナに適した液体収納容器の製作を改善し、さらには輸送中に発生 する力によりプラスチック製容器および金属製コンテナが破壊されることない容 器の実施例を見出すことを目的としている。

本発明の目的は、請求の範囲に記載されたフレキシブル容器により達成される。

本発明の容器は、適当な材料を帯状に多層構造とし該帯状の端部を接続し管状の ものとなしたものである。この種の製作は技術的に解決されており、充分に長い 帯状のものを、たとえば、高周波溶接により熱可塑性プラスチック材（ｐｏｌａ ｒｅｍ　Ｋｕｎｓｔｓｔｏｒｒｓａｔｅｒ［ａりの板状の状態から管状体に形成 することができる。

このような管状体の両端開口部は、お互いに適合しあうクランプ手段により接合 される。もし管状体がコンテナの内部空間を最大に利用する、つまりふさぐよう に選択され、そして一つの開口部の端部が直線接続形状のばあいは、クランプ部 材の一つはコンテナの幅よりも広いことが必要となるであろう。それゆえ、本発 明の一実施例においては、波形表面を有するクランブジａ−（Ｋｌｅｍｍｂａｅ ｋｅｎ）を有する二つのクランプ部材が配設されている。もし、たとえば歯角Ｂ Ｏ０のラック状クランプジョーが使用されたときは、クランプバ−の波形表面の 上に管状体の端部を波形に合せて置くことにより管状体周長のわずか４分の１の 長さのクランプバーを利用することができる。本発明の好ましい実施例ではその ように長さが選定されているので、両端のクランプ接合部材はコンテナのドア開 口部とちょうど同じ大きさかいくぶん小さくなる。管状の容器がこのような方法 で両端部が閉じられたのち、クランプ接合部材はエキスバンド部材などによりコ ンテナ床面より所定高さでコンテナのドア開口部のフレーム内に装着される。コ ンテナの床面上方でこのように装着することにより、一方において、充填された コンテナは常に容器に対しあらかじめ与えられている引張応力により形状があら かじめ決定されているので、輸送中に生ずる振動を中和することができ、容器の 破壊を防止できることがわかる。これに加えて、適当な装置を設けることにより 引張応力を発生させた状態においても容器を完全にからにすることができる。

本発明の管状の容器は、上下部材を等しい形状とする必要はない。「非対称」の 実施例の方がむしろより好ましい。というのは下部をおけ状に形成し上部を引張 応力状態下の膜として形成すれば、容器は輸送用液体を充填したのちは輸送中に ほとんど交番応力の発生しない構造となる。

本発明の容器は、必ずしも一層の管状の膜から構成される必要はない。危険な物 質を本発明の容器で輸送または貯蔵することを可能ならしめるためには、むしろ 多層膜で構成するのがよい。このばあい比較的厚い外側膜に主として機械的応力 を負担させ、一方比較的薄い内側を泡状体（Ｆｏｒｍ　ｅ！ｎｅｒ　Ｂｌａｓｏ ）に内側膜を形成し侵食性のあるまたは危険な媒質を気密的に保ｔ４ｊする。内 側膜とじては、たとえば吹込成形により製造した輸送する危険な媒質に適合した 材料により構成された泡状体が利用できる。

外側膜が液体の収納および輸送に必要な容器全体の強度を有するので、この内側 の泡状体の機械的強度は小さくてよい。このように、外側膜として利用される材 質は、なかんずく所定の機械的特性を有することが要求され、輸送する媒質の侵 食性は考慮されない。本発明のフレキシブル容器の外側が損傷したときでさえも 、もし閉鎖状の泡状体が内部に形成されていれば、この容器は再使用することが できる。

さらに管状の容器の端部開口部を結合した状態でベースサポートを装備すること ができる。このベースサポートは開口部の二分割体とともにクランブジａ−のあ いだに置かれそしてそれに取付けられる。さらに、このようにして、容器はより 高い機械的応力に耐えつるようになりまたは強度が増す。管状の容器の所定の応 力が付加された部分は、とりわけ本発明の容器が地中の水槽中に配設されるとき は、床面に対し保護材が当てかわれる。

以下、実施例の図面にもとづき本発明について説明する。

第１図は金属で製作された輸送容器（コンテナ）に収納された状態のフレキシブ ル容器の斜視図である。

第２図および！Ｉｆ’！３図はからの状態のフレキシブル容器の縦断面図である 。

第４図および第５図はクランプ部材の正面図である。

第６図は第５図（第４図に比べ拡大されている）のクランプ部材の横断面図であ る。

第７図は張力付加装置が装着されている部材の端部である。

ｍ８図は容器に取付けられた固定バンドの斜視図である。

図においてコンテナＩＯの輪郭は一点鎖線で示されている。コンテナ１０内には コンテナの側面により平らにされた部分を両側に有する管状のフレキシブル容器 １１がある。

しかし、フレキシブル容器１１の他の部分は実質上筒状に構成されている。

管の両端開口部は直線形状のクランプ継手１４により完全に密閉されている。

第１図では天井部に充填手段がチューブまたは開口１２として示されている。

管状のフレンキシブル容器１１はいくつかの付属品、すなわちコンテナｌＯ下部 に自由端を有する固定バンド１３が長手方向に配設されている。

第２図および第３図にはコンテナ１０に収納されたからの状態のフレンキシブル 容器１１が示されている。第２図では、充填および排出装ｆｉ１２が上方に配設 され、一方第３図では短い排出管１５が底部に配設されている。

￥Ｓ１図ないし第３図において、付属部材１４がコンテナｌＯの底面より所定高 さでコンテナｌＯの開口フレームに取付けられているのがわかる。このように、 液体が充填された状態においてさえも、これによりフレキシブル容器１１が、交 番応力に対しても好ましい形状となることがわかる。

第４図および第５図には、クランプ部材１４が示されている。該クランプ部材は 、長手方向に伸びている互いに噛み合う２つのクランプジＨ−２０および２１よ り構成されている。しかし、互いに噛み合うクランプ継手＝２０および２１の噛 み合う部分は平らではなく互いに噛み合っている波状の形状を有している。１１ ｆ１５図に示されるように、二つのクランプ継手Ｍ−２０および２１は管状の容 器１１の上下端部を噛み込んでいる。ここで符号２２で示されるネジ継手を締付 けると、管状のフレキシブル容器１．１の上下端部の各内面は圧着されガスおよ び液体に対しての気密性が確保される。

第６図は、この関係を実寸で示しており、図中右側に管状のフレキシブル容器１ １があると仮定されている。この状態から、容器はｍ１図に示される実質上円筒 形の容器になる。フレキシブル容器１１の隣接する端部は二つのクランプジ！！ −２０および２１のあいだの圧縮部分に配設されている。第６図に示される単一 の管状の容器１１の代わりに、複数の容器も同様の方法でクランプジ！ｌ−２０ および２１のあいだで固定することができることがわかる。

第４図のみならず第６図および第７図により、張力付加装置３３があるのがわか る。これは外部に六角形の頭部を有するボルト３２である。ボルト３２のネジ部 はネジが切られた補助部材３１に螺入されている。部材３１はクランプ部材１４ の両端面部に装着されている。第４図および′ｗ４７図より、ボルト３２を回転 することによりクランプ部材１４の軸方向の全長が増加または減少することが容 易にわかる。なぜなら二つのクランプジー−２０および２１を互いに圧着させる ことにより管状のフレキシブル容器１１の開口部をシールしたのちに、両クラン プ部材１４がコンテナ１０のドアポスト用開口に配設され、かつコンテナ１０の ドアフレーム内でクランプ部材１４が強固に保持されるようになるまでボルト３ ２が引き出されるからである（第１図および第３図参照）。

第８図は固定バンド１３が管状のフレンキシブル容器１１にいかに装着されるか を示している。なぜならばプラスチック部材４４がフレンキシブル容器１１にル ープ状に装着され、そして該プラスチック部材のループ部に小環（Ｏｓｅ）また はＤリング４５が吊り下げられているからである。下端にフック４Ｂを有する固 定バンド１３が小環に吊り下げられている。固定バンド１３の長さは調節可能で あり、そして固定バンドは管状の容器１１が収納している液体の輸送中に発生す る振動に対処するためコンテナＩＯの下部に固定されている。

管状の容器の材料としては、プラスチック材料またはゴムが採用でき、そしてそ れにより、これらは一層または二層以上の布層を両側から囲みそして布層を貫通 する。

たとえば、ゴムにトリルゴム、ブチルゴムその他）のみならず熱可枳性材（ＰＶ Ｃ、ＰＰ、　ＰＥ）が利用できる。もし熱可塑性を有する材料が利用されたばあ い、個々の端部は高周波溶接することができる。

第４図および第５図に示される形状のクランプ継手−の代りに、ラビリンスシー ルその他のシール可能なものが採用できる。これに関連して■要なことは、管状 の容器目はコンテナｌＯの内部とできるだけ同じ大きさであり、かつクランプの 直線部分はコンテナのドア開口部の横幅より大きくなってはならないということ である。

鵠、 国際調査報告 Ａ−ＮＮＥ：（ＴｏＴ′、：ＥＩＮＴＥＲＮＡＴ：ＣＮＡＬ’Ｓｒ、’ｂＱＣＨ ＲＥＤ（：ＲＴＯＮ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １．人工材料または弾性体材からなり、貨物とりわけ液体またはばら荷を収納す るのに適するように形成され、充填用および排出用開口が配設されかつクランプ 部材（１４）によって密閉できるフレキシブル容器（１１）であって、前記容器 （１１）が二つの管端部を有する管状体からなり、前記両管端部にはクランプ部 材（１４）が装着され、前記管端部のクランプ部材の少なくとも一つが張力付加 部材（３１、３２、３３）を有し、 前記張力付加部材がコンテナ（１０）のフレーム部材のあいだの張力付加装置と して利用され、かつ前記張力付加装置はコンテナ（１０）の水平床面またはフレ ームから所定高さにあることを特徴とするフレキシブル容器。 ２．張力付加部材（３１、３２、３３）が伸長自在であり、クランプ部材（１４ ）に関して旋回もしくは回転可能であり、かつ前記張力付加部材（３１、３２、 ３３）がコンテナ（１０）もしくはフレームのドア開口部の内面線と嵌合されう る請求の範囲第１項記載の容記。 ３．理論上における長手方向対称面を有する容器であって、クランプ部材（１４ ）が該理論上における長手方向対称平面内に水平に配設されている請求の範囲第 １項または第２項記載の容器。 ４．管状体が非対称の二分割体からなり、かつ上部分割体の膜厚が下部分割体の 膜厚より薄い請求の範囲第１項、第２項または第３項記載の容器。 ５．管状体が２もしくは３以上の層よりなり、または１もしくは２以上の膜から なり、好ましくはそれらは相互に結合されずかつ外側容器とも結合されないが、 同じクランプ部材（１４）に嵌合されかつ該クランプ部材により密閉されている 請求の範囲第１項、第２項、第３項または第４項記載の容器。 ６．外側管状膜および内側膜からなる容器であって、外側管状膜が結合され、接 着され、または溶接された板状体からなり、一方向側膜が吹込成形により製作さ れている請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項または第５項記載の容器。 ７．外側管状膜厚が１ミリメートルないし数ミリメートルまでであり、一方内側 膜が、たとえはポリエチレン薄膜またはポリテトラフルオロエチレン薄膜からな る請求の範囲第１項、第２項、第３項、第４項、第５項または第６項記載の容器 。 ８．コンテナ（１０）の床へ容器を取付けるための固定バンド（１３）およびフ ック（４６）を有する外側固定バンド環（４５）が所定基礎またはサポートフレ ームヘの收付けのために管状体の外側に配設されている請求の範囲第１項、第２ 項、第３項、第４項、第５項、第６項または第７項記載の容器。