JPH0624486A - 略矩形コンテナ用改良型可撓インサート - Google Patents

略矩形コンテナ用改良型可撓インサート

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JPH0624486A
JPH0624486A JP4210958A JP21095892A JPH0624486A JP H0624486 A JPH0624486 A JP H0624486A JP 4210958 A JP4210958 A JP 4210958A JP 21095892 A JP21095892 A JP 21095892A JP H0624486 A JPH0624486 A JP H0624486A
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JP
Japan
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container
insert
floor
wall
flexible insert
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JP4210958A
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Carlos J D Matias
カルロス・ジェイ・ディ・マティアス
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Original Assignee
Individual
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/02Wall construction
    • B65D90/04Linings
    • B65D90/046Flexible liners, e.g. loosely positioned in the container
    • B65D90/048Flexible liners, e.g. loosely positioned in the container comprising bracing straps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2590/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D2590/02Wall construction
    • B65D2590/04Linings
    • B65D2590/043Flexible liners
    • B65D2590/046Bladders

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 複数の壁体で構成されているコンテナの上側
部分から可撓インサートを懸垂するラッシング/ローデ
ィングシステム(lashing and loading system)によって
ほぼすべての種類のばら材を安全に輸送する。 【構成】 交差補強ストラップ64によって扉壁体部分
52が補強されており、扉壁体部分が複数列の小扉壁体
部分に分割区画されている。ストラップは可撓インサー
ト40から外向きに突き出ており、可撓インサートの周
部分をコンテナの1つあるいは複数の壁体に位置を合わ
せて取り付けられているカーゴ リングあるいは係合ス
トラップに懸垂している。床体部分の補強手段として、
逆向きに折り曲げられている前部フラップ54ならびに
後部フラップ56または別の補強手段がコンテナの床壁
体に取り付けられており、可撓インサートの変位を防止
する働きをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ばら材を移送媒体に積
み込む手段に関する発明であり、より具体的には、トレ
ーラ、トラック、鉄道貨車、空輸/海上輸送貨物格納ス
ペースなどの国際規格コンテナ/貨物容器にセットする
可撓ライナー(flexible liner)、ならびに同可撓ライナ
ーを略矩形コンテナ/貨物格納スペース内にセットする
方法に関する発明である。本書で言う「コンテナ」と
は、コンテナ、貨物容器ならびに貨物格納スペースを意
味する。「ばら材」とは、粉体、ペレット、フレーク、
粒体などの物質を意味するが、これだけに限られること
はなく液体をも意味する。ばら材の具体例を挙げればコ
ーヒ、豆、塩、穀物などである。
【0002】現在ではほとんどの物品ならびにばら材は
剛直コンテナ(rigid container)に入れて輸送する。こ
のコンテナの多くは規格寸法になっており、陸上輸送媒
体、船舶ならびにはしけで使用することができ、また大
型船や大型機に積載することができる。経済上の理由に
より、ばら材はコンテナに入れて輸送することが望まし
いことが確認され、そのための手段として国際規格コン
テナ用の可撓ライナーが開発され、使用されている。
【0003】国際規格コンテナ内にセットする現用の可
撓コンテナは全体的に矩形である。しかし現用の可撓コ
ンテナは、国際規格コンテナの一方の端部に設けられて
いる扉を開けると中味がこぼれて失われる恐れがある。
作業者がこのコンテナを扱っているときに、国際規格コ
ンテナ用のこのインサートの中に収められている貨物を
取り出そうとして怪我をしたケースがある。貨物を可撓
インサートに入れるとき、あるいはまた可撓インサート
をセットしたコンテナのドアを開けて中味を検査すると
きに可撓インサートが外に膨らみだし、コンテナのドア
を閉め直すことが困難になったり、ときには不可能にな
ることさえある。
【0004】インサートとコンテナとの間に相対運動が
生じれば可撓インサートが破れ、中味がこぼれ出る恐れ
があるので、国際規格コンテナ内にセットするインサー
トがコンテナ内で動かないように注意しなければならな
い。可撓インサートをコンテナにしっかりと当てがうた
めの適切な措置をほどこし、可撓インサートの後側端壁
体をコンテナの対応後側端壁体に密着させる手段を使用
しないかぎりこのトラブルが生じる。可撓インサートが
破れてこぼれ出た物質はコンテナを汚染し、コンテナを
慎重にクリーニングし、付着物を完全に落としてしまわ
なければコンテナを再使用することができなくなる。ま
た、可撓インサートは、ばら材がコンテナに直に触れて
コンテナがばら材を汚染した場合、あるいはその逆の場
合に破れてはならない。また、可撓インサートの素材
は、可撓インサートに入れる貨物を透過させない材料で
なければならない。
【0005】特許調査ならびに特許庁審査の過程におい
て本件出願者側の弁理士が調査した特許の考察において
後述するごとく、国際規格寸法コンテナに可撓インサー
トを適用する技術を開発する試みが数多くなされた。1
つの床と4つの直立側壁体とによって1つの一体構造体
が形成され、その構造体の外周に沿って一定間隔を隔て
て複数のL字形可撓補強体が設けられているコンテナに
セットする再使用可能インサート(ライナー)がTaylor
の米国特許第2,912,137号(1959年11月
10日公開)に開示されている。特定の隅の近傍に斜め
支え材が設けられているスケルトン構造の折り畳み式コ
ンテナが Eriksonの米国特許第3,402,845号
(1968年9月24日公開)に開示されている。斜め
支え材の分解/組立てを容易に行うための手段として、
隣り合っている水平フレーム材間の剛直継手としてのタ
ーンバックルが斜め支え材に設けられており、これを硬
直させてコンテナ展開して貨物を入れ、斜め支え材を分
解してコンテナを折り畳んで重ねる。
【0006】ばら材の挿入時に動くコンテナ側壁体間に
隔壁がくさび止めされている空コンテナに点接着されて
いる可撓袋体がBodenheimer の米国特許第3,696,
952号(1972年10月10日公開)ならびに第
3,868,042号(1975年2月25日公開)に
開示されている。輸送中は閉め切られており、コンテナ
へのライナーに着脱を容易に行うための手段としての適
切な開口が隔壁に設けられている。国際規格コンテナの
隣接壁体内に可撓ライナーを保持する伸縮自在継手がFe
llほかの米国特許第3,951,284号(1976年
4月 20日公開)に開示されている。一対の可撓、荷
重配分、前側十字材、後側フレーム、後側フレームに取
り付けられている後側隔壁とによってライナーとしての
可撓袋体を輸送コンテナ内にセットし、保持し、可撓袋
体の損傷あるいは破裂を防止するシステムが Paulyson
そのたの米国特許第3,980,196号(1976年
9月14日公開)に開示されている。
【0007】コンテナ内にセットする可撓インサートが
Bjelland そのたの米国特許第4,054,226号
(1977年10月18日公開)に開示されている。こ
の可撓インサートは、構成要素として、構造前側フレー
ムと構造後側フレームを備えており、前側フレームによ
って略矩形ライナー袋体の前端を保持し、袋体にかかる
応力をコンテナの構造部材に伝達し、構成要素としてさ
らに、国際規格コンテナとの関係において袋体の後端を
支持し、可撓インサートの着脱時の袋体の破裂あるいは
圧壊を防止する横方向湾曲後側隔壁がある。一対のリテ
ーナによって可撓ライナーをコンテナ内に保持するシス
テムが Muller そのたの米国特許第4,232,803
号に開示されている。このシステムは2つの扉開口を必
要とする。
【0008】国際規格コンテナ内で使用する貨物保持ス
リーブの開口端部を閉め切るシステムが Riemer の米国
特許第4,601,405号(1986年7月22日公
開)に開示されている。このシステムは3つの三角形シ
ートで構成されており、各シートの底縁が各々スリーブ
の別個側壁体に接続されており、シートの頂部どうしが
接続され、係合し合うことによってスリーブの端部を閉
め切る。可撓内部袋体をコンテナの内壁体に吊る調節自
在ベルトが Hamada ほかの米国特許第4,792,23
9号(1988年12月20日)に公開されている。可
撓袋体とコンテナとの間の空気の排気を容易にするため
に、可撓袋体の外壁体と可撓袋体をセットしたコンテナ
の内壁体との間を真空にするシステムが Kreinの米国特
許第4,863,339号(1989年9月5日公開)
に開示されている。コンテナ内にすべりばめさせるハー
ネスで補強した可撓インサート袋体が Dorseの欧州特許
第331,491号(1989年9月6日公開)に示さ
れている。クランプ継手で端部を閉め切り、コンテナ壁
体から一定間隔だけ隔ててコンテナ内にセットする管状
可撓容器がLohse の米国特許第4,875,596号
(1989年12月24日公開)に示されている。15
0型輸送コンテナ内にセットする気/水密可撓材製袋体
がSchloesserほかの米国特許第4,911,317号
(1990年3月27日公開)に開示されている。その
袋体の入側フラップをコンテナの扉体に隣接させ、耐気
/水型ジッパーによってフラップを密封し、再封止自在
ポートによって袋体の膨脹/排気を行い、袋体内の環境
を調節する。
【0009】膨脹自在本体と、内部本体の側部に接続さ
れており、コンテナの床の側縁部に着脱自在に締着する
複数の側部接続片とで構成されており、接続片を貫通し
てコンテナの床に釘で打ち付ける長尺木製スラットを接
続片に渡す貨物コンテナ用ライナーが Podd ほかの米国
特許第5,040,693号(1991年8月20日公
開)に開示されている。多角形コンテナ内にセットし、
ライナーの外面とコンテナの内面との間に内部空隙を形
成する可撓ライナーが Kreinの米国特許第5,059,
084号(1991年10月22日公開)に開示されて
いる。内部空隙を真空にしてライナーの形状をコンテナ
と相似にする。
【0010】最近の特許調査によりさらに下記の特許が
本件特許出願の関連特許として報告されている。 フランス 2,461,661 Kleber-Colombes 1981年6月2日 欧州 0,274,417 Kaisha 1988年7月13日 欧州 0,280,493 Kaisha 1998年8月31日 欧州 0,280,495 Kaisha 1998年8月31日 国際 WO-88/09755 Chick 1988年12月15日 英国 2,226,300 Kaisha 1990年6月27日 米国 4,966,310 Hawkins 1990年10月30日
【0011】一方の端部をインサートの後側扉体部分に
接続し、後端部をインサートの別の部分に接続すること
により、可撓インサート内の貨物の荷重がかかっている
コンテナの後側扉体を開けるときに外向への膨れ出し抗
して後側扉体部分を補強するように設計されている内部
傾斜補強ストラップを使用する可撓インサートは上に紹
介したいずれの特許にも開示されていない。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、輸送すべき貨
物を透過させず、展開することによって貨物容器や国際
規格コンテナとほぼ相似形にすることができる、プラス
チックあるいは他の可撓材(帆布、織ジュートなど)を
素材とする可撓インサートに関する発明である。貨物
船、道路輸送用トレーラ、鉄道貨車などには国際規格コ
ンテナを使用することが望ましい。本発明は、必要に応
じて用いる屋根壁体、床壁体、左右側壁体、閉切り前側
壁体ならびに1つあるいは複数の扉体がある後側端壁体
を含む複数の壁体で構成されているコンテナの上側部分
から可撓インサートを懸垂するラッシング/ローディン
グシステム(lashing and loading system)によってほぼ
すべての種類のばら材を安全に輸送することを目的とす
るものである。本発明の可撓インサートは、端扉体部分
をコンテナの少なくとも1つの壁体に接続し、広げてコ
ンテナに貨物を入れ、後側端壁体を開けるときに端扉体
部分の外向きの膨れ出しを防止する傾斜ストラップによ
って可撓端扉体部分が補強されていることを特徴とす
る。
【0013】本発明の1つの実施態様としてのプラスチ
ック製可撓インサートは、各々コンテナの相手壁体に対
応する複数の可撓インサート部分で構成されている。本
発明の可撓インサートには、懸垂体としての一連の可撓
ストラップが備えられており、国際規格コンテナの各壁
体に一定間隔を隔てて取り付けられている対応懸垂体と
しての複数のカーゴリングあるいは追加取付けストラッ
プに可撓ストラップを係合させて可撓インサートをコン
テナから懸垂させ、可撓インサートの底部をコンテナの
床壁体の上に載せ、可撓インサートの他の部分をコンテ
ナの他の対応壁体に隣接させる。可撓インサートの床壁
体部分がコンテナの床壁体の上に載るので可撓インサー
ト内の貨物の重量は可撓インサートにはかからず、コン
テナにかかる。
【0014】必要に応じて、可撓インサートの床壁体部
分および/あるいは側壁体部分を補強する補強手段を備
え、釘、ネジなどの取付け手段によって可撓インサート
を補強手段介してコンテナの床壁体および/あるいは対
応側壁体に取り付け、コンテナとの関係における可撓イ
ンサートの相対摺動を防止する。好適には、可撓インサ
ートの床体部分を補強する前側フラップ部分と後側フラ
ップ部分に、可撓インサートをコンデンサなの床壁体に
取り付ける取付け手段を通す。また、可撓インサートの
外面からコンテナの対応カーゴリングあるいは対応スト
ラップへ渡す係合懸垂体を取り付けるだけでコンテナの
スペース内に可撓インサートを懸垂し、可撓インサート
の床体部分をコンテナの床体の上にスムーズに載せる。
補強手段を用いなくとも可撓インサートをコンテナに取
り付けることができるだけの強度を可撓インサートが備
えている場合、あるいはまた追加床体部分補強手段によ
って床体部分を補強する場合は補強手段、とくに後側フ
ラップ部分を省くことができる。
【0015】本発明の1つの実施態様として、床体部分
の後端から上に向かって延び、コンテナの壁体の上側後
端に達する端扉体部分を可撓インサートの後部に設け
る。端扉体部分が上端に達せず、屋根壁体を使用する場
合は、可撓インサートの対応屋根体部分の後端から後方
に向けて突き出し、可撓インサートの端扉体部分に重ね
合わせる上端フラップ部分を用いる。端扉体部分は、可
撓インサートに一体に作り付けることもできるし、また
可撓インサートをコンテナ内にセットするときに可撓イ
ンサートの床体部分の後端に固定することもできる。
【0016】好適には、鉛直方向に一定間隔だけ隔てら
れている複数の水平方向補強ストラップと、水平方向に
一定間隔だけ隔てられている複数の鉛直方向補強ストラ
ップとから成る複数の十字交差補強ストラップ、あるい
は直角以外の角度を成す複数の十字交差ストラップ可撓
インサートの端扉体部分に設け、複数の内部傾斜補強ス
トラップによって端扉体部分をコンテナの1つあるいは
複数の壁体、好適には床壁体に接続する。可撓インサー
トに貨物を入れるときに内部傾斜補強ストラップを張
り、端扉体部分の外向きへの膨れ出しを防止する。本書
で言う「傾斜補強ストラップ」は、折れば弛緩し、伸ば
せば緊張する金属チェーンあるいはリンケージを意味す
るが、これだけに限られることはない。
【0017】後端部が可撓インサート内の貨物の上端よ
りも高ければ上端フラップ部分を完全に省くことができ
る。この場合は、可撓インサートの端扉体部分をコンテ
ナの屋根壁体まで到達させる必要はない。しかし、端扉
体部分の上端部に追加ストラップを設け、その追加スト
ラップをコンテナの上端の幅を横断して出側扉体の近傍
に取り付けた追加カーゴリングあるいは懸垂ストラップ
に結合することによって端扉体部分をコンテナの上端
(屋根壁体、側壁体あるいは端扉壁体の上端など)に固
定することも可能である。端扉体部分が十分に高く、コ
ンテナの屋根壁体まで達する場合は、端扉体部分の上端
を補助フラップ部分として設計し、屋根体部分の不要の
上端フラップ部分に代え、該補助フラップ部分を上向き
に折曲げて屋根体部分に縫い付け、下向き(内向きまた
は外向き)に折曲げてコンテナの屋根壁体の植え端の下
に空気逃し通路を形成し、傾斜補強ストラップで折曲げ
部の下の出側扉体部分を支持し、出側扉体部分の補強部
分の外向き膨出を防止する。
【0018】端扉体部分の各内部傾斜補強ストラップの
前端はコンテナの1つあるいは複数の壁体(好適には床
壁体)または壁体に固定されているカーゴリングに接続
されており、端扉体部分に固定されている後端は好適に
は端扉体部分の少なくとも1つの補強ストラップに接続
されている。可撓インサートをセットしたコンテナに貨
物の荷重がかかれば傾斜補強ストラップが引き締めら
れ、端扉体部分を略鉛直に支持し、可撓インサートの端
扉体部分がコンテナの扉体の外へ膨出することを阻止す
る。この構造体が、可撓インサート内に収められている
粒状材料あるいは液体をコンテナの境界の外へ膨出する
ことを阻止する。加えて、コンテナ内にセットされてい
る可撓インサートの中に収められている材料を取り出す
べき特定部分をコントロールする様々なフラップが設け
られている。好適には水平方向と鉛直方向の十字交差補
強ストラップが端扉体部分全体にわたって互いに交差し
合い、可撓インサートの端扉体部分の補強手段としての
働きをし、また、可撓インサートの端扉体部分を可撓イ
ンサートの他の壁体部分に接続している、したがってコ
ンテナの対応壁体に接続している傾斜補強ストラップの
後端を固定する理想的手段としての働きをし、したがっ
て、補強ストラップは、引き締められて緊張すれば、端
扉体部分を鉛直に支持する。可撓インサートは、好適に
は、可撓インサート内に入ることなくコンテナに直に取
り付けるように設計する。可撓インサートに他の壁体部
分にあるか否かに関係なく傾斜補強ストラップが防止す
る外向膨出を生じる端扉体部分が可撓インサートになけ
ればならない。
【0019】ここに紹介する実施態様においては、上側
ストラップが可撓インサートの前端部、端扉体部分なら
びに側部から上向きに突き出ており、屋根壁体がない場
合はコンテナの側壁体と端壁体の長手方向に沿って、ま
たコンテナの屋根壁体がある場合は端壁体と左右側壁体
との間に形成されている上前側隅部、上後側隅部、左隅
部ならびに右隅部の長手方向に沿って一定間隔を隔てて
設けられている複数のカーゴリングあるいは取付けスト
ラップに係合し、それにより、可撓インサートを折り畳
んだ状態で、屋根フラップ部分がある場合は屋根フラッ
プ部分を、あるいは屋根フラップ部分がない場合はコン
テナの床壁体の前部の上に載せ、可撓インサートの床体
部分の前部を前側フラップ部分から後方に向けて好適実
施態様としてのコンテナの床体の対応部分の上に平坦に
載っている傾斜補強ストラップの下側前端を含んでいる
中間部まで到達させてコンデンサ内にセットすることが
できる。前側フラップ部分を用いる場合は前側フラップ
部分を、また前側フラップ部分を用いない場合は床体部
分の前端と、傾斜補強ストラップの下側前端をコンテナ
の床壁体の対応部分に固定し、可撓インサートの前側床
体部分を平坦にしてコンデンサなの床壁体の前部に当て
がった後、該可撓インサートのインサート懸垂体を形成
している外向きストラップを、コンテナに固定されてお
り、前端から後端にかけて配設されている対応係合イン
サート懸垂体を形成しているいるカーゴリングあるいは
取付けストラップである対応係合懸垂体に接続し、必要
に応じて、可撓インサートに懸垂されているコンテナ床
壁体固定懸垂ストラップの前端から後端にかけてコンテ
ナのカーゴ リングあるいは他のストラップ アタッチ
メントに取り付け、後方に向けて働かせる追加床体部分
補強部によって可撓インサートの補強フラップ部分と傾
斜補強ストラップの下端をコンテナの床壁体に固定す
る。
【0020】好適には交差する鉛直方向補強ストラップ
と水平方向補強ストラップである端扉体部分補強ストラ
ップを十字交差させることによって可撓インサートの端
扉体部分を複数の小端扉体部分に分割する。簡単に開け
ることができ、必要に応じて所定の取出し早さででコン
テナ内にセットされている可撓インサート内の貨物の一
部を選択的に取り出すためのアクセスとしての働きをす
るフラップを各小端扉体部分に設けることができる。こ
のように端扉体の複数の相異なる部分を局部的に開ける
ことができるようにすれば、可撓インサート内に収めら
れている材料が一挙に噴出して作業者を負傷させる危険
性をなくすことができる。また、好適には、端扉体部分
は可撓インサートに一体に作り付けるが、本発明の特許
請求範囲内において、可撓インサートと比し扉体部分を
各々独立した別個の部材とし、可撓インサートをコンテ
ナ内にセットするときに端扉体部分の底端を可撓インサ
ートの床体部分の後端に固定することも可能である。
【0021】本発明の別の実施態様としての可撓インサ
ートは、コンテナの上側部分に固定されているカーゴリ
ングあるいは取付けストラップである係合懸垂体に懸垂
するように設計されている可撓ストラップである上側懸
垂体を備えている可撓端扉体部分と、コンテナの床壁体
の後端に過渡端扉体部分の底を固定する釘、ネジその他
の取付け手段を通すように設計されている横方向補強体
と、可撓後側扉部分をコンテナの床壁体の中間部に接続
する傾斜補強ストラップとで構成されており、コンテナ
に貨物を入れ、可撓インサートの可撓端扉体部分を持ち
上げれば傾斜補強ストラップが引かれ、可撓インサート
の可撓端扉体部分が外向きに膨れ出すことを防止する。
この実施態様の可撓インサートには、前端部、側部、床
体部分、あるいはまた屋根体部分に外向き膨出に対する
抵抗力を持たせる必要はない。しかしこの実施態様の可
撓インサートは、コンテナの壁体を損傷する恐れがな
く、新材料を入れる前に旧材料を簡単にコンテナから落
とすことができる材料にしか適用できない。
【0022】上記の実施態様の可撓インサートに改造を
加え、コンテナの床壁体の上にスムーズに座る床体部分
を可撓インサートに設けることができる。またこれとは
別の応用形実施態様として、前端部、側壁体部分、屋根
体部分ならびに、可撓インサートを複数のコンポーネン
トに分割する中間壁体部分を設けた可撓インサートとす
ることも可能であるし、また、可撓端扉体部分を備えて
いるコンテナにセットする中間無補強可撓インサートと
することもできるし、また、傾斜補強ストラップを備え
ている補強可撓インサートとすることもできる。
【0023】本発明のまた別の実施態様としての可撓イ
ンサートにおいては、コンテナの屋根体に設けられてい
る対応閉め切り自在開口に整合させ、コンテナの上方に
位置している貯蔵手段から可撓インサートに貨物を楽に
入れるようにするための手段としての1つあるいは複数
の開口を必要に応じて用いる可撓インサートの屋根体部
分に設ける。本発明のまた別の実施態様としては、1つ
あるいは複数の可撓長手方向壁体と可撓横方向壁体によ
って可撓インサートを複数のコンパートメントに小分割
し、各コンパートメントに各々別の種類の貨物を入出で
きるようにする。
【0024】
【実施例】本発明の前記以外の特徴、利点は、添付図を
参照しつつ以下に展開する本発明の1つの好適実施態様
ならびにそのいくつかの応用形実施態様の詳述を通して
明らかにされる。
【0025】図3、4、5、7Dを参照する。本実施例
のコンテナ20の構造は、金属フレーム21によって補
強されている金属製、木製などの床壁体22から上向き
の右側壁体24(第5図)、左側壁体26ならびに閉切
り前側端壁体28を有している。必要に応じて、開閉で
きる開口(図21)を備えた剛体からなる屋根壁体30
が、右側壁体24と左側壁体26の上端どうしを接続し
ており、また閉切り端壁体28から閉め切り自在扉壁体
32まで渡されている。コンテナは、立面も平面もとも
に断面が矩形であり、トラック、貨物船、鉄道貨車、航
空機などに搭載することができる。コンテナ20の壁
体、屋根壁体、床壁体は略平坦であるが、本書で言う
「平坦」とは、平形あるいは波形の国際規格コンテナ壁
体を含む。
【0026】本発明のプラスチック製可撓インサート4
0(図1、2)の構造としては、可撓インサートをコン
テナ内にセットすればコンテナの床壁体22の上にスム
ーズに座る床体部分42があり、コンテナの左側壁体2
4に隣接する左側壁体部分44があり、コンテナの右側
壁体26に隣接する右側壁体部分46があり、コンテナ
20の閉切り前側端壁体28に隣接する閉切り前端部4
8があり、コンテナ20の必要に応じて用いる屋根壁体
30とほぼ同じ範囲を占めている、必要に応じて用いる
屋根体部分50がある。屋根体部分50は、その後端か
ら、必要に応じて用いる上端フラップ部分51まで達し
ている。また、可撓インサート40をコンテナ20内に
セットすれば、コンテナ20の扉壁体32の内側で端扉
体部分52が、可撓インサート40の床体部分42から
側壁体24、26の上縁の端部またはその下まで達す
る。
【0027】後述するように、端扉体部分52は複数の
副端扉体部分53に小分割されている。屋根体部分50
から外へ突き出ている、必要に応じて用いる上端フラッ
プ部分51は開閉自在フラップであり、開いている状態
を図1、2に示す。貨物をコンテナ20に完全に詰めな
い場合は上端フラップ部分51を省き、貨物を入れると
きに可撓インサート40の内部から排気するための開口
を端扉体部分52の上方に形成することができる。端扉
体部分52は、床体部分42から上向きに、可撓インサ
ート40に部分的にまたは完全に詰める貨物を包囲し得
るところまで延びている。この場合は上端フラップ部分
51は余分であり、コンテナ20に固定されている追加
カーゴリング60あるいは追加懸垂ストラップ62から
端扉体部分52の上端部を懸垂するために追加懸垂スト
ラップ62を設ける。端扉壁体52は、好適には可撓イ
ンサート40に一体に作り付けるが、短手方向フラップ
55(図17A)を端扉体部分52を床体部分42の後
端に取り付けたり、床壁体22に直に取り付けたりする
ことも可能である。
【0028】床体部分42は、逆向きに折り曲げられ、
そのおり曲げた前端72を縫い付け(図11)、床体部
分42の前端と閉切り前側壁体部分48の下端を接続し
て、必要に応じて用いる前側フラップ部分(短手方向補
強部)54を形成している。必要に応じて用いる後側フ
ラップ部分(短手方向補強部)56も同様に逆方向に折
り曲げられ、上向きに湾曲して端扉体部分52の下部内
に達している床体部分42の後端の延設部になってい
る。前側フラップ部分54と後側フラップ部分56の逆
折曲げ部の数は、可撓インサート40をコンテナ20の
床壁体22に固定し、後述のごとく床体部分22をスム
ーズに維持する釘、ネジなどの固定手段を通し得る強度
をフラップ部分が備えていれば、図示の2つに限定する
必要はない。別方として、あるいは追加措置として、可
撓インサート40をコンテナ20に固定するのに、左側
部分44および/あるいは右側部分46を各々左側壁体
24および/あるいは右側壁体26に固定することも考
えられる。長手方向補強ストラップ57(図18)を床
体部分42取り付け、さらに床壁体22にも取り付けら
れるようにし、前側フラップ補強部54および/あるい
は後側フラップ補強部56を省くことも考えられる。
【0029】コンテナ20の上側部分の各側壁体24、
26、また場合によっては前側端壁体28と扉壁体32
の上縁に沿って複数の可撓インサートを懸垂するカーゴ
リング60および/あるいは取付けストラップ(不図
示)の懸垂体が、最内側(前端)から最外側(後端)に
かけて長手方向に一定間隔を隔てて設けられている。係
合可撓インサート懸垂体(自動車のシートベルトなどに
使用する強化布を素材とする上端可撓ストラップ62)
がカーゴリング60と同数だけ可撓インサート40に設
けられている。好適には、各カーゴリング60に対して
各々1つのストラップ62を備える。1つの代表的実施
例としてのシステムを図7A〜Dに示す。第8図を参照
して、上端ストラップ62は閉切り壁体部分48の上端
部分72に縫い付けられており、上端カーゴリング60
に巻き掛けられている。カーゴリング60の位置に合わ
せて最内側から最外側にかけて一定間隔を隔てて設けら
れている追加上端ストラップ側部44、46から上向き
に延びており、カーゴリング60に巻き掛けられ、72
において互いに縫い合わされ、カーゴリング60を周開
する1つのループになっており、可撓インサート40が
コンテナ20の上端に懸垂され、床体部分42がコンテ
ナ20の床壁体22の上にスムーズに座っている。図9
に示す応用形実施態様としての上側ストラップ62は、
ストラップを通しているバックル63でストラップの長
さを調節することができる。
【0030】第1図を参照すると、端扉体部分52は升
目状に複数の小端壁体部分53に分割されている。縫い
付けによって必要に応じて用いる後側フラップ部分56
あるいは床体部分42の後端に下端65を固定した水平
方向に一定間隔だけ隔てた鉛直方向補強ストラップ64
と、鉛直方向に一定間隔だけ隔てた水平方向補強ストラ
ップ66とから成る複数の十字交差補強ストラップによ
って小端扉体部分53が区画され、また交差部67が形
成されている。かくのごとく小端扉体部分53は複数の
水平列として配設されている。本発明の要旨を変えず
に、十字交差補強ストラップは水平方向、鉛直方向以外
の方向とすることも可能である。
【0031】各々の上側先端69が下向きに折り曲げら
れ、他端70が後方または前方に向けて折り曲げられて
いる複数の傾斜補強ストラップ68が可撓インサート4
0に設けられている。各傾斜補強ストラップ68の上側
先端69は下向きに折り曲げられ、端扉体部分52に、
好適には、鉛直方向補強ストラップ64と水平方向補強
ストラップ66の各交差部67に取り付けられている。
各傾斜補強ストラップ68の下端70は各々、一定間隔
を隔てて床体部分42に設けられている溝穴を貫通し、
後方に向けて折り曲げられて床壁体22に取り付けられ
ている。フラップ71が各傾斜補強ストラップ68の折
り曲げ下端70が貫通している溝穴を閉め切っており、
床体部分42の各ストラップ貫通溝穴の近傍をさらに補
強している。フラップ71は床体部分42に縫い付け7
2られている(図6参照)。図6はまた、傾斜補強スト
ラップ68を取り付ける方法の一例として、傾斜補強ス
トラップ68の下端70を釘91でコンテナの底壁体2
2に固定する方法を示す。傾斜補強ストラップ68の下
端70をコンテナの床壁体22に取り付ける部分は規則
パターンとすることもできるし不規則パターンとするこ
ともできる。
【0032】傾斜補強ストラップ68の上側後端69を
可撓インサート40の端扉体部分52に、好適には鉛直
方向補強ストラップ64と水平方向補強ストラップ66
の交差部67に取り付ける方法を図10に示す。補強ス
トラップ64、66は逆方向に折り曲げられて強度が高
められており、縫い付け72によって相互接続されてい
ることに注目せよ。ただし、補強ストラップ64、66
は、自動車シートベルトなどに使用する重くて厚い材料
とする場合は折り曲げる必要はない。さらに、上側後端
69を端扉体部分52の適切な位置に接続することも考
えられる。
【0033】傾斜補強ストラップ68の下端70を被覆
/補強フラップ71の下の床体部分42に取り付けるい
くつかの方法を図3、4、5に示す。各下端70が逆方
向に折り曲げられ、コンテナ20の床体22に取り付け
られている。下端70は釘91または他の適切な手段で
フラップ71に隣接して木製床壁体22に固定されてい
る。床壁体22が金属製の場合は下端70をネジで床壁
体22に固定する。傾斜補強ストラップ68の上端69
は、好適には、端扉体部分53を升目状に区画している
鉛直方向補強補強ストラップ64と水平方向補強ストラ
ップ66の交差部64に縫い付ける。貨物の目視検査、
抜取り検査、取出しなどを行うための手段として、必要
に応じて用いるフラップ51、あるいはまた端扉体部分
52の適切な位置に観察フラップ73を設けることがで
きる。貨物を入れるときに空気、煙などを抜くための1
本あるいは複数本の導入/排気管74を設けることもで
きる。
【0034】傾斜補強ストラップ68は、一例として、
伸縮性が小さく、厚みが約1/8〜1/4インチであ
り、幅が3〜4インチであるプラスチックストラップと
し、下端を横方向に一定間隔を隔てた位置で固定し、上
向きに水平方向補強ストラップ66と鉛直方向補強スト
ラップ64の交差部67の各列まで延ばす(図1、3参
照)。別法として、傾斜補強ストラップ68の下端70
を各々長手方向に位置をずらした相異なる中間位置で固
定することも可能である(図2、4、5図参照)。ま
た、下端70を不規則パターンで床壁体22に固定する
ことも可能である。傾斜補強ストラップ68に代えて金
属チェーンを使用することも可能である。
【0035】図12に示すごとく、必要に応じて用いる
上側フラップ部分51に観察フラップ73を設けること
ができる。導入/排気管74は、図12Cに示すように
端扉体部分52の全幅に渡して設けることもできるし、
また図12Aに示すように必要に応じて用いる上側フラ
ップ部分51の両辺に沿って設けることもできる。貨物
の量が多く、貨物を保持するために追加支持手段を必要
とする場合は追加フラップ151を設ける(図13参
照)。貨物の抜取り検査手段としてのプローブ(不図
示)を適当な端扉体部分53に貫通させることも考えら
れる。追加ストラップ89(図12C)を用いて、好適
には縫い付け、あるいは結縛によって排気管74を固定
する。また、図22Aの実施態様においても、図では省
いてあるが追加ストラップ89を使用することができ
る。
【0036】可撓インサート40をコンテナ20内にセ
ットする1つの代表例としての工程を図7に示す。ま
ず、折り畳んで偏平状態にした可撓インサート40をコ
ンテナ20内に入れ、可撓インサート40の床体部分4
2をコンテナ20の床壁体22の上に定置し、必要に応
じて用いる前側フラップ部分54または端壁体28に隣
接しているその前端のみを露出させる。折り畳んで前側
フラップ部分54のみを露出させておいたものから、必
要に応じて用いる後側フラップ部分56を広げて、釘打
ちあるいは縫い付けによって床壁体22に固定すべきス
トラップの下側端部70がある中間部を露出させる。コ
ンテナ扉体(不図示)が開いているので、コンテナ20
の中に入って先端70をコンテナの床壁体22の中間部
分に釘で打ち付け、可撓インサート40をさらに後方に
向けて広げて、コンテナ20の閉切り端壁体28に隣接
している最内側上端ストラップ62を持ち上げて対応最
内側上端カーゴリング60に巻き掛け、必要に応じて用
いる屋根体部分50の前端部を必要に応じて用いる屋根
壁体30の前端部に固定する。再使用可能可撓インサー
トとしたい場合は、バックル63でストラップ62を締
め、可撓インサート40の必要に応じて用いる屋根体部
分50をコンテナ20の前側上隅部の上端カーゴリング
60に向けて上向きに持ち上げる。
【0037】上隅部を固定するのに先立って、必要に応
じて用いる前側フラップ部分54または可撓インサート
40の前端を閉切り前側端壁体28に隣接している床体
22に釘で打ち付ける。続いて、B、C、Dに示すよう
に、追加上端ストラップ62を右から左に向かって対応
カーゴリング60に取り付けながら右から左へ向かって
可撓インサート40を持ち上げ、必要に応じて用いる屋
根体部分50と側壁体部分44、46とを懸垂する。
【0038】可撓インサート40はストラップの下端7
0が貫通している溝穴をフラップ71で被覆して可撓イ
ンサート40から貨物が消失することを防止する。コン
テナ20内で可撓インサート40が広げられ、床体部分
の溝穴から後方に向けて折り曲げられたストラップの下
端70を釘あるいはネジで床壁体22に固定するために
露出させる。床体部分22の前側部分を皺をなくすよう
に均一に延ばした後、傾斜ストラップ68の下端70を
コンテナ20の床壁体22に取り付ける。必要に応じて
用いる長手方向補強部57も前端から後端にかけて床壁
体22に取り付ける。フラップ71を前もって床体部分
42に縫い付け、下端70が貫通している溝穴を閉め切
る。必要に応じて用いる屋根体部分50および/あるい
は側壁体部分44、46が、必要に応じて用いる屋根壁
体30および/あるいは側壁体24、26の上縁に沿っ
て一定間隔を隔てて設けられている対応する上端カーゴ
リング60に、他の上端ストラップ62で懸垂される。
【0039】可撓インサート40を完全に展開した後必
要に応じて用いる後側フラップ部分56または床体部分
42の後端を床壁体22の後端に釘で打ち付ける。続い
て、上端ストラップ62とカーゴリング60との間の継
手と、コンテナ20の床壁体22に対する可撓インサー
ト40の必要に応じて用いる後側フラップ部分56およ
び/あるいは必要に応じて用いる長手方向補強部57の
取付け手段によって可撓インサート40の必要に応じて
用いる屋根体部分50ならびに側壁体部分44、46を
懸垂する。これで可撓インサート40は図7Dに示す状
態になる。傾斜補強ストラップ68が張ると端扉体部分
52が受ける貨物の外向き圧による変形抵抗力が大きく
なる。輸送すべき貨物を可撓インサート40に積み込む
ため、両脇に排気管74が設けられている必要に応じて
用いる上端フラップ部分51を持ち上げ、そのフラップ
部分51によって包囲されているスペースを通して輸送
すべき貨物を入れる。排気管74は、貨物を可撓インサ
ート40に急速度で入れるときにスムーズに排気し得る
断面積を有している。
【0040】可撓インサート40の内端の上端ストラッ
プ62でインサート40の内側閉切り端部48を第14
図に示す高さまで持ち上げる。端扉体部分53の水平方
向補強ストラップ66の高さX、Y、Zは、可撓インサ
ート40内に入れた普通の量の貨物では膨らまずに扉壁
体32の前方に維持させる大きさである。続いて、必要
に応じて用いるフラップ、あいるはまたフラップ51が
なければ可撓端扉体部分52の上端を閉め切り、また必
要に応じて縫い付け、貨物を入れ終われば管74を転圧
して結縛し、積込み地から荷降ろし地まで輸送する粒状
材料貨物を可撓インサート40内に保持する。図15に
示すようにコンテナ20内の貨物の量が図14の場合よ
りも多いときは、図の右端の端扉体部分52に対して補
助フラップ151を設け、貨物を入れるときあるいは貨
物を入れる前に側部44、46に縫い付け、下側の3列
の端扉体部分52の高さを各々X´、Y´、Z´に等し
い高さよりも大きくし、図13、15に示すようにフラ
ップ部分51の下の補助フラップ部分151によって貨
物を高さZ´より上の位置で保持する。図15におい
て、垂下している補助フラップを2点鎖線で示し、端扉
体部分52の高さを実線で示す。
【0041】可撓インサート40をセットしたコンテナ
20に入れる貨物の量がコンテナ20の容積よりも小さ
い場合は上端フラップ部分51を省き。したがって補助
フラップ部分151を省くことができる。傾斜補強スト
ラップ68は、貨物を入れたコンテナ20の端扉壁体3
2を開け、端扉体部分52をコンテナ20の上端に向け
て持ち上げるときに端扉体部分52が外向きに膨出する
ことを防止し得る強度を備えている。上端フラップ部分
51を省けば端扉体部分52の上方と、必要に応じて用
いる屋根壁体30の下方に開口が形成され、可撓インサ
ート40に貨物を入れるときにその開口を通って空気が
逃げ出していく。必要に応じて用いる屋根壁体30に開
口を設け、下向きスリーブ(不図示)を設けることによ
ってその屋根壁体を通してコンテナ20に貨物を入れる
ことも可能である。この場合は、屋根体部分50の一部
あるいは全体を省くか、あるいはまた各屋根体開口(不
図示)に整合する1つあるいは複数の開口49(図2
1)を屋根体部分50に設ける。ストラップ62によっ
て側部44、46を各々側壁体24、26に沿って対応
カーゴリングに取り付ける。
【0042】貨物を高速度で噴出させて作業者に怪我を
負わせることがないように可撓インサート40から貨物
を取り出す手段としてシュータ84を使用することも可
能である。図16に示す様々なタイプの貨物取出し器/
シュータを使用することができる。また、シュータ84
の断面形状は端扉体部分53の矩形その他の形状と相似
にすることができる。可撓インサート40から貨物を取
り出すときに所望のプログラムに従ってシュータ84を
開けることができる。端扉体部分53のアクセス開口を
開ける逐次位置をプログラミングすることによって事故
を防止することができる。
【0043】本発明のいくつかの応用形実施態様を添付
図に示す。一例として、図3、6、7Dに示す実施態様
においては、すべての傾斜補強ストラップ68の下側先
端70が1つの共通の取付け部に取り付けられており、
そこから上後方に向かって延び、上端すなわち後端69
が各列の鉛直方向補強ストラップ64と水平方向補強ス
トラップ66との交差部67に取り付けられている。液
体材料貨物あるいは粉体材料貨物を可撓インサート40
内に保持させるように端扉体部分52を持ち上げれば、
各傾斜補強ストラップ68は各々相異なる方向に上向き
に放射状に延びて張る。図4の実施態様においては、図
1、2の実施態様の場合と同様に2組の傾斜補強ストラ
ップ68があり、下側先端70が床壁体22の第1中間
接続部に取り付けられている傾斜補強ストラップは上後
方に向かって延びて上側交差部67に達しており、他の
傾斜補強ストラップ68は、前記第1中間接続部より後
方の床壁体22の第2部分から、上後方に向かって放射
状に延びて下側交差部67に達している。図5に示す実
施態様においては、傾斜補強ストラップ68は、鉛直方
向に一定間隔だけ隔てられており、下側前端70が各々
床壁体22の長手方向に相異なる接続部に取り付けられ
ている。傾斜補強ストラップ68の最前端70は、床壁
体22最前端接続部から、最上列小端扉体部分53の鉛
直方向補強ストラップ64と水平方向補強ストラップ6
6との交差部67に接続している。この実施態様におい
ては、順次、傾斜補強ストラップ68の下側前端70
は、後方に向けて互いに一定間隔だけ隔てられている接
続部に取り付けられており、それぞれから上後方に向か
って延びて、1段づつ低くなっている交差部67に達し
ている。また別の応用形実施態様においては、先端70
が不規則に配置されている取付け部において床壁体22
に取り付けられている。
【0044】図12、13に局部観察フラップ73と排
気管74の様々なタイプの配置関係を示す。検査用の局
部観察フラップ73、あるいはまた貨物導入/抜取り検
査/取出し用の排気/供給管74を各小端扉体部分53
に取り付けることができる。図12Aにおいては、両脇
に一対の供給管74が設けられている上端フラップ部分
51が最上列小端扉体部分53の上方の開口に取り付け
られている。図12Bにおいては、上端フラップ部分5
1が小端扉体部分列の上方の開口の全幅に渡されてい
る。図12Cにおいては、排気/供給管74が小端扉体
部分列の上方の開口の全幅に渡されている。図13にお
いては、上端フラップ部分51の下に位置している補助
フラップ部分151が小端扉体部分53列の有効高さを
大きくしている。また、上端フラップ部分51を補助フ
ラップ部分151で代用し、補助フラップ部分151を
折り曲げて端扉体部分52の上端に取り付け、取付けス
トラップ(不図示)によってカーゴリング60、あるい
は必要に応じて用いる屋根壁体30またはコンテナ20
の後端の扉壁体32の上端に固定されている追加取付け
ストラップ(不図示)に取り付けて補助フラップ部分1
51に上端フラップ部分51が占める位置を占めさせる
ことも可能である。
【0045】必要に応じて貨物を取り出すシュータ84
を扉壁体部分52に取り付けることも可能である。図第
16Aにおいては、最下列小端壁体部分53に代えて一
連の水平方向整合シュータ84が設けられている。同図
Bにおいては、最下列小端壁体部分の全長に渡して1つ
のシュータ84が設けられている。これらのシュータ8
4は矩形である。同図Cにおいては、シュータ84は床
体と側壁体とで構成されており、屋根体はない。同図D
においては、扉壁体部分52にシュータが備えられてお
らず、扉壁体部分52に設けたスリット90を通して貨
物を取り出す。図16に示すフラップ部分51には内部
検査フラップ73は設けられていないが、同フラップを
設けることも可能である。言い換えれば、貨物の導入/
検査/取出し条件に従って扉壁体部分52を設計する。
貨物を取り出すときに必要になるまで補助ストラップ8
9(図16)を巻き上げ、結縛するかまたは縫い合わせ
ることによってシュータ84を閉め切る。
【0046】図1、2では、傾斜内部補強ストラップ6
8の下側先端70は床壁体22に取り付けられており、
上側後端69は補強ストラップ64、66の交差部67
に取り付けられている。ただし、傾斜補強ストラップ6
8は、交差部67から離して補強ストラップ64あるい
は66に取り付けて床壁体22に向けて下向きに、ある
いは側壁体24あるいは26、または閉切り端壁体2
8、または必要に応じて用いる屋根壁体30に取り付け
られている上端カーゴリング60に向けて上向きに、横
方向に斜めに延ばすこともできる。図16Dに示す実施
態様においては、傾斜補強ストラップ68は側部46に
沿って水平方向補強ストラップ66の一方の端部から斜
め上方向に向けて対応上端カーゴリング60の上前側取
付け部へ渡されている。側部44に沿っても同じ接続を
行うことができる。また、傾斜補強ストラップ68の上
側後端を端扉体部分52の相対的に低い水平方向補強ス
トラップ66に取り付けられ、下側前端を図1に示すよ
うにインサートの床体部分42が載っているコンテナ床
壁体22に取り付けることもできる。特定の傾斜補強ス
トラップをカーゴリングに取り付けることによって確保
される補強は、コンテナ床壁体に傾斜補強ストラップを
接続することによって確保される補強を補う。図16D
の追加傾斜補強ストラップ68は側壁体部分44、46
の内面または外面に直に取り付けられており、側壁体部
分の外向きに膨くらむのに対する抵抗をさらに強化して
いる。
【0047】必要に応じて設ける屋根壁体30に開口を
設け、必要に応じて用いる屋根壁体の加工付き部分に整
合する開口49(図21)を設けた屋根体部分50をイ
ンサートに設けた屋根壁体30の開口と整合させること
によってそのインサート内に貨物を導入し、インサート
の端扉壁体部分52の上方から排気するように設計する
ことも可能である。可撓インサート40に貨物を入れれ
ば傾斜補強ストラップが真直ぐになり、その傾斜補強ス
トラップによって端扉体部分52の外向きの膨らみに対
する抵抗が強化される。必要に応じて用いるコンテナ屋
根体30および/あるいはコンテナ側壁体24、26の
上側後端に取り付けられている対応カーゴリングにスト
ラップを取り付けることによって端扉体部分52を最終
的に閉め切る。
【0048】必要に応じて用いる可撓インサートの屋根
体部分から下後方に向かって突き出ている閉切りフラッ
プ部分を省くことも可能である。可撓インサートに入れ
る貨物の量が満杯よりも少ない場合は、屋根体部分から
下後方に向かって突き出ている閉切りフラップ部分は不
要である。先述の第1実施態様における端扉体部分52
に重なり合う端フラップ部分51に代えて、補助フラッ
プ部分151を補強端扉体部分52の上端に取り付ける
ことによって満杯貨物を支持することも可能である。こ
の可撓インサートは、必要に応じて用いるフラップ部分
51が省かれており、補助フラップ部分151が端扉体
部分52の上端から上方に向かって必要に応じて用いる
屋根体部分50の後端までの間に形成させた点が図13
のものと異なる。この補助フラップ部分151は、必要
に応じて用いる屋根壁体30の後端を横切ってカーゴリ
ング60あるいは追加ストラップ62に係合し、必要に
応じて用いる屋根体部分50の下の開口を閉め切るよう
に設計されているストラップ62が取り付けられてい
る。それによって補助フラップ部分151と屋根体部分
50との間を結合する他のものを必要としない。
【0049】図17Aに示す実施態様においては、可撓
インサート40にただ1つの可撓端壁扉体部分52だけ
が設けられ、他の壁体部分は省かれている。この実施態
様においては、横方向補強体55が可撓端扉体部分52
の底に固定されており、コンテナ20の上側部分に沿っ
て設けられており、かつこの端扉体部分52を懸垂して
いるカーゴリング60に係合する上向き可撓ストラップ
62が設けられている。十字交差補強体64、66が可
撓端扉体部分52全体にわたって交差部67を形成し、
可撓端扉体部分52を補強している。好適には、交差部
67は、傾斜補強ストラップ68を可撓端扉体部分52
に取り付ける位置とするが、可撓端扉体部分52の任意
の位置で傾斜補強ストラップ68の後端69を取り付け
ることも可能である。傾斜補強ストラップ68の前端7
0はコンテナ20の床壁体22に固定されており、コン
テナ20に貨物を入れれば傾斜補強ストラップ68が張
り、可撓インサート40の他の壁体部分が一切なくとも
外向き膨出が防止される。このように、カーゴリング6
0に係合するストラップ62が懸垂手段としての働きを
し、補強体55と前端70を貫通している釘91が可撓
インサート40をコンテナ20の床壁体22に固定する
取付け手段としての働きをする。この実施態様の可撓イ
ンサートは、コンテナ20から容易に取り出すことがで
き、コンテナ20に入れてもコンテナ20を損傷する恐
れがない貨物に適用するように設計されている。
【0050】図17Bに示す可撓インサートは、図17
Aのものに類似している。図17Aの実施例のの端扉体
部分52が、床体部分42の後端で横方向補強体55に
よって、床体部分42の中間部で可撓傾斜補強ストラッ
プ68の前端70によって無補強可撓インサート40の
床壁体部分42に取り付けられている。この実施態様に
おいては、無補強可撓インサート40に傾斜補強ストラ
ップ68は設けられておらず、床体部分42、端扉体部
分52、側壁体部分(前記の実施態様の44、46)な
らびに必要に応じて用いる屋根体部分(前記の実施態様
の50)によって可撓インサート40が構成されてい
る。無補強可撓インサート40とコンテナ20との間に
設けられている端扉体部分52がコンテナ20の対応壁
体の内面が貨物に直に触れることを防止する働きをす
る。図17Bに示す実施態様においては、無補強可撓イ
ンサート40に貨物を入れれば、無補強可撓インサート
40の床体部分42の前部が床壁体22の前部の上に載
り、床体部分42の後部が張られた傾斜ストラップ68
と床壁体22の後部との上に載る。取付け手段91が、
傾斜補強ストラップと横方向補強体55の前端70を床
体部分42に固定することに加えて、端部70と横方向
補強体55を床壁体22に取り付けている。元に戻り、
本発明は、広義的には、コンテナの上側部分に固定され
ている対応懸垂手段に係合する上向き懸垂手段を備えて
いる可撓端扉体部分52と、この可撓端扉体部分52の
底の横方向補強体55と、端扉体部分52をコンテナ2
0に直結している傾斜補強ストラップ68を備えた可撓
インサート40に関する発明である。無補強可撓インサ
ート40の追加壁部分は、コンテナ20が貨物に直に触
れることによって損傷することを防止する。
【0051】図19、20に示す本発明の別の実施態様
の可撓インサートは、同種材料あいるは異種材料の荷物
を同時に運ぶ複数のコンパートメントに分割されてい
る。図19に示す可撓インサート140には、図1、2
において同番号で示す部分に対応している床体部分42
と、側壁体部分44、46と、前端48と、端壁体部分
52がある。端扉体部分52に設けられている補強体6
4、66ならびに交差部67と同じ交差部167を形成
している十字交差補強体164、166が設けられてい
る。図においては内部長手方向可撓壁体部分142が見
えるように必要に応じて用いる屋根体部分を取り去って
ある。図を見易くするために、多くの補強体164、1
66の中のただ1つの補強体と数多くの交差部167の
中のただ1つの補強体のみをに示してある。前記の実施
態様の可撓インサートの傾斜内部補強体68と同構造で
ある傾斜内部横方向補強体168を張って、長手方向壁
体部分142が傾斜補強体168が設けられているコン
パートメントが他の部分へ横方向外向きに張り出すこと
を防止する。傾斜補強体168の第1端部が床体部分4
2に結合されており、第2端部が内部壁体部分142に
取付けられている。傾斜補強体168が設けられている
第1長手方向コンパートメントに貨物を入れ、補強体1
68によって内部壁体部分142を支持し、傾斜補強体
168が設けられていない第2長手方向コンパートメン
トに別の貨物を入れる。第1コンパートメントを膨らま
ないように支持している間は第2コンパートメントには
貨物を入れない。
【0052】図20に示す可撓インサート240は、横
方向可撓壁体部分242によって可撓インサート240
が前部コンパートメント後部コンパートメントとに分割
されている点以外は図19の可撓インサートと同じであ
る。補強体64あるいは164ならびに66あるいは1
66ならびに交差部67、167と同じ交差部267を
形成している十字交差補強体264、266が横方向壁
体部分242に設けられている。傾斜補強ストラップ6
8と同じ傾斜補強ストラップ268が横方向壁体部分2
42を前部コンパートメントの床体部分42に接続して
いる。前部コンパートメントから横方向壁体部分242
を貫通し後部コンパートメントに達しているシュータ2
84が端壁体部分52を貫通している貨物取出し通路に
なっている。前部コンパートメントに傾斜補強体268
が設けられているため前部コンパートメントのほうに先
に貨物を入れることが望ましく、そうすることによって
後部コンパートメントに貨物を入れる前に横方向壁体部
分242の前方への膨らみに対する抵抗を強化する。図
を見易くするために図では多くを省いてあるが、図1
9、20の可撓インサートには端扉体部分52を床体部
分42に接続している傾斜内部補強体68が設けられて
おり、交差部167、267を形成している数多くの十
字交差補強体164および166あるいは264および
266が内部仕切り壁体部分142あるいは242に設
けられている。また、本発明の特許請求範囲内におい
て、十字交差補強体164および166あるいは264
および266は、傾斜方向だけにかぎらず水平方向/鉛
直方向とすることも可能である。以上、特許出願明細書
基準に従って本発明の1つの好適実施態様ならびにその
いくかつの応用形実施態様を紹介したが、本発明は本書
において紹介した実施態様だけにかぎられることはな
く、その特許請求の範囲内においてこれ以外にも様々な
応用形実施態様が可能であることはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】剛直コンテナ内にセットした可撓インサートを
可撓インサートの扉体部分の後方から見た、可撓インサ
ートの形状示す斜視図である。
【図2】いくつかの内部補強ストラップを見えるように
一部を取り去った可撓インサートを前端部の前方から見
た斜視図である。
【図3】図1、2の可撓インサートの側面図であり、複
数の傾斜補強ストラップを固定する1つの方法あるいは
いくつかの応用方法を示す;各傾斜補強ストラップは、
下側前端が床体部分に取り付けられており、上側後端が
端扉体部分補強部に取り付けられており、可撓インサー
トをコンテナ内にセットし、貨物を可撓インサートにい
れるときに可撓インサートの端扉体部分の外向き膨出を
防止する働きをする。
【図4】第2実施態様としての内部傾斜補強ストラップ
を示す図3と同種の図である。
【図5】第3実施態様としての内部傾斜補強ストラップ
を示す図3、4と同種の図である。
【図6】図3の一部の拡大図であり、一組の内部傾斜補
強ストラップを可撓インサートの床体部分補強体に取り
付ける1つのシステムの詳細を示す。
【図7】本発明の可撓インサートを貨物コンテナ内にセ
ットする1つの好適実施態様としての方法の各工程段階
を示す図解である。
【図8】図7Bの右上隅部分の拡大断面図であり、必要
に応じて用いる可撓インサートの屋根体部分の右上隅
を、可撓インサートをセットするコンテナの必要に応じ
て用いる屋根壁体の右上隅に固定する1つのタイプの上
側ストラップを示す。
【図9】バックルを備えている別のタイプの上側ストラ
ップを示す、図8と同種の図である。
【図10】可撓インサートの端扉体部分の一部の部分立
面図(A)、と同図Aの10B−10B矢視図(B)
と、同図Aの10C−10C矢視断面図である。
【図11】可撓インサートの床体部分の端部の近傍の閉
切り端壁体部分の拡大斜視図であり、必要に応じて用い
る前側フラップ部分を折曲げて可撓インサートの床体部
分をその前側壁体部分に接続する方法を示す。
【図12】フラップ付き小端扉体部分の脇に一対の導入
/排気管が設けられている、応用形実施態様としての可
撓インサートの端扉体部分を外部から見た斜視図(A)
と、同じ局部フラップが設けられているが、導入/排気
管はない応用形構造の上側フラップ部分を示す図(B)
と、1本の導入/排気管が上列小端扉体部分の全幅に渡
して設けられている、応用形実施態様としての可撓イン
サートの端扉体部分を示す図(C)図である。
【図13】追加フラップ部分が設けられている、また別
の実施態様としての端扉体部分を示す図12と同種の図
である。
【図14】貨物の量が相対的に少ない場合の可撓インサ
ートの端扉体部分の配置関係を示す立面図である。
【図15】図14の場合よりも量の多い貨物をコンテナ
にいれたときの、図13の追加フラップ部分が設けられ
ている可撓インサートの端扉体部分の配置関係を示す、
図14と同種の図である。
【図16】貨物を取り出すときの可撓インサートの端扉
体部分の斜視図であり、Aにおいては3つのシュータ(s
hooter)が使用されており、Bにおいては1つの大形シ
ュータが使用されており、Cにおいては応用形構造の1
つの貨物取出しシュータが使用されており、Dにおいて
は、端扉体部分の底にシュータがなく、特定のカーゴ
リングの一方の端部に特定の傾斜補強ストラップが固定
されている。
【図17】可撓端扉体部分」と、該端扉体部分に係合
し、該端扉体部分をコンテナに固定し、外向き膨出を防
止する働きをする傾斜ストラップ」とで構成されている
可撓インサートをセットしたコンテナの部分斜視図
(A)と、可撓インサートとは別個になっている独立部
材である端扉体部分が無補強可撓インサートとコンテナ
との間に設けられている応用形実施態様の可撓インサー
トの、ストラップ68と同方向の縦断面図(B)であ
る。
【図18】必要に応じて用いる、床体部分の端部を補強
する一方あるいは両方のフラップ部分に追加する、ある
いはこれに置換する追加補強ストラップで床体部分を補
強した可撓インサートの部分斜視図である。
【図19】可撓インサートを2つの長手方向コンパート
メントに分割する長手方向可撓壁体を備えている可撓イ
ンサートの、第1図と同種の斜視図である。
【図20】可撓インサートを前部コンパートメントと後
部コンパートメントに分割する短手方向可撓壁体を備え
ている可撓インサートの、図18と同種の斜視図であ
る。
【図21】屋根体部分に開口が設けられている可撓イン
サートの、図12Cと同種の斜視図である。
【符号の説明】
48:閉切り前端部、52:端扉体部分、68:補強フ
ラップ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略平坦な床壁体と、一対の略平坦な側壁
    体と、略平坦な閉切り前側端壁体と、その底壁体から上
    向きに延びている略平坦な閉め切り自在な後側扉壁体と
    で構成されている略矩形コンテナ内に挿入する可撓イン
    サートであって、 コンテナ内にフィットさせ、広げることによって前記床
    壁体に対面し、その床壁体上に支持される床体部分と、
    前記側壁体に対面しており、側壁体にそって広がる一対
    の側壁体部分と、前記前側端壁体部分に対面しており、
    その前側端壁体の範囲内にある前端部と、前記後側扉壁
    体に対面しており、その床体部分から上向きに扉壁体内
    で延びて後側扉体部分とのインサート部分を有してお
    り、 少なくとも1つのインサート部分を対面するコンテナ壁
    体に固定し、両者間の相対運動を防止する手段を有し、 インサートに取り付けられている複数の懸垂体と、前記
    コンテナに取り付けられている対応懸垂体とから成って
    いるインサート懸垂手段を備えている可撓インサートに
    おいて、 各々の第1端部が前記端扉体部分に固定され、第2端部
    が他の前記インサート部分の中の少なくとも1つに固定
    されており、他のインサート部分の中の少なくとも1つ
    に対面する前記コンテナの壁体に固定する複数の内部傾
    斜補強ストラップであって、前記インサート内に入れた
    粒状材料あるいは液状材料の荷物の荷重がインサートに
    かかるときの外向きの膨れ出しに抗して端扉体部分を支
    持する複数の内部傾斜補強ストラップを備えていること
    を特徴とする可撓インサート。
  2. 【請求項2】 床壁体と、一対の側壁体と、前側端壁体
    と、後側扉壁体とで構成されているコンテナ内に、形状
    が前記床壁体とほぼ相似である床体部分と、形状が前記
    側壁体とほぼ相似である一対の側壁体部分と、形状が前
    記前側端壁体とほぼ相似である前端部と、形状が前記後
    側扉壁体とほぼ相似である端扉体部分とで構成されてお
    り、広げれば側壁体部分、前端部ならびに端扉部分が床
    体部分から上向きに延び、端扉部分を床体部分に接続す
    る複数の傾斜内部補強ストラップを備えており、偏平形
    状から略矩形に広げることができるプレハブ式可撓イン
    サートをセットする方法であって、偏平形のインサート
    をコンテナ内に入れ、インサートの床体部分をコンテナ
    内の床壁体の上に据え、インサートの前端を前側端壁体
    に隣接させる過程と、インサートの前端をコンテナの前
    端に取り付ける過程と、インサートの前端を床体部分か
    ら持ち上げる過程と、インサートの前端をコンテナの上
    側前端から懸垂させる過程と、側壁体部分を側壁体に沿
    って順次コンテナの上端に懸垂しつつ床体部分の後端が
    床壁体の後端の上に載るとろこまでインサートを前端か
    ら後端にかけて広げる過程と、傾斜補強ストラップの一
    方の端部を床壁体の中間部に取り付ける過程と、床体部
    分の後端を床壁体の後端に取り付ける過程と、端扉部分
    を床体部分の後端から上向きに延ばし、傾斜内部補強ス
    トラップを真直ぐにし、貨物をインサートに入れるとき
    の外向き膨れ出しに対する端扉体部分の抵抗を強化する
    段階とから成っている方法。
  3. 【請求項3】 床壁体と、前側端壁体と、一対の側壁体
    と、その床壁体から上向きに延びている後側扉壁体とで
    構成されている剛直コンテナ用に適用する可撓インサー
    トであって、貨物をコンテナに入れるために後側扉壁体
    を開けたとき外向きに膨れ出そうとする可撓端扉体部分
    がある可撓インサートにおいて、端扉体部分に取り付け
    られており、その端扉体部分の上側部分から突き出て、
    外向き膨れ出しに抵抗する働きをする懸垂体を備えてお
    り、その懸垂体がコンテナの上側部分に取り付けられて
    いる対応懸垂体に係合し、端扉体部分の底部がコンテナ
    の後部に接続され、第1端部が端扉体部分に取り付けら
    れており、第2端部が剛直コンテナの後側扉壁体ではな
    い壁体に取り付けるように設計されている傾斜内部補強
    ストラップを備えており、端扉体部分を先述のごとく懸
    垂し、取り付けるときに内部補強ストラップを張り、外
    向き膨れ出しに抗して可撓端扉体部分を支持することを
    特徴とする可撓インサート。
JP4210958A 1991-07-15 1992-07-15 略矩形コンテナ用改良型可撓インサート Withdrawn JPH0624486A (ja)

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US07/911,722 US5222621A (en) 1991-07-15 1992-07-10 Modified flexible insert for a generally rectangular container
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