JPH0518313Y2 - - Google Patents

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JPH0518313Y2
JPH0518313Y2 JP15062688U JP15062688U JPH0518313Y2 JP H0518313 Y2 JPH0518313 Y2 JP H0518313Y2 JP 15062688 U JP15062688 U JP 15062688U JP 15062688 U JP15062688 U JP 15062688U JP H0518313 Y2 JPH0518313 Y2 JP H0518313Y2
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D90/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D90/02Wall construction
    • B65D90/04Linings
    • B65D90/046Flexible liners, e.g. loosely positioned in the container
    • B65D90/047Flexible liners, e.g. loosely positioned in the container comprising rigid bracing, e.g. bulkheads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D2590/00Component parts, details or accessories for large containers
    • B65D2590/02Wall construction
    • B65D2590/04Linings
    • B65D2590/043Flexible liners
    • B65D2590/046Bladders

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Bag Frames (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、モルト等の粒粉状貨物をコンテナに
積付ける際に用いるコンテナ内装袋に係り、特に
コンテナ内に装着した袋本体内に積付けられてい
る粒粉状貨物を、コンテナをドア側に向かつて下
り勾配に傾斜させることなく、容易かつ完全に排
出することができるコンテナ内装袋に関する。
[従来の技術] 従来から、モルト等の粒粉状貨物をドライコン
テナ等のコンテナを用いて輸送する際に、コンテ
ナ内に袋本体を装着し、この袋本体内に貨物を積
付けることが行なわれており、本出願人も、先に
例えば実願昭59−128984号(実開昭61−45392号
公報)において、この種のコンテナ内装袋を提案
した。
ところで、この種のコンテナ内装袋において
は、袋本体内の貨物を排出する場合、コンテナを
ドア側に向かつて下り勾配に傾斜させる必要があ
るが、40フイートコンテナのように長大なコンテ
ナの場合には、コンテナを傾斜させることが容易
でないとともに、建物の天井が低い場合には、必
要な傾斜角までコンテナを傾斜させることができ
ないという問題がある。
そこで本出願人は、先に例えば実願昭62−
200197(実公平03−54078号公報)号において、袋
本体内に引出しシートを配置し、この引出しシー
トをドア側に引張ることにより、コンテナを傾斜
させることなく貨物を排出できるようにしたコン
テナ内装袋を提案した。
[考案が解決しようとする課題] ところで、引出しシートを有する前記コンテナ
内装袋では、袋本体の底面部のドア側の端部を、
ドア面部の位置よりもドア側に延長するととも
に、引出しシートのドア側の端部を、ドア面部の
下端に設けられた開口部から袋本体外に引出し、
この延長部分および引出し部分を、ドア面部の下
端外面に折たたんで配置するようにしている。
ところが、ドア面部の外側を、コンテナのドア
側の端部に着脱可能に装着した堰板装置により支
持する構造のコンテナ内装袋においては、前記延
長部分および引出し部分が邪魔になつて堰板装置
が装着できなかつたり、あるいは貨物排出時の作
業が容易でない等の問題がある。
本考案は、かかる現況に鑑みなされたもので、
堰板装置を用いる場合でも、袋本体を極めて容易
にコンテナ内に装着することができ、しかも貨物
排出時の取扱いも容易なコンテナ内装袋を提供す
ることを目的とする。
また、本考案の他の目的は、ドア面部の下端に
引出しシートの端部を袋本体外に引出すための開
口部を設けた場合でも、貨物からの圧力によりド
ア面部の下端がドア側にせり出すことがないコン
テナ内装袋を提供するにある。
[課題を解決するための手段] 本考案は、前記目的を達成する手段として、コ
ンテナ内に着脱可能に装着され、少なくもコンテ
ナの底壁を覆う底面部、両側壁を覆う一対の側面
部、フロント壁を覆うフロント面部、およびドア
側を覆うドア面部を有する袋本体と、;この袋本
体の底面部上に敷設され、ドア側の端部を引張る
ことにより上面に積付けられている粒粉状貨物を
ドア側に搬送する引出しシートと;を備え、袋本
体のドア面部の外側を、コンテナドア側の端部に
着脱可能に装着される堰板装置により支持するよ
うにしたコンテナ内装袋において、前記底面部の
ドア側の端部を、ドア面部の位置よりもドア側に
延長させるとともに、前記引出しシートのドア側
の端部を、ドア面部の下端に設けられた開口部を
通して袋本体外に引出し、かつこの引出し部分お
よび前記底面部の延長部分を、それぞれ折たたむ
とともに、折たたまれた底面部の延長部分を、折
たたまれた前記引出し部分を内包した状態で、前
記堰板装置のドア側の面に固定するようにしたこ
とを特徴とする。
そして、本考案においては、ドア面部の下端
に、底面部の延長部分の上面にそつてドア側に折
曲がる折曲片を設けて前記延長部分との間に開口
部を形成し、かつ引出しシートの引出し部分を、
折曲片の上面に折たたんで折たたみ状態で折曲片
に固定することが好ましく、また折曲片の上面
に、上カバーを配置するとともに、折曲片と上カ
バーとを、ドア面部から所定寸法ドア側に離れた
状態で連結し、かつ引出しシートの引出し部分
を、巻回状態に折たたんで折曲片と上カバーとの
間に収納するとともに、折曲片と上カバーとを、
相互に連結して前記引出し部分を折たたみ状態で
固定するようにすることが好ましい。また、折曲
片上面のドア面部側の端部に、両端がコンテナ側
に固定される押さえベルトを配するようにするこ
とがより好ましい。
[作用] 本考案に係るコンテナ内装袋においては、底面
部のドア面の端部が、ドア面部の位置よりもドア
側に延長されるとともに、引出しシートのドア側
の端部が、ドア面部下端の開口部を通して袋本体
外に引出される。このため、ドア面部の下部を開
放する前に、引出しシートを排出機の巻取りシヤ
フトに巻付けることができ、作業が容易となる。
また、底面部のドア側の端部もドア側に延長され
ているので、底面部を袋本体の他の面部から切離
した後、排出機の巻取りシヤフトで巻取つて貨物
の2次排出を行うこともできる。また、引出しシ
ートの引出し部分および底面部の延長部分は、折
たたんだ状態で堰板装置のドア側の面に固定され
るので、堰板装置があつても、何等支障なく袋本
体をコンテナ内に装着でき、また貨物排出時の取
扱いも容易である。また、引出しシートの引出し
部分は、底面部の延長部分で覆われた状態で堰板
装置に固定されるので、堰板装置の外側に配して
も、汚れ等のおそれがない。
また、本考案において、引出しシートの引出し
部分を、折曲片の上面に折たたんで折たたみ状態
で折曲片に固定することにより、堰板装置のドア
側の面に固定する際の作業が容易となるととも
に、引出しシートの引出し部分が、堰板装置の下
側に入り込んで貨物排出時の作業が困難になると
いつた不具合もない。
また、本考案において、折曲片と上カバーと
を、ドア面部から所定寸法ドア側に離れた位置で
連結し、引出しシートの引出し部分を、この折曲
片と上カバーとの間に巻回収納することにより、
堰板装置への固定および貨物排出時の作業がより
容易となり、引出しシートの汚れも防止できる。
さらに、本考案のおいて、折曲片上面のドア面
部側の端部に押さえベルトを配することにより、
ドア面部下端に開口部を設けても、貨物の圧力で
ドア面部下端がドア側にせり出してくるのを防止
することか可能となる。
[実施例] 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
第1図は、ドライコンテナ内にコンテナ内装袋
および堰板装置を示すもので、図中、符号1は、
フロント側コーナ部に角形溝2を有しドア3側の
コーナ部に凹溝4を有するドライコンテナであ
る。このドライコンテナ1の前記角形溝2の下端
部には、下係止金具5が溶着されているととも
に、角形溝2の上端近傍位置には、上係止金具6
が溶着されており、また前記凹溝4の下端部に
は、下係合金具7が溶着されているとともに、凹
溝4の上端近傍位置には、上係合金具8が溶着さ
れている。そしてこのドライコンテナ1内には、
コンテナ内装袋9が着脱可能に装着されるように
なつており、そのドア3側の端部の下部は、前記
凹溝4に着脱可能に装着される堰板装置10によ
り支持されるようになつている。
前記コンテナ内装袋9は、第2図に示すように
コンテナ底壁を覆う底面部11a、コンテナ側壁
を覆う一対に側面部11b、コンテナフロント壁
を覆うフロント面部11c、前記ドア3側を覆う
ドア面部11d、およびコンテナ天壁を覆う天面
部11eからドライコンテナ1の内部形状に倣つ
た方形の密閉箱形状をなす袋本体11を備えてお
り、この袋本体11は、例えば合成樹脂フイルム
等の防水性素材で形成され、不使用時には小さく
折たためるようになつている。
前記袋本体11の天面部11eと各側面部11
aとの連結縁には、第2図に示すように、強靱で
伸びの少ない材質の上縁ベルト12がそれぞれ設
けられており、これら各上縁ベルト12のフロン
ト側の端部には、前記上係止金具6に着脱可能に
係止される上フツク13がそれぞれ設けられ、ま
た各上縁ベルト12のドア3側の端部は、前記上
係合金具8に巻掛けられて固縛されるようになつ
ている。
前記各上縁ベルト12の中間部には、第2図に
示すように着脱金具14を介して例えば3本のベ
ルト15が着脱可能にそれぞれ取付けられてお
り、これら各ベルト15は、コンテナ天壁の両サ
イドに溶着した金具16に固縛され、各上縁ベル
ト12を上方に引上げることができるようになつ
ている。また、これら各ベルト15は、前記着脱
金具14により、各上縁ベルト12への取付け位
置を自由に変更できるようになつており、これに
より、金具16の位置が変更されても充分に対処
できるようになつている。
前記袋本体11の底面部11aと各側面部11
bとの連結縁には、第2図に示すように、前記上
縁ベルト12と同一材質の下端ベルト17がそれ
ぞれ設けられており、これら各下端ベルト17の
フロント側の端部には、前記下係止金具5に着脱
可能に係止される下フツク18がそれぞれ設けら
れ、また各下端ベルト17のドア3側の端部は、
前記下係合金具7に巻掛けられて固縛されるよう
になつている。
前記袋本体11の底面部11aは、第2図およ
び第3図に示すように、ドア3側の端部が、ドア
面部11dの位置よりもドア3側に長く引出され
ており、その先端は、図示しない排出機の巻取り
シヤフトに巻掛け易いように台形状にカツトさ
れ、かつ中心位置を表わす矢印19が設けられて
いる。
この底面部11aの上面には、第3図に示すよ
うに後述する引出しシート21との摩擦抵抗を少
なくして引出しシート21の引出しを容易にする
ためのスリツプシート20が取付けられており、
このスリツプシート20は、例えばPET等の硬
質フイルムあるいはプラスチツク延伸糸を編成し
た網材等で構成されている。
前記引出しシートベルト21は、第4図に示す
ようにスリツプシート20上に敷設されており、
そのフロント側の端部は、スリツプシート20上
で1回折返された後、フロント面部11cの内面
にそつて立上げられている。そしてこの立上げ部
分は、フロント面部11cの内面に取付けたカバ
ー22により上面から覆われるようになつてい
る。一方、引出しシート21のドア3側の端部
は、第2図および第4図に示すように、底面部1
1aとドア面部11d下端との間に形成した開口
部23から袋本体11外に引出されており、その
先端は、前記底面部11aと同様台形状にカツト
され、かつ上下いずれかの面(第2図においては
上面)には、図示しない排出機の巻取りシヤフト
に2〜3巻する長さ分だけ、例えば軟質樹脂製の
難滑性シート24が取付けられ、その中央部に
は、中心出し用の矢印25が設けられている。
前記袋本体11のドア面部11dの上端部に
は、第2図に示すように横長の長方形状をなす投
入口26が設けられており、粒粉状貨物は、この
投入口26から袋本体11内に投入されるように
なつている。この投入口26の上縁部には、第2
図に示すように投入口26を覆うカバー27が設
けられており、また投入口26の下端部には、前
記堰板装置10の上端部に巻掛けられる舌片28
が設けられ、この舌片28の下端縁には、堰板装
置10に固縛するためのリングベルト29が設け
られている。
また、ドア面部11dの下端部には、第5図お
よび第6図に示すように、引出しシート21の上
面にそつてドア3側に折曲がる折曲片30が設け
られており、この折曲片33の上面には、上カバ
ー31が配置され、さらにその上面のドア面部1
1d側の端部には、両端が前記下係合金具7に固
縛される押さえベルト32が配置されている。
この押さえベルト32は、第5図に示すように
縫合線33により折曲片30および上カバー31
と連結され、また折曲片30と上カバー31と
は、ドア面部11dからドア3側に所定寸法離れ
た位置の縫合線34によつても連結されるように
なつている。
前記折曲片30先端の幅方向両端部には、第5
図および第6図に示すように、上カバー31先端
両端部のリングベルト35に固縛された後、底面
部11aの両側部に設けた紐材36に固縛される
紐材37が設けられており、また上カバー31の
先端縁には、第6図に示すように底面部11a下
面の紐材38が固縛されるリングベルト39が設
けられている。
この底面部11aのドア3側の端部は、第4図
および第5図に示すようにスリツプシート20の
下側に巻回状態で収納されるようになつており、
また前記引出しシート21のドア3側の端部は、
内部に段ボール等の芯材40を入れて巻回された
後、前記折曲片30と上カバー31との間に収納
されるようになつている。そして、これらはその
後、引出しシート21を内側にした状態で、堰板
装置10のドア3側の面に固定されるようになつ
ている。これについては、後に詳述する。
前記堰板装置10は、第7図に示すように、上
下方向に間隔を置いてほぼ水平に配される2本の
上部支持材41および2本の下部支持材42と、
これら各支持材41,42間に亘つて張設される
平筒状の堰板シート43と、上端の上部支持材4
1を吊上げて位置設定を行なう吊り部材44とを
備えている。
前記各上部支持材41は、第7図に示すよう
に、水平に配した際に両端部が両側の凹溝4に嵌
入係止される長さの金属パイプで形成されてお
り、また各下部支持材42は、伸びの極めて少な
い合成樹脂製の本体42aと、凹溝4内に配した
係止金具45に係止されるフツク42bと、本体
42aの中間部に組込まれた締具42cとから構
成され、本体42aをナイフ等で切断することに
より、貨物から大きな圧力がかかつている場合で
も簡単に撤去できるようになつている。
また、前記堰板シート43は、伸びの少ない合
成樹脂シート等で形成され、縫合線46により前
記各支持材41,42の挿入位置が規制されてい
る。この堰板シート43のドア3側の面には、第
7図に示すように、前記舌片28のリングベルト
29に固縛される紐材47および前記リングベル
ト39に固縛された紐材38の端部が固縛される
リングベルト48がそれぞれ設けられている。こ
れらについては、後に詳述する。
次に、本実施例の作用について説明する。
使用に際しては、まず、ドライコンテナ1内に
袋本体11を搬入し、上フツク13を上係止金具
6に、また下フツク18を下係止金具7にそれぞ
れ係止する。その後、上縁ベルト12のドア3側
の端部を、上係合金具8に巻掛けて固縛するとと
もに、下縁ベルト17のドア3側の端部を、下係
合金具7に巻掛けて固縛する。そしてその後、押
さえベルト32の両端部を、下係合金具7にそれ
ぞれ固縛する。これにより、ドア面部11b下端
の開口部23が上面側から押さえられ、袋本体1
1内に投入される貨物の開口部23からの漏れが
防止されるとともに、ドア面部11d下端に開口
部23を設けても、貨物からの圧力によりドア面
部11d下端がドア3側にせり出すのが防止され
る。 次いで、第7図に示すように凹溝4間に堰
板装置10を装着する。この際、引出しシート2
1および底面部11aのドア3側の端部は、第4
図に示すように堰板装置10の下側を通してドア
3側に引出しておく。
次いで、底面部11dのドア3側の端部を、第
5図に示すようスリツプシート20の下側に巻回
収納するとともに、引出しシート21のドア3側
の端部を、内側に芯材40を入れて巻回し、これ
を折曲片30と上カバー31との間に収納する。
そして、紐材37をリングベルト35に固縛して
折曲片30と上カバー31との間で引出しシート
21を固定する。この際、引出しシート21は巻
回状態で折曲片30と上カバー31との間に収納
されるので、引出しシート21の上面が外部に露
見せず、汚れるおそれがない。また、引出しシー
ト21が、巻回状態で折曲片30と上カバー31
との間に固定されるので、堰板装置10の外面に
添つて固定する際に、折たたみ状態が崩れず作業
が容易である。また、縫合線34により、引出し
シート21がそれ以上ドア面部11d側に収納さ
れることがないので、押さえベルト32の下係合
金具7への固縛が解けてドア面部11d下端がせ
り出してきた場合でも、引出しシート21がドア
面部11dの下敷きになり、第2図に示すように
平坦に拡げることができなくなるといつた不具合
がない。
引出しシート21を、折曲片30と上カバー3
1との間に収納して固定したならば、底面部11
aの前記巻回部分を、スリツプシート20の下側
に1回折曲げる。具体的には、第5図に示す紐材
38の図中右端付近を境にして、底面部11aの
図中左側部分を、図中右側部分の上面に1回折曲
げる。そしてその後、紐材36と紐材37とを固
縛するとともに、紐材38をリングベルト39に
固縛する。これにより、巻回状態になつている引
出しシート21のドア3側の端部と、底面部11
aのドア3側の端部とが、底面部11aを下側に
した状態で一体に固縛される。
次いで、これを堰板装置10のドア3側の面に
そつて立上げ、第8図に示すように紐材38を堰
板シート43のリングベルト48に固縛する。こ
れにより、引出しシート21のドア3側の端部
は、その外面側が底面部11aで覆われた状態
で、堰板装置10に固定される。
なお、投入口26下縁の舌片28は、堰板シー
ト43の上端に巻掛けた後、リングベルト29に
紐材47を固縛することにより、堰板装置10に
固定する。
このようにして、コンテナ内装袋9をドライコ
ンテナ1内に装着したならば、投入口26から袋
本体11内に粒粉状貨物を投入する。これによ
り、粒粉状貨物は引出しシート21の上面に積付
けられる。
一方、袋本体11内の粒粉状貨物を排出する場
合には、まず引出しシート21および底面部11
aのドア3側の端部の堰板装置10への固定を解
除し、第2図に示すように平坦に拡げる。この
際、引出しシート21および底面部11aのドア
3側の端部は、堰板装置10の外面側に配されて
いるので、堰板装置10に貨物から大きな圧力が
かかつている場合でも、何等支障なく平坦状に拡
げることができる。
次いで、引出しシート21のドア3側の端部
を、図示しない排出機の巻取りシヤフトに巻付け
られて固定し、その後堰板装置10の下部支持材
42をナイフ等で切断して撤去する。これによ
り、堰板シート43の下半部がフリーとなり、堰
板装置10の下部を、実質的にドライコンテナ1
から取外したことになる。
次いで、ドア面部11dの下部をナイフ等でカ
ツトして開放し、排出機を起動して巻取りシヤフ
トに引出しシート21を巻取る。これにより、引
出しシート21はドア3側に引張られ、引出しシ
ート21上の粒粉状貨物がドア3側に搬送されて
順次排出される。
引出しシート21による1次排出が終了したな
らば、第3図に示すように、両側面部11bおよ
びフロント面部11cの下端から稍上方位置をナ
イフ等で切断し、底面部11aを袋本体11の他
の面部11b,11c,11d,11eから切断
す。
次いで、底面部11aのドア3側の端部を、排
出機の巻取りシヤフトに巻付けて固定するととも
に、巻取りシヤフトを回転駆動して底面部11a
をドア3側に引張る。これにより、ドア面部11
a上に残つている粒粉状貨物が排出される。
しかして、底面部11aによる2次排出によ
り、袋本体11内の粒粉状貨物を、すべて機械力
で排出することが可能となる。
なお、前記実施例では、引出しシート21のド
ア3側の端部を、折曲片30と上カバー31との
間に収納する場合について説明したが、上カバー
31は省略してもよい。また芯材40も、必要に
応じ省略してもよい。
[考案の効果] 以上説明したように本考案は、引出しシートの
ドア側の端部を、予め袋本体外に引出しておくよ
うにしているので、貨物排出の際に、ドア面部の
下部を開放する前に、引出しシートを排出機の巻
取りシヤフトに巻付け固定することができ、作業
が容易となる。また、底面部のドア側の端部もド
ア側に延長されているので、底面部を用いた2次
排出により、貨物の全量を機械力で排出すること
ができる。また、引出しシートおよび底面部のド
ア側の端部は、堰板装置の外面側に固定されるの
で、堰板装置があつても、何等支障なく袋本体を
コンテナ内に装着でき、また貨物排出時の取扱い
も容易である。また、引出しシートのドア側の端
部は、底面部のドア側の端部で覆われた状態で堰
板装置の外面に固定されるので、汚れ等のおそれ
がない。
また本考案は、引出しシートの引出し部分を、
折曲片の上面に折たたんで折たたみ状態で折曲片
に固定するようにしているので、堰板装置の外面
に固定する際の作業が容易である。
また本考案は、折曲片の上面に上カバーを設
け、これらを、ドア面側から所定寸法ドア側に離
れた位置で連結し、引出しシートの引出し部分を
その間に収納するようにしているので、ドア面部
の下端が貨物からの圧力でドア側にせり出してき
た場合でも、引出しシートがせり出してきたドア
面部の下敷きになつて平坦に拡げることができな
くなるといつた不具合がない。また、引出しシー
トは、巻回状態で折曲片と上カバーとの間に収納
されるので、引出しシートの上面が外部に露見さ
れず、汚れ等のおそれがない。
さらに本考案は、折曲片上面のドア面部側の端
部に、押さえベルトを配するようにしているの
で、ドア面部下端に開口部を設けても、貨物の圧
力でドア面部下端がドア側にせり出してくるのを
防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係るコンテナ内装
袋をコンテナ内に装着した状態を示す概略平面
図、第2図はコンテナ内装袋の斜視図、第3図は
袋本体の底面部部分の構成を示す斜視図、第4図
は引出しシートの袋本体内への配置状態を示す説
明図、第5図は第4図の要部詳細図、第6図は袋
本体のドア側の端部を上方から見た構成図、第7
図は堰板装置をコンテナドア側から見た構成図、
第8図は引出しシートおよび底面部のドア側の端
部を堰板装置の外面に固定した状態を示す斜視図
である。 1……ドライコンテナ、7……下係合金具、9
……コンテナ内装袋、10……堰板装置、11…
…袋本体、11a……底面部、11b……側面
部、11c……フロント面部、11d……ドア面
部、11e……天面部、20……スリツプシー
ト、21……引出しシート、23……開口部、2
6……投入口、30……折曲片、31……上カバ
ー、32……押さえベルト、33,34……縫合
線、35,39,48……リングベルト、36,
37,38……紐材、40……芯材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 コンテナ内に着脱可能に装着され、少なくと
    もコンテナの底壁を覆う底面部、両側壁を覆う
    一対の側面部、フロント壁を覆うフロント面
    部、およびドア側を覆うドア面部を有する袋本
    体と、;この袋本体の底面部上に敷設され、ド
    ア側の端部を引張ることにより上面に積付けら
    れている粒粉状貨物をドア側に搬送する引出し
    シートと;を備え、袋本体のドア面部の外側
    を、コンテナのドア側の端部に着脱可能に装着
    される堰板装置により支持するようにしたコン
    テナ内装袋において、前記底面部のドア側の端
    部を、ドア面部の位置よりもドア側に延長させ
    るとともに、前記引出しシートのドア側の端部
    を、ドア面部の下端に設けられた開口部を通し
    て袋本体外に引出し、かつこの引出し部分およ
    び前記底面部の延長部分を、それぞれ折たたむ
    とともに、折たたまれた底面部の延長部分を、
    折たたまれた前記引出し部分を内包した状態
    で、前記堰板装置のドア側の面に固定したこと
    を特徴とするコンテナ内装袋。 2 ドア面部の下端に、底面部の延長部分の上面
    にそつてドア側に折曲がる折曲片を設けて前記
    延長部分との間に開口部を形成し、かつ引出し
    シートの引出し部分を、折曲片の上面に折たた
    んで折たたみ状態で折曲片に固定したことを特
    徴とする請求項1記載のコンテナ内装袋。 3 折曲片の上面に、上カバーを配置するととも
    に、折曲片と上カバーとを、ドア面部から所定
    寸法ドア側に離れた位置で連結し、かつ引出し
    シートの引出し部分を、巻回状態に折たたんで
    折曲片と上カバーとの間に収納するとともに、
    折曲片と上カバーとを、相互に連結して前記引
    出し部分を折たたみ状態で固定したことを特徴
    とする請求項2記載のコンテナ内装袋。 4 折曲片上面のドア面部の端部に、両端がコン
    テナ側に固定される押さえベルトを配したこと
    を特徴とする請求項2または3記載のコンテナ
    内装袋。
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