JPH0348055Y2 - - Google Patents

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JPH0348055Y2
JPH0348055Y2 JP1984013604U JP1360484U JPH0348055Y2 JP H0348055 Y2 JPH0348055 Y2 JP H0348055Y2 JP 1984013604 U JP1984013604 U JP 1984013604U JP 1360484 U JP1360484 U JP 1360484U JP H0348055 Y2 JPH0348055 Y2 JP H0348055Y2
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cloth
cloths
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JP1984013604U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はダンボール箱及び袋状貨物の搬送、特
に、粉粒状の肥料、穀物、合成樹脂等の入つた袋
を数拾袋積重ねたまま搬送するのに適した、可撓
性シートを主体とする搬送具に関するものであ
る。
従来の例(実開昭58−151596号公報)としては
第4図に示すように底布1の両側に側布2,2を
取付けた布製の直方体形のコンテナであつて、荷
卸しの際に底布1の部分とそれに接続している両
側布2,2が側布2,2の端部を残して中央部で
一直線に開くものが知られている。このような構
成のコンテナは、荷卸しの際にコンテナを床上に
おろし、吊下げ帯をフオークリフトの爪などから
外してから側布2,2に接続してある引掛紐5,
5をフオークリフトの爪などに掛けて引上げると
コンテナが底布から側布にかけて二つに割れて、
コンテナは抜け、袋状の貨物はそのままの姿で残
るものである。
しかし、この型のコンテナでは、側布の端縁が
分離しないため、荷卸し時に形成される底部の開
口の大きさに限度があり、かつ側布が底布と接続
されているために、単に側布を引掛紐で上方向に
引張るだけではコンテナが積荷から円滑に抜け
ず、積荷のかどに引掛つて荷崩れがしばしば生じ
た。
本願考案は、上記のような欠点を解消するため
に、可撓性のシート状材料の搬送具を以下に詳述
するような構成したことを特徴とするものであ
る。
以下、図面の第1〜第3図により本願考案の一
実施例を説明する。本願考案の分割シート型搬送
具は、二つに分割されたシート状本体A及びBか
ら構成されている貨物搬送具であつて、各シート
状本体A及びBは可撓性シート材の四角形の底布
11と該底布11の一側端辺11′に接続してい
る可撓性シート材の四角形の側布12とから成り
立つていて、この側布12と接続している底布1
1の一側端辺11′に隣接している両側辺11″,
11には吊下げ帯13,13′がそれぞれ付設
されていて、各底布11,11には底布11,1
1同志を分離自在に結合させている底部係合部材
14,14′が付設されていて、前記各側布12,
12の反底布側には引掛け手段15,15が設け
られていることを特徴とするものである。
第1〜3図において底布11は四角形であつ
て、この底布11の一側端辺11′には、側布1
2が接続させてある。側布12は四角形である。
底布11の材料としては、荷卸し時に底布11を
積荷Lの下から抜取る際に積荷Lおよび床面(ま
たは下段の貨物)との間の摩擦を少くするために
底布11の表裏ともポリオレフイン系樹脂その他
滑りのよい材料のフイルムをラミネートしたシー
トがよい。側布12には底布11と同一か又は異
なるシート材を用いつが普通底布11に用いるシ
ート材ほどの強度は必要としない。底布11にお
いて、側布12と接続している一側辺11′と相
隣接している両側辺11″,11には、それぞ
れ三角布18,18,18′,18′が付設されて
おり、その三角布18,18,18′,18′には
吊下げ帯13,13′を取付ける。そして側布1
2において底布11と反対側の端縁12′には、
ループ状にした引掛け手段15(引き抜き用吊り
帯)を付設しておき、荷卸しの際にフオークリフ
トの爪Pなどに引掛け手段15を引掛けて前記シ
ート状本体A及びBを引抜くのに用いる。引掛け
手段15としては、ループ状の吊り帯に限定され
ることなく、適宜他の手段、例えば側布12の端
縁部12′に設けてフオークリフトの爪Pなどに
差込めるようにした開孔を用いてもよい。また側
布12の端縁部12′に吊り帯を取付けるときに
は、この吊り帯を前記吊下げ帯13,13′と異
なる色にすれば掛け間違いによる事故の危険が減
少する。側布12の端縁部12′において引掛け
手段15の両外側には、それぞれ締め紐16,1
6′を取付ける。締め紐16,16′の代りに「マ
ジツクフアスナー」(登録商標)、締め金付ベルト
など、これ等と同一機能を有する他の物でもよ
い。場合によつては省略してもよい。
底布11において底布11と側布12との接続
している側辺11′と反対側の側辺11′′′′にはそ
の両外側に分離可能な底部係合部材14,14′
を設ける。この底部係合部材14,14′は「マ
ジツクフアスナー」(登録商標)のように係合が
容易で、かつ引張り力のみによつて容易に分離し
得るものを用いれば荷卸し時に人手により外す必
要がないので好ましい。しかし、紐、ボタンその
他の物を適宜用いてもよい。更に、前記吊下げ帯
13,13′において前記底部係合部材14,1
4′と同じ側に締め紐17,17′を取付ける。こ
の締め紐17,17′の代り「マジツクフアスナ
ー」(登録商標)、締め金付ベルトなどを用いても
よい。
上述のように本実施例の分割シート型搬送具
は、それぞれ前記底布11、側布12からなる同
一構成のシート状本体A及びBを、各底布11,
11に取付けられている底部係合部材14,1
4′及び14,14′によつて分離自在に結合させ
ることにより一体にしたものである。
なお、Pはフオークリフトの爪である。この爪
Pは本願考案の吊下げ帯13,13′及び引掛け
手段15,15を係止するためのものである。
又、フオークリフトの爪Pの代りにクレーンのフ
ツクその他の吊下げ部材が用いられることもあ
る。これ等の吊下げ部材は1〜4点吊りが用いら
れる。Lは積荷で第5図に示している。
次に前記構成による本願考案の作用、効果につ
いてのべると前述したように二つに分離されてい
るシート状本体A及びB同志を、底部係合部材1
4,14及び14′,14′で結合して二つのシー
ト状本体A及びBを結合一体として、第1図に示
すように拡げる。積荷Lを底布11,11の上に
積込む。第5図に示してある積荷Lを積込むには
手積み、機械積みのいずれでもよいが、予めシー
トパレツト上に積付けてある積荷Lをシートパレ
ツトと共にフオークリフトで搬送してきて、積荷
Lをシートパレツトごと、またはシートパレツト
をフオークリフト側に保持して積荷Lのみを、そ
の状態のまま、本願考案の搬送具の底布11,1
1上に移すのが最も安全で経済的である。
つぎに、側布12,12により積荷Lの側面を
覆い積荷Lの上で締め紐16,16及び16′,
16′を結び、吊下げ帯13,13及び13′,1
3′をフオークリフトの爪P及びPに通して荷物
を吊りあげて第2図に示すような状態にする。
第2図に示すような状態にしてから、積荷Lを
搬送して所望の場合(船倉、倉庫等の床面または
下段貨物の上)におろし、底布11,11の底部
係合部材14,14′,14,14′の係合を解除
して底布11,11を結合状態から分離する。次
に前記吊下げ帯13,13及び13′,13′をフ
オークリフトの爪P,Pから外し代りに引掛け手
段15,15を爪P,Pに係合して爪を引上げ
る。
これにより本考案の搬送具は二つのシート状本
体A及びBに完全に分離されて底布11,11は
積荷Lの下から引抜かれ、側布12,12と底布
11,11は積荷の側面上に摺動して引上げられ
て積荷Lから離脱し、積荷はそのままの状態で残
り、第3図に示すやうになる。この際に本搬送具
では底布11,11の一側端辺11′,11′に側
布12,12が接続しているので底布11,11
の一側端辺11′,11′が積荷Lの突出箇所(袋
の端部など)に引掛つて荷崩れを起すおそれがな
い。
以上説明したように、本願考案の分割シート型
搬送具を用いると、荷卸は、人手または機械によ
る荷物の個別的荷卸し作業が不要となり、荷役に
大幅な省力と迅速化が実現できる。本搬送具はそ
の製作に使用する材料が少なく、簡単に製作でき
るので、安価に供給することができる。その上、
分割された同一構造の二部分から構成されている
ので、補充や修理も半分ずつすればよく経済的で
ある。また、荷卸し後は小さく折りたたむことが
でき、軽量でもあるので回収、保管の費用も低減
できる。さらに、積荷Lをシートパレツトに載せ
たままこの搬送具に包み込めば着荷側でもそのま
まシートパレツトによる荷役が続行できるし、シ
ートパレツトによる一貫輸送が可能となる。
特に、積荷を近接して底布を抜き取る場合にお
いて側布が積荷もしくは、隣接する積荷を引掛け
て荷くずれを起したり、側布が引き抜けなかつた
りすることもない。又、シート状本体A及びBの
上にクラフト紙、古紙やそれ等に代わる柔軟なシ
ートやフイルム、例えばポリシートなどを敷き、
その上に積荷すると、シート状本体A及びBを引
き上げるときに、荷割れや荷くずれを防止するこ
とができるというような効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のものの平面図、第2図及び第
3図は本考案のものの使用状態を示し、第4図は
従来例のものの使用状態を示し、第5図は積荷を
示す。 1……底布(従来例)、2……側布(従来例)、
5……引掛紐(従来例)、11……底布、12…
…側布、13,13′……吊下げ帯、14,1
4′……底部係合部材、15……引掛け手段、1
6,16′……締め紐、17,17′……締め紐、
18,18′……三角布、11′……一側辺、1
1″,11……両側辺、A,B……シート状本
体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 二つに分割された同一構造のシート状本体A及
    びBから構成されている貨物搬送具であつて、前
    記各シート状本体A及びBは、可撓性シート材の
    四角形の底布11と、この底布11の一側端辺に
    接続している可撓性シート材の四角形の側布12
    とから成り立つていて、この側布12と接続して
    いる底布11の一側端辺に隣接している両側辺に
    は吊下げ帯13,13′がそれぞれ付設され、各
    底布11,11には、底布11,11同志を分離
    自在に結合させている複数個の底部係合部材1
    4,14′がそれぞれ付設されていて、前記各側
    布12,12の反底布側にはそれぞれ引掛け手段
    15,15が付設されていることを特徴とする分
    割シート型搬送具。
JP1360484U 1984-02-04 1984-02-04 分割シ−ト型搬送具 Granted JPS60126359U (ja)

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JP1360484U JPS60126359U (ja) 1984-02-04 1984-02-04 分割シ−ト型搬送具

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JP1360484U JPS60126359U (ja) 1984-02-04 1984-02-04 分割シ−ト型搬送具

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JPS60126359U JPS60126359U (ja) 1985-08-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103848118A (zh) * 2012-12-03 2014-06-11 奇美实业股份有限公司 太空袋及使用该太空袋的货物换箱方法

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JPS58151596U (ja) * 1982-04-06 1983-10-11 宇野港倉庫株式会社 底開きコンテナ

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