JPH0147670B2 - - Google Patents

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JPH0147670B2
JPH0147670B2 JP57046061A JP4606182A JPH0147670B2 JP H0147670 B2 JPH0147670 B2 JP H0147670B2 JP 57046061 A JP57046061 A JP 57046061A JP 4606182 A JP4606182 A JP 4606182A JP H0147670 B2 JPH0147670 B2 JP H0147670B2
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JP
Japan
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substrate
sides
ribs
rib
airflow control
Prior art date
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Application number
JP57046061A
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English (en)
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JPS58163872A (ja
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Hiroshi Kakekabe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16KVALVES; TAPS; COCKS; ACTUATING-FLOATS; DEVICES FOR VENTING OR AERATING
    • F16K3/00Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing
    • F16K3/02Gate valves or sliding valves, i.e. cut-off apparatus with closing members having a sliding movement along the seat for opening and closing with flat sealing faces; Packings therefor

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Molding Of Porous Articles (AREA)
  • Lift Valve (AREA)
  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、たとえば車輛の空調装置などに設け
られて吹出方向を調整する等に使用される気流制
御弁およびその製造方法に関する。
一般に車輛に装備される空調装置には送風方向
を調整するために気流制御弁が設けられている。
従来この種気流制御弁は、実開昭55−28198号公
報に記載されているように、合成樹脂もしくは金
属プレートからなる弁本体、つまり基板の両面
に、発泡ウレタン樹脂製の緩衝シール材を取付け
て構成されている。基板の両面に緩衝シール材を
設けるのは、気流制御弁を閉止した場合に空調装
置の枠体との間で気密性を保ちかつ制御弁が空調
装置枠体に、弁の切り替え時や振動等が原因して
衝突しても衝突音を吸収しかつ振動、衝撃を緩衝
して破損を防止すること等を目的としている。
しかしながら従来の気流制御弁においては、単
なる平坦な基板の両面に緩衝シール材を回着して
あるため、基板の剛性が低下しいわゆるぺこぺこ
する不具合がある。特に近時には省エネルギーの
観点から材料の節約や重量の低減を目的ととして
基板の板厚が薄くされる傾向にあり、このため基
板の剛性が低下する。
本発明はこのような事情にもとづきなされたも
ので、この第第1の目的とするところは、基板の
板厚が薄くても剛性が高くなり、機械的強度が向
上する気流制御弁を提供しようとするものであ
る。
また本発明の第2の目的とするところは、緩衝
シール材を基板の両面に発泡成形させる場合に、
ばりの発生がなく、かつ空気溜りに起因する欠肉
の発生がない気流制御弁の製造方法を提供しよう
とするものである。
以下本発明の一実施例を第1図ないし第12図
にもとづき説明する。
第1図ないし第3図は本発明に係る制御弁を示
し、1は弁本体となる基板である。該基板1はポ
リプロピレン樹脂やABS樹脂などの合成樹脂系
材料により射出成形、圧縮成形または移送成形等
により形成され、もしくはアルミ合金、亜鉛合金
などの軽合金系材料によつてダイカスト成形にて
形成されている。上記基板1の一側端には、図示
しない空調装置の枠体に回動自在に軸支されるシ
ヤフト2が一体もしくは一体的に設けられてい
る。また基板1の両面には、周縁部に位置して外
側リブ3,3が全周に亘つて連続して突設されて
いる。またこれら外側リブ3,3の内側には、こ
れら外側リブ3,3と離間して内側リブ4,4が
全周に亘つて連続して構成されている。したがつ
てこれら外側リブ3,3および内側リブ4,4間
には全周に亘つて連続した溝部5,5が形成され
ている。
なお、後述する発明方法を実施するために本構
成においては外側リブ3,3と内側リブ4,4の
突出高さは互に同等とされている。またこれら各
リブ3,3,4,4の突出先端部には第4図に示
される通り、先端が尖つた突条3a,4aが全周
に亘つて形成されている。なお、この突条3a,
4aにはその途中に、横断するように切欠された
空気逃し用切欠6…が設けられている。また基板
1の一側面に位置された内側リブ4には、内側に
突出する凹部7が設けられており、この凹部7の
内部は発泡樹脂材料の注入部となつている。
上記外側リブ3,3および内側リブ4,4で囲
まれた溝部5,5には、周方向に離間して多数個
の透孔8…が設けられている。
上記溝部5,5には全周に亘つてウレタン樹脂
などの発泡性合成樹脂からなる緩衝シール材9,
9が設けられている。両面の緩衝シール材9,9
は上記透孔8…を貫通された連結部10…によつ
て相互に一体に結合されている。連結部10…は
緩衝シール材9,9と同一材料によつて構成され
たものである。
このような構成に係る気流制御弁は、基板1に
全周に亘る外側リブ3,3および内側リブ4,4
を形成したため剛性が高くなる。特に軽量化を目
的として基板1の板厚を薄くした場合、機械的強
度の低下を招くが、リブ3,3,4,4により剛
性を高め、ぺこぺこする虞れがなくなる。また両
面に設けられた緩衝シール9,9は透孔8…に介
在されている連結部10…により一体に接合さ
れ、基板1を挾み込んでいるから緩衝シール材
9,9が剥離されることがない。特に温度変化が
あつても連結部10…の劣化がないことおよび連
結部10…が多数個形成されていることから接合
強度が高いものである。
次に上述のごとき構成の気流制御弁についてそ
の製造方法の1実施例を第5図ないし第12図に
もとづき説明する。
第5図以下におおいて、20は成形用上型、2
1は成形用下型を示す。これら各上型20、下型
21には、第6図に示すように、互に対向する内
20a,21aに、前記溝部5,5と対応する凹
溝20b,21bを形成してある。
これら上型20と下型21との間に前述の基板
1を介在させ、上型20と下型21を閉じる。こ
のように上型20と下型21とで挾まれる場合、
第8図に示すように、リブ3,3および4,4の
各突条3a,4aが上型20と下型21の各内面
20a,21aに当り、かつそれぞれ溝部5,5
が型20,21の凹溝20b,21bに連通され
るようにする。この状態で、たとえばクランプ金
具22,22をフツク23,23に引掛けるなど
の手段によつて上型20と下型21とを互に接近
させるべく挾持力を与える。この挾持力によつ
て、リブ3,3,4,4に形成された突条3a,
4aの尖つた先端が、型の内面20a,21aに
押されるので若干押し漬される。この押し潰しに
より、上型20および下型21の各内面と、リブ
3,3,4,4とが気密に接触される。したがつ
て、溝部5,5と凹溝20b,21bとで気密を
なした成形空間が確保される。なお成形空間は、
第4図の空気逃し用切欠6…により外部に導通さ
れている。また上下の成形空間は透孔8…により
連通されている。
このようにした基板1を上下型20,21間に
セツトすれば、たとえば上型20に形成した注入
孔24に、第9図のように注入機25を接続す
る。上記注入孔24は、先に述べた内側リブ4の
凹部7に囲まれた空間に導通されるように形成さ
れている。したがつて注入機25からたとえば水
と、ポリイソシアネートおよびポリオールを所定
割合で混合してなる発泡材料を上記注入孔24を
介して成形空間内に注入する。
原材料を所定量注入すれば、注入機25を外
し、第10図のごとく注入孔24に材料の逆流防
止のための栓26をする。
この状態で40℃〜60℃の炉内に置いて上記注入
材料を発泡させる。この発泡は第11図のように
前記成形空間で行われることはもちろんであり、
この際、成形空間内の空気は空気逃し用切欠6…
から外部へ排除される。なお、切欠6…の通路面
積は、材料の流出が行われないような大きさであ
り、この幅をたとえば0.2〜1mm程度としてある。
このようにして材料の発泡が行われると、該発
泡材料が緩衝シール材9,9となりかつ透孔8内
の連結部10となる。
上記発泡成形が完了すれば第12図に示すよう
に、上型20および下型21を開いて、成品を取
り出せば、前述の気流制御弁が完成される。
上記のように製造方法によると、上型20と下
型21をクランプした際、リブ3,3,4,4に
形成した突条3a,4aを押し潰すため、リブ
3,3,4,4と上型20および下型21が密接
される。したがつてこれら接触部から材料の流出
がなく、よつて材料の流出にもとづくばりの突生
が防止される。ばりの発生はこれを切除する工程
を必要とするが、上記方法によるとばりの発生が
ないので工程の簡素化が可能になる。
また、突条3a,4aには空気逃し用切欠6…
を設けたため、発泡過程で成形空間の空気が円滑
に排除される。この結果、残留空気による欠肉部
の発生が防止される。
上記突条3aや4aおよび空気逃し用切欠6…
はこれらを設けても気流制御弁の本来の機能を何
ら損なうものではない。特に空気逃し用切欠6…
は、上型下型に格別な空気逃し用孔を設ける必要
がなくなるので、上型、下型の構造が簡単にな
る。
なお、気流制御弁が空調装置枠体と衝突する音
を一層効果的に緩和させたり、弁と枠体とに隙間
が生じないようにするため、緩衝シール材9の形
成を第13図、第14図、第15図のような形状
にすることができ、これらの形状は、上型20お
よび下型21の凹溝20b,21bの形状を変更
することによつて容易に実現することができる。
また、上記実施例においては基板1の両面に形
成される緩衝シール材9,9が、外側リブ3,3
と内側側リブ4,4との間の溝部5,5に沿つて
環状となるようにしたが、本発明はこれに限ら
ず。たとえば第16図に示されるような平面状の
緩衝シール材60,60としてもよい。このよう
な緩衝シール材60,60は基板1に内側リブ
4,4を設けないようにすれば前述の実施例と同
様な方法で製造することもできる。
さらにまた、前述の実施例では、リブ3,3,
4,4の先端に格別な突条3a,4aを形成した
が、要はリブそのものの先端を尖がらせてもよ
く、また、基板1の材料が比較的軟質であれば上
型と下型とで挾圧した場合に先端部が押し潰され
るようにすることもできるから、実施例のごとき
突条3a,4aには制約されない。
また空気逃し用切欠6…に代つてリブ3,3,
4,4に直接空気逃し用小孔を開設してもよい。
さらにまた上型20と下型21とをクランプし
てリブ3,3,4,4の先端を押し潰す場合に
は、油圧、機械圧などの圧力を加えてもよい。
以上説明したように本発明の気流制御弁は、基
板の両面周縁部および両面内周部の少なくとも一
方に、周方向に連続したリブを設けたので基板自
身の剛性が高くなり、弁としての機械的強度が向
上する。
また本発明の製造方法は、型によつて上記リブ
の先端を押し潰すことにより、型とリブとの気密
接触を行うから、これらの接触部より材料の流出
がなく、したがつてばりの発生が防止されるため
ばり除去工程を必要としない。しかも上記リブは
前述の基板補強用リブを利用するから格別なリブ
形成を必要としない。またこのリブに空気逃し部
を形成したため、成形空間内の空気が円滑に排除
され、空気留りにもとづく欠肉部の発生がない。
空気逃し部はリブに成形するため型に格別な空気
逃し用孔を加工する必要がなく、型が簡素化する
などの効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第12図は本発明の一実施例を示
し、第1図は気流制御弁の斜視図、第2図は正面
図、第3図は第2図中−線に沿う断面図、第
4図は上記−線部分の一部を示す斜視図、第
5図ないし第12図は製造方法を順に追つて説明
するための説明図である。第13図、第14図お
よび第15図は本発明のそれぞれ変形例を示す要
部の断面図、第16図はさらに他の実施例に係る
気流制御弁の斜視図である。 1……基板、3,4……リブ、8……透孔、
9,60……緩衝シール材、10……連結部、3
a,4a……突条、6……空気逃し用切欠、20
……上型、21……下型。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 弁本体となる基板の両面にそれぞれ発泡性合
    成樹脂からなる緩衝シール材を設けるとともに、
    これら両面の緩衝シール材は上記基板の両面に亘
    つて貫通された透孔内に介入された上記発泡性合
    成樹脂と同一樹脂の連結部により相互に結合して
    なる気流制御弁において、 上記基板の両面周縁部および両面内周部の少な
    くとも一方に、周方向に連続するリブを突設する
    とともに、このリブより内側または外側に位置し
    て上記透孔を設け、上記基板の両面に上記リブの
    内側または外側に位置して上記緩衝シール材を上
    記リブより突出して設けたことを特徴とする気流
    制御弁。 2 弁本体となる基板の両面周縁部および両面内
    周部の少なくとも一方に、リブを突設するととも
    に、このリブの一部に空気逃し部を設け、かつこ
    のリブより内側または外側に複数の透孔を設け、
    この基板を挟んで両側に成形型を圧接し、この成
    形型の内面を各々上記リブの先端縁に押接させて
    上記リブの先端を押し潰すことにより基板の両側
    に該基板の両面とリブおよび成形型によつて囲ま
    れかつ上記透孔を介して相互に連通する空間を形
    成し、少なくとも一方の成形型から発泡性合成樹
    脂の未発泡材料を注入し、この未発泡材料を上記
    空間内で発泡させることにより、上記基板の両面
    に上記リブより内側または外側に位置して発泡性
    合成樹脂の緩衝シール材を形成し、かつこれら両
    面の緩衝シール材は上記透孔内の発泡性合成樹脂
    により相互に一体に連結することを特徴とする気
    流制御弁の製造方法。
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JP5626178B2 (ja) * 2011-10-14 2014-11-19 株式会社デンソー 空調装置用開閉ドア
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