JPH0144413Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0144413Y2
JPH0144413Y2 JP1984034180U JP3418084U JPH0144413Y2 JP H0144413 Y2 JPH0144413 Y2 JP H0144413Y2 JP 1984034180 U JP1984034180 U JP 1984034180U JP 3418084 U JP3418084 U JP 3418084U JP H0144413 Y2 JPH0144413 Y2 JP H0144413Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
label
suction head
product
dispenser
suction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984034180U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60146009U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP3418084U priority Critical patent/JPS60146009U/ja
Publication of JPS60146009U publication Critical patent/JPS60146009U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0144413Y2 publication Critical patent/JPH0144413Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Labeling Devices (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、連続的に供給される製品にラベル
を順次貼付ける製品へのラベル貼付装置に関する
ものである。
(従来の技術) 従来、この種のラベル貼付装置としては、ラベ
ル搬送手段で間欠的に供給されるラベルを吸気負
圧により吸着ヘツドの下端面に一時的に保持させ
た後、この吸着ヘツドを下方の製品搬送装置側に
降下させて、ラベルを製品搬送装置で搬送される
製品に貼付けるようにしたものがある。このラベ
ルをラベル搬送手段から吸着ヘツドに保持させる
際、従来はラベルをエアブロアーで吸着ヘツド側
に吹き付けることにより、ラベルを吸着ヘツドに
確実に保持させるようにしていた。
また、他のラベル貼付装置としては、例えば実
開昭56−56705号公報に開示されたようなものが
ある。このラベル貼付装置では、吸着ヘツドの先
端に傾斜ガイドを設け、この吸着ヘツドの下面に
多数の吸着孔を設けて、傾斜ガイドにより吸着ヘ
ツドの下方に案内されるラベルを多数の吸着孔に
作用する負圧で保持させ、この保持させたラベル
を製品等に貼り付けるようにしている。
(考案が解決しようとする課題) しかし、前者のラベル貼付装置では、ラベルを
吸着ヘツドの下端面に吸着保持させる際に、エア
ブロアーで周囲のゴミ等が舞上げられて、この舞
上げられたゴミがラベルと製品との間に入り、貼
付け不良が生ずるという問題があつた。
また、後者のラベル貼付装置においては、ラベ
ルの吸着孔の部分が負圧により吸着孔側に吸引さ
れているため、ラベルの厚さと負圧との関係によ
つては、ラベルが吸着孔の部分で歪むことも考え
られる。この場合には、ラベル全体を製品に完全
に密着させることが困難となり、見栄えが損なわ
れたりすることも考えられる。このようなラベル
の貼付不良が生じないようにすることが望まし
い。
そこで、この考案は、ゴミ等を舞に上げること
がなく、吸着ヘツドで一時的に保持させたラベル
を吸着孔の影響を受けることなく確実に製品に貼
付けることのできる製品へのラベル貼付装置を提
供することを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) この目的を達成するため、この考案は、昇降駆
動されるラベル貼付用の吸着ヘツドにこれの下端
面に開口する吸着孔が形成され、上死点にあると
きの前記吸着ヘツドの下端面の一側縁下部近傍に
デイスペンサーの先端部が配設され、ラベルを剥
離自在に貼着したキヤリヤテープが前記デイスペ
ンサーの上部側から下部側に先端部を回つて表面
上を移動するよう配設され、前記吸着ヘツドの下
端面の前記デイスペンサー側縁部に傾斜ガイド面
が設けられていていると共に、前記吸着ヘツドの
下方に製品搬送手段が配設された製品へのラベル
貼付装置であつて、前記吸着ヘツドの下端面は前
記製品搬送手段による製品の搬送方向に下傾させ
られていると共に、ラベル押圧貼着用のローラが
前記下端面の最下縁側側面に昇降駆動可能に且つ
下降時に前記下縁から下方に進出可能に装着され
た製品へのラベル貼付装置としたことを特徴とす
るものである。
(実施例) 以下、この考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
第1図において、ラベル貼付装置は図示しない
昇降手段により昇降駆動されるラベル貼付用の吸
着ヘツド1を備えている。この吸着ヘツド1は、
第1図〜第5図に示した様に柱状に形成されてい
て、下端面1a及び4つの側面1b〜1eを備え
ている。そして、側面1bと側面1cとは互いに
反対側に位置し、側面1dと側面1eとは互いに
反対側に位置している。しかも、吸着ヘツド1の
下端面1aと側面1bとの間の角部には、通常の
面取より寸方の大きい傾斜ガイド面14が形成さ
れている。
また、この吸着ヘツド1には、2つの吸着孔
2,3が形成されている。この吸着孔2,3は側
面1cの下部に開口し、吸着ヘツド1の下端面1
aは側面1d側から側面1e側に向けて下傾して
いる。また、この吸着孔2は第2図に示したよう
に3つの分岐孔2a〜2cを有し、吸着孔3は5
つの分岐孔3a〜3eを有する。しかも、各分岐
孔2a〜2c、3a〜3eは吸着ヘツド1の下端
面1aに開口し、その開口部2a′〜2c′、3a′〜
3e′は第2図、第5図に示したように方形に配列
されている。そして、吸着孔2,3には図示しな
い真空ポンプ、負圧タンク等の負圧源が接続され
ている。尚、吸着孔2の開口部2a′〜2c′は第2
図、第5図の如く側面1b側縁部に沿つて配列さ
れ、吸着孔3の開口部3a′、3b′は開口部2a′、
2c′近傍に配置され、吸着孔3の開口部3c′〜3
e′は側面1c側に配置されている。
この吸着ヘツド1の側面には第6図に示したよ
うにスライダ4が上下動自在に装着され、スライ
ダ4の下端にはラベル押圧貼付用のローラ5が回
転自在に保持されている。このスライダ4は図示
しない上下動手段によつて上下駆動される。
また、ラベル貼付装置は、吸着ヘツド1の側面
1b側に配設した板状のデイスペンサー6を有す
る。このデイスペンサー6は、第1図に示したよ
うに、吸着ヘツド1の下端面1aと平行になるよ
うに傾斜させられている。しかも、デイスペンサ
ー6の先端部6aは、若干上方に傾斜する上傾斜
面6bと下方に傾斜する下傾斜面6cとから鋭角
に形成されている。また、デイスペンサー6には
キヤリヤテープ7が上部側から下部側に先端部6
aを回つて表面上を移動するように支持されてい
る。このキヤリヤテープ7には多数のラベル8が
等ピツチで剥離自在に保持されている。
また、このデイスペンサー6の先端部6aは第
7図に示したように、上死点にあるときの吸着ヘ
ツド1の下端面1aの一側縁下部近傍に配設され
ている。しかも、吸着ヘツド1が上死点にあると
きの傾斜ガイド面14とデイスペンサー6の先端
部6aの上傾斜面6bとの為す角度αは鈍角に形
成されていて、傾斜ガイド面14は上傾斜面6b
の若干上方を向いている。そして、吸着ヘツド1
が上死点にある状態では吸着ヘツド1の下端面1
aとデイスペンサー6の先端部6aの上端との間
に間隔d1の間〓が形成されると共に、先端部6a
の先端と吸着ヘツド1の側面1bとの間に間隔d2
の間〓が形成される。この間隔d1,d2は小さく設
定されている。この間隔d1は、実際には1〜3mm
程度にできる。
更に、ラベル貼付装置は、製品搬送手段として
のベルトコンベア12を有する。このベルトコン
ベア12は、吸着ヘツド1の下方に配設されてい
ると共に、デイスペンサー6に対して直交させら
れている。図中、13はベルトコンベア12上に
供給された電子卓上計算機等の製品である。
尚、このような構成により、吸着ヘツド1の下
端面1aは製品搬送手段による製品の搬送方向に
下傾させられていると共に、ラベル押圧貼着用の
ローラ5は下端面1aの最下縁側側面1eに昇降
駆動可能に且つ下降時に下縁から下方に進出可能
に設けられている。
次に、このような構成の製品のラベル貼付装置
の作用を説明する。
まず、キヤリヤテープ7を第1図、第7図中矢
印A方向すなわちデイスペンサー6の上部側から
下部側に表面上を摺接移動させると、キヤリヤテ
ープ7に貼着したラベル8がデイスペンサー6の
先端部側に移動させられる。この際、キヤリヤテ
ープ7は先端部6aの先端を回つて下方側に順次
湾曲移動していくが、ラベル8の移動側縁部は先
端部6aの先端を超えても自己の保形力により下
方に湾曲せずに吸着ヘツド1側に第8図の如く突
出して上死点にある吸着ヘツド1の傾斜ガイド面
14に当接する。この後、更にキヤリヤテープ7
を移動させると、ラベル8の移動側縁部すなわち
キヤリヤテープ7から剥離されて吸着ヘツド1側
に突出した縁部が第9図の如く傾斜ガイド面14
に案内されて吸着ヘツド1の下端面1a側に移動
する。
従つて、吸着孔2,3に負圧源から負圧を導入
すると共に、吸着ヘツド1を上死点に位置させた
状態で、キヤリヤテープ7を矢印A方向に移動さ
せて、ラベル8をキヤリヤテープ7から上述の如
く剥離させると、ラベル8の移動側縁部は第9図
に如く傾斜ガイド面14に案内されて吸着ヘツド
1の下端面1a側に移動して、まず第2図〜第5
図に示した開口部2a′〜2c′に吸着され、次に開
口部3a′,3b′に吸着される。そして、ラベル8
の大半がキヤリヤテープ7から剥離された状態で
は、ラベル8の移動側縁部が残りの開口部3c′〜
3e′に吸着される。
このようにしてラベル8がキヤリヤテープ7か
ら完全に剥離されると、キヤリヤテープ7の移動
が停止させられる。これに連繋させられて、図示
しないY方向のシリンダが第9図の左側から右方
に作動させられ、このシリンダがラベル8を第1
0図の如く下端面1aのY方向の所定の位置まで
移動させる。この後、X方向のシリンダが第11
図中左側から右方に作動させられて、ラベル8が
第11図の位置から第12図に位置まで右方に移
動させられ、ラベル8の右端部がローラ5の下方
に突出する。これによつてラベル8の位置決めが
完了する。
次にベルトコンベア12を作動させて、これの
左端部上に搬入された製品13を吸着ヘツド1の
下方まで移動させる。一方、吸着ヘツド1を所定
量降下させると共に、スライダ4及びローラ5を
第13図の如く下方に降下させて、ラベル8の右
端部を製品13の右端部に圧着貼付けし、この状
態からベルトコンベア12を更に矢印C方向に移
動させることにより、ラベル8がローラ5によつ
て第14図の如く製品13に徐々に貼付けられ
る。このような動作は図示しないセンサ及びコン
ピユータ等によつて制御され、順次繰り返えされ
て、連続的に供給される製品にラベルが順次貼付
けられる。
(考案の効果) この考案は、以上説明したように、昇降駆動さ
れるラベル貼付用の吸着ヘツドにこれの下端面に
開口する吸着孔が形成され、上死点にあるときの
前記吸着ヘツドの下端面の一側縁下部近傍にデイ
スペンサーの先端部が配設され、ラベルを剥離自
在に貼着したキヤリヤテープが前記デイスペンサ
ーの上部側から下部側に先端部を回つて表面上を
移動するよう配設され、前記吸着ヘツドの下端面
の前記デイスペンサー側縁部に傾斜ガイド面が設
けられていていると共に、前記吸着ヘツドの下方
に製品搬送手段が配設された製品へのラベル貼付
装置であつて、前記吸着ヘツドの下端面は前記製
品搬送手段による製品の搬送方向に下傾させられ
ていると共に、ラベル押圧貼着用のローラが前記
下端面の最下縁側側面に昇降駆動可能に且つ下降
時に前記下縁から下方に進出可能に装着された製
品へのラベル貼付装置としたので、デイスペンサ
ーの先端部上端と吸着ヘツドの下端面の間隔を充
分小さくでき、この結果、エアブロアーを用いな
くてもラベルを吸着ヘツドに良好に吸着させるこ
とができる。従つて、このエアブロアーを省略す
ることにより、ラベルを吸着ヘツドの下端面に吸
着させる際に、周囲のゴミ等が舞い上げられるこ
とがないので、ラベルを製品に貼付ける際にラベ
ルと製品との間にゴミ等が入る可能性を充分に低
減させることができ、ラベル貼付不良が生じるの
を充分に防止できる。
また、吸着ヘツドの下端面の傾斜とローラの作
用により、吸着ヘツドに一時的に保持されたラベ
ルを製品に確実に貼付けることができるので、従
来のように吸着ヘツドの吸着孔等による貼付け不
良が生ずるのを未然に防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示すラベル貼付
装置の概略斜視図、第2図は第1図に示した吸着
ヘツドを別の角度から見た部分斜視図、第3図は
第1図に示した吸着ヘツドの側面図、第4図は第
3図の右側面図、第5図は第3図の底面図、第6
図は第1図〜第5図の吸着ヘツドにローラを取り
付けた説明図、第7図〜第14図は第1図に示し
たラベル貼付装置の作動を示す説明図である。 1……吸着ヘツド、1a……下端面、2,3…
…吸着孔、2a′〜2c′,3a′〜3e′……開口部、
6……デイスペンサー、7……キヤリヤテープ、
8……ラベル、12……ベルトコンベア(製品搬
送手段)、13……製品、14……傾斜ガイド面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 昇降駆動されるラベル貼付用の吸着ヘツドにこ
    れの下端面に開口する吸着孔が形成され、上死点
    にあるときの前記吸着ヘツドの下端面の一側縁下
    部近傍にデイスペンサーの先端部が配設され、ラ
    ベルを剥離自在に貼着したキヤリヤテープが前記
    デイスペンサーの上部側から下部側に先端部を回
    つて表面上を移動するよう配設され、前記吸着ヘ
    ツドの下端面の前記デイスペンサー側縁部に傾斜
    ガイド面が設けられていると共に、前記吸着ヘツ
    ドの下方に製品搬送手段が配設された製品へのラ
    ベル貼付装置であつて、 前記吸着ヘツドの下端面は前記製品搬送手段に
    よる製品の搬送方向に下傾させられていると共
    に、ラベル押圧貼着用のローラが前記下端面の最
    下縁側側面に昇降駆動可能に且つ下降時に前記下
    縁から下方に進出可能に装着されていることを特
    徴とする製品へのラベル貼付装置。
JP3418084U 1984-03-12 1984-03-12 製品へのラベル貼付装置 Granted JPS60146009U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3418084U JPS60146009U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 製品へのラベル貼付装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3418084U JPS60146009U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 製品へのラベル貼付装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60146009U JPS60146009U (ja) 1985-09-27
JPH0144413Y2 true JPH0144413Y2 (ja) 1989-12-22

Family

ID=30537310

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3418084U Granted JPS60146009U (ja) 1984-03-12 1984-03-12 製品へのラベル貼付装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60146009U (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2953622B2 (ja) * 1988-03-31 1999-09-27 芝浦メカトロニクス株式会社 ウエブ用貼付装置
JP5291490B2 (ja) * 2009-02-23 2013-09-18 株式会社イシダ ラベル貼付装置
JP5897799B2 (ja) * 2011-01-13 2016-03-30 サトーホールディングス株式会社 ラベル貼付装置
JP2014177300A (ja) * 2013-03-15 2014-09-25 Lintec Corp シート貼付装置および貼付方法
JP6300540B2 (ja) * 2014-01-28 2018-03-28 イーデーエム株式会社 ラベル貼着装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5656705U (ja) * 1979-10-04 1981-05-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60146009U (ja) 1985-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0360269A3 (en) Thin film adhering method and thin film adhering apparatus
JPH0144413Y2 (ja)
JP2009145428A (ja) ラベルシート及びラベルシート作成装置
JPH01321257A (ja) 薄板と粘着テープの貼着方法
JPH0443454Y2 (ja)
JPH0427705U (ja)
JPS6362421B2 (ja)
JPH0725288Y2 (ja) テープ貼付装置
JPS641211Y2 (ja)
CN218055785U (zh) 一种贴合机的输送夹持机构
JPH034029Y2 (ja)
JPS583413U (ja) ラベル貼着装置
JPH0173106U (ja)
TW518305B (en) Automatic label sticking device
JPH0249237Y2 (ja)
JPS60150906U (ja) ラベル貼付装置
JPS59185036U (ja) シ−ト材搬送装置
JPH01215099A (ja) 電子部品移載装置
JPH086476Y2 (ja) 煎餅の海苔貼付け装置
JPS629093Y2 (ja)
JPH0527390Y2 (ja)
JPS59108728U (ja) ベルトコンベヤにおける付着性物品の剥脱装置
JPH10245147A (ja) シール貼り方法と装置
JPS62103550U (ja)
DE50000991D1 (de) Saugfördergurt