JPH0527390Y2 - - Google Patents

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JPH0527390Y2
JPH0527390Y2 JP1281286U JP1281286U JPH0527390Y2 JP H0527390 Y2 JPH0527390 Y2 JP H0527390Y2 JP 1281286 U JP1281286 U JP 1281286U JP 1281286 U JP1281286 U JP 1281286U JP H0527390 Y2 JPH0527390 Y2 JP H0527390Y2
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JP
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tape
masking tape
chuck
masking
plate
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JP1281286U
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)
  • Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車のエンジンシリンダボデイの
ような被塗装物において、塗装を施さない部分や
他の色を塗装する部分を被覆するためのマスキン
グテープを、使用後に処理する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、被塗装物を塗装するにあたつては、塗装
しない部分、あるいは他の色を塗装する部分をマ
スキングテープで被覆し、塗装の終了後には該マ
スキングテープを手作業により被塗装物から剥離
していた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
被塗装物に、マスキングテープを自動的に貼着
する技術はある程度確立されていたが、塗装終了
後に、使用済のマスキングテープを自動的に剥離
し、これを処理する技術は開発されておらず、全
て手作業で行つているのが現状であつた。
しかも、この使用後のマスキングテープには、
塗装が生乾きの状態で付着しているため、汚れが
甚だしく、手や非塗装面に付着する虞れがある
とゝもに、使用済のマスキングテープを一枚ずつ
手作業で処理していたのでは、作業効率及び収納
効率が悪いといつた諸問題点があつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、上記のような従来の問題点を解決す
るためになされたもので、マスキングテープの剥
離等を自動化することによつて、清潔で且つ作業
の簡略化及び効率化を図つた装置を提供すること
を目的としたものであり、その要旨は、被塗装物
の端部よりはみ出したマスキングテープのはみ出
部をチヤツク本体の下面に設けたバキユームパツ
ドにより吸着保持するとゝもに、前記チヤツク本
体の前端に枢着した可動チヤツクにより前記マス
キングテープのはみ出部をその接着剤塗布面同志
が接着されるまで前記チヤツク本体の下面側に折
り返す手段と前記マスキングテープの折り返し部
を前記チヤツク本体の下面んと可動チヤツクの上
面とにより挟持する手段と前記被塗装物の移動に
同期して前記チヤツク本体及び可動チヤツクが上
昇する昇降手段とを夫々備えたテープ剥離機構
と、該テープ剥離機構により垂下状態で搬送され
たマスキングテープを立てた状態でテープ突出し
機構の貼付板に押圧して積層するテープ押圧機構
と、該積層状テープを前記貼付板の後方から突出
し用ピンで突き出してこれを前記貼付板から突き
落とすテープ突出し機構とからなるマスキングテ
ープ処理装置にある。
〔実施例〕
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて詳
細に説明する。なお、第1図は本考案に係るマス
キングテープ処理装置の全体を示す斜視図、第2
図は同マスキングテープ処理装置における剥離機
構の斜視図で、第3図のイ,ロ,ハ及びニは同剥
離機構の剥離工程説明図、第4図は同マスキング
テープ処理装置におけるマスキングテープ剥離後
のテープ押圧機構と突出し機構の斜視図で、第5
図及び第6図は同機構の動作説明図を示す。
図において、1は自動車のエンジンシリンダボ
デイ等のような被塗装物で、この被塗装物1の塗
装を施さない部分(図面では上面)にはマスキン
グテープ2が貼着されているが、このマスキング
テープ2の先端部分は被塗装物1の後部より若干
突出して、はみ出部2aとしている。
3は前記被塗装物1を矢印方向に搬送するコン
ベアで、該コンベア3の両側のベース3Aにおい
て、剥離位置には前記マスキングテープ2のはみ
出部2aを下から吹き上げるためのエアーブロー
4が設置されている。このエアーブロー4は、マ
スキングテープ2の前記はみ出部2aの垂下を防
止するとゝもに、後述するようなチヤツクを確実
にするためのものである。
5は前記剥離位置に停止している被塗装物1を
前方(搬送方向)に押し出すための払出部で、前
記コンベア3の側方に配置されている。6はコン
ベア3の他側方に設置された架台で、該架台6の
上面には支持用アーム7がコンベア3の方向に向
かつて固定されており、該支持用アーム7には昇
降部8がコンベア3の直上と架台6との間を移動
自在となるように配置されている。
この昇降部8は、垂直に固定されたエアシリン
ダ9と、その両側に上下動自在に配置されたガイ
ドバー10とから構成されており、エアシリンダ
9のロツド9aの下端及びガイドバー10の下端
には、テープ剥離機構11が固定されている。
11はテープ剥離機構で、エアシリンダ9のロ
ツド9aの下端及びガイドバー10の下端に夫々
固定されており、チヤツク本体12と、2個の可
動チヤツク13と、この可動チヤツク13の回転
用ロータリアクチユエータ14とから夫々構成さ
れている。なお、図中15は前記チヤツク本体1
2の後部から前部の下面に向かつて形成されたエ
アー通路で、このエアー通路15の前部の下面に
は円錐形状のバキユームパツド16が取付けられ
ており、またチヤツク本体12の下面にはゴムシ
ート17が付設されている。
一方、2個の可動チヤツク13は、夫々チヤツ
ク本体12の前端において、被塗装物1の搬送方
向と直交方向に横架した支軸18により下方向に
180度回転可能に並列して配設されており、この
両動チヤツク13の裏面には、その先端部13a
に斜面より形成した係止爪19が、中央には腹部
20が夫々形成されており、該腹部20と前記チ
ヤツク本体12の下面に装着したゴムシート17
とでマスキングテープ2を挟着するように構成さ
れている。なお、通常時には、可動チヤツク13
は水平状態となつている。
21は前記架台6に設置されたマスキングテー
プ突出し機構で、固定板22と、貼付板23とか
ら構成されており、固定板22は架台6の支柱部
からコンベア3の方向に突設したアーム24に固
定されている。又、固定板22の前面の両側には
複数本の突出し用ピン25が縦列状態に植立され
ており、該固定板22の背面には突出し用のエア
シリンダ26が固定されている。
一方、前記貼付板23の前面の両側には、貼付
防止用シート27が付設されているとゝもに、貼
付板23及び貼付防止用シート27には、前記突
出し用ピン25が挿入自在な複数個の貫通穴28
が縦列状態に形成されている。そして、貼付板2
3は固定板22の前面側において、該貼付板23
から固定板22に摺動自在に挿入されたガイドバ
ー29により、固定板22に対して平行に配置さ
れているとゝもに、貼付板23に固定されたエア
シリンダ26のロツド26aにより、固定板22
に対して接近・離反自在となつている。
また、突出し用ピン25の先端は、貼付板23
が固定板22に近接すると、貼付防止用シート2
7から突出するように設定されており、突出し用
ピン25の先端が貼付防止用シート27から突出
しない状態のときには、貼付板23の前面、すな
わち貼付防止用シート27の前面は、後述するよ
うに、テープ剥離機構11でチヤツクされたマス
キングテープ2と僅かな間隙をもつて対面するよ
うに設定されている。
30は後述するように、突出し用ピン25の先
端により突き出され、貼付板23から落下した使
用済のマスキングテープ2の収納容器である。
31は前記貼付防止用シート27にマスキング
テープ2を確実に貼り付けるためのテープ押圧機
構で、マスキングテープ2を回転自在に押圧する
ローラ32と、該ローラ32を貼付板23の前面
から離反してコンベア3の搬送方向と同一方向に
90度回転させる回転部33と、ローラ32と回転
部33を連結する支持レバー34と、ローラ32
及び回転部33を昇降する昇降部35とから構成
され、昇降部35は架台6の支柱部から突設した
アーム36に固定されている。
(実施例の作用) まず、コンベア3により搬送されてきた被塗装
物1が剥離位置で停止すると、昇降部8のエアシ
リンダ9が動作し、そのロツド9aによりテープ
剥離機構11が下降する。この時、被塗装物1の
端面からはみ出したマスキングテープ2のはみ出
部2aをエアブロー4で下から吹き付けて押上げ
るとゝもに、テープ剥離機構11のチヤツク本体
12のエア通路15内の空気を真空状態にして、
はみ出部2aをバキユームパツド16に吸着させ
る〔第3図のイ参照〕。
次いで、ロータリアクチユエータ14により、
第3図ロで示すように、可動チヤツク13を支軸
18を支点にして下方向に回転させ、該可動チヤ
ツク13の係止爪19にマスキングテープ2のは
み出部2aの先端を係止させる。
この状態で、第3図ハで示すように、可動チヤ
ツク13は180度下方に回転するが、この際、は
み出部2aはバキユームパツド16が折曲げの中
心となつて接着剤塗布面方向に2つ折りされ、チ
ヤツク本体12のゴムシート17と可動チヤツク
13の腹部20との挟着により、折曲げられたは
み出部2aの接着剤同志が接着されるとゝもに、
折曲げられたはみ出部2aはチヤツク本体12の
ゴムシート17と可動チヤツク13の腹部20に
より挟着される。
上記のようにして、マスキングテープ2のはみ
出部2aがテープ剥離機構11により確実にチヤ
ツクされると、該テープ剥離機構11が上昇する
と同時に、この上昇動作に同期して払出部5によ
り被塗装物1を押出すので、第3図のニで示すよ
うに、マスキングテープ2は被塗装物1の上面か
ら順次剥離される。
そして、マスキングテープ2が完全に被塗装物
1の上面から剥離されると、テープ剥離機構11
によりマスキングテープ2が垂下された状態で、
昇降部8は支持アーム7上を移動し、テープ突出
し機構21の貼付板23の前面で停止する。この
とき、マスキングテープ2の接着剤塗布面は貼付
板23の貼付防止用シート27と対面する。
次いで、テープ押圧機構31が動作し、回転部
33が90度回転し、ローラ32はマスキングテー
プ2の接着剤塗布面を貼付板23の貼付防止用シ
ート27に押圧するとゝもに、回転部33が昇降
部35を下降するので、マスキングテープ2の接
着剤塗布面は貼付防止用シート27に仮接着され
る。以上で、1サイクルの動作が完了する。
上記のような動作を10回繰り返して(回数はカ
ウンタにより変更可能)、貼付防止用シート27
に10枚の使用済のマスキングテープ2を積層状に
貼付した後、テープ突出し機構21のエアシリン
ダ26により貼付板23が固定板22に近接し、
複数本の突出し用ピン25が貼付板23の貫通孔
28を貫通して、貼付防止用シート27から積層
状のマスキングテープ2を突き剥がして落下さ
せ、収納容器30に納めるのである。
(他の実施例) 上記の実施例では、塗装防止用マスキングテー
プ2は被塗装物1の上面に貼着したが、側面或い
はその他の面に貼着した場合でもよく、この場合
にはテープ剥離機構11は、貼着したマスキング
テープ2と対面し、剥離後はマスキングテープ2
を垂下できるように構成する必要がある。
なお、剥離対象物は塗装防止用のマスキングテ
ープに限定されず、所定の箇所に貼着されたテー
プでもよいこと勿論である。また、テープ押圧機
構31は、上記実施例のように、回転するローラ
32を下降させることにより、マスキングテープ
2を貼着板23に押圧する構成に限定されるもの
ではなく、例えば、貼着板23と同一面積の板材
でマスキングテープ2を貼着板23に押圧するよ
うに構成したものでもよい。
〔考案の効果〕
本考案に係るマスキングテープ処理装置は、上
記のように、被塗装物の端部よりはみ出したマス
キングテープのはみ出部をチヤツク本体の下面に
設けたバキユームパツドにより吸着保持するとゝ
もに、前面チヤツク本体の前端に枢着した可動チ
ヤツクにより前記マスキングテープのはみ出部を
その接着剤塗布面同志が接着されるまで前記チヤ
ツク本体の下面側に折り返す手段と前記マスキン
グテープの折り返し部を前記チヤツク本体の下面
と可動チヤツクの上面とにより挟持する手段と前
記被塗装物の移動に同期して前記チヤツク本体及
び可動チヤツクが上昇する昇降手段とを夫々備え
たテープ剥離機構と、該テープ剥離機構により垂
下状態で搬送されたマスキングテープを立てた状
態でテープ突出し機構の貼付板に押圧して積層す
るテープ押圧機構と、該積層状テープを前記貼付
板の後方から突出し用ピンで突き出してこれを前
記貼付板から突き落とすテープ突出し機構とから
なるものであるから、自動的に使用済のマスキン
グテープを迅速且つ清潔に被塗装物から剥離する
ことができ、作業能率が向上する。また、使用済
のマスキングテープの回収作業も自動的に簡単に
行なうことができるといつた諸効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るマスキングテープ処理装
置の全体を示す斜視図、第2図は同マスキングテ
ープ処理装置におけるテープ剥離機構の斜視図、
第3図イ,ロ,ハ,ニは同剥離機構の剥離工程説
明図、第4図は同マスキングテープ処理装置にお
けるテープ剥離後の押圧機構と突出し機構の斜視
図、第5図及び第6図は同機構の動作説明図であ
る。 1……被塗装物、2……マスキングテープ、2
a……はみ出部、11……テープ剥離機構、12
……チヤツク本体、13……可動チヤツク、16
……バキユームパツド、21……テープ突出し機
構、23……貼付板、25……突出し用ピン、3
1……テープ押圧機構。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被塗装物の端部よりはみ出したマスキングテー
    プのはみ出部をチヤツク本体の下面に設けたバキ
    ユームパツドにより吸着保持するとゝもに、前記
    チヤツク本体の前端に枢着した可動チヤツクによ
    り前記マスキングテープのはみ出部をその接着剤
    塗布面同志が接着されるまで前記チヤツク本体の
    下面側に折り返す手段と前記マスキングテープの
    折り返し部を前記チヤツク本体の下面と可動チヤ
    ツクの上面とにより挟持する手段と前記被塗装物
    の移動に同期して前記チヤツク本体及び可動チヤ
    ツクが上昇する昇降手段とを夫々備えたテープ剥
    離機構と、該テープ剥離機構により垂下状態で搬
    送されたマスキングテープを立てた状態でテープ
    突出し機構の貼付板に押圧して積層するテープ押
    圧機構と、該積層状テープを前記貼付板の後方か
    ら突出し用ピンで突き出してこれを前記貼付板か
    ら突き落とすテープ突出し機構とからなるマスキ
    ングテープ処理装置。
JP1281286U 1986-01-31 1986-01-31 Expired - Lifetime JPH0527390Y2 (ja)

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JP1281286U JPH0527390Y2 (ja) 1986-01-31 1986-01-31

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JPS62124958U JPS62124958U (ja) 1987-08-08
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