JPS602120Y2 - 板材供給装置 - Google Patents
板材供給装置Info
- Publication number
- JPS602120Y2 JPS602120Y2 JP11396279U JP11396279U JPS602120Y2 JP S602120 Y2 JPS602120 Y2 JP S602120Y2 JP 11396279 U JP11396279 U JP 11396279U JP 11396279 U JP11396279 U JP 11396279U JP S602120 Y2 JPS602120 Y2 JP S602120Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vacuum suction
- plate
- board
- suction cup
- plates
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、板材供給装置の改良に関する。
堆積された板材、特に表面が平滑で比較的薄い例えばア
ルミニウム板のような板材を、流れ作業の一工程中にお
いて、上方より1枚づつ取り出して、次工程に移送供給
する手段として、真空吸着カップを用いることがある。
ルミニウム板のような板材を、流れ作業の一工程中にお
いて、上方より1枚づつ取り出して、次工程に移送供給
する手段として、真空吸着カップを用いることがある。
しかし、単に真空吸着カップを用いるのみでは、密着状
に堆積された板材を、順次1枚1枚確実に剥離して吸着
し移送供給することは難かしく、往々にして、同時に数
枚が吸着され、ために、人力の援用を要とする欠陥があ
った。
に堆積された板材を、順次1枚1枚確実に剥離して吸着
し移送供給することは難かしく、往々にして、同時に数
枚が吸着され、ために、人力の援用を要とする欠陥があ
った。
本考案は、堆積された板材を真空吸着カップで吸着する
にあたって、真空吸着カップの両側に設けたストッパー
の一方のストッパーでは板材を押圧し、他方のストッパ
ー寄りの板材を木口を、水平移動装置に設けた押杆の突
起で、押圧しつつ持ち上げて板材の端部をまくり上げる
ようにし、この持ち上げられた端部の下側に空気を噴出
して、つぎの板材との剥離を確実容易なものとし、つい
で真空吸着カップを引き上げて板材の移送供給を行なう
ようにしたもので、密着状に堆積された板材を1枚1枚
確実に吸着し、移送供給することのできる板材供給装置
を提供するもので、以下図面に示す実施例に従ってその
内容を詳述する。
にあたって、真空吸着カップの両側に設けたストッパー
の一方のストッパーでは板材を押圧し、他方のストッパ
ー寄りの板材を木口を、水平移動装置に設けた押杆の突
起で、押圧しつつ持ち上げて板材の端部をまくり上げる
ようにし、この持ち上げられた端部の下側に空気を噴出
して、つぎの板材との剥離を確実容易なものとし、つい
で真空吸着カップを引き上げて板材の移送供給を行なう
ようにしたもので、密着状に堆積された板材を1枚1枚
確実に吸着し、移送供給することのできる板材供給装置
を提供するもので、以下図面に示す実施例に従ってその
内容を詳述する。
第1図は本考案に係る板材供給装置の1実施例を示す正
面図、第2図は要部の動作説明図である。
面図、第2図は要部の動作説明図である。
図において、1は真空吸着具取付は基板で別に設けられ
たシリンダに連結されたピストンロッド1aにより上昇
あるいは下降するようになっている。
たシリンダに連結されたピストンロッド1aにより上昇
あるいは下降するようになっている。
2は該取付は基板の下面に装着された真空吸着カップで
上下方向に多少の遊びが設けられている。
上下方向に多少の遊びが設けられている。
3は水平シリンダーで取付座4により水平シリンダー3
のピストンロッド5が堆積された板材6の上面に平行で
水平に摺動することができるように取付はベース1の下
面に装着される。
のピストンロッド5が堆積された板材6の上面に平行で
水平に摺動することができるように取付はベース1の下
面に装着される。
7はピストンロッド5に連結された水平移動杆で先端部
に板材6の木口を押圧する押杆8が装着される。
に板材6の木口を押圧する押杆8が装着される。
押杆8は1端を軸8′により摺動杆7の先端のボス部7
′に枢着され他端は発条11により斜めに上下動自在に
支持される。
′に枢着され他端は発条11により斜めに上下動自在に
支持される。
9は押杆8に設けられた鋭角状突起でシリンダー3およ
びピストンロッド1aの動きによりこの突起を板材6の
木口に押圧しつつ持ち上げることによって、板材6のエ
ツジ部をまくり上げるように動作する。
びピストンロッド1aの動きによりこの突起を板材6の
木口に押圧しつつ持ち上げることによって、板材6のエ
ツジ部をまくり上げるように動作する。
10は押杆8の突起9の近くにおいて、板材6の木口の
方向に向けて設けられた空気噴出用ノズルである。
方向に向けて設けられた空気噴出用ノズルである。
12は被供給部材である板材6を堆積するための数本の
杆で、押杆8によって、板材6の木口が押圧された場合
に、位置がずれないようになっており板材6の周辺の少
なくとも三方において、保持台(図示せず)上に植設さ
れている。
杆で、押杆8によって、板材6の木口が押圧された場合
に、位置がずれないようになっており板材6の周辺の少
なくとも三方において、保持台(図示せず)上に植設さ
れている。
本考案は以上で構成されている。
いま、板材6の1枚を次工程に移送する動作を説明する
。
。
ピストンロッド1aを伸ばして、取付基板1を下降させ
ると、まず、真空吸着カップ2の先端が板材6の上面に
あたる。
ると、まず、真空吸着カップ2の先端が板材6の上面に
あたる。
ついで、真空吸着カップ2を作動させて板材6を吸着さ
せ、ついで水平シリンダー3を作動させてピストンロッ
ド5を引込み摺動杆7を板材6の方向に移動させると板
材6の木口上縁に押杆8の下縁が当り押し上げられなが
ら突起9が板材6の木口に当りこれを斜上方に押し上げ
るように作用し木口をまくり上げようとする。
せ、ついで水平シリンダー3を作動させてピストンロッ
ド5を引込み摺動杆7を板材6の方向に移動させると板
材6の木口上縁に押杆8の下縁が当り押し上げられなが
ら突起9が板材6の木口に当りこれを斜上方に押し上げ
るように作用し木口をまくり上げようとする。
同時にノズル10より圧搾空気を噴出する。
ノズル10よりの空気の噴出により、板材6の剥離を容
易にする。
易にする。
従って、板材6にカエリがあったり、あるいは、板材同
志の密着が強くても容易に、そして確実に1枚づつ剥離
することができる。
志の密着が強くても容易に、そして確実に1枚づつ剥離
することができる。
続いて、取付基板1を更に上昇させれば、板材6の1枚
を確実に吸着し、吊り上げることになる。
を確実に吸着し、吊り上げることになる。
板材6が吊り上げられれば、水平移動装置を戻し突起9
と板材6との係合を解放する。
と板材6との係合を解放する。
つぎに供給装置を横移動し次工程のコンベヤ上において
真空吸着カップを開放して板材6を次工程のコンベヤに
乗せることにより移送を完了する。
真空吸着カップを開放して板材6を次工程のコンベヤに
乗せることにより移送を完了する。
以上のように、本考案はアルミニウム板、銅板、合成樹
脂板、合板素材などの磁石による吸着供給ができない板
材にも適用でき、且つ、板材の表面に油膜等の皮膜があ
って、粘着性が強い板材であっても、また、縁部に力上
りのある剥離しにくい板材の堆積であっても、その1枚
1枚を確実に吊り上げて移送供給することができ作業を
100%完全に自動化させることが可能となり人力の応
援は全く必要がなく、無駄の無い経済性の高い板材供給
装置を提供しうるが、本考案は押杆8の先端部の摺動杆
7に軸支したことにより、押杆8の突起な板材6の木口
に対して斜め上方に押し上げてこれをまくり上げるよう
に作用する。
脂板、合板素材などの磁石による吸着供給ができない板
材にも適用でき、且つ、板材の表面に油膜等の皮膜があ
って、粘着性が強い板材であっても、また、縁部に力上
りのある剥離しにくい板材の堆積であっても、その1枚
1枚を確実に吊り上げて移送供給することができ作業を
100%完全に自動化させることが可能となり人力の応
援は全く必要がなく、無駄の無い経済性の高い板材供給
装置を提供しうるが、本考案は押杆8の先端部の摺動杆
7に軸支したことにより、押杆8の突起な板材6の木口
に対して斜め上方に押し上げてこれをまくり上げるよう
に作用する。
同時に噴出ノズルよりの空気の噴出により、つぎの板材
が密着性の強いものであってもその剥離を容易にし、板
材の持上げを円滑確実に行なわしめうる特徴がある。
が密着性の強いものであってもその剥離を容易にし、板
材の持上げを円滑確実に行なわしめうる特徴がある。
第1図は本考案に係る板材供給装置の一実施例を示す正
面図、第2図は要部の動作説明図である。 1・・・・・・真空吸着具取付基板、2・・・・・・真
空吸着カップ、3・・・・・・水平シリンダー、5・・
・・・・ピストンロッド、6・・・・・・板材、7・・
・・・・水平移動杆、8・・・・・・押杆、9・・・・
・・突起、10・・・・・・空気噴出用ノズル、11・
・・・・・発条。
面図、第2図は要部の動作説明図である。 1・・・・・・真空吸着具取付基板、2・・・・・・真
空吸着カップ、3・・・・・・水平シリンダー、5・・
・・・・ピストンロッド、6・・・・・・板材、7・・
・・・・水平移動杆、8・・・・・・押杆、9・・・・
・・突起、10・・・・・・空気噴出用ノズル、11・
・・・・・発条。
Claims (1)
- 昇降装置を備えた真空吸着具取付は基板に真空吸着カッ
プを設けると共に、該真空吸着具取付は基板に一体的に
設けられた水平移動装置と、該水平移動装置の先端部に
1端を枢着され他端を上下自在に斜めに支持した板材木
口突揚げ用突起を有する押杆と、該突起の近くに設けた
空気噴射ノズルを有することを特徴とする板材供給装置
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11396279U JPS602120Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 板材供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11396279U JPS602120Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 板材供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5633231U JPS5633231U (ja) | 1981-04-01 |
JPS602120Y2 true JPS602120Y2 (ja) | 1985-01-21 |
Family
ID=29346232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11396279U Expired JPS602120Y2 (ja) | 1979-08-17 | 1979-08-17 | 板材供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS602120Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60176838U (ja) * | 1984-04-28 | 1985-11-22 | 株式会社オリイ | 薄板材の剥離補助装置 |
-
1979
- 1979-08-17 JP JP11396279U patent/JPS602120Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5633231U (ja) | 1981-04-01 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN113879641B (zh) | 片料剥膜设备 | |
JPS5921143Y2 (ja) | 板材供給装置 | |
JPS602120Y2 (ja) | 板材供給装置 | |
CN210026628U (zh) | 片材丝印机及其片材分离装置 | |
JPH10316267A (ja) | シート供給装置 | |
JPH081229Y2 (ja) | 板体の取出装置 | |
JPH0415384Y2 (ja) | ||
JPH07215502A (ja) | 金属板の吸引移替え装置 | |
JPS6112805B2 (ja) | ||
JP4042233B2 (ja) | シート材料分離供給装置 | |
JPH01281228A (ja) | ブランクの分離方法 | |
JPH07187418A (ja) | パレット積瓦用保護用材の自動供給装置 | |
US6474640B1 (en) | Method and apparatus for stacking sheets in offset relationship | |
JPH02117532A (ja) | シート積載物の剥離方法 | |
JP2769703B2 (ja) | 当て紙供給装置 | |
JPH05193634A (ja) | ラベルの剥離方法とその装置 | |
JPS626040Y2 (ja) | ||
CN217671151U (zh) | 自动贴背胶设备 | |
JP2837388B2 (ja) | 枚葉紙分離装置 | |
CN221809656U (zh) | 一种片状物料自动化送料设备 | |
CN217435025U (zh) | 无线耳机充电盒铁片和保护膜组装机 | |
CN211026958U (zh) | 一种电子元件撕膜剥机构 | |
JPH07330179A (ja) | 一枚取り装置 | |
JP2563686Y2 (ja) | ガラス板の移載装置 | |
JPH0472224A (ja) | ケーキ用紙カップの剥離装置 |