JPH0249237Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0249237Y2 JPH0249237Y2 JP8883586U JP8883586U JPH0249237Y2 JP H0249237 Y2 JPH0249237 Y2 JP H0249237Y2 JP 8883586 U JP8883586 U JP 8883586U JP 8883586 U JP8883586 U JP 8883586U JP H0249237 Y2 JPH0249237 Y2 JP H0249237Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- workpiece
- suction
- work
- path
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims description 7
- 230000032258 transport Effects 0.000 description 9
- 238000001179 sorption measurement Methods 0.000 description 3
- 238000004140 cleaning Methods 0.000 description 2
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Specific Conveyance Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(a) 産業上の利用分野
この考案は、トレーを用いて小さな部品類(以
下ワークとする)を搬送しながら加工処理するト
レー式ワーク搬送システムにおいて、ワークとト
レーとを個別にかつ合理的に回収するようになし
たワーク回収装置に関するものである。
下ワークとする)を搬送しながら加工処理するト
レー式ワーク搬送システムにおいて、ワークとト
レーとを個別にかつ合理的に回収するようになし
たワーク回収装置に関するものである。
(b) 従来の技術およびその問題点
従来、小さなワークを加工処理する際、当該ワ
ークを複数単位毎にトレー上に載置し、該トレー
を所定の搬送路に沿わせ搬送させながら、ワーク
の加工処理を行うトレー式ワーク搬送システムが
知られている。この種のシステムによれば、ワー
クの加工処理後、トレーとワークとを個別に回収
し、トレーについては、搬送路始端側に再供給す
るべく回収しなければならず、ワークについて
は、加工済製品として、適当な製品収容部へ個別
に回収しなければならない。このような場合、通
常複雑な産業用ロボツトが用いられている。しか
しながら、この種産業用ロボツトは、構成上高価
なもので、経済的にきわめて不利なものであつ
た。
ークを複数単位毎にトレー上に載置し、該トレー
を所定の搬送路に沿わせ搬送させながら、ワーク
の加工処理を行うトレー式ワーク搬送システムが
知られている。この種のシステムによれば、ワー
クの加工処理後、トレーとワークとを個別に回収
し、トレーについては、搬送路始端側に再供給す
るべく回収しなければならず、ワークについて
は、加工済製品として、適当な製品収容部へ個別
に回収しなければならない。このような場合、通
常複雑な産業用ロボツトが用いられている。しか
しながら、この種産業用ロボツトは、構成上高価
なもので、経済的にきわめて不利なものであつ
た。
(c) 本考案の技術的課題
そこで、この考案は、上述するトレー式ワーク
搬送システムに対する省力的でかつ合理的なもの
であつて、しかも経済的にきわめて有利なワーク
回収装置を提供することにある。
搬送システムに対する省力的でかつ合理的なもの
であつて、しかも経済的にきわめて有利なワーク
回収装置を提供することにある。
(d) 本考案の技術的手段
この考案は、上記する目的を達成するにあたつ
て、具体的には、あらかじめ設定された大きさの
トレー上にワークを載置し、前記トレーをトレー
搬送路に沿つて搬送するトレー式ワーク搬送シス
テムにおいて、 前記トレー搬送路の終端位置において前記トレ
ーを前記ワーク載置面側からワークを覆つて吸着
支持する吸着器を備え、前記トレーをトレー回収
路に向けて移送する吸着移送機構と、 前記吸着移送機構における吸着器に対してワー
ク吸引通路を介して接続されたブロアと、 前記吸着器とブロアとの間に接続されたワーク
ストツクケーシングとを備え、 前記トレーをトレー回収路に移送するととも
に、前記ワークを前記ワークストツク室に吸引回
収するようになしたトレー式ワーク搬送システム
におけるワーク回収装置である。
て、具体的には、あらかじめ設定された大きさの
トレー上にワークを載置し、前記トレーをトレー
搬送路に沿つて搬送するトレー式ワーク搬送シス
テムにおいて、 前記トレー搬送路の終端位置において前記トレ
ーを前記ワーク載置面側からワークを覆つて吸着
支持する吸着器を備え、前記トレーをトレー回収
路に向けて移送する吸着移送機構と、 前記吸着移送機構における吸着器に対してワー
ク吸引通路を介して接続されたブロアと、 前記吸着器とブロアとの間に接続されたワーク
ストツクケーシングとを備え、 前記トレーをトレー回収路に移送するととも
に、前記ワークを前記ワークストツク室に吸引回
収するようになしたトレー式ワーク搬送システム
におけるワーク回収装置である。
(e) 本考案の実施例
以下、この考案に成るトレー式ワーク搬送シス
テムにおけるワーク回収装置について、添付図面
に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
テムにおけるワーク回収装置について、添付図面
に示す具体的な実施例にもとづいて詳細に説明す
る。
第1図、第2図および第3図は、この考案に成
るトレー式ワーク搬送システムにおけるワーク回
収装置についての全体的構成を示す平面図、正面
図および側面図である。この考案の好ましい実施
例において、ワーク加工処理機1は、機体フレー
ム2の頂面にトレー回収路4を備えたテーブル5
が設けてある。この考案において、前記ワーク加
工処理機1は、ワークを焼成処理する焼成炉、ワ
ークを洗浄する洗浄装置等のようにワークを加工
処理するための装置あるいは機械である。前記ト
レー搬送路3に沿つて搬送されるトレー6は、た
とえば、第5図に示すように、平坦な床壁7の両
側縁に沿つて凸条8,8を備えた皿体から成つて
いて、床壁7の平坦上面9に複数のワークが載置
される。前記ワークをのせたトレー6は、トレー
搬送路3に沿つて終端位置10に運び込まれる。
一方、前記トレー搬送路3の終端位置10に吸着
移送機構11が設けてある。前記吸着移送機構1
1は、トレー搬送路3および回収路4に対し直交
差するように支持ブロケツト12,12を介して
架設したガイドレール13と、ガイドレール13
に沿つて往復移動して、トレー搬送路3および回
収路4の真上に位置決めされる可動ブロツク組立
体14とを有している。可動ブロツク組立体14
は、ガイドレール13に挿通支持されている基部
15と、前記基部15に対して上下動可能な上下
動部材16とから成つている。前記上下動部材1
6に対して吸着器17が取付けてある。前記吸着
器17は、その下端に、前記トレー6の床壁上面
8の大きさに概して一致する開口18を有し、上
方に向けて細まる漏斗状のワーク通過路19を備
え、上端側に、ホース接続部20を有している。
前記ワーク通過路19には、ブロア作動時におけ
る吸引渦の発生を止める渦止め片21が取付けて
ある。前記吸着器におけるホース接続部20に
は、ワーク吸引通路を構成する可撓性のホース部
材22が接続されていて、該可撓性ホース部材2
2を介してブロア23が接続されている。この考
案において前記吸着器17とブロア23との間に
ワークストツクケーシング24が設けてある。ワ
ークストツクケーシング24は、頂面部分25に
前記可撓性ホース部材22の接続口26を備え、
上方側部27にブロア接続口28を備えている。
前記ブロア接続口28の開口部分には、ワーク吸
引止めのためのネツト体29が設けてある。
るトレー式ワーク搬送システムにおけるワーク回
収装置についての全体的構成を示す平面図、正面
図および側面図である。この考案の好ましい実施
例において、ワーク加工処理機1は、機体フレー
ム2の頂面にトレー回収路4を備えたテーブル5
が設けてある。この考案において、前記ワーク加
工処理機1は、ワークを焼成処理する焼成炉、ワ
ークを洗浄する洗浄装置等のようにワークを加工
処理するための装置あるいは機械である。前記ト
レー搬送路3に沿つて搬送されるトレー6は、た
とえば、第5図に示すように、平坦な床壁7の両
側縁に沿つて凸条8,8を備えた皿体から成つて
いて、床壁7の平坦上面9に複数のワークが載置
される。前記ワークをのせたトレー6は、トレー
搬送路3に沿つて終端位置10に運び込まれる。
一方、前記トレー搬送路3の終端位置10に吸着
移送機構11が設けてある。前記吸着移送機構1
1は、トレー搬送路3および回収路4に対し直交
差するように支持ブロケツト12,12を介して
架設したガイドレール13と、ガイドレール13
に沿つて往復移動して、トレー搬送路3および回
収路4の真上に位置決めされる可動ブロツク組立
体14とを有している。可動ブロツク組立体14
は、ガイドレール13に挿通支持されている基部
15と、前記基部15に対して上下動可能な上下
動部材16とから成つている。前記上下動部材1
6に対して吸着器17が取付けてある。前記吸着
器17は、その下端に、前記トレー6の床壁上面
8の大きさに概して一致する開口18を有し、上
方に向けて細まる漏斗状のワーク通過路19を備
え、上端側に、ホース接続部20を有している。
前記ワーク通過路19には、ブロア作動時におけ
る吸引渦の発生を止める渦止め片21が取付けて
ある。前記吸着器におけるホース接続部20に
は、ワーク吸引通路を構成する可撓性のホース部
材22が接続されていて、該可撓性ホース部材2
2を介してブロア23が接続されている。この考
案において前記吸着器17とブロア23との間に
ワークストツクケーシング24が設けてある。ワ
ークストツクケーシング24は、頂面部分25に
前記可撓性ホース部材22の接続口26を備え、
上方側部27にブロア接続口28を備えている。
前記ブロア接続口28の開口部分には、ワーク吸
引止めのためのネツト体29が設けてある。
以上の構成に成るワーク回収装置によれば、ま
ず、複数のワークを載せたトレーは、トレー搬送
路3に沿つて搬送路終端位置に搬送され、該位置
において一旦停止する。この状態において、吸着
移送機構が作動し、上下動部材16が下降して、
吸着器の下端開口縁がトレーのワーク載置面に当
接する。前記トレーは、ブロア駆動により、吸着
器に吸引された状態で上下動部材の上昇駆動にと
もないリフトされる。前記上下動部材が上限点に
達した段階で、前記可動ブロツク組立体はガイド
レールに沿つてトレー回収路側に移送される。ト
レー上のワークは、ブロア駆動により、トレーが
吸着されて上昇し、移送される間に吸着器のワー
ク通過路、可撓性ホース部材を介してワークスト
ツクケーシング内に吸引回収される。一方トレー
は、トレー回収路上において、上下動部材の下降
駆動、ブロア停止によつてトレー回収路上に回収
される。
ず、複数のワークを載せたトレーは、トレー搬送
路3に沿つて搬送路終端位置に搬送され、該位置
において一旦停止する。この状態において、吸着
移送機構が作動し、上下動部材16が下降して、
吸着器の下端開口縁がトレーのワーク載置面に当
接する。前記トレーは、ブロア駆動により、吸着
器に吸引された状態で上下動部材の上昇駆動にと
もないリフトされる。前記上下動部材が上限点に
達した段階で、前記可動ブロツク組立体はガイド
レールに沿つてトレー回収路側に移送される。ト
レー上のワークは、ブロア駆動により、トレーが
吸着されて上昇し、移送される間に吸着器のワー
ク通過路、可撓性ホース部材を介してワークスト
ツクケーシング内に吸引回収される。一方トレー
は、トレー回収路上において、上下動部材の下降
駆動、ブロア停止によつてトレー回収路上に回収
される。
(f) 本考案の効果
以上の構成に成るこの考案のトレー式ワーク搬
送システムにおけるワーク回収装置は、小物ワー
クの加工処理にあたつて、当該小物ワークをトレ
ー上に載置して搬送し、回収位置においてトレー
とワークとを別々に回収するようにしたものであ
り、きわめて簡単な構造で、省力的かつ合理的に
回収処理を可能になした点において、この種の装
置として実効の高いものであるといえる。
送システムにおけるワーク回収装置は、小物ワー
クの加工処理にあたつて、当該小物ワークをトレ
ー上に載置して搬送し、回収位置においてトレー
とワークとを別々に回収するようにしたものであ
り、きわめて簡単な構造で、省力的かつ合理的に
回収処理を可能になした点において、この種の装
置として実効の高いものであるといえる。
第1図は、この考案に成るトレー式ワーク搬送
システムにおけるワーク回収装置の具体例を示す
ものであり、その全体的構成を示す概略的平面
図、第2図は、その正面図、第3図は、その側面
図、第4図は、トレーおよびワーク回収部の詳細
を示す概略的断面図、第5図は、トレーの例を示
す斜視図である。 1……ワーク加工処理機、2……機体フレー
ム、3……トレー搬送路、4……トレー回収路、
5……テーブル、6……トレー、11……吸着移
送機構、14……可動ブロツク組立体、17……
吸着器、22……可撓性ホース部材、23……ブ
ロア、24……ワークストツクケーシング。
システムにおけるワーク回収装置の具体例を示す
ものであり、その全体的構成を示す概略的平面
図、第2図は、その正面図、第3図は、その側面
図、第4図は、トレーおよびワーク回収部の詳細
を示す概略的断面図、第5図は、トレーの例を示
す斜視図である。 1……ワーク加工処理機、2……機体フレー
ム、3……トレー搬送路、4……トレー回収路、
5……テーブル、6……トレー、11……吸着移
送機構、14……可動ブロツク組立体、17……
吸着器、22……可撓性ホース部材、23……ブ
ロア、24……ワークストツクケーシング。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 あらかじめ設定された大きさのトレー上にワー
クを載置し、前記トレーをトレー搬送路に沿つて
搬送するトレー式ワーク搬送システムにおいて、 前記トレー搬送路の終端位置において前記トレ
ーを前記ワーク載置面側からワークを覆つて吸着
支持する吸着器を備え、前記トレーをトレー回収
路に向けて移送する吸着移送機構と、 前記吸着移送機構における吸着器に対してワー
ク吸引通路を介して接続されたブロアと、 前記吸着器とブロアとの間に接続されたワーク
ストツクケーシングとを備え、 前記トレーをトレー回収路に移送するととも
に、前記ワークを前記ワークストツク室に吸引回
収するようになしたことを特徴とするトレー式ワ
ーク搬送システムにおけるワーク回収装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8883586U JPH0249237Y2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8883586U JPH0249237Y2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62200629U JPS62200629U (ja) | 1987-12-21 |
JPH0249237Y2 true JPH0249237Y2 (ja) | 1990-12-25 |
Family
ID=30947282
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8883586U Expired JPH0249237Y2 (ja) | 1986-06-10 | 1986-06-10 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0249237Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-06-10 JP JP8883586U patent/JPH0249237Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62200629U (ja) | 1987-12-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS62211235A (ja) | フレキシブル真空グリツパ | |
US4537208A (en) | Horizontal flat destacker | |
JPS60168148A (ja) | 焼付機 | |
JPH0249237Y2 (ja) | ||
CN215827924U (zh) | 模组吸盘输送机构 | |
JP2703625B2 (ja) | 板金加工機の板材供給装置 | |
US4787297A (en) | Stacked robotic work cell process station | |
CN110654601A (zh) | 装配设备和电饭煲包装生产线 | |
WO1993006973A1 (en) | Vacuum suction device | |
JPH0137789Y2 (ja) | ||
JP2539494Y2 (ja) | スペーサーの着脱装置 | |
JPH0144505Y2 (ja) | ||
JPH01104533A (ja) | 産業用ロボットのハンド装置 | |
JPH0427133B2 (ja) | ||
JP2000229604A (ja) | 蓋の吸着取り出し式蓋締装置 | |
JPH0474256B2 (ja) | ||
JPS6175748A (ja) | 用紙取出し装置 | |
JPH03232620A (ja) | 軽量搬送物の搬送方向変換装置 | |
JPH0726274Y2 (ja) | 板材加工ライン用板材搬入装置 | |
JPH07330179A (ja) | 一枚取り装置 | |
CN113401675A (zh) | 自动上下料机构 | |
JPS6175747A (ja) | 用紙取出し装置 | |
JPH09234686A (ja) | ロボットハンド | |
JPS6281740A (ja) | 半導体マウント装置のリ−ドフレ−ム供給装置 | |
JPH06155414A (ja) | シート重ね合わせ装置 |