JP6300540B2 - ラベル貼着装置 - Google Patents

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本発明は、ラベルをフィルムに貼着するラベル貼着装置に関する。
従来から、ラベルを包装フィルム(フィルム)に貼着するラベル貼着装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。ラベル貼着装置においては、ラベルに気泡が入り込んだ状態で、包装フィルムにラベルが貼着されてしまうことがあった。
特開2002−145228号公報
しかしながら、ラベル貼着装置において、ラベルに気泡が入り込んだ状態で、包装フィルム(フィルム)にラベルが貼着されると、外観上、好ましくない。
本発明は、フィルムに貼着されるラベルに気泡が入り込むことを抑制することができるラベル貼着装置を提供することを目的とする。
本発明は、一方面に糊部が設けられたラベルの他方面を負圧吸着して保持すると共に該ラベルを圧縮空気で吹き付けるラベル吸着吹付面を有する吸着吹付部と、前記ラベル吸着吹付面に対向して位置すると共にラベルの前記糊部を受ける非粘着のラベル受け面を有するラベル受け部材と、前記ラベル吸着吹付面に外周面を対向させ、且つ、前記ラベル受け部材と隣接して配置され、ラベルが貼着される被貼着物である長尺状のフィルムを巻き掛けるフィルム受けローラと、を備え、前記フィルム受けローラの外周面において、前記ラベル吸着吹付面と最も近い部分を頂部とすると、前記フィルム受けローラに、少なくとも前記頂部を含んで所定角度フィルムを巻き掛け、前記吸着吹付部は、前記フィルム受けローラに巻き掛けられたフィルムと前記ラベル受け面とに跨るようにラベルを吹き付け、フィルムの移動に伴い、フィルムにラベルが順次貼着されるラベル貼着装置に関する。
また、前記フィルム受けローラは、前記頂部が前記ラベル受け面と同一平面上に位置するように配置され、前記吸着吹付部は、前記ラベル吸着吹付面に吸着したラベルを、該ラベルの前記糊部の先端部が前記フィルム受けローラの前記頂部に位置するように、前記ラベル受け面と前記頂部とを跨いだ位置に吹き付け可能であることが好ましい。
本発明によれば、フィルムに貼着されるラベルに気泡が入り込むことを抑制することができるラベル貼着装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1の全体構成を説明する側面図であって、一方の側板92を取り外した状態の側面図である。 本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1を上方側から視た図であって、ラベル吸着吹付部2を取り外した状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1にラベル82が供給される状態を示す図である。 本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1の動作を説明するための図であって、(a)は、ラベル吸着吹付部2にラベル82が吸着された様子を示す図である。(b)は、ラベル吸着吹付部2に吸着されたラベル82がラベル受け部材3及びフィルム受けローラ4側に向けて吹き付けられた様子を示す図である。 本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1の動作を説明するための図であって、(a)は、フィルム受けローラ4の頂部41を含んで所定角度巻き掛けられた包装フィルム6にラベル82が貼着されて搬送される様子を示す図である。(b)は、包装フィルム6に貼着されたラベル82が搬送されて圧着ローラ53により包装フィルム6に圧着される様子を示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図1〜図3を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1の全体構成を説明する側面図であって、一方の側板92を取り外した状態の側面図である。図2は、本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1の平面図である。図3は、本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1にラベル82が供給される状態を示す図である。
図1〜図3に示すように、本実施形態のラベル貼着装置1は、ラベル吸着吹付部2と、ラベル受け部材3と、包装フィルム6が巻き掛けられるフィルム受けローラ4と、圧着ローラ部5と、を備える。ラベル受け部材3、フィルム受けローラ4及び圧着ローラ部5は、支持部9により支持される。支持部9は、互いに対向すると共に所定方向に離間した一対の側板91,92と、一対の側板91,92を連結する4本のステー93,94,95,96と、を有する。
ラベル吸着吹付部2は、図1及び図3に示すように、ラベル受け部材3(後述)及びフィルム受けローラ4(後述)の上方側に配置される。ラベル吸着吹付部2には、図2及び図3に示すように、ラベル供給装置7により、ラベル台紙8からラベル82が剥離されて、ラベル82が供給される。
ラベル吸着吹付部2に供給されるラベル82は、図1及び図2に示すように、所定の大きさを有する平面形状のシート状に形成される。ラベル82は、ラベル本体82aと、開封ツマミ部82bと、を有する。ラベル本体82aの一方面には、全体に亘って糊部82cが設けられる。ラベル本体82aの他方面は、ラベル吸着吹付部2により負圧吸着されて保持される面である。開封ツマミ部82bの一方面は、糊部を有しておらず、包装フィルム6に貼着されたラベル82を剥がす際に、使用者に把持される部分である。包装フィルム6は、長尺状に形成され、ラベル82が貼着される被貼着物である。
ラベル供給装置7は、図3に示すように、ラベル吸着吹付部2の側方に配置されている。ラベル供給装置7は、ラベル剥離板71を有する。ラベル剥離板71は、図3に示すように、ラベル貼着装置1に近づくにしたがって斜め下方に延びる板状に形成される。ラベル剥離板71は、図2及び図3に示すように、上面において搬送方向Dに搬送されるラベル台紙8をラベル剥離板71の先端で折り返し、ラベル台紙8からラベル82を剥離させて、ラベル82をラベル吸着吹付部2のラベル吸着吹付面23(後述)に供給する。ラベル台紙8からラベル82が剥離されることで、ラベル剥離板71の先端で折り返された後には、ラベル台紙8からラベル82が剥離された後の台紙81は、ラベル剥離板71の下方側において、所定方向へ搬送される。
ラベル吸着吹付部2は、図1に示すように、ファン21と、吹付ノズル22と、ラベル吸着吹付面23と、を有する。ラベル吸着吹付部2は、ラベル供給装置7により供給されるラベル82を、ファン21が回転することにより、不図示のファン連通孔を介して、ラベル82をラベル吸着吹付部2のラベル吸着吹付面23に吸着させる。
ラベル吸着吹付面23は、ラベル供給装置7により供給されるラベル82の糊部82cとは反対側の他方面を負圧吸着して、ラベル82をラベル受け面31に対して平行に保持する。
ラベル吸着吹付面23は、負圧吸着したラベル82を、ラベル受け部材3(後述)及びフィルム受けローラ4(後述)に巻き掛けられた包装フィルム6に向けて、吹付ノズル22を介して吐き出された圧縮空気で吹き付ける。
ラベル受け部材3は、ラベル吸着吹付部2の下方に配置される。ラベル受け部材3は、水平方向に延びる板状に形成される。ラベル受け部材3は、一対の側板91,92に亘って配置される。ラベル受け部材3は、ラベル吸着吹付部2によりラベル82が吹き付けられるラベル受け面31を有する。
ラベル受け面31は、ラベル吸着吹付面23に対向して位置する。ラベル受け面31は、水平方向に延びる面状に形成される。ラベル受け面31は、ラベル吸着吹付面23と平行な面である。ラベル受け面31は、ラベル吸着吹付部2によりラベル82が吹き付けられて、ラベル82を、そのラベル82の糊部82cを受ける面である。
ラベル受け面31の表面は、非粘着に構成される。ラベル受け面31が非粘着に構成されることにより、ラベル受け面31にラベル82の糊部82cが載置されても、ラベル受け面31には、ラベル82の糊部82cが貼り付くことがない。ラベル受け面31にラベル82の糊部82cが載置され且つ所定方向にラベル82が引っ張られた場合には、ラベル82は、所定の摩擦抵抗を有した状態で、引っ張られた方向に移動する。なお、ラベル受け面31の表面は、例えば、非粘着のコーティングが施されていてもよいし、非粘着のフィルムが貼り付けられていてもよい。
フィルム受けローラ4は、円筒状に形成される。フィルム受けローラ4は、外周面が、ラベル吸着吹付面23に対向するように配置される。フィルム受けローラ4は、ラベル受け部材3と隣接して所定距離離間して配置される。フィルム受けローラ4の内部の中心には、受けローラ軸42が配置されている。受けローラ軸42は、不図示の軸受けを介して、一対の側板91,92に対して回転可能に保持されている。フィルム受けローラ4は、受けローラ軸42を中心に回転可能である。
フィルム受けローラ4は、頂部41を有する。フィルム受けローラ4の頂部41は、フィルム受けローラ4の外周面において、ラベル吸着吹付面23と最も近い部分である。フィルム受けローラ4は、長尺状の包装フィルム6が巻き掛けられている。フィルム受けローラ4には、包装フィルム6が、少なくとも頂部41を含んで所定角度巻き掛けられる。
包装フィルム6は、長尺状に形成されており、図1に示すように、搬送方向Fの上流側において、ラベル受け部材3の下方側に位置し、フィルム受けローラ4側に向かうにしたがって斜め上方に搬送され、フィルム受けローラ4の頂部41を含んで所定角度包装フィルム6巻き掛けた状態で、フィルム受けローラ4の外周面に巻き掛けられ、搬送方向Fの下流側において、下方に向けて搬送される。フィルム受けローラ4は、包装フィルム6が搬送方向Fに移動されることにより、包装フィルム6の移動に従動して、図中の矢印A方向に回転する。包装フィルム6は、フィルム受けローラ4の頂部41において、ラベル受け部材3から離れる方向に移動するように搬送される。
本実施形態においては、フィルム受けローラ4は、フィルム受けローラ4の頂部41がラベル受け面31と同一平面上に位置するように配置される。同一平面上とは、ラベル受け面31とフィルム受けローラ4の頂部41の高さとが、同じ高さであることを意味する。なお、実施形態においては、ラベル受け面31の高さとフィルム受けローラ4の頂部41の高さとが同じ高さに構成されているが、これに制限されず、同じ高さの場合はもちろん、上下方向の高さにおいて、同じ高さからの上下方向の距離が±5mm以内の範囲であってもよい。
また、フィルム受けローラ4の頂部41とラベル受け面31のフィルム受けローラ4側の端部との距離は、ラベル82をフィルム受けローラ4の頂部41とラベル受け面31を跨いで配置可能な程度離れており、ラベル82の途中が弛まずにラベル82の平面形状を保持できる距離が好ましい。
以上のように構成されるラベル貼着装置1においては、ラベル吸着吹付部2は、ラベル吸着吹付面23に吸着したラベル82を、フィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム6とラベル受け面31とに対向させた状態で、フィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム6とラベル受け面31とに跨るように吹き付け可能である。ラベル吸着吹付部2は、吹付ノズル22を介して、圧縮空気を下方に向けて吐き出す。これにより、ラベル吸着吹付面23に吸着されたラベル82を、ラベル受け面31に対して平行な状態のまま、ラベル吸着吹付部2の下方に配置されたラベル受け部材3のラベル受け面31とフィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム64とに向けて、圧縮空気で吹き付ける。そして、ラベル82の糊部82cの先端部82dは、フィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム6に貼着される。
ここで、フィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム6とラベル受け面31とを跨いだ位置においては、ラベル82の糊部82cの先端部82dは、包装フィルム6に貼着されている。また、ラベル82の糊部82cの一部がラベル受け面31上に載置されており、例えば、ラベル82が包装フィルム6の搬送により移動される移動方向におけるラベル82の糊部82cの長さの半分以上は、ラベル受け面31上に載置されていることが好ましい。これにより、ラベル受け面31にラベル82の糊部82cが載置された状態で所定方向にラベル82が引っ張られた場合には、ラベル82の糊部82cとラベル受け面31との間に適度な摩擦抵抗が生じる。
本実施形態においては、ラベル吸着吹付部2は、ラベル82の糊部82cの先端部82dがフィルム受けローラ4の頂部41に位置するように、吸着したラベル82を、ラベル受け面31とフィルム受けローラ4の頂部41とを跨いだ位置に吹き付け可能である。これにより、ラベル82の糊部82cの先端部82dは、フィルム受けローラ4の頂部41に位置する包装フィルム6に貼着される。ここで、ラベル82の糊部82cの先端部82dがフィルム受けローラ4の頂部41に位置するとは、ラベル82の糊部82cの先端部82dがフィルム受けローラ4の頂部41に一致することを意味する。
なお、ラベル82の糊部82cの先端部82dがフィルム受けローラ4の頂部41に一致するように構成されているが、これに制限されず、水平方向において頂部41に一致する場合はもちろん、頂部41に一致する位置からのラベル82の移動方向における水平方向の距離が±5mm以内の範囲であってもよい。
圧着ローラ部5は、フィルム受けローラ4の頂部41よりもフィルム受けローラ4の回転方向の下流側において、包装フィルム6に貼着されたラベル82を、フィルム受けローラ4の表面に向けて押圧する。圧着ローラ部5は、圧着ローラ53と、圧着ローラ軸52と、押さえバネ51と、を有する。
圧着ローラ53は、円筒状に形成され、受けローラ軸42と平行に延びて形成されている。圧着ローラ53の内部の中心には、圧着ローラ軸52が配置されている。圧着ローラ軸52は、一対の側板91,92に保持(支持)されている。圧着ローラ53は、圧着ローラ軸52を中心に回転可能である。
押さえバネ51は、圧着ローラ53を、フィルム受けローラ4に向けて付勢する。圧着ローラ53とフィルム受けローラ4とは、包装フィルム6を挟み込んでおり、フィルム受けローラ4と圧着ローラ53とは、包装フィルム6が搬送されることにより、従動して回転する。
次に、本発明に係るラベル貼着装置1の動作について、図面を参照しながら説明する。図4は、本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1の動作を説明するための図であって、(a)は、ラベル吸着吹付部2にラベル82が吸着された様子を示す図である。(b)は、ラベル吸着吹付部2に吸着されたラベル82がラベル受け部材3及びフィルム受けローラ4側に向けて吹き付けられた様子を示す図である。図5は、本発明の一実施形態に係るラベル貼着装置1の動作を説明するための図であって、(a)は、フィルム受けローラ4の頂部41を含んで所定角度巻き掛けられた包装フィルム6にラベル82が貼着されて搬送される様子を示す図である。(b)は、包装フィルム6に貼着されたラベル82が搬送されて圧着ローラ53により包装フィルム6に圧着される様子を示す図である。
まず、ラベル供給装置7は、ラベル台紙8からラベル82を剥離して、ラベル吸着吹付部2にラベル82を供給する(図3参照)。そして、図4(a)に示すように、ラベル吸着吹付部2のラベル吸着吹付面23には、ラベル供給装置7により供給されたラベル82が吸着されている。ここで、ラベル受け部材3のラベル受け面31は、ラベル吸着吹付部2のラベル吸着吹付面23と平行に形成されている。
図4(a)に示す状態から、ラベル吸着吹付部2は、ラベル吸着吹付部2のラベル吸着吹付面23に吸着されたラベル82を、ラベル受け面31に対して平行に、ラベル受け部材3及びフィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム6に向けて、圧縮空気で吹き付ける。これにより、図4(b)に示すように、ラベル82の糊部82cの先端部82dがフィルム受けローラ4の頂部41に位置した状態で、ラベル82は、フィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム6とラベル受け面31とに跨るように配置される。そして、ラベル82の糊部82cの先端部82dは、フィルム受けローラ4に巻き掛けられた包装フィルム6に貼着される。ここで、包装フィルム6は、搬送方向Fに向けて搬送されており、包装フィルム6が搬送方向Fに向けて搬送されることにより、フィルム受けローラ4及び圧着ローラ53は、従動して回転している。
そして、図4(b)及び図5(a)に示すように、包装フィルム6が搬送方向Fに搬送(移動)されることにより、ラベル82の糊部82cの先端部82dが包装フィルム6に貼着されているため、ラベル82の糊部82cは、フィルム受けローラ4の頂部41から、順次、包装フィルム6に貼着されていく。ここで、ラベル受け部材3のラベル受け面31は、非粘着に構成されている。そのため、ラベル82の糊部82cがラベル受け面31に貼り付くことはなく、ラベル82の糊部82cの先端部82dが包装フィルム6に貼着された状態で、ラベル82の糊部82cの先端部82dが引っ張られることにより、摩擦抵抗を伴った状態で、包装フィルム6が搬送されるのに同期して、ラベル82は包装フィルム6に順次貼着される。このようにして、ラベル貼着装置1は、ラベル82を包装フィルム6に貼着する。これにより、包装フィルム6に貼着されるラベル82に気泡が入り込むことを抑制することができる。
その後、包装フィルム6に貼着されたラベル82は、図5(b)に示すように、包装フィルム6と共に圧着ローラ部5に向けて搬送されて、圧着ローラ53により、包装フィルム6に押圧される。圧着ローラ53によりラベル82が包装フィルム6に押圧されることにより圧着され、ラベル82における包装フィルム6への接着強度を向上させることができる。また、圧着ローラ53によりラベル82が包装フィルム6に押圧されることにより、ラベル82と包装フィルム6との間に気泡が入り込んだ場合において、気泡を取り除く効果も期待できる。
本実施形態のラベル貼着装置1によれば、例えば、以下の効果が奏される。
本実施形態のラベル貼着装置1は、一方面に糊部82cが設けられたラベル82の他方面を負圧吸着して保持すると共に該ラベル82を圧縮空気で吹き付けるラベル吸着吹付面23を有する吸着吹付部2と、ラベル吸着吹付面23に対向して位置すると共にラベル82の糊部82cを受ける非粘着のラベル受け面31を有するラベル受け部材3と、ラベル吸着吹付面23に外周面を対向させ、且つ、ラベル受け部材3と隣接して配置され、長尺状の包装フィルム6を少なくとも頂部41を含んで所定角度フィルム6を巻き掛けるフィルム受けローラ4と、を備え、吸着吹付部2は、フィルム受けローラ4に巻き掛けられたフィルム6とラベル受け面31とに跨るようにラベル82を吹き付け、包装フィルム6の移動に伴い、フィルム6にラベル82が順次貼着される。そのため、ラベル82の糊部82cの先端部82dが包装フィルム6に引っ張られることにより、ラベル受け面31との間で摩擦抵抗を伴った状態で、包装フィルム6が搬送されるのに同期して、ラベル82は包装フィルム6に順次貼着される。従って、包装フィルム6に貼着されるラベル82に気泡が入り込むことを抑制することができる。
また、本実施形態のラベル貼着装置1においては、フィルム受けローラ4は、フィルム受けローラ4の頂部41がラベル受け面31と同一平面上に位置するように配置され、ラベル吸着吹付部2は、ラベル吸着吹付面23に吸着したラベル82を、ラベル82の糊部82cの先端部82dがフィルム受けローラ4の頂部41に位置するように、ラベル受け面31と頂部41とを跨いだ位置に吹き付け可能である。そのため、ラベル82の糊部82cは、より確実に、ラベル受け面31との間で摩擦抵抗を伴った状態で、包装フィルム6が搬送されるのに同期して、ラベル82は包装フィルム6に順次貼着される。従って、包装フィルム6に貼着されるラベル82に気泡が入り込むことを一層抑制することができる。
以上、好適な実施形態について説明したが、本発明は前述した実施形態に限定されることなく種々の形態で実施することができる。
例えば、前記実施形態においては、ラベル82全体の先端部が、ラベル82の糊部82cの先端部82dとなっており、ラベル82の後端部に開封ツマミ部82bが形成されているが、これに制限されない。例えば、前記実施形態におけるラベル82の移動方向の向きを反対にして、ラベル82全体の先端部に開封ツマミ部82bが形成される場合には、糊部82cの先端部82dは、ラベル82のうちの開封ツマミ部82bの先端の部分ではなく、ラベル82における糊部82cの先端の部分である。
1 ラベル貼着装置
2 ラベル吸着吹付部(吸着吹付部)
3 ラベル受け部材
4 フィルム受けローラ
6 包装フィルム(フィルム)
23 ラベル吸着吹付面
31 ラベル受け面
41 頂部
82 ラベル
82c 糊部
82d 先端部

Claims (2)

  1. 一方面に糊部が設けられたラベルの他方面を負圧吸着して保持すると共に該ラベルを圧縮空気で吹き付けるラベル吸着吹付面を有する吸着吹付部と、
    前記ラベル吸着吹付面に対向して位置すると共にラベルの前記糊部を受ける非粘着のラベル受け面を有するラベル受け部材と、
    前記ラベル吸着吹付面に外周面を対向させ、且つ、前記ラベル受け部材と隣接して配置され、ラベルが貼着される被貼着物である長尺状のフィルムを巻き掛けるフィルム受けローラと、を備え、
    前記フィルム受けローラの外周面において、前記ラベル吸着吹付面と最も近い部分を頂部とすると、
    前記フィルム受けローラに、少なくとも前記頂部を含んで所定角度フィルムを巻き掛け、
    前記吸着吹付部は、前記フィルム受けローラに巻き掛けられたフィルムと前記ラベル受け面とに跨るようにラベルを吹き付け、
    フィルムの移動に伴い、フィルムにラベルが順次貼着されるラベル貼着装置。
  2. 前記フィルム受けローラは、前記頂部が前記ラベル受け面と同一平面上に位置するように配置され、
    前記吸着吹付部は、前記ラベル吸着吹付面に吸着したラベルを、該ラベルの前記糊部の先端部が前記フィルム受けローラの前記頂部に位置するように、前記ラベル受け面と前記頂部とを跨いだ位置に吹き付け可能である
    請求項1に記載のラベル貼着装置。
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