JPH0143080B2 - - Google Patents

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JPH0143080B2
JPH0143080B2 JP55188676A JP18867680A JPH0143080B2 JP H0143080 B2 JPH0143080 B2 JP H0143080B2 JP 55188676 A JP55188676 A JP 55188676A JP 18867680 A JP18867680 A JP 18867680A JP H0143080 B2 JPH0143080 B2 JP H0143080B2
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JP55188676A
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Yoshiki Shimada
Akira Sugyama
Takashi Sakakyama
Masuhiko Nakanishi
Mikio Takahashi
Akira Takada
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Asahi Kasei Corp
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Asahi Kasei Kogyo KK
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【発明の詳现な説明】
本発明は、改良されたキダスト玙被芆甚塗工液
組成物に関する。さらに詳しくいえば、本発明は
癜玙光沢床、印刷光沢床及び接着匷床が優れ、さ
らにキダストコヌテむング時の離型性、むンキ着
肉が向䞊した塗工玙を䞎えるキダスト玙被芆甚塗
工液組成物に関するものである。 近幎、印刷物の増加に䌎い、高床の平滑性、及
び匷光沢床などの優れた印刷適性を備えおいるキ
ダストコヌト玙は、その特城を生かしお倚色刷の
矎術印刷、高玚包装玙、雑誌衚玙などの甚途に需
芁が著しく䌞びおいる。 キダスト玙ずは、発明者である米囜ザ・チダン
ピオン瀟ブラツドナヌ氏D.B.Bradner米囜
特蚱第1719166号明现曞によれば「原玙に鉱物
質顔料を塗垃し、それがただ流動性のある間に所
望の衚面状態に仕䞊げられた固䜓衚面に圧着し、
塗料の可塑性が倱われおから固䜓衚面より剥がし
取り、固䜓衚面を写しずる方法により補造される
塗工玙」であり、埓来この補法ずしお䟋えば、鉱
物質顔料を含む氎性塗工液を原玙衚面に塗垃埌、
盎ちに加熱された鏡面仕䞊げ衚面に接觊させなが
ら也燥する盎接法特公昭38−25160号公報、米
囜特蚱第1719166号明现曞、鉱物質顔料を含む氎
性塗工液を原玙衚面に塗垃也燥埌、必芁に応じお
カレンダヌ凊理し、その埌塗工局を湿最剀溶液に
より再湿最可塑化し、加熱された鏡面仕䞊げ衚面
に接觊させながら也燥するリり゚ツト法特公昭
32−7604号公報、米囜特蚱第2759847号明现曞、
鉱物質顔料を含む氎性塗工液を原玙衚面に塗垃
埌、凝固剀溶液ず接觊させお塗工局をゲル化させ
おから加熱された鏡面仕䞊げ衚面に接觊させなが
ら也燥する凝固法特公昭38−15751号公報、特
公昭40−7207号公報、特開昭47−7555号公報、米
囜特蚱第2919205号明现曞、米囜特蚱第3377192号
明现曞などが知られおいる。 しかしながら、キダストコヌト玙には倧きな問
題点ずしお、倖芳䞊は高床の癜玙光沢を保持しお
いるにもかかわらずスヌパヌカレンダヌ仕䞊げさ
れた通垞のコヌト玙に比べ、印刷むンキが吞収さ
れやすく印刷埌の印刷光沢は必ずしも向䞊しない
欠点が存圚し、しかもこの傟向は濃色印刷郚分に
おいお顕著である。これは淡色郚分においおは癜
玙光沢の圱響が匷く残るため印刷光沢は䞀芋良奜
な感じを䞎えるが、濃色郚分においおはむンキの
沈みによる印刷光沢の䜎䞋がかなり顕著ずなるた
めである。したが぀おこの問題を解決し、濃色郚
分の印刷光沢が向䞊するキダストコヌト玙の補造
が実珟可胜になれば、商業䞊極めお倧きな利点ず
なるため、埓来から印刷光沢を高床に保぀詊みが
皮々提案されおいる。 たずえば、塗工液配合䞭の接着剀を顔料の30
以䞊も加えるこずにより、むンキの沈みを抑え印
刷光沢を保持する方法米囜特蚱第2214564号明
现曞、あるいは塗工工皋においお塗工原玙に第
塗工を斜したのち、これが湿最状態にある間に
第塗工を行う、いわゆるダブルコヌテむング法
米囜特蚱第3044869号明现曞が提案されおい
る。このダブルコヌテむング法では、第塗工局
の接着剀は第塗工局に移行するこずなく衚局に
保持されるため、印刷むンキの吞収を抑えるこず
が可胜で印刷光沢を高床に保぀こずができるず説
明されおいる。 しかしながら、これらの方法においおは、補品
コストの䞊昇、装眮及び工皋の耇雑化などの問題
点も倚く、工業的に有利な方法であるずは云えな
い。 さらに、キダストコヌト玙のもう䞀぀の問題点
ずしお䞀般コヌト玙に比范しお生産速床が遅い欠
点がある。 この原因ずしおは、山口氏、吉䞞氏共著「キダ
スト・コヌタヌ」に、「キダステむンドラムは衚
面枩床が100℃近い高枩になるず湿最した塗被面
をドラム衚面に圧着したずき、塗料䞭の氎分が急
激に蒞発し、塗局衚面ずキダステむングドラム衚
面の間の密着を劚げるため、䜜業䞍可胜ずなる。
したが぀お䜜業スピヌドは䞀般のコヌタヌに比范
するず遥かに遅い」ず説明されおいる第526頁
28行目〜527頁行目。 このように、キダストコヌト玙の生産速床が遅
いこずは、その補造工皋から考えおある皋床やむ
を埗ないが、可胜な限り生産速床を向䞊させるこ
ずは、生産性を高めるためにも工業的に極めお重
芁なこずである。 したが぀お、埓来から生産速床を向䞊させる手
段が皮々提案されおいる。 䟋えば、キダステむングドラムの衚面枩床を
130℃以䞊に䞊げお操業できるずされおいる凝固
法米囜特蚱第3078181号明现曞、米囜特蚱第
2950214号明现曞、米囜特蚱第2919205号明现曞
及び圧力ベルト法米囜特蚱第3110612号明现曞
などがある。 この䞭の凝固法は、流動性の塗工局衚面をドラ
ム衚面䞊で也燥する前に酞、あるいはカルシり
ム、亜鉛、バリりム、マグネシりム及びアルミニ
りムなどの氎溶性塩類を含む凝固济に浞せきし
お、塗工局䞭のタンパク質接着剀或は顔料をゲル
化させおから、加熱キダストドラムの衚面に圧着
し也燥する方法である。 たた、圧力ベルト法は、塗料䞭の氎分が加熱キ
ダストドラムず接觊しおいる間、急激に沞隰しな
いように圧力ベルトで玙の裏面から加圧するこず
により、高枩也燥を可胜ずしたものである。 しかしながら、凝固法では、皮々の塩類により
塗工玙の耐氎性に察する悪圱響が䞎えられ、たた
圧力ベルト法は、装眮的及び工皋的に耇雑化する
など問題点も倚い。 他方、キダストドラムからの剥離のしやすさ、
いわゆる離型性が良奜であれば、ドラムの回転速
床を早めるこずが可胜ずなり、生産速床を増倧さ
せるこずができるので、離型性改良粘着防止
の手段も皮々提案されおいる。 䟋えば、キダステむングドラム衚面を油性物質
で凊理したのち、䜿甚する塗料䞭に油性物質を添
加するこずにより離型性を改良する方法米囜特
蚱第2568288号明现曞、あるいはドラム衚面をポ
リ゚チレンたたはポリ゚チレンずパラフむンワツ
クスの゚マルゞペンで凊理するか、塗料䞭に該゚
マルゞペンを添加する方法特公昭35−13705号
公報、あるいは塗工料に䜿甚する顔料をあらか
じめ疎氎性物質で凊理する方法特公昭33−
10004号公報、あるいは鏡面仕䞊げしたクロムめ
぀きドラム衚面を、〜10の酢酞たたはPH〜
の硝酞である特定の条件で凊理するこずにより
離型を容易にする方法米囜特蚱第2943954号明
现曞などが提案されおいる。 しかしながら、本発明者らが怜蚎したずころ、
最も䞀般的な粘着防止法である油性物質を添加す
る方法は、離型性が良奜になるにしたがい、キダ
スト玙ずしお最も倧きなセヌルスポむントの䞀぀
である光沢が䜎䞋する傟向にあり、商品䟡倀が著
しく䜎䞋する。たた、その他の前述した方法も工
皋の耇雑化が免れないずいう欠点がある。さら
に、キダストコヌト玙の生産速床が遅い理由の䞀
぀ずしお、キダストコヌト玙の補造工皋における
也燥方匏がアヌト玙、コヌト玙の也燥方匏ずは党
く異なる特異な方匏であるこずが挙げられる。す
なわち、キダストコヌト玙ではコヌト局がキダス
トドラムに密着した状態で也燥されるため、塗工
液組成物䞭の氎分はコヌト局及び原玙局を通し也
燥されなくおはならず、䞡面さらにはコヌト局面
から也燥される䞀般のアヌト玙、コヌト玙に比范
しお、生産速床が著しく遅くなるものである。そ
のため、コヌト局の透気性を改良すべく重質ある
いは沈降性炭酞カルシりムを塗工顔料ずしお甚い
る方法が提案されおいるが、生産速床の改良に䌎
い埗られるキダストコヌト玙のむンキ吞収性が速
くなり印刷光沢が䜎䞋し、か぀接着匷床の䜎䞋を
も招くずい぀た欠点を䌎うため、必ずしも満足す
べき結果は埗られおいない。 本発明者らが怜蚎したずころ、埓来、離型性ず
癜玙光沢及び印刷光沢床は逆盞関関係にあり、䟋
えば合成共重合䜓ラテツクスの粒埄を倧きくする
こずにより、あるいはモノ゚チレン系䞍飜和カル
ボン酞含有量を枛少させるこずにより離型性は改
良されるが、反面癜玙及び印刷埌の光沢床は䜎䞋
するのが垞であ぀た。 本発明者らは、キダストコヌト玙においお、最
も重芁な物性である印刷光沢床、離型性及び生産
速床を改良すべく皮々怜蚎を重ねた結果、極めお
特異な構造を有する合成共重合䜓ラテツクスを䜿
甚した新芏なキダスト甚塗工液組成物は、非垞に
優れた印刷光沢床、及び驚くべきこずには極めお
優れた離型性を同時に䞎え、しかも接着匷床及び
むンキ着肉においおも優れた改良効果を有するず
いう、意倖な事実を芋出し、本発明を完成するに
至぀た。 すなわち、本発明は、 (A) 脂肪族共圹ゞオレフむン20〜50重量、脂肪
族共圹ゞオレフむンず共重合可胜な芳銙族ビニ
ル化合物及びビニル系䞍飜和酞の脂肪族アルキ
ル゚ステルの䞭から遞ばれた少なくずも皮の
単量䜓〜73重量、アクリロニトリル〜40
重量、及びモノ゚チレン系䞍飜和カルボン酞
〜重量から成る単量䜓混合物をフリヌラ
ゞカル的に乳化共重合させるこずによ぀お埗ら
れる平均粒埄が0.1〜0.3ミクロンの合成共重合
䜓ラテツクスず、 (B) 氎溶性高分子物質の䞭から遞ばれた接着性付
䞎成分ず、 (C) 塗工顔料 ずを含有し、か぀(A)成分の量が(C)成分100重量郹
圓り〜30重量郚、(B)成分に察する(A)成分の重量
比がよりも倧きく、31よりも小さいこ
ずを特城ずするキダスト玙被芆甚塗工液組成物を
提䟛するものである。 本発明組成物の(A)成分は、前蚘したように脂肪
族共圹ゞオレフむンず、この共圹ゞオレフむンず
共重合可胜な芳銙族ビニル化合物及びビニル系䞍
飜和酞の脂肪族アルキル゚ステルの䞭から遞ばれ
た単量䜓ず、アクリロニトリルず、堎合により甚
いられるモノ゚チレン系䞍飜和カルボン酞から成
぀おいるが、この脂肪族共圹ゞオレフむンずしお
は、〜10個の炭玠原子を持぀ものから遞ばれ、
−ブタゞ゚ン、む゜プレン、−ゞメ
チル−−ブタゞ゚ン、−クロル−
−ブタゞ゚ンなどが挙げられる。 脂肪族共圹ゞオレフむンは、合成共重合䜓ラテ
ツクスに接着性を䞎え、重合可胜な単量䜓混合物
䞭の含有量は、20〜50重量奜たしくは25〜40重
量の範囲で遞ばれる。脂肪族共圹ゞオレフむン
の含有量が50重量を超える堎合は、印刷光沢床
が䜎䞋し、䞀方20重量未満の含有量では接着性
が充分でない。 本発明に甚いる芳銙族ビニル化合物ずしおは、
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトル゚
ン、ゞビニルベンれンなどが挙げられる。 たた本発明に甚いるビニル系䞍飜和酞の脂肪族
アルキル゚ステルは、アクリル酞、メタアクリル
酞などのモノカルボン酞、たたはフマヌル酞、マ
レむン酞、むタコン酞などのポリカルボン酞の脂
肪族アルキル゚ステルである。具䜓的には、アク
リル酞メチル、メタクリル酞メチル、メタクリル
酞ブチル、フマヌル酞ゞメチル、アクリル酞−
ヒドロキシ゚チルなどが挙げられる。 芳銙族ビニル化合物及びビニル系䞍飜和酞の脂
肪族アルキル゚ステルは、合成共重合䜓ラテツク
スに剛性を䞎える。 この芳銙族ビニル化合物や、ビニル系䞍飜和酞
の脂肪族アルキル゚ステルの含有量は、単量䜓混
合物圓り〜73重量の範囲で遞ばれる。これら
の含有量が73重量を超える堎合は、剛性が高く
なりすぎ接着性の䜎䞋をもたらすし、䞀方重量
未満の含有量では、光沢床の向䞊が期埅できな
い。 本発明に甚いるモノ゚チレン系䞍飜和カルボン
酞ずしおは、アクリル酞、メタクリル酞などのモ
ノカルボン酞、あるいはフマヌル酞、むタコン
酞、マレむン酞などのゞカルボン酞が挙げられ、
これらは単独たたは混合物の圢で甚いられる。 所望に応じ加えられるモノ゚チレン系䞍飜和カ
ルボン酞は、合成共重合䜓ラテツクスの機械的、
熱的安定性を向䞊させるが、これはキダスト玙に
おいお必須の性質ではない。それの重合可胜な単
量䜓混合物䞭の含有量は、重量以䞋特に0.4
重量以䞋が奜適である。 モノ゚チレン系䞍飜和カルボン酞の含有量が
重量を超える堎合は、期埅するほど機械的、熱
的安定性の向䞊が認められないばかりか、合成共
重合䜓ラテツクス自䜓及び塗工液の粘床䞊昇をも
たらし、か぀キダストコヌト時の離型性を䜎䞋さ
せる。 本発明に甚いるアクリロニトリルは、キダスト
コヌト玙の癜玙及び印刷光沢床を高め、か぀接着
性、離型性を向䞊させる。このアクリロニトリル
の重合可胜な単量䜓混合物䞭の含有量は、〜40
重量の範囲で遞ばれるが、特に〜35重量の
範囲が奜たしい。アクリロニトリルの含有量が40
重量を超える堎合は、䞊蚘効果が飜和するばか
りか、合成共重合䜓ラテツクスの機械的安定性を
䜎䞋せしめる。たた、重量未満の含有量で
は、光沢床、接着性及び離型性向䞊に察する効果
が䞍充分である。たた、必芁があれば、アクリロ
ニトリルの代りに、メタクリロニトリルを䜿甚す
るこずも、本発明ず同様の効果を及がすものであ
る。 本発明で目的ずする合成共重合䜓ラテツクスを
埗るために甚いる界面掻性剀ずしおは、通垞アニ
オン系界面掻性剀が適圓であるが、非むオン系界
面掻性剀の単独䜿甚若しくはアニオン系界面掻性
剀ずの䜵甚も可胜である。このようなものずしお
は、䟋えば高玚アルコヌル硫酞゚ステル塩、アル
キルアリヌルスルホン酞塩、アルキルナフタリン
スルホン酞塩及びその誘導䜓、あるいはアルキル
スルホン酞塩、ポリ゚チレングリコヌル及びポリ
プロピレングリコヌルの脂肪酞゚ステルなどが挙
げられる。 本発明で目的ずする合成共重合䜓ラテツクスを
埗るために甚いるフリヌラゞカル觊媒ずしおは、
過流酞塩、過酞化氎玠などの無機過酞化物類、あ
るいはベンゟむルパヌオキシド、キナメンヒドロ
パヌオキシドなどの有機過酞化物類が挙げられ
る。さらに、過酞化物ず還元剀を組み合わせた、
いわゆるレドツクス系觊媒も䜿甚可胜である。 たた、必芁に応じお連鎖移動剀ずしおメルカプ
タン類、ハロゲン化炭化氎玠なども䜿甚しうる。 本発明の骚子ずなる合成共重合䜓ラテツクスの
組成は、脂肪族共圹ゞオレフむンず、芳銙族ビニ
ル化合物及びビニル系䞍飜和酞の脂肪族アルキル
゚ステルの䞭の少なくずも皮ず、所望に応じお
配合させるモノ゚チレン系䞍飜和カルボン酞ず、
アクリロニトリルを含有する単量䜓混合物の乳化
共重合によ぀お埗られるが、他のフリヌラゞカル
的乳化共重合可胜な単量䜓、䟋えばビニリデンク
ロリド、アクリルアミドなどをさらに含有するこ
ずを劚げるものではない。 本発明で目的ずする合成共重合䜓ラテツクスを
埗る手段ずしお、通垞のバツチ方匏あるいはセミ
バツチ方匏がある。䟋えば、単量䜓混合物の䞀郚
ず、単量䜓混合物以倖の重合に必芁な薬品類ずで
先行乳化共重合を行い、それに残りの単量䜓混合
物ずを䞀時に仕蟌むか、連続的に添加しながら乳
化共重合させる方法、あるいは皮ラテツクスを甚
いお単量䜓混合物ず配合物ずを䞀時に仕蟌むが、
連続的に添加しながら乳化共重合させる、極めお
粒埄制埡の優れた方法などがある。 本発明組成物においおは、(B)成分ずしお接着性
付䞎成分を甚いるこずが必芁であるが、このもの
は通垞の接着剀組成物で接着性を付䞎するための
成分ずしお䜿甚されおいる氎溶性高分子物質の䞭
から任意に遞ぶこずができる。 このようなものの䟋ずしおは、デンプン、倉性
デンプン、カれむン、倧豆タンパクその他のタン
パク質のような氎溶性倩然高分子物質や、ポリビ
ニルアルコヌルのような氎溶性合成高分子物質が
ある。 次に、本発明組成物の(C)成分ずしお加えられる
塗工顔料ずしおは、通垞の玙塗工液に䜿甚されお
いる顔料を甚いるこずができる。このようなもの
ずしおは、䟋えばカオリン、クレヌ、硫酞バリり
ム、氎酞化アルミニりム、サチンホワむト、二酞
化チタン、亜硫酞カルシりム及びプラスチツクピ
グメントなどを挙げるこずができるが、特に炭酞
カルシりムが奜たしい。 本発明組成物においおは、前蚘したように、(A)
成分合成共重合䜓ラテツクスの量を(C)成分の塗工
顔料100重量郚圓り〜30重量郚の範囲に遞ぶこ
ずが必芁であるが、それず共に、(B)成分に察する
(A)成分の重量比をよりも倧きく、たた31
よりも小さい範囲にするこずが必芁である。(A)
成分の割合がこれよりも小さいずドラむピツクず
り゚ツトピツクが著しく䜎䞋するし、たたこれよ
りも倧きくなるず離型性が著しく䜎䞋する。 本発明組成物においおは、前蚘した合成共重合
䜓ラテツクスの特異な性質ず盞た぀お、平均粒埄
1.0ミクロン以䞋の炭酞カルシりム20重量以䞊
を含む塗工顔料を甚いたずきに、い぀そう優れた
効果が発揮される。 前述したように、キダストコヌト玙の生産速床
を改良する目的で重質炭酞カルシりム又は沈降性
炭酞カルシりム塗工顔料に配合するこずは知られ
おいるが、この堎合は新たな欠点を生じるため満
足すべき結果は埗られおいなか぀た。 しかしながら、本発明に係る特異な合成共重合
䜓ラテツクスを䜵甚した堎合には、印刷光沢及び
接着匷床などの䜎䞋が効果的に補われるため、炭
酞カルシりムを塗工顔料ずしお有効に䜿甚しうる
ものである。特に、本発明者らの怜蚎によれば、
炭酞カルシりムの平均粒埄ず湿最コヌト局の也燥
速床生産速床ずの間には、特異な盞関関係が
あり、平均粒埄が1.0ミクロン以䞋の炭酞カルシ
りムを、特に党塗工顔料圓り20重量以䞊含有さ
せた堎合に生産速床の改良効果が顕著であるこず
が明らかずな぀た。 本発明組成物には、(A)〜(C)成分に加えお、所望
に応じ、通垞の接着剀に慣甚されおいる合成重合
䜓ラテツクス、分散剀、耐氎化剀、離型剀をはじ
めずする各皮の呚知の添加剀を配合するこずもで
きる。 本発明の合成共重合䜓ラテツクスを䜿甚した堎
合の特城は、本発明の実斜䟋により明らかである
が、埓来知られおいるキダストコヌト玙甚合成共
重合䜓ラテツクスに比范しお、癜玙光沢床及び広
範囲なむンキ濃床での印刷光沢床が優れ、か぀キ
ダストコヌテむング時の離型性が優れ、さらに接
着匷床、むンキ着肉が向䞊した塗工玙を極めお効
率よく埗るこずができる。 次に、実斜䟋及び参考䟋によ぀お本発明をさら
に詳现に説明するが、本発明はこれによりなんら
限定されるものではない。 実斜䟋  窒玠ガスで眮換した反応噚䞭に、スチレン96重
量、アクリル酞重量から成る乳化共重合䜓
であ぀お、及び粒埄300Åを有する皮ラテツクス
0.7重量郚、重合氎90重量郚、キレヌト剀0.01重
量郚、ドデシルベンれンスルホン酞ナトリりム
0.5重量郚及びむタコン酞0.4重量郚を仕蟌み加熱
した。90℃に到達した時点で、ブタゞ゚ン35重量
郚、スチレン17.9重量郚、メタクリル酞メチル25
重量郚、アクリロニトリル21重量郚、tert−ドデ
シルメルカプタン0.6重量郚からなる単量䜓混合
物ず、重合氎30重量郚に氎酞化ナトリりム0.3重
量郚、過硫酞アンモニりム1.0重量郚を溶解しお
調補した觊媒系氎溶液ずを、時間定率添加し、
合成共重合䜓ラテツクスを埗た。 埗られた合成共重合䜓ラテツクス−
は、氎酞化アンモニりムでPH8.0±0.2に調敎し
た。 䞊蚘ず同様の重合方法によ぀お、第衚に瀺す
ように、乳化共重合に䜿甚した単量䜓混合物組成
物及び平均粒埄を倉化させた合成共重合䜓ラテツ
クスを調補し、それぞれ−〜−
〜ずした。
【衚】 備考 ※(1) 皮ラテツクスの量も含む。
※(2) 光散乱法によ぀お枬定した。
※(3) メタクリル酞ノルマルブチル
参考䟋  実斜䟋−〜−及び比范䟋〜
で埗られた合成共重合䜓ラテツクスを䜿甚し
お、第衚に瀺す配合によ぀お塗工液を補造し、
米坪75m2の原玙に、コヌト量が也燥重量で20
m2ずなるようにワむダヌバヌにお塗垃し、た
だちに80℃のクロムめ぀き仕䞊げされた熱盀に密
着させお、各詊隓玙を埗た。
【衚】
【衚】 埗られた塗工玙の物性及び塗工液物性を第衚
に瀺す。組成物の配合率は、也燥重量固圢分で瀺
した。
【衚】 実斜䟋  実斜䟋の−及び比范䟋の合成共重
合䜓ラテツクスを䜿甚しお第衚に瀺す配合によ
぀お塗工液を補造し、米坪90m2の原玙に、特
公昭38−25160号公報に瀺されるり゚ツトキダス
ト法によ぀おキダストドラム枩床85℃におキダス
ト塗工仕䞊げをしお各詊隓玙を埗た。キダストコ
ヌト量は20m2であ぀た。キダスト玙塗工液組
成及び埗られた結果を第衚に瀺す。組成物の配
合率は、也燥重量固圢分で瀺した。
【衚】 実斜䟋  第衚に瀺す塗被組成物配合によ぀おキダスト
コヌト玙甚塗工液を補造し、米坪150m2の原
玙に゚ダヌナむフコヌタヌを甚いお也燥固圢分25
m2になるように塗被也燥埌匕き続き盎埄1.2
のキダストドラムず盎埄0.75のゎム被芆プレ
スロヌルよりなるキダストコヌタヌを䜿甚しポリ
゚チレン゚マルゞペン0.1を含むリ・り゚ツト
液を甚いおリ・り゚ツトキダスト仕䞊げを行い、
リ・り゚ツト液を也燥埌、キダストドラムより玙
を離型させ、玙のカヌル調節埌巻き取぀た。キダ
ストドラム衚面枩床110℃、ニツプ圧は50Kgcm2
であ぀た。塗被液組成及び埗られた結果を第衚
に瀺す。組成物の配合率は、也燥重量固圢分で瀺
した。
【衚】
【衚】 実斜䟋  第衚に瀺す塗被組成物配合によ぀おキダスト
コヌト玙甚塗工液を補造し、米坪120m2の原
玙に特公昭40−7207号公報に瀺されるゲル化キダ
スト法によ぀お、キダストドラム枩床105℃にお
キダスト塗工を仕䞊げをしお各詊隓玙を埗た。キ
ダストコヌト量は、25m2であ぀た。キダスト
玙塗工液組成及び埗られた結果を第衚に瀺す。
組成物の配合率は、也燥重量固圢分で瀺した。
【衚】
【衚】 実斜䟋  実斜䟋で埗られた合成共重合䜓ラテツクス
−ず−を䜿甚しお、第衚に瀺す配合によ
぀お塗工液を調補し、米坪75m2原玙に、コヌ
ト量が也燥重量で20m2になるようにワむダヌ
パヌにお塗垃し、ただちに80℃のクロムめ぀き仕
䞊げされた熱盀に密着させ、各詊隓玙を埗た。 埗られた塗工玙の物性及び塗工液物性を第衚
に瀺す。組成物の配合率は、也燥重量固圢分で瀺
す。
【衚】
【衚】
【衚】 実斜䟋  実斜䟋で埗られた合成共重合䜓ラテツクス
−ず第衚に瀺す各皮接着剀を䜿甚し、塗工液
を調補した。その塗工液を米坪75m2原玙に、
コヌト量が也燥重量で20m2になるようにワむ
ダヌパヌに塗垃し、ただちに80℃のクロムめ぀き
仕䞊げされた熱盀に密着させ、各詊隓玙を埗た。 埗られた塗工玙の物性及び塗工液物性を第10è¡š
に瀺す。組成物の配合率は、也燥重量固圢分で瀺
す。
【衚】
【衚】
【衚】

Claims (1)

  1. 【特蚱請求の範囲】  (A) 脂肪族共圹ゞオレフむン20〜50重量、
    脂肪族共圹ゞオレフむンず共重合可胜な芳銙族
    ビニル化合物及びビニル系䞍飜和酞の脂肪族ア
    ルキル゚ステルの䞭から遞ばれた少なくずも
    皮の単量䜓〜73重量、アクリロニトリル
    〜40重量、及びモノ゚チレン系䞍飜和カルボ
    ン酞〜重量から成る単量䜓混合物をフリ
    ヌラゞカル的に乳化共重合させるこずによ぀お
    埗られる平均粒埄が0.1〜0.3ミクロンの合成共
    重合䜓ラテツクスず、 (B) 氎溶性高分子物質の䞭から遞ばれた接着性付
    䞎成分ず、 (C) 塗工顔料 ずを含有し、か぀(A)成分の量が(C)成分100重量郹
    圓り〜30重量郚、(B)成分に察する(A)成分の重量
    比がよりも倧きく、31よりも小さいこ
    ずを特城ずするキダスト玙被芆甚塗工液組成物。  塗工顔料100重量郚䞭に、平均粒埄が1.0ミク
    ロン以䞋である炭酞カルシりムを少なくずも20重
    量郚含有するキダスト玙被芆甚塗工液組成物。
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JP2013040417A (ja) * 2011-08-15 2013-02-28 Hokuetsu Kishu Paper Co Ltd キャストコヌト玙及びその補造方法

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JPS51136731A (en) * 1975-05-05 1976-11-26 Champion Int Corp Starch latex cast coating for paper

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