JPS62156387A - 紙用塗工液組成物 - Google Patents

紙用塗工液組成物

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JPS62156387A
JPS62156387A JP29731385A JP29731385A JPS62156387A JP S62156387 A JPS62156387 A JP S62156387A JP 29731385 A JP29731385 A JP 29731385A JP 29731385 A JP29731385 A JP 29731385A JP S62156387 A JPS62156387 A JP S62156387A
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JP
Japan
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weight
parts
copolymer
pigment
polymer particles
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JP29731385A
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English (en)
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雅幸 服部
澄 笠井
笹川 泰彦
平井 晴弘
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JSR Corp
Original Assignee
Japan Synthetic Rubber Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、優れた特性を有するオフセット印刷塗工紙あ
るいはグラビア印刷塗工紙を与える新規な紙用塗工液組
成物に関する。更に詳しくは、本発明は、オフセット印
刷に要求される白紙光沢度及び印刷光沢度ならびにグラ
ビア印刷に要求される網点再現性および印刷光沢度など
の点で優れた特性を有する塗工紙を得ることのできる紙
用塗工液組成物に関する。
〔従来の技術〕
近年、印刷物の急増とともに、オフセット印刷紙やグラ
ビア印刷紙の需要も著しく増大している。
オフセット印刷に用いる塗工紙には、優れた白紙光沢度
及び印刷光沢度を有することが要求される。
また、グラビア印刷に用いる塗工紙には、良好な網点再
現性及び優れた印刷光沢度が要求される。
印刷用塗工紙に要求される上記の諸物性を向上させるこ
とは、印刷の仕上りを良くし、塗工紙の商品価値を著し
く高めることになる。
従来、紙用塗工液組成物に配合される顔料としては、カ
オリン、クレーがその塗工紙の光沢、印刷適性などの点
で優れているので盛んに使用されてきたが、近年、塗工
液組成物を高固形分化する必要から、塗工液の流動性を
改善する効果が大きい重質炭酸カルシウムがカオリン、
クレーなどに混合されて使用されている。また、将来的
にも紙を中性化する傾向があるため、ますます重質炭酸
カルシウムが使用されるようになると予想される。
ところが、顔料として重質炭酸カルシウムを混合して使
用した場合、グラビア印刷やオフセット印刷の重要な特
性である網点再現性や印刷光沢度がそこなわれる問題が
あり、この重質炭酸カルシウムを配合した場合の問題を
解決するための種々の試みがなされている。例えば、特
開昭57−167490号公報および特開昭57−77
394号公報においては、重質炭酸カルシウムを顔料と
して用いた場合に、顔料結合剤(接着剤)としてアルカ
リ感応型共重合体ラテンクスを組み合わせて使用すると
、上記問題点が緩和され、塗工紙に高い剛度、ならびに
良好な網点再現性や印刷光沢度を付与できることが1告
されている。しかし、このように顔料結合剤を改良した
のみでは、重質炭酸カルシウムの顔料全体に対するの割
合を増加させるのに限界があり、塗工作業性の向上なら
びに高固形分化の目的を達成するには不十分である。
また、特公昭46−6524号公報においては、軽量紙
被覆用塗工液に0.3〜0.8 ミクロンの粒径の有機
顔料を混合して使用すると、白紙光沢性の改善が達成で
きることが報告されているが、この技術においても、い
まだオフセット印刷あるいはグラビア印刷における印刷
光沢度、網点再現性などの印刷特性が不十分である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明は、上述した従来技術の問題点を解決し、流動特
性が優れた重質炭酸カルシウムの特徴を生かしつつ、さ
らに光沢度、オフセット印刷およびグラビア印刷におけ
る印刷特性などが優れた塗工紙を得ることのできる紙用
塗工液組成物を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点は、(イ)[1]重質炭酸カルシウムを顔料
全体に対して少なくとも15重量%含有する鉱物性顔料
99〜50重量部と、 ■平均外径が0.1〜10μm1かつ平均内径が平均外
径の0.2〜0.9倍である内孔を有するポリマー粒子
(以下、単に「中空ポリマー粒子」という)よりなる合
成有機顔料1〜50重量部とからなる顔料100重量部
、および (ロ)顔料結合剤3〜30重量部、 を含有することを特徴とする紙用塗工液組成物によって
解決される。
すなわち、本発明においては、中空ポリマー粒子からな
る新規な合成有機顔料を重質炭酸カルシウムと組み合せ
て使用することにより、流動特性が良好で、なおかつ光
沢度ならびにグラビア印刷やオフセット印刷における印
刷特性を著しく改善することができる。
以下、本発明の詳細な説明する。
(A)鉱物性顔料 本発明の紙用塗工液組成物においては、鉱物性顔料とし
て重質炭酸カルシウムを顔料全体に対して15重量%以
上、好ましくは30重量%以上、さらに好ましくは50
重量%以上含有する。重質炭酸カルシウムの割合が15
重量%未満では、目的とする流動性が得られない。
重質炭酸カルシウム以外の鉱物性顔料としては、クレー
、タルク、サチン白、沈降性炭酸カルシウム、二酸化チ
タン、酸化亜鉛、水酸化アルミニウム、硫酸バリウム等
が用いられる。
鉱物性顔料の使用量は99〜50重量部であり、好まし
くは97〜70重量部である。
(B)合成有機顔料 本発明においては、合成有機顔料の一部あるいは全部が
、中空ポリマー粒子であることが必要であり、さらにこ
のなかでも高い温度や圧力によってもつぶれることのな
い十分架橋された機械的強度の大きい中空ポリマー粒子
であることが好ましい。
このような中空ポリマー粒子は、架橋性モノマー1〜5
0重量%、親水性モノマー3〜99重量%および前記架
橋性モノマーあるいは親水性モノマーと共重合が可能な
その他の重合性モノマー〇〜85重量%よりなる重合性
モノマー成分100重量部を、この重合性モノマー成分
のポリマーとは異なる組成の異種ポリマー(以下、単に
「異種ポリマー−。
という)1〜100重量部の存在下において水中に分散
し、次いで前記重合性子ツマー成分を重合させることを
特徴とする製造方法によって得ることができる。
また、上記製造方法においては、異種ポリマーとして微
粒子を用い、この微粒子(種ポリマー粒子)に重合性モ
ノマー成分と好ましくは油性物質とを吸収させ、その後
上記重合性モノマー成分を重合させることが好ましい。
あるいは、上記製造方法においては、異種ポリマーを重
合性モノマー成分と好ましくは油性物質とに溶解させて
油性溶液を形成し、この油性溶液を水に微分散して氷中
油滴型エマルジョンを生成し、その後上記重合性モノマ
ー成分を重合させることもできる。
中空ポリマー粒子の製造において用いられる重合性モノ
マー成分は、(a)架橋性モノマー、(b)親水性モノ
マーおよび(C)必要に応じて用いられる他の七ツマ−
からなる。
前記(a)架橋性上ツマ−としては、ジビニルヘンゼン
、エチレングリコールジメタクリレート、1.3−ブチ
レングリコールジメタクリレート、I・リメチロールプ
ロパントリメタクリレート、アリルメタクリレートなど
のジビニル系モノマーあるいはトリビニル糸上ツマ−を
例示することができ、特にジビニルヘンゼン、エチレン
グリコールジメタクリレートおよびトリノチロールプロ
パントリメタクリレートが好ましい。
上記架橋性モノマーの使用量は、通常、七ツマー全成分
100重量部に対して1〜50重量部、好ましくは2〜
20重量部である。なお、ここにおける架橋性モノマー
の使用量は、通常架橋性モノマー材料に含まれている不
活性溶剤および単官能の非架橋性モノマー成分を除いた
純品換算とする。架橋性モノマーの使用量が過小である
と、重合中の粒子の強度が不十分となって粒子全体が収
縮してしまい、粒子内部の重合収縮による歪が不足して
内孔が形成されなくなる、あるいは内孔を有するポリマ
ー粒子が形成されたとしても殻の強度が小さくなるなど
の問題を生しやすい。一方、架橋性モノマーの使用量が
過大であると、異種ポリマーが、重合中に生成するポリ
マー粒子の外側に排斥される傾向が生じ、その結果前ら
れるポリマー粒子が真しト状とならず、凹凸のある塊状
粒子となる問題を生じやすい。
前記(b) ffl水性モノマーとしては、ビニルピリ
ジン、グリシジルアクリレート、グリシジルアクリレー
ト、メチルアクリレート、メチルメタクリレート、アク
リロニトリル、アクリルアミド、メタクリルアミド、N
−メチロールアクリルアミド、N−メチロールメタクリ
ルアミド、アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、フ
マル酸、スチレンスルホン酸ナトリウム、酢酸ビニル、
ジエチルアミノエチルメタクリレート、ジエチルアミノ
エチルメタクリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリ
レート、2−ヒドロキンプロピルメタクリレートなどの
ビニル系モノマーを例示することができ、特に、メチル
メタクリレート、ビニルピリジン、2−ヒドロキソエチ
ルメタクリレートおよびメタクリル酸などの不飽和カル
ボン酸が好ましい。
これらの親水性モノマーは、水に対する溶解度が0.5
重量%以上、特に1重量%以上であることが好ましい。
また親水性子ツマ−の使用量は、使用する異種ポリマー
の種類、量あるいは油性物質の有無、種類等によってそ
の最適量は異なるが、通常モノマー全成分100重量部
に対して1〜99重星部重量ましくは5〜99重量部、
特に50〜95重量部の範囲であることが好ましい。
ここで、親水性モノマーが不飽和カルボン酸のときには
、その割合は1〜40重量%、好ましくは1〜20重祉
%である。また、親水性モノマーがビニルピリジン、2
−ヒドロキソエチルメタクリレートのときには、その使
用量は40重量%以内であることが好ましい。
親水性モノマーの使用量が過小であると、異種ポリマー
の相分離が不十分であったり、あるいは異種ポリマーが
ポリマー粒子の表面に露出するなどして、内孔の形成が
不確実となる問題を生ずる。
前記(C)必要に応じて用いられるモノマーとしては、
ラジカル重合性を有するものであれば特に制限されず、
スチレン、α−メチルスチレン、p−メチルスチレン、
ハロゲン化スチレン等の芳香族ビニル単量体、プロピオ
ン酸ビニル等のビニルエステル類、エチルメタクリレー
ト、ブチルアクリレート、ブチルメタクリレート、2−
エチルへキンルアクリレート、2−エチルへキンルアク
リレート、ラウリルアクリレート、ラウリルメタクリレ
ートなどのエチレン性不飽和カルボン酸アルキルエステ
ル、ブタジェン、イソプレンなどの共役ジオレフィンな
どを例示することができ、特にスチレンが好ましい。
中空ポリマー粒子の製造においては、重合時におけるポ
リマー粒子内部での内孔の形成をより促進させるために
、あらかしめ水性分散体中に異種ポリマーを共存させる
必要がある。この異種ポリマーは、少なくとも、上記重
合性モノマー(a)〜(C)が重合されて得られるポリ
マーとは異なる種類あるいは組成のポリマーであること
、および重合性モノマーに溶解しやすいものであること
、が必要とされる このような異種ポリマーとしては、
具体的には、ポリスチレン、カルボキシ変性ポリスチレ
ン、カルボキン変性スチレンブタジェンコポリマー、ス
チレンブタジェンコポリマー、スチレンアクリルエステ
ルコポリマー、スチレンメタクリルエステルコポリマー
、アクリルエステルコポリマー、メタクリルエステルコ
ポリマー、カルポキソ変性スチレンアクリルエステルコ
ポリマー、カルボキシ変性スチレンメタクリルエステル
コポリマー、カルボキノ変性アクリルエステルコポリマ
ー、カルボキシ変性メタクリルエステルコポリマーなど
が例示される。
これらのうち、特にポリスチレンまたはスチレン成分を
50重量%以上含むスチレンコポリマーが好ましい。
異種ポリマーの使用量は、全モノマー100重量部に対
し1〜100重量部、好ましくは2〜50重猷部、更に
好ましくは5〜20重量部である。異種ポリマーの使用
量が1重量部より少ないと内孔を形成する効果が小さく
、一方巽種ポリマーの使用量が100重量部より多いと
かえって内孔の形成が抑制される傾向が生じるという問
題を生ずる。
異種ポリマーを水性分散体中に存在させて重合を行う場
合には、(1)異種ポリマーを固体微粒子の状態で用い
、この微粒子を水性媒体中に分散させ、これに重合性モ
ノマーおよび必要があれば油性物質を吸収させた後重合
する方法、(2)異種ポリマーを重合性モノマーおよび
必要があれば油性物質に溶解して溶液状態とし、この油
性溶液を水性媒体中に分散させた後重合する方法、など
を採用することができる。
異種ポリマーを上記(1)の方法によって粒子状態で用
いる場合には、これが種(シード)ポリマー粒子として
機能し、これに重合性モノマーおよび油性物質が吸収さ
れることから、当該異種ポリマーは重合性モノマーおよ
び油性物質の吸収性が良好であることが好ましい。その
ためには、異種ポリマーは分子量が小さいものであるこ
とが好ましく、たとえば、その数平均分子量が20,0
00以下、好ましくは10,000以下、さらに好まし
くは700〜7 、000である。なお、ここにおける
数平均分子量は、異種ポリマーをその良溶媒に溶かし、
得られたン容液をゲルパーミェーションクロマトグラフ
ィー(GPC)、浸透圧分子量測定装置、蒸気圧低下性
分子量測定装置などの通常の方法で測定して得られるも
のである。
異種ポリマーの数平均分子量が20.000より大きい
と、種ポリマー粒子に吸収されない七ツマ−が多くなり
、これが水性分散体中において種ポリマー粒子と別個に
重合し、その結果内孔を有するポリマー粒子とならない
微粒子が多量に生成するだけでなく、重合系が不安定と
なる問題を生ずる。
また、種ポリマー粒子として用いられる異種ポリマーの
粒子径は、目的とする内孔を有するポリマー粒子の外径
の0.3〜0.8倍であることが好ましい。
このような種ポリマー粒子として用いられる異種ポリマ
ーを製造する方法は特に制限されないが、たとえば連鎖
移動剤を比較的多量に使用した乳化重合あるいは懸濁重
合などの製造方法を用いることができる。
異種ポリマーを前記(2)の方法で使用する場合には、
異種ポリマーの分子量は特に制限されず、数平均分子量
が20,000以上のものを好ましく使用することがで
きる。
本発明では、前記(1)および(2)のうち、粒径およ
びその分布のコントロールが容易な点で前記(1)が好
ましい。
また、中空ポリマー粒子の製造においては、必要に応じ
て油性物質を用いることができ、かかる油性物質として
は、水に対する溶解度が0.2重量%以下の親油性のも
のであれば特に制限されず、植物油、動物油、鉱物油、
合成油のいずれも使用することができる。このような油
性物質を用いることにより、その使用量などを調節する
ことによって中空ポリマー粒子の内孔の径を確実にコン
トロールすることができる。
前記油性物質としては、ラード油、オリーブ油、ヤシ油
、ヒマシ油、綿実油、灯油、ヘンゼン、トルエン、キシ
レン、ブタン、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン、
二硫化炭素、四塩化炭素などを例示することができる。
油性物質の使用量は、通常、モノマー全成分100重量
部に対して0〜i 、 ooo重量部、好ましくは0〜
300重量部である。
また、中空ポリマー粒子の製造においては、分散安定剤
としては、通常の重合において用いられ−る界面活性剤
、有機もしくは無機の懸濁保護剤および分散剤が使用で
きる。
一般的に、1μm前後より小さい粒子径の内孔を有する
ポリマー粒子を製造する場合には、界面活性剤を主体に
使用し、1μm前後より大きい粒子径の内孔を有するポ
リマー粒子を製造する場合には、懸濁保護剤を生体に使
用するとよい。
前記界面活性剤としては、例えば、ドデシルヘンゼンス
ルホン酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、ジアル
キルスルホコハク酸ナトリウム、ナフタレンスルホン酸
のホルマリン縮合物塩などのアニオン系乳化剤が挙げら
れ、更にポリオキノエチレンノニルフェノールエーテル
、ポリエチレングリコールモノステアレート、ソルビタ
ンモノステアレートなどの非イオン系界面活性剤を併用
することも可能である。
前記有機系の懸濁保護剤としては、例えばポリビニルア
ルコール、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコ
ールなどの親水性合成高分子物質、ゼラチン、水溶性澱
粉などの天然親水性高分子物質、カルボキシメチルセル
ロースなどの親水性半合成高分子物質などを挙げること
ができる。また、前記無機系の懸濁保護剤としては、例
えばマグ不シウム、バリウム、カルシウムなどのリン酸
塩、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、亜鉛華、酸化
アルミニウム、水酸化アルミニウムなどを挙げることが
できる。
また、前記分散剤としては、ナフタレンスルホン酸ホル
マリン縮合物塩、スチレンアクリル酸共重合体塩、スチ
レン無水マレイン酸部分加水分解物などを挙げることが
できる。
中空ポリマー粒子の製造においては、重合開始剤は油溶
性の重合開始剤あるいは水溶性の重合開始剤のいずれも
使用することができ、水溶性重合開始剤としては、過硫
酸塩類、あるいは過酸化水素−塩化第一鉄、クメンヒド
ロペルオキンドーアスコルビン酸ナトリウムなどのレド
ックス系の開始剤が例示され、油溶性重合開始剤として
は、ヘンシイルベルオキシド、ラウロイルペルオキンド
、t−プチルペルオキンー2−エチルヘキサノエート、
アヅビスイソブチロニトリルなどが例示される。
以上のような方1Lにより得られるポリマー粒子は、内
部に孔を有する中空ポリマー粒子であり、これは光学的
特性に著しく優れた特徴があり、また機械的強度が太き
(、高温乾燥、スーパーカレンダー掛けの際にもつふれ
ることがないので、本発明の目的を十分達成することが
できる。なお、本発明における中空ポリマー粒子は、特
開昭56−3251号公報に開示された方法によっても
作ることができる。しかし、この方法で作られた中空ポ
リマー粒子は、十分に架橋することができないため、使
用条件によっては■工後の紙の処理工程で粒子が破砕あ
るいは熔融して内孔が消失してしまい、本発明の目的が
達せられないことがある。
本発明において用いられる上記中空ポリマー粒子からな
る合成有機顔料の使用量は、1〜50重量部、好ましく
は3〜30重量部である。この中空ポリマー粒子は鉱物
性顔料である重質炭酸カルシウムによる印刷性能の低下
をカバーする役割をはたし、その使用量が1重油部未満
では本発明の目的とする性能が得られない。一方、中空
ポリマー粒子の使用量が50重量部をこえると、それ以
上使用量を増加させても印刷特性の改善がみられず、ま
た中空ポリマー粒子が鉱物性顔料に比べて高価格である
ことから経済上好ましくない。
本発明における中空ポリマー粒子の平均外径(平均粒子
径)は0.1〜10.cam、好ましくは0.15〜1
.0μm、更に好ましくは0.2〜0.6 μmである
。中空ポリマー粒子の平均外径が、0.1.c+m未満
あるいは10μmより大きいと、光沢度および印刷特性
の改良が不十分である。中空ポリマー粒子の内孔の大き
さは平均外径の0.2〜0゜9倍(平均外径:平均内径
−1:o、2〜t:0.9)、好ましくは 0.3〜0
.8倍である。中空ポリマー粒子の平均内径が平均外径
の0.2倍より小さいと、実質的に内孔を有するポリマ
ー粒子としての効果が少なく、一方、中空ポリマー粒子
の平均内径が平均外径の0.9倍より大きいと、中空ポ
リマー粒子かつふれやすく、紙の加工工程で加えられる
圧力に耐えることができず、いずれも本発明の効果を達
成することができない。
また、本発明においては、中空ポリマー粒子とともに内
孔を有しない通常の合成有機顔料を併用することもでき
る。
内孔を有しない合成有機顔料としては、ポリスチレン、
ポリスチレン共重合体、ポリメチルメタクリレートなど
の架橋されたポリマー粒子あるいはガラス転移温度が6
0°C以上のポリマー粒子が挙げられる。
(C)αnn粘結合 剤発明に使用する顔料結合剤としては、通常の紙用塗工
液に使用される結合剤であれば特に制限されずに使用す
ることができる。顔料結合剤としては、例えば澱粉、変
性澱粉、カゼインなどの天然結合剤、スチレン−ブタジ
ェン系共重合体ラテックス、カルボキシ変性スチレン−
ブタジェン系共重合体ラテックス、ポリ酢酸ビニルエマ
ルジョン、アクリル樹脂エマルジョン、ポリクロロプレ
ンラテックス、ポリビニルアルコールなどの合成結合剤
が挙げられ、これらは単独または二種以上混合して使用
することができる。これらの顔料結合剤のうち、スチレ
ン−ブタジェン系共重合体うテックス、特にカルボキシ
変性スチレン−ブタジェン系共重合体ラテックスを、単
独または澱粉、カゼインなどの天然結合剤と併用するこ
とが好ましい。
顔料結合剤の使用量は、顔料100重量部に対して通常
3〜30重量部使用される。使用量が3重量部未満であ
ると、結合剤としての効果が得られず、一方便用量が3
0重量部をこえると、塗工液組成物の粘度が上昇して塗
工作業性が劣る。
(塗工方法) 本発明の上記各成分は常法により混合して調製され、通
常の塗工方法、例えばエアナイフコーター、ブレードコ
ーター、ロールコータ−などの方法で紙基質に塗工され
る。
〔実施例〕
次に、実施例により本発明をさらに詳細に説明するが、
これにより本発明が制限されるものではない。なお、以
下の記載において「%」および「部」は、重量%および
重量部を表す。
(合成有機顔料の製造例) (a)粒径0.11μmのスチレンブタジェンラテック
スr#0541J (日本合成ゴム11装)を異種ポリ
マーとして使用し、これを40部(固形分として12部
)、ドデンルヘンゼンスルホン酸ナトリウムの1%水溶
、夜50部および水500部を均一に混合した。
これにスチレン80部、メタクリル酸5部およびジビニ
ルベンゼン15部を添加し、ラテックス中の異種ポリマ
ー粒子にモノマーを吸収させた。その後、過硫酸ナトリ
ウムの1%/8液20部を添加し、系を70℃に昇温し
で5時間重合した。その結果、平均外径0.23μm、
平均内径 0.09μmの中空ポリマー粒子を含むラテ
ックスが得られた。このラテックスを「ラテックス(a
)」とする。
(b)異種ポリマーとして、モノマー組成がスチレン/
メチルメタクリレート/アクリル酸=20778/2 
、数平均分子量が3.800 、粒子径が0.16μm
のポリマー粒子からなるエマルジョンを用い、このエマ
ルジョン10部(固形分)をポリオキシエチレンノニル
フェニルエーテル0.1部、ドデシルヘンゼンスルホン
酸ナトリウム0.3部および過硫酸カリウム0.5部を
溶解した水溶液500部に分散した。
これに、モノマーとしてテトラメチロールメタントリア
クリレートrNKエステルTMM−50TJ  (新中
村化学工業ei製、有機成分は50%で残余はトルエン
)20部、メチルメタクリレート75部およびメタクリ
ル酸5部を加え、異種ポリマー粒子にモノマーを吸収さ
せた。その後、系を70°Cに昇温し、4時間重合した
。その結果、平均外径0.35μm、平均内径0.19
μmの中空ポリマー粒子を含むラテックスを得た。この
ラテックスを「ラテックス(b)」とする。
(C)分子量調節剤としてt−ドデシルメルカプタンを
多量に使用した乳化重合によって粒子径が0.25μm
、数平均分子ff16,800のポリスチレンラテック
スを得た。
このラテックスを異種ポリマーとして用い、このラテッ
クス20部(固形分として1部部)、ラウリル硫酸ナト
リウムの1%水溶液30部および水900部を均一に混
合した。これに、メチルメタクリレート80部およびジ
ビニルベンゼン20部を加え前記異種ポリマー粒子中に
吸収させた。その後過硫酸カリウムの1%水溶e1.5
0部を加え、系を70’cに昇温して5時間重合した。
その結果、平均外径0.56μm、平均内径0.33μ
mの中空ポリマー粒子を含むラテックスを得た。このラ
テックスを「ラテックス(C)」とする。
(d)異種ポリマーとして数平均分子量が5,600、
平均粒径が1.1 μmの粒径が揃ったポリスチレン粒
子を使用し、このポリスチレン粒子4部を2%のポリビ
ニルアルコール水溶液400部中に分散させた。
この分散液中に4−ビニルピリジン20部、スチレン6
0部、ジビニルベンゼン20部およびオクタノイルペル
オキシド「パーブチル0」 (日本油脂■!!りを加え
てこれらを異種ポリマー粒子中に吸収させた。その後、
系を80℃に昇温し、3時間重合した。その結果、平均
外径3.2μm、平均内径2゜2μmの中空ポリマー粒
子を含むラテックスを得た。このラテックスを「ラテッ
クス(d)」とする。
(e)市販のポリスチレン樹脂(新日鉄化学0讃製。
数平均分子量15万)10部を、トルエン20部、メチ
ルメタクリレート90部、ジビニルヘンゼン(純品換算
)10部およびヘンシイルベルオキシド3部の混合物に
溶解した。この溶液を、ポリビニルアルコール10部を
水800部に溶解した水溶液に入れ、ホモミキサーで分
散後、80℃で4時間重合を行なったところ、重合収率
98%で粒子径1〜20μmのポリマー粒子の分散液が
得られた。これを光学顕微鏡で観察したところ、ポリマ
ー粒子は二重の輪郭を有するカプセル粒子であることが
分った。
次に、このポリマー粒子の分散液にスチームを吹き込ん
でスチームストリップ処理を行なったところ、ポリマー
粒子内部のトルエンが除去され、内部に水を含む含水中
空ポリマー粒子を含むラテックスが得られた。この中空
ポリマー粒子は、平均内径が平均外径の3分の2であっ
た。このラテックスを「ラテックス(e)」とする。
上記のラテックス(a)、(b)、(c)、(d)およ
び(e)を乾燥し、それぞれ合成有機顔料を得た。これ
らを合成有機顔料(A)、(B)、(C)。
(D>および(E)とする。
これらの粒子の大きさを電子顕微鏡によって測定した結
果は、第1表のとおりである。
第1表 実施例1〜5 第2表に示すように、合成有機顔料(A)、(B)。
(C)、 (D)および(E)のそれぞれを用い、第3
表に示す組成の組成物(固形分65%)を調製したのち
、アンモニア水でpHを調製し、グラビア印刷用塗工液
を得た。
第2表 第3表 実施例6〜12)比較例1 合成有機顔料(B)を用い、第5表に示すように塗工液
中の合成有機顔料の組成比を変えた組成物を調製したの
ち、アンモニア水によってpl+を調整するとともに水
によって粘度を調整し、グラビア印刷用塗工液を得た。
なお、第5表に記載しなかった分散剤および顔料結合剤
(ラテックス)は第3表に記載のとおりとした。
比較例2〜4 本発明の合成有機顔料を使用せず、かつ鉱物性顔料の使
用量を第4表のように変化させたほかは、第3表に示す
と同様の配合処方により、3種のグラビア印刷用塗工液
を得た。
第4表 (応用例1) 以上の実施例1〜12及び比較例1〜4で得た塗工液の
物性は、第6表に示すとおりであった。これらの塗工液
を中質原紙の片面に塗布し、ただちに熱風乾燥機に入れ
、150℃で30秒間乾燥させ、その後50℃、100
 kg / calの条件で2回スーパーカレンダー掛
けしたのち、恒温室(20°C165%R11)中に放
置した。このようにして得た塗工紙の物性を第7表に示
す。なお、各物性の測定方法とじては以下に示すものを
用いた。
(1) pH: 25℃で測定した。
(2)粘度:BL型粘度計(60rpm 、 11k1
4スピンドル)によって測定した。
(3) ドライピック:RI印刷機を使用し、夕・7り
阻8のインキで数回重ね刷りを行い、印刷面のピッチン
グ状態を肉眼で判定し、5点法で評価する。数値の大き
い方が良好である。
(4)白紙光沢;75°村上色彩グロスメーターで測定
する。数値の大きい方が良好である。
(5)不透明度:ハンター比色光度計(グリーンフィル
ター使用)により測定する。数値の大きい方が良好であ
る。
(6)グラビア印刷適性:グラビア印刷適性試験機(大
蔵省印刷局式)を使用し、印刷した試験片を肉眼で判定
し、優劣をつける。評価は次の4段階で示す。
◎:最良、○:良、△:可、×;不良 第6表 (塗工液の物性) (注)*は不満足を示す 第7表(塗工紙の物性) (注)*は不満足を示す 実施例13〜17 第8表に示すように、合成有機顔料(A)、(B)、(
C)、(D)および(E)を用いて第9表に示す組成の
組成物(固形分64%)を調整したのち、アンモニア水
でpl+を調整し、オフセット印刷用塗工液を得た。
第8表 第9表 実施例18〜25、比較例5 合成有機顔料(B)を用いて第11表に示すように塗工
液中の顔料の組成比を変えた組成物を調整したのら、ア
ンモニア水によってpHを調整するとともに水によって
粘度を調整し、オフセット印刷用塗工液を得た。また、
第11表に記載しなかった分散剤、酸化デンプンおよび
顔料結合剤(ラテックス)は第9表のとおりとした。な
お、実施例25においては、合成有機顔料として、前記
合成有機顔料(B)10部と平均粒子径が7μmの内孔
を有しないポリスチレン粒子からなる合成有機顔料5部
とを組合わせて使用した。
比較例6〜8 本発明の合成有機顔料を使用せず、かつ鉱物性顔料の使
用量を第10表のように変化させたほかは、第9表に示
すと同様の配合処方により、3種のオフセット印刷用塗
工液を得た。
第1O表 (応用例2) 以上の実施例13〜25および比較例5〜8で得た塗工
液の物性は、第12表に示すとおりであった。
これらの塗工液を上質原紙の片面または両面に塗布し、
乾燥後にスーパーカレンダー掛は処理を行ったのち、そ
の物性を測定した。その結果を第13表に示す。なお、
各物性の測定方法としては、以下に示すものを用いた。
(1)pH:25°Cで測定した。
(2)粘度:8L型粘度計(60rpm 、 t1kL
4スピンドル)によって測定した。
(3)ドライビック:R■印刷機を使用し、タック寛8
のインキで数回重ね刷りを行い、印刷面のビ、チング状
態を肉眼で判定し、5点法で評価する。数値の大きい方
が良好である。
(4)ウェットピック:R1印刷機を使用し、印刷面を
肉眼で判定し、5点法で評価する。数値の大きい方が良
好である。
(5)白紙光沢度: 75 ’村上色彩グロスメーター
で測定する。数値の大きい方が良好である。
(6)印刷光沢度ニア5°村上色彩グロスメーターで測
定する。数値の大きい方が良好である。なお、インキと
しては、東洋ジェットキングスミ(0,2CC)を使用
した。
(7)不透明度:ハンター比色光度計(グリーンフィル
ター使用)により測定する。数値の大きい方が良好であ
る。
(8)トラッピング性:明製作所製R1印刷機を使用し
、印刷面を肉眼で判定、優劣をつける。評価は次の4段
階で示す。
◎:最良、O:良、△:可、×:不良 第12表 (注)*は不満足を示す 〔発明の効果〕 本発明によれば、内孔を有するポリマー粒子を合成有機
顔料として添加することにより、従来の重質炭酸カルシ
ウムを含む紙用塗工液組成物において不十分とされてい
た白紙光沢度、不透明度ならびに印刷特性の改善を特異
的に達成することが可能となった。
本発明の紙用塗工液組成物は、塗工作業性および乾燥性
が良く、かつ軽量で光沢およびグラビア、オフセット等
の印刷適性に優れた塗工紙を製造することができる。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(イ)[1]重質炭酸カルシウムを顔料全体に対
    して少なくとも15重量%含有する鉱物性顔料99〜5
    0重量部と、 [2]平均外径が0.1〜10μm、かつ平均内径が平
    均外径の0.2〜0.9倍である内孔を有するポリマー
    粒子よりなる合成有機顔料1〜50重量部とからなる顔
    料100重量部、および (ロ)顔料結合剤3〜30重量部、 を含有することを特徴とする紙用塗工液組成物。
  2. (2)特許請求の範囲第1項において、前記合成有機顔
    料が、架橋性モノマー1〜50重量%、親水性モノマー
    3〜99重量%および前記架橋性モノマーあるいは親水
    性モノマーと共重合が可能なその他の重合性モノマー0
    〜85重量%よりなる重合性モノマー成分のコポリマー
    100重量部と、このコポリマーと異なるポリマー1〜
    100重量部とより構成される内孔を有するポリマー粒
    子である紙用塗工液組成物。
  3. (3)特許請求の範囲第2項において、前記コポリマー
    と異なるポリマーの数平均分子量が700〜20,00
    0である紙用塗工液組成物。
  4. (4)特許請求の範囲第2項において、前記架橋性モノ
    マーが、ジビニルベンゼンおよびエチレングリコールジ
    メタクリレートから選ばれる少なくとも1種、前記親水
    性モノマーが、メチルメタクリレート、2−ヒドロキシ
    エチルメタクリレート、ビニルピリジン、アクリル酸お
    よびメタクリル酸から選ばれる少なくとも1種、前記重
    合性モノマー成分の重合によって得られるポリマーとは
    異なる組成の異種ポリマーが、ポリスチレン、カルボキ
    シ変性ポリスチレン、スチレンブタジエンコポリマー、
    スチレンアクリルエステルコポリマー、スチレンメタク
    リルエステルコポリマー、アクリルエステルコポリマー
    、メタクリルエステルコポリマー、カルボキシ変性スチ
    レンアクリルエステルコポリマー、カルボキシ変性スチ
    レンメタクリルエステルコポリマー、カルボキシ変性ア
    クリルエステルコポリマーおよびカルボキシ変性メタク
    リルエステルコポリマーから選ばれる少なくとも1種で
    ある紙用塗工液組成物。
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