JPH0142357Y2 - - Google Patents

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JPH0142357Y2
JPH0142357Y2 JP1984123898U JP12389884U JPH0142357Y2 JP H0142357 Y2 JPH0142357 Y2 JP H0142357Y2 JP 1984123898 U JP1984123898 U JP 1984123898U JP 12389884 U JP12389884 U JP 12389884U JP H0142357 Y2 JPH0142357 Y2 JP H0142357Y2
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JP
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metal plate
thin metal
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printed circuit
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JP1984123898U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、パワーICの放熱装置に関し、特に
ICホルダを要せずに該パワーICを取付可能とす
るものである。
〔従来の技術〕
パワーアンプ(パワーIC)の放熱板は、例え
ば実開昭57−181092号に記載されているように限
られた体積で所要とする放熱面積を得るために、
ダイキヤスト鋳造法や押出し成形法などにより放
熱面に複雑なヒダを設けるのが通例である。この
ためパワーICはヒダのない放熱板内面に、専用
のICホルダを用いて取付けなければならない。
第6図および第7図はこの説明図である。図中、
1はコの字状の放熱板で、側部には放熱面積を増
大させるヒダ部10が形成してある。5は放熱板
1の内部に収容されたプリント基板で、その端部
にはパワーIC6が搭載される。61はIC6の端
子である。
パワーIC6には2通りの形状がある。第6図
は金属製のタブ62を突出させ、そこにネジ止め
用の透孔63を設けたパワーIC6である。また
第7図は側部にネジ案内用の凹部64を設けたパ
ワーIC6である。いずれの場合でも放熱板1が
箱型またはコの字状であるため、ドライバの使い
易さからネジ2を矢印A方向から挿入する必要が
ある。11はこのための凹部、そして12は透孔
である。このようにネジ2を矢印A方向から挿入
すると、それと螺合する部材が放熱板1の内部に
なくてはならない。7がこのためのICホルダで、
そこにはタツプ加工が施こしてある。71がタツ
プ加工部である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記のようにICホルダ7を用いてパワーIC6
を放熱板との間で挾む取付け構造では、専用の
ICホルダ7を要するため部品点数が増える欠点
がある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の点を解決するために、ほぼ角筒
状に折曲された第1の金属薄板と、該第1の金属
薄板の平坦部に密着して結合され、該第1の金属
薄板側に折曲された側壁を有する第2の金属薄板
と、前記第1の金属薄板により形成された角筒内
に収納され、一部が前記第1の金属薄板と第2の
金属薄板の側壁との間に突出したプリント基板
と、該プリント基板の突出部分上で且つ、前記第
1の金属薄板と第2の金属薄板の側壁と前記プリ
ント基板の前記突出部分とにより規定される空間
に、前記第1の金属薄板に密着するように搭載さ
れ、ネジ止め用の透孔が設けられたパワーICと、
前記第1の金属薄板上の該パワーICの透孔に対
向する部分に設けられたタツプ加工部と、前記第
2の金属薄板の側壁の該タツプ加工部に対向する
部分に設けられたドライバ挿通用の穴とからなる
ことを特徴とするものである。
〔作用〕
第1の金属薄板は略角筒状に折曲されて基板を
収納することで筐体として機能するとともに、パ
ワーICが密着することにより放熱板として機能
する。
また、第2の金属薄板は第1の金属薄板に密着
して結合されることでパワーICから第1の金属
薄板に流出する熱を放熱する放熱板としての働き
を持つ。
更に、パワーICが搭載された部分を略角筒状
に折曲された第1の金属薄板の外側に突出させる
ことでパワーICの放熱効果を更に向上する。
また、パワーICを略角筒状に折曲された第1
の金属薄板の外側に突出させた部分に設けるとと
もに第1の金属薄板上の該パワーICの透孔に対
向する部分にタツプ加工部を設け、第2の金属薄
板の側壁にはタツプ加工部に対向する部分にドラ
イバ挿通用の穴を設けることにより、パワーIC
の固定のための特別なホルダがなくても、外側か
らの作業によりパワーICをネジ止めにより固定
できる。
尚、パワーICから発生する熱は瞬間的に放熱
するものではなく使用者がパワーICに触れると
危検であるため、第2の金属薄板を第1の金属薄
板側に折曲して、前記第1の金属薄板と第2の金
属薄板の側壁と前記プリント基板の前記所定部分
とにより規定される空間を形成し該空間内にパワ
ーICを配置することで、使用者がパワーICに直
接触れにくくしている。
〔実施例〕
以下、図面を参照しながら本考案の実施例を説
明する。
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す図
で、第1図は放熱装置単体の斜視図、第2図はプ
リント基板を組込んだ正面図、第3図はパワー
IC取付部の部分拡大図である。第1図の放熱装
置は2枚の金属薄板3,3′(例えばアルミ素材)
を用い、外側の薄板3をコの字状に、また内側の
薄板3′を角筒状に折曲して両者の間をスポツト
溶接またはかしめ加工により結合したものであ
る。4はその結合点である。プリント基板5は内
側の薄板3′の一部に切欠き(第3図の33)を
設けてそこに係合させる。そして、パワーIC6
は薄板3′の外面に密着させて取付ける。
第3図はこの部分を詳細に示している。パワー
IC6は第6図で説明したタイプで、タブ62に
は透孔63が設けてある。そして、内側の薄板
3′にはタツプ加工が施こしてあり、そのタツプ
加工部32とタブ62の透孔63の位置が一致す
るように端子61をプリント基板5に半田付け
し、ネジ2をタツプ加工部32に螺合させること
によりパワーIC6を薄板3′に密着、固定する。
このネジ止めも矢印A方向から行うので、外側の
薄板3にはドライバ挿通用の穴31を設けてお
く。従つて、本実施例ではICホルダを要するこ
となくパワーICをネジ止めできるのであるが、
更に内側の薄板3′と外側の薄板3との間の空間
Cが外側の薄板3により外部から見えにくいとい
う点に着目してパワーIC6を薄板3′の外側に配
し、その外側からの作業のみで固定できるよう構
成しており、パワーIC6の取付け作業性を向上
させるようにもしている。しかしながら、斯かる
構成では第3図の下方から見るとパワーIC6及
びプリント基板5が見えるため外観上好ましくな
い。第4図はこの問題を考慮に入れた実施例であ
り、第5図は第4図においてB−B′方向から見
た断面図である。
本実施例ではパワーIC6の取付け位置に対応
して薄板3′の一部を切起こし(第4図、第5図
の3″)、この切起こし部3″によりパワーIC6及
びプリント基板5を外部から遮閉する。この場
合、切起こし部3″により薄板3′にすき間Dが生
じることになるが、このすき間Dは薄板3′内で
生じた熱を逃がす役目も果す。プリント基板5の
取付けは切欠部33及びネジ2,2により行われ
るため、取付強度に問題はない。従つて、この実
施例では第3図の下方から見た場合でもパワー
IC及びプリント基板は見えにくくなるため外観
上の問題はなくなる。
〔考案の効果〕 上述した本考案の放熱装置には次の利点があ
る。(1)専用のICホルダが不要になると共に、放
熱板と筐体とを兼用しているため、部品点数が減
り安価になる。(2)パワーICが搭載された部分が
略角筒状に折曲された第1の金属薄板の外側に突
出しており、パワーICの放熱は更に向上する。
尚、パワーICは第1、第2の金属薄板及び基板
によつて使用者が直接触れられない位置に配置さ
れるため、発熱したパワーICに使用者が直接触
れて怪我することはない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案の一実施例を示す構成
図、第4図および第5図は本考案の他の実施例を
示す構成図、第6図および第7図は従来の放熱装
置の構成図である。 図中、2はネジ、3,3′は金属薄板、4は結
合点、6はパワーIC、32はタツプ加工部であ
る。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ほぼ角筒状に折曲された第1の金属薄板と、 該第1の金属薄板の平坦部に密着して結合さ
    れ、該第1の金属薄板側に折曲された側壁を有す
    る第2の金属薄板と、 前記第1の金属薄板により形成された角筒内に
    収納され、一部が前記第1の金属薄板と第2の金
    属薄板の側壁との間に突出したプリント基板と、 該プリント基板の突出部分上で且つ、前記第1
    の金属薄板と第2の金属薄板の側壁と前記プリン
    ト基板の前記突出部分とにより規定される空間
    に、前記第1の金属薄板に密着するように搭載さ
    れ、ネジ止め用の透孔が設けられたパワーICと、 前記第1の金属薄板上の該パワーICの透孔に
    対向する部分に設けられたタツプ加工部と、 前記第2の金属薄板の側壁の該タツプ加工部に
    対向する部分に設けられたドライバ挿通用の穴と
    からなることを特徴とするパワーICの放熱装置。
JP12389884U 1984-08-13 1984-08-13 パワ−icの放熱装置 Granted JPS6139954U (ja)

Priority Applications (1)

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JP12389884U JPS6139954U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 パワ−icの放熱装置

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JP12389884U JPS6139954U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 パワ−icの放熱装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6139954U JPS6139954U (ja) 1986-03-13
JPH0142357Y2 true JPH0142357Y2 (ja) 1989-12-12

Family

ID=30682630

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12389884U Granted JPS6139954U (ja) 1984-08-13 1984-08-13 パワ−icの放熱装置

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0316314Y2 (ja) * 1985-10-12 1991-04-08

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5159567U (ja) * 1974-11-01 1976-05-11

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Publication number Publication date
JPS6139954U (ja) 1986-03-13

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