JPH0138929Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0138929Y2 JPH0138929Y2 JP12430683U JP12430683U JPH0138929Y2 JP H0138929 Y2 JPH0138929 Y2 JP H0138929Y2 JP 12430683 U JP12430683 U JP 12430683U JP 12430683 U JP12430683 U JP 12430683U JP H0138929 Y2 JPH0138929 Y2 JP H0138929Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin case
- bracket
- brackets
- fitting
- mounting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 34
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 34
- 230000001788 irregular Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000013011 mating Effects 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えばタイムコントロールユニツト
等の電子回路を収容する樹脂ケースを自動車の車
体に取付ける、樹脂製ケースの取付装置に関する
ものである。
等の電子回路を収容する樹脂ケースを自動車の車
体に取付ける、樹脂製ケースの取付装置に関する
ものである。
従来のこの種の樹脂製ケースの取付装置として
は、例えば第１図に示すようなものがある。即ち
この樹脂製ケース１内には、自動車のワイパーの
駆動等制御するタイムコントロールユニツト（図
示せず）が収容されており、この樹脂製ケース１
は多くの場合、車室内のインストルメントパネル
下方に、ブラケツト２を介して車体３′に取付け
られるようになつている。
は、例えば第１図に示すようなものがある。即ち
この樹脂製ケース１内には、自動車のワイパーの
駆動等制御するタイムコントロールユニツト（図
示せず）が収容されており、この樹脂製ケース１
は多くの場合、車室内のインストルメントパネル
下方に、ブラケツト２を介して車体３′に取付け
られるようになつている。
この場合、車種が異つても、樹脂ケース１とし
ては、共通のものが使用されているが、その樹脂
ケース１の取付位置、取付方向は取付スペースの
関係で車種によつて異つている。そこで従来で
は、樹脂製ケース１の取付位置及び取付方向に応
じて、取付ブラケツト２，２′を制作し、これら
のブラケツト２，２′を、樹脂製ケース１の側面
に予め形成せしめてある嵌合枠４に嵌着せしめた
後、このブラケツト２を、取付ねじ５によつて車
体３に固着している。
ては、共通のものが使用されているが、その樹脂
ケース１の取付位置、取付方向は取付スペースの
関係で車種によつて異つている。そこで従来で
は、樹脂製ケース１の取付位置及び取付方向に応
じて、取付ブラケツト２，２′を制作し、これら
のブラケツト２，２′を、樹脂製ケース１の側面
に予め形成せしめてある嵌合枠４に嵌着せしめた
後、このブラケツト２を、取付ねじ５によつて車
体３に固着している。
しかし上記のブラケツト２，２′と樹脂製ケー
ス１の固定手段としては、ブラケツト２，２′に
予め穿設した透孔６内に、樹脂製ケース１の側面
に突設せしめた突起７と嵌合せしめる構造となつ
ているので、各ブラケツト２、及び２′に設けた
透孔６と樹脂製ケース１に設けた各突起７とは同
一位置に設けられた同形状のものであるために、
樹脂製ケース１の、ブラケツト２を取付けるべき
位置に、ブラケツト２′を誤つて取付けてしまい、
これが原因で樹脂製ケース１が車体３に組付けら
れなくなるという問題点があつた。
ス１の固定手段としては、ブラケツト２，２′に
予め穿設した透孔６内に、樹脂製ケース１の側面
に突設せしめた突起７と嵌合せしめる構造となつ
ているので、各ブラケツト２、及び２′に設けた
透孔６と樹脂製ケース１に設けた各突起７とは同
一位置に設けられた同形状のものであるために、
樹脂製ケース１の、ブラケツト２を取付けるべき
位置に、ブラケツト２′を誤つて取付けてしまい、
これが原因で樹脂製ケース１が車体３に組付けら
れなくなるという問題点があつた。
本考案はこのような従来の問題点に着目してな
されたもので、樹脂製ケース１の各側面に嵌着す
べき夫々の異形のブラケツト２を、その樹脂製ケ
ース側面の適正位置に嵌着させることができるよ
うにした樹脂製ケースの取付装置に関するもので
ある。
されたもので、樹脂製ケース１の各側面に嵌着す
べき夫々の異形のブラケツト２を、その樹脂製ケ
ース側面の適正位置に嵌着させることができるよ
うにした樹脂製ケースの取付装置に関するもので
ある。
以下に本考案を第２図に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。
詳細に説明する。
１１は、図示しないタイムコントロールユニツ
トを内装した樹脂製ケースであつて、この樹脂製
ケース１１の各側面には、ブラケツト嵌合用の嵌
合枠１２及び１２′が樹脂製ケース１１と一体に
形成されている。１３は底辺１３ａと起立辺１３
ｂとからなる略Ｌ字状のブラケツトであり、１
３′は底辺１３′ａと起立辺１３′ｂとからなる略
Ｌ字状のブラケツトである。そして上記ブラケツ
ト１３の底辺１３ａには、車体との取付孔１３ｃ
が形成され、またその起立辺１３ｂには、三角形
状の係止孔１３ｄが形成されている。同様にして
ブラケツト１３′の底辺１３′ａには、車体との取
付孔１３′ｃが形成されまたその起立辺１３′ｂに
は半月形状の係止孔１３′ｄが穿設されている。
なお１４はブラケツト１３に設けた係止孔１３ｄ
内に嵌合されるように樹脂製ケース１１の側面、
即ち双方の嵌合枠１２，１２間に突設されている
三角形状突起、１５はブラケツト１３′に設けた
係止孔１３′ｄ内に嵌合されるように樹脂製ケー
ス１１の側面に設けた双方の嵌合枠１２′，１
２′間に突設せしめた半月形状の突起である。
トを内装した樹脂製ケースであつて、この樹脂製
ケース１１の各側面には、ブラケツト嵌合用の嵌
合枠１２及び１２′が樹脂製ケース１１と一体に
形成されている。１３は底辺１３ａと起立辺１３
ｂとからなる略Ｌ字状のブラケツトであり、１
３′は底辺１３′ａと起立辺１３′ｂとからなる略
Ｌ字状のブラケツトである。そして上記ブラケツ
ト１３の底辺１３ａには、車体との取付孔１３ｃ
が形成され、またその起立辺１３ｂには、三角形
状の係止孔１３ｄが形成されている。同様にして
ブラケツト１３′の底辺１３′ａには、車体との取
付孔１３′ｃが形成されまたその起立辺１３′ｂに
は半月形状の係止孔１３′ｄが穿設されている。
なお１４はブラケツト１３に設けた係止孔１３ｄ
内に嵌合されるように樹脂製ケース１１の側面、
即ち双方の嵌合枠１２，１２間に突設されている
三角形状突起、１５はブラケツト１３′に設けた
係止孔１３′ｄ内に嵌合されるように樹脂製ケー
ス１１の側面に設けた双方の嵌合枠１２′，１
２′間に突設せしめた半月形状の突起である。
このように本実施例においては、樹脂製ケース
１１の側面に設けた突起１４，１５は、各側面毎
に異形形状に設定し、さらに樹脂製ケース１１の
側面に嵌着すべき各々ブラケツトには、上記突起
１４及び１５に対応する形状の透孔１３ｄ及び１
３′ｄを形成したものであるから、ブラケツト１
３又は１３′の取付けるべき位置が限定されてお
り、これによつて例えばブラケツト１３を嵌合枠
１２′に嵌着すること、あるいはブラケツト１
３′を嵌合枠１２に嵌着することができなくなる。
従つて樹脂製ケースの各側面には予め設定された
ブラケツトでなければ嵌合できないことから、ブ
ラケツトの誤つた取付けが解消できるものであ
る。なお、本実施例では、樹脂製ケース１１の二
側面にブラケツト１３，１３′を取付けることに
ついて述べたがこれに限るものではなく、ケース
１１の四側面にブラケツトを取付ける場合は各突
起と、各透孔の形状を夫々異形に設定すればよ
い。
１１の側面に設けた突起１４，１５は、各側面毎
に異形形状に設定し、さらに樹脂製ケース１１の
側面に嵌着すべき各々ブラケツトには、上記突起
１４及び１５に対応する形状の透孔１３ｄ及び１
３′ｄを形成したものであるから、ブラケツト１
３又は１３′の取付けるべき位置が限定されてお
り、これによつて例えばブラケツト１３を嵌合枠
１２′に嵌着すること、あるいはブラケツト１
３′を嵌合枠１２に嵌着することができなくなる。
従つて樹脂製ケースの各側面には予め設定された
ブラケツトでなければ嵌合できないことから、ブ
ラケツトの誤つた取付けが解消できるものであ
る。なお、本実施例では、樹脂製ケース１１の二
側面にブラケツト１３，１３′を取付けることに
ついて述べたがこれに限るものではなく、ケース
１１の四側面にブラケツトを取付ける場合は各突
起と、各透孔の形状を夫々異形に設定すればよ
い。
以上のように本考案は、方形をした樹脂ケース
１１の少なくとも二側面に対の嵌合枠１２，１２
及び１２′，１２′を夫々設けるとともに、これら
の対の嵌合枠相互間に位置させて、前記側壁毎に
異る形状をした突起１４，１５を上記夫々の側面
に設け、前記嵌合枠１２，１２及び１２′，１
２′に嵌合するブラケツト１３及び１３′に、上記
突起１４，１５のいずれか一つが嵌入される透孔
１３ｄ及び１３′ｄを設けたことを特徴とする樹
脂製ケースの取付装置であるから、これによれ
ば、樹脂製ケースの各側面に取付けられるブラケ
ツトが上記の異形突起と透孔の形状によつて限定
されることから、ブラケツトの嵌合ミスによる樹
脂製ケースの取付不能を解消することができる効
果がある。
１１の少なくとも二側面に対の嵌合枠１２，１２
及び１２′，１２′を夫々設けるとともに、これら
の対の嵌合枠相互間に位置させて、前記側壁毎に
異る形状をした突起１４，１５を上記夫々の側面
に設け、前記嵌合枠１２，１２及び１２′，１
２′に嵌合するブラケツト１３及び１３′に、上記
突起１４，１５のいずれか一つが嵌入される透孔
１３ｄ及び１３′ｄを設けたことを特徴とする樹
脂製ケースの取付装置であるから、これによれ
ば、樹脂製ケースの各側面に取付けられるブラケ
ツトが上記の異形突起と透孔の形状によつて限定
されることから、ブラケツトの嵌合ミスによる樹
脂製ケースの取付不能を解消することができる効
果がある。
第１図は、従来の樹脂製ケース取付装置の説明
図、第２図は本考案よりなる樹脂製ケース取付装
置の実施例を示した説明図である。 １１……樹脂製ケース、１２，１２′……嵌合
枠、１３，１３′……ブラケツト、１３ａ，１
３′ａ……底辺、１３ｂ，１３′ｂ……起立辺、１
３ｃ，１３′ｃ……取付孔、１３ｄ，１３′ｄ……
係止孔、１４，１５……突起。
図、第２図は本考案よりなる樹脂製ケース取付装
置の実施例を示した説明図である。 １１……樹脂製ケース、１２，１２′……嵌合
枠、１３，１３′……ブラケツト、１３ａ，１
３′ａ……底辺、１３ｂ，１３′ｂ……起立辺、１
３ｃ，１３′ｃ……取付孔、１３ｄ，１３′ｄ……
係止孔、１４，１５……突起。
Claims (1)
- 方形をした樹脂ケース１１の少なくとも二側面
に対の嵌合枠１２，１２及び１２′，１２′を夫々
設けるとともに、これらの対の嵌合枠相互間に位
置させて、前記側壁毎に異る形状をした突起１
４，１５を上記夫々の側面に設け、前記嵌合枠１
２，１２及び１２′，１２′に嵌合するブラケツト
１３及び１３′に、上記突起１４，１５のいずれ
か一つが嵌入される透孔１３ｄ及び１３′ｄを設
けたことを特徴とする樹脂製ケースの取付装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12430683U JPS6033475U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 樹脂製ケ−スの取付装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12430683U JPS6033475U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 樹脂製ケ−スの取付装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6033475U JPS6033475U (ja) | 1985-03-07 |
| JPH0138929Y2 true JPH0138929Y2 (ja) | 1989-11-21 |
Family
ID=30283416
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12430683U Granted JPS6033475U (ja) | 1983-08-10 | 1983-08-10 | 樹脂製ケ−スの取付装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6033475U (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4572895B2 (ja) * | 2006-12-20 | 2010-11-04 | 市光工業株式会社 | 車両用ルームランプ |
| JP5322724B2 (ja) * | 2009-03-26 | 2013-10-23 | 本田技研工業株式会社 | 電装部品収納ケース |
-
1983
- 1983-08-10 JP JP12430683U patent/JPS6033475U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6033475U (ja) | 1985-03-07 |
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