JP5322724B2 - 電装部品収納ケース - Google Patents

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本発明は、電装部品収納ケースに係り、特に、各種の電装部品を車体に取り付ける際に好適な電装部品収納ケースに関する。
従来から、電子基板やリレー等の電装部品を車両の車体に取り付けるための電装品収納ケースが知られている。このような電装品収納ケースには、防水および防振性が要求される。
特許文献1には、車体下方側に開口部を有すると共に、その内壁面に電子基板の側端面が係合するガイドレールが形成された箱状ケースからなる、自動車用の電装部品収納ケースが開示されている。この電装部品収納ケースは、前記ガイドレールに沿って箱状ケースの下方から電子基板を挿入し、箱状ケースの車体取付面から下方に延設されたスカート部に電子基板の配線をコードバンドで固定したうえで、箱状ケースの上部に一体形成された取付ステーを用いて、車体側に取り付ける構成とされている。
実開昭64−29875号公報
しかしながら、特許文献1に記載された電装部品収納ケースでは、配線コードを固定するためのコードバンドや車体に取り付けるための締結部材が必要となり、部品点数が多くなるほか、自動車等に比して振動の大きな自動二輪車に適用するためには、依然として防振対策に工夫の余地があるという課題があった。また、この電装部品収納ケースでは、電子基板が確実に箱状ケースに固定されたか否かを目視によって判断することはできなかった。
本発明の目的は、上記従来技術の課題を解決し、高い防水および防振性能を有すると共に部品点数が削減され、さらに電装部品の取付状態を目視で確認できるようにした電装部品収納ケースを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明は、電装部品(70,71)を車体に取り付ける電装部品収納ケース(30)において、前記電装部品収納ケース(30)は弾性部材で形成されており、前記電装部品(70,71)を電装部品収納ケース(30)の所定位置に弾性係合により取り付けた際に、前記電装部品収納ケース(30)の表面に対する位置が変化するように構成された目印部(41)を具備する点に第1の特徴がある。
また、前記電装部品収納ケースは、前記電装部品(70,71)を直接保持する保持部材(36)と、車体下方に開口部を有すると共に前記保持部材(36)が収納される箱状ケース部材(31)とからなり、前記保持部材(36)を前記箱状ケース部材(31)の下方から所定位置まで挿入することで、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)に一体に形成された目印部(41)の位置が変化するように構成されている点に第2の特徴がある。
また、前記目印部(41)を、その位置が変化する前の状態に押し戻すことで、前記電装部品(70,71)を前記箱状ケース(31)から取り外すことが可能に構成されている点に第3の特徴がある。
また、前記目印部(41)は、前記電装部品(70,71)が所定位置に取り付けられてない状態では、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)に対して没した位置にあり、前記電装部品(70,71)を所定位置まで押し込むことで、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)より上方に突出する点に第4の特徴がある。
また、前記目印部(41)は、前記電装部品(70,71)が所定位置に取り付けられてない状態では、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)に対して没した位置にあり、前記電装部品(70,71)を所定位置まで押し込むことで、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)と略同一面を構成する点に第5の特徴がある。
また、前記目印部(41)の周囲は、他の部分に比べて厚みが小さい点に第6の特徴がある。
また、前記箱状ケース部材(31)の内壁面には、前記保持部材(36)が所定位置に収納されると、弾性変形から復元して前記保持部材(36)の移動を妨げる係合突起(83)が設けられている点に第7の特徴がある。
さらに、前記箱状ケース部材(31)には、車体上下方向に指向するスリット(33)が形成されており、前記電装部品収納ケース(30)は、前記車体に固定された薄板状の取付ステー(94)を前記スリット(33)の下方から挿入することで、前記車体に固定される点に第8の特徴がある。
第1の特徴によれば、電装部品を電装部品収納ケースの所定位置に弾性係合により取り付けられるので、コードバンドなどの締結部材が不要となり部品点数が少なく、安価・軽量・コンパクトに形成でき、さらに、収納部ケース自体が弾性体であるため、高い防振効果を得ることができる。さらに、目印部を変形させる構造を容易に得ることが可能となる。また、電装部品収納ケースの表面に対する位置が変化するように構成された目印部を具備することで、電装部品が所定の位置に取り付けられたか否かを、目印部の位置の変化によって確認することが可能となる。これにより、締結部材が不要なことと相まって、一層、組立作業の効率を高めることができる。
第2の特徴によれば、電装部品収納ケースは、電装部品を直接保持する保持部材と、車体下方に開口部を有すると共に保持部材が収納される箱状ケース部材とからなり、保持部材を箱状ケース部材の下方から所定位置まで挿入することで、箱状ケース部材の上面部に一体に形成された目印部の位置が変化するように構成されているので、保持部材と収納ケースとの間隙を小さくすることで、双方の弾性を利用して電装部品の取り付けを確実に行うことが可能となる。また、箱状ケース部材を共用し、保持部材側の電装部品挿入孔の形状を変更するのみで、種々の電装部品を収納することが可能となる。
第3の特徴によれば、目印部を、その位置が変化する前の状態に押し戻すことで、電装部品を箱状ケースから取り外すことが可能に構成されているので、工具等を用いることなく、電装部品を箱状ケースから取り外すことが可能となる。
第4の特徴によれば、目印部は、電装部品が所定位置に取り付けられてない状態では、箱状ケース部材の上面部に対して没した位置にあり、電装部品を所定位置まで押し込むことで、箱状ケース部材の上面部より上方に突出するので、電装部品が所定位置に取り付けられたことを目視で確認することが容易となる。
第5の特徴によれば、目印部は、電装部品が所定位置に取り付けられてない状態では、箱状ケース部材の上面部に対して没した位置にあり、電装部品を所定位置まで押し込むことで、箱状ケース部材の上面部と略同一面を構成するので、電装部品を所定位置に取り付けた際でも、箱状ケース部材の表面から突出する部分がなく、他の部品等との干渉や引っかかり等を防止することができる。
第6の特徴によれば、目印部の周囲は他の部分に比べて厚みが小さいので、目印部の位置を変化させる構造を容易に得ることができる。また、目印部の位置を変えるために必要な押し込み力を低減することができる。
第7の特徴によれば、箱状ケース部材の内壁面には、保持部材が所定位置に収納されると、弾性変形から復元して保持部材の移動を妨げる係合突起が設けられているので、電装部品を所定位置に収納した後、電装部品が箱状ケース部材から外れることを確実に防止することが可能となる。
第8の特徴によれば、箱状ケース部材には、車体上下方向に指向するスリットが形成されており、電装部品収納ケースは、車体に固定された薄板状の取付ステーをスリットの下方から挿入することで車体に固定されるので、電装部品収納ケースを車体に取り付けるためのネジ等が不要になり、部品点数を低減することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る電装部品収納ケースを適用した自動二輪車の側面図である。 図1のA−A線断面図である。 図2のA−A線断面図である。 シートフレームの周囲の構成を示す斜視図である。 電装部品収納ケースの斜視図である。 電装部品収納ケースの斜視図である。 電装部品収納ケースの一部断面斜視図である。 電装部品収納ケースの一部断面正面図である。 リレーを所定位置まで押し上げた状態を示す電装部品収納ケースの一部断面斜視図である。 リレーを所定位置まで押し上げた状態を示す電装部品収納ケースの一部断面正面図である。 本発明の第2実施形態に係る電装部品収納ケースの一部断面正面図である。
以下、図面を参照して本発明の好ましい実施の形態について詳細に説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る電装部品収納ケースを適用した自動二輪車1の側面図である。また、図2は図1のA−A線断面図、図3は図1のB−B線断面図である。自動二輪車1は、車体前後方向に延びる1本のメインフレーム(モノバックフレーム)2を有する。メインフレーム2の前端部に設けられたヘッドパイプ3には、不図示のステアリングステムが回動自在に軸支されている。該ステアリングステムには、前輪を回転可能に軸支する左右一対のフロントフォーク4が取り付けられており、前輪WFは、フロントフォーク4の上端部に取り付けられた左右一対のハンドルバー15によって操舵可能とされている。
図2および3を参照して、中空構造とされるメインフレーム2は、プレス鋼板で形成された上側部材2aと下側部材2bとを接合して形成されている。両者の接合は、上側部材のL字型リブ101と下側部材2bの直線型リブ102とを、車体上下方向でスポット溶接することで行われる。この図では、スポット溶接が施された位置をスポット溶接部100として示しており、図1では、同様のスポット溶接部100を×印で示している。
メインフレーム2の前方には、車幅方向中央で下方に延びる前側エンジンハンガ80が取り付けられている。プレス鋼板で形成される前側エンジンハンガ80は、その上縁部80aと下側部材2bとを車幅方向でスポット溶接することでメインフレーム2に接合されている。前側エンジンハンガ80の下端部には、エンジン6を支持するためのエンジンマウント81がボルト等の締結部材によって支持されている。
また、前側エンジンハンガ80の後方には、車幅方向中央で下方に延びる後側エンジンハンガ82が取り付けられている。また、ピボット軸16の周囲で、後側エンジンハンガ82の車幅方向外側には、左右一対のリヤショックユニット支持フレーム83がスポット溶接によって接合されている。リヤショックユニット支持フレーム83は、シートフレーム17の後端部まで延びる形状とされており、前記上側部材2aと接合されることで、シートフレーム17の下面側を構成する。そして、ピボット軸16の周囲で、リヤショックユニット支持フレーム83の車幅方向外側には、車幅方向の最も外側でピボット軸16を支持する左右一対のピボットプレート84が取り付けられている。
メインフレーム2の後方下部には、駆動輪としての後輪WRを回転可能に軸支するスイングアーム12が、ピボット軸16によって揺動自在に軸支されている。スイングアーム12の後部は、シートフレーム17に形成されたリヤショックユニット支持部11aにその上端部が回動自在に支持されたリヤショックユニット11に吊り下げられている。
ピボット軸16の前方かつメインフレーム2の下方には、エンジン6が配設されている。エンジン6の後方には、燃料噴射装置を含むスロットルボディ25が取り付けられ、該スロットルボディ25の後方には、エアクリーナボックス24が接続されている。スロットルボディ25の車幅方向左側には、燃料を濾過する二次燃料フィルタ27が配設されており、エアクリーナボックス24の車幅方向左側には、バッテリ28が配設されている。エンジン6の前方側には、該エンジン6の燃焼ガスを車体後端部に配設されたマフラ14に導く排気管26が取り付けられている。なお、本実施形態に係る自動二輪車1は、ガソリンだけでなくアルコール燃料による走行が可能に構成されており、前記した二次燃料フィルタ27は、主にアルコール燃料を使用する際に生じる不純物の除去に用いられる。
ヘッドパイプ3の前方側には、前照灯21を支持するフロントカウル20が配設されており、前輪WFの上方には、フロントフェンダ29が配設されている。メインフレーム2の上部には、燃料タンク5が配設され、その後方にはシート8が取り付けられている。メインフレーム2と一体に形成されるシートフレーム17の後端部には、シートカウル9、尾灯装置10、リヤフェンダ23が支持されている。
後輪WRの上方で、シートフレーム17の上面には、盗難防止装置19が配設されている。また、シートフレーム17の車幅方向左右には、盗難防止装置19によって駆動される警告用ホーン90、エンジン制御装置としてのECU18、そして、本発明の一実施形態に係る電装部品収納ケース30が配設されている。
図4は、シートフレーム17の周囲の構成を示す斜視図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。前記したように、シートフレーム17は、略方形のパイプ状とされており、その上面部に、取付バンド92を介して盗難防止装置19が固定されている。ECU18は、シートフレーム17の車幅方向左側に取り付けられた取付ステー93によって支持されている。シートフレーム17の車幅方向右側には、前記警告用ホーン90と、取付ステー94によって支持される電装部品収納ケース30が配設されている。なお、上記したように、シートフレーム17の側方および上面に各種補機類を振り分け配置することによって、車体左右方向の重量バランスの最適化が図られている。
図5および図6は、本発明の一実施形態に係る電装部品収納ケース30の斜視図である。電装部品収納ケース30の箱状ケース部材31は、ゴム等の弾性材料による一体成型部品とされる。箱状ケース部材31は、その下部に開口部を有する箱状とされており、箱状ケース部材31の下側半分は、上側半分より開口面積の大きいスカート部32とされている。スカート部32の下端部の四隅には、電装部品を取り付ける際の変形による亀裂等を防ぐための応力分散孔34が形成されている。
箱状ケース部材31の車体取付側の面には、車体上下方向に指向するスリット33が形成されており、このスリット33の下方から前記取付ステー94の上端部94aを挿入することで、電装部品収納ケース30が車体に支持されることとなる。なお、取付ステー94には、複数の肉抜き孔94bが形成されている。そして、図5,6に示した、電装部品を収納していない状態においては、箱状ケース部材31の上面部35に、3つの凹部(没部)40,50,60が形成されることとなる。
図7は、電装部品収納ケース30の一部断面斜視図である。また、図8は、電装部品収納ケース30の一部断面正面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。前記凹部40,50,60の底部は、箱状ケース部材31の上面部35と一体形成された目印部41,51,61の上面によって構成される。また、目印部41,51,61の周囲には、それぞれ、薄肉部42,52,62が形成されている。また、薄肉部42,52,62の上部には、目印部41,51,61の径方向内側に張り出すように形成された縁部43,53,63が設けられている。薄肉部42,52,62の下面側の縁には、その変形を容易にして耐久性を高めるための凹部86が形成されている。
本実施形態では、電装部品収納ケース30に対して、リレー70,71が支持されている。リレー71は、下部で連結された二股構造とされており、リレー70,71の下方には、配線73がそれぞれ接続されている。リレー70は、保持部材36の下面に設けられた孔部に挿入保持した後、箱状ケース部材31の下部から上方に向けて押し込まれる。また、リレー71は、保持部材37,38に挿入保持した後、箱状ケース部材31の下部から上方に向けて押し込まれる。保持部材36,37,38は、箱状ケース部材31と同様に弾性部材で形成されている。
図7,8の状態では、リレー70,71が未だ所定位置まで押し上げられておらず、箱状ケース部材31の内壁面に形成された係合突起83,84、仕切板80に形成された係合突起81,82によって、保持部材36,37,38がそのお互いの弾性力によって保持された状態にある。なお、本実施形態では、リレー71が二股構造のため、仕切板85が保持部材37,38に接する位置まで延ばされていないが、保持部材37,38が異なる電装部品をそれぞれ保持する場合は、仕切板80と同様の構造とすることができる。
図9は、リレー70,71を所定位置まで押し上げた状態を示す電装部品収納ケース30の一部断面斜視図である。また、図10は、リレー70,71を所定位置まで押し上げた状態を示す電装部品収納ケース30の一部断面正面図である。前記目印部41,51,61は、リレー70,71を所定位置まで押し上げることによって、箱状ケース部材31の上面部35より上方に突出する。これにより、電装部品の取付作業者は、電装部品収納ケース30の外方から、リレー70,71が所定位置に配設されたことを目視で確認することが可能となる。
また、リレー70,71を所定位置まで押し上げると、前記した係合突起81,82,83,84が元の形状に戻り、保持部材36,37,38の下面側に張り出すことで、保持部材36,37,38が下方に移動することが防止される。また、目印部41,51,61が上方に突出した状態となると、薄肉部42,52,62と縁部43,53,63との間隙が小さくなり、水分や埃等がこの間隙に貯まりにくくなるように構成されている。さらに、目印部41,51,61は、リレー70,71が所定位置に収納されたことを外観させる目印機能に加えて、これを上方から押し下げることにより、リレー70,71を箱状ケース部材31から取り出す取り出しボタンとしても機能するように構成されている。
図11は、本発明の第2実施形態に係る電装部品収納ケース30aの一部断面正面図である。前記と同一符号は、同一または同等部分を示す。この第2実施形態では、箱状ケース部材31aに形成された目印部41a,51a,61aの形状が前記第1実施形態と異なっており、リレー70,71を所定位置に収納した際に、目印部41a,51a,61aの上面が、箱状ケース部材31aの上面部35と略同一面上に位置するように構成されている。このような構成によれば、電装部品を所定位置に取り付けた際でも、目印部41a,51a,61aが箱状ケース部材31aの表面から突出せず、他の部品等との干渉や引っかかり等を防ぐことが可能となる。
上記したように、本発明に係る電装部品収納ケースによれば、電装部品を所定位置に収納した際に、箱状ケース部材の上面部から突出する目印部を設けたので、電装部品が所定の位置に収納されたか否かを、目印部の状態によって確認することが可能となる。また、部品点数が少なく、高い防振および防水性能を有する電装品収納ケースが得られる。
なお、箱状ケース部材、保持部材等の形状や構造、目印部、薄肉部、係合突起等の形状、電装部品収納ケースによって車体に固定される電装部品の形状や種類等は、上記実施形態に限られず、種々の変更が可能である。例えば、目印部は、その上面視で四角形等に形成することもできる。本発明に係る電装品収納ケースは、自動二輪車に限られず、三輪車や四輪車等の各種車両のほか、運転時に振動を発する発電機等の各種機器に適用することが可能である。
1…自動二輪車、2…メインフレーム、17…シートフレーム、30…電装部品収納ケース、31…箱状ケース部材、33…スリット、35…上面部、36,37,38…保持部材、40,50,60…凹部、41,51,61…目印部、42,52,62…薄肉部、43,53,63…カバー部、70,71…リレー(電装部品)、81,82,83,84…係合突起

Claims (8)

  1. 電装部品(70,71)を車体に取り付ける電装部品収納ケース(30)において、
    前記電装部品収納ケース(30)は弾性部材で形成されており、
    前記電装部品(70,71)を電装部品収納ケース(30)の所定位置に弾性係合により取り付けた際に、前記電装部品収納ケース(30)の表面に対する位置が変化するように構成された目印部(41,41a)を具備することを特徴とする電装部品収納ケース。
  2. 前記電装部品収納ケース(30)は、前記電装部品(70,71)を直接保持する保持部材(36)と、車体下方に開口部を有すると共に前記保持部材(36)が収納される箱状ケース部材(31,31a)とからなり、
    前記保持部材(36)を前記箱状ケース部材(31,31a)の下方から所定位置まで挿入することで、前記箱状ケース部材(31,31a)の上面部(35)に一体に形成された前記目印部(41,41a)の位置が変化するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の電装部品収納ケース。
  3. 前記目印部(41,41a)を、その位置が変化する前の状態に押し戻すことで、前記電装部品(70,71)を前記箱状ケース部材(31,31a)から取り外すことが可能に構成されていることを特徴とする請求項に記載の電装部品収納ケース。
  4. 前記目印部(41)は、前記電装部品(70,71)が所定位置に取り付けられてない状態では、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)に対して没した位置にあり、前記電装部品(70,71)を所定位置まで押し込むことで、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)より上方に突出することを特徴とする請求項2または3に記載の電装部品収納ケース。
  5. 前記目印部(41a)は、前記電装部品(70,71)が所定位置に取り付けられてない状態では、前記箱状ケース部材(31a)の上面部(35)に対して没した位置にあり、前記電装部品(70,71)を所定位置まで押し込むことで、前記箱状ケース部材(31)の上面部(35)と略同一面を構成することを特徴とする請求項2または3に記載の電装部品収納ケース。
  6. 前記目印部(41,41a)の周囲は、他の部分に比べて厚みが小さいことを特徴とする請求項ないし5のいずれかに記載の電装部品収納ケース。
  7. 前記箱状ケース部材(31,31a)の内壁面には、前記保持部材(36)が所定位置に収納されると、弾性変形から復元して前記保持部材(36)の移動を妨げる係合突起(83)が設けられていることを特徴とする請求項2ないし6のいずれかに記載の電装部品収納ケース。
  8. 前記箱状ケース部材(31,31a)には、車体上下方向に指向するスリット(33)が形成されており、
    前記電装部品収納ケース(30)は、前記車体に固定された薄板状の取付ステー(94)を前記スリット(33)の下方から挿入することで、前記車体に固定されることを特徴とする請求項2ないし7のいずれかに記載の電装部品収納ケース。
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