JPH0138342Y2 - - Google Patents
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- JPH0138342Y2 JPH0138342Y2 JP1982140892U JP14089282U JPH0138342Y2 JP H0138342 Y2 JPH0138342 Y2 JP H0138342Y2 JP 1982140892 U JP1982140892 U JP 1982140892U JP 14089282 U JP14089282 U JP 14089282U JP H0138342 Y2 JPH0138342 Y2 JP H0138342Y2
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- JP
- Japan
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- plate
- wave spring
- friction
- spring
- friction plate
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F15/00—Suppression of vibrations in systems; Means or arrangements for avoiding or reducing out-of-balance forces, e.g. due to motion
- F16F15/10—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system
- F16F15/12—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon
- F16F15/129—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means
- F16F15/1292—Suppression of vibrations in rotating systems by making use of members moving with the system using elastic members or friction-damping members, e.g. between a rotating shaft and a gyratory mass mounted thereon characterised by friction-damping means characterised by arrangements for axially clamping or positioning or otherwise influencing the frictional plates
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F2230/00—Purpose; Design features
- F16F2230/0052—Physically guiding or influencing
- F16F2230/0064—Physically guiding or influencing using a cam
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Acoustics & Sound (AREA)
- Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Mechanical Operated Clutches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は主として自動車等の摩擦式クラツチに
用いられるクラツチデイスクに好適なダンパーデ
イスクに関するものである。
用いられるクラツチデイスクに好適なダンパーデ
イスクに関するものである。
まず一般的なダンパーデイスクを自動車用クラ
ツチデイスクに採用した場合を第1図に示す。縦
断側面部分略図である第1図において、スプライ
ンハブ1は出力軸(図示せず)に嵌合するスプラ
イン2を内周面に備え、外周面に環状フランジ3
を一体に備えている。フランジ3の両側面内周部
に沿つてヒステリシストルク発生部4,5(摩擦
部材等)が配置され、トルク発生部4,5を挾ん
でフランジ3の両側(前後)には1対の環状サイ
ドプレート6,7(クラツチプレートとリテイニ
ングプレート)が配置してある。フランジ3及び
両プレート6,7の外周寄りの部分にはそれぞれ
複数個の窓孔9,10,11(各1個のみ図示)
がクラツチデイスクの円周方向に間隔を隔てて設
けてある。窓孔9,10,11は出力軸の中心線
と平行な方向(第1図の左右方向)に対向してお
り、各3個1組の窓孔9,10,11には圧縮コ
イルスプリング12(トーシヨンスプリング)が
嵌まつている。各スプリング12はクラツチデイ
スクの円周方向に延びており、フランジ3と両プ
レート6,7はスプリング12により連結されて
いる。両プレート6,7の外周部はストツプピン
8により互に連結されている。一方のプレート6
(クラツチプレート)の外周部にはクツシヨニン
グプレート13の内周部が固定され、プレート1
3の両面には環状のフエーシング14が張り付け
てある。図示されていないプレツシヤプレートに
よりフエーシング14をエンジンのフライホイー
ルに押圧すると、フライホイールからトルクがフ
エーシング14、プレート13、プレート6,
7、スプリング12、フランジ3、ハブ1を介し
て出力軸に伝達される。その場合に伝達トルクに
対応してスプリング12が圧縮され、両サイドプ
レート6,7はフランジ3に対して捩れるので、
トルク発生部4,5に滑りが生じる。その滑りに
より捩りトルク−捩り角特性中にヒステリシスト
ルクが発生し、該ヒステリシストルクによりトル
ク振動が吸収され、動力伝達機構の異常振動や異
音が防止される。
ツチデイスクに採用した場合を第1図に示す。縦
断側面部分略図である第1図において、スプライ
ンハブ1は出力軸(図示せず)に嵌合するスプラ
イン2を内周面に備え、外周面に環状フランジ3
を一体に備えている。フランジ3の両側面内周部
に沿つてヒステリシストルク発生部4,5(摩擦
部材等)が配置され、トルク発生部4,5を挾ん
でフランジ3の両側(前後)には1対の環状サイ
ドプレート6,7(クラツチプレートとリテイニ
ングプレート)が配置してある。フランジ3及び
両プレート6,7の外周寄りの部分にはそれぞれ
複数個の窓孔9,10,11(各1個のみ図示)
がクラツチデイスクの円周方向に間隔を隔てて設
けてある。窓孔9,10,11は出力軸の中心線
と平行な方向(第1図の左右方向)に対向してお
り、各3個1組の窓孔9,10,11には圧縮コ
イルスプリング12(トーシヨンスプリング)が
嵌まつている。各スプリング12はクラツチデイ
スクの円周方向に延びており、フランジ3と両プ
レート6,7はスプリング12により連結されて
いる。両プレート6,7の外周部はストツプピン
8により互に連結されている。一方のプレート6
(クラツチプレート)の外周部にはクツシヨニン
グプレート13の内周部が固定され、プレート1
3の両面には環状のフエーシング14が張り付け
てある。図示されていないプレツシヤプレートに
よりフエーシング14をエンジンのフライホイー
ルに押圧すると、フライホイールからトルクがフ
エーシング14、プレート13、プレート6,
7、スプリング12、フランジ3、ハブ1を介し
て出力軸に伝達される。その場合に伝達トルクに
対応してスプリング12が圧縮され、両サイドプ
レート6,7はフランジ3に対して捩れるので、
トルク発生部4,5に滑りが生じる。その滑りに
より捩りトルク−捩り角特性中にヒステリシスト
ルクが発生し、該ヒステリシストルクによりトル
ク振動が吸収され、動力伝達機構の異常振動や異
音が防止される。
通常ヒステリシストルク発生部4,5として
は、アスベスト等の摩擦部材よりなるフリクシヨ
ンワツシヤを単にコーンスプリングにより環状フ
ランジ3に圧接させる構成が採用されているが、
そのような構成では、デイスクの捩り角変化に対
し発生するヒステリシストルクの値は常に一定と
なるため、ヒステリシストルクの値を大きく設定
すれば捩りトルクが小さい時にクラツチが良好に
捩れなくなり、一方ヒステリシストルクの値を小
さく設定すれば捩りトルクが大きい時に充分な振
動エネルギー吸収効果を得ることができなくな
る。
は、アスベスト等の摩擦部材よりなるフリクシヨ
ンワツシヤを単にコーンスプリングにより環状フ
ランジ3に圧接させる構成が採用されているが、
そのような構成では、デイスクの捩り角変化に対
し発生するヒステリシストルクの値は常に一定と
なるため、ヒステリシストルクの値を大きく設定
すれば捩りトルクが小さい時にクラツチが良好に
捩れなくなり、一方ヒステリシストルクの値を小
さく設定すれば捩りトルクが大きい時に充分な振
動エネルギー吸収効果を得ることができなくな
る。
そこで捩りトルクの大小に対応して適量のヒス
テリシストルクを得、常に良好な振動エネルギー
吸収効果を有するようにしたクラツチの改良が既
に知られている(特公昭44−31004号、特公昭45
−14604号等)。それらの基本的構成を第2図に示
す。第2図は第1図の−断面部分図に相当す
る。ヒステリシストルク発生部5として、2枚の
円板15,16及びフリクシヨンプレート17が
重ねられており、円板15,16の互いに対向す
る面の円周方向(矢印X1方向)複数箇所には
夫々凹部18,19が形成されている。一方の凹
部18は中央より円周方向に次第に浅くなる形
状、他方の凹部19は凹部18と円周方向の長さ
が略同一で、略一定深さの形状であり、両凹部1
8,19間には金属球20が嵌入している。フラ
ンジ3に対しサイドプレート7がX1方向どちら
かに捩れた時には、フリクシヨンプレート17が
サイドプレート7と摩擦すると同時に円板16が
連れ回ろうとし、それにより球20が転動して凹
部18の浅い方へ移動することによつて矢印X2
方向の荷重を生じ、プレート17をプレート7に
押し付け、摩擦力を増大させる。X2方向の荷重
はデイスクの捩れが大きいほど大きくなり、プレ
ート17による摩擦力が変化してヒステリシスト
ルクを増大させるようになつている。
テリシストルクを得、常に良好な振動エネルギー
吸収効果を有するようにしたクラツチの改良が既
に知られている(特公昭44−31004号、特公昭45
−14604号等)。それらの基本的構成を第2図に示
す。第2図は第1図の−断面部分図に相当す
る。ヒステリシストルク発生部5として、2枚の
円板15,16及びフリクシヨンプレート17が
重ねられており、円板15,16の互いに対向す
る面の円周方向(矢印X1方向)複数箇所には
夫々凹部18,19が形成されている。一方の凹
部18は中央より円周方向に次第に浅くなる形
状、他方の凹部19は凹部18と円周方向の長さ
が略同一で、略一定深さの形状であり、両凹部1
8,19間には金属球20が嵌入している。フラ
ンジ3に対しサイドプレート7がX1方向どちら
かに捩れた時には、フリクシヨンプレート17が
サイドプレート7と摩擦すると同時に円板16が
連れ回ろうとし、それにより球20が転動して凹
部18の浅い方へ移動することによつて矢印X2
方向の荷重を生じ、プレート17をプレート7に
押し付け、摩擦力を増大させる。X2方向の荷重
はデイスクの捩れが大きいほど大きくなり、プレ
ート17による摩擦力が変化してヒステリシスト
ルクを増大させるようになつている。
ところが上記従来の構成では、球20の円板1
5,16との接触面積が極めて小さいため摩耗し
やすく耐久性に欠ける不具合がある。又フリクシ
ヨンプレート17のサイドプレート7に対する
X2方向の初期荷重が充分でないと円板16が連
れ回らなくなる不具合が生じ、あまり小さなヒス
テリシストルクを得ることができず、又球20近
傍の摩耗等によつてプレート17の初期荷重が短
期間に不充分となつてしまう不具合もある。
5,16との接触面積が極めて小さいため摩耗し
やすく耐久性に欠ける不具合がある。又フリクシ
ヨンプレート17のサイドプレート7に対する
X2方向の初期荷重が充分でないと円板16が連
れ回らなくなる不具合が生じ、あまり小さなヒス
テリシストルクを得ることができず、又球20近
傍の摩耗等によつてプレート17の初期荷重が短
期間に不充分となつてしまう不具合もある。
本考案は上記不具合に鑑み、捩りトルクの大小
に対応して適量のヒステリシストルクを得、常に
良好な振動エネルギー吸収効果を有し、しかも耐
久性に富み、作動も確実なダンパーデイスクを提
供することを目的としており、摩擦部材として環
状フランジと両サイドプレート間のどちらか一方
又は双方にフリクシヨンプレートとウエーブスプ
リングとを重ねて介在させ、少なくとも一方のサ
イドプレートと環状フランジ間に、摩擦部材とし
てフリクシヨンプレートとウエーブスプリングと
を重ねて介在させ、フリクシヨンプレート及びウ
エーブスプリングにそれぞれ突起を形成し、フリ
クシヨンプレートの突起を環状フランジあるいは
サイドプレートの内一方の部材に係合することに
より該一方の部材に対してフリクシヨンプレート
を回り止めし、ウエーブスプリングの突起を環状
フランジあるいはサイドプレートの内他方の部材
に係合することにより該他方の部材に対してウエ
ーブスプリングを回り止めし、フリクシヨンプレ
ートのウエーブスプリングに対する合せ面をウエ
ーブスプリングに対応する波状面としたことを特
徴としている。
に対応して適量のヒステリシストルクを得、常に
良好な振動エネルギー吸収効果を有し、しかも耐
久性に富み、作動も確実なダンパーデイスクを提
供することを目的としており、摩擦部材として環
状フランジと両サイドプレート間のどちらか一方
又は双方にフリクシヨンプレートとウエーブスプ
リングとを重ねて介在させ、少なくとも一方のサ
イドプレートと環状フランジ間に、摩擦部材とし
てフリクシヨンプレートとウエーブスプリングと
を重ねて介在させ、フリクシヨンプレート及びウ
エーブスプリングにそれぞれ突起を形成し、フリ
クシヨンプレートの突起を環状フランジあるいは
サイドプレートの内一方の部材に係合することに
より該一方の部材に対してフリクシヨンプレート
を回り止めし、ウエーブスプリングの突起を環状
フランジあるいはサイドプレートの内他方の部材
に係合することにより該他方の部材に対してウエ
ーブスプリングを回り止めし、フリクシヨンプレ
ートのウエーブスプリングに対する合せ面をウエ
ーブスプリングに対応する波状面としたことを特
徴としている。
本考案によるダンパーデイスクの縦断側面部分
図である第3図において、ハブ21は出力軸(図
示せず)に嵌合する内歯スプライン22を備え、
外周面に環状フランジ23を一体に備えている。
フランジ23の両側(後側と前側)には1対の環
状サイドプレート24,25が略平行に配置さ
れ、両プレート24,25の内周部はハブ21の
外周面に回動自在に嵌合し、外周部が図示しない
ストツプピンによつて一体的に結合されている。
フランジ23及び両プレート24,25の外周寄
りの部分には、それぞれ複数個の窓孔26,2
7,28(各1個のみ図示)がダンパーデイスク
の円周方向に等間隔を隔てて設けてあり、各3個
1組の窓孔26,27,28には圧縮コイルスプ
リング29(トーシヨンスプリング)が嵌入して
いる。以上の構成は第1図と略同様である。更に
第3図では、フランジ23と両サイドプレート2
4,25間の摩擦部材30として、プレート24
側にはアスベスト等よりなる従来の円板状のフリ
クシヨンプレート31が挿入されており、プレー
ト25側にはプレー25よりコーンスプリング3
2、フリクシヨンプレート33、ウエーブスプリ
ング34が順に配置されている。コーンスプリン
グ32は例えば中空円錐台形のSK鋼よりなり、
外周端がサイドプレート25に、又内周端がフリ
クシヨンプレート33に圧接して、プレート33
をフランジ23側に付勢している。フリクシヨン
プレート33は例えばSPHC鋼等の環状板よりな
り、内周端部よりサイドプレート25側に突出す
る数個の突起35を有している。各突起35は
夫々サイドプレート25の内周端部に設けられた
切欠36に嵌合することにより、プレート25に
対して回止めが施されている。ウエーブスプリン
グ34は、外周端に形成された舌部37が窓孔2
6の内周部に係止されることにより、フランジ2
3に対して回止めが施されている。更に第4図に
示すように、フリクシヨンプレート33のウエー
ブスプリング34側の合せ面33aが、スプリン
グ34に対応する液状面になつている。
図である第3図において、ハブ21は出力軸(図
示せず)に嵌合する内歯スプライン22を備え、
外周面に環状フランジ23を一体に備えている。
フランジ23の両側(後側と前側)には1対の環
状サイドプレート24,25が略平行に配置さ
れ、両プレート24,25の内周部はハブ21の
外周面に回動自在に嵌合し、外周部が図示しない
ストツプピンによつて一体的に結合されている。
フランジ23及び両プレート24,25の外周寄
りの部分には、それぞれ複数個の窓孔26,2
7,28(各1個のみ図示)がダンパーデイスク
の円周方向に等間隔を隔てて設けてあり、各3個
1組の窓孔26,27,28には圧縮コイルスプ
リング29(トーシヨンスプリング)が嵌入して
いる。以上の構成は第1図と略同様である。更に
第3図では、フランジ23と両サイドプレート2
4,25間の摩擦部材30として、プレート24
側にはアスベスト等よりなる従来の円板状のフリ
クシヨンプレート31が挿入されており、プレー
ト25側にはプレー25よりコーンスプリング3
2、フリクシヨンプレート33、ウエーブスプリ
ング34が順に配置されている。コーンスプリン
グ32は例えば中空円錐台形のSK鋼よりなり、
外周端がサイドプレート25に、又内周端がフリ
クシヨンプレート33に圧接して、プレート33
をフランジ23側に付勢している。フリクシヨン
プレート33は例えばSPHC鋼等の環状板よりな
り、内周端部よりサイドプレート25側に突出す
る数個の突起35を有している。各突起35は
夫々サイドプレート25の内周端部に設けられた
切欠36に嵌合することにより、プレート25に
対して回止めが施されている。ウエーブスプリン
グ34は、外周端に形成された舌部37が窓孔2
6の内周部に係止されることにより、フランジ2
3に対して回止めが施されている。更に第4図に
示すように、フリクシヨンプレート33のウエー
ブスプリング34側の合せ面33aが、スプリン
グ34に対応する液状面になつている。
次に作動を説明する。例えば本考案を自動車用
クラツチデイスクに採用したとすると、第1図の
従来例と同様に、外周部に設けられるフエーシン
グを通じて伝達されるエンジンからのトルクがサ
イドプレート24,25、スプリング29、フラ
ンジ23、ハブ21を介して出力軸(図示せず)
に伝達される。同時に伝達トルクに対応してスプ
リング29が圧縮され、両サイドプレート24,
25がフランジ23に対して捩れる。この時、サ
イドプレート25に回止めされたフリクシヨンプ
レート33と、フランジ23に回止めされたウエ
ーブスプリング34との間に、例えば第5図に示
すようなずれ(摩擦)が生じ、このずれによる摩
擦によつてヒステリシストルクが発生して、トル
ク振動が吸収される。
クラツチデイスクに採用したとすると、第1図の
従来例と同様に、外周部に設けられるフエーシン
グを通じて伝達されるエンジンからのトルクがサ
イドプレート24,25、スプリング29、フラ
ンジ23、ハブ21を介して出力軸(図示せず)
に伝達される。同時に伝達トルクに対応してスプ
リング29が圧縮され、両サイドプレート24,
25がフランジ23に対して捩れる。この時、サ
イドプレート25に回止めされたフリクシヨンプ
レート33と、フランジ23に回止めされたウエ
ーブスプリング34との間に、例えば第5図に示
すようなずれ(摩擦)が生じ、このずれによる摩
擦によつてヒステリシストルクが発生して、トル
ク振動が吸収される。
ここで本考案によるダンパーデイスクのヒステ
リシストルクの特性の理解を容易にするため、第
6図のように理想化(簡略化)して考える。第6
図において曲線Aはフリクシヨンプレート33と
ウエーブスプリング34との合せ面を示してお
り、図の右側がプレート33、左側がスプリング
34であるとする。ダンパーデイスクが自由状態
から、今矢印X3方向の捩りトルクTEを受けたと
すると、例えば点Pにおけるヒステリシストルク
THは次のように表わされる。ここでNは垂直面
圧、θは点Pにおける合せ面の傾き、tHは接線方
向のヒステリシストルク、μは摩擦係数、ηは効
率である。トルク変動△TE(振動)に依る垂直面
圧Nは、 N=△TEsinθ ヒステリシストルクの変動△TEは △TE=cosθ・△tH ここで、 △tH=μ・η・N よつて、 △TE=μ・η・△TE・sinθ・cosθ 従つて捩りのトルクTEの変動とヒステリシス
トルクTHの変動は正比例関係にあることがわか
る。なお上記説明では考慮していないが、ウエー
ブスプリング34に対しフリクシヨンプレート3
3がずれることにより、あたかも端面カムのよう
に、第5図のX4方向に両者を押し広げようとす
る荷重が生じる。この荷重は両者間の面圧を増加
させるように働き、又この荷重は捩り角の増加に
伴つて増加することが明らかである。従つて捩り
トルクTEが大きければ大きいほど、この端面カ
ムの働きにより面圧は増大し、ヒステリシストル
クTEは増大する。更にウエーブスプリング34
は自身が撓むことによりスプリングとしての本来
の役目も果すので、プレート33、スプリング3
4間の面圧には、このスプリングとしての荷重も
加わることになる。
リシストルクの特性の理解を容易にするため、第
6図のように理想化(簡略化)して考える。第6
図において曲線Aはフリクシヨンプレート33と
ウエーブスプリング34との合せ面を示してお
り、図の右側がプレート33、左側がスプリング
34であるとする。ダンパーデイスクが自由状態
から、今矢印X3方向の捩りトルクTEを受けたと
すると、例えば点Pにおけるヒステリシストルク
THは次のように表わされる。ここでNは垂直面
圧、θは点Pにおける合せ面の傾き、tHは接線方
向のヒステリシストルク、μは摩擦係数、ηは効
率である。トルク変動△TE(振動)に依る垂直面
圧Nは、 N=△TEsinθ ヒステリシストルクの変動△TEは △TE=cosθ・△tH ここで、 △tH=μ・η・N よつて、 △TE=μ・η・△TE・sinθ・cosθ 従つて捩りのトルクTEの変動とヒステリシス
トルクTHの変動は正比例関係にあることがわか
る。なお上記説明では考慮していないが、ウエー
ブスプリング34に対しフリクシヨンプレート3
3がずれることにより、あたかも端面カムのよう
に、第5図のX4方向に両者を押し広げようとす
る荷重が生じる。この荷重は両者間の面圧を増加
させるように働き、又この荷重は捩り角の増加に
伴つて増加することが明らかである。従つて捩り
トルクTEが大きければ大きいほど、この端面カ
ムの働きにより面圧は増大し、ヒステリシストル
クTEは増大する。更にウエーブスプリング34
は自身が撓むことによりスプリングとしての本来
の役目も果すので、プレート33、スプリング3
4間の面圧には、このスプリングとしての荷重も
加わることになる。
以上説明したように本考案によると、摩擦部材
30として環状フランジ23と両サイドプレート
24,25の少なくともいずれか一方にフリクシ
ヨンプレート33とウエーブスプリング34とを
重ねて介在させ、環状フランジ23とサイドプレ
ート25との内どちらか一方にフリクシヨンプレ
ート33を回り止めし、フリクシヨンプレート3
3のウエーブスプリング34に対する合せ面33
aをウエーブスプリング34に対応する波状面と
したので、捩りトルクTEの大小に対応してヒス
テリシストルクTEも大小に変動することにより、
常に良好な振動エネルギー吸収効果を得ることが
できる利点がある。しかも従来の金属球を使用し
た構成のように点接触となる部分がなく耐久性に
富む利点があり、かつ作動が確実である。又ウエ
ーブスプリング34が本来のスプリングとしての
効果だけでなく、フリクシヨンプレート33に対
する傾斜面としての役割を有するため、別に傾斜
面を有する部材を用いる必要がなく、部品点数が
減少し、構成が簡素化する利点がある。
30として環状フランジ23と両サイドプレート
24,25の少なくともいずれか一方にフリクシ
ヨンプレート33とウエーブスプリング34とを
重ねて介在させ、環状フランジ23とサイドプレ
ート25との内どちらか一方にフリクシヨンプレ
ート33を回り止めし、フリクシヨンプレート3
3のウエーブスプリング34に対する合せ面33
aをウエーブスプリング34に対応する波状面と
したので、捩りトルクTEの大小に対応してヒス
テリシストルクTEも大小に変動することにより、
常に良好な振動エネルギー吸収効果を得ることが
できる利点がある。しかも従来の金属球を使用し
た構成のように点接触となる部分がなく耐久性に
富む利点があり、かつ作動が確実である。又ウエ
ーブスプリング34が本来のスプリングとしての
効果だけでなく、フリクシヨンプレート33に対
する傾斜面としての役割を有するため、別に傾斜
面を有する部材を用いる必要がなく、部品点数が
減少し、構成が簡素化する利点がある。
なお本考案を具体化するにあたり、フリクシヨ
ンプレート33のコーンスプリング32側の面3
3b(第4図)は平面でなくてもよく、面33a
に対応する波状面とすればフリクシヨンプレート
33の製作が容易になる利点がある。又ウエーブ
スプリング34は傾斜面としてばかりでなく、ス
プリングとしての効果も有するので、コーンスプ
リング32を省略することもできる。第3図の実
施例ではフリクシヨンプレート33をサイドプレ
ート25側、ウエーブスプリング34をフランジ
23側に配置したが、逆に配置してもよい。この
場合はウエーブスプリング34をプレート25
に、フリクシヨンプレート33をフランジ23に
夫々回止めすればよい。更に上記実施例ではサイ
ドプレート25側のみに本考案による摩擦部材3
0を採用したが、サイドプレート24側に設けて
もよく、もちろん両側に設けてもよい。
ンプレート33のコーンスプリング32側の面3
3b(第4図)は平面でなくてもよく、面33a
に対応する波状面とすればフリクシヨンプレート
33の製作が容易になる利点がある。又ウエーブ
スプリング34は傾斜面としてばかりでなく、ス
プリングとしての効果も有するので、コーンスプ
リング32を省略することもできる。第3図の実
施例ではフリクシヨンプレート33をサイドプレ
ート25側、ウエーブスプリング34をフランジ
23側に配置したが、逆に配置してもよい。この
場合はウエーブスプリング34をプレート25
に、フリクシヨンプレート33をフランジ23に
夫々回止めすればよい。更に上記実施例ではサイ
ドプレート25側のみに本考案による摩擦部材3
0を採用したが、サイドプレート24側に設けて
もよく、もちろん両側に設けてもよい。
第1図は一般的なダンパーデイスクを自動車用
クラツチデイスクに採用した場合の縦断側面部分
略図、第2図は従来例を示す第1図の−断面
部分図に相当する断面部分図、第3図は本考案に
よるダンパーデイスクの縦断側面部分図、第4図
は第3図の−断面部分図、第5図は一作動状
態を示す第4図に相当する断面部分図、第6図は
作動特性を説明するための模式図である。21…
…ハブ、23……環状フランジ、24,25……
サイドプレート、29……トーシヨンスプリン
グ、30……摩擦部材、33……フリクシヨンプ
レート、33a……合せ面、34……ウエーブス
プリング。
クラツチデイスクに採用した場合の縦断側面部分
略図、第2図は従来例を示す第1図の−断面
部分図に相当する断面部分図、第3図は本考案に
よるダンパーデイスクの縦断側面部分図、第4図
は第3図の−断面部分図、第5図は一作動状
態を示す第4図に相当する断面部分図、第6図は
作動特性を説明するための模式図である。21…
…ハブ、23……環状フランジ、24,25……
サイドプレート、29……トーシヨンスプリン
グ、30……摩擦部材、33……フリクシヨンプ
レート、33a……合せ面、34……ウエーブス
プリング。
Claims (1)
- 一体的に連結された1対のサイドプレートをハ
ブの環状フランジの両側に配置し、サイドプレー
トとフランジをトーシヨンスプリングにより連結
し、環状フランジ内周部とサイドプレート内周部
間に摩擦部材を介在させたダンパーデイスクにお
いて、少なくとも一方のサイドプレートと環状フ
ランジ間に、摩擦部材としてフリクシヨンプレー
トとウエーブスプリングとを重ねて介在させ、フ
リクシヨンプレート及びウエーブスプリングにそ
れぞれ突起を形成し、フリクシヨンプレートの突
起を環状フランジあるいはサイドプレートの内一
方の部材に係合することにより該一方の部材に対
してフリクシヨンプレートを回り止めし、ウエー
ブスプリングの突起を環状フランジあるいはサイ
ドプレートの内他方の部材に係合することにより
該他方の部材に対してウエーブスプリングを回り
止めし、フリクシヨンプレートのウエーブスプリ
ングに対する合せ面をウエーブスプリングに対応
する波状面としたことを特徴とするダンパーデイ
スク。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982140892U JPS5943721U (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | ダンパ−デイスク |
US06/528,477 US4583959A (en) | 1982-09-16 | 1983-09-01 | Damper disc |
GB08324025A GB2127131B (en) | 1982-09-16 | 1983-09-07 | Damper disc |
FR8314460A FR2538479B1 (fr) | 1982-09-16 | 1983-09-12 | Disque amortisseur pour disque d'embrayage a friction d'un vehicule, notamment automobile |
DE19833333536 DE3333536A1 (de) | 1982-09-16 | 1983-09-16 | Daempfungsscheibe, insbesondere fuer eine kraftfahrzeugkupplung |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1982140892U JPS5943721U (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | ダンパ−デイスク |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5943721U JPS5943721U (ja) | 1984-03-22 |
JPH0138342Y2 true JPH0138342Y2 (ja) | 1989-11-16 |
Family
ID=15279207
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1982140892U Granted JPS5943721U (ja) | 1982-09-16 | 1982-09-16 | ダンパ−デイスク |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4583959A (ja) |
JP (1) | JPS5943721U (ja) |
DE (1) | DE3333536A1 (ja) |
FR (1) | FR2538479B1 (ja) |
GB (1) | GB2127131B (ja) |
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DE3425686A1 (de) * | 1984-07-12 | 1986-01-23 | Adam Opel AG, 6090 Rüsselsheim | Kupplungsscheibe, insbesondere fuer eine einscheiben-reibungskupplung von kraftfahrzeugen |
DE3429229A1 (de) * | 1984-08-08 | 1986-02-20 | Bayerische Motoren Werke AG, 8000 München | Einscheibenkupplung |
DE3448587C2 (de) * | 1984-11-23 | 1998-08-27 | Luk Lamellen & Kupplungsbau | Kupplungsscheibe mit Torsionsschwingungsdämpfer |
FR2574014B1 (fr) * | 1984-12-05 | 1987-02-20 | Valeo | Dispositif amortisseur de torsion, notamment pour disque de friction d'embrayage de vehicule automobile |
US4781653A (en) * | 1984-12-27 | 1988-11-01 | Nissan Motor Co., Ltd. | Power transmission device for motor vehicle |
DE8512259U1 (de) * | 1985-04-25 | 1992-12-24 | LuK Lamellen und Kupplungsbau GmbH, 7580 Bühl | Drehschwingungsdämpfer |
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DE3832925A1 (de) * | 1987-09-30 | 1989-05-03 | Aisin Seiki | Kupplungsscheibeneinheit |
DE3805666C2 (de) * | 1988-02-24 | 1998-06-04 | Mannesmann Sachs Ag | Torsions-Schwingungsdämpfer mit verdrehwinkelabhängiger Reibung |
US4867290A (en) * | 1988-09-02 | 1989-09-19 | Ford Motor Company | High excursion torsional vibration damper for controlled energy absorption |
EP0361458B1 (en) * | 1988-09-29 | 1993-11-18 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Clutch disk assembly |
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JP6731436B2 (ja) * | 2018-03-19 | 2020-07-29 | 株式会社エクセディ | 動力伝達装置 |
DE102020127458A1 (de) | 2020-08-14 | 2022-02-17 | Schaeffler Technologies AG & Co. KG | Pendelwippendämpfer mit einstellbarer Reibeinrichtung; sowie Hybridantriebsstrang |
Family Cites Families (14)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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FR1320363A (fr) * | 1962-04-11 | 1963-03-08 | Fichtel & Sachs Ag | Embrayage avec amortissement des oscillations de torsion |
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FR2162702A5 (ja) * | 1971-11-29 | 1973-07-20 | Ferodo Sa | |
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DE2610081A1 (de) * | 1976-03-11 | 1977-09-22 | Daimler Benz Ag | Kupplungsscheibe fuer kraftfahrzeug- hauptkupplungen |
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-
1982
- 1982-09-16 JP JP1982140892U patent/JPS5943721U/ja active Granted
-
1983
- 1983-09-01 US US06/528,477 patent/US4583959A/en not_active Expired - Lifetime
- 1983-09-07 GB GB08324025A patent/GB2127131B/en not_active Expired
- 1983-09-12 FR FR8314460A patent/FR2538479B1/fr not_active Expired
- 1983-09-16 DE DE19833333536 patent/DE3333536A1/de active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
DE3333536A1 (de) | 1984-03-22 |
DE3333536C2 (ja) | 1987-01-29 |
GB2127131A (en) | 1984-04-04 |
FR2538479B1 (fr) | 1987-01-02 |
FR2538479A1 (fr) | 1984-06-29 |
JPS5943721U (ja) | 1984-03-22 |
GB8324025D0 (en) | 1983-10-12 |
GB2127131B (en) | 1985-09-11 |
US4583959A (en) | 1986-04-22 |
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