JPH0137928Y2 - - Google Patents

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JPH0137928Y2
JPH0137928Y2 JP1982083625U JP8362582U JPH0137928Y2 JP H0137928 Y2 JPH0137928 Y2 JP H0137928Y2 JP 1982083625 U JP1982083625 U JP 1982083625U JP 8362582 U JP8362582 U JP 8362582U JP H0137928 Y2 JPH0137928 Y2 JP H0137928Y2
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JP
Japan
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tank
liquid tank
vehicle body
heat shield
shield plate
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JP1982083625U
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JPS58188221U (ja
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  • Superstructure Of Vehicle (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、トラクタ用冷却水、燃料等の液体タ
ンク取付け構造に関し、該タンクを構造簡単なも
とで強固に車体上に支持することを主目的とす
る。
農用、土木建設用のトラクタとして、エンジン
と操従ハンドル装置との間の後部ボンネツト乃至
計器パネル内に、燃料タンク又は冷却水タンク等
の液体タンクを設けたものがある。
従来の液体タンクは、水平方向の面(耳部)を
有するタンクを、車体に立設した左化一対のステ
ー及び前部に立設したステーで前記タンクの耳部
を支持していた。
これでは、別途専用のステーが必要となり、構
造が複雑であるし、また、比較的悪路を走行する
機会の多いトラクタにおいては、走行振動が大き
いことからして、確実で安定した支持ができない
場合が多い。
本考案は、斯る実状に鑑み案出されたもので、
他の用途を有する部材をもつてタンク支持部材と
なし、もつて、構造の簡素化を図りながらも、強
固な支持を約束した液体タンク取付け構造を提供
しようとするものであり、従つて、本考案では、
車体4上に、エンジン3とハンドル装置21とが
前後に離間して備えられ、エンジン3と操従ハン
ドル装置21との間に、液体タンク20が設けら
れ、該液体タンク20のエンジン3側に、遮熱板
25が車体4上に立設して備えられたものにおい
て、 液体タンク20を包む後部ボンネツト22の操
縦ハンドル装置21側を支える支柱26が車体4
上に立設され、 この支柱26と遮熱板25との間に液体タンク
20を嵌入配置するとともに、支柱26と遮熱板
25間にわたつて車体4上に取付けた乗せ台24
で液体タンク20を下方より支持しており、 更に、支柱26に縦方向取付面を有する取付け
部材29を設け、遮熱板25に縦方向取付面を有
する取付け部材33を設け、液体タンク20の耳
部34を各取付け部材29,33の取付面に重ね
合せて締結したことを特徴とする。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳述す
る。
第1図において、1はトラクタ機体で、前輪2
を含む2軸4車輪形トラクタで例示され、前部に
エンジン3が搭載されている。
4は車体であり、エンジン後面にクラツチハウ
ジング5を介してミツシヨンケース6を連設して
構成されている。7は前車軸フレームで、エンジ
ン3の両側下部に図外ボルトを介して固設され、
該フレームに前輪2を有する前車軸が懸架されて
いる。
8はラジエータで、本例では第2図に示す巻掛
伝動体9を介してエンジンに連動するフアンを有
し、該フアンの起風を前方に吹出すようにしたも
のを示している。
10はクリーナで、前車軸フレームに立設した
左右一対の支柱11上部に装置されており、第3
図で示す吸気ダクト装置12を介してエンジン吸
気系に連通している。
13はバツテリで、前車軸フレーム上に搭載さ
れている。
14はトラクタボンネツトで、エンジン3、そ
の補器であるラジエータ8等を全体より包囲して
おり、安全カバー15を有する側部ボンネツト1
6の左右一対と、開閉自在な天板17と、前部ボ
ンネツト18等から構成されている。なお、安全
カバー15には通気構造部19を有し、又、前部
ボンネツト18にも通気構造部を有する。
20は、燃料、冷却水等のバツテリであり、図
外、排出口を有し、樹脂又は板金製であり、エン
ジン3と車体4上に傾め向きで立設した操縦ハン
ドル装置21との間に設けてあり、後部ボンネツ
ト22で包囲されている。なお、後部ボンネツト
22上には開閉自在又は着眼自在な計器パネル2
3が取付けてある。
第2図乃至第4図を参照するとタンク20の取
付け構造の詳細が例示されている。
これら各図において、24はタンク乗せ台であ
り、一端が車体4に図外ボルトで固定され、他端
が遮熱板25に固定されたチヤンネル形状であつ
て、車体4の幅方向に延びて設けてある。
該乗せ台24の長手方向即ち、車幅方向中央に
は支柱26がハンドル装置21と平行して傾め向
きで立設固定され、該支柱26の上部に横架した
ステー27を介して後部ボンネツト22の側部カ
バー28を支持している。
また、支柱26にはその中途にチヤンネル形の
タンク取付部材29を有し、該部材29の取付面
は垂直方向とされている。
遮熱板25はタンクのエンジン3側にボンネツ
トの開口部を略閉塞する面部を有して立設されて
おり、本例では遮熱板25の下部面側をエンジン
後面のボス30にボルト31で締結することによ
つて立設されており、該遮熱板25の左右両端に
は側部カバー28の前端取付け用の片32を有
し、また、車巾中央部には垂直面の取付面を有す
るアングル材よりなるタンク取付部材33を有す
る。そして、このタンク取付部材33と前記支柱
のタンク取付部材29との垂直面はそれぞれ同一
垂直面上において前後に対応している。
バツテリ20は横長筒形でその車幅中央部には
耳部34が筒外周全体にわたつて周設されてお
り、該タンク20を遮熱板25と支柱26との間
に形成される下向先細り形の空間に嵌合させ、耳
部34を遮熱板25に固定した取付部材33の縦
方向取付面に、又、耳部34を支柱26の縦方向
取付面に、それぞれ重ね合せて上下においてボル
ト35で締結することによつてタンク20が取付
けてある。
なお、タンク20を前記空間に嵌合させたと
き、タンク20の下底部は、タンク乗せ台24上
に第4図で示す防振材36を介して載置されてい
る。そして、タンク乗せ台24には耳部34との
干渉をさけるためスリツト37が形成されてい
る。
更に、図において、38はボンネツト支持枠
で、クリーナ支柱11間に架設した横杆39と、
遮熱板25上部に架設した横杆40とを溝部41
を有する左右一対の側杆42で連結して第3図に
示す如く平面四角形の枠構造とされ、クリーナ支
柱11及び遮熱板25がその脚部とされている。
そして、左右一対の側部カバー16の上部が第
4図で示す如く溝部41に防振材43を介して係
合され、該カバー16の下部が図外止め具で前車
軸フレーム7に着脱固定自在とされている。
又、天板17は第5図に示す蝶番構造体44で
その一端が側杆42に前後方向の軸を中心に開閉
自在に連結されており、天板17の他端には第7
図で示す如く縦軸回りに回動自在なフツク45を
有する止め具46が設けられ、そのフツク45が
側杆に固定した係合ピン47に係脱自在とされて
いる。なお、蝶番構造体44と止め具46は前後
に間隔おいてそれぞれ設けられるが、止め具46
は蝶番構造体44間の間にひとつ設けてもよい。
天板17の内面には遮熱板48Aで包囲された
補助タンク48が第5図に示す如く裏当板49等
を介して固設してあり、該タンク48とタンク2
0とは供給パイプ50及び空気抜きパイプ51で
それぞれ連通されており、これらパイプ50,5
1はいずれも遮熱板25を貫通したフレキシユブ
ル構造とされ、天板17の開閉には支障なきよう
にされている。
また、タンク48には給液キヤップ52をその
供給口53に有し、ここからタンク20へ液体を
供給可能としており、従つて、タンク20には供
給口を設けなくともよい。
また、タンク20に供給口を設けずボンネツト
14上面側から供給することは、タンク20の両
側部に設けられるフロントローダの取付支柱、キ
ヤビン等を立設したときに重宝となるが、この目
的達成には第7図、第8図の構造が採用できる。
即ち、天板17の裏当板49にボルト54を介
して供給筒55のフランジ56を取付け、該供給
筒55とタンク20をフレキシユブルパイプ50
及び可撓性空気抜きパイプ51で連通せしめ、供
給筒55のキヤツプ57を外して液体をタンク2
0に供給することができる。また、第7図で、6
1はゴムキヤツプを示している。
その他、第1図乃至第3図において、58はエ
ンジン排気装置であり、ボンネツト14上に立設
されており、このため、第3図で示す如く側杆4
2には凹部59が形成されている。
60はリザーブタンクを示している。なお、実
施例ではタンク20に供給口を有しないが、これ
を排出口とともに設けたものであつてもよい。
本考案は以上の通りであり、次の利点がある。
支柱26と遮熱板25との間に嵌入配置されて
いる液体タンク20は、車体4上に取付けた乗せ
台24で下方より支持しているので、該タンク2
0を安定よく確実に取付けることができる。
更に、支柱26と遮熱板25とのそれぞれに縦
方向の取付け面を有する取付け部材33,29を
設け、液体タンク20の耳部34を取付け部材3
3,29の取付け面に重ね合せて締結しているの
で、液体タンク20は乗せ台24での下方からの
支持と、耳部34の締結による前後左右方向の位
置決め支持とが確実となり、車体4の走行振動等
を受けても、安定性よく支持することができる。
しかも、乗せ台24で下方より支持しているの
で、耳部34の締結が容易にできるし、締結部分
に大きな負担がなくなり、延いては耳部34を介
しての液体タンク20の損傷を防止できる。
また、液体タンク20は後部ボンネツト22を
支える支柱26と遮熱板25との間に嵌合され、
支柱26と遮熱板25を介して車体4に支持され
ているから、安定した支持ができるし、支柱26
はタンク支持機能と後部ボンネツト22の支持機
能を併有しているし、遮熱板25はエンジン熱遮
へい機能とタンク支持機能を併有しているから構
造簡単にして液体タンク20を車体4に取付け得
る。
従つて、本考案は燃料とか冷却水等の液体を収
容したトラクタ用液体タンクの取付け構造として
実益大である。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はトラク
タ前半部の側面図、第2図は第1図の縦断側面
図、第3図はボンネツトの内部一部を示す平面
図、第4図はタンク取付部の詳細な立面図、第5
図は第3図A−A線拡大断面図、第6図は第3図
B−B線拡大断面図、第7図はタンクへの供給装
置の他の例を示す側面図、第8図は第7図の詳細
断面図である。 1……トラクタ機体、3……エンジン、4……
車体、20……液体タンク、21……操縦ハンド
ル装置、22……後部ボンネツト、25……遮熱
板、26……支柱。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 車体4上に、エンジン3と操縦ハンドル装置2
    1とが前後に離間して備えられ、エンジン3と操
    従ハンドル装置21との間に、液体タンク20が
    設けられ、該液体タンク20のエンジン3側に、
    遮熱板25が車体上4上に立設して備えられたも
    のにおいて、 液体タンク20を包む後部ボンネツト22の操
    従ハンドル装置21側を支える支柱26が車体4
    上に立設され、 この支柱26と遮熱板25との間に液体タンク
    20を嵌入配置するとともに、支柱26と遮熱板
    25間にわたつて車体4上に取付けた乗せ台24
    で液体タンク20を下方より支持しており、 更に、支柱26に縦方向取付面を有する取付け
    部材29を設け、遮熱板25に縦方向取付面を有
    する取付け部材33を設け、液体タンク20の耳
    部34を各取付け部材29,33の取付面に重ね
    合せて締結したことを特徴とするトラクタ用液体
    タンク取付け構造。
JP8362582U 1982-06-04 1982-06-04 トラクタ用液体タンク取付け構造 Granted JPS58188221U (ja)

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JP8362582U JPS58188221U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 トラクタ用液体タンク取付け構造

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JP8362582U JPS58188221U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 トラクタ用液体タンク取付け構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58188221U JPS58188221U (ja) 1983-12-14
JPH0137928Y2 true JPH0137928Y2 (ja) 1989-11-15

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JP8362582U Granted JPS58188221U (ja) 1982-06-04 1982-06-04 トラクタ用液体タンク取付け構造

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JP (1) JPS58188221U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5296707U (ja) * 1976-01-17 1977-07-20

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JPS58188221U (ja) 1983-12-14

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