JPH0630606Y2 - 作業車両の前部車体構造 - Google Patents

作業車両の前部車体構造

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JPH0630606Y2
JPH0630606Y2 JP14671488U JP14671488U JPH0630606Y2 JP H0630606 Y2 JPH0630606 Y2 JP H0630606Y2 JP 14671488 U JP14671488 U JP 14671488U JP 14671488 U JP14671488 U JP 14671488U JP H0630606 Y2 JPH0630606 Y2 JP H0630606Y2
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JP
Japan
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engine room
instrument panel
engine
body structure
work vehicle
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JP14671488U
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JPH0266376U (ja
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達哉 徳田
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は作業車両の前部車体構造に関する。
(従来の技術) 農用トラクタ等の作業車両は、高い取り廻し性が求めら
れ、車体の小型化が要請されている。このため、近年の
作業車両では、エンジンを運転席に接近させて配置し、
車体の小型化を図るものが提案されている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述のようなエンジンが運転席に接近し
て配置された作業車両にあっては、運転席とエンジンル
ームとの間の間隔が狭くなるため、メータ類が収容され
たインストルメントパネルの配設位置が大きな制約を受
け、インストルメントパネルをメータの視認が容易な位
置に配置することが困難であった。
この考案は、上記事情に鑑みてなされたもので、メータ
類を視認が容易な位置に配置でき、かつ、エンジンを運
転席に接近して配置して車体の小型化をも図ることがで
きる作業車両の前部車体構造を提供することを目的とす
る。
(課題を解決するための手段) この考案にかかる作業車両の前部車体構造は、エンジン
が収容されたエンジンルームの後方に運転席との間で略
門状のフレームを立設し、該フレームの車両方向両側の
上部からそれぞれアームを前方に延設し、該アームの前
端部間にロックブラケットを架設し、インストルメント
パネルの前端を前記アームの前端部に支持してエンジン
ルームの後部上方を覆うとともに、エンジンルームの前
部上方を覆うボンネットの後端を前記ロックブラケット
に係止させたことが要旨である。
(作用) この考案の作業車両の前部車体構造によれば、インスト
ルメントパネルをエンジンルームの後部上方のカバーと
して用いて運転席の前方に配設するため、インストルメ
ントパネル内のメータ類を視認が容易な位置に配置でき
る。そして、エンジンルームの後部上方はボンネットの
後端のロックブラケットとの係止を解いてロックブラケ
ットを取り外すことで大きく開放できるため、エンジン
等のエンジンルーム内の機器の整備をインストルメント
パネルを取り外すこと無く行なえ、整備作業が容易であ
る。
(実施例) 以下、この考案の実施例を図面を参照して説明する。
第1図から第4図はこの考案の一実施例にかかる作業車
両の前部車体構造を表し、第1図が農用トラクタの側面
図、第2図は要部拡大側面図、第3図が要部拡大正面
図、第4図が要部分解斜視図である。
第1図において、11は車体フレーム、12は前輪、1
3は後輪である。車体フレーム11には、前後方向中央
略中央に門型フレーム14が立設され、この門型フレー
ム14の前方にボンネット15、左右のフロントスカー
ト25L,25Rおよび後述するコラムカバー等でエン
ジンルーム16が画成され、門型フレーム14の後方に
乗員着座用のシート17が搭載されている。エンジンル
ーム16内には、トランスミッションと一体に組み付け
られたエンジン18が後側で門型フレーム14と接近し
て配置され、また、図示しないが、エンジン18の前方
にラジエータおよびバッテリ、エンジン18の側方にマ
フラーが配置されている。ボンネット15は、前端部が
車体フレーム11の前部に開閉可能にヒンジ結合され、
エンジンルーム16の前方上部および前方両側部を覆っ
ている。フロントスカート25L,25Rは、それぞれ
下部が車体フレーム11に固定され、エンジンルーム1
6の前部両側方を覆っている。
門型フレーム14は、第4図に詳示するように、車体フ
レーム11の車幅方向両側部に立設された一対のバーチ
カルパイプ19L,19Rと、これらバーチカルパイプ
19L,19Rの上部間に架設された側面視略V状のブ
ラケット20と、各バーチカルパイプ19L,19Rの
上端に前方に向かって延設されたアーム21L,21R
とを有する。この門型フレーム14には、アーム21
L,21Rの前端部間にロックブラケット22が架設さ
れ、ブラケット20にステアリングシャフト23が支持
されている。ロックブラケット22にはボンネット15
の後端を係止するロック機構(図示せず)が設けられ、
ステアリングシャフト23には上端にステアリングホイ
ール24が固設されている。なお、図示しないが、上述
のブラケット20には、スロットルレバー、パーキング
ブレーキレバーおよびフロントPTOレバー等も支持さ
れている。
また、門型フレーム14には、後側中央にセンタコラム
カバー26が、左右両側にそれぞれサイドコラムカバー
27L,27Rが、上部にインストルメントパネル28
が設けられている。これらセンタコラムカバー26、サ
イドコラムカバー27L,27Rおよびインストルメン
トパネル28は前述のボンネット15とともにエンジン
ルーム16を画成し、センタコラムカバー26がエンジ
ンルームの後部中央を、各サイドコラムカバー27L,
27Rがエンジンルーム16の後部両側方を、インスト
ルメントパネル28がエンジンルーム16の後部上方を
覆っている。
センタコラムカバー26は、門型フレーム14の後面部
に図示しないボルトで固定され、左右の両側縁部にそれ
ぞれ上下に離隔して2つの爪26aが形成されている。
サイドコラムカバー27(以下、添え字の無い番号で代
表する)は、それぞれ後縁部に上記爪26aが遊嵌可能
な長穴27aが、前縁上部にアーム21(以下、添え字
の無い番号で代表する)の先端に固設されたボルト29
が挿通可能な取付孔27bが、前縁下部に蝶ボルト(図
示せず)が挿通可能な取付孔27cが形成され、長穴2
7aの縁部に爪26aを係止させ、また、前縁上部の取
付孔27bに挿通したボルト29に蝶ナット30が螺着
させ、さらに、前縁下部の取付孔27cに挿通する蝶ボ
ルトをフロントスカート25(以下、添え字の無い番号
で代表する)に螺着させて支持される。インストルメン
トパネル28は、前縁部が各アーム21の前端部に前述
のロックブラケット22との間でアーム21の先端部に
固設されたボルト31によって共締めされ、後縁部がア
ーム21の後端部にセンタコラムカバー26の上縁部と
図示しないボルトによって共締めされている。このイン
ストルメントパネル28は、下方がエンジンルーム16
内に開口する中空状を成して内部にメータ類を収容し、
前縁下部に下方を開口した凹部28a(第3図参照)が
形成されている。
このような前部車体構造にあっては、インストルメント
パネル28をエンジンルーム16の画成部材として用い
てエンジンルーム16の後部上方に配置するため、イン
ストルメントパネル28内のメータ類と運転者との間に
相当の距離を確保でき、メータ類を視認が容易な位置に
配置できる。
また、この前部車体構造は、サイドコラムブラケット2
7L,27Rおよびセンタコラムブラケット26をそれ
ぞれインストルメントパネル28を取り外すこと無く脱
着できるため、エンジンルーム16の後部を容易に開放
でき、点検、整備等を容易に行なえる。そして、各サイ
ドコラムブラケット27は、長穴27aと爪26aとの
係合、蝶ボルトおよび蝶ナット30で支持されるため、
脱着に工具を必要とせず、作業がきわめて容易である。
さらに、大整備時等にエンジンルーム16の後部上方を
より大きく開放する場合にも、ロックブラケット22を
インストルメントパネル28を取り外すこと無く脱着し
てエンジンルーム16の後部上方を開放でき、また、イ
ンストルメントパネル28の前縁下部には凹部28aが
形成されているため、作業時の手の差込が容易であり、
点検等の作業をさらに容易に行える。
(考案の効果) 以上説明したように、この考案にかかる作業車両の前部
車体構造によれば、運転席の前方にフレームを立設して
左右両上部からアームを前方に延設し、アームの前端間
にロックブラケットを架設して該ロックブラケットにエ
ンジンルームの前部を覆うボンネットの後端を係止させ
るとともに、アームの前端にメータ類が収容されたイン
ストルメントパネルの前端を支持してエンジンルームの
後部上方を覆うため、メータ類を運転者の視認が容易な
位置に配置でき、また、ロックブラケットを取り外すこ
とでエンジンルームの後部上方を大きく開放でき、点
検、整備作業を容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図はこの考案の一実施例にかかる作業車
両の前部車体構造を示し、第1図が農用トラクタの全体
側面図、第2図が要部拡大側面図、第3図が要部拡大正
面図、第4図が要部分解斜視図である。 11……車体フレーム、14……門型フレーム 15……ボンネット、16……エンジンルーム 17……シート、18……エンジン 21L,21R……アーム 22……ブラケット 28……インストルメントパネル、28a……凹部

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】エンジンが収容されたエンジンルームの後
    方に運転席との間で略門状のフレームを立設し、該フレ
    ームの車両方向両側の上部からそれぞれアームを前方に
    延設し、該アームの前端部間にロックブラケットを架設
    し、インストルメントパネルの前端を前記アームの前端
    部に支持してエンジンルームの後部上方を覆うととも
    に、エンジンルームの前部上方を覆うボンネットの後端
    を前記ロックブラケットに係止させたことを特徴とする
    作業車両の前部車体構造。
  2. 【請求項2】前記インストルメントパネルの前端部に下
    方に開口する凹部を形成したことを特徴とする請求項1
    に記載の作業車両の前部車体構造。
JP14671488U 1988-11-10 1988-11-10 作業車両の前部車体構造 Expired - Lifetime JPH0630606Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP14671488U JPH0630606Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 作業車両の前部車体構造

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JP14671488U JPH0630606Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 作業車両の前部車体構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0266376U JPH0266376U (ja) 1990-05-18
JPH0630606Y2 true JPH0630606Y2 (ja) 1994-08-17

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14671488U Expired - Lifetime JPH0630606Y2 (ja) 1988-11-10 1988-11-10 作業車両の前部車体構造

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